伝統的な作品一覧

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  • 古代中國思想の研究(東洋学叢書) 〈孔子傳の形成〉と儒墨集團の思想と行動
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 一部「孔子伝の形成」、第二部「孟子の遊説生活」、第三部「墨家の集団とその思想」、第四部「古代の思想」の四部から成る。著者は伝統的な中国哲学研究の方法を批判し、津田、武内両博士の文献批判を継承発展させ、中国での戦争体験を踏まえて、中国古代思想とその思想家群像を生き生きと復元した。故渡辺教授の生涯にわたる主要な業績を編んだ遺著。 【目次より】 凡例 第一部 孔子伝の形成 自序 第一編 『史記』孔子世家の構成と主題 第二編 孔子説話の思想史的研究 第一章 仕官の説話 一 夾谷の会 二 少正卯 三 去魯 第二章 遍歴の説話 一 天下周遊の構造 二 遭難 三 陳蔡の間 第三章 弟子の説話 一 はしがき 二 孔子の学園 三 個個の弟子説話 四 むすび 第四章 著作の説話 一 春秋著作説話の原形 二 前漢時代における春秋著作説話 三 諸経の編集 第五章 周辺の説話 一 祖先 二 叛臣 三 道家的孔子像の成立 第三編 孔子伝の形成 第二部 孟子の遊説生活 第一章 戦国的儒家の遍歴生活 一 まえがき 二 王道講説者の思想・感情と生活様式 三 王道講説者の行動と話術 四 あとがき 第二章 戦国時代における「客」の生態 「戦国的儒家の生活構造」第三章 第三章 暴君と王道講説者 孟子の遊説生活の一側面 〔附編〕『孟子』解説 第一章 日本における『孟子』 回顧と展望 第二章 孟子 一 生いたち 二 思想 三 遍歴 四 著作 附録 参考文献について 第三部 墨家の集団とその思想 第一編 原典批判 第一章 墨家の兵技巧書について 第二章 『墨子』諸篇の著作年代 一 序言 二 十論二十三篇 三 十論以外の諸篇 四 結言 第二編 墨家の集団とその思想 第一章 墨家の集団とその思想 一 序言 二 墨家行動略史 三 墨家集団の組織と事業 四 墨家思想の展開 五 結言 第二章 墨家の守禦した城邑について 〔附編〕 墨家思想 一 本質 二 歴史的概観 三 墨子と三墨 第四部 古代の思想 一 思想の誕生 二 倫理説の基礎づけ 孔子とその学派 三 博愛平等主義 墨子とその学派 四 仁義の理想 孟子 五 知識についての反省 論理派または名家 六 真実の探求 道家 七 自然哲学の擡頭 陰陽家・『易』など 八 古代哲学の集成 荀子 九 人間支配の実践理論 韓非 十 秦から漢初ヘ 雑家・学庸・『孝経』など あとがき 論著目録 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 渡辺 卓 1912-1971年。元お茶の水女子大学教授。中国古代思想研究者。
  • ホメロスにおける伝統の継承と創造
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 ホメロスと〈叙事詩の環〉の考察を通して、伝統的な技法の存在を初めて明らかにした、わが国でも初の本格的ホメロス研究の誕生。 【目次より】 はじめに 目次 第1部 ホメロスの叙事詩『イリアス』『オデュッセイア』 第1章 ホメロスの独創性 「城市を減ぼすアキレウス」 第2章 パトロクロスの死 第3章 『イリアス』とアキレウスの怒り ヘレネ,クリュセイス,プリセイス 第4章 叙事詩と民話 テレマコスとペネロベイア 第5章 オデュッセウスとテレマコス 第6章 弓競技 第7章 求婚者殺戮とオルソテュレ 第2部 ホメロスと叙事詩の環 序章 第1章 『キュプリア』 第2章 『アイティオビス』 第3章 『小イリアス』 第4章 『イリウ・ペルシス』 第5章 『ノストイ』 第6章 『テレゴニア』 第7章 トロイア圏以外の,叙事詩の環の詩 第8章 ホメロスと叙事詩の環の詩 第9章 叙事詩の環の詩の技法 第10章 ホメロスの詩の構成と,叙事詩の環の詩 第11章 叙事詩の環の成立 結章 補論 付.プロクロスによる叙事詩の環の詩の梗概(訳) あとがき 雑誌・事典等の略号 文献 ギリシア・ローマ叙事詩年表 地図 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 岡 道男 1931~ 2000年。西洋古典文学者。京都大学名誉教授。京都大学文学部独文学科卒業、同大学院で西洋古典学を専攻。文学博士(京都大学)。 著書に、『ホメロスにおける伝統の継承と創造』』『ギリシア悲劇とラテン文学』『ぶどう酒色の海 西洋古典小論集』など、 訳書に、エウリピデス『ヘラクレス』エウリピデス『フェニキアの女たち』『ギリシア悲劇IVエウリピデス(下)』アイスキュロス『縛られたプロメテウス』テレンティウス『ポルミオ』『アリストテレス 詩学/ホラーティウス 詩論』ソポクレース『オイディプース王』アイスキュロス『ヒケティデス』キケロ『国家について・法律について』など多数ある。
  • テクニカル分析の迷信 ──行動ファイナンスと統計学を活用した科学的アプローチ
    完結
    2.5
    科学的なテクニカル分析こそが未来を保証する ひとつのリサーチ手法として、テクニカル分析には重大な欠陥がある。それは、規律のない手法であることに原因がある。テクニカル分析をトレーディングに使える有用な知識体系として確立させるためには、厳密な観察科学に進化させる必要がある。この20年にわたって、学術雑誌などに科学的厳密さと客観的率直さを兼ね備えたテクニカル分析手法に関する数々の論文が発表されてきた。本書はこれらの論文の流れをくむものである。本書は2部からなる。第1部では、科学的なテクニカル分析を学ぶうえでの基礎となる方法論、心理学、哲学、統計学について解説し、第2部では、このアプローチを実際に使って、S&P500に対する6402個の買い・売りバイナリールールを25年にわたるヒストリカルデータで検証する。 本書では、科学的手法と近年になって開発された統計的検定を、テクニカルトレーディングシグナルの真の有効性を調べることに適用する方法についても紹介する。伝統的なテクニカル分析とは違って、過去の収益性を定量化・検証できる客観的ルールにのみ限定するこの新しいタイプのテクニカル分析を、その道のプロであるデビッ ド・アロンソンが詳しく解説する。 この新しい手法は特にデータマイニングによって発見されたルールやシグナルのパフォーマンス評価に焦点を当てたものである。優れた洞察力と実践上のアドバイス満載の本書を通じて、読者はこの新しい手法の全貌を理解することができるはずだ。本書の実験結果は、データマイニング(多くのルールをバックテストしてそのなかからパフォーマンスが最高のルールを選び出すプロセス)が価値のあるルールやシグナルの発見に役立つ効果的な手順であることを示しているが、データマイニングによって発見されたルールやシグナルの過去のパフォーマンスは上方にかたよるという特徴を 持つため、将来の収益性について妥当な推論を導き出すためには新しい統計的検定が必要になる。本書ではそういった統計的検定のなかから2つを紹介する。そのうちのひとつは本書ではじめて公表されるものである。 テクニカル分析を使って今日の市場をしっかり見極めたいと思うのならば、まずは これまでテクニカル分析の世界を支配してきた主観的で自己解釈的な伝統的手法を捨て、科学的および統計学的に有効なアプローチを受け入れることである。客観的観察 と統計的推論に基づく科学的なテクニカル分析はあなたのトレーディングを成功へと導く新しいテクニカル分析手法である。
  • 法と経済学
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【第一人者の手による、もっとも信頼できる教科書[完訳]】  本書は、法と経済学に関する詳細な教科書であり、取り上げられている法分野は、所有権その他の物権法(知的財産権法を含む)、事故法(過失による不法行為に関する法)、契約法、訴訟法および刑事法といった広範な領域に及ぶ。また、本書の最後のパートでは、法と経済学の規範的な基礎となっている厚生経済学について解説しているほか、伝統的な法学において重要視されている道徳あるいは公正の観念についても、興味深い洞察が展開されている。  本書の目的は、法学や経済学の専門知識を持たない者にも、法と経済学の内容を分かりやすく伝えるところにある。そのため、微細な法理論に立ち入ることもないし、高度な数学を用いた分析も(脚注を除けば)登場しない。したがって、本書の内容は、法律の専門家あるいは経済学者だけでなく、法制度や経済学に関心をもつ一般の読者にもお勧めできるものである。また、法制度が個人の行動、ひいては社会全体にどういう影響を及ぼすかをシステマティックに分析する法と経済学の手法は、本書で扱っている基本的な法制度の分析だけでなく、あらゆる政策判断に応用できるものである。その意味で、本書は、立法や政策の立案に携わる人々にも、ぜひ手にとって頂きたい。(「訳者まえがき」より抜粋) 【日本語版の特色】 ●訳注で日本法の内容およびアメリカ法との異同を説明。 ●重要語句は、かっこ内で原語を明示し、索引にも掲げた。 ●原著の膨大な引用文献をすべて掲げた。 ●理解を容易にするため一部で図表を加えた。 ●巻末に「数学の補足」を置き、本書に関連する数学の説明を付け加えた。
  • カント研究
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 純粋理性批判の徹底的解読と広範な文献との対決を通しカント哲学を形式の問題として掘り起こし、解釈史上に新生面を開いた画期作。 【目次より】 凡例 I 形式としての空間 「超越論的感性論」第二節、第一および第二論証の検討 道徳的なよさについて 『道徳形而上学の基礎づけ』第一章、第一及び第二段落の検討 II 内的経験 (一) 内的経験(二)「観念論論駁」をめぐって 内的経験(三) 超越論的観念論と超越論的観念性(上) 内的経験(四) 超越論的観念論と超越論的観念性(下) 内的経験(五) 学としての形而上学について III 超越論的批判と形而上学 超越論的論理学と真理の論理学 「真理とはなにか」という問いについて カントにおける経験と自然 カントにおける伝統的な「形相」概念の位置について IV 神の現存在の存在論的証明に対するカントの批判について あとがき 初出一覧 業績一覧  ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 久保 元彦 1942~1985年。哲学者。元東京都立大学助教授。東京大学教養学部ドイツ科卒、同大学院比較文学比較文化博士課程中退。 著書に『カント研究』がある。
  • 上座部仏教の政治社会学(東南アジア研究叢書)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 タイの伝統的な構造を構成する王と僧と仏法の関係を読み解く。仏教国タイの歴史的経緯と社会構造を理解するための重要著作。 再版によせて 序 はじめに 第一部 序論的考察──国教の構造 第一章 サンガと社会 第一節 上座部仏教の規範的救済観 第二節 出家とサンガ 第三節 正法の嗣続者としてのサンガ 第四節 福田としてのサンガ 第五節 タン・ブン思想とサンガ 第六節 呪術的仏教とサンガ 第七節 サンガの世俗的機能 第八節 上座部仏教の社会的構造 第二章 サンガと国家 第一節 憲法と仏教 第二節 サンガ・国王・正法 第三節 「プラ・タマサート」と「正法王」 第四節 「仏教的エクレシア」とその構造 第二部 サンガ・国家・社会──歴史のなかの仏教 第一章 スコータイ期における王権とサンガ 第一節 スコータイにおける仏教受容の背景 第二節 スコータイにおけるランカーオンの成立 第三節 スコータイにおけるランカーオンの弘通 第二章 アユタヤ・ラタナコーシン期における王権とサンガ 第一節 史料について 第二節 サンガの組織 第三節 仏教「擁護」の支援的側面 第四節 仏教「擁護」の統制的側面 第三章 タイにおける仏教エクレシアの成立 第一節 「サンガ統治法」の制定 第二節 国王とサンガ 第三節 王権によるサンガ支配の構造 第四節 在家者とサンガ 第四章 「教法試験」制度の成立とその意義 第一節 「教法試験」制度の沿革 第二節 「教法試験」の現状 第五章 民主主義体制下における「サソガ統治法」とその変遷 第一節 「仏層二四八四年サンガ法」の制定 第二節 「マハーニカーイ派」と「タマユット派」の確執とサンガ統治 第三節 サリット・タナラットの登場と新「サンガ法」 第六章 国民統合とサンガの役割 第一節 タイ国内の少数民族 第二節 少数民族対策の基本方針 第三節 サンガと社会 第四節 サンガと社会をめぐる新動向 第七章 タイ・ナショナリズムと仏教 第一節 前期的ナショナリズムとしてのタイ・ナショナリズム 第二節 国王と仏教 第三節 文化的ナショナリズムとしてのタマユット運動 第四節 ワチラウットにおけるナショナリズムと仏教 第五節 サリットにおけるナショナリズムと仏教 第八章 タイ国における千年王国運動 第一節 千年王国運動の諸特徴 第二節 「オング・マンの反乱」──「ピー・ブン」の一事例 第三節 タイにおける千年王国運動の特徴 第四節 おわりに 石井 米雄 1929~2010年。歴史学者。、東京外国語大学外国語学部第三類シャム語学科中退。在タイ日本国大使館勤務の外務省留学生として、チュラーロンコーン大学文学部に留学。法学博士(京都大学)。京都大学名誉教授、神田外語大学名誉教授。文化功労者。専門は東南アジア史、特にタイ王国研究。 著書に、『世界の宗教(8)戒律の救い 小乗仏教』『上座部仏教の政治社会学 国教の構造』『世界の歴史(14)インドシナ文明の世界』『タイ仏教入門』『タイ近世史研究序説』『道は、ひらける タイ研究の50年』『語源の楽しみ』『もうひとつの『王様と私』』などがある。
  • 近代ロシアと農村共同体 改革と伝統
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 ソ連邦崩壊から十余年を経過しながらなお混迷するロシアにおいて、将来を見通す鍵となるのがその歴史的特殊性の解明である。本書は、近代ロシアにより推進された土地改革(農奴制廃止、ストルィピン改革)・農業改良が伝統的な共同体秩序のなかで辿った運命を、そして改革と伝統がそれぞれ有した歴史的意義を考察、歴史の断面を鋭く抉り出し、深層に連綿として流れる集団的原理が果たした役割を浮き彫りにする。 【目次より はしがき 地図 ヨーロッパ・ロシアの諸県(帝政期) 総説 近代ロシアと農村共同体 一 ロシアと西欧 共同体問題の思想性 二 近代化と共同体 三 ストルィピン改革と共同体 第I部 農奴解放前 第一章 農業改良論と共同体有害論 一 「新しい農業」への動き 二 共同体的土地利用有害論 第二章 バルト海沿岸クールラントの農民改革 はじめに 一 グーツヘルシャフト 二 一八一七・一八年の改革 三 一九世紀中葉の諸改革 第II部 ストルィピン改革前 第三章 農奴解放 その歴史的意義をめぐって 一 農奴解放原因論 二 農奴解放と農民の土地利用 三 農奴解放の歴史的意義 一つの試論 第四章 農村共同体の集会決議録 一八八〇~九〇年代のモスクワ県 はじめに 一 決議録の形式 二 役員の選出 三 税の割当 四 土地割替・その他土地関係 五 家族分割 六 その他の決議事項 第五章 西部ロシアにおける土地整理 コフォドの調査報告から はじめに 一 地域的分布と歴史的経緯 二 土地整理の動機および反対理由 三 土地整理の実態 四 土地整理の影響 五 土地整理の障害 第III部 ストルィピン改革 第六章 フートル経営視察旅行 ヴォルガ河中流域ペンザ県から西部ロシアへ はじめに 一 視察旅行の準備と行程 二 フートル経営の調査 三 視察農民の反応 第七章 土地混在と土地整理 ロシア中央部を中心に はじめに 一 土地混在 二 土地整理 第八章 全村オートルプ化 モスクワ県プチコヴァ村 はじめに 一 村の概要と区画地化決議 二 区画地化の土地 三 土地分割 四 まとめ 第九章 改革に抵抗する共同体農民 はじめに 一 一九〇六年一一月九日勅令にたいする農民の拒否的反応 二 土地整理委員会の創設にたいする農民の抵抗 三 農民土地銀行所有地の購入・区画地化にたいする農民の抵抗 四 土地(分与地)整理=区画地化にたいする農民の抵抗 おわりに ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 鈴木 健夫 1943年生まれ。歴史学者、経済史家。早稲田大学名誉教授。専門は、とくに近代ロシアの農村社会経済史。 早稲田大学文学部卒業、同大学文学研究科修士課程修了、同大学経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)。 著書に、『帝政ロシアの共同体と農民』『近代ロシアと農村共同体―改革と伝統』『ヴォルガのドイツ人女性アンナ』など、 訳書に、L.A.クラークソン『プロト工業化 工業化の第一局面』ペ・ア・ザイオンチコーフスキー『ロシヤにおける農奴制の廃止』(共訳) M.ウェーバー『ロシア革命論2』(共訳)R.E.F.スミス、D.クリスチャン『パンと塩』(共訳)アルカージー・ゲルマン、イーゴリ・プレーヴェ『ヴォルガ・ドイツ人』(共訳)などがある。
  • フランス伝統料理と地方菓子の事典:全地方の食文化や歴史、食材、ワイン、チーズの知識から料理・菓子の作り方まで俯瞰して理解できる
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 フランスの各地方における伝統料理と郷土菓子の特徴や作り方、さらにその背景となる歴史、食文化、食材、さらにワインやチーズの知識などを1冊にまとめた、今までにはなかった、作ることができる実用性と、見ても読んで参考になる資料性の高い決定版的な書籍です。 フランス料理の本、そしてフランス菓子の本は多数出ていますが、この各地方における料理と菓子のつながりも含めて解説している本はそうはありません。 また同時に、その知識を写真や絵画などを取り入れ、背景や食文化をわかりやすく解説した本も少ないです。 著書である大森由紀子さんは、パリの料理学校「リッツ・エスコフィエ」「ル・コルドン・ブルー」で料理・製菓を学び、さらにフランスの菓子店やレストランで研修を重ねることで、圧倒的な経験値を持つことで有名。 コロナ以前には、毎年のようにフランスの各地方の料理と菓子の現場を訪れ、常に新しい知識も吸収。 その大森氏の長年培った技術と知識という貴重な情報の数々を、このたび1冊の本にまとめることができました! 本書では、フランス全地方を21地方に分け、各々の地方別に伝統的な料理と地方独特の菓子をピックアップしつつ、その歴史や特徴と作り方(レシピ)を紹介した本であると同時に、その各地方ごとの食に関わる歴史や食文化、食材、さらにワインやチーズの知識までを事細かく解説を入れており、まさに各料理や菓子をその歴史を知りながら作ることもできますし、それらの料理や菓子が作られてきた背景を知ることができます。 アルザス地方、ロレーヌ地方、シャンパーニュ-アルデンヌ地方、ノール・パ・ド・カレ地方、ピカルディ―地方、イル・ド・フランス地方、ブルゴーニュ地方、フランシュ・コンテ地方、ローヌ・アルプ地方、オーヴェルニュ地方、プロヴァンス―アルプ―コートダジュール地方、ラングドック―ルシヨン地方、コルシカ島…。 各地方ごとに料理2品、菓子2品の計75品程度のレシピと、各レシピの歴史や周辺知識、地方の食生活や食文化などの知識などを盛りだくさんに紹介しています。
  • ジャック・デリダ講義録 生死
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    生死をめぐる「差延」の論理について語る、1975~76年の高等師範学校での講義 1970年代、デリダは高等師範学校において哲学教授資格試験準備講座を担当していた。すなわち、高等学校以上の教育資格であるアグレガシオンや、中学校での教育資格である試験のテーマについて、受験希望者に対策をほどこす講座である。1976年度アグレガシオンの哲学の試験のテーマのひとつが「生と死〔la vie et la mort〕」だった。だが、デリダは生と死が対立するという伝統的な論理に疑義を呈し、生と死が不可分であること、ひいては死こそが生を可能にすると説く。そしてそのために、試験のテーマから接続詞の「と〔et〕」を削除した「生死〔la vie la mort〕」を自らの講義のテーマとした。 生と死は、はたして対立すべきものであるのか? DNA、遺伝子、細胞……生き物にプログラムされた「非音声的エクリチュール」を踏まえながら問いかけ、ジャコブ、ニーチェ、フロイトを脱構築的に読解することで、再生産や新陳代謝のメカニズムを哲学する──「生死」をともにする全14回の講義。 生命科学を探究する、差延の論理! 性的差異、自伝、二重拘束、補綴、隠喩……デリダ的な圧巻のテーマが語られてゆく驚くべき講義録。
  • ライプニッツ的世界の宗教哲学
