歌舞伎座作品一覧

  • 講談放浪記
    4.7
    1巻1,430円 (税込)
    独演会チケットは即日完売! 講談普及の先頭に立つ稀代の講談師 六代目 神田伯山の著書、いよいよ登場!! 講談ゆかりの地を訪ねて、 講談の魅力を発見するーー。 伯山が名作講談の舞台となった場所を訪ねて、 講談の持つ物語としての魅力を紹介します。 また、他芸能・他ジャンルの城ともいうべき場所を訪ねて、 講談という芸能の未来について再考しています。 現場に行っての論考だからこその臨場感が迫ってきます。 2021~2022年の1年間にわたった 文芸誌「群像」連載を大幅加筆。 加えて、師匠・人間国宝の神田松鯉氏との 師弟対談も収録! 目次 第一部  講談の舞台を訪ねる 第一章  『赤穂義士伝』泉岳寺が伝える四十七士の虚実 第二章  『天保水滸伝』房総に遺された侠客たちの息吹 第三章  『源平盛衰記』壇ノ浦で死して生きる源氏と平家の物語 第四章  『出世の春駒』愛宕神社の石段数とリアリティ 第五章  『四谷怪談』お岩さまと伊右衛門夫婦のフィクション性 第六章  『寛永宮本武蔵伝』巌流島に伝わる決闘の真実 第二部  来るべき講釈場のために 第七章  国技館と相撲幻想 第八章  歌舞伎座での新たな邂逅 第九章  いまを生きる寄席の魅力 第十章  日光東照宮で想う江戸の講釈 第十一章 失われた講談の城、本牧亭の面影 特別師弟対談 人間国宝・神田松鯉に講談の神髄を聞く
  • ニッポンを解剖する! 東京図鑑
    完結
    3.8
    進化し続けるニッポンの中心「東京」の魅力をまるごと解剖!!  通常のガイドブックでは、あまり知ることのできない東京名所の詳細や、歴史・文化を、文章だけではなく多彩な写真やイラスト、表などをふんだんに使い、わかりやすく図解して紹介しています。 この一冊で「東京」の見方、楽しみ方が変わる! 読んで面白い、知って旅に出たくなる、新しい形のガイドブックです。 <本書の概要> 【1章:東京ホットスポット】 東京駅/皇居/国会議事堂/東京スカイツリー/東京タワー/東京都庁/明治神宮/迎賓館赤坂離宮/旧岩崎邸/六義園/日比谷公園/東京大学/日本橋髙島屋/都電荒川線/羽田空港/レインボーブリッジ/隅田川/高尾山 【2章:東京ミュージアム&アクアリウム】 23区個性派ミュージアムMAP/東京国立博物館/国立西洋美術館/岡本太郎記念館/日本民藝館/江戸東京博物館/国立科学博物館/サンシャイン水族館/すみだ水族館/アクアパーク品川 【3章:東京カルチャー】 歌舞伎座&歌舞伎/両国国技館&大相撲/新宿末廣亭&江戸落語 【4章:東京タウン&ストリート】 丸の内・銀座/六本木/日本橋/浅草/渋谷/秋葉原/表参道/アメ横/神楽坂/東京ガード下 【5章:東京カレンダー】 三社祭/酉の市/花火大会/東京音頭/梯子乗り 【コラム】 なぜ東京に名建築が多いのか/江戸っ子の誇り「日本橋」の今昔/東京の銭湯は日常の中の非日常空間/東京めしの代表格「江戸前」とは? ※この電子書籍は2016年8月にJTBパブリッシングから発行された図書を画像化したものです。電子書籍化にあたり、一部誌面内容を変更している場合があります
  • あぶないキャリアの洗脳的純愛【イラスト入り】
    3.0
    1巻680円 (税込)
    「うっ…うぅ、んん──っ!」かつて雄介を襲った大学試合の後輩・鴻野が、現場研修で南築地署にやってきた初日。鴻野は雄介をホールドし、キスをぶちかました。公衆の面前で。署内は騒然としたものの、キャリアには逆らわないのがお約束。怒り狂う雄介をあっさり無視し、相棒という名の人身御供を差し出した。なんという理不尽!わが身を嘆く雄介だったが、そんな折、歌舞伎座で殺人事件が起きて……!?キス魔×熱血刑事の、あぶないワーキングラブ
  • 危険な斜面
    4.2
    男というものは絶えず急な斜面に立っている。爪を立てて上に登って行くか、下に転落するかだ──。10年ぶりに歌舞伎座で会った女は、豪華な装いで、男の勤める会社の実力派会長の愛人になっていた。彼女を利用して昇進に成功した男は、やがて彼女が邪魔になり……。表題作の他、強盗殺人犯の妻と張り込みの刑事を描く「失敗」、大新聞社の職をやめ、都落ちして勤めた田舎の新聞社で奇妙な事件に出くわす「投影」など、語り口のうまさに思わず唸る、全6篇を収録。
  • 歌舞伎座の怪紳士
    4.2
    ロングセラー 『スーツケースの半分は』の著者が贈る極上のミステリー 祖母の依頼で請け負った観劇代行アルバイト。 行く先々で奇妙な出来事が起こり―― 職場でハラスメントを受け退職した岩居久澄は、 心に鬱屈を抱えながら家事手伝いとして日々を過ごしていた。 そんな彼女に観劇代行のアルバイトが舞い込む。 祖母に感想を伝えるだけで五千円くれるという。 歌舞伎、オペラ、演劇。 初めての体験に戸惑いながらも、徐々に芝居の世界に魅了され、心が晴れていく久澄だったが――。 私が行く芝居に必ず「親切な老紳士」がいるのは、なぜだろう?
