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海岸で発見された男性の死体。彼の死に隠された真相とは? 小さな町に起きた奇妙で複雑な事件に、刑事マシュー・ヴェンが挑む。
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Posted by ブクログ
まさに現代のミステリー。 アガサ・クリスティやドイルなど、古き良き時代のミステリに比べ、現代のどこかの郊外の町で起こりそうな事件と犯人に迫るアプローチが現代的。 探偵が得意げに推理をするのではなく、自分の適性や能力に疑問を抱きながら、自分の問題と向き合いながら、チームで少しずつ正解を手繰り寄せる。 ...続きを読む無能な部下にイラついたり、家庭との両立に罪悪感を感じたり、親との関係に悩んだり、みんな悩みながら仕事をしている様に、親近感を感じない人はいないんじゃないかと思う。 緻密で複雑な構成、スキがなくじわじわと犯人を追い詰めていく描写が圧倒的。
アン・クリーヴスの新シリーズ!期待以上に面白かった!ようやくジミー・ペレスのシリーズを読み終えて(こちらも充分に堪能)、新しい主人公とご対面。マシュー・ヴェン警部、なかなか良いですよ。きっちりスーツを着こなす、真面目で一見面白味のない刑事だけど、ラスト、欺瞞ばかりの権力者に怒りを持って対峙するシーン...続きを読むはスカッとした。同僚のシングルマザーのジェンや、まだまだ経験が浅いロスも、これからの活躍が楽しみだし、いつも短パンとTシャツ姿の夫であるジョナサンとのほんわかしたやり取りも読んでいて癒される。新シリーズなのでついつい人物描写ばかり書いてしまうが、事件そのものも面白かった。海岸で殺された男が、最初はただのアル中の駄目なヤツだと思っていたのに、読めば読むほど印象が変わっていく。彼が過去に立ち向かおうとする姿にちょっとジーンとしてしまった。どんなに大変でも、真っ当に生きようとする市井の人々をこれからも読み続けたい。
なかなか集中して読む時間がとれませんでしたが、読み始めてからは本を閉じることができず一気読み。ドメスティックかつ閉鎖的な空間で起きる事件が丁寧に描かれ、登場人物一人一人の心情やエゴが手にとるように感じられます。こうしてひとりの人間が葬られるのだ、と悲しくなりました。保護を必要とする人、それがどんな人...続きを読むであれ、全てのそういう人たちの幸せと安心を願わずにはいられませんでした。初読の作家さん、次作もあるようなので、翻訳を心待ちにします。
アン・クリーヴス先生、好きだ! 新しい主人公のマシューも、また複雑で魅力的で、 部下の二人も、職場にいそうな人柄だが、冷静に描かれる二人はありきたりではない。ほんとにうまくて唸る。 このシリーズでも、字体を変えた、心の声も冴え渡ってます。心の声は、意地悪な時もあり、ニヤリとさせられたり、ハッとする...続きを読む側面を見せられたり…。 次作を楽しみに待ちます。マシューの活躍がもっとみたい。
キャストが皆、人間味があって、面白く読めた。いろんな問題をぶち込んだ感はあるけれど、なんだか、いつまでも切ないのは主人公ヴェンのキャラのせい?
アン・クリーヴス原作ドラマのヴェラ・スタンホープシリーズが好きで、こちらも読んでみた。マシュー警部はヴェラとは打って変わって控えめな人物で、物語も静かに淡々と進んでいく。しかし事件の内容はずっしりと重く、派手さはないのにいつの間にか引き込まれている。 マシューは実は同性婚をしており、両親とも過去に色...続きを読む々あり断絶状態である。そんな背景を抱えながらも善良で真面目な彼が真摯に事件を捜査する姿は魅力的で、続編も楽しみなシリーズだ。
初読みの作家さん。しかも新シリーズらしい。 登場人物たちの描写、背景が丁寧に書かれていることもあってとても長い小説だった。 マシューの穏やかさ知的さ、自信のなさや自分を過小評価しすぎるところが、今まで読んできた刑事像と違って、新鮮で好感が持てた。 次回作が出るなら楽しみです。
シェトランドシリーズのアン・クリーヴスの新作。 もしかして新シリーズになるのかな? (本国ではシリーズ3作が刊行されている様子) 今回も主要な登場人物たちの心の声、ダダ漏れ。 これによってその人となりが理解できるのがうれしい。 主役の警部、マシュー・ヴェンは見た目冷静で、できる男な雰囲気なのだけど...続きを読む、内面はナイーブで繊細。 家族関係に問題を抱えていて、 同性婚をしているという設定も新鮮。 今作は事件の真相自体にはさほど目新しさはないものの、描かれるキャラクターがとても魅力的。 マシューとその部下たち、 マシューとパートナーのジョナサンとの関係性など、 まだまだこの先変化していきそうで楽しみ。 ダウン症の女性たちの描かれ方も胸に迫るものがあり、 彼女たちの笑顔や仕草が思い浮かび切なくなった。
イギリス南西部の町ノース・デヴォンの海岸で死体が発見された。捜査を行うマシュー・ヴェンは、被害者は近頃町へやってきたサイモンというアルコール依存症の男で、マシューの夫が運営する複合施設でボランティアをしていたことを知る。交通事故により子供を死なせたことで心に病を抱えながらも、立ち直ろうとしていた彼を...続きを読む殺したのは何者なのか? 新シリーズ開幕。ジミー・ペレス警部の連作は未読が多いまま、こちらを先に読む。めったにないことなのだが、マシュー・ヴェン警部のある人物への感情に同化していた。
こちらの作家さん初めて読みました。 マシュー刑事が同性のパートナーの暮らしていて、男性であること、そ~いったアイデンティティの小説で読むのは初めてで、はじめ「エッ?」ってなった。 でもとても魅力があって物語に、深く影響があることも、なる程!納得! 宗教や、障害者、絡み合うストーリーが上手く成り立って...続きを読むいて凄い!今後の、マシューの活躍がまだまだ読みたいな!
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