もし血が流れれば イフ・イット・ブリーズ
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もし血が流れれば イフ・イット・ブリーズ

小説・文芸
3,799円 (税込)

18pt

これぞ怖い方のキング。長編サイズの2編

これは中編ではない、新作長編だ。
表題作、堂々の原稿用紙550枚。
“怖い方のキング”面目躍如。
モダン・ホラーの精髄たる長編+中編を収録。

中学校で起きた爆弾テロ事件。心を痛めながら、そのニュースを見ていたホリー・ギブニーはふとした違和感に気づいた。あのレポーターはこの惨事が起きることを事前に知っていたのではないか? かつて邪悪なものと戦った経験を持つホリーは調査を開始し、おそるべきものの存在を知ることになる。(もし血が流れれば)

念願の長編の構想が舞い降りてきた! 一気に執筆をするために山中の山荘にカンヅメになることを決めた大学教師だったが、嵐で山荘は孤立、ひどい風邪をひきこみ、朦朧とした意識のなかで奇怪なできごとを体験する……(ラット)。

恐怖製造人が、また新たな邪悪を生み出した。怪異と恐怖満載の1冊!

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イフ・イット・ブリーズ の一覧

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ
    2,800円 (税込)
    W映画化原作! 繊細な感動に満ちた傑作2編   “泣ける方のスティーヴン・キング”の珠玉。  人生の不思議とよろこびを静かに描く傑作2編。 近所に住むハリガンさんはアメリカでも有数のお金持ちだった。その屋敷に出入りすることになった九歳の僕にハリガンさんが送ってくれた宝くじ付きのカードが、三千ドルの当たりになった。そのお金で僕はスマートフォンをプレゼントすることにした。それが不可解なできごとを引き起こすとは知らず……。子供と老人を描かせたら随一の名手が、ハートウォーミングな物語と奇譚とを交錯させる「ハリガンさんの電話」。(映画化題名『ハリガン氏の電話』) 世界に静かに終末が迫るなか、町のあちこちに出現する「ありがとう、チャック!」と書かれた看板広告。それは何を意味するのか? チャックとは何者なのか? 物語は過去へとさかのぼり、若き銀行員チャックはボストンの道端でドラムを叩くストリートミュージシャンと失恋したばかりの若い女性と出会う……。人生のかけがえのなさと大いなる喪失を三部構成で描いた“切ないキング”の面目躍如たる「チャックの数奇な人生」。(映画化題名『サンキュー、チャック』)  現代最高のストーリーテラーが人生の“不思議”と“感動”を描いた中編2編!
  • もし血が流れれば イフ・イット・ブリーズ
    3,799円 (税込)
    これぞ怖い方のキング。長編サイズの2編  これは中編ではない、新作長編だ。  表題作、堂々の原稿用紙550枚。 “怖い方のキング”面目躍如。  モダン・ホラーの精髄たる長編+中編を収録。  中学校で起きた爆弾テロ事件。心を痛めながら、そのニュースを見ていたホリー・ギブニーはふとした違和感に気づいた。あのレポーターはこの惨事が起きることを事前に知っていたのではないか? かつて邪悪なものと戦った経験を持つホリーは調査を開始し、おそるべきものの存在を知ることになる。(もし血が流れれば)  念願の長編の構想が舞い降りてきた! 一気に執筆をするために山中の山荘にカンヅメになることを決めた大学教師だったが、嵐で山荘は孤立、ひどい風邪をひきこみ、朦朧とした意識のなかで奇怪なできごとを体験する……(ラット)。  恐怖製造人が、また新たな邪悪を生み出した。怪異と恐怖満載の1冊!