  • 遺影(『霞町物語』講談社文庫所収)
    -
    祖母の四十九日法要がすんだ10月も半ば、あの日歌舞伎座であった老紳士が祖父に遺影を撮ってもらおうとやってきた。いつも明るい母は絶句し、穏やかな父は目を吊り上げる。そして明らかになる美しかった祖母と家族の秘密とは。
  • 平成歌舞伎見物
    -
    歌舞伎は本来、庶民のための芸能であり、気楽に楽しむための娯楽であるにもかかわらず、(1)歌舞伎は知識がないと楽しめない、(2)歌舞伎は古い、(3)歌舞伎は荒唐無稽である…というイメージが残っている。しかし、大向うなどという、ある種、非常に粗野な文化が生き残っているのも、歌舞伎が小難しい理屈などを必要としない芸能であることの証ではないだろうか。歌舞伎座をはじめとした劇場で、役者の芝居から、先輩たちの言葉から、親しい友人たちとの会話から、客席の空気から、自らの失敗から、自分の肌で感じとり、自由に想像し、江戸時代の人々の知恵と想像力(創造力)に感嘆し、芝居に込められた「自分へのメッセージ」を掴み取ろうとする――あるひとりの大向うの目線を通して語られるリラックスして歌舞伎を楽しむヒント満載の本。
  • 大向うの人々 歌舞伎座三階人情ばなし
    4.3
    「中村屋ァ~!」「まってました!」。歌舞伎で芝居の途中に役者に向かって掛けられる絶妙な「掛声(かけごえ)」は、「大向う(おおむこう)」と呼ばれる歌舞伎通の人たちによるもの。学生時代に「大向うの会」に入会し、現在に至るまで活動歴56年の著者・山川静夫が、青春時代、そして大向う、昭和の名優たちとの温かい交流を描きます。
  • 俺の喉は一声千両―天才浪曲師・桃中軒雲右衛門―
    -
    寄席にさえ出してもらえず、野天で上演──貧民窟で生まれ、差別されつづけた浪曲。だが、一人の男が、すべてを変えた。歌舞伎座公演、皇族御前公演。落語も講談も吹き飛ばす、浪曲全盛時代がやってきた! 明治から大正を怒濤のごとく駆け抜けた四三年の生涯を、演芸研究家の曾孫が愛情をこめて描いた決定版評伝。
  • 女は帯も謎もとく
    -
    粋で艶やかな新橋芸者の“まり勇”は、ハードボイルドなどの海外ミステリーが大好き。少女時代はメイヴィス・セドリッツやハニー・ウエストのような女探偵を夢見ていた。忙しいお座敷の合間に起きるミステリアスな事件に胸を躍らせ、恋しい刑事と謎を推理。聖ルカ病院、魚市場、歌舞伎座に本願寺――なんでも一級品の揃う築地を舞台にした都会派連作ミステリー!