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ライプニッツの宗教的心性や神的直観が彼の思索を導き推進していった事態を解明して、その全体像構築のための拠点を設定する。 【目次より】 序 序章 実体論の宗教哲学的な意味 第一章 理由律と創造の問題 一 創造の問題性 二 理由律の提出 三 理由律の必要性 四 理由律の成立背景と創造 第二章 神の世界創造の経緯 一 神の悟性の問題 二 神の意志の性格 三 神の悟性と意志との関係 第三章 共可能性とその構造 一 共可能性の特徴 二 世界性と個別性 三 創造における普遍と個体 四 問題の転回 第四章 実体概念の確立 一 伝統的な実体概念への疑問 二 実体観の転換 三 実体の論理性 第五章 個体性の意味 一 作用性の意味 二 完全な概念と個体性 三 個体の内的規定 四 個体と神 第六章 個体と世界 一 世界性の問題 二 視点の性格 三 表出概念の意味 四 力についての構想 五 連続的創造の意味 六 表象と世界 第七章 予定調和の問題 一 実体と予定調和 二 精神と物体(身体) 三 生成因と目的因 四 自然の世界と恩寵の世界 第八章 神の自由と人間の自由 一 問題の考察点 二 神の自由 三 人間の自由の性格 四 自由の課題性 第九章 悪の問題 一 悪の考察点 二 被造物の不完全性 三 プリバチオと悪 四 悪への沈下とその逆転 第十章 オプティミスムスをめぐる問題 一 初期カントの関心 二 カントの解釈とその論点 三 ライプニッツの最善観 四 カントのオプティミスムス 資料と参考文献 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 自由・公正・市場 経済思想史論考
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 ヨーロッパの伝統的な自由思想を踏まえ、市場競争を前提に公正さと効率を実現しうる資本主義の可能性を分析する。 【目次より】 第1部 自由と公正および市場システム I 自由主義の伝統とその再建 II ハイエクとネオ・リベラリズム III シカゴ学派の自由主義 IV 自由主義と市場システム V 自由な社会とその哲学 ハイエクの社会理論について VI 自由主義 VII 自由と平等 ロールズ正義理論の一考察 VIII ロールズ正義理論再考 基礎構造と正義の二原理について IX 福祉と公正 福祉国家と分配についての省察 第2部 シュムペーターの歴史的経済学をめぐる諸問題 I シュムペーターの体系と方法 II シュムペーターと資本主義の将来 III シュムペーターの未来学について 第3部 現代経済学批判 I 経済学における危機と革命 II 革命の意義と現代経済学 付論 あとがき 初出一覧 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 大野 忠男 1915~1998年。経済学者。大阪大学名誉教授。東京帝国大学法学部卒。大阪大学経済学博士。 著書に、『ス・フ織物規格と解説』『シュムペーター体系研究 資本主義の発展と崩壊』(日経・経済図書文化賞受賞)『経済学史』『自由・公正・市場 経済思想史論考』など、 訳書に、J.M.ケインズ『人物評伝』(共訳)『ケインズ全集 第10巻 人物評伝』ヴァルター・オイケン『経済政策原理』シュムペーター『資本主義と社会主義』サミュエル・ホランダー『アダム・スミスの経済学』(共訳)シュムペーター『今日における社会主義の可能性』シュムペーター『理論経済学の本質と主要内容』(共訳)などがある。
  • 価格・競争・独占
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 ミクロ経済学のなかでも、特に価格に焦点をあてて、競争と独占・寡占の原理を、寡占状態の実例も交えながら、解き明かす入門書です。 【目次】 序 第I章 伝統的な価格理論 第II章 独占価格の理論 第III章 競争の変質とオリゴポリー 1 現実分析への架橋 2 象徴となった反トラスト法 3 デュポン社長の証言 4 競争と独占 5 オリゴポリーについてのオプティミズム 6 競争の変質 7 オリゴポリーの成立と生産規模 8 製靴業の場合 9 レーヨン工業の場合 10 靴下工業の場合 11 工場規模についてのベイン教授の研究 12 市場の広さと最適規模 13 「進入に対する障壁」としての資本必要額 14 U字型の費用曲線 15 競争入札における2つの例 16 プライス・リーダーシップの意義 17 プライス・リーダーシップの2つの場合 18 「ゲームとしての見方」 19 「折れ目のある需要曲線」 20 プライス・リーダーシップに非対称性があるか 21 需要曲線に「折れ目」の存在する可能性 第IV章 非価格競争 第V章 限界原理と平均原理 1 オックスフォード・グループによる調査 2 限界原理に立つ会計 3 費用の部門別計算と種類別計算 4 一流会社の経営者は限界原理に立つか平均原理に立つか 5 限界費用と平均可変費用が一致する場合 6 限界原理の採用があきらかな諸産業 第VI章 隔地間の競争 1 チューネンの孤立国 2 立地三角形 3 ホテリングのモデル 4 スミシーズによるホテリング・モデルの拡張 5 ベーシング・ポイント・システム 6 鉄鋼業のベーシング・ポイント・システム 7 セメント業のベーシング・ポイント・システム 8 ベーシング・ポイント・システムと競争 9 ベーシング・ポイント・システムの独占的性格 第VII章 対抗勢力の理論 第VIII章 価格変動と予想の要因 など 鎌倉 昇 1924~1969年。経済学者。京都大学教授。京都帝国大学経済学部卒業、同大学大学院。経済学博士。 著書に、『価格・競争・独占』『経済成長と計画編成』『金融経済の構造』『株入門 現代資本主義を動かすもの』『日本経済論』『消費者ローン 流通革命を支えるもの』『経済生活を動かすもの 常識的物価論を是正する』『社会人のための近代経済学』『再編成期の企業戦略 中堅企業が生き抜く道』『日本の金融政策』『現代企業論』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • マックス・ウェーバー入門 西洋の合理化過程を手引とする世界史
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 19世紀末から20世紀前半にかけて、西洋近代について考察したドイツの法学者・経済学者・社会学者マックス・ウェーバーへの、格好の入門書。ウェーバーは代表作として『仕事としての学問』『仕事としての政治』『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』などを残し、現代においても重要な社会学者として参照される。 【目次】 編者まえがき 略記法および訳者補遺 序章 第一章 合理的資本主義、資本主義的精神およびその宗教的前提についての比較構造分析 第一節 禁欲的プロテスタンティズムと資本主義的精神 余論:マックス・ウェーバーのプロテスタンティズム=資本主義=命題の批判に関連して 第二節 アジアの諸宗教とアジアの伝統主義 第三節 西洋の合理化過程にたいするイスラエルの予言の意義 第四節 後期ユダヤ教とイスラエル教の経済倫理 第二章 ヨーロッパの都市とヨーロッパの市民層の歴史についての比較構造分析 第一節 西洋の都市とアジアの都市 第二節 古代の都市と中世の都市 第三章 合理的国家の比較構造理論 官僚制化の普遍的傾向 第一節 カリスマ的支配のその「日常化」 第二節 伝統的な型の支配――家産制と封建制―― 第三節 合法的官僚制的支配の類型の代表としての近代国家 第四節 政党の官僚制化 第四章 マックス・ウェーバーの世界史的研究に有する現代的な展望と倫理的な動機 第一節 合理的装置の「外殻」のうちにおける人格的自由の問題 第二節 「魔術から解放された」世界における意味ある生き方の問題 合理的科学と責任倫理的行為 文献目録 訳者あとがき アブラモフスキー、G 著書に、『マックス・ウェーバー入門』など。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • トレンドフォロー白書 ──分散システム売買の中身
    完結
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    ありとあらゆるものを機械的にトレードする!  過去30年以上にわたり、ブル相場でもベア相場でも伝統的な戦略を常にアウトパフォームし、高いパフォーマンスを上げてきたヘッジファンドとプロのアセットマネジャーグループがいる。彼らは2008年のベア相場のときでも素晴らしいリターンを上げた。彼らは自分たちのトレーディングアルゴリズムはけっして人に明かさず、トップレベルの博士号修得者を雇い入れて大きなリサーチチームを組む。しかし、彼らのリターンは、比較的単純なモデルを使って複製可能だ。彼らはトレンドフォロー戦略によるクロスアセット先物マネジャー、またの名をCTAという。彼らについて書かれた本は多いが、読者が彼らの成功をまねて、自らトレンドフォロートレードによるビジネスを立ち上げることができるほど彼らの戦略を詳細に説明している本はない。  本書は、買いと売りのルールのように間違ったことに重きを置けばなぜ失敗するのかを示すと同時に、トレンドフォローで最も重要なことは何なのかを教えてくれるものだ。ナスダックやTビルから通貨ペア、白金、畜産まで、ありとあらゆるものをトレードすることで、経済状況や株式市場の相場つきによらずに大金を儲けることができる。トレンドフォローの年ごとのパフォーマンスを分析し、パフォーマンスに寄与するものを見つけだすことで、先物を大規模にトレードするということはどういうことなのかや、本当の問題や機会がどこにあるのかを深く理解できるようになるはずだ。  経験豊富なヘッジファンドマネジャーによって書かれた本書は、市場参加者の視点から活況を呈するトレンドフォロー先物業界の背景にある戦略を読み解こうとするものだ。成功したヘッジファンドのパフォーマンスを複製するトレードルールや方法など、この業界の成功の裏にある戦略が細かく説明されている。
  • フィボナッチ逆張り売買法
    完結
    4.0
    トレーディングはけっして簡単なことではないが、それでも正しいアプローチで臨めば成功することができる。このことをだれよりもよく知っている本書の2人の著者は、トレーダー兼トレーダーの教育者として、パターン認識のアプローチによってマーケットから一貫して利益を引き出してきた。 テクニカルパターンの分析を扱った本書には、今まであまり知られていなかったいろいろなパターンの形成を見極め、それを効果的にトレードする方法が述べられている。そうしたパターンのなかにはかなり以前から多くのトレーダーたちが利用してきたものも含まれるが、本書で焦点が当てられているのは幾何学的なパターンとフィボナッチ比率に基づいたトレード方法である。本書には株式や株価指数をはじめ、その他のFXや商品先物などいろいろな銘柄とあらゆる時間枠のチャートに形成されるパターンがふんだんに盛り込まれている。そうした幾何学的なパターンの形成プロセスとそのトレードの仕方が分かれば、パターン認識とそのトレードはぐっと身近なものになるだろう。不安定なマーケットでは買いと売りを自在に操ることが資産を築く第一歩になる。本書の主な内容は次のようなものである。 AB=CD、ガートレー222、バタフライ、三段上げ・三段下げなどの幾何学的なパターンをはじめ、その他の伝統的なテクニカルパターンの分析とフィボナッチ比率に基づいたトレード方法 トレンド相場を見極め、その方向に沿ったフィボナッチ比率による押し目買い・戻り売りの方法 フィボナッチ比率に基づいたオプションのトレードの方法 このようなテクニカルパターンのトレードで利益を上げるには、それぞれのパターンの特徴をよく理解し、正しいトレードマネジメントのルールを適用しなければならない。本書にはそのためのトレーディングプランの作成法、確率で考えることの大切さ、資金とリスクのマネジメント、仕掛けと手仕舞い・ストップロスの位置・利益目標値の設定などの方法が詳述されている。このほか、トレーディングをひとつのビジネスとして考えること、不測の事態に対する対処法などにも詳しく言及されている。長年にわたるマーケットの経験と知恵に裏付けられた本書は、トレードの初心者はもとより、ベテラントレーダーにとっても実用的で、ワンランク上を目指す者には必携のハイレベルなトレードの指南書となるだろう。
  • 民法綱要1:総論(新版)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 法学をこころざす人必携の「民法」の概説書。財産や家族や権利や紛争解決のための法律の複雑な体系をわかりやすく解説する概説書。 【目次】 新版第一巻への序 凡例 第一章 民法の意義 第一節 予備的説明――市民社会に成立する基本的諸秩序 第一款 序説 第二款 「財貨秩序」及びその外郭秩序  ・1定義・2財貨の帰属および帰属主体の意思に基づく移転――「財貨秩序」・3財貨獲得に関する競争――「競争秩序」・4労働力の売り手の団結権 第三款 「人格秩序」およびその外郭秩序  ・1定義・2人格的利益の帰属――「人格秩序」・3環境からの生活利益の享受――「生活利益秩序」 第四款 「権力秩序」――次節への序として  ・1定義および論述範囲の限定・2「権力秩序」の一環としての法的サンクション・3補説――「権力秩序」と他の諸秩序との関係、「公法と私法」の問題 第二節 民事裁判とその規準 第一款 民事紛争の解決と裁判  ・1民事紛争解決のための諸制度・2民事裁判の機能 第二款 民事裁判の規準を取り出すべき源泉(法源)  ・1総説・2制定・3慣習・4「条理」 第三款 民法(制定民法)とその適用  ・1制定民法の概観・2民法の適用範囲・3民法適用の前提たる民法解釈・4民法適用の対象たる「事実」の認定 第三節 実質的意義における民法 第一款 伝統的なアプローチの問題性  ・1「私法の一般法」という説明の問題性・2「財産法および家族法」という二分法の問題性 第二款 市民社会に成立する基本的諸秩序からのアプローチ  ・1実質的意義における民法――その一般法的性格・2実質的意義における民法の内容――伝統的二分法の再検討 第四節 民法の体系 第一款 実質的意義における民法の体系化のための素材の整理 第二款 民法典の体系(日本民法典略史) 第三款 実質的意義における民法の体系化――本書の編成 第二章 権利 第一節 権利の意義および種別 第一款 権利の意義 第二款 権利の種別  ・1序説・2地位的権利・3道具的権利 第四 附説――管理機能 第二節 権利に関する民法一条の規定 第一款 「公共の福祉」への「適合」 第二款 信義則  ・1信義則の適用による紛争処理(本来的機能)・2信義則の利用による法形成(欠缺補充機能) 第三款 権利濫用法理  ・1権利濫用法理の適用による紛争処理(本来的機能)・2権利濫用法理の利用による法形成(欠缺補 広中 俊雄 1926~2014年。法学者。東北大学名誉教授。専門は、民法、法社会学、財産法、契約法、日本の公安警察など。東京大学法学部卒業。法学博士(東京大学)。 著書に、『日本の警察』『契約法の研究』『債権各論講義(3巻)』『法と裁判』『借地借家判例の研究』『戦後日本の警察』『市民と法と警察と』『法と裁判』『民法論集』『警備公安警察の研究』『契約とその法的保護』『法社会学論集』『農地立法史研究 上』『借地借家判例の研究 2』『物権法 第2版 増補版』『言葉の新鮮さについてなど』『民法綱要 第1巻 (総論 上 民法の意義・権利) 新版』『国家への関心と人間への関心 ある法学研究者の歩み』『ある手紙のことなど』『民法解釈方法に関する十二講』『戦争放棄の思想についてなど』など、 訳書に、ハインリッヒ・ミッタイス『ドイツ私法概説』(共訳)などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 企業取引と税務否認の実務(第2版)
    完結
    -
    初版の刊行から7年が経過し、その間、ヤフー・IDCF事件最高裁判決、TPR事件控訴審判決、IBM事件控訴審判決、ユニバーサルミュージック事件最高裁判決、クラヴィス事件最高裁判決、混合配当事件最高裁判決など税務否認を巡る多数の重要な裁判例が公表され、また、伝統的な法人税課税の分野のみならず、消費税に係る紛争事例・重要裁判例や租税条約に関連する問題も増えている。このような状況に鑑み、本書の第2版では、初版の内容・構成を大幅に見直して企業が行う各種の取引・組織再編行為を課税当局がどのように否認をしてきたのか、国税不服審判手続や裁判手続において争われた代表的な事例を取り上げて、網羅的かつ詳細な分析・検討を行ったものである。
  • 論理学(改訂版)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 現代の主流の論理学=記号論理学の基礎的な方法論から最新の成果までを網羅し、伝統的な形式論理学も精査し、歴史的な位置を与える。 【目次】 序論 論理学の意義 論理学の課題 推理の二大別 論理学の二大部門 「valid」の意味 形式と記号化 伝統的論理学と記号論理学 記号論理学の特色 記号論理学の体系的建設 本書の意図および叙述方式 形式的言語 第一部 記号論理学 第一章 記号論理学の立揚 実例からの出発 文の記号化 結合詞 推理の記号化 真理関数 命題の内部構造 命題関数 クラスと関係 第二章 命題の計算 I 命題の計算の基本的構想 命題 要素命題と結合詞 変項と論理的定項 代表的な結合 命題の計算の構成 II 演算の問題 演算の検討 演算の相互還元 III 式の分類と判定 式の分類 3つの式の特色 式の判定 重要な恒真式 導出法則 標準形 双対則 式の導出例 V 推理 推理と恒真的含意 含意のパラドックス 基本的推理法則 推理の証明第三章 一変項命題関数の計算 命題関数の意味 変項関数の計算の基本的構想 定義 式の導出1 量化法則 命題の量化的表式 推理の吟味 式の導出2 重要な恒真式 形式的含意 第四章 クラスの計算(集合算) クラスの計算の基本的構想 定義 重要な恒真式1 式の導出1 式の導出2 重要な恒真式2 命題の表式とクラスの計算の適用 図形的表現 第二部 伝統的論理学 第一章 伝統的論理学の立場 伝統的論理学の主題 推理の二種 命題の三型 定言命題の形式 名辞の外延と内包 定義 外延的解釈と内包的解釈 推理の二原理 名辞論理学 第二章 直接原理 A 定言命題に関する直接推理 定言命題の四形式 オイラーの図式〔補〕ヴェンの図式 名辞の周延〔補説〕存在解釈の図示 二つの推理規則 対当 変形推理  B 複合命題に関する直接推理 定言命題との対応づけ第三章 間接推理 A 定言命題に関する間接推理 定言シロジズムの定義 格式 公理 定理 前提における命題の組合わせ 第一格のvalidな式 第二格のvalidな式 第三格のvalidな式 第四格のvalidな式 還元の問題 格式覚え歌 還元の方法〔補〕背理法 他の間接推理 B 複合問題に関する間接推理 間接推理の分類 仮言シロジズム 〔補〕恒真的仮言シロジズム 選言シロジズム ディレンマ 第四章 伝統的論理学とクラスの計算 伝統的論理学の制限 クラスの計算の伝統的論理学への適用に関する注意 クラスの計算の使用法 内包的名辞論理学 両解釈における真偽問題 参考書名 練習問題 練習問題回答 上田 泰治 1918~1992年。哲学者。京都大学名誉教授。 京都帝国大学文学部独文科卒業。 著書に、『ベーコン』『論理学』『論理を求めて』『論理学』(高山岩男との共著)など、 訳書に、ヘーゲル『近世哲学史』.ホワイトヘッド『科学と近代世界』(共訳)などがある。
  • さしがね(1)棒隅木・入隅・反隅木
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本建築を伝統的に受け継いできた「さしがねの使い方」を、墨付けの初めから完成まで、全編図解により順序をおって分かりやすく紹介。先人からの遺産である「さしがねの使い方」を現代人に伝えるべく、日本の伝統的なさしがね術の権威者である湧村、薄衣、鈴木、竹野の四氏の指導により、初心者にも十分理解出来るよう分解方式で編集。3分冊の第1巻。

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  • P+D BOOKS 別れる理由 全6巻 合本版
    -
    1巻4,510円 (税込)
    待望の合本版!! “第三の新人”を代表する作家・小島信夫が、文芸誌「群像」に1968年10月から1981年3月まで、全150回に亘って連載した“執念の大作”全6 巻の合本版。 夫婦の愛、男女の愛、人間の愛のカオスを複層的、かつエネルギッシュに描き、伝統的な小説の手法を根底から粉砕した文学世界が展開される。現在と過去が交錯しながら織りなされるように展開していく「姦通」をテーマにした異色の愛憎世界!第38回日本芸術院賞、第35回野間文芸賞を受賞。
  • ジ・アート・オブ Cuphead
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 全世界で大ヒットしたインディーゲームの傑作『Cuphead』のアート集が邦訳化! 高い評価を得た『Cuphead』のアートブックは、アニメーションが黄金時代を迎えた1930年代に戻ったような気分にさせてくれる一冊。 30年代ヴィンテージ風のビジュアルや雰囲気が伝わるようデザインされた本書は、どの頁もアートワークが満載で、1フレームずつ手で描かれた伝統的なアニメーションや初期コンセプト、さらにはプロダクションワーク、キャラクター、ボス、ステージなどの当初のアイデアも多数紹介したファン必見のアート集です。 本書を手にして、デビルからタマシイを取り戻すためのカップヘッドとマグマンの冒険を追体験するのはいかがでしょうか。 開発者であるチャドとジャレッドのモルデンハウワー兄弟に導かれ、インクウェル島再発見の旅に出かければ、『Cuphead』のアニメーションスタイルと挑戦的でレトロなこのゲームの魅力がより一層深まることでしょう!
