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Posted by ブクログ
読み終わった…読み終えたくないほど面白い内容だったし、何より「はみだしクラブ」(ルーザーズクラブ)のみんなと別れたくなかった。
今日映画の方も観に映画館へ行ったのだが、結末は映画のほうが爽やかなものだった。はみだしクラブのみんなの魅力は変わらないが。
イット。ただ怖いだけじゃなくて、少年少女だったころの楽しかった日々を思い出させ、ノスタルジックな気分にもさせてくれる。あの頃の友達はどこへ行ったのか。
私もこの本を読み終え、そのうちこの気持ちを忘れてまた日常に戻っていくのか。
そして私はまだ、イットへの恐怖、すなわち自分自身の恐怖へと向き合えていない気がする…
Posted by ブクログ
回想、そして現代ともにITとの最終対決に向かう4巻。
冗長には感じなかったものの、それでもやはりどこかで長すぎるだろう、という印象のあった『IT』でしたが、読み終えてみるとその長さがあったからラストの涙しそうな感覚が味わえたのかとも思えます。
モダンホラーの帝王と呼ばれるだけあって、ITの変身するさまざまなモンスターの描写にはかなりの迫力があり、それをただ子供たちが倒すという回想部分だけのストーリーでも、逆に大人がITを倒すという現代のパートだけのストーリーでも十分面白いとは思いました。ただそれだけではキングの代表作と呼ばれるまでの作品にはならなかったと思います。
この二つの時代での恐怖を乗り越える大人と子供の姿を描いたことはもちろんのこと、子ども時代の回想でしつこいくらいに描かれた遊びの様子、いじめっ子たちとの対決、はみ出しクラブの友情、新たな出会いや発見……そうしたものがあったからこそ再び集まった彼らの絆を読者である自分も信じることができたし、それがラストのさびしくも穏やかな終息につながっていったのだと思います。
序盤は早くITとはみ出しクラブの対決が読みたいと思っていたのですが、4巻の終わりごろにはまだはみ出しクラブといっしょにいたい、と思いながら読んでいました。個人的にはまたはみ出しクラブはITの件抜きでめぐり合えるものだと信じたいと思います。
1993年版このミステリーがすごい!海外部門4位
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小説・文芸
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