  • 歌舞伎 家と血と藝
    4.3
    当代の役者はいかなる歴史を背負って舞台に立っているのか? 明治から現在まで、血と家と藝が密接にからみあう歌舞伎の世界には、波瀾万丈の人間ドラマがあった。歌舞伎座の頂点を目指す七大名家の興亡を描きつくした大著。歌舞伎を観るのが、もっと面白くなる! (講談社現代新書)
  • 歌舞伎座誕生 團十郎と菊五郎と稀代の大興行師たち
    3.8
    歌舞伎座という「異界」はいかに誕生したか。黒船襲来から民権運動、歌舞伎界に押し寄せる近代化の波。江戸最後の大スター・3代目澤村田之助、團・菊・左、興行師と旦那衆、伊藤博文ら維新の元勲――。文明開化期の劇壇で織りなされた人間模様の実録。
  • 歌舞伎座の怪人
    -
    中村獅童って、こんな人だったの?ーー「親のないのは首のないのと同じこと」。歌舞伎界のゴッドマザーといわれた祖母・小川ひな(三代目時蔵夫人)にこう言われ、役者の道を諦めるよう諭された十代の頃。「ぼくには歌舞伎の血筋はあるけれど、後ろだてはありません」といいながら、それでも歌舞伎への夢を諦められない獅童が、舞台や撮影の合間に思いの丈を綴った自伝的エッセイ。硬派なイメージの底に隠された、素直で小さな「獅子の童」の姿に驚かされます。 [獅童を支える豪華な顔ぶれ] 装画・あべ弘士(「あらしのよるに」絵本作家)による描き下ろし「絵で楽しむ歌舞伎座案内」 口絵写真・篠山紀信「假名手本忠臣蔵 斧定九郎」「封印切 亀屋忠兵衛」 特別インタビュー・「萬屋の血」関容子(歌舞伎評論家) 著者秘蔵フォトも満載! (内容) 進学した日大の芸術学部演劇コースでは「歌舞伎鑑賞」が授業の中にあり、学割チケットを求め、はるか二階の後方の客席から舞台を見つめました。しかし匂いも熱もあまりに遠く、しまいには焦れったくなり、「ああ、ぼくはここにいてはいけない」。 おとなしく座っていてはダメだ、いま自分が感じていることを舞台上で役をとおして語り、舞い、人々を感動の海に誘わねば――と、生意気にもそのとき、真剣に考えました。 そのとき、ぼくは二十一歳でした。 (第一章より)
  • 歌舞伎座の快人 1984年の團十郎、猿之助、仁左衛門、玉三郎、勘三郎
    -
    80年代当時、勘三郎・歌右衛門のベテランに、幸四郎(現・白鸚)・吉右衛門・團十郎・菊五郎は40代。孝夫(現・仁左衛門) &玉三郎が爆発的人気をよび、勘九郎(十八代目勘三郎)と八十助(十代目三津五郎)はまだ20代。昭和最後期、百花繚乱の 輝きを放っていた歌舞伎界。本書は、大学時代に歌舞伎座に通いつめた筆者による編年代(主に1984.1988年)の回想録です。 当時、人気では当代随一だった三代目市川猿之助(現・猿翁)を軸に、全24話にて各話で一人の役者&演目を中心に取りあげ、 公式記録には残らないエピソードも記します。
  • 着物をめぐる物語
    4.0
    華やかな歌舞伎座の楽屋に、藤娘の衣裳を着て現れる女形の幽霊。唐子の着物をほめてくれた混血の美青年が戦時中にたどった運命。夫と息子に先立たれた老女が黙々と織る越後上布。男に翻弄されたホステスが遺した大島。老境を迎えた辰巳芸者の着物への執念。畳紙に包まれ密やかに時を刻んでいた着物が、繙かれ鮮やかに語り始める……。縦糸と横糸のあやなす、美しく残酷な11の物語。※新潮文庫版に掲載のイラストは、電子版には収録しておりません。
  • 教養として学んでおきたい歌舞伎
    4.5
    本書は、日本の伝統芸能「歌舞伎」の魅力が詰まった一冊です。 歌舞伎座に代表される劇場の魅力から、歌舞伎の代表的な演目、著者おすすめの演目の見方、驚きの仕掛けや名セリフの数々、そしてなんといっても役者の魅力について紹介します。 コロナ禍の影響で変わる歌舞伎の興行形態にも触れつつ、令和時代の歌舞伎について、伝統芸能解説の第一人者が語りつくします。 第1章 歌舞伎へようこそ 第2章 舞台を楽しむ 第3章 歌舞伎の物語 第4章 歌舞伎のびっくり 第5章 歌舞伎の人気 役者の力 第6章 名セリフと名曲を味わう 第7章 令和の歌舞伎
  • 銀座ナイルレストラン物語
    4.0