  • イェール大学流投資戦略 低リスク・高リターンを目指すポートフォリオの構築
    -
    イエール大学寄贈基金のCIOが明かす 成功する投資プログラム構築に不可欠のロードマップ 過去30年間で年率12.4%!パッシブ運用と逆張り戦略が成功への近道 名著と名高い本書の初版(2000年)が出版されてからの数年で、世界の投資の景色は劇的に変化した。しかし、スウェンセンの投資戦略がイェール大学寄贈基金にもたらす成果は、変わることなく目を見張るものがある。来る年も来る年もイェールのポートフォリオは、市場に大きく勝ち続け、スウェンセン在職中の23年で、寄贈基金の資産を 200億ドル以上も増やし、イェールの財政に多大な貢献をした。これは米国の大学史上でずば抜けた功績である。(2020年6月時点で312億ドルを運用) スウェンセンは、この全面改訂・拡大版で、イェール大学寄贈基金を支える「投資プロセス」について詳述している。寄贈基金における「資産配分」から「アクティブなファンドマネジメント」 までの分野のさまざまなトピックに光を当てつつ、ファンドマネジメントに関する明快で鋭い洞察を提供。リスクの対処法、外部運用機関の選び方、市場で起こるあらゆる問題の切り抜け方などに取り組むため、実例を用いているが、その多くは自身の経験に基づくものである。また、意識して単刀直入なアドバイスを心がけている――――「伝統的な投資は多くの場合、高く買い、安く売ることにつながる」「信頼は、線香花火的なはかない成功よりもはるかに重要である」等々だ。専門知識、不屈の精神、長期的なものの見方は、秘密の仕掛けやトレンドフォローが利かないような場合でも、有益な成果を生むのである。 ファンドマネジャーをはじめ、市場について学ぶすべての人が活用できる、投資ポートフォリオを積極的に運用するための頼れる一冊。 ※本書は『勝者のポートフォリオ運用』(2003年、金融財政事情研究会)の全面改訂・拡大版です。
  • ハーバード流ケースメソッドで学ぶバリュー投資
    4.0
    投資法や投資戦略を語った書物は数多くあるが、本書はそれらと一線を画するものである。バリュー投資の巨人エド・ヴァヘンハイム三世は、資本を守り、増やすために、実際の現場で用いられた投資手法や投資戦略を、自身がハーバード・ビジネス・スクールで学んだケースメソッドの手法を用いて描き出している。それらの投資は、彼が自分の会社グリーンヘイブン・アソシエイツ(エド・ヴァヘンハイムは同社の会長兼チーフファンドマネジャーであり、ウォール街で最も優れた投資家の1人とされ、現在およそ55億ドルを運用し、ヴァヘンハイム家、大学基金、引退したウォール街の重役たちや資産家などが顧客となっている)で行ったものである。 本書では、ウォール街の傑出した投資会社が採用する日々の投資手法や銘柄選択に触れられているだけでなく、卓越したファンドマネジャーによる調査・分析・モデル化、そして決断に至るプロセスをも知ることができる。市場の達人たちがどのようにして機をとらえ、富を生み出しているかを追い求めるだけでなく、実践の手引きとも呼べる本書では、人間の感情やプレッシャーや落胆など、時に目に見えない不確定要因やリスクを伴う取引から利益を獲得する好機を逃しかねない行動面にも踏み込んでいる。筆者は、投資にかかる自身の知恵を明らかにするだけでなく、巧みな挿話を通じて、ケーススタディに底通する要素を描き出し、偉大な成功の理由を浮き彫りにしている。この価値ある手引書は、即座に市場での競争優位を読者にもたらすであろう。なぜなら、ほかでは手に入らない情報を読者にもたらすからである。それは次のものである。 ・エリート投資家が間違った決断を下し、またそれにどのように対処したかというほかではほぼ語られることのない状況が分かりやすく説明されている。 ・伝統的な銘柄で構成される普通のポートフォリオで、いかなるレバレッジもかけずに年利18%もの超過収益を稼ぎだすための考え方や技術を伝えるべく、実用的な助言が示されている。 ・バリュー投資家として成功するために、筆者が用いる25の戦略と回避すべき落とし穴とが示されている。 本書でつづられている一連の知恵を目の当たりにすれば、経験豊富な投資家が日ごろ取り組んでいることが明らかとなるし、それは読者自身の投資戦略を改善させることになるであろう。
  • 相場の黄金ルール
    完結
    1.0
    本書はテクニカル・アナリストでコンサルタント業を営んでいるエド・カールソンが、かつて相場評論家として人気を博したジョージ・リンジーの相場観測手法を詳細に解説した“GeorgeLindsayandTheArtofTechnicalAnalysis”の邦訳である。リンジーは30年以上にわたりニュースレターなどを通じて相場解説を行っていたが、最後まで本人の分析手法の詳細については明らかにすることなく、1987年にこの世を去った。しかしリンジーの手法には今もって価値があると考えたカールソンは、リンジーの死後20年以上たったあともさまざまな手段で資料を集め、研究を行った。カールソンがその集大成として、リンジーのテクニカル分析について平易な解説を試みたのが本書である。  さて、カールソンの目論見どおり本書の内容は極めて簡単であるし、ここで解説されていることは、伝統的なテクニカル分析の最終形のひとつと言っても良いトム・デマークの分析手法(デマークの手法はブルームバーグの公式テクニカル分析に採用されている)とかなり重なるものが見られる。このことからも分かるように、テクニカル分析を行う人にとって、リンジーの手法が不変的な価値を持つとカールソンが考えたことは的を射た考えだと言える。  さらに、デマークの手法の複雑さに比較すれば、相場の上げ下げの形状と日柄のカウントに限定されたリンジーの手法は単純明快で分かりやすく、個人投資家の方が取り組むにはリンジーの手法のほうが敷居が低い。洗練されてはいるが、多くの場合においてコンピューターの助けが必要になるデマークの手法と比べ、リンジーの手法は手作業で分析が可能だからだ。  ところで、一般に「技術」とは、その分野の体系的な知識を習得すれば、だれもが同じ結果を手にすることができるものを言う。もしだれでも等しく望むものを手にし、意図したものを再現することができなければ、「技術」とは言わないのである。したがって、技術体系は複雑であるよりも単純であるほうが良いし、背景の理論についてもつまびらかにされている必要がある。その意味では、いにしえのものが不変的な価値を持つということは、技術の世界では十分にあり得ることなのである。
  • 風水・擇日・奇門 万年暦【増補改訂版】
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    1巻4,070円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 カラーで見やすい、東洋一の万年暦! 140年分(1924年から2064年まで)のボリューミーな内容を、一挙収録!! 万年暦の決定版、待望の【増補改訂版】!!! 【決定版】この一冊で「暦」を使いこなす! 命(四柱推命)卜(断易)相(風水)共通の時間概念、循環する六十甲子の干支暦 風水、断易、擇日、四柱推命、奇門遁甲 万年暦を完璧に使いこなすための定番技法も完全収録! 本書は、2064年までの干支暦を網羅した万年暦です。日選びである擇日において、三元派の玄空大卦擇日、三合派の董公選擇日要覽・嫁娶周堂・太陽到山到向擇日法など、擇日に必須の技法をひと目でわかる早見表にし収録しました。風水においては、三元派・玄空飛星の下卦図216局、乾坤國寶(龍門八局水法)の一覧を網羅し、擇日、風水が必要とする時間への要求にも応えました。 2013年に発売された本書(初版)は、読者様からの評価がとても高く、以下のような称賛のコメントを多数いただいています。 ・カラフルで、見やすい。 ・内容も豊富で使いやすい。 ・早わかりで使い勝手がよい。 ・探していたけど、こういう暦に関連した本がなかなか見つけられなかった。 ・筆者の考えや深い知識と経験、熱い思いが込められていることが、ズシッと伝わる。 ・ふんだんに資料が付けられ、読者の学習を後押ししてくださる心づかいがある。 ・誰もが公開しなかった資料を一般販売の書籍で発表されている。 ・価格的には素人には高く感じるかもしれないが、プロからみたら安すぎると言わせる書 籍ではないか。 ・手元に置いても損はない一冊。 ・一般的な万年暦は暦が掲載されているに留まるが、これは違う。 ・あらゆる公式が掲載され、飛星チャートまで載っている。 ・万年暦だけに留まらず、あらゆる情報量が掲載されている。 【増補改訂版】では、これまでに多くの読者様からいただいた改善点や工夫点なども活かし、著者自らも本書を使用するに際して気づいたことなども盛り込みながら、さらにヴァージョンアップしたものが以下の内容でできあがりました。 1 新たに奇門遁甲における時家定局となる六十時一局の「局数」を追加。また、日々の紫白訣である「日紫白」も入り、さまざまな術数家のニーズにも対応いたしました。(九星が追加になりました。) 2「堪輿」の項目に「些子水法」「男女命星早見表」が追加になりました。 3「奇門遁甲」の解説が追加になりました。 4 カバーが紙から、ビニール製本になり、中綴じも強化され、ハードな使用でのページが千切れるのを改善いたしました。 「『万年暦』とは一年だけでなく、長年役立つ暦という意味があります。本万年暦では1924 年から2064 年まで、141 年分の干支暦、旧暦(時憲暦に基づく)を所収し、占術に携わる皆様から長年ご愛顧していただけるようにと丹精を込めて制作いたしました。」 「東アジア圏である、中国、台湾、香港、韓国、日本では、様々な文化や慣習が太陰太陽暦に端を発し、今でも旧暦という呼び名でそれは生き残っています。伝統的な中国のシンボリズムである干支を通じて、暦は干支暦として時間の楔を今でも刻み続けています。このアジア圏に共通の時間概念を一冊の万年暦として世に残す作業に従事できたことを光栄に思います。」 「本万年暦の特徴ですがカラフルで見やすく新暦で並べ直した作り込みとデザインは画期的であり、初学者が旧暦と新暦を混同しないように意図して作り込まれています。そして、万年暦では定番となる様々な術のあんちょこを盛り込んだ言わば付録部分には、術の早見表などをつけました。」 「対応する時間と関係した占術として、四柱推命、断易をはじめとし、擇日に使用する三合派の通書擇日、三元派の玄空大卦擇日における早見表、風水においては玄空飛星の飛星盤などを網羅し、風水で暦を使用する際にも見やすい工夫を凝らし、充実させました。」(本文より)
  • 日銀の政策形成―「議事録」等にみる、政策判断の動機と整合性
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    1巻4,048円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1998年分から公開が始まった、金融政策決定会合の「議事録」等を基に、日本銀行の金融政策策定過程を分析した研究書。 ゼロ金利政策の導入と解除、量的緩和政策の導入と解除、非伝統的な政策手段の採用等、異例の金融政策をとりつづけてきた日本銀行の意思決定の背後では、どのような議論がなされてきたのか。10年後公開ルールに基づいて公表された金融政策決定会合の「議事録」「執行部提出資料」を詳細に読み込んで、当時の日本銀行の金融政策策定がいかに行われたのかというプロセスを詳細に分析する。 量的緩和政策の効果分析ではなく、その決定過程を分析し、今後の金融政策運営へのインプリケーションも提示する。
  • PARIS-KYOTO パリで生まれた和菓子のレシピ
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    世界的有名店の和菓子レシピを初公開! パリで人気の和菓子店「パティスリーTOMO(Patisserie TOMO)」のレシピを写真集のような素敵なビジュアルで解説。伝統的な和菓子の作り方から、同店を一躍有名にした「創作どら焼き」の秘訣、和のエッセンスを取り入れた洋菓子まで網羅した、実用性も高い一冊です。 《コンテンツの紹介》 【フランス流 和菓子入門】 粒あんの作りかた/こしあんの作りかた/白あんの作りかた/玄米茶サブレ/ほうじ茶サブレ ほか 【伝統的な和菓子】 大福生地の作りかた/ゆず香/生八つ橋/おはぎ/みたらし団子/わらび餅/焼き栗/桜餅/桜練り切り/鉄線/苺大福/洋風おはぎ/トマト羊羹/たい焼き ほか 【どら焼き】 どら焼きの生地/抹茶どら焼き/リコッタゆずどら焼き/どら焼き パリー京都/ババ オ ウイスキー風どら焼き/タルトシトロン風どら焼き/タルトタタン風どら焼き/トロペジェンヌ風どら焼き/苺と黒ゴマのどら焼き/オペラ風どら焼き/どら焼き~リ・オ・レ ほか 【和風フランス菓子】 抹茶のパウンドケーキ/黒ゴマのパウンドケーキ/洋梨と味噌のパウンドケーキ/抹茶のクレームブリュレ/そば茶風ショコラショー/オーツミルク抹茶ラテ ※定価、ページ表記は紙版のものです。一部記事・ 写真・付録は電子版に掲載しない場合があります。
  • 人気レストランの注目の調理機器 科学的調理法
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 近年では、スチームコンベクションオーブンや低温調理機、真空調理機などの機器は、個人の飲食店でも導入するところが増えている。そうした最新機器を使用した、科学的な理論に基づく調理法を紹介する一冊。低温調理、真空調理、減圧調理などによって、従来の技法では出せない食感や味わいを実現する人気店に取材し、その技法や理論を紹介。あわせて、伝統的な調理機を駆使しながらも、科学的な発想に基づいた調理で、より味わいに変化を出す技法も紹介。
  • 日本の刃物 研ぎの技法:この1冊を読めば和の刃物の知識と研ぎ方がわかる
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 包丁や大工道具、彫刻刀、斧や鉈(ナタ)、刈込鋏、日本剃刀、裁ち鋏など、さまざまな日本の刃物の研ぎ方を紹介した書籍が発売されます! 包丁、大工道具、彫刻刀、剃刀(カミソリ)、鉈(ナタ)…、日本にはさまざまな刃物があり、それらの刃物は使っているうちに切れなくなっていきます。 そこで刃を研ぐことで切れ味を回復させるのですが、刃物によって研ぎ方にも違いがあります。 本書では、包丁、大工道具などの比較的研ぎ方についての情報が多いものから、鰹鉋や彫刻刀、日本剃刀、裁ち鋏などの研ぎ方についての情報が少ない刃物までをできるだけたくさん取り上げることを目的としています。   研ぎが上手くなれば刃物もよく切れるようになる。当たり前のことですが、そのためには普段から研ぐ習慣を身につけたいものです。 そのための研ぎ場の作り方や、砥石の種類、また伝統的な手法で作る刃物の生産現場なども紹介します。 取材協力 月山義髙刃物店店主、研ぎ師、(一社)日本包丁研ぎ協会代表理事 藤原将志、城東職業能力開発センター木工技術科講師 大澤宣之ほか
  • アプリケーションアーキテクチャ設計パターン
    5.0
    本書は,アプリケーションアーキテクチャの基本設計フェーズにおいて「何を作るか」ではなく「どう作るか」を設計する際のガイドです。心臓部となるサーバサイドを中心に,シングルページアプリケーションの台頭で再び重要性を増してきたクライアントサイド,SQLなどの伝統的な処理方式とビッグデータ技術という新潮流が混在するバッチ処理,システム間連携と,さまざまな分野を網羅します。アーキテクトやエンジニアが習得するべきコアのスキルとして,長きに渡って活用できる一冊です。
  • パーソナル 精神分析事典
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    本事典で,項目として取り上げている用語・概念は,すべて精神分析の専門用語であり,一般語や他分野の用語の精神分析的解釈は含みません。精神分析の中でも伝統的な用語を多く含みますが,比較的新しく,人によっては聴き慣れない概念と思われるかもしれないものも含んでいます。 この事典で提供されている知識の中核にあるのは,「対象関係理論」です。しかしながら,事典としてその範疇には限定され過ぎない,伝統的な精神分析概念も取り上げています。それらについても対象関係論からの意味や意義を含めて記述しています。また用語・概念によっては,精神分析学派の違いによる概念の意味や位置づけの違いにも明確に触れるよう心掛けました。

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  • プログラミングElixir  第2版
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。 プログラミング言語Elixirを学ぶ Elixir(エリクサー)は、並行処理を得意とするプログラミング言語 ErlangのVM(エンジン部分)を基盤とし、Erlangよりもなじみやすい 文法を採用したプログラミング言語です。 本書は、RubyやElixirの伝道師として、そして「達人プログラマー」として知られるDave Thomas氏による、 プログラミング言語Elixirの定番解説書、Programming Elixir 1.6 (Pragmatic Bookshelf, 2018)の日本語訳です。基本的なプログラミングから、 並行処理、さらなる応用へと順を追って進む構成になっています。 本書を読むことで、Elixirらしいプログラミングを学ぶことができます。 第2版では、内容が大幅にアップデートされ、Elixir 1.6以降に対応しただけではなく、 開発ツールの利用を含めたアプリケーション開発の実際についての解説が、より充実したものになっています。 またこの日本語版第2版には、Elixir 1.6以降の周辺事情や、開発現場で 知っておきたい情報をまとめた補遺が追加されています。 Elixir作者による前書き  はじめに(正当化のむなしい試み、再び)  第1章 赤いカプセルをとれ 第 I 部 伝統的なプログラミング  第2章 パターンマッチ  第3章 不変性  第4章 Elixirの基礎  第5章 無名関数  第6章 モジュールと名前付き関数  第7章 リストと再帰  第8章 マップ、キーワードリスト、セット、構造体  第9章 寄り道:型とは何か?  第10章 コレクションの処理 ── EnumとStream  第11章 文字列とバイナリ  第12章 制御フロー  第13章 プロジェクトを構成する  第14章 ツールの利用 第 II 部 並行プログラミング  第15章 複数のプロセスを使う  第16章 ノード ── 分散システムの要  第17章 OTP:サーバ  第18章 OTP:スーパーバイザ  第19章 さらに複雑な例  第20章 OTP:アプリケーション  第21章 タスクとエージェント 第 III 部 より高度なElixir  第22章 マクロとコードの評価  第23章 モジュールのリンク:ビヘイビアとuse  第24章 プロトコル ── ポリモーフィック関数  第25章 かっこいい機能いろいろ 付録A 例外:rais、try、catch、throw 付録B 型仕様と型チェック 付録C 参考文献 付録D Elixir 1.6以降の状況と開発運用の実際 付録E 日本語版に寄せて
