哲学・宗教・心理作品一覧

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  • フィヒテ研究
    値引きあり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 カントの影響を受けたドイツ観念論哲学者の巨星は、後にヘーゲル、シェリングに影響を与える。フィヒテの思想的全貌に迫る一大研究である。 【目次より】 序 第一章 フィヒテ哲学の理念 一 生と哲学 二 人間的精神の二つの循環 三 現実的生に対する知識学の関係 第二章 フィヒテにおける構想力の概念 イェナ期知識学に関する一考察 一 生成する自我 二 障害の問題 三 理論と実践との根源的合一 四 構想力と世界 五 構想力と有限性 第三章 対決期のフィヒテとシェリング 一 問題 二 超越論的哲学と自然哲学 三 絶対的同一性の体系 四 フィヒテの反論 第四章 絶対的反省の問題 一八〇一年の知識学に関する研究 一 表象のニヒリズムと神 二 絶対知の概念 三 知的直観の視圏 四 自由の本質 五 知の非存在と絶対的存在 六 残された問題 第五章 真理と意識 一八〇四年の知識学に関する研究 一 カントの超越論的観念論に対する知識学の関係 二 絶対的自我と自我の絶対的生成 三 概念の自己否定 四 原始概念と絶対的実在 五 真理への二つの道 六 自己意識と自体。高次の観念論と高次の実在論 七 対自の根拠 第六章 ドイツ観念論における神秘主義と形而上学 一 近世の根本錯誤と客観的観念論 二 絶対的主体と脱自 三 光と眼 第七章 フィヒテ哲学と現代 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 大峯 顕 1929 - 2018。哲学者、浄土真宗僧侶、俳人。大阪大学名誉教授、元龍谷大学教授。専攻は宗教哲学。中期フィヒテ研究・西田幾多郎を研究。俳号は大峯あきら。 京都大学文学部宗教学科卒業、同大学院文学研究科博士課程修了。(文学博士)。 著書に、『フィヒテ研究』『今日の宗教の可能性』『親鸞のダイナミズム』『宗教と詩の源泉』『宗教への招待』『法蔵菩薩と生命世界』『本願海流』『哲学の仕事部屋から 花月のコスモロジー』『永遠なるもの 歴史と自然の根底』『宗教の授業』『即身成仏と信心決定』『高僧和讃を読む』『仏法は無我にて候』『正像末和讃を読む』など多数。
  • ハイデガー 存在と行為 『存在と時間』の解釈と展開
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 ハイデガーの『存在と時間』は存在論の書物である。では、『存在と時間』のよく知られた、〈大工職人がハンマーをふるう仕方や、人が生きていく上で下す選択のようなものを分析すること〉が、なぜ存在論をやっていることになるのか? 本書は読者を悩ませ続けながらもこれまで明確な答えの出ていないこの問いに、『存在と時間』における「存在と行為」の内的連関を解き明かすことで正面から答える。 【目次より】 序論 1 存在と行為 問題設定 2 「ハイデガーに実践哲学・倫理学なし」という批判について 3 「ハイデガーの実践哲学」研究の台頭について 4 研究方法 第一章 道具・事物・世界 実在問題の解体 1 実在問題と存在論的差異 2 道具の「自体存在」 3 道具的存在性と事物的存在性 4 世界の閃きと不安 実在問題の無意味さ 5 存在観念論説との最終対決 ハイデガーのフッサール批判 第二章 行為と自己理解 行為者性に対する実存論的アプローチ 1 行為とは何か 議論状況の概観 2 行為能力の理解 理解の存在者的意味 3 目的であるもの・有意味性・世界内存在 理解の存在論的意味 4 行為の共同性と自己理解 世人論の射程 5 動物でもなく主観でもなく 不安再説 第三章 道徳性の実存論的‐存在論的基礎 『存在と時間』におけるエートスの学 1 善悪に基づく責任概念に対する存在論的批判 2 自己統制と道徳的懐疑 3 責めある存在 道徳性の実存論的基礎 4 良心と決意性 5 他者の問題 道徳性の基礎付けの帰趨 6 『存在と時間』の行為概念 制作と実践の無差別化、その政治哲学的含意 第四章 幸福・死・時間性 ハイデガーとアリストテレス 1 ハイデガーによるアリストテレス幸福論の批判 2 完了存在としてのテロス 3 カイロス論的な時間 4 全体存在への問い 死の実存論的分析 5 本来性とフロネーシス 行為の時間性 6 行為者性と可死性 結論 1 本書の要約 2 今後の課題と展望 注 あとがき 文献表 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 池田 喬 1977年、東京都生まれ。東京大学文学部卒、同大大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。専門は、現代哲学・倫理学。著書『ハイデガー 存在と行為 『存在と時間』の解釈と展開』、『ハイデガー 『存在と時間』を読み解く』『生きることに責任はあるのか 現象学的倫理学への試み』、『始まりのハイデガー』(共編著)『映画で考える生命環境倫理学』などがある。
  • ニヒリズムの思索
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 ハイデッガーと西谷啓治を手がかりに仏教において「始源的なもの」がいかに追究されてきたかを論じ、新たな自己の成立を明らかにする。 【目次より】 序 第一部 ニヒリズムの思索の境位に向けて 第一章 ニヒリズムの問い方 1 ニーチェのニヒリズムの思索 2 主観ー客観構造と実存 3 第四の歴史哲学的立場 4  「体験」と「実在の自覚」 第二章 西谷啓治の空の立場 1 ヨーロッパのニヒリズム・日本のニヒリズム 2 「空」の立場 3 パースペクティヴ主義と回互的相入 4 永遠の今即歴史的今、歴史的今即永遠の今 5 西谷の空の立場の意義 第三章 ハイデッガーの始源への遡行 1 ハイデッガーの歴史の思索 2 思索の歴史の始源 3 存在歴史の思想 4 存在歴史的思索 5 超克の否定 6 ハイデッガーの思索のもたらすもの 第二部 始源的な思索に向けて 第一章 大乗経典制作と解釈学 1 大乗仏説非仏説論争の発生 2 真理と仏説 3 言葉と聖典制作 4 聖典と解釈 5 ガダマーの解釈学の視点から 第二章 伝統を創出する視点 1 伝統への視座 2 ガダマーの伝統の思想 3 宗教経験における伝統 4 釈尊における古道との同定 5 伝統とテクスト 6 伝統とニヒリズム 第三章 死後の他界の観念 1 文化の内に沈殿する宗教的観念 2 他の世界としての他界 3 霊魂の在所 4 方向としての他界 5 生存の外を指し示す方向 6 他界の表象 第三部 自己の思索に向けて 第一章 近代の自己の変容 1 現代における「自己」の状況 2 キェルケゴールの「内面性」 3 罪の主体としての自己 4 無に面した自己 5 世界からの自己の理解 第二章 世界像とリアリティ 1 科学的世界像と神話的世界像 2 世界像と科学 3 現代技術と世界像の解体 4 世界のリアリティ 5 ヴァーチャル・リアリティ 第三章 布施と供犠 1 ヴェッサンタラ太子本生話 2 布施と所有 3 贈与と布施 4 アプラハムとイサクの物語 5 布施における「私」の成立 あとがき 註 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 氣多 雅子 1953年生まれ。宗教学者、哲学者。京都大学名誉教授。専門は宗教哲学。博士(文学)。 京都大学文学部哲学科 卒業 著書に、『宗教経験の哲学』『ニヒリズムの思索』『西田幾多郎『善の研究』 (哲学書概説シリーズ) 』『西田幾多郎 生成する論理 生死をめぐる哲学』などがある。
  • パリのマリア
    3.0
    何度もその前にマリアが出現し、埋葬後56年経てなお生前の姿を保っていたカトリーヌ・ラブレー。硬直した体を暗闇のベッドに横たえ眠らずに神の声を聞き、毎週金曜日にはその聖痕から血を流す。神父が運んでくる小さな聖体パンのみが食事という超常的な50年を送ったマルト・ロバン。第2次大戦中にパリの修道院でレジスタンスを支援しながら同時に戦場にある若い兵士を訪問したイヴォンヌ=エメ。たった100年ほど前に起きた奇跡の主人公たちを紹介し、その魅力を探る魂の書。
  • 国富論 上下合本版
    値引きあり
    -
    『国富論』1776年に出版されたアダム・スミスの『道徳感情論』(講談社学術文庫)とならぶ主要二大著作のひとつです。近代経済学の嚆矢とされ、社会思想史上の最重要古典でもあります。『国富論』の取り扱う主題は、多岐にわたり、 分業の役割、 貨幣の特徴、 労働と利子についての考察、 国家間貿易の意味、 国家社会の発展段階とその特徴、 分業と製造業の発展の関係、 国家における軍隊の維持、 道路、港湾、運河などのインフラストラクチャーの整備と維持、 税金の種類と意味、 会社による独占の問題、 重商主義と重農主義の検討、 公債についての考え方、 などなどです。 かつては、市場という「神の見えざる手」に委ね「レッセフェール(自由放任主義)」で、経済は自然と最善へと向かうと主張した書物と受け取られてきました。 しかしそのような読み方は単純にすぎます。 スミス『道徳感情論』とあわせて読むことで、真に国家が豊かになることの哲学を探究しています。
  • 公認心理師ベーシック講座 社会・集団・家族心理学
    NEW
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 公認心理師課程の科目「社会・集団・家族心理学」向けの教科書。 ・豊富な図解とイラストで、初学者でも基礎からよくわかる ・特に重要な専門用語は赤字にしてしっかりフォロー ・国家試験の出題基準(ブループリント)をおさえつつ、「楽しく・興味深く学ぶことができる」にこだわったつくり ・現場に出たことがない学生でも、公認心理師としての業務のイメージをつかむことができる。 【 目 次 】 第1章 個人内過程 第2章 個人間過程 第3章 社会集団・文化 第4章 自己認識と他者認識 第5章 自己と他者の相互作用 第6章 相互作用がもたらす葛藤(攻撃行動と暴力の心理学) 第7章 家族の形 第8章 家族の問題 第9章 多様な文化 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 国家神道と天皇制―憲法・君主制・宗教
    -
    21世紀の世界に浮上した「宗教と戦争」という難題。 戦後80年の日本で伸長する「右派ポピュリズム」。 私たちは信教の自由と政教分離を本当に自覚してきただろうか。 タイ、イギリス、そして日本。世界の君主制と宗教の関係から、日本がかつて歩んだ戦争への道を繰り返さないために、その実像を解き明かす。 憲法学、政治学、宗教学、思想史など第一線の研究者が結集。 現代日本に、いまだ影響を及ぼす「国家神道」と、「天皇制」の論点とは。 戦後の平和憲法下で「信教の自由」「政教分離」が保障されながらも、しばしば神道儀礼の国家的意義が問われる天皇制を、君主制の歴史という視点から捉え返す。 日本近代のあり方を、イギリスやタイなどとの比較も交え、国際的な視野で読み解く。 【目次】 序 章 近現代の君主制としての天皇制と国家神道(島薗進) 第1章 国家神道と物語論――憲法学の観点から(江藤祥平) 第2章 日本から見たイギリスの王権と宗教(梅川正美) 第3章 君主をめぐる政教関係 タイの事例から(矢野秀武) 第4章 近代の神道における儒教の影響(小島毅) 第5章 宮中祭祀から見た近現代の皇室(原武史) 第6章 天皇崇敬の広まりと軍の宗教性――尊皇の軍人・乃木希典が国家神道にもたらしたもの(島薗進) 第7章 国家神道と政教分離(駒村圭吾) 第8章 戦後立憲主義、東アジア王権と国家神道(松平徳仁) 付 章 鼎談「国家神道と政教分離」(島薗邁・駒村圭吾・松平徳仁)
  • 新版 血、パン、詩。
    -
