矢野隆のレビュー一覧
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熱き漢たちの闘い
いささか後味が悪いのは史実に基づいたストーリーだからか。
かって、沖縄の城の美しさに惹かれ、中城、勝連城などを訪れたことがある。再訪も計画しており熱き漢たちの魂をかの地で思い起こしてみたい。 -
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源義経戦の生き様を戦神に例え描いた歴史小説で時を同じくして始まったNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」と同じ時代である事、あまり馴染みの無かった平安→鎌倉時代の話である事から興味深く面白く読めた。
源頼朝と異母兄弟の義経は、夢の中で義朝、為朝、頼光など源家の父祖を幻視して平氏滅亡を胸に宿し、京の五条大橋で武蔵坊弁慶と出逢い刃を交えた後、主従関係となり、世話になっていた奥州の藤原家(当主:藤原秀衡)に帰省する。義経は痺れを切らし奥州人を蝦夷と蔑ます事に憤りを感じている忠信、継信兄弟と弁慶のみで平氏打倒の旅に出る。その後、頼朝は遠方鎌倉の地で打倒平家に起兵するも遠方の地を離れず実践は、義経に心を寄 -
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シカマルが主人公の番外編
いつの間にか、めんどくせーと言わなくなっていたシカマル。そこそこな人生でいいと思っていたのに、本人の意に反して期待と責任が重くなっていく。有能なだけに、思った通りにならないことってあるんだなと。
また原作でも公然の仲だったテマリとの、はじめてのデートを取り付けるシーンもあります。ここから正式な交際が始まったんでしょうね。 -
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五影会談で土影が不可解な動きを見せた。切れ者の土影が見せた行動の真意を探るシカマルが突き止めた真相とは
うーむ、最終いいとこをもってかれましたが、シカマルの決意とナルトとの信頼関係がグっときました。
チラっと出てくるサスケの言動に「あー、大人になったなぁ」と感慨深い。猪鹿蝶(先代)もわかりあえてる関係がすごくあったかくてうらやましい。
家でいつも母ちゃんに叱られてばかりいる父ちゃんがスゴい人だなんて、シカダイには驚きでしかなかったみたい。あら、もうかれこれ20年NARUTOとつきあってる我々読者の方が理解してるじゃないか。
奈良夫婦にもう少しラブラブしてほしかったですが、甘さ控えめでした。
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架空の時代&場所で志しを胸に下克上を成し遂げる歴史小説。
【長文粗筋】
その昔の真族民族が眼の紅緋眼の地を攻め込み建国をなして帝を立て緋眼民族を果の地に追いやり奴隷として略奪を繰返す時代。真族は帝(力)と共に真天宮(精神)を頂点に持つ国で真天宮から繋がるとされている各自一文字の入ったお守りの様な小匣を持ち緋眼との違いを証す。
緋眼の木曽捨丸は幼少期に父母を殺され真族への復讐を胸に緋眼の地を捨て真族の地に出て芸団一座の盤海、その娘娘鈴に拾われ真族の地を木曽捨丸→獲生と名を変え盗んだを小匣胸に緋眼を隠して流浪する。
真族の地は、覇の時代で帝了楓が影で力を持つ輩を殺戮し悪政を成す中、獲生は盤 -
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周辺人物の話が面白い
書きつくされたテーマであるだけに、主役の信長.光秀以外の周辺人物の話が面白い。
特に意外な視点から描かれた宮本昌孝の作品が気に入った。