  • ポーランド ヤノフ村の絵織物:二重織りの技法と伝統文化が生まれた小さな村を訪ねて
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ポーランド東北部に位置する小さな村・ヤノフ村に伝わる伝統的な絵織物。 美しい自然の中で暮らしながら、身近な風景、動植物、暮らしなどから生まれた絵柄は 素朴で愛らしく、誰しもが懐かしいと感じます。 4枚綜絖の織り機を使い、表裏二面の糸を交替、浮沈させて織る「二重織り」という技法で織られているのですが、その複雑さから技術を習得するのは難しいとされてきました。 ですが、本書では、全てに詳細な織り図を掲載し、手順写真とわかりやすい解説で初心者の方にも安心して始められるようになっています。 また、伝統文化の話に加え、現地取材による、織り手や工房の様子も写真と文章で紹介。 ヤノフ村の織物に関する初の書籍ということはもちろん、絵織物の技法書としてはこれまでにない詳細かつわかりやすい解説、文化にまつわる文章で、織物をたしなむ人はもちろん、手芸や民俗学などの関係者への文化資料としても活用いただける保存版です。
  • 「社会的入院」の研究―高齢者医療最大の病理にいかに対処すべきか
    3.8
    1巻3,564円 (税込)
    後期高齢者医療の問題が騒がれるなか、社会的入院とは「新しい」問題として認知されつつある。「年間1兆5000億円」、その実態把握および本質的な問題の所在を明らかにする書。 【主な内容】 第I部 社会的入院とは何か 第1章 社会的入院=本当は不適切な入退院 第2章 社会的入院はイエローゾーン医療の一つ 第3章 社会的入院の何が問題なのか 第II部 社会的入院の実態 序論 第4章 長期入院の実態 第5章 伝統的な社会的入院の実態 第6章 社会的入院の新展開 第III部 社会的入院の発生原因をひも解く 序論 第7章 先行研究が指摘する当事者要因 第8章 当事者要因への対策とその評価 第9章 在宅介護忌避を誘導する不均衡問題(需要サイドの要因) 第10章 病床過剰によるマンパワー分散がもたらす低密度医療問題(供給サイドの要因) 第IV部 良質な高齢者医療&ケアを実現する政策 序論 第11章 施設体系を再編し、高密度医療&ケアを実現する 第12章 在宅医療・介護を促進し、医療&ケアの質を確保する 第13章 保険者機能を強化し、入退院の適正化を行う 終章 国民が自ら考え判断する
  • 鍵がドアをあけた 日本語の無生物主語他動詞文へのアプローチ
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    1巻3,520円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 伝統的な日本語では用いられにくいと論じられてきた、「コピー用紙が、私の手を切った」「あの事件は、彼を驚かした」のような、無生物主語の他動詞文。現代日本の文学作品と新聞社説から豊富な用例を取り出し、中国語との対照も視野に入れて、タイプや特徴を分析。現代日本語における無生物主語他動詞文に関する現象に、新たな研究成果をもたらした書。
  • 木構造
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 伝統的な構法を基本にした新しい木造建築を、現代に再構築することを提唱するもの。構造設計家・増田一眞氏による木構造の基本的な考え方(原理編)、木造架構の計画例集(応用編)の2部に分けた40項余の大作を巻頭に掲げ、伝統木構法による住宅・保育園・展示施設・宗教建築・温泉施設などの作例を収録。実作資料25題。

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  • 住まいの伝統技術
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「伝統的な住まいの良さを評価し守っている人達から、古民家の良さがなんであるか、今のうちに教わっておかねばならない」と、古民家のくらしの装置(雨戸、雨除け板、高窓、おとし板)、材料の使い方(草、木、土、石)等を記載。『住宅建築』誌に25回にわたって連載された記事に加筆・再編。

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  • 歴史や物語から楽しむ あたらしい植物療法の教科書
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【本電子書籍は固定レイアウトのため7インチ以上の端末での利用を推奨しております。文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。ご購入前に、無料サンプルにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください】 植物はどんなふうに「薬草」として使われてきた? 神話の時代から現在の漫画やアニメ、小説や映画に至るまで、 薬師やハーバリストは、どう描かれてきた? 本書は古今東西の植物療法を巡るディープな歴史、植物に魅せられた人々、豊かな物語から、植物の「癒やす力」の根源を探ります。 アロマ、ハーブ、フラワーエッセンス(花療法)、森林療法、園芸療法、ジェモセラピーやホメオパシーなど、私たちの心と身体を癒す「植物療法」(フィトセラピー)。始まりは古代まで遡ります。 かつてはミイラの防腐剤、ペストの防護服、権力者への貢ぎ物、宗教儀式、戦時下の治療などに使われたり、錬金術から精油の原型が生まれたり。アーユルヴェーダや漢方も含み、PART1では植物療法の基本を広く解説します。PART2、3では各地域の薬草の歴史と、重要人物26人の人生を辿ります。植物に人生を捧げた人々の情熱や活躍ぶりは、読みごたえたっぷり! PART4では、植物が象徴的に描かれた物語や作品を紹介。聖書やグリム童話をはじめ、古事記、日本書紀、万葉集、枕草子、源氏物語など日本の古典や、プルースト、チョーサーなど海外文学、梨木香歩さんや上橋菜穂子さんの現代小説、マネ、ドガ、ロートレック、ゴッホなどの有名絵画、『薬屋のひとりごと』などヒット漫画、『ピーターラビット』『魔法の庭ものがたり』『ノーム』など、人気の絵本を解説。薬草と関わりの深い「魔女」と神秘的な薬草についても考察します。 コラムでは「フランス取材記」を掲載。南仏の伝統的な農場、老舗精油メーカー、リヨン植物療法専門学校、パリのビオ製品の見本市「マジョレーヌ」を楽しくレポート。 アロマやハーブなどの植物、魔女やファンタジーが好きな人、世界の薬草文化を知りたい人、物語や芸術作品などユニークな角度から植物療法を学びたい人におすすめです。 ■著者紹介 中村姿乃(なかむら しの) 東京・西荻窪のアロマテラピースクールとサロン「野枝アロマ」代表。アロマセラピスト。幼い頃より植物に触れ、香りを楽しむ。一般企業で世界中の鉱石見本市での取材や買い付け、webメディア編集長などを経て、自身のアレルギーをきっかけにアロマの世界へ。精油やハーブの源泉をたどり、フランスの農場、精油メーカー、ヨーロッパ最大級のビオ製品見本市、ハーブ専門店(エルボリストリ)などで取材を重ねる。リヨン植物療法専門学校(Ecole Lyonnaise de Plantes Médicinales)でアロマテラピーや植物学の知識も習得。 ナード・アロマテラピー協会(NARD)認定アロマトレーナー、yuica認定日本産精油スペシャリスト、日本アロマコーディネーター協会(JAA)、日本アロマ環境協会(AEAJ)などの資格を取得し、サロンや鍼灸院、医療系施設でもアロマテラピーの実践を経験。 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • 世界で一番くわしい木造詳細図 改訂版
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    1巻3,520円 (税込)
    木造建築の納まりを、大きな3Dイラスト図解で分かりやすく! 建築実務者にも学生にも役立つ1冊です。 木造建築の各部の納まりを、3Dイラスト図解と断面図等を組み合わせて分かりやすく解説しています。 基本的な納まりを中心に、難解な取り合い部や開口部の納まり、伝統的な和室・床の間の納まりなど、さまざまな納まりを網羅。 大きな立体イラストで詳細に図解、解説しているため、木造住宅の細部の理解と図面の制作に役立ちます。 さらに、建築用語の解説や、納め方のポイントも数多く掲載。初学者から実務者まで、幅広い場面で役立つ1冊です!

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  • 認知科学講座1 心と身体
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    【シリーズの特長】 ・現在の認知科学の理論的基盤(身体・脳・社会)を明示した上で、新たな枠組みを紹介 ・AI、ロボットなど情報科学との接点を明らかにするとともに、心の哲学との対話を展開 ・認知科学の歴史を体系的に理解でき、研究射程を広げる手がかりともなる必携のシリーズ 【シリーズ各巻構成】 ●『1 心と身体』嶋田総太郎編、2022年9月刊行 ●『2 心と脳』川合伸幸編、2022年10月刊行 ●『3 心と社会』鈴木宏昭編、2022年9月刊行 ●『4 心をとらえるフレームワークの展開』横澤一彦編、2022年9月刊行 【シリーズ刊行にあたって(編集委員一同)】 伝統的な立場からは単なる情報の入口と出口と見なされていた「身体」は、現代認知科学では知性の重要なパートナーであることが明らかになっている。また、人間が行うような高度な認知を支える脳活動を探ることは長らく困難であったが、新たなテクノロジーにより、それを詳細なレベルで捉えることができるようになった。その結果、「脳」の各部位、そのネットワークの驚異的な働きが解明されるようになった。一方、われわれの心は身体、脳にとどまるわけではない。われわれはモノ、ヒトのネットワーク、すなわち「社会」の中で、様々な調整を行いつつ、日々の生活を巧みに営んでいる。したがって、社会は進化、発達を通して、われわれの心の中に深く組み込まれている。こうした心の本源的社会性は、様々なアプローチによってあらわになってきた。身体、脳、社会への注目に基づく変化が起こり始めてから数十年が経過する中で、さらにその先を見据えた、つまり第三世代の認知科学構築のためのフレームワーク、方法論の提案も活発になってきた。 このような動向を踏まえ、本講座は第1巻「心と身体」、第2巻「心と脳」、第3巻「心と社会」、第4巻「心をとらえるフレームワークの展開」という構成となった。各巻では、そのテーマの中で最も根源的であり、かつ最もアクティブに研究が展開している領域を章として配置した。加えてテクノロジーとのかかわり、哲学的な検討も重要であると考え、これらの分野の研究者による章も置かれている。
  • 現地取材! 世界のくらし 日本
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 四季折々の美しい自然と地方ごとに多様な風習がみられる日本。ふだんは当たり前に思うようなことも、客観的な視点から見ると、稀有な食習慣や年中行事がたくさんあります。伝統的な産業についてのページでは、熊本県八代市の畳職人さんを紹介。畳が作られる工程も詳しく写真で解説しています。また、「子ども食堂」の取り組みや、群馬県の多文化共生地域など、SDGsにかかわる内容も充実。日本の魅力が再発見できる一冊です。
  • 標準 ミクロ経済学(第2版)
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    本書は、大学1年次に経済学入門の講義を履修した大学2年生向けのミクロ経済学のテキストです。伝統的な価格理論から、ゲーム理論、不完全競争、オークション、メカニズム・デザイン、市場の失敗まで、幅広い内容をバランスよく記述しています。 今日のミクロ経済学は、その内容の二分化がますます顕著です。それは、伝統的な完全競争市場を基礎とした価格理論と、ゲーム理論や情報の非対称性をもとにした戦略的理論です。この2つが今日のミクロ経済学の大きな柱を構成しています。したがってミクロ経済学のテキストには、この2つの柱をバランスよく盛り込むことが要求されますが、それぞれの柱自体が多くのトピックスを含んでいるため、テキストとしては豊かな内容をわかりやすく伝えることが重要です。これらの要求にこたえるべく、旧版を一新し、改訂版を刊行しました。 初版は、入門レベルから上級ミクロ経済学への橋渡しを担うテキストとして定評がありましたが、今回の改訂ではさらに読みやすく、また最新のトピックも加えています。執筆陣は、実際に大学でミクロ経済学を教えており、抽象的な理論解説だけではなく、学生たちの日常生活に密着したエピソードも豊富で、楽しみながら中級ミクロ経済学を学ぶことができる一冊です。
  • 現代ファイナンス理論
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ポートフォリオ分析に基づく伝統的なファイナンス理論から出発し、状態価格、確率的割引ファクターの概念に基づき資産市場を分析する現代ファイナンス理論へと都合的に学ぶテキスト。
  • おいしさと驚きの料理を作るサイエンス・レシピ 科学が創造する新しい味
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 調理場に科学が持ち込まれるようになって早10年。いまや、シェフたちは最新の調理機器を駆使するだけでなく、調理工程を化学反応と捉え、これまでの伝統的な調理法を見直して新たな使い道を発掘したり、おいしさの理由を分析して素材同士を組み合わせたりと、科学的なアプローチ方法で斬新な料理を生み出しています。  本書では、現在活躍中のトップシェフ7人に「火入れ」「香り」「食感」「発酵」「再構築」「液体窒素」などをテーマに料理を紹介してもらい、調理技術や科学知識の応用術を詳しく解説しながら、シェフたちの科学との付き合い方と、個性豊かな味の創作方法を探っています。 若い料理人たちが科学的な知識を使いこなし、新たな料理を生み出すためのヒント集として活用できる内容です。
  • 広東料理 焼物の真髄
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 広東料理の“華”と呼ばれる「焼味(シュウメイ)」。親しまれている叉焼から、黒椒排骨、脆皮焼肉、焼腸、焼鴨、香辣鶏、蜜汁鶏肝などや、婚礼料理の仔豚丸焼きなど、肉類をローストした焼物の職人の技術を3000カット以上の写真とともに解説します。焼味の職人が担当する伝統的な冷菜の技術・たれのレシピも解説。
  • 発酵で料理する 現代フランス×ノルディック
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ニュー・ノルディック・キュイジーヌ(北欧の伝統的な食材や調理法を斬新な視点で活用した新しい北欧料理)を牽引してきたデンマークのレストラン「ノーマ」のレネ・レゼピ氏が、発酵料理を提唱したことから世界で注目され出した「発酵」を活用した調理法。本書は、野菜や豆の発酵、肉や魚の発酵、麹菌を使った調理技術、発酵で作るデザートを解説。 【本書に登場する主な発酵料理】・発酵じゃがいも・発酵独活・塩麹エスプーマ・塩麹漬けホロホロ鳥・発酵ビーツ・発酵海老いも・発酵しらす・猪の糠漬け・発酵バター・フォアグラ味噌漬け・石垣牛と黒麹・黒米麹アイス・発酵いちごと酒粕・紅茶キノコ…などなど。
  • パンの魅力と製パン技法
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大阪南部に位置する和泉市で、毎日行列の人気パン店『パン工房 フルニエ』。そのオーナーシェフ・坂田隆敏氏の著書。伝統的なパンづくりを大切に守りながらも、時代に合わせて工夫するという氏の考え方に基づき、バゲット、カンパーニュ、多加水パン、パンコンプレ、食パン、クロワッサン、ブリオッシュと、基本のパンづくりをレシピとともに紹介。それに加え、本書のためだけに開発した、特別なパンの作り方も紹介する。後半では、氏と交友のある各地の超有名シェフ21人が、「未来に伝えたいパン 後世に残したいパン」の紹介も。
  • 評判レストランの最新スチコン調理技術
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 効率的な大量調理を実現する機器として注目された、スチームコンベクションオーブン(スチコン)。近年では小規模な個人店でも導入し、機能の多さと繊細な火入れが可能な特性を活かし、使い方を工夫して、伝統的な料理も魅力を格段に高めている店が登場している。本書は、そうした人気店を取材した一冊。フランス料理店やイタリア料理店だけでなく、洋食店、日本料理店、すし店、そば店や中華料理店など、評判のレストランを幅広く取材。少人数化のためにこれからスチコン導入を考えている店や、新しいアイデアを求めている店は必読。
  • フランス料理 ソース 進化と伝統
