【感想・ネタバレ】哀惜のレビュー

あらすじ

海岸で発見された男性の死体。彼の死に隠された真相とは? 小さな町に起きた奇妙で複雑な事件に、刑事マシュー・ヴェンが挑む。

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Posted by ブクログ

最後まで一気読みしました。

主人公のマシュー ヴェンをはじめ、同僚やマシューのパートナーなどのキャラクターご良い。

一度読み始めたら、先が気になってやめられません。

このシリーズ追いかけます。

ただこの理由のわからない邦題は残念ですね。

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2025年12月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

初めての作者。創元のシリーズは全く知らなかったけど、手を出したくなると思うくらい良かった。真摯でまともなミステリというか、事件があって、捜査で関係者から話を聞いて、犯人を見つけていくというシンプルなストーリーを物理的な厚さに乗せる形で、内容の厚みと充実さを感じさせていくのは大変な力量で、主人公の生い立ちや同姓パートナー、との心情のきめ細やかな描きぶりや、重要な役割を担うダウン症のルーシーの雄弁な描き方などの深堀りなど、物語としての強さを感じた。文庫本もほんとに高くなったけど、しっかり読んでいきたい。

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2025年06月24日

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まさに現代のミステリー。
アガサ・クリスティやドイルなど、古き良き時代のミステリに比べ、現代のどこかの郊外の町で起こりそうな事件と犯人に迫るアプローチが現代的。
探偵が得意げに推理をするのではなく、自分の適性や能力に疑問を抱きながら、自分の問題と向き合いながら、チームで少しずつ正解を手繰り寄せる。
無能な部下にイラついたり、家庭との両立に罪悪感を感じたり、親との関係に悩んだり、みんな悩みながら仕事をしている様に、親近感を感じない人はいないんじゃないかと思う。
緻密で複雑な構成、スキがなくじわじわと犯人を追い詰めていく描写が圧倒的。

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2025年05月27日

Posted by ブクログ

アン・クリーヴスの新シリーズ!期待以上に面白かった!ようやくジミー・ペレスのシリーズを読み終えて(こちらも充分に堪能)、新しい主人公とご対面。マシュー・ヴェン警部、なかなか良いですよ。きっちりスーツを着こなす、真面目で一見面白味のない刑事だけど、ラスト、欺瞞ばかりの権力者に怒りを持って対峙するシーンはスカッとした。同僚のシングルマザーのジェンや、まだまだ経験が浅いロスも、これからの活躍が楽しみだし、いつも短パンとTシャツ姿の夫であるジョナサンとのほんわかしたやり取りも読んでいて癒される。新シリーズなのでついつい人物描写ばかり書いてしまうが、事件そのものも面白かった。海岸で殺された男が、最初はただのアル中の駄目なヤツだと思っていたのに、読めば読むほど印象が変わっていく。彼が過去に立ち向かおうとする姿にちょっとジーンとしてしまった。どんなに大変でも、真っ当に生きようとする市井の人々をこれからも読み続けたい。

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2024年05月15日

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ネタバレ

謝辞に、
――イギリスでは通常ダウン症の人々は「学習障害のある人々」と呼ばれる。この用語はいかなる価値判断を含まないので、本書ではこれを用いた。この用語が適切でないとみなされる場合があるのも知っているが、もちろん悪意をもって用いたわけではない。――
とある。

警察の捜索では
「~は保護の必要な成人(ヴァルネラブル・アダルト)で、学習障害があり、精神年齢は子供と同等だ」という情報共有。

本書では、ゲイカップルが登場する。
ゲイと宗教、家族。

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2024年03月21日

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なかなか集中して読む時間がとれませんでしたが、読み始めてからは本を閉じることができず一気読み。ドメスティックかつ閉鎖的な空間で起きる事件が丁寧に描かれ、登場人物一人一人の心情やエゴが手にとるように感じられます。こうしてひとりの人間が葬られるのだ、と悲しくなりました。保護を必要とする人、それがどんな人であれ、全てのそういう人たちの幸せと安心を願わずにはいられませんでした。初読の作家さん、次作もあるようなので、翻訳を心待ちにします。

