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  • 近代英国社会史序説 : 歴史叙述の作法における19世紀と20世紀
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    1巻2,640円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 文字化され文章化されたことばは、どのようにして歴史的「客観」に、自己を表現する場を与えうるか。「客観」世界の叙述のための幾多の試みのうち、英国の歴史研究を舞台に展開された潮流、とりわけ「地方史」と「社会構造史」における研究者たちの跡を辿る。

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  • 地球環境問題の現場検証(フィールドワーク): インドネシアに見る社会と環境のダイナミズム
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 地球環境問題をみる時、地球全体主義の視点で現場を見、実際のものを歪めて見てしまうことがなかろうか。そこで、個別性と多様性に彩られたインドネシアの「現場」で地球環境問題を検証しようという試みである。森林消失、大気・水質汚染、ゴミ等、どこの国でも抱えている環境問題をこの国でも抱えている。しかし、先進国といわれる国以上にユニークな取り組みを行ってもいる。その「現場検証」によって見えてくるものは今後環境問題を考えるうえでも大きなヒントとなるだろう。 /序章:地域研究と地球環境問題  第1章:インドネシアに見る地球環境問題  第2章:混迷する森林消失問題のゆくえ─東カリマンタン州とリアウ州を事例として─  第3章:ポスト・スハルト時代の社会変動と環境問題  第4章:都市から農村に波及する廃棄物問題─バンドン、ジャカルタ、ジョクジャカルタなどを事例として─  第5章:岐路に立つ国家の環境政策  第6章:地域と市民から発信される環境ガバナンスの新しい潮流  第7章:イスラームと環境運動  第8章:「改革」と地球環境ガバナンス  終章:地球環境問題と地域研究の課題

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  • 都市化と災害 : とある集中豪雨災害の社会学的モノグラフ
    5.0
    1巻2,640円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、2003年7月に福岡県で発生した集中豪雨災害での被災地の対応を社会学的なモノグラフとして綴ったものである。都市化という一般的な社会経済的動向への着目を通して、災害と社会のより有機的、統一的な把握を試みた。

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  • 日本政治の特異と普遍
    -
    1巻2,640円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 現代日本政治は日本だけの小さな宇宙で研究されてきた。だが21世紀を迎えた今日、歴史的空間的に視野も広げ、深めることが重要になっている。本書はこうした認識の下で試みられた現代日本をめぐる政治体制論だ。
  • 介護職員初任者研修テキスト1 介護の理念と基本
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「介護職員初任者研修」対応のテキスト。豊富なイラストや図解、現場の事例を考える「考えてみましょう」、学習直後の確認など、現場で求められる知識と技術がしっかり身につく内容です。実際の介護サービスをスマホで視聴可能。現場の仕事がよくわかります。
  • 図解地方公営企業法 改訂版
    -
    1巻2,618円 (税込)
    地方公営企業の法制度、仕組、運営、最近の動向、将来の課題について130を超える図表を用いて具体的に解説。会計基準の見直しなど、法改正等を反映させた最新改訂版。

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  • KOREAN DREAM 統一コリアへのビジョン 3・1 独立運動100 周年記念版
    3.0
    朝鮮半島統一への第一歩を踏み出すために 悲しみと苦悩に満ちた分断の歴史を改めて検証する。 ------------------------------------------ 1948年第二次世界大戦後の冷戦を背景に、 朝鮮半島は北の朝鮮民主主義人民共和国と南の大韓民国に分割された。 以降現在に至るまで、同一民族がふたつの国家に所属するという不自然な状態が継続している。 両国の統一は、朝鮮民族にとってアイデンティティーに関わる悲願であり、 国際的にも、北朝鮮の世界的孤立や南北の経済格差などは看過できない重要な懸案事項だ。 その平和解決は、朝鮮半島のみならず、世界平和を実現するための第一歩となると著者は語る。 本書では、国際的NGO活動を通じて長く世界平和に貢献してきた著者が、 統一コリアに向けたビジョンとロードマップ、および歴史的背景について解説する。 朝鮮人だけではなく日本人にも著者の思想を共有することで、 日本と朝鮮半島における新しい調和と平和を築くための礎となる一冊である。 2015年の発行から8年が過ぎ、内容に一部変更を加えるとともに、 新たに推薦者記事紹介を加えた形で改訂版として出版する。

