とんちき 耕書堂青春譜

とんちき 耕書堂青春譜

1,815円 (税込)

9pt

4.0

ここは蔦屋重三郎の店、耕書堂。いわば江戸時代の「トキワ荘」。十返舎一九に滝沢馬琴、東洲斎写楽に葛飾北斎。才能の開花を待つ、まだ何者でもない天才たちが集い、悩み、妬み、笑って、泣いた聖地。金はないけど、夢はある。元気もある。怖いものも、なし。だが、ひとつの「死」によって暗雲が――。痛快歴史エンタメ長編!

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とんちき 耕書堂青春譜 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年04月30日

    江戸時代の出版社、蔦屋重三郎の「耕書堂」。
    そこに集う、未来の絵師と戯作者。小間物屋の婿養子になったさ吉、大柄で図々しいところがある鉄蔵、機転がきいて人に合わせることに長けた幾五郎、武士でありながら役者の十郎兵衛。そして蔦谷重三郎、すでに絵師として美人画で売っていた北川歌麿、浮世絵と戯作の大家、山東...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年10月18日

    江戸時代、今で言う凄腕プロデューサー蔦屋重三郎(通称蔦重、耕書堂店主)に集う昭和のトキワ荘から巣立つ若手漫画家に似た各方面に抜き出た4人の達人の生活を薬種問屋“黄林堂跡取り”の仁衛門恋愛沙汰事件に絡めて描く。又、その遠巻きの登場人物も凄い、その4人の達人達は最後に後の著名人である事が明かされる。

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    Posted by ブクログ 2021年02月04日

    江戸も好き、絵も好きという私の好物、蔦重。
    これは、のちに滝沢馬琴となる、さ吉、十返舎一九となる幾五郎、葛飾北斎となる鉄蔵のまだ未来が見えない時期のお話だ。登場人物はいっときだけ写楽として評判を取り、主人について国に帰った武士の能役者の斉藤藤十郎がからむ。

    それぞれの人物が形成される背景も折り込み...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年08月20日

    2025年大河ドラマの予習として読みました
    蔦重関係の本はこれで4作目なので登場人物が後の誰なのかは分かった上で読んでましたが、読みやすくて、それぞれの人柄なども分かりやすかった
    江戸時代ではあるけどこれから夢をつかんでいく若者達の青春物語として現代でも共感できる部分もありそうだし、面白いエンタメ作...続きを読む

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