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2023年07月01日

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ネタバレ

2作目が出たので読んでみた。
初っ端に殺人事件が起きるのが早くて良い、そこから評判は聞いてたけど、じっくりゆっくり事件解明。出てくる人達の描写が丁寧。
内容にショッキングな所が少ないので全体的に落ち着いてる。
ラスト近くにようやく走り出すけど、ラストはスッキリしない感じ。
マシューの性格が落ち着いてるからだろうけど、ストーリーの熱もマシューみたい。何処かで冷静に出来事を眺めてるような気分だった。
ただルーシーが可愛いくて、解説でも取り上げてたけど両手でグーサインするの最高ですね。他にも好きな台詞があって
「彼は個人的な好き嫌いを道徳規範と混同するタイプの人間だった。」とかよかった。

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2025年06月27日

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キャストが皆、人間味があって、面白く読めた。いろんな問題をぶち込んだ感はあるけれど、なんだか、いつまでも切ないのは主人公ヴェンのキャラのせい?

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2025年06月25日

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アン・クリーヴス原作ドラマのヴェラ・スタンホープシリーズが好きで、こちらも読んでみた。マシュー警部はヴェラとは打って変わって控えめな人物で、物語も静かに淡々と進んでいく。しかし事件の内容はずっしりと重く、派手さはないのにいつの間にか引き込まれている。
マシューは実は同性婚をしており、両親とも過去に色々あり断絶状態である。そんな背景を抱えながらも善良で真面目な彼が真摯に事件を捜査する姿は魅力的で、続編も楽しみなシリーズだ。

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2025年03月31日

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ネタバレ

アン・クリーヴスの新シリーズ!
「凄く好き」と「星4つ」が同居する不思議。
派手さや尖ったところがないので星4つにせざるを得ない。
けれども脳内にはこの上なくしっくりくる。

シェトランド諸島とは打って変わって今度はイングランド南部のノース・デヴォンのスモールコミュニティが舞台。
マシュー・ヴェンはこの地を担うバーンスタプル署にとってまだ新顔の警部。
かつて家族内の信仰に背を向けたことにより堂々と参列出来ない事情のある父の葬儀。
物悲しさと共に遠目で見やった余韻もままならぬ中、自宅付近の海岸で刺殺体が発見される。

身元を辿っていくと夫のジョナサンが運営するケア・センターとの繋がりが。
被害者の同居人、次いで発生する誘拐事件の被害者、関係者がことごとくケア・センターに通じていく中、ジョナサンの夫であるマシューは利害関係があり過ぎると悩みつつ捜査を指揮していく。。。

そう、マシュー・ヴェンは同性愛者。
これまで同性愛者の登場する物語はそこそこ出会ってきた気がするけど、主人公かつ警部ってのはなかなかない気がする。
なのに自然体。
嫌味やこれみよがしさが全くない。
ジミー・ペレスとはまた違った善良さ、生真面目さも持ち合わせていて好き。

松恋さんの解説によればあと2作程は邦訳待ちになりそうで待ち遠しい!
Wikipediaによれば、御年69歳の著者。
凄いなー。

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2024年09月22日

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ネタバレ

海沿いの街でおきた殺人事件、その一つの事件に対し冗長とも思える、周りの人々のひとりひとりの人物紹介に加え、施設の意義、案内を含め生まれつきの病気を持つ女性たちのことも丁寧に。尚且つ受け持つ警察の人たちの過去や現在抱えている悩みや状況まで。
丁寧すぎると言えばそれまでだけどようやく解決させるまでの長かったこと。
この作家さんの前のシリーズと共通するのはその丁寧さで読者の感情移入までさせてくれて、理詰めに緻密に事件を解決する整った感。読む人を選ぶのかもしれない。私は嫌いじゃないけれど。
このシリーズの警部は配偶者に対してかつてない愛情の深さを示してくれてその点でも、作家さんの本を書く丁寧さが伝わってきて、いろんな意味で好感が持てる。

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2024年08月02日

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初読みの作家さん。しかも新シリーズらしい。
登場人物たちの描写、背景が丁寧に書かれていることもあってとても長い小説だった。
マシューの穏やかさ知的さ、自信のなさや自分を過小評価しすぎるところが、今まで読んできた刑事像と違って、新鮮で好感が持てた。
次回作が出るなら楽しみです。

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2024年04月01日

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シェトランドシリーズのアン・クリーヴスの新作。
もしかして新シリーズになるのかな?
(本国ではシリーズ3作が刊行されている様子)

今回も主要な登場人物たちの心の声、ダダ漏れ。
これによってその人となりが理解できるのがうれしい。
主役の警部、マシュー・ヴェンは見た目冷静で、できる男な雰囲気なのだけど、内面はナイーブで繊細。
家族関係に問題を抱えていて、
同性婚をしているという設定も新鮮。