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もし血が流れれば イフ・イット・ブリーズ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    原本では「チャックの数奇な人生」も合わせて一冊だったとのこと、日本版だと2冊に分冊ですが、「イフ・イット・ブリーズ」だけでもかなりの厚みです。

    「イフ・イット・ブリーズ」はホリー・ギブニーが主人公。読んでなくても大丈夫とのことですが、ホリーはミスターメルセデスから始まるホッジス3部作、アウトサイダーの登場人物なので、出来れば読んでるとすっと入りやすいかも。特にアウトサイダー。
    事件現場に現る謎のリポーターに立ち向かうホリー。ストーリーもよきながら、ホッジス亡き後の彼女が悲しみや淋しさも抱えながらも支える人がいて、きちんと自分の足で立っているところを見れたのは喜び。どんな自分でも大丈夫だよ、ホリー。

    「ラット」は不気味さが漂う一編。短いですが私は好きでした。主人公の作家が山小屋で一人ということもあり、ミザリー系列の怖さ、という帯でしたがそこは全然別物です。

    いずれにせよキングの本を今でも読める喜びよ!本作も楽しみました。

    0
    2026年06月03日

    Posted by ブクログ

    4.0 久々に読んだキング。中篇2篇だが、ほぼ長編作品。シリーズになっているみたいでわからないところがいくつかあっが楽しめた。身近なところから恐怖を題材にできる天才的作家。作家の苦悩を描いたラットは読ませる。

    0
    2026年08月11日

    Posted by ブクログ

    表題作の長編「もし血が流れれば」と中編「ラット」の二編を収めた分厚い一冊。もちろん、読み応えたっぷり。
    まずは、中編の「ラット」から。短編小説では評価されたが、作家としては鳴かず飛ばずの大学教授ドリュー。ある日降ってわいた長編小説を書きあげるべく、父の遺した山奥の別荘へ自らカンヅメになりに行く。キングお馴染み、作家の夢断てぬ教員、山奥の別荘、不吉な大嵐、不運な体調不良のフルコンボ。タイトルのラット(ネズミ)が現れるのは後半、しかも意外な展開。「キングあるある」の予想を覆す(というか、我々読者が先を読めるわけがないのだが)筋書と結末に「参りました~」とひれ伏すしかないのでした。
    表題作の「もし血が流れれば」、『ミスター・メルセデス』で登場以来読者ばかりか作者本人をも魅了してやまない名キャラクター、ホリー・ギブニーが、『アウトサイダー』に続きーーといか、『アウトサイダー』の続編--、人間の恐怖心、悲しみ、苦しみを糧に生きる邪悪なものと対決する物語。今度はだめかもしれない…、とホリーは何度も思う。しかも、大切な人たちを巻き込みたくないと思うあまり、彼女は単独で「あやつ」と対峙しますが、かえってそれが仇に…、とネタバレはここまで。含みのあるようなラストが気になりすぎます。
    4000円近いお値段なので、じっくり味わいながら読もうと決意するも、その試みは困難を極めました。ホリーが主役の新作の邦訳が、年内に予定されてるそうです。絶対買います。

    0
    2026年07月22日

    Posted by ブクログ

    恐怖との距離が近い… 背中にゾワゾワ感が押し寄せてくるスティーヴン・キングのモダンホラー最新作

    ●もし血が流れれば
    ■あらすじ
    学校で爆弾事件が発生、被害者がでた痛ましい事件をレポーターが報道している。そのニュースを見ていた探偵ホリー・ギブニーはある疑念をもつ。このレポーターが犯人ではないか? ホリーは調査を進めるも、監視カメラに写っていた怪しい人物とレポーターは全く容姿が違っていた…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    本作のイチオシは、なんと言っても主人公のホリーですよね。不器用ながらも一生懸命に前を向いて頑張っている姿が、とにかく健気でキュートなんです!

