フェアリー・テイル 上

フェアリー・テイル 上

4,400円 (税込)

22pt

作家生活50周年を飾る巨匠の新たな代表作!
巨匠、作家生活50年。
名作の開幕の時がきた。

暗い時代に自分が書ける楽しい物語とは何か?
帝王キングが出した答えが本書だ。
世界最強の想像力が生んだ、異世界の冒険がはじまる!

ぼくの住む町には〈サイコハウス〉と呼ばれる不気味な屋敷がある。そこに住むのは偏屈な老人がひとり、閉ざされた門を越えると猛犬が襲ってくるという。ある日、悲しげに鳴く犬の声に気づいたぼくは、屋敷の主が梯子から転落して苦しんでいるのを発見した。 これがぼくとミスター・ボウディッチ(と、犬のレイダー)の出会いだった。

怪我をした老人の世話をするため家の立ち入りを許されたぼくは、ボウディッチ氏やレイダーと心を通わせはじめる。噂とは裏腹に老人も犬も恐ろしくはなかった。だが、徐々にぼくは奇妙なことに気づきはじめる。家の裏手から妙な音がときどき聴こえてくるのだ。ボウディッチ氏が奇妙に裕福なのも謎だった。そしてある日ぼくは、氏が大量の黄金の粒を金庫に入れていることを知った――これはいったい何か? どうやって老人はこれを手に入れたのだろう?

謎が謎を呼び、ぼくは徐々にボウディッチ氏の秘密に近づいてゆくが――

絶望に閉ざされたコロナ禍に、巨匠は自身にこんな問いを投げた――
What could you write that would make you happy?
自分が楽しくなる物語。あるいは暗く先の見えない時代にみんなを元気にする物語。
さあ、自分ならどんな物語を書く?
その答えが本書である。
だから最後に待つのはもちろんハッピーエンドなのだ。

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フェアリー・テイル のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • フェアリー・テイル 上
    4,400円 (税込)
    作家生活50周年を飾る巨匠の新たな代表作! 巨匠、作家生活50年。 名作の開幕の時がきた。 暗い時代に自分が書ける楽しい物語とは何か? 帝王キングが出した答えが本書だ。 世界最強の想像力が生んだ、異世界の冒険がはじまる! ぼくの住む町には〈サイコハウス〉と呼ばれる不気味な屋敷がある。そこに住むのは偏屈な老人がひとり、閉ざされた門を越えると猛犬が襲ってくるという。ある日、悲しげに鳴く犬の声に気づいたぼくは、屋敷の主が梯子から転落して苦しんでいるのを発見した。 これがぼくとミスター・ボウディッチ(と、犬のレイダー)の出会いだった。 怪我をした老人の世話をするため家の立ち入りを許されたぼくは、ボウディッチ氏やレイダーと心を通わせはじめる。噂とは裏腹に老人も犬も恐ろしくはなかった。だが、徐々にぼくは奇妙なことに気づきはじめる。家の裏手から妙な音がときどき聴こえてくるのだ。ボウディッチ氏が奇妙に裕福なのも謎だった。そしてある日ぼくは、氏が大量の黄金の粒を金庫に入れていることを知った――これはいったい何か? どうやって老人はこれを手に入れたのだろう? 謎が謎を呼び、ぼくは徐々にボウディッチ氏の秘密に近づいてゆくが―― 絶望に閉ざされたコロナ禍に、巨匠は自身にこんな問いを投げた―― What could you write that would make you happy? 自分が楽しくなる物語。あるいは暗く先の見えない時代にみんなを元気にする物語。 さあ、自分ならどんな物語を書く? その答えが本書である。 だから最後に待つのはもちろんハッピーエンドなのだ。
  • フェアリー・テイル 下
    4,400円 (税込)
    ハッピーエンドに向けて、僕は旅を続ける 僕はこの旅を続ける、大事な友を救うために。 二つの月の輝くこの世ならぬ王国へと。 そしてあなたが最後に目にするのは もちろんお待ちかねのハッピーエンドだ。 長い長い階段を下り、ぼくがたどりついた土地の名はエンピス。罌粟の花が咲き誇り、夜になれば天穹を双子の月がまばゆく照らす。目指すは王都リリマー。その王宮には、時間を逆行させる力のある巨大な日時計があるという。レイダーをそこまで連れてゆき、愛すべき老犬の命を救うのだ―― だが今や王宮は〈飛翔殺手〉なる者に簒奪され、王族は呪いをかけられて宮殿から追放されていた。ぼくはレイダーのために擁壁を越え、〈夜影兵〉が警護し、北方の巨人が徘徊する王都の迷宮に踏み込んだのだが―― 地上最強のストーリーテラーが、その奇想を奔放に解き放って描き出す異世界、怪人、怪物、そして愛すべき仲間たち! 怪奇と幻想の伝統にリスペクトを捧げ、作家生活五十年を迎えた巨匠が贈る渾身のフェアリー・テイル。 物語を愛するすべての人に捧げる巨匠の新たなる名作誕生。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

