スティーヴン・キングのレビュー一覧

  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語

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    20世紀を代表するアメリカ人画家の一人であるエドワード・ホッパーの作品は、写実的だが郷愁を感じさせるタッチ。現代的な孤独感。描かれる人物の物憂げな表情。ありふれた構図なのだが何故か惹かれるものがある。
    そんな魅力に惹かれる作家も多く、この本の編者であり著者の一人が、これまたアメリカ探偵小説の雄ローレンス・ブロック。ホッパーの作品から発想された短篇小説を創り出すというアンソロジーの企画に賛同したのは、彼と交友関係のある多彩なアメリカ人文筆家達。
    18枚のホッパーの作品に、ブロックを含め、17人の作家が描く17編の短編は、ミステリー、サスペンス、ハードボイルド、スパイモノ、ホラー、ヒューマンドラマ

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    2021年03月07日
  • 呪われた町 上

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    (上下巻通した感想です)

    スティーヴン・キングの初期の代表作と言われている作品、ようやく読みました。本作を意識して『屍鬼』を描いた小野不由美さんが帯にコメントを寄せているのがいかにもって感じでいいですね。約50年前の作品ですが、現代の物語としてもほとんど違和感なく読めます。脇役として登場する人物が非常に多いですが、彼ら彼女ら一人一人にちゃんと物語を用意しているのはさすがだと思いました。
    とはいえ、別に『屍鬼』を指した話ではないのですが、なんだかんだ設定に既視感を覚えるところがあったのも事実。ただしこれは本作発表後に、多くの作家によってこの名作が模倣されたことの裏返しなのかもしれません。

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    2021年01月31日
  • ペット・セマタリー(下)

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    映画を先に観ました。ペットセメタリー2019。
    結論から言うと、全くの別物です。

    内容も結末も全く別物。

    映画は、やはり時間の関係や映像として見せるうえでは、あれで面白かったし、小説は、読み物として全く面白い。

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    2021年01月02日
  • マイル81 わるい夢たちのバザールI

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    いきなり表題作でガシッ、ズルズルズル…と引きずり込まれる、泥だらけでナンバープレートのない車ならぬ、キングの物語の中へ。『プレミアム・ハーモニー』の乾いたダーク。『バットマンとロビン、激論を交わす』思わず、パパ、カッコいいー、と快哉を。『砂丘』の幕切れの鮮やかさ。『悪ガキ』もキングらしいなあと思いながら読んだけれど、全く過不足ない。
    ピンクのキンドル、いいなあ。

    よく枯渇しないなあ、と発想にも驚くが、語り口に乗せられてどこまでもどこまでも行ってしまうよ。
    やー、面白かった。Ⅱも行くしかないね、これは。

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    2020年10月22日
  • シャイニング(下)

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    乗り移りや幻覚の描写が、ジョジョのスタンドを思わせる。そう、ホテル全体がスタンドなのだ。
    恐らく荒木飛呂彦氏もスティーブンキングから影響を受けているはずなので、シンクロする部分が多い。

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    2020年10月09日
  • ペット・セマタリー(下)

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    上巻から転じて下巻は一気に話が展開。
    ルイスそれあかん、の連続。
    それやっちゃうのはわかるけど、予想より上行く悪い結果がついてくる。
    読んでいて辛い...救いがない最後。
    苦しくなったけど、読むのが止められず、
    ああ、なんて読後感。
    誰も悪くないのに...なんで家族の幸せは差し出されてしまったのか。
    特にエリーの今後を思うとたまらない。

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    2020年10月04日
  • ペット・セマタリー(下)

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    下巻に入り、いよいよ禁断の扉を開けてしまうルイス。
    クライマックスはほとんど最後の部分なのだが、そこに至るまでに、数々のルイスの悲しくも激しい心情が描写される。
    非常にずっしりとくる読後感。
    悔いのない人生を生きていきたいと思える、ヒューマンドラマでもある気がする。

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    2020年09月26日
  • ペット・セマタリー(上)

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    所々、脱線があり読みづらい部分もあるが、キングの世界観にあっという間に引き込まれる。
    ホラーではあるがキングらしい人間の悲哀、愛の物語。
    これを読むと、毎日を大切に生きようと思える。

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    2020年09月26日
  • 合本 11/22/63【文春e-Books】

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    泣けたよ。一気読み。こんなん…ズルい。もはや最高傑作。僕はキングいっぱい読んだけど、ホンマに面白くてドキドキして、泣けたよ。
    皆さん、長い人生で泣けるほどの本て中々無いから是非読んでください

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    2020年09月25日
  • ドクター・スリープ 上

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    シャイニングの続編。あのダニーがどういう大人になったのか気になって読んだけど、最終的にシャイニングの時の苦しみや思いが救われるエンディングとなっていて、怖いだけでなく清々しく、あたたかい気持ちで読み終われた。もちろん、ページを繰るのが止まらない、何が起こるのかわからない、怖いけど読んでしまう...というストーリーとしての面白さもあるのだけど、それより何より友人、家族、同じかがやきを持つ少女アブラとの交流、折折心あたたまる言葉や場面があり。怖いよー怖いよーどうなるのーという展開から、あー読んでよかったなあ、大団円だな、と読んだ後もしばらく余韻が残るような本でした。

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    2020年09月21日
  • ペット・セマタリー(下)