    女性を無力化する一つの政治的制度としての異性愛―― 女たちは何を強いられ、何を求めてきたのか。「すべての女」の連帯は、どのように可能か。 現代アメリカを代表する詩人/フェミニスト批評家、アドリエンヌ・リッチ論集三部作、待望の復刊&完結! 女は、女であることによってのみ抑圧されるのではない。 おどろくべき高まりとひろがりをみせた70年代アメリカのフェミニズム。 しかしそのなかでなお、黒人および少数民族の女性とレズビアンたちは、人種主義と異性愛制度のもとで沈黙を強いられてきた。 アイデンティティをつきつめ、「私」と「あなた」をへだてているものと両者が共有しているものをひとつひとつ吟味しながら、新たなフェミニズムへの道を探る。シャープでしなやかな思考に貫かれた79-85年論集。 「強制的異性愛とレズビアン存在」所載。 解説、イリナ・グリゴレ(『優しい地獄』、『みえないもの』著者) 「あなた、ユダヤ人でしょう?」 十八年間の同化訓練がたちどころに反射作用をひきおこして、私は首をふり、彼女を拒み、「いいえ」と言っていた。 ほんとうは何に対して「いいえ」と言っていたのだろう? (本文より)
  • 精神医学と哲学のあいだ 木村敏が考えたこと
    -
    〈あいだ〉という独創的な切り口で、精神病理学の世界に革新的な視点をもたらした精神科医・木村敏。本書は、病の有無にかかわらず人が人としてありのままの姿で生きてゆくことを目指した木村敏の〈臨床哲学〉と、それに敷衍する自己論・時間論・生命論の真髄を、木村の謦咳に直接接した精神科医・哲学者が、新たな思索の広がりをもって展開した一書である。これから学ぼうとする若き学徒や臨床家への精神のバトンと言えるだろう。
  • ユング派精神分析の四本の柱
    5.0
    ユング心理学は他の心理療法と何が異なるのか――この問いに対し、著者は長年の考察と対話を経て、その本質を「個性化」「治療関係(転移・逆転移)」「夢分析」「アクティブ・イマジネーション」という四本の柱に整理し、他の心理療法と異なる点を明確に示した。本書では、これらの要素がどのようにユング心理学を形作り、実践にどう生かされているのかを深く掘り下げる。ユング心理学の全体像をつかむための格好の入門書。
  • フェミニズムズ――グローバル・ヒストリー
    -
    フェミニズムは長らくジェンダー正義を追求してきたが、そこにはしばしば対立も伴った。私たち一人ひとりは、この歴史にいかなる「使い道」を見出すべきか。 普遍的な定義に依拠しないフェミニズムズの探求へと誘う、グローバル・ヒストリーの新たな挑戦。
  • 縄文 革命とナショナリズム
    4.0
    戦後日本は何につまずき、いかなる願望を「縄文」に投影したのか。 岡本太郎が縄文を発見し、思想家、芸術家たちのなかで縄文への関心が高まった。柳宗悦ら民芸運動の巨匠たちが縄文に本当の美を見いだし、島尾敏雄が天皇以前の原日本人の姿を託し、吉本隆明を南島論へと向かわせた。縄文は日本赤軍のイデオロギーにも取り込まれ、オカルトを経由しニューエイジ、スピリチュアリズムに至る。梅原猛が霊的世界を称揚する縄文論を展開し、「縄文ナショナリズム」を生み出すことになった。それは、一九九〇年代の右傾化現象のなかでさらに裾野を広げている。 戦後日本人の新たな精神史。 アナーキストも保守思想家も、縄文には夢をたくしてきた。 その系譜を細大もらさずおいかける、超古代幻想の現代史。 ――井上章一 あらゆる「日本」が投影される縄文の現代史を網羅し、 その思想の体系を詳述した重要な一冊。 ――いとうせいこう 序章  戦後日本が「縄文」に見ようとしたもの 第一章 岡本太郎と「日本の伝統」      縄文発見      対極主義と「日本の伝統」 第二章 民芸運動とイノセント・ワールド      民芸運動と「原始工芸」      濱田庄司の縄文土器づくり      最後の柳宗悦 第三章 南島とヤポネシア      島尾敏雄の「ヤポネシア」論      吉本隆明『共同幻想論』と「異族の論理」      ヤポネシアと縄文 第四章 オカルトとヒッピー      空飛ぶ円盤と地球の危機      原始に帰れ!——ヒッピーとコミューン 第五章 偽史のポリティクス——太田竜の軌跡      偽史と革命      「辺境」への退却      スピリチュアリティ・陰謀論・ナショナリズム 第六章 新京都学派の深層文化論——上山春平と梅原猛      上山春平の照葉樹林文化論      梅原猛——縄文とアイヌ 終章  縄文スピリチュアルと右派ナショナリズム
  • 公認心理師ベーシック講座 感情・人格心理学
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 公認心理師課程の科目「感情・人格心理学」向けの教科書。 ・豊富な図解とイラストで、初学者でも基礎からよくわかる ・特に重要な専門用語は赤字にしてしっかりフォロー ・国家試験の出題基準(ブループリント)をおさえつつ、「楽しく・興味深く学ぶことができる」にこだわったつくり ・現場に出たことがない学生でも、公認心理師としての業務のイメージをつかむことができる。 【 目 次 】 第1部 感情心理学  第1章 感情の定義と概念  第2章 感情喚起に関する神経生理学的基盤  第3章 感情喚起に関する理論(1)基本感情理論と構成主義理論  第4章 感情喚起に関する理論(2)認知的評価理論  第5章 感情が認知に及ぼす影響  第6章 感情が行動に及ぼす影響  第7章 感情の制御と心身の健康  第8章 感情の発達・感情の測定法 第2部 人格心理学  第9章 パーソナリティとは何か:概念と探求の歴史  第10章 特性論  第11章 遺伝と環境  第12章 パーソナリティの発達(1)新生児期~児童期  第13章 パーソナリティの発達(2)青年期~老年期  第14章 パーソナリティと適応  第15章 パーソナリティの測定 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 野生の教養
    -
    1~2巻3,080~3,520円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 野生の教養とは、農耕以前の歴史にさかのぼる、狩猟採集時代の知に基づく教養である。資本主義的・植民地主義的・官僚主義的価値観に侵された「栽培=家畜化された思考」に否を突きつけ、ブリコラージュ的発想による「野生の思考」を現代社会に復権し、飼いならされない自由な学びをつくりなおす。明治大学大学院教養デザイン研究科の多士済々の教員が問いかける、野心的な教養入門の書。
  • はじまりのバタイユ
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 文学、哲学、宗教学、経済、人類学など多岐にわたる分野で決定的な足跡を残した20世紀の思想家ジョルジュ・バタイユ。その思想の中核に位置する贈与と共同体の主題に焦点を当て、現代における自然と人間の関係、財産、所有、家族などの問題を論じ、さらにはアナキズムの倫理と衝突させることで、来るべきバタイユ像を描き出す。第一線の論者たちによって結晶化した、刺激的な手引き書。
  • チンパンジーは、なぜ「教え」ないのか──ヒトにできて、チンパンジーにできないことを哲学的に考える
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ヒトとチンパンジーを対比させながら、哲学者が「ヒトとは何か」という根源的な問いを問う。現象学、実存思想、分析哲学、認知言語学、社会学、教育学……さまざまな分野を渉猟しながら得られた知見を用いて、この「古くて新しい問い」に応答する画期的論考。
  • ギーゲリッヒ 夢セミナー
    4.5
    心理療法を行っていると、クライエントからの夢の報告が結構あるという。本書では、夢を非常に大切にするユング派のなかでも独特のアプローチで尊敬を集めるギーゲリッヒ博士の夢セミナーの記録を逐語録形式で紹介する。簡単な事例概要のほかには、ごく短い夢の記述があるのみ。それらの素材だけで進められるセミナーは、驚くほど深い洞察へと導かれる。なぜ、夢の記述だけでそうした洞察が生まれるのだろうか? そのプロセスを丁寧にたどる。
  • 発達障害への心理療法的アプローチ
    3.0
    昨今、発達障害については、脳科学や認知科学によって中枢神経系の障害として捉える見方が趨勢を占め、対応も療育や訓練を中心にしたものがほとんどである。それに対して本書は、発達障害への心理療法的アプローチのエッセンスを一般に伝えようとする意欲的な試みの記録である。ことに、発達障害の人たちの「主体性のなさ」という特徴に注目している点は、発達障害のさまざまな局面を理解する上で極めて斬新な視点を与えてくれる。
  • 祖父江善光寺蔵「善光寺如来御絵伝」ご絵解き
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 近代に至ってから開創された祖父江善光寺(愛知県稲沢市)では、東海地方で出開帳時に「善光寺如来絵伝」の絵解きを行っていた。その台本や絵解きを一部録音した貴重なテープが現存しており、さらに近年は新たに作成した絵伝を用いて、寺の内外で著者・林麻子が絵解きを復活、口演して注目されている。監修は、絵解き研究の第一人者である林雅彦(明治大学名誉教授)
  • 真理と政治/政治における嘘
    -
    国際政治であれ日本政治であれ、またそれに対応・反復・拡大・拡散するメディアやSNSの力も大きく影響して、(少なくとも)政治にかかわる出来事や事象をめぐって嘘が事実となり、事実や真実は嘘あるいは無となり…という状況の中でわれわれは今を生きている。そこで、『エルサレムのアイヒマン』をめぐるバッシングと論争を機縁として書かれた、政治哲学者アーレントの精髄をしめす代表的試論「真理と政治」(1967)および、その4年後に書かれた「政治における嘘――国防総省秘密報告書(ペンタゴン・ペーパーズ)についての省察」(1971)の二篇をあらためて読んでみたい(それぞれ『過去と未来の間』『暴力について』より収録)。「ポスト・トゥルース」や「フェイク・ニュース」といった新語が話題になり、「ポピュリズム」と呼ばれる政治現象が世界中で台頭し、デモクラシーあるいはリベラリズムが機能不全におちいっているかに見える現在、事態のあり方と意味を考えるためにも。
  • 世にも奇妙な脳の知覚世界 多重共感覚研修医の臨床ノート
    -
    僕は、患者の痛みや苦しみを実際に感じることができる。 他人の状態を鏡のように感じ取る「ミラータッチ共感覚」をもつ神経科医が、脳の知られざる知覚現象を解くサイエンス・ノンフィクション。 文字や数字、音に色を感じるなどの「共感覚」がある人たちが人口の4%程度存在しているという。 そのなかでも特異な「ミラータッチ共感覚」は、目の前の人が頬に手をやると、自分の頬に触れられている感覚があったり、痛みに苦しんでいる人を見ると、その痛みを感じ取ったりする。 まるで鏡(ミラー)に映る自分のように。 ミラータッチ共感覚者であり、神経科医でもある著者が、目の前の患者の痛みや苦しみを自らの身体で感じながら、知られざる脳の知覚現象「共感覚」と向き合う日々を綴る一冊。
  • 忘却の効用 「忘れること」で脳は何を得るのか
    3.7
    認知機能、創造力、メンタルヘルス、人格形成、 そして記憶にも、「忘れること」が必要だった 従来の研究では、物忘れは脳のエラーと考えられていた。しかし、近年になって「忘れること」には脳機能を支える重要な役割があることが分かってきた。 過剰に記憶力がいい自閉症の症例から、忘却の役割について何がわかるか? 暗記が苦手な医師が、どうして名診断医になれたのか? 認知症の画家の作品から、創作と忘却の関係について何が言えるか? 記憶と忘却はパーソナリティにどんな影響をおよぼすのか? 神経生物学、医学、心理学、コンピューター科学などの分野の知見をつなぎ合わせて、脳の機能としての〈忘却〉にまつわる驚きの発見を描いた、出色のポピュラーサイエンス。 ::::::::::本書の推薦のことば:::::::::: 「忘れっぽいことは正常であるばかりか、有益でさえある。そのわけを教えてくれる、実用的で、すばらしい本」 ――ウォルター・アイザックソン『イーロン・マスク』著者 「忘却は災いではなく、幸いだった。記憶の最新科学を一般読者に向けて情熱的かつ簡潔明瞭に解説した」 ――アントニオ・ダマシオ『進化の意外な順序』著者 眼鏡を置いた場所がわからなくなったり、知り合いの名前を思い出せなくなったりして、記憶力に自信をなくした人は、本書を読むといい。(……)忘れっぽいことは、アルツハイマー病の兆候ではなく、脳の大切な機能であることがわかるだろう。 ――スー・ハルパーン『A Dog Walks into a Nursing Home』著者

