スティーヴン・キングのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
日本のキングファンにとって幻の作品とも言える二作がついに一般に流通!
これだけでも嬉しいのに新作も一篇入っていて控えめに言って特別な一冊でしょう。
ちょうど本なんて読む余裕がなかった時期で、限定的な出版であったことを後から知って本当にショックだった。その後何年もふとした時に思い出しては悲しい思いをしてたけど、ついに読むことができて感無量。内容や出来とかもう関係ないレベル。
そんな思い入れをなんとか排除しての感想は、キング作の中ではまあまあってところかな。
キング中編はハイレベルのものが多いことを考えるとやや物足りない。
浮かびゆく男
この作品で一番のポイントはキャッスルロックが舞台であること -
Posted by ブクログ
ネタバレ面白かったです!ちょいと短い長編。或いはちょいと長めの中編。という感じのページ数なのですが、絶妙にキッチリとまとめられていていた感じ。スティーブンキング、お見事なり!と思いましたね。
少年には、死者を見る事ができる、、、という、まあ、、、ホラー小説的には、超定番の設定、と言っていいのではないでしょうか。バリ面白かったのが、主人公のジェイミー少年が小説内で自ら「死者が見えるっていっても、ブルースウィリスのあの映画じゃないよ」って、誰もが知っているであろう同じテーマの超有名映画、M・ナイト・シャマラン監督&ハーレイ・ジョエル・オスメント君主演の「シックス・センス」をネタにしているところ。ま、テー -
Posted by ブクログ
ネタバレ後半はページを繰る手が止まらなかった。
人物が徹底して作り込まれているため、まるで自分が主人公ポールであるかのような臨場感で物語に引き込まれた。
監禁され、足を切り落とされ、名誉を剥奪されたポールが、四肢満足で頑強かつ狡猾なアニーに一矢を報いようとするが、、、。
あらゆる事象がポールに牙を剥き、強くあろうとすること自体が不可能に思える状況のなかで、それでも最後の最後まで自尊心を保ち続けた彼に一縷の光が差し込み、物語は大団円を迎える。
こうして振り返ってみると、勇者が龍を倒すという王道の物語にほかならない。だが、スティーブン・キングの手にかかれば、擦り倒された英雄譚でさえ、傑出したサスペ -
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Posted by ブクログ
バトルランナーの改訂版。
西暦2025年、アメリカは巨大な管理国家と化し、都市には失業者があふれていた。貧困にあえぐベン・リチャーズは人気を誇るゲーム番組『ランニング・マン』に出場することに。逃げ切れば大金、捕まれば即死。30日間逃げ切れるのか…。
大好きなキングのリチャード・バックマン名義で発表していた初期の代表作とあって、復刊に歓喜です。
リチャーズは逃げ切れるのか、ハラハラする展開も見所ですが、リチャーズの心境の変化が面白かった。
最初は娘の病気の治療費を稼ぐためゲームに参加しましたが、ゲーム中に出会う人と接していくうちに、メディアに支配された社会に対する怒りが増長していく様を丁寧に描い -