矢野隆のレビュー一覧

  • 籠城忍 小田原の陣

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    ネタバレ

    面白い。まず風魔小太郎が脳内で勝手に範馬勇次郎の姿に変換される。刃牙読んでる人多分みんなそうなると思う。この作品、ぜひとも有限会社いたがきぐみでコミカライズして欲しいくらいだ。終盤の小田原評定(物理)における北条氏直らの北条氏の終活に向けた論戦も板垣恵介タッチの絵柄で映えると思う。

    などという願望は置いておき、内容の感想。これがなかなか一筋縄ではない作風で誰が主人公かわからない。まあ群像劇になるのだと思うが、そもそも作品紹介を読むとスーパー忍者服部半蔵が小田原城へ単身忍び込み風魔忍軍と大立ち回り……と思うじゃないですか!ところが、早々にとんでもない展開になってしまって……え?ええええ???っ

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    2026年08月17日
  • 決戦!関ヶ原

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    勝利のため、生き残るため、戦うため
    それぞれの思いで描かれる関ヶ原の戦い
    教科書では一言で終わる戦いの裏に、人々の交錯する思いがあることを感じさせられた

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    2026年08月02日
  • 戦始末

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    敗戦をテーマとして扱う歴史小説短編集で、どれも楽しめたが、秀吉の勃起が止まらない金ケ崎の退き口を扱った冒頭作が一番良かったかな。

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    2026年04月14日
  • NARUTO―ナルト― シカマル新伝 舞い散る華を憂う雲

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    シカマルとサスケの関係性良かったな〜。
    華の国の大名、シカマル以上にキレものなの笑う。
    放浪の旅に出ててるサスケをずっと滞在させる案しか出ない自分の浅はかさ。

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    2025年12月13日
  • 決戦!桶狭間

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    『天祐は信長にあり』シリーズは長篠の戦いまで読み進めてしまったが、時を遡り『決戦!』シリーズで桶狭間を読みたいと思った。冲方丁が信長を語り、並み居る作家が今川義元、氏真を語る構成の妙。当たり前だが、正義はそれぞれの立場にあるのだ。元康(家康)は義元を慕っていたが、氏真は嫌っていた。だから信長に与した……そう考えるのが自然なような気がした。最後に首だけになった義元の思念「漸く、見えた。」は、句点なし、段落なしの長文で筒井康隆を彷彿とさせる文章だった。良し悪しは別としてだが……

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    2025年12月10日
  • とんちき 蔦重青春譜(新潮文庫)

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    蔦重が面倒を見ていた4人を知らずに完読。ホントびっくり、知らない分だけ、よりワクワク読めました。
    創作なのかリアルなのか、でも芸術家になるヒトとなりを感じました。どんな人生でも職業でも、明るく情熱的な志がないと続かないですね。

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    2025年07月14日
  • 琉球建国記

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    15世紀の琉球王国の歴史を元にしたフィクション小説。

    沖縄に住んでいた頃、勝連の高校生たちの現代版組曲「肝高の阿真和利」を観に行ったのが、阿真和利を知った最初でした。
    この小説でより理解が深くなった。

    阿真和利はもちろん、そのまわりの仲間がとにかくかっこよくて気持ち良い!!
    だからこそラストは悔しいし悲しいし切ない。
    歴史は必ずしも善人が勝つわけではないという残酷さを感じつつ、でも敗者だとしても己の魂の輝きを後世に残す者は、最終的には勝者なのではないかと思ったり。

    面白かった!

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    2025年05月31日
  • 戦百景 大坂夏の陣

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    歴史好きにはたまらない戦百景シリーズ!豊臣VS徳川遂に決着の「大阪夏の陣」今作では大野治長が意外とカッコよく描かれていてビックリしました……真田信繁、幸昌親子の別離のシーンでは不覚にも涙が……

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    2025年04月05日
  • 琉球建国記 尚円伝

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    琉球王国の統一後、王族でもないのに王となり礎を築いた金丸の一代記。琉球の歴史は全く詳しくなく、どこまでが史実か分からないが本当に庶民から王に成り上がったのなら実力や運は相当な人物だったのだろう。
    本書では最初に村人から受けた理不尽な仕打ちに復讐することをエネルギーにして出世していく…という展開が途中からは忘れたかのように(一応、綺麗事だけでは回らないことを知ってるとか、その辺りに設定は生きているものの)別の話になっていって、衝撃的な導入部分が霞んでいったのがもったいないとは思った。とはいえ、知略謀略で成り上がっていく様はダークヒーロー感があり面白かった。

