色悪作家と校正者の純潔

色悪作家と校正者の純潔

682円 (税込)

3pt

ポストに白い封筒を、大切にそしてどこかうれしそうに微笑みながら投函する正祐の姿を目撃した大吾は、まったくもって面白くない。時は夏至、文壇は賞レースのまっただ中、ただでさえ不愉快な時期なのに。「私は手紙が好きです」。恋人はそう言って、三ヵ月もそっと文通を続けていたらしい。しかもその相手ときたら……!? 書き下ろしでは、二人の舌戦の俎上に夏目漱石が。書を愛するすべての人に贈る、大人気シリーズ第三弾!!

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色悪作家と校正者の純潔 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    購入済み

    文学談義が楽しい

    2019年08月22日

    主人公達の職業柄か、今回特に文学談義が楽しかったです。なぁに、普通に高校を卒業していれば理解出来る範囲でのことですので難しくはありません。でも、こういう話題で登場人物達が延々と酒を飲み、盛り上がるBLってちょっと思い浮かばないです。
    この作品は恋人同士がお互いの内面を探り合う過程で自己の内面を知り、...続きを読む

    1
    購入済み

    2021年08月18日

    後半の「明暗と〜」の方が濃すぎて、私には「純潔」が序章のようにしか思えませんでした
    正祐がどれだけ大吾のことが好きなのかを認識させて、さらに強調し、それを踏まえての「明暗〜」みたいな…
    正祐の愛の深さはちょっと怖いくらい…
    ただ、大吾も最初は正祐が依存しきってしまうのを諌めていて、それぞれ個と...続きを読む

    #深い #タメになる

    0
    購入済み

    2021年01月04日

    第三弾。
    全編大吾視点で話が進むのはとても新鮮でした。
    正祐の戸惑うばかりの愛の深さを思い知らされる大吾がみられます。
    そして正祐とともに少しずつ変わっていく大吾も。
    これまで傲慢大吾に惚れた正祐に同情していたけれど、この巻読むと大吾にも同情してしまえるという(笑)
    三巻にしてかなり作者さ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年12月22日

    登場人物の心情を慮るのが結構難しい話だった。



    もうずいぶん前に読んだ「屋上の暇人ども」シリーズを思い出した。
    ノウゼンカズラが「凌霄花」と書くことを初めて知ったし、必要なのにあえて遠ざける感(思い遣り)を初めて知ったような気もするし(笑)。

    菅野さんの書くもの、描く世界は、あの頃からずっと私...続きを読む

    0

色悪作家と校正者の純潔 の詳細情報

  • カテゴリ
    BL
  • ジャンル
    BL小説
  • 出版社
    新書館
  • 掲載誌・レーベル
    ディアプラス文庫
  • 電子版発売日
    2019年02月21日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    7MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
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  • ・ブラウザビューア

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