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  • パースの宇宙論
    -
    パースの知られざる宇宙生成の哲学.機械論的世界観を超え,現代の宇宙論に接近するその宇宙の描像を,論理学的・数学的探究と詩的・宗教的想像力の両面から立体的に再構成する.進化論的で多宇宙論的なヴィジョンに結晶した最も美しい算術のシステムへの憧れ──「早すぎた」知性の夢を追う.

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  • [ザ・シーダーズ]神々の帰還(上)
    4.0
    人類創造の先導者たちが、ついにテラ(地球)に帰還しました! 真実の探究者、佐野美代子を訳者に迎えて公開する 銀河連合特使エレナ・ダナーンの驚愕のコズミック・レポート第3弾! 「真の人類史」への偉大な旅が、いま始まります! これは、SFのように見えるが、 実は歴史ドキュメントである! シーダーズとは、人類を創始したこの銀河の2 4種族! エンリルの一族が地球の支配権を失い、 エンキ(人類の父)が彼らと共に戻ってきたのです―― 私たちの成長を見届けるために! すべての悪が太陽系から去り、地球の波動が上がりました。 光側の銀河連合の138隻の母船が太陽系に、550隻の銀河間連合の大艦隊が木星の軌道上に、その4隻が地球の軌道上にあります! 2022年10月以来、銀河連合と地球アライアンスによる民間人とのコンタクトの準備も進められています。 シーダーズ、エンキ、宇宙を管理する超意識集団「ナイン」、そして地球派遣プログラムでこの星に来た魂たち――本書は知られざる宇宙存在から人類への愛を伝える感動のドキュメンタリーです。 「地球人類の祖エンキや銀河間連合は、人々がワクチンから受けた被害の修復テクノロジーやオリジナルのDNAテンプレートを持参しています。我々、一人一人も自分の内なる神聖なパワーに目覚めて、立ち上がる時が来ました!人類にとって最高にエキサイティングな時代です」(佐野美代子) 「"The Seeders"は絶対に読むべき1冊で、読者の目覚めを促す驚きと感動がたくさん詰まっています。本書を読むと、抑圧されてきた歴史の全貌が明かされると共に、私たちが完全に解放された種族として、銀河コミュニティの中で、本来あるべき立ち位置を確立するようになるという、信じられないような未来が広がっていることに気づかされます」(マイケル・サラ博士) 下巻も2023年9月刊行予定! あわせてお楽しみください。 ※本書はElena Danaan著『THE SEEDERS: THE RETURN OF THE GODS』の全訳です。

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  • 実践 日々のアナキズム 世界に抗う土着の秩序の作り方
    4.4
    アナキズムとは特別な政治運動でも革命でもなく,日々の暮らしの中から社会を変えていく実践である――東南アジアでのフィールドワークを通じて,国家の束縛から離れた社会のあり方を希求してきた政治学・人類学の泰斗スコットが,西欧文明社会で暮らす自らの経験からたどり着いた実践的アナキズムのエッセンスを,軽妙洒脱に説き明かす.

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  • 日本とイエスの顔[増補新版]
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    《 日本精神史のシリーズ〈叡知の書棚〉第3弾 》 イエスを探すなら『聖書』のなかの言葉にだけでなく、眼前で生きる人のまなざしの奥にその姿を探さねばならない。 苦難を生きる人たちが生きる姿によって語る無音のコトバ、その光によってイエスの生涯を受容し直そうとすること、そこに井上洋治の神学の現場があった。 ──若松英輔 --------- 日本を代表するカトリック司祭にして作家・遠藤周作の盟友としても知られる井上洋治(1927-2014)の代表作。 イエスとその言葉をめぐる通説や常識に挑んだ井上神学の苦闘を記す本書は、刊行当時、異例の反響を呼んだ。 日常と思想、信仰を架橋し「キリスト教は日本人を救えるか?」を探究する日本精神史の必読書。 --------- 【目次】 〈 第一部 日本人の心で読む聖書 〉 ■第一章……ことばといのち ■第二章……聖書を読むにあたって ■第三章……イエスの生涯 〈 第二部 イエスの教え 〉 ■第四章……イエスの神・アッバ(父よ) ■第五章……神の国・永遠の生命 ■第六章……キリストの生命体[からだ] ■第七章……悲愛(アガペー) ■第八章……幼子の心・無心 ■第九章 悲愛の突入 ■あとがき 『日本とイエスの顔』をふりかえって ■[増補]遠藤さんのこと ■解説──語られざる神学を求めて……若松英輔
  • 完訳 論語
    4.5
    「仁」とは誠実な思いやり,人間愛──.のびやかにして剛毅,おおらかな楽観主義と陽性の健やかさに満ちた,人間・孔子.はつらつと弟子たちと語り合い,学問や音楽を心から愛し,どんな不遇のどん底でもユーモアを失わずに生きぬいた,力強い「肯定の思想」とは.今こそ新鮮な大古典の魅力を存分に味わえる,必携の一冊.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 近代日本の政治と人間
    値引きあり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 丸山眞男に師事した著者の専門分野である近代日本政治思想史についての著作である。特に近世国学から明治期における政治思想と人間観について論じる。 【目次より】 一 明治思想における政治と人間 二 啓蒙期知識人の役割 三 加藤弘之の転向 四 明治前期の保守主義思想 五 「民本主義」の構造と機能 吉野作造を中心として 六 大山郁夫の政治思想 大正デモクラシー期における思想と言論 七 国民的使命観の歴史的変遷 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 神の亡霊 近代という物語
    4.7
    責任ある主体として語りふるまう我々の近代は、なぜ殺したはずの神の輪郭をいつまでも経巡るか。臓器の所有、性のタブー、死まで縦横に論じ反響を呼んだ小会PR誌『UP』連載に、著者の思考の軌跡をふんだんに注として加筆した渾身の論考。すべてが混沌とする現代の問題に、自分で思考することを試みる。 【本書「はじめに」より】 神は死んだ。世界は人間自身が作っていると私たちは知り、世界は無根拠だと気づいてしまった。もはや、どこまで掘り下げても制度や秩序の正当化はできない。底なし沼だ。幾何学を考えるとよい。出発点をなす公理の正しさは証明できない。公理は信じられる他ない。どこかで思考を停止させ、有無を言わせぬ絶対零度の地平を近代以前には神が保証していた。だが、神はもういない。 進歩したとか新しいという意味で近代という表現は理解されやすい。だが、近代は古代や中世より進んだ時代でなく、ある特殊な思考枠である。科学という言葉も同様だ。科学的に証明されたと述べる時、迷信ではなく、真理だと了解する。しかし科学とは、ある特殊な知識体系であり、宗教や迷信あるいはイデオロギーと同じように社会的に生み出され、固有の機能を持つ認識枠である。科学的真理とは、科学のアプローチにとっての真理を意味するにすぎない。 人間はブラック・ボックスを次々とこじ開け、中に入る。だが、マトリョーシカ人形のように内部には他のブラック・ボックスがまた潜んでいる。「分割できないもの」を意味するギリシア語アトモスに由来する原子も今や最小の粒子でなくなった。より小さな単位に分解され、新しい素粒子が発見され続ける。いつか究極の単位に行き着くかどうかさえ不明だ。 内部探索を続けても最終原因には行き着けない。そこで人間が考え出したのは、最後の扉を開けた時、内部ではなく、外部につながっているという逆転の位相幾何学だった。この代表が神である。手を延ばしても届かない究極の原因と根拠がそこにある。正しさを証明する必要もなければ、疑うことさえ許されない外部が世界の把握を保証するというレトリックである。そして、神の死によって成立した近代でも、社会秩序を根拠づける外部は生み出され続ける。 このテーゼが本書の通奏低音をなす。虚構なき世界に人間は生きられない。自由・平等・人権・正義・普遍・合理性・真理……、近代を象徴するキーワードの背後に神の亡霊が漂う。表玄関に陣取る近代が経糸を紡ぐ。その間を神の亡霊が行きつ戻りつ、緯糸のモチーフを描く。 【主要目次】 はじめに 序 近代という社会装置 第1回 死の現象学 第2回 臓器移植と社会契約論 第3回 パンドラの箱を開けた近代 第4回 普遍的価値と相対主義 第5回 「べき論」の正体 第6回 近代の原罪 第7回 悟りの位相幾何学 第8回 開かれた社会の条件 第9回 堕胎に反対する本当の理由 第10回 自由・平等・友愛 第11回 主体と内部神話 最終回 真理という虚構 あとがき
  • 応答、しつづけよ。
    5.0
    〈世界と向き合い、「つくる」ために〉 人類学とアートの刺激的な出会い。 --------- 現代の人類学を牽引する思想家が随筆、批評、寓話、詩などさまざまな形式を駆使して、アート、建築、デザインを論じる。 火、樹木、山、飛行、地面、時間、石、絶滅、線、糸、言葉、手書き、頭字語、色……創造と想像を刺激する思考の集成。 訳者・奥野克巳による詳細な解説を付す。 --------- 【目次】 ◆序と謝辞 ◆招待 森の話  ■はじめに  ■北カレリアのあるところで……  ■真っ暗闇と炎の光  ■樹木存在の影の中で  ■Ta, Da, Ça, ! 吐き、登り、舞い上がって、落ちる  ■はじめに  ■泡立った馬の唾液  ■登山家の嘆き  ■飛行について  ■雪の音 地面に逃げ込む  ■はじめに  ■じゃんけん  ■空へ(アド・コエルム)  ■私たちは浮いているのか?  ■シェルター  ■時間をつぶす 地球の年齢  ■はじめに  ■幸運の諸元素  ■ある石の一生  ■桟橋  ■絶滅について  ■自己強化ための三つの短い寓話 線、折り目、糸  ■はじめに  ■風景の中の線  ■チョークラインと影  ■折り目  ■糸を散歩させる  ■文字線と打ち消し線 言葉への愛のために  ■はじめに  ■世界と出会うための言葉  ■手書きを守るために  ■投げ合いと言葉嫌い  ■冷たい青い鋼鉄 ◆またね ◆原注 ◆訳者解説
  • アディクション・サイコロジー 依存・嗜癖問題からみた人間の本質
    5.0
    アルコールや薬物の依存・嗜癖の問題は多様化・蔓延化しており、ギャンブルやゲームなど、薬物によらない嗜癖の問題も顕在化するにつれて、心理職の関与も大きくなった。加えて、急速な高齢化の進行や職域でのストレス増大など、メンタルヘルスの危機は高まり、依存・嗜癖問題の拡大が懸念される。従来のように違法薬物の使用を規制し、規範意識を高めるだけではこうした問題には対応できず、問題の背景にある「人間の姿」を理解することがますます重要になった。  本書は、個別の検査法や治療・介入技法の解説には重点を置かず、人間の了解的な理解を試みる心理学の原点に立ち返って、依存・嗜癖(アディクション)問題とどのように向き合うかを考える。実験心理学、神経科学、薬理学を専門とする著者が、アディクションへのひとつの試論を、軽妙な語り口で臨床・支援の現場に投げかける力作。
  • 消費者心理学のための統計学[心理学のための統計学8] 市場調査と新商品開発
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、消費者の意思決定という点に着目し、「液晶テレビの商品選択」というテーマのもと、消費者行動の分析や、マーケティングリサーチなどで用いられる統計解析手法を解説する。分析事例はすべて生のデータを用いている。そのため、リアルなデータ分析を体験できると同時に、実際に調査研究を行う際に、どのように項目を作り、どのような形式のデータを収集すればよいのかもわかる。
  • 宗教とその真理
    -
    日本精神史の埋もれた鉱脈を掘り起こす新シリーズ〈叡知の書棚〉刊行スタート! ---------------------- 柳にとって重要だったのは、美は、人間を救い得るかということだった──若松英輔 明治・大正・昭和を生きた民藝運動の父。 その初期代表作を現代仮名遣いで復刊。 ---------------------- 神秘思想への考察を深めたのち民藝運動を立ち上げた知の巨人、柳宗悦による記念碑的な宗教哲学書。 「美の宗教」という独自の世界観を開陳した歴史的作品にして、雑誌「白樺」での西洋文化研究を昇華させた知と美の結晶。 ---------------------- 『宗教とその真理』と民藝運動のあいだには溝が存在しない。 むしろ、民藝の発見は、飽くなき宗教哲学の探究の先に訪れた美の花だったのである。 柳は宗教哲学者として出発しただけではない。彼自身の自覚においては、民藝運動もまた、宗教哲学者としての実践にほかならなかった。柳にとって重要だったのは、民藝における美が、どのように人を癒し、慰めるかではなかった。美は、人間を救い得るかということだった。──「解説」より
  • 神秘家と神秘思想
    値引きあり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 西洋のゲーテの神秘思想から、中国の老子、インドの『ギーター』、仏陀の『スッタニパータ』を読み解き、古今東西の神秘思想を読解する。 【目次より】 献呈のことば 目次 第一章 ゲーテにおける神秘主義の近代的メタモルフォーゼ(変形) 序論 一 ゲーテ自身が語っている彼の神秘の体験について(『詩と真実』より) 二 ゲーテに現われた神秘主義の諸相 三 ゲーテによる神秘主義の近代化 四 成長する生命の樹 変身変化の術 五 ゲーテの芸術の秘密と言葉の不思議について 六 青春回帰と根源復帰の秘密について 七 女人神秘主義 八 神秘劇(ミステリウム)としての『ファウスト』 第二章 神秘主義者としての老子の新解釈 序論 一 老子が神秘家であることの証明 二 東洋的神秘主義における意識の下降性 三 神秘主義と政治 四 政治における道の効用と無の展開 五 老子の人物像 第三章 ヒマラヤの声 「バガヴァッド・ギーター」制作の秘密とその現代的意義 序論 一 アルジュナの存在状況と精神構造 二 声(幻聴)の問題 三 「ギーター」における神秘主義 四 「ギーター」に現われた神 五 「ギーター」において現代に生きるもの 第四章 仏陀の悟りと神秘主義 『スッタニパータ』を中心として 一 再び生れてこないために 二 仏教における純内面主義の神秘道 三 清浄行 四 慈悲行 五 不可知論的神秘主義(立場なき立場) 六 滅(時間停止) 七 仏教的聖の形成(歴史的仏陀の神秘的変容) むすび 一 定義 二 形態学 三 近代神秘主義における冒険性と実験精神 四 カオスとポラリティの近代的性格 五 神秘主義におけるモダニズムの問題 六 現代における神秘主義の機能 未来へのプレリュード 後記 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 山縣 三千雄 1914年生まれ。東京大学卒業。著書に、『アメリカ文明  そのグローバル化』『モンテスキューの政治・法思想』『塔と人間』『シェイクスピア 透明人間と鏡の世界』『神秘家と神秘思想』『日本人と思想』『ダンテ 創造と人間形成』『人間 幻像と世界』などがある。
  • エコロジー社会主義 気候破局へのラディカルな挑戦
    5.0
    生産システムの集団的・民主的再組織化だけが、真に社会的な欲求を充足し、労働時間を短縮し、不要で危険な生産を規制し、化石燃料を太陽エネルギーで置き換えることができる。こうしたことすべては、資本主義的所有の根底に手をつけること、無料のサービスと公共部門を根本的に拡大することを意味する。つまり一言で言えば、民主的でエコ社会主義的な計画を意味するのである。(序章より)
  • 加害者臨床を学ぶ 司法・犯罪心理学現場の実践ノート
    -
    「罪を犯した人、非行に走った人を助ける仕事というものは、市民としての善意と専門家としての倫理観や技能に依って立つものであり、正しく善く、人の役に立つ愛他的な行為である――これは、どこまで本当だろうか」 逸脱と不適応から帰結した罪を見つめようとする加害者たち、みずからの価値観を問い返しつつ彼らと対話する臨床家、仲間との対話・多職種との協働・スーパーヴィジョンを通じてポジションを相互検証する専門家集団――交差する3つの観点を手がかりに、逸脱、適応と不適応、事件と罪、加害者臨床における契約の意味、問われる援助者のポジション、仲間・異業種との連携、スーパーヴィジョンの方法論まで、加害者臨床の本質に迫る実践レポートにもとづく臨床試論。

