ジュディス・L・ハーマンの作品一覧
「ジュディス・L・ハーマン」の「真実と修復――暴力被害者にとっての謝罪・補償・再発防止策」「心的外傷と回復 増補新版」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「ジュディス・L・ハーマン」の「真実と修復――暴力被害者にとっての謝罪・補償・再発防止策」「心的外傷と回復 増補新版」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
外傷を受けた人は些細な事に驚き、挑発に怒り、睡眠の質が下がる。悪夢もそのせい。
闘争か逃走かしか考えられなくなる。
助けられなかった大切な人の命、その情景は強い重荷になって非常にPTSDを起こしやすいらしい。
当たり前だ。なんでこんな他人事だったんだ?
普通の犯罪は被害者に周りの人が寄り添ってくれるが、性的暴力と家庭内暴力については被害者は守られることが少ない。加害者が権力的に上のことが多いから、みんな加害者の味方をする。
おじちゃんのちょっと反抗期だっただけだろ発言がまさにそれである。
一般人を無垢で汚れていないと同時に現実を知らない無知な人達だと、自分を汚れているけれど優位にあると思うよう
Posted by ブクログ
被害者の視点から被害者の回復のために、社会は何ができるかを書いた本。ここ最近で一番納得する内容が多く、一気に読み進められた。最近、性被害のニュースが多く流れるようになってから、性加害者には厳罰化したほうがよい、という意見をXでよく見かけるようになった。もちろん、憤りがあることはもっともで、でも、そこには被害者の視点が入っていないような気がして、ずっと違和感があった。ハーマンも、被害者よりも周囲の人間のほうが、厳罰化を求めると書いていて、こういうことかと。でも被害者が何を求めるかを聞き取って、それを実践していくことが被害者の方の回復に役立つのだ。それが場合によっては厳罰なのかもしれないし、修復的