スティーヴン・キングのレビュー一覧

  • 合本 11/22/63【文春e-Books】

    購入済み

    泣けたよ。一気読み。こんなん…ズルい。もはや最高傑作。僕はキングいっぱい読んだけど、ホンマに面白くてドキドキして、泣けたよ。
    皆さん、長い人生で泣けるほどの本て中々無いから是非読んでください

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    2020年09月25日
  • ドクター・スリープ 上

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    シャイニングの続編。あのダニーがどういう大人になったのか気になって読んだけど、最終的にシャイニングの時の苦しみや思いが救われるエンディングとなっていて、怖いだけでなく清々しく、あたたかい気持ちで読み終われた。もちろん、ページを繰るのが止まらない、何が起こるのかわからない、怖いけど読んでしまう...というストーリーとしての面白さもあるのだけど、それより何より友人、家族、同じかがやきを持つ少女アブラとの交流、折折心あたたまる言葉や場面があり。怖いよー怖いよーどうなるのーという展開から、あー読んでよかったなあ、大団円だな、と読んだ後もしばらく余韻が残るような本でした。

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    2020年09月21日
  • ペット・セマタリー(下)

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    ネタバレ

    ゲージが帰ってくるのは終盤の終盤。そこに至るまでのルイスの葛藤、レーチェルやエリーの手に取るようにわかる焦りや不安、恐怖の描写にみるみる引き込まれる。
    ジャドがあの場所を知ったのも、ルイスにそれを教えてしまったことも、全てはあの土地によって"必然"とされた出来事なのだろうな、と思う。もっと言えば、ルイスが都会での生活に疲れて大学に転職する、という決断を下したことも。あの悲劇は必然だったのだろう。
    映画を観た時は、ルイスもレーチェルも、それぞれが死とちゃんと向き合わなかったことによって報いを受ける話、という風に受け取ったけど、原作は、あの不思議な魅力を持った土地に取り憑かれた

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    2020年07月31日
  • ドクター・スリープ 下

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    ネタバレ

    2020.7.9

    やっと読めた〜!!
    映画と流れはほぼ同じだけど全くの別物、別作品だなと思った。
    映画ではアクションシーンやホテルに戻って闘うシーンが楽しかったけど、原作ではそもそもホテルがもうないからホテル跡地のキャンプ場で闘うんだけど、そこはやっぱちょっと物足りなかったな。

    頭の中のマッシー夫人は消滅してるし、解放させたホレスダーウェントも大した活躍を見せず。。
    唯一楽しかったのは、映画だと秒で死ぬアブラの父親とビリーと、一瞬しか出てこないジョンドルトン医師がめちゃくちゃ活躍すること。
    アブラの父親とジョンドルトン医師とダンの3人で真結族を殺しまくるシーンはめちゃくちゃ楽しかった。

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    2020年07月09日
  • ドクター・スリープ 上

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    ネタバレ

    2020.7.6
    めちゃ面白い。映画も面白かったけど、
    もっとずっとずっと引き込まれる。
    上巻は野球少年のグローブを探しに行こうとするところまで。
    下巻も楽しみ。

    クロウは原作の方がイケメンぽい感じがする。
    映画のローズは美人すぎて見てて悪役感ないって思ったけど、原作でも美人すぎる姿が想像できたから、やっぱりレベッカファーガソンはぴったりだと思う。

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    2020年07月06日
  • ドクター・スリープ 下

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    映画が墓場に持っていきたいくらい素晴らしく、とても大事な映画になったので『ダークタワー 』シリーズマラソンを一時中断して読んでいた。
    ダン・トランスがアルコール依存症から立ち直り、アブラやビリーと出逢って心から大事にしたいと思える人に出逢えて良かった。
    ずっと父親の陰と自分が犯した過ちに悩み続けていた彼が、ある戦いをきっかけに折り合いをつけるところが良かった。
    ダンがアブラを愛しい、大事にしたい、と読んでいて恥ずかしくなるくらい感情を表すモノローグが結構ある。
    ビリーに対してもそうなのだが、心の中でとはいえ、恋愛関係が生じていない、相手を「愛

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    2020年07月04日
  • ペット・セマタリー(下)

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    ネタバレ

    哀しみに溢れた作品。 ルイスが一番苦しんだか。
    エリーは第六感がすごく、それがせいで母親を死に追いやったのを知ったら苦しむだろうな。

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    2020年06月15日
  • ドクター・スリープ 下

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    ネタバレ

    映画を全て見て、原作へ。

    誰も死んでない、えっ誰も死んでないんだけど
    なんで映画殺したの???キューブリックへのリスペクト???そんなリスペクトはいらない!!!(でもあのダニートランスはホテルを燃やす誘導が出来なかったダニートランスだもんな)
    敵の弱さ、見通しの甘さは下巻になっても健在。それでも、物語を読み進めてしまう。実際、ローズにとって自分と同じ力、またはそれ以上の力を持つ者なんて何十年?生きてても出会わなかったわけだし、彼ら全体で言うならローズ以上に何百年も生きて続いてきた人々がいたわけで…今まで無かったのだからこれからも無いって慢心はあることは違和感ないわな…いやでも病気は…どうなん

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    2020年05月25日
  • ドクター・スリープ 上