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  • ザ・メンタルモデルワークブック
    4.7
    【「私は本当はどう生きたいのか?」】 【 多くの人の人生を変えた話題の書『ザ・メンタルモデル』 待望の実践編 】 「あなたの苦手な人はどんな人?」「イケてる自分/ダメな自分とは?」など、日常にある些細なことを素材に誰でも簡単に取り組める12のワークを進めながら、それまで知らなかった「内側にある様々な自己」に出会い、自己理解を深めていくワークブック。 自分にダメ出しをしたり、自分を裁くのではなく、自分の中にただ「何があるのか」をあるがまま見つめていく方法を体得していきます。 様々な身体感覚や感情が湧いてくる自分の内側に意識を向けて感じ取る力を磨くことで、「私は何を満たしたいのか? 何を求めているのか?」に明確になり、自分の人生においてより明確な羅針盤を持てるようになるでしょう。 内側から湧き起こる願いにつながり、自然体で自分らしく命と調和して生きたい、と願うすべての人に贈る、待望のワークブックです。 【「はじめに」より】由佐美加子 このワークブックは、情報の提供ではなく、自分の内側の無自覚なものに光をあて、ありのままを観てみる、そして感じてみる、という体験ができるように構成されています。 本を読み、知識を得たり、概念を理解しても、意識の変容は起こりません。 体験を通して実感することで気づきが起こり、それによって、自身の内なる真実につながることができる。これが目の前にある世界に起きることや体験の認知そのものの変化につながる、意識変容の本質です。 このワークブックは、数々のワークを通じて、自分を見つめる内省的な体験を通して、自分の潜在意識に眠っている真実を「思い出す」ことを意図しています。 「自分を観る」という言葉は、とかく何か深刻で重苦しい感じがするものです。 あるがままの自分を見つめるという行為は、自分を責める反省とは違い、本当は人間にとって自然な行為であること、そしてこの内省を通して知らなかった自分と出逢い、自分に深くつながっていく感覚は何にも代えがたい充足を人生にもたらしてくれるものだ、ということを、一人でも多くの人に体験していただきたいと思っています。 【もくじ】 ●1章 自己分離の構造 ●2章 ダメな私の実体 ●3章 世界に対する私の信念 ●4章 他者分離の本質 ●5章 反応の構造 ●6章 内省と自己探求 ●7章 自己共感 ●8章 不快な感情の扱い方 ●9章 怖れの扱い方 ●10章 男性性と女性性の原理 ●11章 3つの自己の統合 ●12章 生存適合OSとメンタルモデル コラム 感じることでメンタルモデルを解除する
  • 感じる脳―――情動と感情の脳科学 よみがえるスピノザ
    4.2
    米国の著名な脳科学者である著者が、多くの脳障害・損傷患者の研究から導き出したのが、身体反応(=情動)を脳が受け取り感情を生みだすという考えです。これとほぼ同じ考えを持っていたのが、哲学者・スピノザでした。本書は最新の脳研究とスピノザの哲学的思考がどのようにリンクし、同一の考え方に至ったのかを説いた一冊です。
  • 言語隠喩論
    -
    言語における隠喩的本質とはどういうものか。さまざまな哲学的・思想的知見を渉猟するなかから、詩人でもある著者が詩の実践をとおして言語の創造的本質である隠喩性を明らかにする。これまでのどんな隠喩論とも詩的言語の研究とも異なる、詩の創造的瞬間の現場への考察から言語そのものの構造をとらえようとする、これまで世界の誰も試みたことのない詩人による実践的言語論。藤井貞和氏も推奨の力作評論。
  • キャリアカウンセラーのためのスーパービジョン 経験代謝理論によるカウンセリング実践ガイド
    5.0
    経験から学ぶ構造を理論化した「経験代謝理論」をもとに,キャリアカウンセリングにおけるカウンセラー自身の「自己概念の成長」,さらにはカウンセラー自らが自らのカウンセリングをマネジメントする「セルフスタディスーパービジョン(S-SV)」を解説。詳細な逐語録からなる事例研究には演習やエクササイズが用意され,設問に答えながら事例を読むことで,自分を振り返るスキルがみるみる身についていく。キャリアカウンセラー必携の実践ガイドブック。

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  • あなたのカウンセリングがみるみる変わる!感情を癒す実践メソッド
    -
    ダイアナ・フォーシャ(AEDP創始者)推薦! 「なぜ人間関係と感情を育むのは難しいのか? クライエント中心主義は誤解されている? 愛着体験は依存だろうか? 感情を恐れているのは一体誰なのか?」――カウンセラーなら誰もが一度は抱くこれらの疑問にお答えします! 感情理論、愛着理論、トランスフォーマンス理論をベースとするAEDP(Accelerated Experiential Dynamic Psychotherapy:加速化体験力動療法)、なかでもカウンセリングスキルの基本中の基本ながらあまり知られていない、クライエントの感情やカウンセラーとの関係の「トラッキング(追跡=探索=分析)」にフォーカス。逐語録として登場する豊富な事例はセッションの実際を生き生きと伝え、まるで個人レッスンを受けるようにAEDPを学ぶことができる。今まさに変わろうとするクライエントをやさしく支える、一歩先へ進むためのカウンセリングガイド。

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  • 実践の環境倫理学
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人間こそが環境に最も大きな付加をもたらす――それ故に人間は環境に対しての責任をもっとも持たなければならず、持続可能性を追求し、最適な環境を未来世代に引き渡す義務があるともいえる。 本書は空疎な議論の開陳ではなく、身近で重要な問題を取り上げながら、環境に対する人間中心主義的態度を改め、未来世代に対しての責任を果たすべく、本書を読んでくれた人々がこれから何をすべきか何が大事かを日々、一人一人が実践できる実例を提示した。 その身近な倫理学的問題として、「クルマ」「タバコ」「肉食」がまず取り上げることができる。これらはいろいろ問題、害を指摘されながらもやめることがなかなかできない事柄である。しかし、これら身近にして重要な課題へのアプローチを変更すれば、革命的と言ってよい甚大な変化が訪れることは間違いない。肉食をやめ、タバコを吸わず、車に乗らない人生は間違いなく善い人生であり、善い社会なのである。 本書はこれら現代社会における「三悪習」を断ち切るためにいかに生きるのか、本書ではその倫理的考察を深め、未来世代に対しての責任を果たすべくライフスタイルの見直しを求める。 ベジタリアンの立場からベジタリアニズムを擁護し、ベジタリアンの倫理を主体的に論じたわが国初の著と言える。
  • 愛着障害児とのつきあい方 特別支援学校教員チームとの実践
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    「愛着障害」という言葉が,その子どもに適切な環境を与えるためにあるのではなく,その子どもにかかわることに対して防衛的に使われたり,「手がかかる」子どもというレッテルを強化するために使われるようなことがあれば,それは最も避けたいことである。 本書では,知的障害特別支援学校の現場で増えつつある愛着の問題を抱える子どもたちと,その子どもたちへの対応に苦慮する教師への介入を試みた著者が,精神分析的な理論や著者自らが作り上げた愛着障害児対応教育モデル(EMADIS)仮説を用いて当事者関係の悪循環を断ち切る方途を探る。 具体的な事例を通して描き出される子どもたちと教師たちが変化していくプロセスは,集団力動が働くあらゆる場面においても共通するものとして,臨床心理学的な介入を行う上で大いに参考になるであろう。

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  • 若者のためのコミュニケーションスキル練習帳 学生の就職支援および新入社員教育のために
    4.0
    「挨拶もできない」「人の話を聞いていない」「質問もできない」「何を言っているのかわからない」「ちょっと違う意見を言われるとすぐにつぶれる」「必要なときに相談してこない」「ミスしたときに立ち往生する」「根回しが全然わかっていない」「提案をまとめられない」「時間管理ができていない」……若者が社会に出たときに,こういった批判の声が上がることは少なくない。 本書では若者に社会人として身につけてもらいたいコミュニケーションスキルの基本を,豊富な場面設定を参照しながら1つずつわかりやすく解説している。 大学の就職支援スタッフ,学生相談をしているカウンセラー,ご家族を主な対象としながら,新入社員教育などコミュニケーションスキルを伝えるさまざまな場面でも繰り返し活用できるテキストブックである。

