夜がはじまるとき

夜がはじまるとき

これぞ物語の愉しみ! 巨匠の才能のすべてがここに

死の床にある父を見舞った私が出会った少女。彼女の持つ不思議な力とは……静かな感動を呼ぶ「アヤーナ」他全6篇収録の短篇集

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夜がはじまるとき のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    購入済み

    キングの短編はけっこう読んでいますが、この作品集では、なんとも言葉では言い表せない緊迫感でぐいぐい迫ってくる「N」が圧巻でした。
    ストーリーとしてだけでなく、本当にこの世のどこかにこうした現象が起こっているような気もします。「N」の場合にはギリギリ正気を保った良心的な登場人物でしたが。

    不可

    #切ない #深い #シュール

    0
    2022年09月30日

    Posted by ブクログ

    強迫から逃れられない嫌悪感で具合が悪くなりそうな作品から始まり、吐きそうになりながら読み終える短編集。「幻想というバーベルを持ち上げるだけの想像力(解説より)」が備わってきたのか、一回目に読んだ時よりも楽しめた。

    0
    2013年03月31日

    Posted by ブクログ

    短編集2
    ていうか、英語として同じタイトルなのに「夕暮れをすぎて」と「夜がはじまるとき」っていうタイトルにしちゃうところとか、作者後書きが「サンセット・ノート」てタイトルなところとか、全部好き。どれも面白かったです。

    「N」…という患者が強迫神経症で精神が壊れて行く過程を記述した医療記録、医師の手

    0
    2012年05月29日

    Posted by ブクログ

    アーサー・マッケンの『パンの大神』に影響を受けたという「N」から、これぞキングのお下劣な最高傑作ともいうべき「どんづまりの窮地」まで珠玉の全6篇です。

    30年前にキャバリエ誌に発表された作品「魔性の猫」のシンプルなお話が好きかな。想像力で色々背筋が凍る「聾唖者」もうなった。
    でもまあやっぱ、トップ

    0
    2011年04月13日

    Posted by ブクログ

    哀しくも美しい死からみじめな怒り、ノンストップ絶体絶命の窮地までまったくよく楽しませ苦しませてくれる。巻末話ときたら、いやはや。

    0
    2010年07月07日

    Posted by ブクログ

    やっぱりキングは面白いですね。怖いだけじゃなくて、人間の深いところをきちんと描いていて。好きだったのは「ニューヨークタイムズを特別割引価格で」。このタイトルも何とも言えずいい。とても効果的だった。「アヤーナ」も同じように怖さより愛を感じる。死と奇跡。人間を超えたところで起こる出来事。でも、人間だから

    0
    2010年04月29日

    Posted by ブクログ

    再読。日常に潜む恐怖体験

    皆が感じた恐怖を描く天才。これほど臭いまでやってくる作品はあるだろうか。

    0
    2025年10月19日

    Posted by ブクログ

    毎回キングの短編集は幅広い読後感を与えてくれるが今回も然り。
    文学的な香りすら漂う佳作(「ニューヨーク・タイムズを特別割引価格で」が素晴らしかった!)を並べて最後に下品を極める「どんずまりの窮地」を置く(しかもこの中では一番の長さ)のもまたキング節。

    0
    2024年05月07日

    Posted by ブクログ

    神保町の書店で買った選書本。ラッピングされた文庫本の中から、本文から抜き出しされた一文を読んで気になる一冊を選ぶというもの。
    「幽霊ならまだいい」という文章に惹かれてこちらを選んだ。

    It、スタンド・バイ・ミーなどでキング作品はことごとく挫折してきてるので、正直読み切れるか不安だったけれど、面白い

    0
    2024年03月01日

    Posted by ブクログ

    1312 始めから最後までキング色一色でした!どれもじんわり怖い良い作品ばかり。最後の『どんづまりの窮地』だけは何とも。。。読んでて鼻が詰まりそうでした。

    0
    2013年12月27日

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