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 フランス料理のソースは、基本のフォンをベースとした伝統的なものから、近年急速に進化し、とくに形態がさまざまに変化している。例えば、球状のソースやシート状のソース、粉状のソース、瞬間凍結したソース…等々、いろいろと多彩に変化している。それとともに料理の美味しさもいっそう複雑化し、現代のお客を楽しませている。本書ではそうした進化系のソースからフレンチの伝統的なソースまで約80種とそれを使った料理・デザートを紹介している。巻末にはフランス料理の基本のフォン5種の作り方も解説。
  • 三島の子どもたち:三島由紀夫の「革命」と日本の戦後演劇
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    劇作におけるフォルマリストの系譜 歌舞伎を「旧劇」とした新劇は、1960年代後半~70年代前半にアングラ演劇によって乗り越えられたのだ──といった歴史観が、今も大勢を占めている。新劇とアングラには巷間言われるほど断絶はなく、明治期以来の非伝統的な演劇はみな小劇場というカテゴリで括られうる──といった見方もあるが、それはまだ少数派だ。本書は、この二つの史観を包含する視座を提示し、その鍵は三島由紀夫であると主張する。 アングラ以後の世代の劇作家たちを「三島の子どもたち」と見なそう。アングラとその後の小劇場は、三島の開き直りの上に開花した運動だ。原型的モチーフを織りなおす三島の「意匠」は井上ひさしと寺山修司を後押しし、「本物/贋物の対立」という三島のテーマは、別役実、つかこうへい、野田秀樹や平田オリザまでもが駆使するツールとなった。 三島由紀夫の「遺伝子」は、演劇においてどのように継承されたか? 岸田國士や福田恆存を皮切りに、アングラからメタシアター、アンドロイド演劇まで、50年間の劇作家たちによる「様々なる趣向」を検証! 松尾スズキやケラリーノ・サンドロヴィッチ、岡田利規や藤田貴大ら現代演劇の旗手も視野に収めた、正統なる現代演劇史。
  • 医科診療報酬点数表 令和6年6月版
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    1巻3,300円 (税込)
    使いやすさ抜群の『医科点数表 実務書』の決定版! 独自の編集によるフルカラーの早見表や別紙様式も掲載 本文2色、変更箇所への下線表示等の工夫により理解しやすく、初めて点数表を使う方やまだ点数表を使い慣れていない方にもおすすめの一冊です。 左欄に点数表、右欄には算定上の留意事項等を掲載する伝統的な構成に加えて、注に規定する加算の名称や、算定単位・回数などの書体を強調するなど、見やすさ・使いやすさにこだわった工夫をしています。 巻頭にはオリジナル編集によるフルカラーのわかりやすい早見表、区分番号レベルまで収載した詳細目次、巻末には区分番号・掲載ページを素早く検索できる50音索引を掲載しています。 【目次】 早見表 凡例 区分番号 詳細目次 第1章第1部 初・再診料 第1章第2部 入院料等 第2章第1部 医学管理等 第2章第2部 在宅医療 第2章第3部 検査 第2章第4部 画像診断 第2章第5部 投薬 第2章第6部 注射 第2章第7部 リハビリテーション 第2章第8部 精神科専門療法 第2章第9部 処置 第2章第10部 手術 第2章第11部 麻酔 第2章第12部 放射線治療 第2章第13部 病理診断 第2章第14部 その他 第3章 介護老人保健施設入所者に係る診療料 第4章 経過措置 別紙様式 食事療養及び生活療養の費用額算定表 関係告示 医科診療報酬点数表 索引 【著者】 社会保険研究所 私たち社会保険研究所は、社会保障とともに歩みを進めてきました。 医療・介護・福祉・年金・労働について、その現場での実践に取り組むみなさまが必要とする情報媒体とツールを提案してご活用いただき、80年の歴史を重ねることができました。 私たちには、歴史のなかで蓄積してきた情報と、社会保障に対する思いがあります。この財産を、今後の社会保障の新しい展開のなかで、さらに多くのみなさまの実践においてご活用いただけるように、次の一歩を踏み出していきます。
  • 世界で一番やさしい木造詳細図 改訂版
    -
    1巻3,300円 (税込)
    木造建築の納まりを、3Dイラスト図解で分かりやすく! 建築実務者にも学生にも役立つ1冊です。 木造建築の各部の納まりを、3Dイラスト図解と断面図等を組み合わせて分かりやすく解説しています。 基本的な納まりを中心に、難解な取り合い部や開口部の納まり、伝統的な和室・床の間の納まりなど、さまざまな納まりを網羅。 108のキーワードで詳細に図解、解説しているため、木造住宅の細部の理解と図面の制作に役立ちます。 さらに、建築用語の解説や、納め方のポイントも数多く掲載。初学者から実務者まで、幅広い場面で役立つ1冊です。

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  • 和素材デザートの発想と組み立て:菊、枝豆、しょうゆ、ほうじ茶…和の食材の可能性を広げる
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 フレンチのレストランデザートに、醤油、ほうじ茶、菊などの「和素材」を取り入れた43のレシピ。 各素材のデザート展開のコツも掲載。 「和食材」を取り入れて、ひねりのあるデザートに! レストランデザート作りに長年携わるパティシエール田中真理氏が、「和食材」を大胆に取り入れた43個のデザートを考案。 小豆やきなこ、わらび粉や上新粉といった和菓子の食材や、しょうゆやみそ、みりん、酒といった調味料、菊やよもぎなどの花・薬草、煎茶やほうじ茶などのお茶、びわや梅といった果物に至るまで、多岐にわたる和食材をピックアップし、美しいレストランデザートに仕立てています。 伝統的なフレンチデザートの技法に、和の要素を取り入れた、和洋折衷(和仏折衷)デザートのレシピ本。 各素材についての、デザート展開のポイントや、うんちくなども掲載しています。
  • APIデザインの極意 Java/NetBeansアーキテクト探究ノート
    3.0
    これまで設計の良くないAPIが数多く生まれてきました。なぜ、そうしたソフトウェアが量産されるのでしょう。エンジニアが良いAPI・悪いAPIについて分かっていない、あるいは、適切なレビューを受けていないからかもしれません。本書では、NetBeansアーキテクトの著者が遭遇してきた様々な誤りを解説し、APIの発展を考慮した設計について詳しく説明します。あまり語られることがなかったAPI設計について、貴重な10年間の経験をベースに幅広くノウハウを披露しています。API設計の技術や知見の水平線を押し広げることができる稀有な一冊です。 ◆オブジェクト指向アプリケーションフレームワークには、伝統的なデザインパターンとは異なるスキルが必要 ◆クラスをAPIとして扱って、頭痛の種を軽減 ◆将来、改善できるようにAPIの発展計画を準備 ◎共有ライブラリ、フレームワークの設計に役立つ ◎仮想マシンベースのオブジェクト指向言語に適用できる
  • 信仰の現代中国:心のよりどころを求める人びとの暮らし
    5.0
    宗教と伝統行事を通して見えてくる中国社会の姿 弾圧から緩和、引き締め、そして包摂へ―毛沢東以来、共産党支配下における政治と宗教の関係は常にある種の緊張状態にある。本書は、この緊張状態の根源にあるものを掘り起こし、信仰と伝統行事のあり方を通して中国社会のもう一つの姿を描いたノンフィクションである。 物質的な欲望と拝金主義にまみれ、もはや伝統的な信仰心など消えてしまったかのように見える中国社会だが、旧暦に基づく季節の行事や古くからのしきたりが今も脈々と息づいている。いくら繁栄しても何かが足りない―その何かを求めて多くの人びとが信仰や伝統行事に目を向け実践するありさまを描くため、著者は約一年半、こうした活動に携わる家族や団体などと行動をともにしてきた。各種の行事を観察し、ときには自ら瞑想法・呼吸法の講習会に参加する。登場するのは、妙峰山の参拝客を相手に香会を営む倪家、農村で道教の儀式や占いをする李家、地方都市で地下活動を続ける牧師など、さまざまなバックグラウンドを持つ人びとである。 本書は二十四節気に沿った章立てで、季節の移り変わりとともにストーリーが立体的に展開する仕組みとなっている。海外の主要紙誌が絶賛した傑作だ。
  • セレブリティ・コミュニケーション戦略 効果とリスクの実証研究
    -
    日々、テレビや新聞などの伝統的なメディア、またネットメディアを利用し、セレブリティすなわち有名人を起用した広告に触れないことはないだろう。このようにセレブリティを広く起用するのは日本の広告コミュニケーションの特徴と言われている。 本書は、社会心理学などの知見も援用し、近年のネットコミュニケーションの特徴を整理した上で「セレブリティ・コミュニケーション」の理論化を試みている。さらに、これを踏まえ、セレブリティ広告の有効性や、重複出演された際の負の効果、またセレブリティを広く捉え、ゆるキャラなどを含むキャラクターを用いる広告など、さまざまな事例についても当たり検討している。 セレブリティ・コミュニケーションは、特に日本では重要な広告手法であるにもかかわらず、十分に実証的な研究がなかった。広告会社や大手企業の広告担当者などに極めて有用であろう。

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  • ミネルヴィニの成長株投資法 ──高い先導株を買い、より高値で売り抜けろ
    4.1
    USインベスティングチャンピオンシップで優勝経験を持ち、『マーケットの魔術師【株式編】』でも取り上げられた“生ける伝説的トレーダー”のマーク・ミネルヴィニは、5年連続で3桁のリターンを上げ、年平均で220%、複利での総リターンは3万3500%に達した。この偉業を成し遂げるために使われ、時の試練に耐えてきたお墨付きのトレードシステムが本書で今、初めて明らかになる! 本書で、ミネルヴィニは株式トレード法であるSEPAを公開する。慎重なリスク管理や自己分析と忍耐があれば、この手法でほぼすべての市場で信じられないようなリターンが得られる。彼は一貫して3桁のリターンを得るために、どうやって正確な買い場を選び、仕掛け、そして資金を守るかについて、詳しく分かりやすい言葉で説明している。 株取引の初心者にも、経験豊かなプロにも、並外れたパフォーマンスを達成する方法が本書を読めば分かるだろう! 初心者にも理解しやすい教訓やトレードの真実、そして具体的な戦術と、要するに、アメリカで大成功を収めた株式トレーダーが30年のキャリアで得たことのすべてを隠すことなく公表している。あなたはそこから貴重な知識を得るだろう。本書で学べることとは、 ・最良の銘柄を大幅に上昇する前にどうやれば見つけられるのか ・ほとんどの投資家がする手痛い間違いをどのように避けるか ・いかに損失をコントロールして、利益を守るか ・高リスクの状況をいかに避けるか ・正確にいつ買って、いつ売るべきか ・新規公開株を買う方法 ・急上昇して並外れたパフォーマンスを達成する銘柄に伝統的な株式評価が通用しない理由 ・ミネルヴィニが行ったトレード例とコメント ミネルヴィニのトレード法の驚くべき効果を証明する160以上のチャートや数多くのケーススタディと共に、世界で最も高パフォーマンスを達成した株式投資システムが本書で初めて明らかになる。
  • 【電子復刻】プラグマティズム
    NEW
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 プラグマティズムは、もっともアメリカ的なものの考え方であり、今日のアメリカ社会と文化を築き上げてきた基調である。それを初めて対系づけ、ヨーロッパの伝統的な思考方法を打破した不朽の名著である。 [電子書籍版]には、[デジタル・オンデマンド版]に含まれる「月報」は含まれていません。
  • アメリカ菓子図鑑 お菓子の由来と作り方:全50州を網羅。広大な土地と多文化が育んだ115品
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界の菓子図鑑シリーズ、第7弾は「アメリカ菓子」! 自然と歴史と人々の暮らしによって育まれた、郷土色豊かでおいしく楽しい115品のアメリカ菓子のレシピとその物語。 広大で自然豊かな国土から生み出される豊かな食材に加え、時代ごとに各地域に住んできた人々の影響を大きく受けて発展してきたアメリカの菓子文化。ヨーロッパ人の到達前から各地域に住んできた人々によって作られてきた伝統的な菓子、入植してきた移民によってもたらされた世界各国の郷土菓子、また南北戦争以前の南部の奴隷制度によるアフリカ由来の菓子。これらがときに混じり合い、またそれぞれの形を保ったまま、現代のアメリカ菓子の礎となってきました。 本書では、そんなアメリカ菓子の特徴や作り方(レシピ)を、菓子文化研究家として多数のアメリカの食に関する著書を持つ原 亜樹子さんが解説。アメリカ合衆国を6つの地域に分類し、さらに細かく50の州に分け、各州の郷土菓子や名物菓子を、その背景となる歴史や食文化を踏まえて紹介します。 アメリカで最も愛されるクッキーで、日本でもアメリカ菓子の代表の1つとして知られる「チョコレートチップクッキー」は、マサチューセッツ州の宿屋で偶然誕生したのがはじまり。サワーチェリーの産地として知られるミシガン州の「サワーチェリーパイ」、ニューヨーク州ニューヨークシティ名物「ニューヨークチーズケーキ」など日本でもお馴染みの菓子のほか、日本の辻占煎餅に由来するカリフォルニア州の「フォーチュンクッキー」、メイン州産のジャガイモが主役のユニークなチョコレート菓子「ニーダム」、ハワイ州のルアウ(宴)に欠かせないココナッツプディング、ハウピアをフィリングにした「チョコレートハウピアパイ」など、日本ではまだ知られていない多くの魅力的な菓子が掲載されています。文化や歴史、時代背景がそのネーミングに反映されている点も、アメリカ菓子の面白さです。 どれも、長く各地域で愛され、家庭で作られてきたものばかり。それらを、日本で再現しやすいようにレシピには工夫をしています。 実用的かつ、見ても読んでも楽しめ、アメリカ菓子への愛着が深まる1冊です。
  • 東アジア 最新リスク分析 「新冷戦」下の経済安全保障
    -
    世界経済の成長センターとなってきた東アジアが様々なリスクにさらされています。緊張が高まる台湾海峡や朝鮮半島といった伝統的な安全保障リスクだけではありません。中国の台頭などによるパワーシフトと戦後の国際秩序の揺らぎが地政学的リスクを増大させ、「新冷戦」とも称される米中の大国間競争の影響が地域の経済や産業、科学技術、文化、教育など多方面に及び始めています。米ソの冷戦の最前線が欧州だったのに対し、「新冷戦」の最前線は東アジアだとの見方があります。  この地域の著しい技術革新や産業経済の発展自体も新たなリスクをもたらしています。人工知能(AI)などのデジタル技術の発展はさらなる経済成長のエンジンとなる一方、人々の想像を超えて、経済社会の在り方そのものを変える可能性があります。世界第2位の規模に成長した中国経済は、その動向自体がアジアや世界の経済の先行きを左右します。  地政学的リスクと経済・技術の発展に伴うリスクが重なった東アジアに、追い打ちをかけたのが2019年末からの新型コロナウイルスの感染拡大です。感染症と公衆衛生はこれまでも世界史に大きな影響を与えてきた代表的なリスクの1つですが、地球温暖化などの環境的リスクも年を追って増大しています。依然として大きな経済発展の潜在力を持つ東アジアは、その一方で多様なリスクの集積地にもなっているのです。  アジアが抱えるリスクをどのように評価するか、そして、そのリスクを踏まえ、いかにして日本及びアジア経済の安定した発展環境を築くか。本書は、東アジアが直面しているリスクの性格と将来を各分野の第一人者が解説する、包括的なリスクガイドです。
  • 知られざるマーケットの魔術師 ――驚異の成績を上げる無名トレーダーたちの素顔と成功の秘密
    -
    個人トレーダーのバイブル降臨!  ついに『マーケットの魔術師』が戻ってきた! 本書は30年にわたって人気を博してきた『マーケットの魔術師』シリーズの第5弾である。大成功を収めたトレーダーたちがいかにして並外れたパフォーマンスを達成したのかを、インタビューを通してそのすべてを明らかにしている。  本書がこれまでのシリーズと一番異なるところは、自己資金を運用する個人トレーダーに焦点を当てたことだ。彼らはトレード界ではまったく知られていない存在だ。それにもかかわらず、彼らはプロの一流のマネーマネジャーに匹敵するパフォーマンスか、またはそれを大きく上回る成績を残している!  その知られざる個人トレーダーたちとは……。 ●2500ドルの資金を5000万ドルにしたトレーダー ●13年間で年平均337%のリターンを達成したトレーダー ●ファンダメンタルズ分析もテクニカル分析も用いない独自の手法で数千万ドルを稼いだトレーダー ●テニスの有望なジュニアプレーヤーだったが、プロへの道を捨て、9年間で年平均298%を実現したトレーダー ●広告業界の幹部から転身して、伝統的なチャート分析を使って、27年間で年平均58%のパフォーマンスを上げ続けるトレーダー  『マーケットの魔術師』シリーズで一躍トレード界随一の書き手(聞き手)となったジャック・シュワッガーが、優れたリターンを上げ続ける「知られざる個人トレーダーたち」からその秘訣を詳細に聞き出している。シュワッガーの豊富な知識に裏付けされた繊細なインタビュー術によって、知られざるマーケットの魔術師たちは自分のトレーニング法や経験や戦術・戦略、それに最良と最悪のトレードについて興味深い話やエピソードを余すことなくしゃべらされてしまっている。また、トレードの人間的な側面についてもユーモアや意外な事実を交えながら語っており、読者はそれらの話にクギ付けになることは請け合いである! その結果、トレードのあらゆる面の知恵が詰まったわくわくするトレーダーのバイブルがまたも誕生した。すべてのトレーダー、特に個人トレーダーが劇的に成績を向上させるヒントと洞察が満載された本書はトレーダー必携の書である!
