スティーヴン・キングのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
○1992
これを読む前にNetflixの実写を観た(約3年前)
何となく内容は分かっていたけどそれでも楽しめた
というか記憶が曖昧なのもあってなのか割と内容が違うかったような…
ともあれ、原作はただ恐怖ってだけじゃなくてそこに息子の恋愛云々を入れることでより報われなさが増してよかったな
そして何より終わり方がよかったな
○公正な取引
これは所謂、世にも奇妙な物語的な作品
短編でありながらかなり満足度の高い作品
何でもかんでも代償は付きものでそれが今回は自分の周りの人に降り注ぐって設定がいいよな
ミステリーっぽいSFっぽい雰囲気、よかった -
Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった。夢中で読んだ。
ルークが逃げてティムと合流するの熱すぎる。追っ手にはすぐバレちゃうけど、そうじゃないと銃撃戦起こせないしな。
南部の恐ろしさ面白い。なるほどね。
人があっさり死ぬのはルークの両親からきつかったけど、警察署のみんなも亡くなったの悲しい。でも面白い。
そして、舌っ足らずの男と予知能力。ここらへんはマイノリティリポートのような。まあ未来予知につきものだけど、暗殺の対象がどのように選定されていたのか面白い。というか、ルークの天才さよりノーマルレベルの超能力のほうを欲するというのが破綻してると思うんだよな。いくら天才さより希少な可能性とはいえ。
キングがあとがきで書いてた友 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ満足度高いです。読んでよかった。先に映画を観ているのでそこで感じたもやもやは結構晴れました。
…どうしてこの方向で映画化しなかったんだろう、という新たなもやもやは生まれたけれど。
ダンとアブラの絆が、〈かがやき〉持ちだけでなく、実は血縁関係があってふたりともジャック・トランスと同じ癇癪持ちなのはかなり重要でした。アブラにとってはダンは導きの人だけれど、ダンにとってのアブラは救いだなぁ。きっと。
キューブリック版シャイニングしか観ていない知人との会話で「オーバールックホテルは焼失している」が食い違ってたのですが、そうかこれ小説版だけの展開だったのかと思いました。この作品では跡地をキャンプ地として -
Posted by ブクログ
スティーヴン・キング自身の凄まじい人生を面白おかしく書きながら(面白おかしく書けるのは貴方が困難を乗り越えた証拠だからだ)、私は小説をこんな風に書くよ〜という作法まで全部ぎっっっつちり詰め込まれてて笑った。
副詞への恨みが凄い。
エッセイであり小説の書き方を記した本なのにあまりにも面白くて、読み終わるのが勿体なくて、結局2ヶ月かけてしまった。
スティーヴン・キングの文章が好き過ぎる。
小説を書くことの情熱を、そして配偶者やへの愛をどうしてここまでに書けるのか。
天才。
マーカーを引きまくったページを読み返すとまた心がほかほかしてくる。
私はこの本を死ぬまで手放せそうにない。 -
Posted by ブクログ
上巻ではオーロラ病が蔓延し女性が次々と眠ってしまい、女性警察署長ライラまでもが眠ってしまうところで終わります。男はパニックに陥り右往左往するのみです。ここで読者の緊張が頂点になります。
後半は一転してヴァイオレンスの連続で、ジェットコースターが落下するような展開が続きます。クリントンの籠城するドゥーリング女子刑務所にフランク率いる民兵隊が攻撃を仕掛け、それとは別にアームレスリングチャンピオンのヴァネッサのグライナー兄弟追跡劇もあります。ものすごい迫力です、街中の火器が集まっているのでそりゃあそうなるよねという感じです。男たちは他人には理解しがたい流儀をそれぞれもって争いに参加しているようです -
Posted by ブクログ
上巻を読んでの感想。
すぐに死亡すると思ったのに最後まで生き残ったのが2人います。1人は受刑者のセクハラ行為を繰り返す刑務官ドン・ピーターズ、もう1人は緑のベンツで猫を轢き殺す薬物中毒の形成外科医ガース・フリッキンジャー。クズ2人の今後の活躍が楽しみでもありおそろしくもあります。ちなみにP474のガースが小さな黒いバックと往診バックを手にして現れるところは良いシーンだと思いました、クズのくせにカッコつけてるところがです。
ドゥーリング女子刑務所に女性が立て籠もり、男が包囲するような感じになると予想するのですが、想像を超える展開になると思うと楽しみです。