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  • 読書大全 世界のビジネスリーダーが読んでいる経済・哲学・歴史・科学200冊
    4.0
    ◆人類の歴史と叡智を力に変える「最強のブックガイド」◆ 「ビジネスの世界で修羅場をくぐってきた堀内さんならではの選書。 この二百冊を読めばその人の知的生産力は桁違いに高まる。」 ――山口周氏 「ビジネスは人間の営為。 本書は、その本質の追求すなわち人間の本質に近づく最高の『知の航海図』である。」 ――冨山和彦氏 「ペスト禍がニュートンに万有引力を発見させたように、 コロナ禍は堀内さんに『読書大全』を書かせた。 そう言いたくなるほどすごい本。 これはいったいなんという本でしょうか…。 普通はトレードオフになるはずの情報の「質」と「量」とが、 とんでもなく高い次元で両立していることにまず圧倒されました。 なんという濃密さ。なんという情熱。これを「偉業」と呼ばずしてなんと呼ぶのでしょう! 」 ――孫泰蔵氏 重大な選択を迫られたとき、危機的な状況に陥ったとき、 人生の岐路に立たされたとき……真の読書体験が、 正解のない問いに答えるための「一筋の光明」となる。
  • 性の歴史I 知への意志
    4.3
    一つの社会は、権力、快楽、知の関係をいかに構成し、成立させているか。古代ギリシャ・ローマから現代まで、性の諸相を社会的、医学的、宗教的に論述する。
  • 信頼の構造
    4.1
    信頼と裏切りの起源とメカニズムを、進化ゲーム論と実験データからみごとに解明し、日本が従来の集団主義社会を脱し、他者一般に対する信頼で成り立つ開かれた社会を形成することの大切さを説く。 日経・経済図書文化賞受賞
  • イエスの意味はイエス、それから…
    4.0
    #MeToo運動が起きたことで、いろいろなことが明らかになった。個人的な出来事だとされてきたことが、そうではなかったことがわかった。暴力と見なされていなかったことが暴力だと認識されるようになってきた。セクハラを受けた側が居場所を失い、声を上げたことで社会の期待を裏切る存在となる。加害者の言うことが信用され、被害者の言うことは思い込みとされる。この論理のすり替えはなぜ起きるのだろう。著者エムケは系統だって論じるのではなく、つぶやくように、自問自答するように、暴力とそれが見過ごされるメカニズムを掘り下げていく。子供の頃に言われた言葉、職場での出来事、友人の家で起きたこと……違和感とともに記憶の彼方にあった出来事の意味が明らかになっていく。私たちは、そう思わされているように、無力でも孤立してもいない。暴力を支える仕組みを問い直し、私たちのものの見方、言葉、イメージ、その共有のしかたをひとつひとつ考え、小さな声で世界を変えていく一冊。
  • 近代の虚妄―現代文明論序説
    3.5
    「ポピュリズム」「ニヒリズム」に象徴される近代の危機を乗り越えられる思想はあるのか。 「グローバリズム」と対峙するアフターコロナの価値観とはなにか。 西洋近代の限界を縦横無尽に論じ、日本思想の可能性を探る。 「当代随一の思想家」による「近代論」の集大成であり、「知の巨人」が新境地を開拓する主著。 トランプに象徴されるポピュリズム現象。 しかしこれは今に始まったことではない。すでに1930年代のナチス台頭から始まっていたことだ。 その原動力となったのは「ニヒリズム」。何も信じられない事態に絶望し、疲れきったため、その時々の状況に身を任せ、流れるように生きるという態度である。 これが後にユダヤ人大虐殺の「ホロコースト」につながっていった。 現在、先進各国を覆い尽くしているのも、こうした「近代の病」であるニヒリズムである。 近代のこのような虚妄≒ニヒリズムを乗り越えることは可能なのか。 その可能性として日本思想、とりわけ西田幾多郎「無の思想」などに象徴される京都学派に再び光を当てつつ、西洋近代思想と比較分析。 その現代的価値を問い直す。
  • ひと目でわかる 心のしくみとはたらき図鑑
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 心の病を支援する臨床心理学をはじめ、身近な人間関係から学校、職場、地域社会、産業・文化など、心理学の関わる広大な領域を、カラフルなイラストと簡潔な解説でやさしく学べるビジュアル図鑑。心理学の概観から始め、さまざまな心の病とその治療法を解説し、さらには実生活の中での応用を見てゆく。これから心理学を学ぼうとする人たちだけでなく、不可思議な心のしくみに関心のある一般の人たちにも、ぜひお薦めしたい一冊。 [本書の特徴] ●精神疾患を幅広く個別に解説 疾患の分類・診断を概観し、個々の疾患については、症状や診断の仕方、治療法など、押さえておくべきポイントをわかりやすく簡潔に解説。 ●さまざまな治療法の紹介 現在、治療の現場で用いられているさまざまな考え方や方法、技法を紹介。治療の枠組みの違いがよくわかり、1人ひとりの疾患に合った治療法を探せる。 ●心理学の広大な領域を網羅 臨床心理学だけでなく、恋愛関係など身近な人間関係をはじめ、学校、職場、地域社会、産業・文化に至るまで、心理学が応用されている領域を幅広く取り上げている。 ●理解を助けるカラフルなイラスト シンプルなイラストを用いて要点がうまく整理されているため、記憶に残りやすく、興味や関心が持続し、楽しみながら学習できる。 ●必要な情報がコンパクトに 1つのテーマが1ページか見開き(2ページ)にわかりやすくまとまっており、短時間で、必要な知識が網羅的に学べる。
  • 感情や行動をコントロールできない子どもの理解と支援 児童自立支援施設の実践モデル
    -
    実践・研究・教育の循環的な取り組みを学ぶ。情緒や行動上の問題を示す子どもの内面と、その家族や地域を包括する社会のシステムや制度に働きかける理論と実践を紹介。
  • 社会心理学のための統計学
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 自尊心、対人魅力、関係へのコミットメントなど、学生に学んでほしい社会心理学理論や概念をジャーナル論文に似せたストーリーに盛り込み、各種分析法を解説。統計手法は特定のソフトウェアに限定せずに解説しているので、汎用性の高い教材となっている。
  • Q&Aで学ぶ 遊戯療法と親面接の考え方・進め方
    -
    遊戯療法と親面接は並行して行われることが多く、両者は複雑に絡み合っている。本書は実際問題に焦点を当て、退室しぶり、ズル、親からの要求、セラピスト間の不一致など、現場で起こる具体的な問題を200のQ&Aにまとめて詳しく解説。「唯一の正しい答え」として提示するのではなく、いくつかの可能性に触れながら、クライエントへの受け答えの例を豊富に示す。考え方・進め方に悩む初心セラピスト必読の書。
  • はじめてまなぶ行動療法
    4.3
    行動科学研究から臨床応用まで,心理臨床の歴史そのものと呼ぶにふさわしいほど長い歴史と蓄積をもつ行動療法。「パブロフの犬」の実験から認知行動療法,臨床行動分析,DBT,ACT,マインドフルネスまで,行動療法の基礎と最新のムーブメントをていねいに解説する研究者・実践家必読の行動療法入門ガイド。

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  • 心理職のためのエビデンス・ベイスト・プラクティス入門 エビデンスを「まなぶ」「つくる」「つかう」
    5.0
    「エビデンスで人の心はわからない?」「統計的エビデンスは少数者を切り捨てる?」「エビデンスで治療は画一化する?」――エビデンスをめぐる誤解と迷信を、これ一冊で一挙解決!「そのセラピーが効く理由」をクライエント=患者に説明しながら心理臨床を実践するための、エビデンス活用ポケットガイド。

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  • からだの痛みを和らげるマインドフルネス 充実した生活を取り戻す8週間のプログラム
    -
    ※電子書籍版には、付属CDはありません。ご希望の方は、紙書籍版をお求めください。痛みを増幅させていたのは、痛みに抵抗する「心の働き」だった――。慢性痛を引き起こすメカニズムを学びながら、この「心の働き」を変えていくためのマインドフルネス瞑想を実践する。1回10分程度の瞑想を1日2回、8週間続けるプログラムで、慢性痛の苦しみやストレスに自分で対処できる方法を身につける。効果的に取り組める瞑想のガイダンスCD付き。からだへの負担の少ない姿勢や動きも図解で詳しく紹介する。
  • 七十人訳ギリシア語聖書 I 創世記
    -
    1~5巻3,080円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 現存する最古の聖書原本のひとつ、古代キリスト教世界の欽定訳聖書を、権威ある「ゲッティンゲン版」を底本として本邦初訳。本巻には、創世記の第1章「神、天地をつくる」から第50章「ヨセフの死」までを収録。
  • 共感と自己愛の心理臨床 コフート理論から現代自己心理学まで
    -
    「共感と自己愛の精神分析」とも言えるコフートや現代自己心理学派の理論は、自己愛の傷つきに苦しむ現代のクライエントの心理的援助にどのような有効性を持つのか。コフートのオリジナルな概念のほか、心理療法の基本に関わる土居健郎、ロジャース、ユングらの視点、さらにはコフート以降の現代自己心理学派や間主観性理論など精神分析の最新理論の臨床的意義を、著者自身の豊富な事例と照らし合わせながら考察していく。
  • こころ学への挑戦
    -
    こころは人間にとってかけがえのないものだが、そのはたらきの不全・不調は多くの困難な事態を引きおこす。京都大学こころの未来研究センターは、心理学、宗教学、神経生理学など異なる学問領域の研究者が集い、こころに関する学際的、統合的研究を行って、その成果を広く社会に発信してゆく、他に類をみない研究組織。本書は、同センターが創設以来取り組んできた「こころ学」の集大成である。こころはどこまで解明されたのか。
  • ビジュアル 新生バチカン 教皇フランシスコの挑戦
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 バチカンの改革を主導する教皇フランシスコの素顔に、撮り下ろし写真で迫る! ナショジオ本誌2015年8月号カバー特集「バチカンは変わるのか? ローマ教皇の挑戦」取材時の撮り下ろし写真に、教皇の言葉を添えて、新生バチカンを目指す教皇の知られざる素顔を明らかにする貴重なビジュアル書籍。 文=ロバート・ドレイパー ナショジオ本誌、「ザ・ニューヨーク・タイムズ・マガジン」「GQ」などで活躍するライター。著書に『ローリング・ストーン風雲録 アメリカ最高のロック・マガジンと若者文化の軌跡』(早川書房)、『ハドリアヌスの長城』(文春文庫)、『Dead Certain: The Presidency of George W. Bush』(未邦訳)、『Do Not Ask What Good We Do: Inside the U.S. House of Representatives』(未邦訳)など。 写真=デイブ・ヨダー ミラノとローマを拠点とする写真家。
  • ウィニコットがひらく豊かな心理臨床
    3.0
    ウィニコットの心理臨床論を解き明かしながら、著者本人の臨床家としての軌跡を総括する意欲的な試み。発達障がいの問題を「関係性」の観点から捉え直すなど独自の新しい考察を披露するとともに、ほどよい関係性に基づく豊かな生き方を探求する。
  • 読解レヴィ=ストロース
    -
    現代思想に一撃を与えたレヴィ=ストロースの思想を私たちはどのように受容し、解釈し、援用したのか。導入期から拡散期、そして新しい読解期である現在までの重要論文で思想の核心を提示し、影響の過程や格闘の軌跡を追体験する。

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  • 現代フェミニズムのエシックス
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本軍性奴隷制を裁く「女性国際戦犯法廷」の意義とアクティビスト松井やよりの思想性を振り返り、再評価する。「法廷」を経て今後より明確に把握されるべきマイノリティなどの視点をふまえながら、現代のフェミニスト・エシックスの可能的地平を切り開く。

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  • 脱暴力へのマトリックス
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 暴力をどのように引き受け、その連鎖を断ち切るのか。南京・台湾・群島・ヴェトナム・沖縄の「暴力の表象/表象の暴力」の痕跡をたどり、戦争が跳梁するこの時代にジェンダーやフェミニズムの視点から暴力の循環を断つための実践的可能性を展望する。

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  • 戦後思想のポリティクス
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 既成の戦後論/民主論/占領論は何を語らないのか──。いま・ここの構造的暴力に抗うために、敗戦後という時空間、ジェンダーというまなざし、東アジアという問題領域を照射し「戦後」を歴史化して、戦後思想の政治性を射抜くフェミニズム文化批評。

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  • ニーチェの遠近法
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ニーチェが残した無数のアフォリズム──この独特の表現形式の意味と言語的可能性を模索し、伝統的哲学とは異なる「認識」と「遠近法」を求めた哲学者の横顔を浮き彫りにする。ニーチェ哲学の内容と形式を問い直した創意あふれる論考。

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  • 話の聴き方からみた軽度発達障害 対話的心理療法の可能性
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 発達障害の人は社会や他者をどのように受けとめているのか? 対話という切り口から発達障害に光を当てた本書は、教育、相談機関などにおける支援にも実践的に役立つ。
  • 箱庭療法の心層 内的交流に迫る
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 箱庭療法が日本に導入されて40余年。その領域は心理臨床に留まらず、医療・教育・福祉にまで広がっている。しかし箱庭療法による治療と基礎的研究の間には依然ギャップがある。本書は箱庭制作者と面接者との関係性に焦点を当て、制作者側の内的体験を検討する。さらに箱庭(砂箱)そのものについても主観的体験や臨床事例を通して検討していき、箱庭制作者と面接者、そして箱庭の三者関係から、箱庭療法の治療的要因に迫る。
  • さまよえる狂気
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 心理学は内面と外とのズレから、精神医学は脳と行動の異常から「狂い」を探るが、本書では「狂うこと」の本質を、人が人たる所以に見て、迷路から逃れ出ることのできぬ様を真正面からとらえようと試みる。《精神学》と銘打った全く新しいアプローチは、人間の物語性を、おとぎ話やマンガ、TVドラマや映画から取材して、正気と狂気の境を縦横にさまよい巡る。なかでも《異形の英雄》論はユング派の著者「構想十年」の深奥の力作!
  • 現代人に語る聖書 POD版
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 牧師であり海外留学を経て宮城学院女子大学教授となった著者は、信仰と学識を踏まえて多くのキリスト教関連の著書を上梓している。本書は、聖書に軽い興味を持っている程度の人に向けて、読みやすく書かれた入門書。
  • 死の衝動と不死の欲望 脳死・自殺・臨死の思想
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 身体を機械化し、死を真空化する近代医療の彼方にあるものは何か? 東洋医学・心理学・哲学の知見を交差させ、自殺の心理と死の瞬間の意識を照射し、死の意味を解読する。死と生の欲望に引き裂かれた人間存在の限界についての考察。

