チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ

チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ

小説・文芸
2,800円 (税込)

14pt

W映画化原作! 繊細な感動に満ちた傑作2編

“泣ける方のスティーヴン・キング”の珠玉。
人生の不思議とよろこびを静かに描く傑作2編。

近所に住むハリガンさんはアメリカでも有数のお金持ちだった。その屋敷に出入りすることになった九歳の僕にハリガンさんが送ってくれた宝くじ付きのカードが、三千ドルの当たりになった。そのお金で僕はスマートフォンをプレゼントすることにした。それが不可解なできごとを引き起こすとは知らず……。子供と老人を描かせたら随一の名手が、ハートウォーミングな物語と奇譚とを交錯させる「ハリガンさんの電話」。(映画化題名『ハリガン氏の電話』)

世界に静かに終末が迫るなか、町のあちこちに出現する「ありがとう、チャック!」と書かれた看板広告。それは何を意味するのか? チャックとは何者なのか? 物語は過去へとさかのぼり、若き銀行員チャックはボストンの道端でドラムを叩くストリートミュージシャンと失恋したばかりの若い女性と出会う……。人生のかけがえのなさと大いなる喪失を三部構成で描いた“切ないキング”の面目躍如たる「チャックの数奇な人生」。(映画化題名『サンキュー、チャック』)

現代最高のストーリーテラーが人生の“不思議”と“感動”を描いた中編2編!

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イフ・イット・ブリーズ の一覧

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  • チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ
    2,800円 (税込)
    W映画化原作! 繊細な感動に満ちた傑作2編   “泣ける方のスティーヴン・キング”の珠玉。  人生の不思議とよろこびを静かに描く傑作2編。 近所に住むハリガンさんはアメリカでも有数のお金持ちだった。その屋敷に出入りすることになった九歳の僕にハリガンさんが送ってくれた宝くじ付きのカードが、三千ドルの当たりになった。そのお金で僕はスマートフォンをプレゼントすることにした。それが不可解なできごとを引き起こすとは知らず……。子供と老人を描かせたら随一の名手が、ハートウォーミングな物語と奇譚とを交錯させる「ハリガンさんの電話」。(映画化題名『ハリガン氏の電話』) 世界に静かに終末が迫るなか、町のあちこちに出現する「ありがとう、チャック!」と書かれた看板広告。それは何を意味するのか? チャックとは何者なのか? 物語は過去へとさかのぼり、若き銀行員チャックはボストンの道端でドラムを叩くストリートミュージシャンと失恋したばかりの若い女性と出会う……。人生のかけがえのなさと大いなる喪失を三部構成で描いた“切ないキング”の面目躍如たる「チャックの数奇な人生」。(映画化題名『サンキュー、チャック』)  現代最高のストーリーテラーが人生の“不思議”と“感動”を描いた中編2編!
  • もし血が流れれば イフ・イット・ブリーズ
    3,799円 (税込)
    これぞ怖い方のキング。長編サイズの2編  これは中編ではない、新作長編だ。  表題作、堂々の原稿用紙550枚。 “怖い方のキング”面目躍如。  モダン・ホラーの精髄たる長編+中編を収録。  中学校で起きた爆弾テロ事件。心を痛めながら、そのニュースを見ていたホリー・ギブニーはふとした違和感に気づいた。あのレポーターはこの惨事が起きることを事前に知っていたのではないか? かつて邪悪なものと戦った経験を持つホリーは調査を開始し、おそるべきものの存在を知ることになる。(もし血が流れれば)  念願の長編の構想が舞い降りてきた! 一気に執筆をするために山中の山荘にカンヅメになることを決めた大学教師だったが、嵐で山荘は孤立、ひどい風邪をひきこみ、朦朧とした意識のなかで奇怪なできごとを体験する……(ラット)。  恐怖製造人が、また新たな邪悪を生み出した。怪異と恐怖満載の1冊!

