教養として学んでおきたい歌舞伎

葛西聖司

本書は、日本の伝統芸能「歌舞伎」の魅力が詰まった一冊です。
歌舞伎座に代表される劇場の魅力から、歌舞伎の代表的な演目、著者おすすめの演目の見方、驚きの仕掛けや名セリフの数々、そしてなんといっても役者の魅力について紹介します。
コロナ禍の影響で変わる歌舞伎の興行形態にも触れつつ、令和時代の歌舞伎について、伝統芸能解説の第一人者が語りつくします。

第１章 歌舞伎へようこそ
第２章 舞台を楽しむ
第３章 歌舞伎の物語
第４章 歌舞伎のびっくり
第５章 歌舞伎の人気 役者の力
第６章 名セリフと名曲を味わう
第７章 令和の歌舞伎

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 雑学・エンタメ / サブカルチャー・雑学
• 出版社: マイナビ出版
• 掲載誌・レーベル: マイナビ新書
• ページ数: 224ページ
• 電子版発売日: 2021年09月03日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 3MB

[ブクログ · ★★★★★]

初心者にピッタリの歌舞伎解説書。

演者のことから演目、名台詞、舞台、歌舞伎由来の言葉などユーモアたっぷり歌舞伎愛たっぷりで解説してくれる。
スーパー歌舞伎、ワンピースなどにも触れる。
「今のコロナ禍こそ歌舞伎を見るのに最適なタイミング」「歌舞伎は初見でも楽しめる大衆演劇」ということがよくわかる本。

[ブクログ · ★★★★☆]

歌舞伎ほぼ初心者の歌舞伎鑑賞前の予習として。
馴染みない単語も多々出てくるが、小気味よいテンポの文章を読んでいるとなんだか歌舞伎って面白そうという気持ちにさせてくれる。きっと著者の歌舞伎への高い熱量あってこそ。
今度はここで紹介されていた演目目当てにチケットを予約したい！

[ブクログ · ★★★☆☆]

［期日］（2024.11.27・水）
［書名］ 『教養として学んでおきたい歌舞伎』
［著者］葛西聖司
［出版］マイナビ新書
［要旨］
　　・「歌舞伎のに入門書」
　　　　著者前のめりの
　　　　歌舞伎のエッセンス。

［感想］
　　・著者は歌舞伎ファンだから、
　　　どうしてもオタク記述が
　　　出てくる。
　　・歌舞伎役者の家族関係
　　　「◯代目」
　　　屋号
　　　「△△屋」
　　　を知っておく必要があるかも。
　　・演目のあらすじと見せ場も
　　　知っておく必要があるかも。
　　・著者は東京在住だから
　　　＂歌舞伎座推し＂
　　　だが、地方の芝居小屋も
　　　興味がある。

［総評］
　　　◎普段生活の中にも
　　　　単語・歌舞伎セリフが　
　　　　生きている。　
　　　◎取り敢えずは、
　　　　京都＜南座＞の
　　　　「顔見世」から。