今作は事件の真相自体にはさほど目新しさはないものの、描かれるキャラクターがとても魅力的。
マシューとその部下たち、
マシューとパートナーのジョナサンとの関係性など、
まだまだこの先変化していきそうで楽しみ。
ダウン症の女性たちの描かれ方も胸に迫るものがあり、
彼女たちの笑顔や仕草が思い浮かび切なくなった。

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2024年02月16日

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ネタバレ

殺人事件はすぐに起きるのだけど、少し前までホームレスだったアルコール依存症の男が、なぜ殺されなければならなかったのか、が全然わからない。
そこがわからないので、もちろん容疑者なども全然絞れない。

捜査責任者のマシューの生い立ちや、部下たちの生い立ちも交えて描かれるこの作品は、ともすればまだるっこしく感じられるかもしれない。
しかし、親や夫の言葉や肉体への暴力にされされてきた捜査員たちは、被害者がボランティアとして働いていた複合施設で接していた、学習障害のある人々(社会的弱者)が被る偏見や、彼らの持つ優しさ・素直さなどから、徐々に事件の本質に迫っていく。

そしてそれは殺人事件の解決だけではなく、捜査員たちの抱えるトラウマ(とりあえず今回はマシューの家族問題)をも徐々に解いていく。

多分これ、シリーズ物になると思うだよなあ。
マシューの部下のジェンやロスの成長や家族問題、今回出て来たルーシーなど、もっと読みたいと思った。

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2024年01月03日

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イギリス南西部の町ノース・デヴォンの海岸で死体が発見された。捜査を行うマシュー・ヴェンは、被害者は近頃町へやってきたサイモンというアルコール依存症の男で、マシューの夫が運営する複合施設でボランティアをしていたことを知る。交通事故により子供を死なせたことで心に病を抱えながらも、立ち直ろうとしていた彼を殺したのは何者なのか?

新シリーズ開幕。ジミー・ペレス警部の連作は未読が多いまま、こちらを先に読む。めったにないことなのだが、マシュー・ヴェン警部のある人物への感情に同化していた。

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2023年12月10日

Posted by ブクログ

こちらの作家さん初めて読みました。
マシュー刑事が同性のパートナーの暮らしていて、男性であること、そ~いったアイデンティティの小説で読むのは初めてで、はじめ「エッ?」ってなった。
でもとても魅力があって物語に、深く影響があることも、なる程!納得!
宗教や、障害者、絡み合うストーリーが上手く成り立っていて凄い!今後の、マシューの活躍がまだまだ読みたいな!

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2023年09月05日

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登場人物が詳しく書かれていて読みやすかった。それは色んな人目線で話が進むので、心の声まで読めたからかなと思う。特にマシューはそうで、親しみが持てた。事件自体はやるべきことをひとつずつやったら正解にたどりついた感じ。
あと、時代は現代なんだろうけど、クリスティーのような古い感じがした。英国ミステリーだからなのか、翻訳だからか、田舎が舞台だからかは分からないけど。

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2023年08月04日

Posted by ブクログ

当たり前の話しなんですが、物語が持つ雰囲気みたいなんて、主人公の持つ特性に依存しますよね
当たり前ですが

本作の主人公マシューは礼儀正しく落ち着いていて、公平で清々しく凛としている
そしてまさしく物語はそのように進む

とてもとても落ち着いてゆったりと進む
だけどダラダラしてるわけじゃなくてページはすいすい進む
なんか変な感じ
ゆっくりだけど澱みがないんよね

そしてマシューにはジョナサンという彼とは正反対の夫がいるんだけど、彼がいることでさらにマシューの人となりが際立つんだよね
そう、そしてこれめちゃくちゃさらっと書かれてるんだよね
最初なんのひっかかりもなくさらっと進行しちゃうの、マシュー(男性)に旦那さんがいるってこと
これがすごくいいんだよね

後々周囲からの視点が加わることで、やっぱり差別的な視点に晒されたりするんだけど
最初めちゃくちゃ当たり前に物語が進行していくのがとても良かった

そして事件の真相が明らかになるにつれマシューが一転して激しい怒りをあらわにするんだけど、これがまたいいのよ

魅力的な主人公マシュー・ヴェンと警察小説らしい捜査の過程が楽しめる本作はどうやらシリーズの一作目とのこと

楽しみなシリーズが増えてしまって困ったちゃん

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2023年06月20日

Posted by ブクログ

殺された人間がどのような人物だったのかが徐々に明かされながらも、そこから更に謎が深まったり、新たな事件が起きたり、人物像が皆くるくると変わる様などは大変独特だと思いました。