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    ネタバレ

    映画を全て見たので原作にも手を出しました。

    ダニーがアル中になってたのショックだったけれど、ティーニータウンにたどり着き、ビリー・フリーマン、ケイシー・キングスリーの二人に出会えてすごくホッとした。ケイシー・キングスリーのオフィスでアルコールの瓶を抱えて「助けて」と救いを求めることができたダニーにほっとした。
    アブラの強さ、今回の敵の弱さがある意味物語の先に疑問を覚え、ダニーのアルコール依存症が物語にスリルを与えているきがする。

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    2020年05月25日
  • シャイニング(上)

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    2020/1/4
    映画見て、ドクタースリープまで読み切っての感想だけど
    とりあえず上巻なのでラストの終わりはここで終わられたらドキドキしちゃうじゃん!読んでると家鳴りすごくて怖いし!って思った

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    2020年05月25日
  • シャイニング(上)

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    ネタバレ

    2020.5.16

    420Pあるけど、読みやすいしあっという間に読み終わった。
    上巻では、この家族の過去〜ホテルでの生活、217号室へ。

    映画よりも各々の心情がハッキリ分かる。

    ジャックの自己嫌悪な気持ちも理解できるし、ウェンディの離婚しようかどうしようかって気持ちも理解できるし切ない。
    ダニーが映画よりもずっとずっと大人な印象。

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    2020年05月16日
  • ミザリー

    購入済み

    人間の狂気

    幽霊、化け物、猛獣などこの世の中にはたくさんの怖いものがありますが、人間こそが一番怖いものであることを証明する作品です
    そしてフィクションとは言いきれないところがスティーブンキングのすごさです

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    2020年03月11日
  • IT(4)

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    ネタバレ

    映画版を観た機会に久々に再読。

    キングといえばホラーだけど、私が何よりも大好きなのはキングの青春小説なのです。川面で乱反射する日差しのきらめき、世界で一等速い自転車で間一髪ダンプをかわすときの全能感。そういったものを書かせたらキングの右に出る者はいないんじゃないかってくらい。

    ラスト、「はみだしクラブ」の友情と、命を賭して戦った軌跡は、超自然の力によって彼らの記憶から消し去られてしまいます。子供時代は誰にとっても儚い。でもこの「はみだしクラブ」のそれは、記憶から消されたからこそ、当時の熱もそのままに彼らの中で息づいているんじゃないかな。そんな永遠の存在を信じたくなります。

    エディがいいん

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    2020年02月27日
  • IT(1)

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    アメリカで次々と子供たちの姿が消えていった。その原因である殺人ピエロ、ペニーワイズに7人の少年少女らが立ち向かう。予想のできない彼の行動に驚きの連続。映画化したこの小説は話題となった。

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    2020年01月16日
  • シャイニング(上)

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    あるホテルに住み込むことになった予知能力を持つ5歳の男の子とその両親に降りかかる怪異。ホテルで起こる怪異現象の恐怖にヒヤヒヤする。

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    2020年01月16日
  • 11/22/63(下)

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    ネタバレ

    見事にキングらしい小説でした。
    続きが気になってぐんぐん読み進められる、論理的に説明できないことはそのままスルー、大きな世界を書いているようで実は人の心が一番大きい。

    世界平和を実現するためにケネディ暗殺を阻止しようとするジェイク。
    しかし過去は改変されることに抵抗する。
    改変が大きくなればなるほど、抵抗も大きくなる。
    ケネディ暗殺を阻止することは、ジェイクの命がけのミッションとなる。

    さて、読者である私は、ケネディが暗殺された世界に生きている。
    だからキングが本格的なSF作家でも歴史小説家でもないのだから、多分ケネディは暗殺されると予想。
    そのうえで、多くの試練を乗り越えてきているジ

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    2019年12月31日
  • ドクター・スリープ 下

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    映画とは異なった結末だった。
    映画も原作もとても面白かった。

    特に〈真結族〉とダン、アブラの攻防はとてもワクワクした。
    前作『シャイニング』で登場したオーバールックの住人や、なによりジャックの登場に「あー、粋なことするなあ」と感じずにはいられなかった。

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    2019年12月18日
  • ドクター・スリープ 上

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    映画がとても面白かったので。
    映画の序盤が場面の切り替わりが激しく、なかなか話の筋をつかめなかったのですが、原作を読むことでより一層内容を理解できたと思います。

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    2019年12月17日
  • 11/22/63(上)

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    スティーブンキング、おもしろい。
    僕が今まで読んだことのある小説の中ではITが最高傑作ではないかと思っているが、この11/22/63はそれと同じか、それに次ぐ面白さだった。

    主人公、ジェイコブ・エピングは行きつけのハンバーガー屋の店主・アルから1963年の過去に行き、JFケネディ大統領暗殺を食い止めてほしいというぶっとんだことを頼まれる。そう、ザ・タイムワープ!主人公ジェイクは、その依頼を受けるべきか受けざるべきか、過去のアメリカに行くべきか行かざるべきか迷うが、行きます。もちろん。

    この小説が発表されたのは2011年。その時点から考えて50年前の過去に行き、そこに住み生活し、大統領暗殺を

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    2019年12月15日
  • シャイニング(下)

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    「自分たちがどういう危険に踏み込んでいこうとしてるか、それを知らなかったために、いまその山のなかで立ち往生しているのは、その登山者たちだけじゃないんだ。」p.230

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    2019年12月07日