  • 完本 中国古典の人間学
    4.5
    1巻3,080円 (税込)
    日本の近代を切り開いてきた先人たちの教養の根幹には、中国古典があった。 近年、日本人からその伝統的な素養が失われたことは、社会が液状化現象を呈し、説得力のないリーダーが幅をきかせることの、一因となってはいないだろうか。 本書では、めぼしい中国古典二十四篇を網羅し、そのエッセンスに触れながら先賢の知恵に学ぶことを意図している。 その内容は古びていないどころか、現代人にこそ必要な叡智がぎっしりと詰まっている。 ぜひ、本書を通して、中国古典の魅力の一端に触れてみてほしい。 【収録】 『左伝』『戦国策』『史記』『三国志』『十八史略』『孫子』『呉子』『六韜・三略』 『諸葛亮集』『三十六計』『論語』『孟子』『荀子』『近思録』『伝習録』『老子』 『荘子』『管子』『韓非子』『顔氏家訓』『貞観政要』『宋名臣言行録』『為政三部書』『菜根譚』 【著者紹介】 守屋洋(もりや・ひろし) 著述業(中国文学者)。 昭和7年、宮城県生まれ。 東京都立大学中国文学科修士課程修了。 著訳書に『中国古典の名文集』『「老子」の人間学』『菜根譚の人間学』『六韜・三略の兵法』(いずれもプレジデント社)など多数。 【目次より】 ◆左伝 ◆戦国策 ◆史記 ◆三国志 ◆十八史略 ◆孫子 ◆呉子 ◆六韜・三略 ◆諸葛亮集 ◆三十六計 ◆論語 ◆孟子 ◆荀子 ◆近思録 ◆伝習録 ◆老子 ◆荘子 ◆管子 ◆韓非子 ◆顔氏家訓 ◆貞観政要 ◆宋名臣言行録 ◆為政三部書 ◆菜根譚
  • 行動経済学の逆襲
    4.3
    “ぐうたら”学者がいざなう、行動経済学誕生の波乱に満ちた舞台裏。伝統的な経済学の大前提に真っ向から挑んだ行動経済学。そのパイオニアが、自らの研究者人生を振り返りつつ、“異端の学問”が支持を集めるようになった過程をユーモアたっぷりに描く。行動経済学は、学界の権威たちから繰り返し糾弾されながらも、どのように反撃して強くなっていったのか? これからどう発展し、世界を変えていけるのか? “ナッジ”の提唱者がすべてを書き尽くした渾身の力作。
  • シュワッガーのマーケット教室 ──なぜ人はダーツを投げるサルに投資の成績で勝てないのか
    完結
    -
    市場の働きに関する投資モデルや理論では、たいてい現実に合っているかどうかよりも便利さが最優先される。だが、多くの定評ある投資理論や市場モデルが現実世界でも機能すると主張するなら、それはとんでもない間違いだ。証拠に基づかない仮定や誤った理論、非現実的なモデル、認知的バイアス、感情的な弱みや無根拠な信念が相まって、投資家たちは初心者もプロも方向性を見失いがちだ。 この魅力的な新著で、『マーケットの魔術師』(パンローリング)シリーズというベストセラーの著者ジャック・シュワッガーは、最も広く信じられている市場の格言や資金管理の誤解、投資家の不合理な行動に照準を合わせている。効率的市場仮説から、上げ相場で買って下げ相場で売れという説まで、シュワッガーは見当外れの考えをひとつずつ覆していく。彼は過去のデータや健全な常識で十分に裏付けをしながら、定評ある投資理論やモデルの中核を成す仮定や誤った考えの真実を暴き、一般投資家が犯す間違いの多くを探究している。本書で、あなたは以下の主張の根拠を見つけるだろう。 ●専門家の意見はダーツを投げる有名なチンパンジー以上に信頼できるものではない。 ●市場は効率的ではない。 ●ボラティリティが低いからといって、リスクが低いことにはならないし、それが高いからといって、リスクが高いことにもならない。 ●市場価格は正規分布をしていない。 ●市場が好調なときに株式投資をしても、市場平均を上回るリターンを得る助けにはならない。 ●リターンが最も良いファンドへの集中投資は、健全な戦略ではない。 ●過去のリターンは将来のパフォーマンスの信頼できる指標にはならない。 ●ヘッジファンドのポートフォリオ戦略が、伝統的なポートフォリオの手法よりもリスクが高いということはない。 シュワッガーは単に幻想を打ち砕くだけでなく、非常に多くの仕事をしている。伝統的投資から代替投資まで、現実の投資における洞察や手引きについて、彼は再考を迫る。また、投資顧問やトレーダーとしての長年の経験を生かして、ポートフォリオ管理、リスク評価、投資対象の選択、ヘッジファンドへの投資、投資タイミングなどを含めて、基本から上級レベルに至る多くの話題について、極めて貴重な教訓を提供してくれている。本書はあらゆるレベルの投資家やトレーダーにとって、現実の市場で欠かせない知恵や投資手法の貴重な情報源となるであろう。 ジャック・D・シュワッガー 先物とヘッジファンド業界でよく知られた専門家であり、トレーディング関係の本を書いて大いに称賛を浴びた。現在は、先物とFXのポートフォリオを一任勘定で運用するADMインベスター・サービシズ・ダイバーシファイド・ストラテジーズ・ファンドの共同ポートフォリオマネジャーである。以前は、ロンドンに拠点を置くヘッジファンド顧問会社で、後にクロース・ブラザーズ・グループに買収されたフォーチュン・グループのパートナーであった。また、ウォール街の大手企業で先物のリサーチ担当部長として22年勤めたほか、10年間CTAの共同経営者でもあった。
  • ストーリーの解剖学
    4.0
    ディズニー、ピクサー、ソニー・ピクチャーズ…全世界で2万人が学んだ人気講座、待望の翻訳! “映画界のベスト・スクリプトドクター”が明かす全く新しいストーリー創作術! 海外では広く認知されている、“脚本のお医者さん=スクリプトドクター”。その中で最も尊敬を集めるジョン・トゥルービーによる、待望の創作講座! 本書では脚本にかぎらず、小説にも応用できるストーリーの組み立て方を指南。 脚本の伝統的な構造である「三幕構成」を進化させ、より緻密にプロットとキャラクターを組み立てるためのハウツーが凝縮されている。 また、物語構造について、網羅的・徹底的に解剖。観客の感情を最初から最後まで揺さぶりつづけるような、ドラマ性の強いストーリーづくりを目指す人にとって必読の脚本術となっている。
  • チェインメイルジュエリーの技法書:伝統的な編み地からオリジナルまで100パターン
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 チェインメイルとは金属でできた「丸カン」をひとつひとつ手作業で繋ぎ、チェーンに仕立てるジュエリーメイキングの技法。 丸カンをつなげて作る編み地そのものがデザインであり、丸カンのサイズや編み方を変えることで1000を超える編みパターンがあるとされています。 古くは紀元前から、11~12世紀になると十字軍兵士の防具として重宝され、フランスの騎士などはその後も愛用し続けたもので、日本でも「鎖帷子(くさりかたびら)」と呼ばれるものが武将の間で使われていたとされています。 そこから発展して、現代ではジュエリーとして確立されているチェインメイルは、世界のジュエリーブランドやファッションブランドでも多く取り入れられており、金属がメインのため、アートな雰囲気とクオリティ高いジュエリー感が編むだけで叶う大人のハンドメイドとして愛好家も増えています。 本書では、チェインメイルの技法を基本から発展まで100を超える編み地パターンで紹介。 さらにそれらの編み地を使ってデザインされた作品も数多く掲載することで、実際にジュエリーとして仕立てる実例を見ることができるほか、チェインメイルジュエリーの初心者向けから中級者向け作品の作り方も掲載。 初めてチェインメイルに触れる人は基本から、すでにチェインメイルを楽しんでいる人は新しいアイデアを見つけ、楽しむことができる1冊となっています。
  • <サピエンティア>空間経済学
    -
    1巻2,970円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●東洋経済新報社の新しい経済学テキストシリーズ〈サピエンティア〉 ●気鋭の経済学者の書き下ろし、空間経済学の入門テキストの決定版! ●新貿易理論、新経済地理学から最新の理論モデルまで、コンパクトに解説 ●各章末に演習問題付き(解答は東洋経済新報社サイトにて公開) 「伝統的な経済学では、ある地点における財の生産・消費に焦点が当てられ、空間は捨象されている。一方、空間経済学は複数の地点における需給均衡を同時に分析する。したがって、異なる地点間の距離によって生じる取引費用が、経済活動やその分布にどのような影響を与えるかが主な研究対象である。」 「海外直接投資、多国籍企業、タスク貿易といったグローバル化の時代に生まれた新しい生産形態を考える上でも、空間経済学の役割はますます重要になってきている。」 「本書は……新貿易理論と新経済地理学の基礎的内容の解説から始める一方、2000年代以降の新しい流れにも配慮している。特に、国の間を自由に移動できる資本の存在は、現代経済の大きな特徴の一つであり、それを明示的に取り込んだモデルの解説に注力した。またそれ以外にも、フロンティアの研究成果を可能な限り紹介しようと努めた。」(「はしがき」より)
  • 仮想通貨―技術・法律・制度
    4.0
    金融とITを融合したFinTech(フィンテック)が、金融業界・IT業界で注目を集めています。FinTeckは伝統的な決済インフラストラクチャーを、未来の色で塗り替えようとするものです。 携帯電話で資金移動サービスが利用できるケニアのMペサや、スマートフォンに小型の装置をセットするだけでクレジットカードの支払端末に早変わりする米国のスクエアなど、金融分野へのITの応用は伝統的な決済インフラを未来の色で塗り替えるものです。 その中核をなすインフラストラクチャーが、ビットコインに代表される仮想通貨の技術です。 2014年に大騒ぎになったMt.GOX社の破綻を経て、日本では「仮想通貨(ビットコイン)はあてにならない、危険な貨幣であり技術である」と思い込まれて、一時燃え上がった投資熱も冷めてしまったようです。 そうした日本とは対照的に、米国のメガバンクは分散型仮想通貨の技術を銀行システムの改革に活用するための研究に取り組んでおり、欧州ではブロックチェインと呼ばれる仮想通貨を支える技術をシステムの基幹にとりこんだ銀行さえも登場している。銀行間の資金移動サービスを支えてきた重厚長大なインフラは、FinTechの発展によって生まれ変わろうとしています。 米国のアップルやグーグルは、相次いでスマートフォン向けの決済サービスを提案しており、伝統的な決済ビジネスは存続の岐路に立たされています。日本でも、無料通話アプリがいつのまにか資金移動サービスを開始するなど、次世代の決済サービスの主導権を握るのは、かつて誰もが予想しなかった業種であるのかもしれません。今や、決済ビジネスと電子商取引の主戦場はモバイルへと急速にシフトし、時代は大きな転換期を迎えているのです。 本書の目的は、仮想通貨の仕組みを理解し、利便性とリスクの両面を把握したうえで、ビジネスへの活用を検討することです。 仮想通貨に関する議論の中には、不正確な情報や誤解に基づく論評が見受けられるのも事実です。信頼の対象となる発行者が存在しない通貨を肯定することは、発行者の信頼を元に成立してきた社会にとって容易なことではありません。新しい概念を受容する過程においては、的確な批判とともにやや正確さを欠いた議論も起こりがちです。 仮想通貨の技術・法律・制度に関する考察は、ようやく緒に就いたところです。次世代の金融 仮想通貨を作り出すビジネスの現場において、意思決定を左右する大きな要素のひとつが仮想通貨であることを、欧米の金融機関・IT業界はすでに理解し投資を進めているという現実から目をそらすと、ITにつづき、FinTech分野でも日本が欧米や今後は中進国に対しても後塵を拝することになりかねない。
  • 日本伝統の配色事典
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本の伝統色283色の名前と配色 日本に受け継がれてきた伝統色は絵画や浮世絵、水墨画、染織、陶磁器など、様々な物に取り入れられてきました。本書はその伝統的な色と配色を赤、紫、青、緑、黄、茶、黒白、金銀のカテゴリーに分け、モチーフとなった美術工芸品とともに紹介します。色彩一覧にはマンセル値、CMYK値、RGB値、HEX値を掲載しました。 ■赤の配色 赤の色を基調にした配色パターン 絵画の朱の彩り 漆芸のモダンな配色 陶磁器・精巧な筆致の赤絵の美 染織と浮世絵の艶やかな配色 [コラム]歌舞伎衣裳の色彩 ■紫の配色 紫の色を基調にした配色パターン 絵画の静謐な彩り 染織と浮世絵の斬新な配色 [コラム]源氏物語・襲の色目 ■青の配色 青の色を基調にした配色パターン 絵画の妖艶な配色 陶磁器・呉須の発色美 染織と浮世絵の粋な配色 [コラム]威勢を示す戦いのコスチューム [コラム]浮世絵のブルー 北斎・広重・英泉の青 ■緑の配色 緑の色を基調にした配色パターン 絵画の穏やかな配色  陶磁器・緑釉の華やかな美 染織と浮世絵の着こなしの美 [コラム]庭・構成の彩り [コラム]花の色名 ■黄の配色 黄の色を基調にした配色パターン 絵画の冴えた配色 蒔絵・黄瀬戸のはえる彩り 染織と浮世絵の鮮やかな配色 [コラム]鳥の色名 ■茶の配色 茶の色を基調にした配色パターン 絵画の上品な佇まい 陶磁器・備前のぬくもりの配色 染織と浮世絵の重厚な配色 [コラム]歌舞伎役者の色名 ■黒白の配色 黒白の色を基調にした配色パターン 絵画の深みのある配色 漆芸の深い彩り  陶磁器・織部の重厚な色 染織と浮世絵の斬新な配色 [コラム]大胆な配色の寛文小袖 ■金銀の配色 金銀の色を基調にした配色パターン 絵画にみる豪華絢爛な金屏風 漆芸の幽玄なる美 染織の荘厳な彩り [コラム]琳派・雅の彩り [コラム]水墨・墨と幽玄の配色
  • 京都老舗料亭「近又」 和食の手解き
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 京都で200年以上続く老舗料亭「近又(きんまた)」が教える、本物の味。 いつまでも守り続けたい日本の味を、美しい写真とともにご紹介します。 お店で提供される逸品から、毎日食べたいおばんざい、伝統的なおせちまで、近又の真髄を余すことなく丁寧に解説します。 改めて押さえておきたい素材の切り方、魚のさばき方、揚げ物の基本なども掲載。 「近又」七代目又八・鵜飼治二著書。 本書は2015年に刊行した『和のおかずの教科書』に新しいレシピを加え、内容の一部を再編集、判型・タイトルを変えたものです。
  • 医科診療報酬点数表 令和4年4月版
    -
    1巻2,970円 (税込)
    令和4年4月改定に完全対応! 使いやすさ抜群の『医科点数表 実務書』の決定版 本文2色、変更箇所への下線表示等の工夫により理解しやすく、初めて点数表を使う方やまだ点数表を使い慣れていない方にもおすすめの一冊です。 左欄に点数表、右欄には算定上の留意事項等を掲載する伝統的な構成に加えて、加算の名称や算定単位・回数などを強調し、さらにわかりやすく工夫しています。 巻頭にはフルカラーの早見表、区分番号レベルまで収載した詳細目次、巻末には区分番号・掲載ページを素早く検索できる50音索引を掲載しています。 別紙様式もすべて収載。点数表中に記述がある箇所には掲載頁を示しました。 【目次】 ■早見表 ■医科診療報酬点数表 ・第1章 基本診療料(第1部 初・再診料/第2部 入院料等) ・第2章 特掲診療料(第1部 医学管理等/第2部 在宅医療/第3部 検査/第4部 画像診断/第5部 投薬/第6部 注射/第7部 リハビリテーション/第8部 精神科専門療法/第9部 処置/第10部 手術/第11部 麻酔/第12部 放射線治療/第13部 病理診断) ・第3章 介護老人保健施設入所者に係る診療料 ・第4章 経過措置 ■別紙様式 ■食事療養及び生活療養の費用額算定表 ■関係告示 ・掲示事項等関係告示 ・複数手術に係る費用の特例関係告示 ・食事療養及び生活療養の費用額算定表関係告示 ・材料価格基準関係告示 【著者】 社会保険研究所 私たち社会保険研究所は、社会保障とともに歩みを進めてきました。 医療・介護・福祉・年金・労働について、その現場での実践に取り組むみなさまが必要とする情報媒体とツールを提案してご活用いただき、80年の歴史を重ねることができました。 私たちには、歴史のなかで蓄積してきた情報と、社会保障に対する思いがあります。この財産を、今後の社会保障の新しい展開のなかで、さらに多くのみなさまの実践においてご活用いただけるように、次の一歩を踏み出していきます。
  • 翳色 おく作品集 ILLUSTRATION MAKING & VISUAL BOOK
    -
    1巻2,970円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【本電子書籍は固定レイアウトのため7インチ以上の端末での利用を推奨しております。文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。ご購入前に、無料サンプルにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください】 新進気鋭の作家 おく 待望の初作品集&メイキング! 和テイストを唯一無二の画風で描くイラストレーター・おく。 伝統的な和の美しさのなかに異世界の雰囲気を織り交ぜた 躍動感溢れる作品たちは、若者のみならず多くの人々を惹きつけています。 本画集では、これまでの活動を辿る作品群とともに、 収録作品の半数以上が描き下ろしとなる贅沢な1冊です。 さらにどのように作品が作り上げられていったのか舞台裏がわかる、 メイキング紹介も見どころです。 また作品の素といえるラフスケッチ集、 創作の秘密に迫るインタビュー記事も収録。 200ページ近くにも及ぶボリュームの中に、 作家の魅力を余すところなく詰め込みました。 B5ワイドサイズの大きな判型で 作品本来の魅力を隅々まで堪能いただける仕様となっています。 著者紹介 おく 和のモチーフを独特な感性で描く大迫力の作品で人気を集めるイラストレーター・漫画家。 2022年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』公式サイトのイラストを担当したことでも話題を集めた。 Twitterアカウント:2964_KO ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • 中東体制の生態学 集権的中東と分権的日本
    -
    中東はなぜ民主主義体制が構築されないのか。中東は、(1)オリエント集権体制の遺産、(2)戦略的重要性・石油資源→集権(強大な軍)体制の必要性→そうした体制に絡む既得権の存在、(3)能力主義の困難といったメカニズムになっており、かつてのオスマン朝のような高度集権的な体制で開放的人材登用でもしなければ現状の打破は難しい。  日本では、このように民主的とはいえない政権が多い現在の中東の状況を、イスラームによって説明しがちですが、それは実は無理筋。他の伝統的な一神教と比較してみても、イスラームの教義自体が民主主義の否定で取り立てて突出しているわけではなく、初期のイスラーム共同体には合議によって指導者を選出した例も存在しています。  現代の中東を理解するに当たっても、イスラーム化以前の中東をも視野に、同様の条件下の他の地域との比較という視点が必要なのではないか。そしてそうした視座を採用したとき、イスラーム自体もまた、古代以降に蓄積された中東の歴史の産物と捉えることができるのではないか。本書は、そうした問題意識によって中東社会のメカニズムを日本と比較して明らかにしようという試みです。
  • 西洋アンティーク・ボードゲーム 19世紀に愛された遊びの世界
    3.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ヨーロッパのボードゲームが花開いた黄金時代。 「西洋版すごろく」の豊かな世界をビジュアルにたどる 19世紀から現代まで、いつの世も盤面は人の心を転写してきた。不可視の運命を可視化する、ボードゲームの魔力に触れる一冊。 ──渡辺範明(ゲームデザイナー/プロデューサー、「ドロッセルマイヤーズ」店主) 本書で紹介するゲームは「西洋版すごろく」とでも言うべきもので、古き良き意匠がほどこされたマスを追って眺めているだけでも、子供のころのわくわくした気持ちがよみがえるだろう。 初期の高価な手彩色のゲームは上流階級向けの娯楽だったが、安価な大量生産が普及し大衆化するとともに、扱うテーマもデザインも多様に変化していった。 ボードゲームの基本となった《がちょうのゲーム》は、サイコロを振ってマスを進み、マスによっては前進後退の仕掛けがほどこされた、おなじみのすごろくだ。《がちょうのゲーム》は中世に遡る起源をもつ。この伝統的なコース設計やルールを土台に、観光旅行・レジャー・学習・道徳・広告・プロパガンダ・風刺といったテーマと融合させて、新しいゲームがいくつも生み出された。 新しいゲームに選ばれたテーマとは、すなわち19世紀ヨーロッパの世相を反映する流行や社会問題でもあった。著者は娯楽としてのゲームの楽しみとともに、どのようにゲームが世界を映し取ったのかも解き明かす。 著者が蒐集した一級のコレクションから89種のゲームを紹介。現存数の少ない希少なゲームも含まれており、他に類のない資料性も高い一冊。
  • サンデル教授、中国哲学に出会う
    3.0
    ハーバード大学の超人気教授にして《Newsweek》中国版が選ぶ「最も影響力のある外国人」、マイケル・サンデル。彼の共同体主義は、儒教を始めとする伝統的な中国哲学とどのように共鳴するのか? 気鋭の研究者9名の論考にサンデルが応答する、正義論の新展開。東洋の「正義」の話をしよう。
  • 親子で学ぶ 政治のかたち