    日本最古のインド料理店の知られざる歴史。 リニューアルした歌舞伎座の前にあるインド料理店『ナイルレストラン』。日本で最古のインド料理店の三代に渡る歴史を繙きつつ、日本のカレー文化の歩みを明かす。カリー番長水野仁輔氏渾身のノンフィクション作品。
  • 銀座の歩き方。日本一のハレの日の舞台「銀座」の構造・性格を知る。10分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量8,000文字以上 9,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の16ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。 自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。 是非、お試しください。 【書籍説明】 “ハレの日、ケの日”をご存じだろうか。「知らないよ」という声が多いなら、昭和は遠くなりにけり……、 といったところだが、実は日本人にはとても馴染み深い言葉である。身近な例をあげてみよう。 「葬式」は? ハレの日? ケの日? 「結婚式」は? ハレの日? ケの日?  これ、どちらもハレの日なのである(一部地域の考え方を除く)。 ハレの日とは、普段起こらないようなことが起きる日、ケの日とは、日常普段の日。 だから紅白幕がかかろうが、クジラ幕がかかろうが、どちらもハレの日。 そして、この日本でそこに赴くだけでハレの日になる、そんな街がある。 そう、「銀座」である。「銀座」は、大正デモクラシーあたりから発展し、戦中戦後を経て世界へと文化を発信する“粋な街”となった。 その「銀座」の歩き方を、ご紹介しよう。 【目次】 そこにいるだけで、ハレの日 まずは大通り 新しくなる中央通り5丁目~8丁目 “永遠のランドマーク”、歌舞伎座 大通りを一つ中へ入ってみよう 銀座の真骨頂、“路地裏” 銀座はすべてを教えてくれる 「銀座」での飲食で大切なこと 【著者紹介】 mozartian(モーツァルティアン) 大学卒業後、全国紙新聞社に7年勤務し、営業広告・記事執筆に携わる。 その後新聞社を退社し、宅地建物取引主任者、建築士資格、インテリアコーディネーター、福祉住環境コーディネーターを取得。 小学校から大学までラグビー部。
  • 銀座有楽町食本 2014
    3.0
    銀座有楽町エリアのランチ・カフェ・ディナー・手みやげ… 老舗から新店まで美味しいお店250軒を紹介! ●地元のシェフがおすすめ!美食店リレー12 俺の割烹 銀座本店/銀座イタリー亭/リストランテ&バー ブオーノ・ブオーノ/玉亭/等 ●リニューアルオープンで注目のお店がいっぱい! 歌舞伎座グルメ&おみやげスイーツ情報 ●時間帯×テーマで選ぶ 最新“食”ガイド  ランチ/手みやげ/カフェ&スイーツ/ディナー/ナイト ●定番から変わり麺までご麺ください!  ラーメン/つけ麺/そば/うどん

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  • くまモンの成功法則 愛され、稼ぎ続ける秘密
    4.5
    関連商品売上、年間1400億円(2017年)! 海外進出! 紅白・歌舞伎座にも出演! なぜくまモンだけが? 2010年の誕生以来、いまや日本だけでなく、世界各国で愛される存在となったくまモン。なぜ一過性のブームで終わらず、右肩上がりの人気キャラクターであり続けることができるのか? ●「サプライズ(SURPRISE)」「ストーリー性のある仕掛け(STORY)」「シェア(SHARE)」の「3つのS」 ●「惜しい」と思うことがアイディアの源。常に「もったいない」を念頭に行動する ●「実施」だけでなく「話題となりメディアに取り上げられる」まで。企画は「一粒で二度美味しい」展開を考える ●「使用料フリー」「キャラ設定は『熊本生まれのやんちゃな男の子』のみ」で、誰もくまモンを「独占しない」 ほか 攻め、挑み、創造し、成長し続ける「チームくまモン」の仕事の流儀を全公開! 地域振興、企画、広報・PR、キャラクタービジネス関係の仕事をしている人はもちろん、楽しくクリエイティブに働きたいすべての人に贈る一冊!