    親との関係があまり良くないせいで、他者とのコミュニケーションに強い苦手意識を抱えているのですが、そんな彼女の心の葛藤を知るからこそ、読者としてはなおさら頑張れって応援したくなっちゃいます。

    物語の軸となるのは、彼女が正体不明の邪悪な異形」とどう向き合っていくかを描いた冒険譚。ただ、事件が次から次へと目まぐるしく展開していくタイプではありません。ホリーが様々な人と出会い、関わり合いながら、どこかまったりと進行していく独特の空気感がなんとも心地いいんですよね~

    ジャンルとしては紛れもなくミステリー&ホラーなので、要所要所でハラハラさせられる緊迫感もしっかり味わえます。それなのに、読み終わったあとには不思議と心がじんわりと解きほぐされる。どこか温かくて優しい気持ちに満たされる作品でした。

    ●ラット
    ■あらすじ
    短編小説しか書けなかった大学教授ドリュー、一念発起して長編小説を書くことを決めた。彼は父が残した山荘に籠り、小説の執筆を始める。しかし外は嵐になり、さらには体調も崩してしまう。意識が薄れるなか、誰かが彼に話しかけ…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    スランプに陥った作家が山荘に籠って執筆を進めるものの、そこで奇妙な怪異に遭遇していくホラー。

    ひたすら主人公の一人称視点で語り続けられるのですが、筆力に圧倒されてついつい読まされちゃうんですよね。ぐいぐいと読者を惹きつけるあたりは、さすがスティーヴン・キング、一級品を生み出す手腕が凄すぎ。

    風邪をひいて意識が朦朧としていく、あの混沌とした心理描写の生々しさもリアルに伝わってきますよね。じわじわと怪奇現象めいた展開へとシフトしていくのですが、中盤からが一気に面白い。

    書けない作家が主人公の物語となると、やっぱり破滅へのルートはこうなるかーと納得。そしてその代償と不気味な恐ろしさが、ダイレクトに内臓へ響いてくるのです。

    短編だけど読み終えて少し引いた目で見つめ直してみると、なんだか極上の落語を一席聞いたかのような妙な満足感。奇妙な教訓めいたものまでじわりと感じ取れる、味わい深い一編でした。

    0
    2026年07月04日

    Posted by ブクログ

    表題作は、ファインダーズものとは思わずに読み始めたけど面白かった。ホリーどんな人だったっけ?とうろ覚えすぎたけど。良くも悪くも初期の短編とかの人間外の不気味さ全面と、映画的ハッピーエンドでサクッと楽しめた。ラットは作家の苦悩と欲望が垣間見えるのも良き。大体教師とか講師しつつ、作家してるよね。こういうところやエージェントがいるのが日本作家と違うところでそういった点が知れるのも楽しい。

    0
    2026年06月17日

    Posted by ブクログ

    前作の短編集の続編かと思いきや、1つは長編。しかも、過去作「メルセデス」での登場人物が活躍する。それ自体は懐かしくもあり楽しめたがミステリーとホラーの合わさったものが私には違和感あった。

    0
    2026年08月03日

    Posted by ブクログ

    久しぶりのキング。分厚いなーと思いながらも、読み進まされ⁈、最後は叩き込まれるように夢中になってしまっていた。やられたわー。

    0
    2026年07月12日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    主人公ホリーが振り返る過去の事件が何だか聞いたことあって、確認したらやっぱりそうだった。
    『ミスター・メルセデス』のシリーズ物だった。
    しかも間にもうひと事件ありそうな感じ。
    あれは何か合わなくて辛めの評価になったんだよなーと警戒しつつも、やっぱり稀代のストーリーテラーのお話ぶりは面白い。

    学校に届けられた、クリスマスプレゼントを装う爆弾。
    悲劇を報道するリポーターの顔と、監視カメラの映像に映った犯人の顔にホリーは違和感を抱く。
    よく見れば明らかに別人なのにどうしても気になる類似点が。
    中盤に入り思いもよらぬホラーというかSFっぽい展開になってからが、もし警察による爆弾犯の追跡という王道路線を期待していたらあれってなるかもだけど、語りとしてはむしろさすが著者の真骨頂、不気味に描かれる「邪悪さ」に震える。

    勇敢と無謀を取り違えているようなホリーの立ち振る舞いや、終盤のお決まりのような「対決」は予定調和に感じ、自分はこの辺のキングの落としの部分は合わないなーと感じた。
    むしろよくわからない匂わせ終結の方が好みだったりするかもと思い至る。