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【これからの子どもに必要な知識「世界・日本の政治と国のありかた」とは!】 国際社会の緊張が極度に高まっている昨今、ほかの国やその主張を理解するには、その国の基礎にある〝政治のかたち〟を知ることが重要です。しかし、政治のことはなかなか難しくて、子どもにはなかなか理解できない……。その声に応えるべく、本書は誕生しました。 小学校中学年から理解できるよう、平易な説明文とポップなイラストで「政治」を徹底解説。さらに、漢字にはすべてルビがふってあるので、子どもだけでも読めてしまう。 「専制主義と民主主義の違いってなに?」 「首相と大統領はなにが違うの?」 「世界の国々って、こんなふうに治められているの!?」 親子で楽しみながらディープなところまで理解できる世界政治の本。本書を読めば、「このニュースはこれが背景なのか」と、よりいっそう理解が深まるでしょう。 ■こんな方におすすめ ・小学校中学年以上の方 ・政治に興味はあるもののなんだかよくわからない・・・と感じておられる親子の方々 ・子どもにわかりやすく政治を解説したい親御さま ■目次 ●【第1章】君主制と共和制 [act.1] 君主制と共和制はどう違う?   君主がおさめる「君主制国家」   君主を否定した「共和制国家」   大統領と首相 [act.2] 専制君主制   王様ひとりでおさめる専制君主制   なぜ君主が支配者なのか?   専制君主制をのりこえた啓蒙思想 [act.3] 立憲君主制   「憲法」にもとづく政治「立憲主義」   立憲君主に残された権限と権利   立憲君主の意義 [act.4]共和制   国家元首を人民が選ぶ「共和制」   フランス革命の失敗   民衆を信じなかったアメリカ   共和制=民主主義ではない コラム:国王だけじゃない君主制国家「公国」とは? ●【第2章】民主制 [act.1] 民主制とはなにか   民が自らを当地する「民主制」   民主制のおこり「直接民主制」   現代に残る「直接民主制」   エリートに委ねる「間接民主制」   民主制への批判 [act.2] 民主制における政党   議会を形づくる「政党」   政党の起源と発展   民主制における政党の意義   政党をまとめる「凝集性」「規律」   選挙制度と政党の関係   選挙の比例性と政党システム [act.3] 議会と執政制度   議会の役割とありかた   提案・審議・採決のルール   執政制度① 議院内閣制   さまざまな議院内閣制   執政制度② 大統領制   さまざまな大統領制   執政制度③ 半大統領制   フランスの半大統領制   執政制度④ 参事会制 [act.4] 民主制における政策   政策が実行されるまで   官僚の役割とルール   官僚制の問題点   利益団体の影響 [act.5] 独裁制   ナチス・ドイツの「民主主義」   エリートと「全体主義」   なぜ独裁が求められるのか?   独裁とは違う!? 全体主義   現代の独裁制を理解する   現代独裁制の分類   独裁後の民主主義 コラム:「貴族院」の本来の役割とは? ●【第3章】単一国家と連邦 [act.1] 単一国家と連邦はどう違う?   中央政府が地方に優越している「単一国家」   共有の目的のために手を組む「連合」   連合がひとつの国家になる「連邦」 [act.2] 集権と分権   集権と分権の多様さ   4つの分権モデル   分権の度合いを見るポイント コラム:アメリカの州は国家に近い!? ●【第4章】政治的な立場 [act.1] 保守とリベラル   伝統的な制度を重んじる「保守」   保守は理性を疑う   フェアな正義を重んじるリベラル   リベラルの正義がもたらすもの   保守とリベラルの注意点 [act.2] そのほかの政治思想   「リバタリアニズム」とは?   労働者による独裁を選ぶ「共産主義」   反エリートの「ポピュリズム」
  • イタリアの修道院菓子:キリスト教とともに発展したイタリア菓子。 中世から続くその物語と作り方
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 かつて砂糖やスパイスが貴重だった中世ヨーロッパにおいて、菓子技術の発展は修道院が中心になって担っていました。 薬草による医療、農業や耕具、食などさまざまな分野での研究と技術向上が修道院で行われ、 文化形成にあたって重要な役割を果たしてきたのです。 なかでも地中海に突き出した半島であるイタリアは、紀元前から先進国だったアラブ世界や古代ギリシャとの交易も盛んだったため、 いち早く新しい食材や菓子技術を得ることができました。 本書は、現在にまで受け継がれる伝統的なイタリア菓子のなかでも、そんな修道院発祥の菓子を紹介。 発祥にまつわる由来や物語に加えレシピも掲載します。 粉のおいしさが伝わる素朴なものや、スパイスや果物の砂糖煮をふんだんに使った貴族由来のものまで約75種。 また、レシピは伝統にのっとりながらも、日本でも再現できるように丁寧に解説しています。 日本でも修道院菓子は人気がありますが、 キリスト教のお膝元であるイタリアの修道院と菓子の歴史について丁寧に解説した、 今までにない資料性の高い保存版的な内容となっています。
  • 日本画 思い通りに描く 基本と応用のコツ40
    完結
    -
    全1巻2,860円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 道具や筆の選び方・使い方からぼかし、 たらし込みなどの技法、 様々なモチーフの描き方まで。 ★ 上達のためのポイントをわかりやすくご紹介します。 ◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆ 「日本画」とは、墨や岩絵具、膠(にかわ)や 和紙などの伝統的な画材を用いて、富士山、 花鳥風月など日本の情景を描いたものを指します。 しかし、近年では、古典的な作風にとらわれず、 幅広いジャンルの作品が描かれています。 また、化学技術の発達により、便利な道具や材料が生まれ、 表現の幅がさらに広がるようになりました。 日本画の魅力は、自然の表情を大切に、 自然を見た時の実感、自分の思想、 絵具のリズムを合わせて、深い自然の表情を心に感じ、 願い、念じながら描いていくことだと思います。 本書は、日本画の道具や使い方、 筆の基本技法から始まり、デッサンから 彩色に至るまでを解説しています。 また、日本画を気軽に楽しめる絵はがきの作り方も 紹介しているので、挑戦してみてください。 本書がすでに日本画を始められている方のほか、 「日本画は敷居が高く、難しそう」 という印象を持たれている方にとって、 日本画をはじめるきっかけになれば幸いです。 日本画家 中村鳳男 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆ 第一章 日本画で使う道具と使用方法を知る * コツ01 デッサンで使う道具を用意して出かけよう * コツ02 絵具の種類によって色合いが変わる * コツ03 膠(にかわ)を混ぜて岩絵具に接着性を加える ・・・など全10項目 ≪コラム≫ 膠の保存期間について ☆ 第二章 表現の基本技法を身につける * コツ11 筆によって太さや筆跡が異なる * コツ12 さまざまな表現方法を使い、理想通りのモチーフを描く ・・・全2項目 ≪コラム≫ 胡粉の保存方法について ☆ 第三章 モチーフを描く * コツ13 デッサンから彩色までの工程を理解する * コツ14 デッサンはモチーフをじっくり観察する * コツ15 薄い色から順に色鉛筆で塗る ・・・など全9項目 ☆ 第四章 縁起のよいモチーフを描く * コツ22 縁起のよいモチーフを華やかに描く * コツ23 モチーフをどのように配置するかを考える * コツ24 スポンジを使って絵の重心からマチエールを描く ・・・など全5項目 ☆ 第五章 風景画を描く * コツ27 乾いた刷毛でグラデーションを表現する * コツ28 空刷毛で作った下塗りを生かして彩色する ・・・全2項目 ☆ 第六章 日本画で生活に彩を添える * コツ29 テーマに適したモチーフを選んで絵はがきを作る * コツ30 金魚をモチーフとした涼しげな暑中お見舞いを描く * コツ31 寒冷系の色で涼しげな暑中お見舞いを描く ・・・など全5項目 ≪コラム≫ 自分だけのオリジナルキャラクターを考える ☆ 第七章 表現豊かな日本画作品 * コツ34 草木をモチーフとした作品を描く * コツ35 郷愁感のある夕暮れを表現する * コツ36 胸を打つ風景を切り取るようにして描く ・・・など全7項目 ◆◇◆ 監修者プロフィール ◆◇◆ 中村鳳男 2001年、第36回日春展にて「霞」が初出品初入選。 同年、第33回日展にて「天地」が初出品初入選。 同作品は、豊川稲荷の寺宝館へ奉納された。 2004年、第36回日展にて「浄光」が特選受賞。 以降も、多数の作品を日展に入選させる。 開運派日本画家として、福を呼ぶ絵画を中心に 幅広いジャンルの作品を描いている。 文化勲章受章者の中村岳陵は祖父。 ※ 本書は2016年発行の 「思い通りに描ける 日本画 上達のコツ」 を元に加筆・修正を行った新版です。
  • 機械式時計大全
    4.4
    より正確で安価なクオーツ式が普及したにもかかわらず、 高価な機械式腕時計に魅せられる人が後を絶たないのはなぜなのか? 機械式時計の定義と基本構造から、 クロノグラフや永久カレンダー、リピーターなど五大複雑機構の仕組みと変遷、 一三世紀から今日に至る歴史の中で語り継がれる数々の逸話の真偽、 スイス、ドイツ、日本の現行85ブランドの特徴と代表モデル、 さらには購入時や使用時の注意点まで――。 博覧強記の著者が半世紀に亘って積み重ねた知見を、豊富な図版と共に披露。 序章・そもそも機械式時計とは 1)機械式とクオーツ式 2)そもそも「機械式」とは何か 第一章 機械式時計の基本構造 第二章 複雑機構 序)複雑機構とは何か 1)クロノグラフ 2)永久カレンダー 3)天文表示 4)オートマタ 5)「鳴り物」(アラーム・ソムリ・リピーター) 第三章 間違いだらけな時計の歴史 11~13C・機械式の起源:「機械式時計は中国で発明された」=× 14C・複雑機構の起源:時計の機構はより複雑な方が高度である=× 16C・携帯時計の起源:「携帯時計はペーター・ヘンラインが1505年に発明した」=× 16C・時計と宗教改革:「スイスで時計産業が発達したのは水と空気がきれいな山国だから」=× 16~19C・和時計の誕生と進化:「機械式時計の1時間は夏でも冬でも変わらない」=× 17C・振子とヒゲゼンマイの誕生:「振子時計はガリレオが発明した」=× 18C・経度の発見:「クロノメーターは時計の精度の公式認定規格」=△ 18C・マリー・アントワネットと3人の時計師:「ボーマルシェは劇作家である」=△ 18~19C・時計産業の機械化:「高級時計は伝統的な手仕事で作られる」=△ 19~20C・腕時計の誕生:「腕時計はA=L・ブレゲが発明した」=× 20C・クオーツ危機:「日本のクオーツ式がスイスの機械式を駆逐した」=× 20C・スイス時計産業の復興:「スウォッチグループはN(ニコラス)=G(ジョルジュ)・ハイエック氏が創業した」=△ 21C・スイス時計20××年問題:「機械式腕時計のムーヴメントは大半がETA社製」=○→× 第四章 機械式時計の現状と主なブランド 第五章:機械式腕時計の選び方と買い方 1)何を選ぶ? 2)どこで買う? 3)どこを見る? コラム1:「エアリーの定理」って、どんな定理? コラム2:スイスの時計業界用語 コラム3:「時計界のピカソ」G・ジェンタ  コラム4:腕時計のドレスコード
  • 旭屋出版MOOK フォワグラ 伝統的な食材の進化した料理集
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 フォワグラにフォーカスして、食材としての扱い方、伝統料理から進化系料理までまとめた一冊。●深化するフォワグラの基本(銀座レカン)●旨さへの執念(クレッセント)●受け継がれるフォワグラの哲学(レストランひらまつ)●自然でシンプル、ありのままの味(ベージュ アラン・デュカス東京)●進化した調理法で引き出す新しいおいしさ「フォワグラの実験」(フロリレージュ)●イタリア料理のフォワグラ(ヴォーロ・コズイ)●洋風小皿料理のフォワグラ(旬香亭)●四川料理のフォワグラ(Szechwan restaurant 陳)。フォワグラの生産地と分類、フォワグラの文化史も掲載。
  • 古典占星術
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 過去と未来の運命が深く理解できる!                                   テレビや雑誌で紹介される星占い。そのもとになっているのが、西洋占星術という占いの手法です。 ところが、一般的になっている西洋占星術は19世紀頃に体系化されたもので、2200年前に生まれた伝統的な占星術とは世界観も異なる部分が多いものです。 20世紀に体系化された西洋占星術のことを現代占星術(モダン占星術)とよんでいます。                                                  近年、古代の考え方や手法をそのまま再現した古典占星術の研究が進んでおり、プロの占星術師の間で注目を集めています。 著者はアメリカの古典占星術研究家として知られるチャールズ・オーバート。 古典占星術師で研究著作家の河内邦利氏による翻訳で古典占星術の基礎を詳細に紹介。

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  • 突き抜けるデザインマネジメント
    3.0
    デザインマネジメントは、デザインを根幹に据えた経営手法のこと。本書では、デザインとの親和性が高いBtoC企業だけにとどまらず、伝統的なBtoB企業の改革、地域を巻き込んだ新規事業創出やブランディングにも適用した事例を紹介。VUCA(不安定性、不確実性、複雑性、不透明性)やSDGs(持続可能な開発目標)、Society 5.0といった現代を取り巻く課題やコンセプトとデザインの関係にも触れつつ、デザインの力によって企業や組織を変革していくための実践的な考え方や手法を伝える。 三井化学とのプロジェクト「MOLp(モル)」の事例で、BtoB企業がデザインを取り入れたことによる効果を説明する。さらに、半導体加工メーカーである塩山製作所がワイナリーに挑戦した事例で、デザインが地域づくりにも有効であることを説明する。 これまでデザインと無縁だった人がデザインを経営や事業にどう活用していけば良いのかについても、デザイナーである著者ならではの視点から指南する。デザイナーは「少しの切り替えで誰でもなれるもの」である。その切り替えに必要な考え方や見方を惜しみなく提供する。 巻末には、デザインマネジメントに共感する識者や、デザインマネジメントによる革新に挑む実践者との対談を収録した。様々な事例を見聞きする識者の視点や当事者の体験談は、これからデザインマネジメントに取り組もうとしている人たちにとって大きな助けになるだろう。
  • フットボールヴィセラルトレーニング 無意識下でのプレーを覚醒させる先鋭理論[実践編]
    5.0
    タスク(目的、課題)に向けて「レイヤー(層)=変数」を重ね、実際の試合以上の複雑性を生み出す 阿部勇樹(元日本代表)推薦!「この先のサッカーのために何が必要か? 指導者として新たな発見があった」 上巻『フットボールヴィセラルトレーニング[導入編]』では、神経科学を実用的に用い、認知、意思決定、無意識下でのプレーを最適化するための理論を紹介した。 下巻『フットボールヴィセラルトレーニング[実践編]』では、タスク(目的、課題)に向けて「レイヤー(層)=変数」を重ね、選手、フィールドサイズ、ピッチ形状、ゾーン、ボール、ゴール、ゲート、時間、用具などを操作し、実際の試合以上の複雑性を生み出すヴィセラルトレーニングの構造を具体的に解説していく。 監修者まえがき 第1章 根本的なアイデア 1 なぜヴィセラルトレーニングは誕生したのか? 2 「機械的論理」対「芸術的論理」 3  解決と問題 4 「試合」対「エクササイズ」 5 ヴィセラルトレーニングはなぜ選手の無意識的なプロセスを改善するのか? 第2章 実践的なヴィセラルトレーニングの導入 1 どのようにヴィセラルトレーニングを導入するのか? 2 ヴィセラルトレーニング特有の原則:「レイヤー」の重なり 3 どのように複数のレイヤーを整理するのか? 4 チームプレー形式でどのようにヴィセラルトレーニングを始めるべきか? 5 「構造化トレーニング」や「戦術的ピリオダイゼーション」を手助けするヴィセラルトレーニングという手段 6 ヴィセラルトレーニングをどこで適用すべきだろうか? 6・1 ゲームモデル 6・2 ゲームシステム 6・3 試合の局面 6・4 ヴィセラルアナリティクス 6・5 SSG・MSG・LSG・SG 6・6 個人トレーニング 6・7 小さなグループ 6・8 チーム 6・9 活性化 6・10 主要なトレーニング 6・11 補完的なトレーニング 6・12 レクリエーション的なトレーニング 7 ヴィセラルトレーニングにおける計画 8 通常のヴィセラルトレーニングと特別なヴィセラルトレーニング 9 育成年代からプロまでのヴィセラルトレーニング 10 すべてのトレーニングや試合をヴィセラルトレーニングに変換する方法 11・1 守備のポジショントレーニング 11・2 ロンド 12 ヴィセラルトレーニングと育成年代 13 ほかのスポーツを導入したヴィセラルトレーニング 14 ヴィセラルトレーニングにおける最大限の特異性 第3章 賢いサッカー選手 1 実行機能 2 ピッチ外における実行機能の評価 3 記憶 3・1 作業記憶 3・2 前方視的記憶 3・3 エピソード記憶 3・4 手続き記憶 3・5 パターン記憶 4 予測 第4章 意思決定 1 伝統的なトレーニングとヴィセラルトレーニングの意思決定 2 「現代的」な意思決定 3 「思考せずに思考する」対「思考することで思考する」 4 サッカーにおける意思決定に限らない意思決定 第5章 視覚的な認知 1 ヴィセラルトレーニングにおける視野 2 スキャニング(視覚認知行動)を説明するために役立つ従来のモデル 3 無意識の思考を刺激する「無意識のスキャニング」 第6章 心理学的なアプローチ 1 サッカーにおけるプライミング 2 無意識も従順である: 実施意図 3 実施意図を実際の試合でどのように適用するか? 4 「無意識の実行意図」がある場合はどのようになるか? 5 無意識を助ける意識的なプロセス 6 現実の出来事に基づいた感情的な優位性としての状態依存性記憶 7 無意識から暗黙的に学ぶそのほかの方法 8 無意識的にトレーニングを助ける「警告」 9 行動の観察 10 ビジュアライゼーション 11 瞑想 12 無意識へのアプローチにおける最後の手法:夢 13 明晰夢 第7章 感情とモチベーション 1 ヴィセラルトレーニングにおける感情 2 ヴィセラルトレーニングにおけるモチベーション 2・1 モチベーションの最も深い源泉:エロス 第8章 創造性 1 ヴィセラルトレーニングと創造性 2 意識における1つのタスク:機能的固定 3 「自動化」対「創造性」 第9章 認知的柔軟性 1 機能的結合の変化 2 精神的・認知的な耐性を強化するためのヴィセラルトレーニング 3 認知的疲労 4 認知的疲労におけるそのほかの要因 5 トレーニングと同様に重要な脳の回復 第10章 テクノロジーとイノベーション 1 テクノロジー・イノベーション・ヴィセラルトレーニング 2 サッカーにおける仮想現実と拡張現実 第11章 制約 1 ヴィセラルトレーニングはなぜ伝統的なタスクの制約ではないのか? 2 量的、質的な制約の次元 3 ナーゲルスマンのトレーニングセッション 4 明示的な制約と暗黙的な制約 第12章 ヴィセラルトレーニングという旅の終わりに 1 予備的な結論 2 最後のテスト 3 おわりに 監修者あとがき 訳者あとがき
  • 話が通じない相手と話をする方法
    4.0
    有意義な対話のためのレベル別・超実践ガイド 分断と二極化の時代、考えが極端に異なる人とも礼節と共感を保って会話・対話をするにはどうしたらよいか? 友人や家族との会話、ビジネスでの交渉、SNSでの議論……よい会話のための入門級の基礎知識から、強硬派・過激派に対処するための達人級のテクニックまで、すべてを網羅した実践的マニュアル。 リチャード・ドーキンス氏推薦 「すべての人がこの本を読めば、世界はもっとよい場所になるだろう」 戸田山和久氏推薦 「著者たちの思想も行動も気に入らない。なのに、本書には学ぶべき価値あることがギッシリつまっている。というわけで、私は、極端に考えが違う人たちから「根本的に異なった考えをもつ人と語り合うスキル」を教えてもらったのだ。稀有な読書体験を与えてくれた本書に感謝。分断のあっち側にいる人もこっち側にいる人もぜひ読みましょう」 【目次】 第1章 会話が不可能に思えるとき 第2章 入門:よい会話のための9つの基礎  ──通りすがりの他人から囚人まで、誰とでも会話する方法 第3章 初級:人の考えを変えるための9つの方法  ──人の認知に介入する方法 第4章 中級:介入スキルを向上させる7つの方法  ──(自分を含む)人の考えを変えるための効果的スキル 第5章 上級:揉める会話のための5つのスキル  ──会話の習慣の見直し方 第6章 超上級:心を閉ざした人と対話するための6つのスキル  ──会話のバリアを突破すること 第7章 達人:イデオローグと会話するための2つの鍵  ──動かざる人を動かす 第8章 結論 謝辞 原注 監訳者解題 参考文献 索引 【著者・訳者】 ピーター・ボゴジアン(Peter Boghossian) 1966年生まれ。アメリカ合衆国出身の哲学者。主たる関心は、批判的思考や道徳的推論の教育に関する理論とその実践。ソクラテス式問答法を活用した囚人教育プログラムの研究によってポートランド州立大学から博士号を取得し、2021年まで同大学哲学科で教員を務めた。意見を異にする人びとが 互いの信念や意見の根拠について理性的に話し合うためのテクニックである「路上の認識論」(Street Epistemology)を提唱。著書に、『無神論者養成マニュアル』(A Manual for Creating Atheists , 2013)など。 ジェームズ・リンゼイ(James Lindsay) 1979年生まれ。アメリカ合衆国出身の文筆家、批評家。テネシー大学ノックスビル校で数学の博士号を取得。宗教やポストモダン思想の問題を分析・考察する論考を多数発表している。著書に、『「社会正義」はいつも正しい――人種、ジェンダー、アイデンティティにまつわる捏造のすべて』(ヘレン・プラックローズ共著、山形浩生+森本正史訳、早川書房、2022年)など。 藤井翔太(ふじい・しょうた) 1987年東京都生まれ。東京大学大学院教育学研究科修士課程修了、テンプル大学大学院教育学研究科修士課程修了。関心領域は応用哲学、教育哲学。現在、テンプル大学ジャパンキャンパス アカデミック・アドバイザー/講師。訳書に、ナンシー・スタンリック『アメリカ哲学入門』(勁草書房、2023年)、ドナルド・ロバートソン『認知行動療法の哲学――ストア派と哲学的治療の系譜』(共監訳、金剛出版、2022年)など。 遠藤進平(えんどう・しんぺい) 三重県津市生まれ、愛知県名古屋市育ち。慶應義塾大学文学部人文社会学科哲学専攻卒、アムステルダム大学論理学修士課程修了(Master of Logic)。現在、シドニー大学博士課程(Philosophy, PhD)。曖昧さや様相といった伝統的な哲学のトピックから、冗談や脅迫、挨拶のようなコミュニケーションの(ときに哲学分野では非標準的なありかたとして放置されがちな)諸相に関心がある。業績など:https://researchmap.jp/shimpei_endo