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  • 基本表現がよくわかる 手話の絵事典 気持ちをこめて伝えよう!
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 手話は、音声の言葉(音声語)と同じようにおたがいの気持ちを伝え合い、必要な情報を伝達できる言葉です。指・腕の位置や動きの大小・強弱、目の動き、表情などで、時には音声語よりも豊かな表現ができます。また、体全体で自分の気持ちを伝える手話は、音声語によるコミュニケーションでおろそかにしがちな相手への心配りなどに気づかせてくれる言葉でもあります。本書は、このような手話の基本表現をイラストでわかりやすく紹介した入門書です。 〈第1章〉あいさつ・自己しょうかいの手話……あいさつしてみよう/名前を表してみよう/数字を表してみよう/趣味を伝えよう 〈第2章〉過去・現在・未来のことを話そう……今日のことを話そう/過去や未来のことを話そう/1週間のことを話そう/1年のことを話そう/将来のことを話そう 〈第3章〉学校のことを話そう……先生について話そう/学校をしょうかいしよう/得意な教科は?/手話で歌おう 他
  • 増補・日ソ国交回復秘録 北方領土交渉の真実
    -
    1巻2,600円 (税込)
    1955年、日ソ国交回復交渉の最前線に立った「日本側全権」松本俊一が知られざる舞台裏を明かす名著に、両国の共同資料と佐藤優氏の最新解説を収録する増補版。北方領土の「四島返還」か「二島先行返還」かをめぐり戦後70余年解決をみなかった領土交渉のすべてがわかる。
  • レッド・アトラス 恐るべきソ連の世界地図
    4.0
    冷戦時代に、ソ連はとてつもなく詳細な世界地図を作っていた!いまだ秘されたままの地図の制作過程と意図を読み解いていく。日本版には特別に、ソ連製地図の東京(1966年版)を抜粋収録! ロシアではソ連時代に作られたある地図がいまだ機密扱いとなっている。かつて鉄のカーテンが東西を遮っていたなか、ソ連はとてつもなく詳細な世界地図を作成していた。 どのように情報を手に入れ、検証し、作図したのか、口を開く関係者は現在にいたっても一人もいない。 ソ連崩壊のどさくさでたまたま世に漏れた一部の地図をもとに、ソ連が世界地図を制作した過程を、ミステリー小説のようにスリリングに暴いていく。 充実した付記では、ソ連製の主要各都市の市街図、地図を読み解くための記号やルールなどを収録。本書をもとにソ連の地図を読み解く楽しさも味わえる。 カラー図版約300点。 日本語版には特別に、ソ連製東京地図を収録! 「グーグルアースが影も形もない時代、鉄のカーテンの向こう側では地球上全ての地点を覆う地図が秘密裏に製作されていた。スパイ、偵察衛星、公刊情報を基に製作されたソ連の軍用地図は不気味なまでに精密だ。現在も地図が軍の管理下に置かれ、全土の精密地図を公開しないロシアだが、本書はその実態を初めて明らかにした労作である。」 小泉悠(ロシア軍事評論家)
  • 行政の解体と再生―ニッポンの“公共”を再構築する
    -
    1巻2,574円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 全国各地の自治体で、動物園、病院、美術館といった公的施設の民間委託が進められている。その最新動向を展望し、役所をスリム化する方法を実例から学ぶ。
  • アジアのオンブズマン
    -
    日本を含むアジア各国におけるオンブズマン制度の仕組み、運営について体系的にまとめ、わかりやすく解説した。日本のオンブズマン制度をさらに発展させていくために参考となるアジア各国の事例、論考を多岐にわたり登載。

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  • 天皇の戦争責任
    3.5
    天皇をめぐる問題を考えるうえでの必要事項はすべて網羅し、論じ尽くしたきわめて意義深い本ができた。~加藤典洋~ 「天皇の戦争責任」というような問い方を終わらせることが、戦後を内側から乗り越えるためには必要な作業であるように思う。~橋爪大三郎~ なぜこれまでの「社会」「戦争」「天皇」の議論がどこか大上段で自分の日常の存在の感度にまで繋がらないか、必ず示唆してくれるような対談。~竹田青嗣~

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  • 介護イノベーション-介護ビジネスをつくる、つなげる、創造する
    -
    介護事業を継続するための、将来展望・経営哲学・経営戦略・政策を斬新な切り口で取り上げる。フレームワークを変えると見えてくる、3つの領域で起こる介護ビジネスのイノベーションを解説した、介護経営の指南書。

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  • アメリカの地方自治
    -
    1巻2,541円 (税込)
    住民自治の最先進国であるアメリカの地方自治について、貴重な文献や最新資料をもとに、総合的・体系的に解説したものであり、地方分権・地域自立を目指すわが国の自治体においても大いに参考となる書籍である。

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  • 承認をひらく 新・人権宣言
    NEW
    -
    1巻2,530円 (税込)
    民主主義社会とは「個人の尊厳から出発し,人間らしい生活ができないような貧困・排除があってはならない社会」である.その実現のために,今こそ社会的相互承認と社会参加が求められる.あるべき「承認」の本質とは何か.ロングセラー『豊かさとは何か』以来,民主主義の核心を真摯に問い続けてきた著者の到達点.