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    ネタバレ

    ゲージが帰ってくるのは終盤の終盤。そこに至るまでのルイスの葛藤、レーチェルやエリーの手に取るようにわかる焦りや不安、恐怖の描写にみるみる引き込まれる。
    ジャドがあの場所を知ったのも、ルイスにそれを教えてしまったことも、全てはあの土地によって"必然"とされた出来事なのだろうな、と思う。もっと言えば、ルイスが都会での生活に疲れて大学に転職する、という決断を下したことも。あの悲劇は必然だったのだろう。
    映画を観た時は、ルイスもレーチェルも、それぞれが死とちゃんと向き合わなかったことによって報いを受ける話、という風に受け取ったけど、原作は、あの不思議な魅力を持った土地に取り憑かれた

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    2020年07月31日
  • ドクター・スリープ 下

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    ネタバレ

    2020.7.9

    やっと読めた〜!!
    映画と流れはほぼ同じだけど全くの別物、別作品だなと思った。
    映画ではアクションシーンやホテルに戻って闘うシーンが楽しかったけど、原作ではそもそもホテルがもうないからホテル跡地のキャンプ場で闘うんだけど、そこはやっぱちょっと物足りなかったな。

    頭の中のマッシー夫人は消滅してるし、解放させたホレスダーウェントも大した活躍を見せず。。
    唯一楽しかったのは、映画だと秒で死ぬアブラの父親とビリーと、一瞬しか出てこないジョンドルトン医師がめちゃくちゃ活躍すること。
    アブラの父親とジョンドルトン医師とダンの3人で真結族を殺しまくるシーンはめちゃくちゃ楽しかった。

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    2020年07月09日
  • ドクター・スリープ 上

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    ネタバレ

    2020.7.6
    めちゃ面白い。映画も面白かったけど、
    もっとずっとずっと引き込まれる。
    上巻は野球少年のグローブを探しに行こうとするところまで。
    下巻も楽しみ。

    クロウは原作の方がイケメンぽい感じがする。
    映画のローズは美人すぎて見てて悪役感ないって思ったけど、原作でも美人すぎる姿が想像できたから、やっぱりレベッカファーガソンはぴったりだと思う。

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    2020年07月06日
  • ドクター・スリープ 下

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    映画が墓場に持っていきたいくらい素晴らしく、とても大事な映画になったので『ダークタワー 』シリーズマラソンを一時中断して読んでいた。
    ダン・トランスがアルコール依存症から立ち直り、アブラやビリーと出逢って心から大事にしたいと思える人に出逢えて良かった。
    ずっと父親の陰と自分が犯した過ちに悩み続けていた彼が、ある戦いをきっかけに折り合いをつけるところが良かった。
    ダンがアブラを愛しい、大事にしたい、と読んでいて恥ずかしくなるくらい感情を表すモノローグが結構ある。
    ビリーに対してもそうなのだが、心の中でとはいえ、恋愛関係が生じていない、相手を「愛

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    2020年07月04日
  • ペット・セマタリー(下)

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    ネタバレ

    哀しみに溢れた作品。 ルイスが一番苦しんだか。
    エリーは第六感がすごく、それがせいで母親を死に追いやったのを知ったら苦しむだろうな。

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    2020年06月15日
  • ドクター・スリープ 下

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    ネタバレ

    映画を全て見て、原作へ。

    誰も死んでない、えっ誰も死んでないんだけど
    なんで映画殺したの???キューブリックへのリスペクト???そんなリスペクトはいらない!!!(でもあのダニートランスはホテルを燃やす誘導が出来なかったダニートランスだもんな)
    敵の弱さ、見通しの甘さは下巻になっても健在。それでも、物語を読み進めてしまう。実際、ローズにとって自分と同じ力、またはそれ以上の力を持つ者なんて何十年?生きてても出会わなかったわけだし、彼ら全体で言うならローズ以上に何百年も生きて続いてきた人々がいたわけで…今まで無かったのだからこれからも無いって慢心はあることは違和感ないわな…いやでも病気は…どうなん

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    2020年05月25日
  • ドクター・スリープ 上

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    ネタバレ

    映画を全て見たので原作にも手を出しました。

    ダニーがアル中になってたのショックだったけれど、ティーニータウンにたどり着き、ビリー・フリーマン、ケイシー・キングスリーの二人に出会えてすごくホッとした。ケイシー・キングスリーのオフィスでアルコールの瓶を抱えて「助けて」と救いを求めることができたダニーにほっとした。
    アブラの強さ、今回の敵の弱さがある意味物語の先に疑問を覚え、ダニーのアルコール依存症が物語にスリルを与えているきがする。

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    2020年05月25日
  • シャイニング(上)

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    2020/1/4
    映画見て、ドクタースリープまで読み切っての感想だけど
    とりあえず上巻なのでラストの終わりはここで終わられたらドキドキしちゃうじゃん!読んでると家鳴りすごくて怖いし!って思った

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    2020年05月25日
  • シャイニング(上)

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    ネタバレ

    2020.5.16

    420Pあるけど、読みやすいしあっという間に読み終わった。
    上巻では、この家族の過去〜ホテルでの生活、217号室へ。

    映画よりも各々の心情がハッキリ分かる。

    ジャックの自己嫌悪な気持ちも理解できるし、ウェンディの離婚しようかどうしようかって気持ちも理解できるし切ない。
    ダニーが映画よりもずっとずっと大人な印象。

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    2020年05月16日
  • ミザリー

    購入済み

    人間の狂気

    幽霊、化け物、猛獣などこの世の中にはたくさんの怖いものがありますが、人間こそが一番怖いものであることを証明する作品です
    そしてフィクションとは言いきれないところがスティーブンキングのすごさです

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    2020年03月11日