    『チャックの数奇な人生〜イフ・イット・ブリーズ〜』との関係がよく分かっていなかったけど、元は同じ短中編集だったのを日本版は分冊化して出版した模様。
    本書の方に収録されていたもう一つの短編「ラット」はキング版小川哲の頭ん中みたいな感じで最後まで面白かった。

    0
    2026年10月03日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読み応えありました。情報提供でも実践でもしっかり協力者が現れて事なきを得た。でも悪の存在はまだそこかしこにあるのかも。ラットの話もドキドキしながら読んだ。夏休み終わる前に読み終えられてよかった。

    0
    2026年08月25日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ✎┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

    クリスマス間近、ある中学校に届けられた小包み。姉妹校からのクリスマスプレゼントかと思われたそれは爆弾だった。多数の子どもたちが死傷したという臨時ニュースを、私立探偵のホリー・ギブ二ーは事務所のテレビで目にする。どの局よりも早く爆発現場からレポートするTVキャスター。ホリーはこのTVキャスターに違和感をおぼえる…。

    「あの怪物に、はたしてひとりで立ちむかえるだろうか-?」

    ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

    声を大にして言いたいのは前作の「アウトサイダー」を読んでからがいいよ! ほんのり(ほんのりかな?けっこうガッツリ?)前作のネタバレがあります。

    そして小声でこっそり言っちゃおう。いや、全員気づいている。私が前作など読んではいないと。

    そう!これは「アウトサイダー」の後日譚。しかも主人公のホリーは、「ビル・ホッジズ三部作」の名脇役らしい。キングのお気に入りで主人公まで登りつめたホリー。
    もうもう!!前作と言わず、三部作から読んでやる!!

    とはいえ、この本だけでも十分 楽しめます!!
    「もし血が流れれば」とはアメリカのニュース業界での格言らしく、「流血を伴うような悲惨な事件や大惨事ほど、トップを飾れる」というマスコミの闇を言い表したものだそうです。(そういう大惨事はみんなが観たがるものよねという社会の闇?)


    ホリーは、爆弾事件の現場からリポートしていたTVキャスターに違和感をもったことから、「このキャスターは事件が起こることを事前に知っていたのでは?」と キャスターを調べ始めます。

    このキャスターが爆弾犯?いやいや、防犯カメラに映った爆弾犯とは似ても似つかない。 ならば共犯?

    これだけでも面白そうなミステリー!
    ですが、
    このキャスターに もっと以前から目をつけていたという人物とホリーがコンタクトを取ったことから話は一気にホラーへと!

    え?!そういうこと?!
    ヤバすぎん?!
    ホリー 絶体絶命??

    ここからは映画のようなスリリングな展開で心臓バクバクしながらラストまで一気読み!


    もしも「悪」という概念にかたちがあって目に見えるとしたら どんなかたちに見えると思いますか?

    それは人間そっくりのかたちをして あなたのそばで息をひそめているかもしれませんね…
    Ψ( `▽´ )Ψヒヒヒ


    この本、
    「もし血が流れれば」と「ラット」の中編集でした。

    ✎┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

    「ラット」は、長編小説の書けない小説家が主人公のお話。 何度か長編小説にチャレンジするも全く書けず、それどころか精神を病んでしまう主人公。そんな彼に ある日 突然 長編のアイディアが降って湧いてくる。亡き父の残した山荘でカンヅメになり小説を書き上げようとするも、風邪により体調は悪化し、さらに大型台風直撃も…。 朦朧とする意識の中、嵐の夜 死にそうな鼠を助けたことから 奇妙な体験をする…。

    小説家って 文字を1文字 綴る毎に命を1秒削られてるんじゃないか? :( ;´⌓`;):
    どこまでが現実?それとも全て夢?
    これは怪異か、それとも小説家の狂気か-。

    ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


    しんさん。今年中にホリーの名前がタイトルになった新作が日本で発売されるらしいよー。それまでにこのシリーズ追いつけるかなー早よ読もっと٩( 'ω' )و

    #ホリー・ギブ二ー
    #STR病本

    0
    2026年06月25日

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