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  • トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇
    4.1
    「KADOKAWA『あの子もトランスジェンダーになった』」 あの“焚書”ついに発刊 「今年最高の1冊」エコノミスト誌 「今年最高の1冊」タイムズ紙(ロンドン) 「今年最高の1冊」サンデー・タイムズ紙 ヘイトではありません ジェンダー思想と性自認による現実です 世界9か国翻訳 日本語版緊急発売 思春期に突然「性別違和」を訴える少女が西欧諸国で急増しているのはなぜか。 かつては性同一性障害と呼ばれていた「性別違和」は幼少期に発現し、およそ全人口の0.01パーセントに見られ、そのほとんどが男児だった。 「性別違和」の急増や男女比の突然の逆転——何が起こっているのか。 ・SNSとインフルエンサーたち ・幼稚園からジェンダー思想を教える学校教育 ・精神科医の新標準「ジェンダー肯定ケア」 ・思春期ブロッカー・ホルモン補充療法・乳房切除手術 ・権威すらもキャンセルされる活動家の激しい抗議 ……約200人、50家族を取材した著者が少女たちの流行の実態を明らかにする。 「それまで違和感を覚えたことはなかったのに、学校やインターネットで過激なジェンダー思想に触れて傾倒した十代の少女たちがもてはやされている。そうした少女たちの後押しをしているのは、同世代の仲間たちのみならず、セラピスト、教師、インターネット上の著名人たちだ。だが、そんな若さゆえの暴走の代償はピアスの穴やタトゥーではない。肉体のおよそ四五〇グラムもの切除だ。(中略)いわばフォロワーになっただけの思春期の少女たちに、そのような高い代償を払わせるわけにはいかない」(「はじめに」より) 米国ベストセラー『Irreversible Damage: The Transgender Craze Seducing Our Daughters』の邦訳版 【目次】 本書への賛辞 はじめに 伝染 1 少女たち 2 謎 3 インフルエンサー 4 学校 5 ママとパパ 6 精神科医 7 反対派 8 格上げされたもの、格下げされたもの 9 身体の改造 10 後悔 11 あと戻り おわりに その後 謝辞 解説 岩波明 原注・参考文献 アビゲイル・シュライアー(Abigail Shrier) 独立系ジャーナリスト。コロンビア大学で文学士号(Euretta J. Kellett Fellowship)、オックスフォード大学で哲学士号、イェール大学法科大学院で法務博士の学位を取得。2021年にバーバラ・オルソン賞(ジャーナリズムの優秀性と独立性に贈られる)を受賞。また本書はエコノミスト誌とタイムズ紙(ロンドン)の年間ベストブックに選ばれた。
  • 『銀河鉄道の夜』の巨大な謎 究極のメシア【アテルイとモレよ、日本人よ】目覚めよ!
    -
    1巻2,530円 (税込)
    ディープステイトの裏を常にかきつづけ、メシアの到来をコントロールしてきた八咫烏の秘密のメッセージを今、ここに、全部告げる! ・ディープステイトの正体は、アーリア人。アーリア人の正体は、星を乗っ取って奴隷にしてきたオリオン座リゲルの犯罪者たち! ・アーリア人は、ドーリア人となりギリシャ人を皆殺しにして、ギリシャ神話を捏造した!? ・世界は略奪と皆殺しを文化(聖書など)にするアーリア人との戦いの歴史である! ・ヒットラーはカネと宇宙技術(UFO)をもらって、アーリア人を称えた! 6度目の滅亡を阻止せよ! 宇宙の仕組みを全部持たせて、シリウス系がアーリア人(DS)に対抗するために地球に送り込んだイヒンこそが、究極のメシア日本人の正体である! (『オアスペ全訳1、2、3巻』を見よ) 宮沢賢治の遺言は「イーハトーブ(理想郷)を岩手県につくる」 これがアテルイとモレだ! イーハトーブとは、得意の意味の十八番(おはこ)のこと。 イーハトーブが京都・清水寺で、アテルイとモレを祀り、終末のメシア弥勒菩薩を見ている構図で、八咫烏の秘密の仕組みである! 目次紹介 第1章:なぜ日本人が究極のメシアだというのか?! 第2章:地球を乗っ取り奴隷化しているのはリゲルからのアーリア人! 第3章:オリオン、リゲル、アーリア DSは日本人が選ばれた民であるという証拠を全部消したい! 第4章:ペルーの地下宮殿で発見! 「黄金の板」に刻まれていた出雲文字が、日本最大の秘密を暴露していた!?