  • はじめてのUXデザイン図鑑【BOW BOOKS016】
    4.0
    「ユニクロ」「無印良品」を改革し、「成城石井」をV字回復させたカリスマ経営者、大久保恒夫氏、絶賛! 商品作りでも、販売現場でも、アプリやDXでも、あらゆる場面にUXデザインが欠かせない時代―本書はそんな時代の武器になる。 UXデザインとはサービスやプロダクトを通じてユーザーの顧客体験のすべてを設計することです。数あるサービスやプロダクトの中から自社の商品をユーザーに選んでもらうためには、 UXデザインの考え方を用いて、ユーザーニーズに寄り添った顧客体験を創出することが重要です。 本書はUXデザインの導入から設計・実装までを解説するとともに61の事例を紹介。 導入から実装までをストーリー仕立てでバーチャル体験できる「活用編」付き。 UX初心者からプロのUXデザイナー、新規事業担当者、マーケター、営業担当者、スタートアップ起業家まで必携の1冊! 【もくじ】 第1部 導入編 UXデザインの全体像を見てみよう 1-1 UXデザインってなぜ必要なの?  DXにUXデザインは必須  UXデザインは“モノからコトへ”の担い手  サブスク化の広がりで、UXデザインからもう逃げられない 1-2 UXデザインは“脚本作り”  脚本作りの5ステップの詳細  作為性とユーザー参加  脚本作りの5ステップと図鑑の関係 第2部 図鑑編 第1章 居心地系 体験エッセンス1 言い訳の提供 事例1 新型SNS“BeReal” 事例2 社長のおごり自動販売機 事例3 ライブ配信サービス“ツイキャス” 事例4 NFTによる顕示欲デザイン“ CHIMNEY TOWN GIFT(チムニータウンギフト) 体験エッセンス2 所属感アシスト 事例5 みんなで防犯“Neighbors(ネイバーズ)” 事例6 ファンコミュニティ“Fanicon(ファニコン)” 事例7 バーチャルオフィス“oVice(オヴィス)” 体験エッセンス3 ハードル下げ 事例8 音楽コラボSNS“nana” 事例9 大人気ゲーム“スプラトゥーン” 体験エッセンス4 罪悪感の転嫁 事例10 高級ブランドバッグが使い放題“ラクサス” 事例11 おやつの定期お届け便“スナックミー” 体験エッセンス5 見え“ない”化 事例12 体重見せない体重計“スマートバスマット” 事例13 必須情報を不要にした“LINEギフト” 第2章 後押し系 体験エッセンス6 心のサンクコスト 事例14 パーソナルジム“RIZAP(ライザップ) 事例15 美容院行き放題“MESON(メゾン) 事例16 上手な最初の一歩“デアゴスティーニ” 体験エッセンス7 自分で決めない 事例17 テーマで選ぶギフト“dozo(どーぞ)” 事例18 プロが選んだ服が届く定期便“ airCloset(エアークローゼット)” 事例19 伝統的な結婚文化“お見合い” 事例20 新しい家事代行“Yohana(ヨハナ)” 体験エッセンス8 失敗OK 事例21 お値段は使用後に顧客が決める“あと値決め” 事例22 投稿が消えるSNS“Snapchat” 事例23 正解もゴールもない玩具“レゴブロック” 事例24 遠慮なく使い放題“はがせるマーカー” 体験エッセンス9 難問 事例25 自分向けと感じる“Google の採用広告” 事例26 世界一は意外と誰でも?“ギネス世界記録” 体験エッセンス10 トライアル2.0 事例27 メガネの新しい試着体験“オーマイグラス” 事例28 読書自体のトライアル“丸善ジュンク堂書店” 事例29 レンタル感を揺るがす“レンティオ” 体験エッセンス11 使う分だけ 事例30 そのとき飲む薬だけ“PillPack(ピルパック)” 事例31 つくるのに必要な材料だけ“ Kit Oisix(キット オイシックス)” 第3章 納得系 体験エッセンス12 理由の説明 事例32 不信感の払拭“Facebook 広告の表示説明” 事例33 ネガティブじゃない“訳アリ商品” 事例34 人の信用が数値化?“セサミクレジット” 体験エッセンス13 プロセス参加 事例35 開かれた実験室“リビングラボ” 事例36 企業が試行錯誤した知恵“人事評価” 体験エッセンス14 使い道の明示 事例37 みんなのための“ベルマーク” 事例38 払った保険金は誰のもの?“ Lemonade(レモネード)” 事例39 買った服の製造コストがまるわかり“ EVERLANE(エバーレーン) 体験エッセンス15 診断 事例40 AIが先生の英会話“スピークバディ” 事例41 状況を含めて理解してくれる“大塚家具” 事例42 私にフィットしたヘアケアを発見“ MEDULLA(メデュラ)” 第4章 参加系 体験エッセンス16 応援のリッチ化 事例43 応援の民主化“少年ジャンプ+(プラス)” 事例44 見ず知らずの誰かを応援“フリータンク” 事例45 世界中での人気の立役者“BTSファン” 体験エッセンス17 無名からの育成 事例46 マンガやアニメにない価値“ テニミュ(ミュージカル『テニスの王子様』)” 事例47 自由な応援が最高とは限らない“ 宝塚歌劇団のファンクラブ” 体験エッセンス18 差からの連帯 事例48 お酒好きも苦手な人も“ビアボール” 事例49 貧富の差を超えて同じものを食べる“ Everytable(エブリテーブル)” 事例50 暗闇だからできる交流“ダ イアログ・イン・ザ・ダーク” 体験エッセンス19 脱顧客 事例51 顧客が無償奉仕“ネスカフェアンバサダー” 事例52 一見さんお断りの汎用性“京都のお茶屋” 事例53 プロ意識vs お客様扱い“スクラム採用” 体験エッセンス20 貢献の余白 事例54 どこも住み放題“ADDress(アドレス) 事例55 みんなで作る経済ニュース“NewsPicks(ニュースピックス)” 事例56 社会とつなぐ“OriHime(オリヒメ) 体験エッセンス21 ナラティブ 事例57 語り手のバトンタッチ“ハッシュタグ” 事例58 注目のNFTコミュニティ“Ninja DAO” 体験エッセンス22 マイルド参加 事例59 ちょうどいい参加度合“ライブゲーム” 事例60 演者と観客の間“イマーシブシアター” 第3部 活用編 0導入 1主人公の解像度を上げる 2“結末”を描く 3“シーン”を多面的に理解する 4“あらすじ”を決める 5“登場人物”と“小道具”を配置する
  • 感情の経済学I 心の理論:モデルとプログラム
    -
    1巻2,640円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『感情の経済学』とは、近年のAIの発展にともなって、人間の心をモデル化し、プログラムすることを目的にする経済学の新しい分野になり、『感情の経済学』では、人間の感情が、人間の思考のどのような構造にしたがって、どのように現れるのかについて明らかにしていくことにする。 ここで、『感情の経済学』が経済学のひとつの分野である理由は、伝統的な経済学とは異なる科学的な方法によって、個人の選択と行動について説明をするからになる。つまり、従来のミクロ経済学やゲーム理論などでは、具体的な状況を想定した上で最適解が導かれることになるのに対して、『感情の経済学』では、具体的な状況を想定することなく一般的な最適解を導くことになる。そして、本書では『感情の経済学』について紹介していくために、状況に対する行動を定義していくことによって、行動を支える質的に異なる衝動に対して感情を割り当てながら、人間の感情を網羅的に定義していくことにする。つまり、人間の感情とは、質的に異なる衝動になり、衝動に質的な違いが生じるのは、なるべく満たすことができる衝動を大きくしようとするときに、満たすべき衝動と満たすべきでない衝動が区別されるからになる。そして、衝動の望ましさの区別にもとづいて、望ましい感情と望ましくない感情が区別されるときに、人間の意識に様々な感情が現れることになる。 また、本書の構成は、全2巻の個人編と社会編と世界編の3部構成になっており、個人編において基本的なモデルについて紹介し、社会編と世界編では、個人編で紹介したモデルを発展させていくことにする。さらに、本書では、単純な掛け算と引き算による2つの数式によって、人間の心を定式化することができることについて紹介し、また、それら2つの数式によって、人間の心のすべてを説明することができることについて紹介していくことにする。(下巻は2022年11月発売予定)
  • リベラルアーツの法学
    5.0
    1巻2,640円 (税込)
    「リベラルアーツは、古典を通じて自由な態度で認識能力をきたえ、未知の課題を発見し、学際的な分析を深めたうえで、より良い世界のために行動することを目指します。このような考え方に基づき、本書は古今東西の古典を幅広く紹介しながら、「法」を切り口にしつつ、人間の目指すべき自由とは何かを探求していきます。 古典は過去に書かれたものですが、リベラルアーツにおける古典の探究は、いまだ答えが出ていない最先端の現代的課題に取り組むことにつながっています。このことを意識しつつ、本書は哲学、政治、歴史といった伝統的な学問分野から 始まり、ジェンダー・セクシュアリティ、メディア・コミュニケーションといった現代的な課題に展開していきます。」(「はじめに」より)
  • コミュニケーションと言語におけるキャラ
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    1巻2,640円 (税込)
    「人間は基本的には変わらないものだ」という伝統的な人間観に、人間は昔も今も、強く縛られている。変わりたくてもなかなか変われないし、変わってしまってもそれを認めるわけにはいかない。ここに人間の不自由さがあり、コミュニケーションの難しさがある――しかし、その伝統的な人間観は実際どれほどのものなのだろうか。 さまざまな「キャラクタ論」「キャラ論」を整理・紹介しつつ、実例も豊富に、コミュニケーションにおける人間の姿を「キャラ」を切り口に広く深く明確に論じる。
  • シードルの事典:海外のブランドから国産まで りんご酒の魅力、文化、生産者を紹介
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ここ数年、世界中でその市場を伸ばしている、りんごのお酒、シードル。 伝統的なヨーロッパの製品はもちろん、革新的な作り方で注目されている、オレゴン・ポートランド、そして、世界に誇るりんご栽培技術をもつ日本でも、数々のシードルが誕生している。 農家のシードル、ワイナリーのシードル、ブルワリーのシードル、レストランのシードル、さまざまな味わいが私たちを楽しませる。 本書では、年々躍進する国産シードルをメインに、世界のシードルの「文化」「楽しみ方」を紹介。 シードルの歴史から製法、生産者インタビュー、シードルと料理のペアリングなど、いま知りたいシードルを紹介。
  • 身近にある自然のめぐみ 川の大研究 生き物や人とのかかわりを探ろう!
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本には、全国各地に大小さまざまな川があります。それらの川は、水のめぐみをもたらしてくれるだけでなく、わたしたちの生活と密接に結びついています。本書は、上流から下流までの川のすがたとそこにすむ生き物、川と人とのかかわりについて、写真とイラストでわかりやすく紹介しています。もっとも身近にある自然といえる川の役割、魅力、大切さがよくわかります。 〈第1章〉川は生きている……川はこうして生まれた/川の上流・中流・下流のすがた/川がつくった地形/洪水が起こる原因 他 〈第2章〉川と人々のくらし……生活に欠かせない川の水/水を浄化するしくみ/川のよごれの原因/川が育てる農作物/川と伝統的な漁業/工業に欠かせない川の水/電気を起こす川の力/物や人を運ぶ川/川にまつわる伝統行事 他 〈第3章〉日本と世界のさまざまな川……短くなった川、現れる川/県境や国境を流れる川/さまざまな役割をもつ川/川でくらす人々 他
  • 改訂版 世界一わかりやすい 阪大の理系数学 合格講座 人気大学過去問シリーズ
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    本書は、計算や記述量が多く(重い)、深い理解を求める(重厚)問題の多い阪大理系を攻略するための参考書です。 阪大を含む難関大学の問題で重視されることは、解き始める前の準備(本書では「理解」「計画」と呼ぶ)であり、本書ではこれらについて詳述されています。 収録されている60題の問題は、阪大数学の特徴がよく出ている「The阪大な問題」のうち、「阪大に合格するためには解けなければならないが、1人で勉強するのが難しい問題」「少し難しいけど頑張って解ければ、阪大入試でアドバンテージがとれる問題」を選びました。なお、阪大らしさが発揮されていない出題が近年みられますが、本書では伝統的な阪大イズムに基づく問題選定をしております。 阪大に合格するための実力をつけるためには、阪大の問題を解くことが近道なので、本書の「The阪大な問題」を修得することで合格をつかんでください。 ※本書は2019年に小社から刊行された『世界一わかりやすい 阪大の理系数学 合格講座 人気大学過去問シリーズ』を改題の上、再編集したものです。
  • ボン教 弱者を生き抜くチベットの知恵
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    ボン教はチベットで1200年間、弱者として生き抜いてきた土着宗教。8世紀末に国教の地位を仏教に奪われたが、ボン教徒たちは仏教徒に対して攻撃的になるのではなく、仏教の長所を取り込み、教義の発展、宗教的な成熟を図ってきた。ダライラマ14世はボン教をチベットの伝統的な宗教と認めている。ボン教は、強者の論理にもとづく社会に生きづらさを感じている人々に自信と希望をもたらす。その瞑想法も手軽で、すぐれている。
  • エンジニアのためのリスクマネジメント入門
    4.0
    伝統的なリスクマネジメントは、すでに体系化された分野と言えます。しかし、FinTechやIoTの普及により多様化する複雑な事業には、これまで大企業で培われた画一的なリスクマネジメントでは限界があります。このような状況の中、ITベンチャーなど企業の規模を問わず、多くの企業でリスクマネジメント資格や知識を持つエンジニアの採用ニーズが高まっています。そこで本書では、リスクマネジメントの基礎的な説明にとどまらず、ITに関連した具体的なトラブル事例からも学べる構成になっています。リスクマネジメントを学びたい、仕事にしてみたい方にお勧めです。
  • 再創造する郷土料理─全国各地の75品
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本全国に広がる郷土料理。伝統に培われてきた素晴らしい料理だが、ともすると古臭い料理として捉えられることもある。本書では、そこに新しい食材や味づくり、盛りつけなど変化を加えることで、新しい時代の郷土料理に生まれ変わらせた。北は北海道から東北、関東、甲信越、北陸、東海、近畿、中国、四国、九州の全国に広がる75品の郷土料理を取り上げ、伝統的な作り方と、そこに新しい発想を加えて現代的な料理へと生まれ変わった郷土料理を紹介する。
  • Windows 7ネットワーク徹底解説
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 Windows 7/Vistaの新しいネットワーク機能を使いこなすための知識とノウハウを徹底解説したガイドブックです。Windows Vista以降、ネットワークサービス機能の根幹となる、コンピューターの表示、名前解決、ファイル共有サービスを実現する新しいプロトコルが導入されました。さらに、Windows 7では、Windows XP以前とVista以降の新旧のネットワークを自動判別したり、IPv6が優先して動作するなどの改変が加えられています。本書では、Windowsの伝統的なネットワーク機能を取り上げたうえで、Windows 7の新しいネットワーク機能の使いこなし方を徹底解説。ネットワークの基礎から、基本設定、プロトコルの仕組み、実際の操作方法まで詳しく説明しています。

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  • マイナス金利政策 3次元金融緩和の効果と限界
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    「史上最強の政策」真の効果は? 賛否両論が渦巻く歴史的な大実験、マイナス金利政策。経済、マーケットへの影響は? 副作用は? 長期停滞論、ヘリコプターマネー論も交え、徹底検証。 2016年1月、日本銀行が導入を発表したマイナス金利政策。1999年のゼロ金利政策以来でいえば第5の非伝統的な金融政策であり、「史上最強の枠組み」と黒田総裁が称する、量的・質的金融緩和(QQE)の両軸にマイナス金利を加えた「3次元緩和」政策です。 少子高齢化が進行するもとで、デフレとの長期にわたる闘いの末に導入を決断したマイナス金利政策によって、日本経済はデフレから完全に抜け出し、成長経路に戻ることができるのか。それともネガティブな効果を経済に与えるのか。日本銀行は財務の健全性を保てるのか。3次元QQE政策はどこまで継続できるのか。 未踏の金融政策の効果とリスクを理論・実証両面から解明するとともに、日本経済が成長を取り戻すための方策を提案します。
  • 春夏秋冬 おいしい手帖
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【Casa BRUTUS特別編集】 カーサ ブルータスの人気連載「春夏秋冬 おいしい手帖」が書籍になりました! 料理人・野村友里が旬の食材で作る日本の料理130。4年間の連載に新しい料理を多数加えた完全保存版のレシピ本、ついに発売! 母から受け継いだ伝統的なレシピに野村流のアレンジを加え、現代の食卓に合う軽やかな和食に仕上げました。 たとえば、 ・春 鯛飯/鰈の一夜干し/たけのこの木の芽焼き ・夏 とうもろこしの天茶漬け/梅と豚の角煮/冷や汁 ・秋 鱧ときのこの出会いの鍋/レタスと豚の常夜鍋/湯葉丼 ・冬 そばがき/百合根の花びら餅椀/鴨南蛮そば ・季節の甘味 ・基本の漬け物 ・柚子胡椒や煎り酒、味噌など調味料の仕込み方 一度は作ってみたいあの和食や和の調味料がいかに無駄なく簡単に、そして美しく作れるかに驚くはず。 野村さんが愛用する調理道具や器なども多数掲載。人気作家の器も多数登場し、和の器だけでなく、ときには季節の葉や枝などを使用するテーブルコーディネート術も必見です!
  • Pythonではじめるアルゴリズム入門 伝統的なアルゴリズムで学ぶ定石と計算量
    -
    時代が変わっても 変わらないアルゴリズムから考え方を学ぼう 本書は、初心者にも扱いやすいプログラミング言語「Python」を使用して、 アルゴリズムの基礎・考え方を学ぶ入門書です。特にPythonがはじめてという方の ために、第1章ではPythonの基本とデータ構造について解説しています。 本書では、プログラミング入門者が最低限知っておきたいアルゴリズムの 基礎と考え方に加えて、アルゴリズムの定石とその計算量について、具体的 なサンプルコードと動作イメージを交えて丁寧に解説していきます。 【こんな方におすすめ】 ・アルゴリズムをゼロから学びたい ・Pythonでプログラミングを学んでいるけれど何から手をつけていいのかわからない ・過去にアルゴリズムを学ぼうと思ったけれどPythonの資料が少なかった ・基本情報技術者試験でPythonが取り入れられるので勉強したい 【扱うアルゴリズム】 FizzBuzz|フィボナッチ数列|線形探索|二分探索|幅優先探索| 深さ優先探索|番兵|8クイーン問題|n-クイーン問題|ハノイの塔| ミニマックス法|選択ソート|挿入ソート|バブルソート|ヒープソート| マージソート|クイックソート|最短経路問題|ベルマン・フォード法| ダイクストラ法|A*アルゴリズム|文字列探索の力任せ法|Boyer-Moore法| 逆ポーランド記法|ユークリッドの互除法 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • 一生に一度だけの旅 discover 世界の市場めぐり
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 旅先でその土地の文化、人びとの暮らしに触れたい、と思ったら、迷わず市場へ! 本書は、伝統的な青空市場、水上市場、日曜雑貨の市場など、世界48カ国・地域の市場を、美しい写真とともに紹介。各市場の特徴、ロケーションマップ、主な売買品目、その市場独特の特産品などを、生き生きと旅情豊かに解説します。ページをめくるだけで、すっかり旅行気分に浸れる1冊!
  • ハーレーダビッドソン 経営再生への道
    4.0
    伝統保守企業の経営改革の全記録 アメリカを代表するオートバイメーカー、ハーレーダビッドソン社は、80年代後半、危機的な経営状態にあった。時のトップはこの危機を脱すべく、伝統的な考え方を捨て、試行錯誤を繰り返し、話し合いを続けながら、全社的な改革を進めていった。彼らは何を思い、何を行ったのか。本書はハーレーダビッドソン社再生への旅の全記録である。 ※本電子書籍は同名出版物を底本とし作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】

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