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  • フィヒテ討究
    値引きあり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 知識の根本原理を解明しようとする形而上学である「知識学」を提唱したフィヒテの思想の全貌を詳細に解明しようとするものである。 【目次】 序章 第一章 フィヒテの言語哲学 第二章 根源的実在性と知 第三章 現象としての主体性とその射程 第四章 フィヒテの神と闇 附論 自己存在の探究と知の地平 第一節 己事究明としての「知識学」 第二節 キリスト教と仏教とにおける自己の根底 第三節 超越者と解釈 註 あとがき 引用および参考文献 索引(人名・事項) ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • ドイツ神秘主義叢書12:キリスト教についての対話
    値引きあり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 16世紀ドイツの二人のキリスト教神秘主義者による。「聴聞者」「説教者」「死」の三者による対話形式で、真のキリスト教とはを問う。 【目次】 凡例 ヴァレンティン・ヴァイゲル「キリスト教についての対話」(全訳) 登場人物一覧/詳細標題 序章 この世における三人の最も主要な人物についての説明。 第一章 聴聞者は、キリストにより神と本質的に合一されていることを喜ぶが、説教者はこれを迷誤と認め、非難した。 第二章 聴聞者は説教者と、義の帰負の正しい意味について、またいかにしてすべて説教することは、塗油すなわち内的な言葉ないし聴受なしでは無駄であるかについて討論するが、説教者は、それも狂信、と手厳しく批判する。 第三章 キリストの死はわれわれの生である故、われわれにおけるキリストの死によって肉を殺すことが、不可欠であること。説教者はしかし、帰された義によることなく、外からのキリストの死に甘んじる。 第四章 ここに死が、聴聞者の見解と教説を正しいと保証する。それによって説教者は、内的な言葉ないし聴受の否定から生じる甚大な損害を、納得させられる。 第五章 ここでは今一度、死、説教者および聴聞者が語り合い、そして神の人間における必然的な本質的内住は、異端的でも、オジアンダー的でもなく、使徒的であり、預言者的であることが、証明される。 第六章 いかにして、十字架ないしキリストの受難と死が、すべての人びとにおいて空虚にされ否定されるかということ、および十字架につけられた方・キリストを誰一人として説教壇から説教していないということ。その原因となっているのは、外から帰された義である。 第七章 説教者は懺悔告白して亡くなる。聴聞者の弟たち、すなわちヨハネスとパウルスは、説教者が、その自分の純粋な教説を固守しているが無駄であったということと、死に往く者は誰でも、三つのことを放棄しなければならないことを、認める。 第八章 聴聞者は、牧師も立ち会わず、懴悔告白も罪の赦しも礼典もなく死去し、野原に埋葬されるが、彼の弟たち、ヨハネスとパウルスはそのことを大変ひどく悲しむ。死は彼らを慰める。 第九章 説教者が野原で、この弟たちに姿を現わし、死と並んで、自分は暗闇のなかにいるが、聴聞者の方は光のなかにいる、と証言する。また、あの世がこの世のなかにいかにしてあるか、あの世についての報告もなされる。 付録 「対話の著者から読者へ」 「すべての生けるものの結末である死より、すべてのものへ」「師父たちの伝記から 死は甘美な眠りであること」 原・編者註 訳者註(本文に関する/原・編者註に関する) ヨハン・アルント「真のキリスト教について」(抄訳) 〔一部割愛〕 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • ドイツ神秘主義叢書9:ベーメ小論集
    値引きあり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 汎智学の神秘、神智学の六つのポイントなどの諸論攷を収録。ヤーコプ・ベーメの全著述の中から、思想的に重要かつ特徴的と思われる比較的小さな部分を選び出し、彼の思想の輪郭と特質を浮かび上がらせた。 【目次】 凡例 I 汎智学の神秘 第一のテクスト 第二のテクスト 第三のテクスト 第四のテクスト 第五のテクスト 第六のテクスト 第七のテクスト 第八のテクスト 第九のテクスト 神智学の六つのポイント 読者に向けての著者の序文 第一のポイント 第二のポイント 第三のポイント 第四のポイント 第五のポイント 第六のポイント 神秘学の六つのポイント、ないしその短い説明 序言 第一のポイント 第二のポイント 第三のポイント 第四のポイント 第五のポイント 第六のポイント II 恩寵の選び〔部分訳〕 読者への著者の序言 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 キリストへの道〔抄訳〕 第三の書 不動心、あるいは真の放下について 第五の書 精神的生、あるいは超感性的な生について 第六の書 神の観照、あるいは神的観照の高貴なる門 訳註 解説 後記 文献目録 索引(用語・原語) ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • シュメールの宇宙から飛来した神々(2) 宇宙船基地はこうして地球に作られた
    -
    ピラミッドは誘導灯・着陸基点、スフィンクスは地下基地・通信センターへの水先案内、 エルサレムは宇宙管制センター、アララト山は着陸用グリッド……すべては神々(宇宙人)の往来のためだけに作られていた!シナイ半島に実在した古代宇宙船基地のネットワーク、その実態を詳細に明らかにした驚天動地の世界的大ベストセラー「Stairway to Heaven」を完全邦訳! 科学・歴史考古学・言語学等のアカデミズムから宗教界に至るまで、各分野を超越して大論争(称賛、嫌悪、無視…)を巻き起こした禁断の代表作・世界的大ベストセラー群6作品が「シュメールの宇宙から飛来した神々」シリーズで完全復刻!本書はその記念すべき第2弾(2010年8月、徳間書店で刊行された『神々・創造主の正体 アヌンナキという宇宙人』の完全新装版になります)。シリーズ第1弾は『地球人類を誕生させた遺伝子超実験』The 12th Planetで好評発売中――。 シュメール語を解読できる世界で数少ない学者の一人、著者ゼカリア・シッチン。膨大なシュメール、メソポタミアの粘土板等に刻まれた古文書を科学解析し、有史以前の人類やシュメールと四大文明勃興へと連なる謎を次々と明らかにしていった。そこで浮かび上がった衝撃の真実の数々とは……!? 約45万年前、太陽系第12惑星ニビルより地球に飛来した巨大な神々=古代宇宙飛行士ネフィリム/アヌンナキ。その最も重要な目的は、ニビルの環境維持のために金(ゴールド)が必要不可欠になったこと。彼らは資源豊富な地球で採鉱を始めたが、ライフサイクルのペースはニビルに比べて速く、故郷から供給される「命の食べ物」「命の水」を摂取しなければ寿命短縮に陥ってしまう。「そうだ、生物ロボット(クローン)たちにやらせよう」……人類はこうして遺伝子操作によって奴隷として誕生した。 人類の創造主・神々の正体はネフィリム/アヌンナキ――彼らにとって、故郷との往来、自らのライフラインをつなぎながら金も搬送できる宇宙基地は、絶対になくてはならなかった――。その存在こそ不死のルート=天国へとつながる階段だったのだ! 本書はその重大なる痕跡を、「エジプト死者の書」「ファラオの来世への旅」「ピラミッド文書」「ギルガメッシュ叙事詩ギルガメッシュの旅」「アレキサンダー大王の旅」「エノクの書」等の資料から浮かび上がらせ、さらにシュメール古文献と照らし合わせながら、精緻に詳細に真実を解き明かしていく。 人類を創成したシュメール宇宙の神々――父天神アン(アヌ)、息子の地神エンリルと水神・智神エンキ、そして女神ニンフルサグ、さらに月神ナンナル、太陽神ウツ、バビロニア主神マルドゥク、金星神・愛の女神イナンナと続く……。これら神々の集団を総称して「ネフィリムまたはアヌンナキ」と呼称される。

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  • 富士山からのホ・オポノポノ
    -
    オール自動人生労働力運搬列車を降りてみよう 今も毎月60万件のアクセス、世界で1500万件超え、「Ho’oponopono Song」の作詩・作曲者が富士山から語った「ごめんなさい! 許してください! ありがとう! 愛しています!」の真髄、そしてこれからの地球という星での人の在るべき姿、生き方! 北原照久さんからの贈り物の言葉! 「見えなくとも大切なものは沢山ある。空気、心、音、運 などなど。大切なものばかりです。この本を読むとそれらが何かわかってくるから不思議です」 「富士山の麓に住んでいる瀬戸さんの頭の中をのぞいてみたい!You Can Do It! 僕には祈りのように聴こえる」

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  • レヴィナス 犠牲の身体
    値引きあり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 一人のユダヤ人哲学者として戦争と暴力の時代を生き抜いたエマニュエル・レヴィナス(1906-1995)は、戦後ヨーロッパを代表する倫理思想家として広く知られている。〈他者〉に対する「責任」と「善意」の重要性を説いた哲学者レヴィナス――だが、その思想は、けっして無害でナイーブな道徳論に埋没してしまうものではない。そこに伏在している挑発的かつ複合的な思索の可能性を読み取るべく、本書では、これまであまり語られることのなかったレヴィナスにおける「犠牲」の問題に焦点を当てる。レヴィナスがその知的源泉とした現象学的思考とユダヤ的思考、この二つの要素に鋭く目配りしつつ、一貫した身体論的精査を通じてレヴィナス思想の根本問題に迫ろうとする、新たな哲学的探究の書。 【目次より】 凡例 略号表 序論 レヴィナスの思想における暴力の問い 第一章 生成する自我 存在論から出発して 第一節 主体の誕生 第二節 糧の享受 生について 第三節 欲求の基本構造 第四節 享受の志向性から身体の問いへ 第二章 生活世界と身体 第一節 元基内存在の分析 第二節 欲求の発展形態 第三節 居住としての内部性 第四節 身体の曖昧さ 第三章 意志の冒険 第一節 言語と作品の分割 第二節 意志の二元性 作品・暴力・死をめぐる考察 第三節 裁かれる主体 第四章 近さとしての自己自身 第一節 問いの更新 第二節 存在概念の再定義 第三節 近さから強迫へ 第五章 犠牲の身体 第一節 逆行性の諸問題 第二節 顔の裸出 第三節 苦しみにおける差異 第四節 贈与された主体 第六章 責任の問題をめぐって 第一節 イサクの犠牲 諸解釈の葛藤 第二節 レヴィナス神論の概略 第三節 困難な責任 第四節 愛の宗教の挫折 第五節 有限者の無限責任 結論 あとがき 注 文献表 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 伊原木 大祐 1975年生まれ。思想研究者。京都大学准教授。京都大学法学部卒業。パリ第十大学にてDEAを取得。京都大学大学院文学研究科博士後期課程指導認定退学。京都大学博士(文学)。 著書に、『レヴィナス 犠牲の身体』、共訳書にジャン・グレーシュ『『存在と時間』講義』などがある。
  • アウグスティヌス『告白』の哲学
    値引きあり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 人間と神についての省察の記録である『告白』全十三巻を統一的に把握する道を切り開き、その全体像に迫った、わが国初の本格的研究。 【目次より】 まえがき 第一章 『告白』の主題と形式 第一節 執筆の時期と背景 第二節 主題と統一性 第三節 神との対話 第二章 不安と神探究 第一節 不安な心 第二節 『ホルテンシウス』体験 第三章 マニ教の克服 第一節 悪とは何か 第二節 信仰と理性 第四章 ミラノ体験と回心 第一節 ミラノ体験とは何か 第二節 道としてのキリスト 第三節 意志の自由と人格的統一 第五章 内面の世界 第一節 記憶論の構造 第二節 心と内 第六章 永遠と時間 第一節 時間とは何か 第二節 神のことば あとがき 註 参考文献 英文要旨 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 岡野 昌雄 1939年生まれ。哲学者。国際基督教大学名誉教授。元フェリス女学院学院長。専門は西洋古代中世哲学。国際基督教大学卒。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。文学博士。 著書に、『アウグスティヌス『告白』の哲学』『イエスはなぜわがままなのか』『信じることをためらっている人へ』 『古典解釈と人間理解』(共編著)など、 訳書に、『アウグスティヌス著作集 第7巻、第14巻』 A.H.アームストロング 『古代哲学史』(共訳)『アウグスティヌス著作集 第25巻、第26巻』(共訳)などがある。
  • シュメールの宇宙から飛来した神々1 THE 12TH PLANET 地球人類を誕生させた遺伝子超実験
    -
    古代シュメール文献に記された人類創成の神々は、太陽系第12惑星の宇宙人! そして、人類は、彼ら宇宙人のDNA操作によって創られた奴隷にすぎなかった!! 科学・歴史考古学・言語学等のアカデミズムから宗教界に至るまで、分野を超越して大論争(称賛、嫌悪、無視…)を巻き起こした驚天動地の世界的大ベストセラー群、遂に永久保存版「シュメールの宇宙から飛来した神々」シリーズで完全復刻!本書は、ゼカリア・シッチン禁断の名著、その記念すべき第1弾となる「The 12th Planet」の完訳書です。 著者ゼカリア・シッチンはシュメール語を解読できる世界で数少ない学者の一人。膨大なシュメール、メソポタミアの粘土板等に刻まれた古文書を科学解析、有史以前の人類に起きた出来事を明らかにしていった。そこで次々と浮かび上がった衝撃の真実とは……!? 古代シュメール・メソポタミア神話に登場する巨大な神々ネフィリム/アヌンナキ。彼らは、古代人の空想上の産物ではなく、公転周期3600年、太陽系未発見の第12惑星から宇宙船で地球に飛来、植民してきた実在する宇宙人だった(第12惑星は、天文学者たちが「惑星X」と名づけNASAも探索中)。遺伝子工学(DNA操作と人工授精)を駆使して、彼ら宇宙人は人類の祖先となる人工生命体アダパ(アダム)を創り出す。その目的は、重労働を負わせる奴隷にするためだった。従順な奴隷として、宇宙人に奉仕してきた人類。しかし、あるときを境に人類発展の決定的段階(=エデンの園でのアダムとイブの出来事)を迎えることになる。さらには、人類滅亡の危機、地球大洪水の試練に直面するが……緊迫した状況の中で、シュメールの神々はどのように決断し動いたのか?壮絶かつ生々しいやりとりの記録をシッチンが詳細に再現し明らかにしていく――。 人類を創成したシュメール宇宙の神々――父天神アン(アヌ)、息子の地神エンリルと水神・智神エンキ、そして女神ニンフルサグ、さらに月神ナンナル、太陽神ウツ、バビロニア主神マルドゥク、金星神・愛の女神イナンナと続く……。これら神々の集団を総称して「ネフィリムまたはアヌンナキ」と呼称される。 本書第1弾で解決される疑問点 ・ 人類はなぜ突如としてアフリカに出現したのか? ・ 時計に使われる12や1週間の7という数字はなぜ特別なのか? ・ エジプトのスフィンクスは、どうして人面と獅子のからだをもつかのか? ・ ギリシャ神話や聖書の巨人伝説はどこからきたのか? ・ 洪水伝説とノアの箱舟は実話なのか? ・ なぜ古代人は天王星、海王星、冥王星の存在を知っていたのか? ・ ギルガメッシュ叙事詩の本当の意味は何なのか? ・ なぜ3600年周期で文明の飛躍的進歩があるのか? ・ 第12惑星は本当に存在するのか? ……etc.

