BL小説 - 新書館 - ディアプラス文庫作品一覧
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4.1親友の高峰を想い続けて十一年。もうすぐ片想い歴が人生の半分を超すと気づいた尚哉は、高峰が突然大好きな酒をやめると言い出したのを機に、自分も“高峰断ち”しようと思い立つ。強面で愛想はないが、いつだって小食で偏食な尚哉の世話を焼いてくれる高峰。恋心は増すばかりで、物理的に距離を置かなければ諦めるなんてできそうもない。ところがそう決意した途端、高峰が頻繁に連絡してくるようになって……? 幼馴染み同士のエターナル・ラブ。
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4.3一希(かずき)にとって共に暮らす又従兄・柊慈(しゅうじ)は人生の全てだった。初対面で彼をお姫様と間違えプロポーズした一希を美しい笑顔で受け入れ、両親を亡くしたときは親身に寄り添い慰めてくれた。一希は食事も着替えも入浴も射精さえも柊慈に世話され、それが愛情だと教え込まれた。そんな二人の仲を邪魔するのが柊慈の親友で白波(しらなみ)組・若頭補佐の功(こう)だ。会うたびに意地悪をする憎らしい男。けれど根っこは優しい功に胸が疼くのも事実だった。だがある日、銃撃された功を庇って怪我をした柊慈が犯人に連れ去られてしまい……? ※本書は「悪夢のように幸せな」(プランタン出版刊)を元に電子書籍化いたしました。表紙イラストはミキライカ先生の描き下ろしとなります。表紙イラスト以外の収録はございません。
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3.9いつも飄々としている同期の入江が同じ恋愛育成ゲームをプレイしていると知った颯斗。しかも彼の攻略キャラは男性アイドルのタケルだった。驚く颯斗だが、まめにタケルを構う入江を見て、密かにタケルを羨ましく思う。昔から何事も人並み以上にできたせいで、颯斗は人に頼るのが苦手だった。けれどミスをした同僚の尻拭いで疲れきっていたところを入江に優しくいたわられて……? 会社員同士のオフィス外ロマンス。
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4.0子供の頃から仲が良かった奏と広務。けれど高校に入って二年間も没交渉なのは、奏はヴァイオリン、広務はホルン奏者として弦楽吹奏楽(オーケストラ)部に所属したためだった。弦楽パートと吹奏楽パートは代々伝統的に仲が悪かったのだ。現在は先輩たちが引退し、年に一度の『第九』演奏に向けて合同練習を始める時期が来ていた。そこで広務が「ここのオケの雰囲気、おかしいと思ってないの?」と皆に聞いたことから、ぎくしゃくしつつも交流は再開。そんななか、奏は以前から広務が好きだったことに気づいてしまう。けれど広務には好きな子がいて、「第九が終わったら告白すると決めてる」と言ったことから……? 弦楽パートvs吹奏楽パート、オーケストラ部を舞台にしたアオハル・ラブ!
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4.2勤め先を半ば追い出されるように辞めたパティシエの玲央(れお)は、その日、ラウロと名乗る男の訪問を受けた。彼は外資系ホテルに新規出店するパティスリーに玲央を勧誘しに来たと言う。華やかな容姿のせいで嫌な思いをしてきた玲央は警戒するが、先輩・村重(むらしげ)の後押しもあり承諾。大喜びするラウロの姿は、イタリアに住んでいた幼少期、町で見つけて連れ帰った黒い犬を彷彿とさせた。二人でいる時に玲央が不審者に襲われ、心配したラウロは玲央を社宅と称する超豪華マンションに連れて行くと、甲斐甲斐しく世話を焼き始め……? 本書は「狂犬ドルチェ」(プランタン出版刊)を元に電子書籍化いたしました。表紙イラストは描き下ろしとなります。表紙イラスト以外の収録はございません。