  • 劇場の迷子
    4.3
    「千駄ケ谷の小父さん」と、敬愛の念を抱いて訪ねてくる後輩役者や竹野記者が持ち込む、様々な謎を解いてみせる老歌舞伎俳優・中村雅楽。長い人生経験、舞台経験に裏打ちされた老優の推理力は、その芸に劣らず一流で、歌舞伎の世界で起る難問を芸道指南よろしく、鮮やかにそして優雅に解決していく。歌舞伎座で迷子になった、能楽師の一人息子が巻き込まれた事件を描く「劇場の迷子」をはじめ、女形と舞踊家の弟子との恋模様にまつわる「家元の女弟子」、著者最晩年の作品「演劇史異聞」に加え、単行本未収録作「元天才少女」「留め男」「むかしの弟子」など滋味ある謎解き全28編。【収録作】「日曜日のアリバイ」/「灰」/「元天才少女」/「なつかしい旧悪」/「祖母の秘密」/「弁当の照焼」/「銀ブラ」/「不正行為」/「写真の若武者」/「機嫌の悪い役」/「いつものボックス」/「劇場の迷子」/「必死の声」/「芸談の実験」/「かなしい御曹司」/「家元の女弟子」/「京美人の顔」/「女形の愛人」/「一日がわり」/「荒療治」/「市松の絆纏」/「二つの縁談」/「おとむじり」/「油絵の美少女」/「赤いネクタイ」/「留め男」/「むかしの弟子」/「演劇史異聞」/講談社版『劇場の迷子』 後記=戸板康二/創元推理文庫版編者解題=日下三蔵
  • 昔は、よかった?
    -
    朝ドラの復権。歌舞伎座改築と度重なる梨園の騒動。SNSが焚きつける同窓会不倫。そんな日本人の生活を一変させた東日本大震災……。辛い日々を経て、三陸鉄道の運転再開が灯した復興への希望。板についてきた中年生活、過去を振り返ることが癖になりつつ、良い未来を祈りながら綴られた「週刊現代」人気連載第6弾。
  • 時代の動かし方 日本を読みなおす28の論点
    -
    政治・経済から歌舞伎、恋愛、アートや相対性理論まで、各分野で活躍中の著者28名が「これだけは言っておきたい!」ことをテーマに執筆。 次々新しい出来事が起こっても、時間は地続き。情報の波にのまれそうになったら、これら28個の視点を、前に進むとき、考えるときの指針にしてください。 【収録作品(一部)】 飯田泰之 日本経済にまず“実力通り”の力を発揮させよ 生島淳 東京オリンピックもWCラグビー日本大会もすぐにやってくる 大栗博司 まさか毎日アインシュタインのお世話になるとは 沖田×華 北陸新幹線開通でおとずれた幸せと誤算 開沼博 『福島第一原発廃炉図鑑』が埋める「空白」 國分功一郎 無人島をどう生き延びるか? コグマ部長 仕事始めにテンションの上がる読書案内 今野晴貴 本当に恐ろしい「奨学金」という時限爆弾 坂口孝則 万全のリスク管理は無理だと認める勇気を持とう 佐藤慶一 “分散型”が進むメディア業界ではWebライター/編集者の“身体性”が鍵を握る 辛酸なめ子 印象に残ったフェス10選 鈴木大介 貧困問題をオワコン化するな! 武田砂鉄 2016年に求められるのは、「五郎丸ピケティ」的な語感 中川右介 海老蔵をもっと歌舞伎座に――これにつきる 中田考 難民問題が“先進国”に突きつけたもの 中村淳彦 2015年、介護という社会保障は破綻した 速水健朗 聖子とマッチとハムスターとしての僕たち 久田将義 山口組分裂で抗争勃発?乗じて半グレがのし上がる? 北条かや 上司の方々、『タラレバ娘』にきちんと向き合って下さい。 ※本作品は「幻冬舎plus http://www.gentosha.jp/」で連載した“言っておきたい!!2016”の記事をまとめたものです。
  • ゼロから分かる!図解 歌舞伎入門
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 歌舞伎ってこんなにおもしろい!図解だからよくわかる。歌舞伎座ってどんなところ?どんな演目があるの?最初はどれから観ればいい?はじめてでも理解できる?鑑賞の仕方は?基礎知識から意外な豆知識まで盛りだくさんに楽しめる1冊です!