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  • インナーアースとテロス 空洞地球に築かれた未来文明と地底都市
    3.0
    ムー、レムリア、アトランティスの 滅びたはずのテクノロジーとスピリチュアリティの遺産すべてが 地底のインナーアースとテロスで花開いていたのです そして今、私たちの地上の文明と地底の文明(次元上昇した人々)の2つは 1つの惑星、1つの文明に向かって、ここに融合を開始しました 『[超シャンバラ]空洞地球/光の地底都市テロスからのメッセージ』『空洞地球/ポーソロゴスの図書館ミコスからのメッセージ』『ついに実現した地下存在との対話』話題を呼んだ既刊3冊を融合&進化発展させた衝撃の書、完全決定版がついに登場! 本書は シャスタ山の地下都市テロスの高僧アダマ ポーソロゴスの図書館長ミコスたちとの ライレルによるエアウェーブ通信の記録です 私たちの想念は〈光の言葉〉です それは、すべての波動、次元、時間、空間を通して、 原子より小さいレベルで私たち内部から発せられる 〈宇宙語〉なのです ですから、私たちの想念は、宇宙へと飛び出し 私たちが思い巡らすどんな相手に対しても 即座につながるのです テロスでの生活――― ・テロスでは、女性が妊娠を悟ると、すぐに神殿に行きます。そこで美しい絵画や音楽に囲まれた部屋が与えられ、彼女は美しく完璧で、やはりその子供も美しく完璧であると常に元気付けられます。こうすることで、受精細胞(受精卵)を美と光と完璧さで満たすのです。 ・私たちの世界では、誰もが水中出産をします。水中出産は親にとっても、子供にとっても、最も楽な方法だからです。 ・テロスで産まれた子供は、すぐに12組の代父母に割り当てられ、夫婦もまた2、3人の子供の代父母を務めます。 ・私たちの学校教育では算数、科学、筆記、文法、文学といったものと同様に、ダンス、スポーツ、歌、演技を学ぶことを重視しています。 ・テロスや他の地底都市においては、基本的に、人々は好きなだけ長く生きることができます。 ・テロスの人々は、ティーンエイジを通り抜けると、自らの能力を客観的に評価したうえで、自らが興味を持って行える分野の仕事を選びます。いつ、どのような形で働くかは個人の裁量に任されており、一切規制はありません。好きな時に職場に行き、どのくらいそこで働くのか、2~3日先の予定を職場の管理者に伝えればいいのです。 ・私たちの社会においては、生活必需品はすべて無料です。 ―――ピースフルな世界の真理を地底人から地上人へ伝える!

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  • 【新装版】ムーンマトリックス1ユダヤという創作・発明
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    地球の統括者ロスチャイルドでさえ、その奥にいる宇宙存在に操られている手駒に過ぎない!奴らは一体何者なのか? その宇宙的な支配の手口とは?  魔的神々の前哨基地「月」に奴らの尻尾を捕まえた! 「根源意識」に繋ぎ変えて、これ以上の未来簒奪を許すな。覚悟のある人だけが読むべき驚愕情報は、これまでのスピリチュアル&陰謀論を凌駕する新たなる〈世界観・宇宙観・人間観〉の金字塔! 内海聡(Tokyo DD Clinic 院長・NPO法人薬害研究センター理事長)推薦。 本書は2011年11月に発売された『ムーンマトリックス[覚醒編1]』『ムーンマトリックス[覚醒編2]』(ヒカルランド超ぴかぴか文庫)を合本した新装版です。

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  • 世界で一番簡単に「成功」「お金」「恋人」「幸せ」が手に入る方法
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    成功の哲学に関する書籍は多く出ていますが、知識に特化したものが多く、実践に重きをおいたものは少ないのが現状です。 しかも、その実践というのも抽象的だったり、曖昧だったりするものが多く、とても誰でも応用できるという類のものではありません。 本書は、25年近くに渡り自ら成功哲学の実践することで天国と地獄を経験した筆者の書き下ろしによる、究極までシンプル化した方法を紹介します。 その日から実施できて、すぐに効果が得られるものだけを厳選し、誰でもすぐに使える実用書です。
  • ひろさちやの生き方講座【4冊 合本版】 『諸行無常を生きる』『「善人」のやめ方』『阿呆の知恵 自分らしい人生を送るための25のヒント』『「貧乏」のすすめ』
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    「世間」が敷いたレールの上を走る日本人。そこから抜けるには善人をやめ、怠けて生きることと説く『「善人」のやめ方』をはじめ、仏教の教えや古今東西の書物から叡智を結集し、「ラクに生きるコツ」を伝授するひろさちや氏の人気新書をまとめました。 ※本電子書籍は『諸行無常を生きる』『「善人」のやめ方』『阿呆の知恵 自分らしい人生を送るための25のヒント』『「貧乏」のすすめ』を1冊にまとめた合本版です。
  • イラストで出会う 女性たちのいる美術史
    NEW
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 なぜ偉大な女性芸術家は「いなかった」のか? アルテミジア・ジェンティレスキ、マリア・ジビーラ・メーリアン、葛飾応為、ベルト・モリゾ、フリーダ・カーロ、リー・クラスナー、ルイーズ・ブルジョワ…… イラストとマンガで学ぶ、23人の語られなかった「美術の物語」。 ルネサンス、バロック、浮世絵、印象派、バウハウス、シュルレアリスム、現代美術まで── 本書は美術の歴史における重要な出来事や潮流を解説しながら、13世紀から現代にいたる23人の女性芸術家の歩みをたどり、これまでの美術史の「もう半分」とも呼べる世界を浮かび上がらせます。 「北斎の娘」とは、「マネのミューズ」とは、「ロダンの恋人」とは、「ポロック夫人」とは、誰だったのか。 男性の名前の影に隠されてきた女性たちを、ひとりの芸術家として見つめ直し、それぞれが驚くべき創造へと至った軌跡を明らかにします。 本書はまた、美術史家リンダ・ノックリンの立てた問い「なぜ偉大な女性芸術家はいなかったのか?」に対して、個々の芸術家の背景を踏まえて応答します。 女性たちを「美術の物語」から退けてきた社会の構造や制約を、フェミニズムの視点から解き明かしています。 豊富なイラストとマンガで、世代を超えて楽しめる、新しい美術史入門。 あなたの世界を広げ、知的好奇心を刺激し、ときには勇気づけてくれる一冊です。
  • 現象学ことはじめ 新装改訂版 日常に目覚めること
    3.0
    山口一郎氏は現象学の泰斗で、世界的経営学者の野中郁次郎氏(一橋大学名誉教授)との共著『直観の経営』がベストセラーとなった。また弊社からは露木恵美子氏(中央大学大学院教授)との共著・監修で『職場の現象学』及び『共に働くことの意味を問い直す』を刊行しており、そのどちらもロングセラーとなっている。 本書は現象学の入門書で、小社刊の上記2冊の元となった現象学をより深く理解できる。そもそも現象学は、私たちの日常生活を改めて問い直す哲学で、「自らのすべての心の働きのありのままに(中略)はっきりとその働き方を知り尽くす」ことを目指している。 本書は、日常生活で起こる「ことがら」から出発するということから「ことはじめ」と副題がつけられ、日常語を使ってわかりやすく議論が進められている。 現象学による考え方や生き方を身に着け、日々新たな日常を明晰に自覚するための書。

