スティーヴン・キングのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
20世紀を代表するアメリカ人画家の一人であるエドワード・ホッパーの作品は、写実的だが郷愁を感じさせるタッチ。現代的な孤独感。描かれる人物の物憂げな表情。ありふれた構図なのだが何故か惹かれるものがある。
そんな魅力に惹かれる作家も多く、この本の編者であり著者の一人が、これまたアメリカ探偵小説の雄ローレンス・ブロック。ホッパーの作品から発想された短篇小説を創り出すというアンソロジーの企画に賛同したのは、彼と交友関係のある多彩なアメリカ人文筆家達。
18枚のホッパーの作品に、ブロックを含め、17人の作家が描く17編の短編は、ミステリー、サスペンス、ハードボイルド、スパイモノ、ホラー、ヒューマンドラマ -
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(上下巻通した感想です)
スティーヴン・キングの初期の代表作と言われている作品、ようやく読みました。本作を意識して『屍鬼』を描いた小野不由美さんが帯にコメントを寄せているのがいかにもって感じでいいですね。約50年前の作品ですが、現代の物語としてもほとんど違和感なく読めます。脇役として登場する人物が非常に多いですが、彼ら彼女ら一人一人にちゃんと物語を用意しているのはさすがだと思いました。
とはいえ、別に『屍鬼』を指した話ではないのですが、なんだかんだ設定に既視感を覚えるところがあったのも事実。ただしこれは本作発表後に、多くの作家によってこの名作が模倣されたことの裏返しなのかもしれません。 -
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購入済み
泣けたよ。一気読み。こんなん…ズルい。もはや最高傑作。僕はキングいっぱい読んだけど、ホンマに面白くてドキドキして、泣けたよ。
皆さん、長い人生で泣けるほどの本て中々無いから是非読んでください -
Posted by ブクログ
シャイニングの続編。あのダニーがどういう大人になったのか気になって読んだけど、最終的にシャイニングの時の苦しみや思いが救われるエンディングとなっていて、怖いだけでなく清々しく、あたたかい気持ちで読み終われた。もちろん、ページを繰るのが止まらない、何が起こるのかわからない、怖いけど読んでしまう...というストーリーとしての面白さもあるのだけど、それより何より友人、家族、同じかがやきを持つ少女アブラとの交流、折折心あたたまる言葉や場面があり。怖いよー怖いよーどうなるのーという展開から、あー読んでよかったなあ、大団円だな、と読んだ後もしばらく余韻が残るような本でした。
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Posted by ブクログ
ネタバレゲージが帰ってくるのは終盤の終盤。そこに至るまでのルイスの葛藤、レーチェルやエリーの手に取るようにわかる焦りや不安、恐怖の描写にみるみる引き込まれる。
ジャドがあの場所を知ったのも、ルイスにそれを教えてしまったことも、全てはあの土地によって"必然"とされた出来事なのだろうな、と思う。もっと言えば、ルイスが都会での生活に疲れて大学に転職する、という決断を下したことも。あの悲劇は必然だったのだろう。
映画を観た時は、ルイスもレーチェルも、それぞれが死とちゃんと向き合わなかったことによって報いを受ける話、という風に受け取ったけど、原作は、あの不思議な魅力を持った土地に取り憑かれた -
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ネタバレ2020.7.9
やっと読めた〜!!
映画と流れはほぼ同じだけど全くの別物、別作品だなと思った。
映画ではアクションシーンやホテルに戻って闘うシーンが楽しかったけど、原作ではそもそもホテルがもうないからホテル跡地のキャンプ場で闘うんだけど、そこはやっぱちょっと物足りなかったな。
頭の中のマッシー夫人は消滅してるし、解放させたホレスダーウェントも大した活躍を見せず。。
唯一楽しかったのは、映画だと秒で死ぬアブラの父親とビリーと、一瞬しか出てこないジョンドルトン医師がめちゃくちゃ活躍すること。
アブラの父親とジョンドルトン医師とダンの3人で真結族を殺しまくるシーンはめちゃくちゃ楽しかった。
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Posted by ブクログ
映画が墓場に持っていきたいくらい素晴らしく、とても大事な映画になったので『ダークタワー 』シリーズマラソンを一時中断して読んでいた。
ダン・トランスがアルコール依存症から立ち直り、アブラやビリーと出逢って心から大事にしたいと思える人に出逢えて良かった。
ずっと父親の陰と自分が犯した過ちに悩み続けていた彼が、ある戦いをきっかけに折り合いをつけるところが良かった。
ダンがアブラを愛しい、大事にしたい、と読んでいて恥ずかしくなるくらい感情を表すモノローグが結構ある。
ビリーに対してもそうなのだが、心の中でとはいえ、恋愛関係が生じていない、相手を「愛 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ映画を全て見て、原作へ。
誰も死んでない、えっ誰も死んでないんだけど
なんで映画殺したの???キューブリックへのリスペクト???そんなリスペクトはいらない!!!(でもあのダニートランスはホテルを燃やす誘導が出来なかったダニートランスだもんな)
敵の弱さ、見通しの甘さは下巻になっても健在。それでも、物語を読み進めてしまう。実際、ローズにとって自分と同じ力、またはそれ以上の力を持つ者なんて何十年?生きてても出会わなかったわけだし、彼ら全体で言うならローズ以上に何百年も生きて続いてきた人々がいたわけで…今まで無かったのだからこれからも無いって慢心はあることは違和感ないわな…いやでも病気は…どうなん -
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購入済み
人間の狂気
幽霊、化け物、猛獣などこの世の中にはたくさんの怖いものがありますが、人間こそが一番怖いものであることを証明する作品です
そしてフィクションとは言いきれないところがスティーブンキングのすごさです