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チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ハリガンさんの方は、もし土葬された死者が携帯電話を持ったまま埋葬されたら、そしてそこに電話をかけたらどうなる?っていう現代なら一度は誰もが思ったことあるであろうモチーフの話。

    チャックの方は映画とはラストシーンが違っているので要注意。一章でチャックの死が描かれており、そこから若き日にダンスを謳歌するチャックへと遡り、さらに幼少期の記憶、そして禁断の屋根裏で、自分の未来の姿…すなわち死の淵にいる自分を見るチャック。そして全てを受け入れるチャック。自暴自棄になるでもなく残りの人生を全力で楽しむチャック、命を謳歌する姿はすでに描かれている通り。死でさえその人の生きる一部。人生の晩年を生きているキングからの無言のメッセージなのかなぁと思いながら読みました。

    最大のネタバラシは、あの世界の出来事が全てチャック一人の頭の中…脳腫瘍で分からなくなっていく頭の中で起きている出来事だということ。

    ホラー作家の仕掛けここにありといった感じ。

    味わい深かった。

    0
    2026年10月01日

    Posted by ブクログ

    ・ハリガンさんの電話
    反則ですが、先に映画見ちゃいました。よくできてて、本作の味わいが深まりました。良質なホラーだと思います。初めてiPhone持ったハリガンさんの先見の明に唸らされますね。ずっとドナルドサザーランドイメージして読んだし、こんなことほんとにあっあらな、と思いました。
    ・チャックの数奇な人生
    もちろん映画先行、あまりに感動したので本作を手に取りました。それぞれが内側に世界を持ち、死は世界が丸ごと崩壊することというフレーズが忘れられません。私も毎日自分の世界を紡ぎ続ける、と改めて決意しました。サンキューー◯◯と言えるように。

    0
    2026年09月04日

    Posted by ブクログ

    映画を見て最近のハリウッドにしては出来がすこぶる良かったので原作を読みたくなった、表題作ほか「ハリガンさんの電話」が併載されておりこちらも結構面白かった、映画を見た時アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」から盗んんだのではないか盗んだと言うのは言い過ぎで多少啓発されたのではないかと思ったりした、しかしさすがスティーヴン・キング発想がすごいややパクリの疑いはあるが面白かった、しかし突然宇宙が消えたらどうしよう。

    0
    2026年09月01日

    Posted by ブクログ

    ハリガンさんの電話と、表題作の2編からなる。
    子供の心理や行動を描かせたら素晴らしいキングらしく、ハリガンさんの‥もすごく良かったが、私はチャックの‥が凄く好きだった。SFもどきの導入からチャックに話題が移るのだが、それがとても想像力を掻き立ててくれる。こんな短い作品なのに人生を考えさせてくれる。良かった。

    0
    2026年07月02日

    Posted by ブクログ

    映画「サンキューチャック」が今年ベストを叩き出したので即購入しました。
    映画がほぼ原作通りだったことにびっくりです。
    恐怖のアプローチが違うのですが、原作は本としての良さ、映画は映画としての良さがありどちらも好きです。

    「ハリガンさんの電話」も「チャックの数奇な人生」もじんわりと心が温かくなりつつ、その隙間に背筋がゾワっとする瞬間を挟むというのが新感覚でした。

    あと初期作品を読むことのほうが多いので、キング=読みづらいと思っていたのですが
    今作は全くそんなことがなかったです。
    キング初心者におすすめしたい作品です。

    0
    2026年06月06日

    Posted by ブクログ

    映画がとても良かったため原作購入。
    不思議で、しかもホラーで味付けされた奇妙なことで読者を縛り付ける技には、圧巻。ふたつの短編ともに強烈なホラー作品ではないものの、キングが起こす不思議は確実に恐怖を含んでいる。それでもどちらの物語もまったく違った味付けを楽しめた。長編はちょっと辛いけどキング作品を味わいたい人には、ぜひオススメしたい。

    0
    2026年05月30日

    Posted by ブクログ

     キングの中編集。二編が収録。

    『ハリガンさんの電話』は、ちょっとヘンクツな金持ちのおじいさんと9歳の少年クレイグの交流の物語。

    前半はおじいさんとの交流。後半からちょっと不穏な雰囲気に。

     ハリガンさんは引退した大金持ち。ふとしたことで気に入られたクレイグは、ハリガンさんに本を読み聞かせるバイトを提示され、交流がはじまります。

    ヘンクツながら律儀なハリガンさんは祝日にはメッセージと福引のようなくじをくれるんですね。金持ちなんだから、現金をプレゼントしてくれてもいいのに、なんて父親は言ったものですが、あるときその福引でけっこうな金額があたり、そのお金でクレイグはハリガンさんに出たばかりのiPhoneをプレゼントします。
     