フェアリー・テイル 上 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    上下巻で読みごたえ、十二分ありそう。
    出だし、上巻半ばまでは、少々退屈。
    主人公の少年チャーリー17歳のストーリーは動き出す。
    アル中の父の世話の日々、ボランティアをしつつも、模範的学業とバイトを両立させ、スポーツにも汗を流す。

    家の近所にある不気味な屋敷・・そこで犬の声を耳にし入り込む。
    骨折し

    0
    2025年11月05日

    Posted by ブクログ

    高校生のチャーリーはある日、近所の怪しい屋敷に住む老人を助け、生活の支援をすることになる。謎めいた老人、ミスター・ボウディッチとその飼い犬レイダーと親交を深めるうち、チャーリーは奇妙なことに気づき始めた。庭の小屋から聞こえる不審な物音、そしてミスター・ボウディッチが所有する大量の黄金。彼はいったい何

    0
    2025年09月17日

    Posted by ブクログ

    主人公チャーリーは幼い頃母を亡くし、それ以来アル中になってしまった父の世話をしながら育つ。いよいよ路頭に迷う時に神と契約する。父のアル中を治してくれるなら何でもします、と。それ以降のチャーリーはボランティアや勉学やスポーツに励み、模範的な高校生になる。ある時、サイコハウスと恐れられている屋敷で犬の鳴

    0
    2025年08月18日

    Posted by ブクログ

    キングは相変わらず子供を描くのが上手い。
    少年の成長、出会いと別れ。
    温かなストーリーに読む手が止まらなくなる。

    0
    2025年07月14日

    Posted by ブクログ

    現代のおとぎ話的な、少年チャーリーの冒険、はじまりはじまり~

    胸のすく思いもあり、ハラハラしたり。

    0
    2025年06月22日

    Posted by ブクログ

    『サイコハウス』と呼ばれる不気味な屋敷。そこに住む偏屈な老人と獰猛な犬。しかし悲しげな犬の鳴き声に気づいたチャーリーは、屋敷の老人が梯子から落ちて苦しんでいるのを見つける。老人を助けたことがきっかけで友達となり、老人と犬の世話をするようになった。そのうちに屋敷裏の小屋から聞こえる奇妙な音、金庫に隠さ

    0
    2025年11月05日

    Posted by ブクログ

    ワクワク、キングの最新作!
    どんな感じかなと楽しく読んでいたら思った以上にミスターボウディッチが退場して、えー!となった。いよいよ不思議な世界で何が起こるか‥と思った矢先にあっという間に上巻終了。下巻楽しみ!

    0
    2025年09月22日

    Posted by ブクログ

    タイトルの時点でテンションだいぶ高まってるのに、冒頭の文章読んで卒倒。煽りすぎですよキングさん!

    上巻は主に主人公と、偏屈なボウディッチ老人と彼の飼い犬レイダーや父親との温かいやり取り、また幼い時事故死してしまった母親への思慕を主に描かれていますが、この温かさがキングの他人への眼差しのようで読み心

    0
    2025年09月06日

    Posted by ブクログ

    今までのスティーブン・キング氏の上下巻シリーズよりもかなり高額でびっくりして怯みそうになったが、キング50周年の集大成、そしてファンタジーとなると読まないわけにはいかないでしょと奮発しました。
    本が大好きなので値段のことであまり悩みたくないが、それにしても上下巻の本でこの価格は高すぎると思ってしまっ

    0
    2025年05月12日

    Posted by ブクログ

    主人公ととっつきにくい老人との交流から摩訶不思議なファンタジーの流れになって。上巻だけですが面白いとは感じつつも、とにかく長いです。

    0
    2025年09月23日

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