後半の弱者が虐げられながらも人知れず団結して抗うあたりが読んでいて胸が熱くなりました。
また犯人の身勝手さや、考えが至らず結局は犯罪の隠蔽に手助けしていたりと、人の善性と悪性が緩やかに対比されていたのも面白かったです。

あと主人公マシューとジョナサンの関係と、それを受け入れているイギリス社会が興味深かったです。日本だと物語の軸に据えられがちなのに、「そういうものだ」という価値観で話が進んでいくのは最初面喰らいました。

ページ数も多く、気軽に読める作品ではありませんでしたが、ヨーロッパ作品ならではの面白さがありました。

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2023年06月18日

Posted by ブクログ

イギリス南西部にある海岸で死体が発見された。
その日マシューは、父の葬儀を見ているところだった。
ゆるやかで不思議な感じで読み始める。

部下からの電話で近くにいたマシューは、死体発見現場に向かう。

事件捜査も静かに流れていくのだが、これはマシューの警部らしからぬ礼儀正しさと落ち着いた雰囲気からだろうか。

舞台はウッドヤードという施設で、そこの所長を務めるジョナサンがマシューの夫である。
さらりとLGBTQであることが描かれているのだが、部下も施設関係者も知っているという普通さにも慣れてくる。

次々とキャラの濃い特徴のある面々が登場し、事件は複雑なように見えてくる。
結局殺されたサイモンが薄い存在に思えて、しかも弱者救済のために…と思うとなんともやるせない。

とても読み応えのあるページ数だったが、細かな描写は無駄がなく真相に繋がっていく道筋になっている。
はっきりと手応えを感じていくにつれて、意味がわかるという…その少しずつの前進を楽しめた。



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2023年06月17日

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CL 2023.6.9-2023.6.13
アン•クリーヴスの新シリーズ。
狭いコミュニティの中での殺人事件。
マシューだけでなく部下たちも着々と丁寧に捜査を進めて解決に至る。こういう警察小説は信頼できて好きだ。登場人物も皆細部まで描き込まれて人物像が浮き上がってくる。
同性婚の相手ジョナサンとの関係がとてもいい。

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2023年06月13日

Posted by ブクログ

イギリス南西部僻村の海岸で起きた殺人事件をマッシュー警部が仲間と解決する話である。被害者はかつて自分の小さな娘を酒酔い運転で死なせ、罪悪感で酒に溺れ妻とも別れて荒んだ生活をしていた元料理人であった。彼の歩んだ人生の印象はどう見ても悪いが実際はどうであったのか、物語の進行に沿って明らかになる。

LGBT同性婚の夫婦、福音プレザレン派の宗教活動、発達障害者とその施設、障害者の親・・・状況設定は今風の話題で組み立てられている。

外に見せる外面の顔と家族や内側の実態との乖離が激しい人物が登場する。彼は一見どこにでもいそうな人である。立派なプレザレン教会の信者であり面倒見のよい地域の世話役でもある。妻を暴力と恫喝で支配し脅迫でコントロールしながら、慣習や教義の建前で社交的な存在で周りの皆から親しまれ頼られる。
かつてマッシューが家族で信仰する宗教を離脱した時敬虔な両親との間を執りなしてくれたし、今父の葬儀を取り仕切っている隣人だ。彼は一人娘を妄愛するがその娘も人の面倒をみることや保護することに異常な関心を持つ。この親子を軸にして事件が進行する。

社会的に尊敬される立派な立場の人が実はとんでもない欲の亡者で異常性格者ということはよくある。
彼は何故そこまでいい人振るのか、周りの人たちが何故その本性がわからないのか、そんな人が皆から尊敬され続ける社会とは何なのか。
この物語のように虚偽が暴露されることなく一生そんな人生を歩むとしたら、その人生は彼にとって何の意味があるのだろうか。犯罪を悪と思わないように自分を誤魔化し正当化する嘘の人生に。

福祉団体運営の補助金獲得で理事達の不正と隠蔽工作が原因で起こった殺人事件であった。
ストーリーは単純だが丁寧な描写と飽きさせない展開で読者を充分楽しませる。
逆境のなかで運命に抗う人間の意志、その善意や誠実さが爽やかさを感じさせる。
質の高いミステリー作品である。