  • 玉三郎 勘三郎 海老蔵 平成歌舞伎三十年史
    3.3
    玉三郎、勘三郎、海老蔵を通して描く歌舞伎現代史。 昭和の名優たちの「神々の黄昏」として始まった平成歌舞伎。歌右衛門が選んだ後継者は玉三郎だった。その玉三郎が、次の阿古屋を発見するまでの物語と並走する、勘三郎の歌舞伎の可能性への奮闘と、その断ち切られた未来。そして、悲劇を乗り越えて團十郎へと向かう海老蔵。 歌舞伎座では舞台に一緒に立つ機会がごくわずかしかなかった三人を、本の上で共演させた、ここにしかない、平成歌舞伎。 【目次】  第一話 神々の黄昏 第二話 二人阿古屋──歌右衛門から玉三郎 第三話 勘九郎の国盗り物語 第四話 若き獅子たち──海老蔵と勘三郎 第五話 歌舞伎座さよなら公演の向こう側 第六話 澤瀉屋の「恩讐の彼方」 第七話 三つの悲劇
  • 散りしかたみに
    3.5
    歌舞伎座での公演中、毎日決まった部分で桜の花びらが散る。誰が、何のために、どうやってこの花びらを散らせているのか? 女形の瀬川小菊は、探偵の今泉文吾とともに、この小さな謎の調査に乗り出すことになった。一枚の花びらが告発する許されざる恋。そして次第に、歌舞伎界で二十年以上にわたって隠されてきた哀しい真実が明らかにされていく――。歌舞伎座を舞台に繰り広げられる、妖艶な魅力をたたえた本格ミステリー。
  • 天才の背中~三島由紀夫を泣かせ、白洲次郎と食べ歩き、十八代目中村勘三郎と親友だった男の話。~
    -
    白洲次郎さんは、私によくこう言っていました。「お前は良いよな、踊りのことだけ考えればいいんだから」(「はじめに」より)。2歳から歌舞伎舞踊に魅了され、37歳で梅津流を立ち上げ、歌舞伎座で15回の素踊りの会を開催。その過程で、三島由紀夫、十八代目中村勘三郎、森光子らと交流を重ねてきた。歌舞伎界、ジャニーズから絶大な信頼を受ける“日本舞踊の異才”の「劇烈人生」。東山紀之、中村勘九郎らとの豪華対談も収録。
  • 【電子版限定特典つき】尾上右近 華麗なる花道
    -
    【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 歌舞伎界のプリンス・尾上右近。年間360食カレーという強すぎるカレー愛と、愛してやまない華麗なる歌舞伎の世界を熱く語る! 年間360食カレー! 歌舞伎界のプリンスによる 偏愛カレーエッセイ! 歌舞伎界のプリンスとして注目の尾上右近さん。実は年間360食がカレーという強すぎるカレー愛の持ち主! そのカレーマニアっぷりはTBS系『THE神業チャレンジ』、フジ系『アウト×デラックス』など数々のテレビ番組でも話題に。 「カレーと歌舞伎は共通点がある」という尾上右近さん。そんな右近さんにとって「人生最高のカレー」とは!?  カレーへのこだわりはもちろん、最愛のカレー店、激押しのレトルトカレー、歌舞伎や舞台など出演作品とカレーの思い出、御用達のカレーそばやカレーパンも紹介します。カレースナックの食べ比べによる、右近的オススメも掲載! 師匠や先輩とのカレー話、激熱なカレー対談、恋愛とカレーの関係に至るまで濃厚に語る、熱すぎ注意のカレーエッセイ! 電子版には限定特典12ページがつきます。 掲載しきれなかった尾上右近さんの未公開写真や 書籍の制作裏話のほか、写真がすべてカラーで掲載されます。 【Contents】 はじめに  第1章  カレー愛を語る 第2章  華麗なる最愛カレー 第3章  華麗なる出演作とカレー 第4章 役者・清元・ケンケンとカレー ・銀座ナイルレストラン店主・ナイル善己さんと語る「華麗なるカレー対談」 ・最愛カレー店ベスト3 ・溺愛レトルトカレー ・おすすめデリバリー&テイクアウトカレー ・カレーそば&カレーパン ・カレースナック食べてみた ……and more! 尾上 右近(オノエウコン):1992年5月28日生まれ。曽祖父は六代目尾上菊五郎。母方の祖父に昭和のスター鶴田浩二、父親に歌舞伎伴奏音楽、七代目清元延寿太夫(きよもと えんじゅだゆう)を持つ。7歳で歌舞伎座にて初舞台を踏み、以後歌舞伎の道へ。歌舞伎伴奏音楽の清元唄方も務める。大河ドラマ『青天を衝け』をはじめ、ミュージカル、バラエティー、歌番組や情報番組のキャスターなど多方面に活躍。映画『燃えよ剣』にて第45回日本アカデミー賞 新人俳優賞受賞。

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  • 東京 TOKYO
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆最新作品集にして〈都市=東京〉論! 自薦23作+最新論考(2020年7月時点) ◆国立競技場、高輪ゲートウェイ駅、歌舞伎座から角川武蔵野ミュージアムまで。 ◆写真 新津保建秀 ◆BILINGUAL EDITION (JAPANESE & ENGLISH) 「ある都市で建築を設計するというのは、その都市に対してラブレターを書くことである。(…)当然相手がいろいろであるから、建築というラブレターも、様々な文面をとり、様々な体裁をとり、様々な書き方となる。その相手との微妙な関係が、通常の建築雑誌というメディアからは伝わってこない。その機微を伝えたくて、今回は写真家の新津保建秀さんにお願いをした。新津保さんは、僕の建築のまわりをぐるぐると歩き廻って、僕と彼女との間に、どんなことがあって、その時、どんな感情にかられて、僕がこの手紙を書いたかということが伝わるような写真を撮ってくれた。」 (隈研吾) 「撮影に取り組むにあたり、まず行なったのは、建築家・隈研吾にとっての東京の原風景をたずね、私自身の足で歩き経験してみることだった。(…)全体の撮影において留意したのは、この原風景を訪れたときの、過去と現在の往還の過程で心の中に生起した微かな感覚のフォルムを保持することだった。そして、それを育てていくような意識でそれぞれの建築に向き合うことである。」 (新津保建秀)
  • 日本人はどう死ぬべきか?