    テレビやインターネット、デジタル機器は人を奴隷にする、と忌避していたハリガンさんですが、それが自身の株取引に大きな力となると知り、クレイグに感謝して使うようになりました。

    その後、ハリガンさんは亡くなり、クレイグはこっそりハリガンさんの棺にそのiPhoneを忍び込ませます。

    寂しさと、自分に起こったちょっとしたトラブルの憂さ晴らしにハリガンさんに電話します。

    電話がつながるわけがない、とは知りながら・・・

    でも、電話はかかり、ハリガンさんの留守電メッセージが聴こえてくる。想いがこみ上げ、電話に向かって自分のトラブルについて語るクレイグ。

    そしてそれからしばらくして、クレイグは自分のトラブルのもとが「排除」されたのを知りました。

    前半のあったかい交流に対して、後半のやや不穏な雰囲気。

    なんとも引き込まれました。

    物語の結末も、このままイッたらまずいよね、というところでとめられていて、余韻もよかったです。

    もうちょっとイっちゃってたら、ハートウォーミングなキングではなく、怖い方のキングになっていたでしょうね。

    もう一篇が、表題作となっている『チャックの数奇な人生』

    『サンキュー チャック』という映画になった『チャックの数奇な人生』というお話は、読後、これをどういう映画にしたんだろう、と、ちょっと頭がぐるぐるしました。

    小説がつまらなかったわけでは、ありません。

    これが映画として、一本筋のとおった物語になるのか、というあたりの見当がつかなかったからです。

    これがどういうお話だったのか。

    それはもちろん、ご興味のある方は、読んでみてくださいね♡としか、言いようがありません。

    ただ、まぁ私なりの読んだ印象を言えば、

    人が一人、死を迎えるというのは、ひとつの世界が終局を迎えるくらいに大きなことなんだよね。

    その人には、その人の、平凡かもしれないけど、その人なりの充実した時間があったんだよね。

    さらには、実はその中に少し不思議なスパイスもあったかも。

    なんて、展開に思えました。

    まったく説明にはなってませんが。

    ただ、スティーブン・キングという作家さんは、とにかく怒涛のように言葉を重ね、物語を紡ぐ人だというイメージはあります。

    その中で、ひょっとしたら、誰か親しい人の死に出会ったんだろうか。

    キングも、そこそこのお歳ですから、それはあるでしょう。

    そのとき、ふと脳裏をよぎった感覚から、ここまでのお話に膨らませた。

    そんなふうに思いました。

    本書は、『イフ イット ブリーズ』という4編からなる中編集のうち2作を収録したものです。

    のこり二篇も、翻訳されているので、そちらも近いうちに読みたいと思います。

    0
    2026年10月12日

    Posted by ブクログ

    キャッスルロックの名前がでると一気にテンションが上がるキング作品。映画化してる二作品が詰まった一冊。ハートウォーミングとあったけれど、それで括れないキングらしいホラーや終末感が好みな作品たちでした。もし血が流れればのサスペンス感も好きだけど、ハリガンさんの電話のヒタヒタとした恐怖もたまらない。

    0
    2026年08月26日

    Posted by ブクログ

    日本の中編小説だったが、どちらも映画化されているらしい。
    先の「ハリガンさんの電話」はiPhoneを使ったキングらしい小説。「キャリー」や「ペットセメタリー」などの作品を思い出させる怖さがiPhoneの登場で新しい恐怖を作り上げた。
    「チャックの数奇な人生」はよく分からず。
    前半は地球の終末の様な展開て、そこにチャックの秘密がどう関わるのか…と期待したけど分からず…
    読解力不足?

    0
    2026年08月13日

    Posted by ブクログ

    キングらしい中編二つ
    「ハリガンさんの電話」
    「チャックの数奇な人生」
    どちらももう少し詳しく書いてほしい

    0
    2026年08月12日

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