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    2025年03月23日
  • 琉球建国記 尚円伝

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    水泥棒として追われた金丸が逃れ流れ着いた首里で馬の糞掃除から始まった人生、その才覚で成り上がっていく。権謀術数、駆け引きと忍耐の醍醐味、面白かったです。

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    2025年03月05日
  • 戦百景 関ヶ原の戦い

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    歴史好きにはたまらない戦百景シリーズ!!
    天下分け目の関ヶ原の戦い…10人の武将にフォーカスしてそれぞれの物語が描かれていました!歴史は面白い!!

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    2025年02月24日
  • 戦百景 本能寺の変

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    史実に基づいた歴史小説のシリーズで歴史好きにはたまらないシリーズです。超有名な「本能寺の変」でこんな解釈の仕方もあるのかと感心しました!

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    2025年01月29日
  • 琉球建国記

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    我が地元の小説。琉球の歴史についてはあまり勉強してこなかったけど、史実を元にしたフィクションという事で、なかなか面白かった。これを機に沖縄の歴史を勉強してみようかと思います!

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    2025年01月23日
  • どうした、家康

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    家康というただ一人の物語でも、こんなにいっぱいあるもんなんだなあ、って思った。王道系も、恋愛系も、色々あって、「家康」を楽しめる。

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    2024年11月09日
  • 読んで旅する鎌倉時代

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    鎌倉時代の鎌倉をテーマにして鶴岡八幡宮や銭洗弁天など場所に纏わる短編集。
    鎌倉はよく行っていたので全ての場所が分かって面白かった。しかし源頼朝は好きになれない。

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    2024年09月16日
  • 歴屍物語集成 畏怖

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    短編集だがどの物語も個性がありストーリーがリアリティがありテーマがありとても引き込まれた!これは世に埋もれた快作だ!

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    2024年09月06日
  • 覚悟せよ

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    郡奉行でありながら貧農の隠し田を見逃す神谷新左エ門の覚悟、芹沢鴨と共に粛清されたお梅の覚悟、島流しの男が流人頭へ抱く覚悟、屑屋に殺されたお甲の覚悟、伊達政宗の覚悟、満たされ過ぎてしまった秀吉の母が捨ててしまった覚悟、吉良邸隣家の土屋主税が吉良上野介に相対して決めた覚悟。
    様々な覚悟を抱いた人間と、その周囲の人たちとの確執が如何ともし難く、歴史上の人物であれ無名の人であっても、その想いが届かぬ切なさを静かな筆致で描かれていて好感が持てた。

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    2024年05月10日
  • 戦始末

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    ネタバレ

    戦国期のしんがりの事例(?)についてまとめた著書かと思って購入したが、様々な合戦の撤退戦を題材にした小説だった。
    "退き佐久間"のように撤退戦に関する異名を持つ武将も登場しないようなので、読み始めはちょっと拍子抜けしたが読み進めるうちに面白くて全く気にならなくなった。

    後衛は後方警戒だけでなく、後詰めや全体を押し上げる役割もあって優れた状況判断が要求される。部隊で2番目に強い(信頼できる)やつが最後尾を行くと言われるくらいに大事な位置だ。
    特に、勢いに乗る敵を抑えるしんがりの役目は重要であるが困難でもある。崩れれば全軍が潰走することになり追撃でとんでもない被害が出うる。し

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    2024年04月14日
  • 読んで旅する鎌倉時代

    購入済み

    鎌倉三代将軍家の時代の13篇の短編アンソロジー。
    タイトルは『旅する』だけど、旅自体を扱った作品はなかったような?(^_^;)各作品の冒頭に、作品にちなんだ名所の写真と説明がついています。
    前半は頼朝と政子の逸話が多く、後ろになるにしたがって時代があとになります。
    砂原浩太朗さんの「実朝の猫」が好きかも。鎌倉に行きたくなりました(^.^)

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    2024年02月09日
  • NARUTO―ナルト― イタチ真伝 暗夜篇

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    漫画では描かれなかったイタチの業。面白かったけど、一族全滅への動機がイマイチ腑に落ちなかったかも。とはいえ漫画への橋渡しという意味では読み応えのある本だった。

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    2024年01月27日