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  • 英語翻訳版「正法眼蔵」 1巻(曹洞宗宗務庁) Treasury of the True Dharma Eye Dogen’s Shobogenzo(Volume 1)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【英語翻訳版『正法眼蔵』 第1巻】曹洞宗を開かれた道元禅師の著『正法眼蔵』の英訳版です。「75巻本」(現成公案・摩訶般若波羅蜜・佛性・身心学道・即心是佛・行佛威儀・一顆明珠・心不可得・古佛心・大悟・坐禅儀・坐禅箴・海印三昧・空華・光明)。 The chapters in Volume 1 are: The Realized Koan (Genjo koan), Maha-prajna-paramita (Maka hannya haramitsu), Buddha Nature (Bussho), Studying the Way with Body and Mind (Shinjin gakudo), This Mind Itself Is the Buddha (Soku shin ze butsu), Deportment of the Practicing Buddha (Gyobutsu iigi), One Bright Pearl (Ikka myoju), The Mind Cannot Be Got (Shin fukatoku), The Old Buddha Mind (Kobutsushin), Great Awakening (Daigo), Principles of Seated Meditation (Zazen gi), Needle of Seated Meditation (Zazen shin), Ocean Seal Samadhi (Kaiin zanmai), Sky Flowers (Kuge), and Radiance (Komyo).
  • 中島孝志ベストセラー10冊セット
    値引きあり
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    中島孝志のベストセラーを10冊セットで! ゴマブックスから刊行され、多くの反響があった人気の中島孝志作品。そのベストシリーズを、なんと10冊セットでまとめて読めてしまう!扱っているジャンルは幅広く、仕事術から生活改善術、人脈の作り方、そして東アジア情勢までと多彩かつ興味を惹かれるものばかりです。どれも読み進める内に、どんどんと中島孝志ワールドへと誘ってくれるでしょう!まだ中島孝志作品が未読の方にもうってつけなセットとなっています。 目次 強運を引き寄せる! 魔法の「口ぐせ」リスト 「朝4時起き」の超習慣術 あなたの思考に革命を起こす! 「考えること」リスト さっさとやればなんでもできる! 「いい人」をやめればすべてうまくいく! 仕事で損をしないための25のルール あなたの仕事に革命を起こす!「しつもん」リスト あなたの仕事に革命を起こす!「しないことリスト」 2015年版! しないことリスト 2015年版 人脈がいっぱい! 2014年! 中国と韓国、北朝鮮の動きが15分でわかる本
  • 大正教養主義の成立と末路──近代日本の教養幻想
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 教養を積んで差別を行う――日本の教養はどう始まったのか。原典を読解、新史料を発見し、大正教養主義の成立からその末路までを解明。教養主義のリハビリテーション不可能なありさまを描きだした、教養主義の死亡診断書。
  • 内在的多様性批判――ポストモダン人類学から存在論的転回へ
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    5.0
    ★作品社公式noteで「序論」公開中→「内在的多様性批判 試し読み」で検索! 「みんなちがって、みんないい」とは、いかなることでありうるのか? 最注目の俊英による人類学的考察。 ■國分功一郎(哲学者) 「かつて、多くの者たちがその問いについて悩んでいた。だが、あきらめずに最後まで考えようとする者は少なかった。いま、あきらめずに考え続けた者たちからの贈りものがここに一冊の書物として現れる。現代の隘路から決して目をそらさなかった著者による渾身の一冊。」 ■松村圭一郎(人類学者) 「文化相対主義は、なぜ人類学のテーゼではなくなったのか? 人類の多様性という視点に潜む矛盾はどう克服できるのか? 本書は、ポストモダン人類学から存在論的転回までの歩みを独自に転回しなおすことで、人類学者自身も言語化してこなかった難問に挑む。現代人類学がたどりついた理論的地平の最前線がここにある。」  SNSを中心に多様性の尊重が規範化された現代社会で、私たちは「多様性による統治」という新たな不自由を獲得しつつある――バラバラな世界をバラバラなまま繋げるための思考はどのように可能なのだろうか?  多様性批判の学として人類学を捉え直し、二〇世紀末からポストモダン人類学にいたる軌跡をたどり、二一世紀に提唱された存在論的転回までの学問的潮流を再考したうえで、「転回」のやりなおしとして「内在的多様性批判」を提示し、私たちにとって多様性というものがいかなるものであり、いかなるものでありうるかを思考する。 「本書の目的は、二〇世紀後半から現在までの文化・社会人類学の軌跡、とりわけポストモダン人類学から存在論的転回にいたる主な人類学者の議論を、多様性についての内在的な批判として提示することである。ここで言う「批判」とは、多様性を否定して同質性に回帰することを意味するものではなく、カントが「理性」に対して、あるいはむしろニーチェが「道徳」に対して行ったように、私たちにとって「多様性」というものがいかなるものであり、いかなるものでありうるかについて思考し記述することを意味する。」――本書「序論」より 【目次】 序論 このバラバラな世界をバラバラなままつなぐために 第1章 「彼ら」の誕生 第2章 「私たち」の危機 第3章 ポストモダンを超えて――ラトゥール×ストラザーン 第4章 創作としての文化――ギアツ×ワグナー 第5章 関係としての社会――ジェル×ストラザーン 第6章 多なる自然――デスコラ×ヴィヴェイロス・デ・カストロ 第7章 「転回」をやりなおす あとがき 注/参照文献/索引 【著者プロフィール】 久保 明教 (くぼ・あきのり)(著) 1978年生まれ。一橋大学社会学研究科教授。大阪大学大学院人間科学研究科単位取得退学、博士(人間科学)。主な著書に、『現実批判の人類学――新世代のエスノグラフィへ』(世界思想社、分担執筆、2011年)、『ロボットの人類学――二〇世紀日本の機械と人間』(世界思想社、2015年)、『機械カニバリズム――人間なきあとの人類学へ』(講談社、2018年)、『ブルーノ・ラトゥールの取説――アクターネットワーク論から存在様態探求へ』(月曜社、2019年)、『「家庭料理」という戦場―――暮らしはデザインできるか?』(コトニ社、2020年)など。
  • 犯罪者が人生を物語ることの意味 犯罪心理学の臨床と研究から見えてきた立ち直りのヒント
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    犯罪者・非行少年が人生を物語る言葉、態度、プロセスなどすべてに意味がある。犯罪臨床の様々な場面において、犯罪者・非行少年に自分の過去を振り返らせ、語らせている。本書は、更生支援に携わる臨床家と研究者の双方の視点から、その目的や意義、効果などを整理し、アセスメントおよび立ち直り支援において、犯罪者・非行少年に人生を物語らせることの必要性について考察する。 犯罪臨床の中で見出された経験知と、心理学・犯罪学において長年蓄積された学術的知見の融合・発展を試みた本書には、エビデンスが重視される司法・犯罪領域の現場で生育歴を扱う意味や、より効果的な立ち直り支援方法について考えるためのヒントが散りばめられている。
  • たとえば「自由」はリバティか 西洋の基礎概念とその翻訳語をめぐる6つの講義
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    幕末から明治の初め,西洋文明を形づくる基礎的な概念が日本に入り,さまざまな試みの末に「自由」「権利」「法」「自然」「公/私」「社会」といった翻訳語が普及した.これらは,果たして原語と同じ意味だろうか.日本政治思想史の研究者が,西欧における原義を探り,翻訳語の意味との相違を明らかにする連続講義.

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  • 相手の本音を引き出す会話の正解
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    日本語版にはけんすう(古川健介)氏によるオリジナルの序文も掲載 ニューヨークタイムズ・ベストセラーの話題書、日本上陸! 「それ、こうしたらいいんじゃない?」アドバイスをしたつもりが、「共感が欲しかった」と言われてしまう。その原因は話の内容ではなく、会話の種類のズレにあった。「伝わる会話」とは何か? NASAの採用面接からSNS炎上まであらゆる会話を科学で解明。 全世界300万部突破の大ベストセラー『習慣の力』著者最新作。
  • 「主訴がない人」へのカウンセリング技術 一次予防・ゼロ次予防のための増進面接テクニック
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    従来の「心の健康の保持」中心の支援では対応しきれない、「主訴がない人」への援助方法を「増進面接」として体系化した初の実践書。学校や企業で行われる全員面接の場で出会う相談意欲のない人々とどう向き合えばよいのか。軽快な対話や適度な自己開示といった具体的なスキルを駆使し、予防的支援を実現するためのアプローチを説く。心理職のビギナーからベテランまで、臨床・教育・産業などの多領域での活用できる一冊。
  • シーア派――起源と行動原理
    4.0
    反米、反イスラエル、フーシ派、ヒズボラ…… 中東情勢の震源、国際社会の重要アクター、その〈内在的論理〉 イラン革命以降、ムスリム世界のたった一割にもかかわらず多数派スンナ派以上の組織力と完成された教義を実装。「革命の輸出」は、着実に成果を出している。 イラン一国の枠に収まらないそのグローバルな実態。特に信仰と世界観を深掘り、「何を考え」、「いかに形成され」、「他派・他宗教とどう向き合ってきたか」という問いに答える。唯一の本格的入門書。 イランは、1979年のイラン・イスラーム革命によって成立した宗教国家である。その政治体制は、シーア派のイマーム(指導者)論を前提とした「法学者の統治」を採用している。そのため、シーア派という宗派の思想や信仰を、きちんと知っておくことが、イスラーム・中東諸国に多大な影響を与えている、この大国の動向を知る際、絶対に不可欠なのである。本書は、イスラ―ム、中東を知るための必読かつ唯一のシーア派の本格的入門書である。 【目次】 はじめに 本書の位置付けと特徴/本書の構成 第一部 シーア派思想史 第一章 預言者とイマームたちの歴史 一二人のイマームたち/預言者ムハンマドとアリー/ハサン/フサイン/アリー・ザイヌルアービディーン/ムハンマド・バーキル/ジャアファル・サーディク/ムーサー・カーズィム/アリー・リダー/ムハンマド・ジャワード/アリー・ハーディー/ハサン・アスカリー/一二代目イマーム/第一章のまとめ  第二章 ガイバ以降のシーア派 イスラーム世界における学問の始まり/イマームたちの時代の学問/伝承主義の時代/一一世紀以降の合理主義の時代/トゥースィー以降の学問的衰退――セルジューク朝の襲来/モンゴルによる蹂躙/シーア派とスーフィズムの混交/サファヴィー教団による建国/アフバール学派の台頭/ウスール学派の台頭/パフラヴィー朝の成立とイラン革命前夜/イラン・イスラーム革命――法学者の統治とイマームの権限/ポスト・ホメイニーの時代――ハーメネイーのマルジャア性/革命の輸出と現在――ヒズブッラー/イラン以外のマルジャア/第二章のまとめ コラム① イランの支援の例――インドネシア 第二部 シーア派の教義――五信一〇行 第三章 五信 1.タウヒード/2.神の正義/3.預言者性/4.イマーム性/5.復活 第四章 一〇行 1.礼拝/2.斎戒/3.喜捨/4.フムス/5.巡礼/6.ジハード/7.善の命令/8.悪の阻止/9.イマームたちへの忠誠/10.彼らの敵との絶縁 コラム② タキーヤ(信仰隠し) 第三部――シーア派の他者観 第五章 イスラーム諸派の形成とシーア派におけるその分類 イスラームの諸派の形成史/イスラームとイーマーン/シーア派における他者の分類/「反対者」と彼らの救済の有無/救済される他派としての「ムスタドアフ」/第五章のまとめ  第六章 シーア派の他宗派に対する認識 スンナ派/スンナ派が背教者と見なす人々/アリーのカリフ位の簒奪者たち/イマームと交戦した「敵対者」/ハワーリジュ派/イスマーイール派/ザイド派(フースィー派を含む)/アラウィー派/他宗教(キリスト教、ユダヤ教ほか)について/西洋に対して/多様性に富むシーア派信徒 第三部のまとめ コラム③ 日本のシーア派 付録 アーシューラーの参詣祈願  おわりに 註 参考文献 シーア派思想史年表 シーア派・イスラーム関連用語 主要人名・地名索引
  • 現場からあなたに語る公認心理師の職責
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    本書は、いま、公認心理師として働くとはどういうことか、様々な立場の著者が医療・教育・福祉・産業・司法分野などのそれぞれの現場から、自らの言葉で読者に伝える。大学の公認心理師養成カリキュラムの必修科目「公認心理師の職責」に対応しており、国家試験にも役立つ内容である。また、すでに公認心理師として働いている人にとっても、日々の仕事や今後のあり方について本書を通してあらためて学び直し、考えることができる。
  • 神の詩 バガヴァッド・ギーター
    4.8
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「神の詩」という意味である「バガバァッド・ギーター」は、インド古典中もっとも有名で、ヒンドゥー教が世界に誇る珠玉の聖典であり、聖書に次いで世界で2番目の発行部数を持つ書物だともいわれています。大戦争の戦場というもっとも過酷な状況を舞台に、尊主クリシュナがアルジェナに語る永遠の真理が書かれています。ひとは社会人たることを放棄することなく、現世の務を果たしつつも窮極の境地に達することが可能である、と。本書は時を超え、国を超え、宗教を超え、読みつがれてきました。永らく絶版となっていた田中嫺玉による原典からの翻訳本を装いも新たにお届けします。
  • 現代ネット政治=文化論
    5.0
    安倍元首相銃撃犯・山上徹也の深層、「推し」に裏切られた弱者男性、インセル、陰謀論者、負け組、オタクたちの実存の行方、ニセ情報の脅威、倍速で煽られる憎悪……。 揺らぐ民主主義と自由。加速するテクノロジー、そこに希望はあるのか! ネットネイティブ世代の著者が徹底検証。 既存の権力や秩序から自由であり、人間の様々な問題の手垢がついていないフロンティアだったはずのサイバースペースは、今や、古くから続く政治・権力争い・謀略・戦争の世界に巻き込まれている。 この新しくも古い状況の中で人々の心は動揺し、その揺れ動きは、様々な文化や行動として現れてこざるをえない。 本書は、インターネットが大きく変えている現在の政治状況を、文化との連続性の観点から考えるものである。(本文より)
  • おとなの自閉スペクトラム症の心理カウンセリング
    4.0
    おとなになるまで診断も支援もされなかった二人の、苦難と、希望と、生きる道―― おとなになるまで診断も支援もされなかったASD当事者は、自閉スペクトラム特性と人それぞれの成育歴・家族歴・経験が複雑にブレンドされた生きづらさを抱え、ひとり闘ってきた人たちでもある。 本書に登場するのは二人の架空のASD当事者、斉木勝と野島華子。長きにわたる二人のストーリーを、当事者目線と専門家目線で細やかに読み解く。当事者が生きている世界観、専門家の基本姿勢やカウンセリング技法だけでなく、ジェンダー、スティグマ、カモフラージュ、トラウマ、医療モデル/社会モデルなど、ASDの支援に欠かせない知識を解説する。 ASDの診断概念や支援技法がコンパクトにレビューする補論「自閉スペクトラム症を理解する」を付した、事例×解説でまなべるASDケアガイド。

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  • 医師・コメディカルのための 不眠に対する簡易型認知行動療法実践ガイド
    5.0
    本書は、CBT-I(不眠症に対する認知行動療法)の技法の1つである睡眠スケジュール法を実施の際に躓く点や患者さんからの質問にどう答えていくかといった具体的なやりとりを交えながら、事例に沿って解説していく。マニュアル通りにはいかない実際の臨床現場での補足の解説をQ&Aやコラムを用い、事例に応用するための対照表も掲載。不眠症治療へのさらなる一手を記した書。

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  • 知覚の宙吊り
    -
    アテンション・プリーズ! 近代社会において「注意」がいかに人間に要請されてきたのか、さまざまな学知を横断しながら描き出す。

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