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2026年01月13日

Posted by ブクログ

そこはかとなくもの悲しいお話しだった。
誰が犯人だー?と読み進めていったけれど、終わり方が釈然としなかった。
結局みんなそれなりには自白してるけど、悪びれてないし、腹立たしいやら虚しいやら。
最後の章もぼんやりしてて、むりやり終わった感。
途中までは楽しめて読めていたのに、残念でした。

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2025年11月15日

Posted by ブクログ

マシュー・ヴェン警部シリーズ1作目。アン・グリーヴスらしい、静かで深く、濃密なミステリーである。マシューのパートナーが運営する施設でボランティアをしていた男性が、海岸で死体となって発見される。施設の理事たちを巡る秘密が少しずつ暴かれていくのだが、、。マシュー警部と部下のジェンとロイ、殺されたサイモンを取り巻く人物像が丁寧に描かれている。特に通所者のダウン症の女性たちは個性的で愛らしく、作者の温かい眼差しが感じられる。

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2025年02月17日

Posted by ブクログ

アルコール依存症で心に傷を持つ
男性が殺された
警部の夫が務める施設で
ボランティアをしている男性だった

司祭や田舎の有力者やその娘が
絡む人間関係の中で
事件は徐々に明らかになって
いくが
結果的に聖職者のレイプ事件

何だか後味が悪く
ドキドキするミステリーとは
違った

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2024年05月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・あらすじ
イギリスのランディ島が舞台。
海岸で発見された男性の死体。アル中無職ホームレスだったその男性は死の直前にダウン症女性との謎の交流をしていた。
社会的弱者である(になる)人々の問題なども描かれている社会派ミステリー。

・感想
主人公のマシューが内省的なのに加え事件の概要や書かれる風景描写なども合わさって全体的に物静かな作品だった。
皆それぞれ日々の生活で苦しみ、悩んでて謎解きよりも人物描写がメイン。
マシューとパートナーのジョナサンペア好きだったけど、とにかくルーシーの明るさがこのどこか陰鬱で物静かな作品に華を添えてた。

中盤までジョナサンが黒幕かもしれない…って穿った読み方してたw

タイトルがすごく作品を表していて良いなと思う。
哀惜;人の死などを悲しみ惜しむこと。また過ぎ去ったことに心ひかれて惜しむこと。

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2024年03月02日

Posted by ブクログ

推理小説熱が続いていて読んでみたけど、お正月でボケボケしていて、途中で寝たりしながら読み切った。ポーとブラッドレーのシリーズが好きだったのかも…という感じであまり入りきれなかった。帯によると理詰めを楽しむ小説だったようで、正月のボケボケした脳みそで読むべきものではなかったのかも。

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2024年01月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ペレスシリーズ作者の新シリーズ1作目。
解説を読むまで版元が違うのに気が付かなかった。
前シリーズ同様に少し重苦しい雰囲気の中ストーリーが展開していくが、ペレスが住民に受け入れられていたのに対して、今回主役のマシューはそうとはいいがたい。
そのあたりが今後、わきを固める人たちとともにどう展開していくのか気になる。
ミステリーとしてもまずまず面白かった。次作に期待。

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2023年09月23日

Posted by ブクログ

僕自身もlgbtなんだけど、こう濃いめのポリコレを感じてちょっと、、、(男性的縦社会に関する嫌悪描写が多めでちょっとノイジー、)(ロスの扱いがかわいそうじゃない??頑張ってるのに!)(あの人に罪がいかないようにしてるのに恣意を感じる、それはそれで安心したけど)
映像化したら映えそうというのには同意、見たい

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2023年06月01日

Posted by ブクログ

<シェトランド四重奏>シリーズの続きに今ひとつ食指が動かないので、新シリーズの今作に手を出してみた。およそ警察官に似つかわしくない主人公・マシューの性格をはじめ、人物造詣の上手さが目を惹く。記号的な登場人物が殆どおらず、各々のキャラクターが実に立体的である。町の複合施設を物語の中心とし、本筋となる殺人事件の捜査と障害を持つ女性の誘拐事件が交錯し、関係者の立ち位置がガラッと変わるプロットも巧い。ベテラン作家ならではの熟練度を感じさせる作品だが、サイモンの心境の変化が詳細に書き込まれていれば尚良かったと思う。

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2023年05月29日

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