    3.3
    1巻1,430円 (税込)
    身体を見つめてきた解剖学者と世界を駆けまわる建築家が、現代日本の大問題、「死に方」について考える。 中高年男性の自殺率が世界でもトップレベルになった日本。 「死」が徹底的に排除された都市に住み、「死」について考えなくなった私たちは、 どのように「死」と向き合い、「その日」を迎えればいいのだろうか? 解剖学者と建築家という異色のコンビが、鴨長明の『方丈記』や、東京の歌舞伎座、 そして同じ学校で受けたキリスト教式の教育などをヒントに、ときにユーモアを交えながら、縦横無尽に語り合う。
  • Hanako特別編集 最新&再発見! 銀座・丸の内・東京駅
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※本ムックはカラーページを含みます。お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。  Hanakoの人気コンテンツのひとつ「銀座・丸の内・東京駅」特集をまとめたムック本。 2015年9月、2016年3月発売の同特集号から厳選し、さらに今年誕生のニュースポットも 緊急取材した最新保存版です。  長い間、モダンで特別な地として多くの人々を魅了し続けてきた「銀座」は、 歌舞伎座をはじめとする芸術・文化、老舗の名店や一流の飲食店など、“ハレの場所” として愛着を持って語り継がれてきた。 そんなモダンな街は今、2020年の東京五輪に向けて、世界中から注目を集めています。 大規模な再開発や建て替えが進む一方で、老舗でさえ伝統に甘んじることなく進化する、 アップデートを続ける街。  さらに足を延ばすと――。日本を代表するビジネス街という顔を持ちながらも、 実は知的好奇心も、物欲も、食欲も満たしてくれる「丸の内」あり。 開業100年を迎えてもなお、駅ナカから周辺まで進化し続ける「東京駅」あり。  銀座に隣接するエリアも網羅し、バッグインサイズに凝縮。 これ一冊で、銀座、丸の内、東京駅は、隅から隅まで手に取るようにわかります。 銀ブラのお供に欠かせない銀座ガイドブックの決定版の誕生です。
  • 華姫レビュー 1巻
    -
    1~2巻660円 (税込)
    職業ストリッパーの香月姫華は27歳。歌舞伎座スタァでストリッパーとして働く姫華は働く中で人との関わりを大事にし仕事も頑張るマンガ
  • 坂東玉三郎 歌舞伎座立女形への道
    3.3
    不世出の女形、六代目歌右衛門が劇界に君臨する一九七〇年代、類希な美を煌めかせ、五代目玉三郎は現れた。三島由紀夫らに見出された彼は、目映い美貌とその才能で、大衆から熱狂的な支持を得る。一方、女帝・歌右衛門をなお「至高」と讃える劇評家たちは、玉三郎を酷評し、女帝も彼を拒絶し続けた。かつて伝統と秩序の中で疎んじられた玉三郎は、いま立女形として劇界の頂点にいる。これは未曾有の奇跡なのだ。彼はいかにして歌舞伎座のトップに上りつめたか――。葛藤と相克の四十年。
  • 雛の花(『霞町物語』講談社文庫所収)
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    僕が歌舞伎座で目撃したことは、もしかしたら夢なのかもしれない――。芝居のときにはいつも3階の大向うに席をとっていた祖母はその日、幼かった僕を間に挟んで、品のよい老紳士と大名桟敷に入った。別れ際に渡された花束、内証の約束。ほどなくして祖母に癌が見つかる。
  • 名人 粋人 奇人 昭和平成落語写真鑑 ~横井洋司写真集~
    4.0
