【感想・ネタバレ】色悪作家と校正者の純潔のレビュー

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文学談義が楽しい

2019年08月22日

主人公達の職業柄か、今回特に文学談義が楽しかったです。なぁに、普通に高校を卒業していれば理解出来る範囲でのことですので難しくはありません。でも、こういう話題で登場人物達が延々と酒を飲み、盛り上がるBLってちょっと思い浮かばないです。
この作品は恋人同士がお互いの内面を探り合う過程で自己の内面を知り、...続きを読む更に互いを求め合う物語です。そのツールとして小説、文学があります。基本的にあまりアクションは無く、行きつけのお店で美味しいつまみで二人してお酒を飲んでいます。
是非、長く続けて欲しいシリーズです。

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2021年08月18日

後半の「明暗と〜」の方が濃すぎて、私には「純潔」が序章のようにしか思えませんでした
正祐がどれだけ大吾のことが好きなのかを認識させて、さらに強調し、それを踏まえての「明暗〜」みたいな…
正祐の愛の深さはちょっと怖いくらい…
ただ、大吾も最初は正祐が依存しきってしまうのを諌めていて、それぞれ個と...続きを読むして考えていた気がするんですが、だんだん無意識のうちに正祐の考えや意見ありきになってしまってるんですね
当て馬キャラが出てきても、完全に安心して読めてしまうくらい老成円熟カップル( ^ω^ )

#深い #タメになる

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2021年01月04日

第三弾。
全編大吾視点で話が進むのはとても新鮮でした。
正祐の戸惑うばかりの愛の深さを思い知らされる大吾がみられます。
そして正祐とともに少しずつ変わっていく大吾も。
これまで傲慢大吾に惚れた正祐に同情していたけれど、この巻読むと大吾にも同情してしまえるという(笑)
三巻にしてかなり作者さ...続きを読むんの文体にも慣れ、益々面白くなってきました。この二人をずっと追いかけたい。
同僚篠田さんと伊集院先生もいい味出してます。

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Posted by ブクログ 2018年12月22日

登場人物の心情を慮るのが結構難しい話だった。



もうずいぶん前に読んだ「屋上の暇人ども」シリーズを思い出した。
ノウゼンカズラが「凌霄花」と書くことを初めて知ったし、必要なのにあえて遠ざける感(思い遣り)を初めて知ったような気もするし(笑)。

菅野さんの書くもの、描く世界は、あの頃からずっと私...続きを読むにとって「難解」だ。

「毎日晴天!」も「おおいぬ荘」も。

哲学的???

あまり深く物事を考えないたちの自分では、「理解」はおこがましいと知る、しかない(苦笑)

それでも。
続き、読ませて下さい!

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