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 よみがえる名人の名場面!奇人の珍芸!! 志ん朝の『文七元結』、談志の『芝浜』、圓生の『首提灯』、小さんの『笠碁』、小三治の『死神』、八代目林家正蔵が道具入りで演じた『真景累ケ淵』、桂枝雀の歌舞伎座独演会・・・。落語ファンの間で今なお語り継がれる名人の名場面を、たっぷりと収載した写真集です。 撮影したのは『東京かわら版』などで活躍する演芸写真家の横井洋司氏。半世紀近くにわたって撮り続けた膨大なフィルムをあらためて精査し、決定的瞬間を厳選。講談、浪曲、色物も含め、今はもう逢うことの叶わない、懐かしき芸人95名(組)の130カットを収録しました。声帯模写の三代目江戸家猫八、「おめでとうございます!」の染之助・染太郎、医事漫談のケーシー高峰ら、テレビでお馴染みの芸人も一堂に会し、ページを繰れば夢の寄席の開演です。 まえがきは、五代目小さんの滑稽噺の継承者で落語協会会長の柳亭市馬師匠が執筆。落語と寄席への愛情あふれる言葉が、写真をひときわ輝かせます。 印刷はすべてモノクロのダブルトーン印刷。可能な限りフィルム原板から製版し、フィルムの肌触り、空気感まで再現しています。昭和後半から平成・令和までを網羅した、演芸写真集の決定版です。
  • やまとの心体想
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本古来の舞から生まれた、心身を美しく健康にする「心体想」 スペシャル対談:やまとふみこ VS 原田あつ子 ■企画概要 やまとふみこさんが考案した「心体想」のテキストブック 和のエクササイズである「心体想」は、日本舞踊をする気持ちになって、身体すべてに意識して心穏やかにゆっくり静かに動くことで、心と身体が一体となり自身の重心を知り軸のぶれない心と体をつくり出してくれるでしょう! 手順は、イラスト付きで丁寧な解説付き。 「心体想」の応用エクササイズとして、原田あつ子によるリフティング紹介。 やまと ふみこ (かなさき流やまと舞主・心体想考案者) 九歳より歌舞伎舞踊・古典舞踊の本流である尾上流初代尾上菊之丞師の下で研鑽を積み師亡き後、独立。以来、東京国立大劇場・大阪歌舞伎座・和歌山文化会館大ホールでのリサイタルに加え海外公演も多数開催。故郷和歌山にゆかりのある“京鹿子娘道成寺”に度々取り組み、人間国宝 中村雀右衛門丈に指導を仰ぐ。その後、全国一ノ宮百八ヶ所で舞行脚を続け、四年間で踏破、舞の原点を探る。現在も全国の神社で舞奉納を継続。国内外で日本の文化、やまと心の伝承に努める。 原田あつ子 (和の心・和のエクササイズ考案者) 日本でホリプロ所属後、 フリーダムネットワーク社を設立。 日本のエア第一号のエアロビクスインストラクター。 エアロビクス フィットネスの普及に大きく貢献する。 2015 年一般社団法人 Life of life 協会を設立。 顏から足にいたるまでの Lifeエクササイズを創案。 40 年体に関わって気づいたのは、「心ありきで、体が結果」。 陰陽六行を学び、 現在は「和の心」として日本人としての心の在り方、和のエクササイズとして呼吸・体幹・遠心力・旋回 (重力の応用) を取り入れ、簡単で速攻効果のある運動を提供している。 ■発行・発売 発行:株式会社ヴァンタス 発売:株式会社Sweet Thick Omelet ○監修:やまとふみこ(心体想・考案者) ○編集長:春山雅昭 〇編集ライター:佐伯明子 ○デザイン・レイアウト・イラスト:成田由美 ○撮影:岩村紗希 〇企画:株式会社UZUME(田中順子)
  • 私の「歌舞伎座」ものがたり
    3.3
    歌舞伎座は平成22年春、建替えとなって、親しまれたあの建物が東銀座から消えることとなった。名残惜し歌舞伎の殿堂。5歳になった昭和16年から歌舞伎座に通いはじめて、六代目菊五郎、初代吉右衛門はもとより戦後再建された歌舞伎座58年間の舞台はことごとく見てきた。そんな劇評の第一人者が、魔ものが棲むという劇場でくり広げられる祝祭と、時代を築いた名優・人気役者たちの数々の名舞台をふりかえる。

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