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  • 実践! PPP/PFIを成功させる本
    -
    1巻2,530円 (税込)
    実践を重視し、どんな現場でもポジティブに事業を進め、成功することができるようになる! ◎自分たちのまちを自分たちの力で切り拓いていくためのPPP/PFIを実践するための解説書 ◎今、入手できる関連書は実務者向けのテクニカルなものではなく、試行錯誤しながらも実践しているリアルな姿を紹介 ◎多くの自治体のリアルを知る著者による現場重視、実践市場主義の解説書

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  • これで失敗しない!自治体財政担当の実務
    -
    1巻2,530円 (税込)
    ★★★「失敗」は教訓の宝庫だ!★★★ 自治体の財政担当に向けて、あるある事例から紐解く対処法と防止策! 間違いが許されない公務員にとって、「失敗」や「ミス」はタブー。ましてや財政担当がそれを犯したら自治体財政に大きな穴を空けてしまうことも。 自治体では、実際にさまざま「失敗」が起こっていますが、本書では、失敗を貴重な教訓として捉えることで、財政担当に求められる実務上のポイントを解説します。 ・普通交付税の積算ミス ・財政調整基金の積立て漏れ ・補正予算の見通し間違い 多くの失敗は、ちょっとした食い違いや気のゆるみが招いたものです。 そこで本書は、失敗がなぜ起こったのか、どうすればよかったのか、といった視点から、避けられる失敗、悔いばかりが残る失敗を防ぐために何をすべきかを伝えます。

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  • あなたも狂信する 宗教1世と宗教2世の世界に迫る共事者研究
    4.5
    1巻2,530円 (税込)
    内側からの狂信論 宗教、スピリチュアル、自己啓発、マルチ商法、 陰謀論、自然派カルト、ネトウヨ言説… 「真理」を求める人たちを、どうして軽んじられるだろうか――。 宗教2世(エホバの証人2世)として過酷な幼少期を経験し、現在、宗教2世のために自助グループの運営にも尽力する文学研究者の著者が、宗教1世(自らカルト宗教などに入信した人)と宗教2世10名にインタビュー。その証言や、幻想文学、そして自身や自身の母親の経験をもとに、「他人」としてではなく、「当事者」として、また問題に深く関心を持つ味方「共事者」として、「狂信」の内側に迫る。 自己省察を踏まえ回心と逆回心(W.ジェイムズ)を読み解く。 宗教研究・文学研究・回復ケア論の新たなアプローチ。 ――島薗進(宗教学者) 自らがなぜ踏み越えたか、振り返る。 今なお癒えぬ傷をさすって。 当事者たちの渾身の独白集。 ――荻上チキ(評論家)
  • 「ふつう」の子育てがしんどい
    -
    1巻2,530円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 現代の子育ては、目の前のことで精一杯になり、社会から「孤立」しがちである。 自力で頑張ることが「ふつう」とされる子育ては、過酷なサバイバルゲームだ。 子育ての実態を明らかにし、ひとりで苦労を抱え込まない仕組みを考えるための本。
  • どんな質問にも即対応! 議会答弁書をすばやく書く技術
    -
    1巻2,530円 (税込)
    ★★★「型」と「フレーズ」でこんなに書ける!★★★ 自治体職員に向けて、議会答弁書の書き方を解説! 本書では、「質問の確認」「認識」「経過」「課題」「メリット」「デメリット」「理由」「決意表明」等、答弁パーツを組み合わせて「型」で書き上げるノウハウを詳解します。 ★★★3つの特長で議会答弁書作成ノウハウを伝授!★★★ (1)パーツの組み合わせによる「型」に当てはめた書き方がわかる!  議会答弁書の文章は、書くのが難しいと思われがちです。しかし、実際には、答弁パーツの組み合わせにすぎません。そこで本書は、これまで答弁書を作成した経験のない職員でも、すぐに答弁書を書くことができるように、パーツの組み合わせ方、言いかえれば「型」の組み立て方を解説。  答弁書は、質問通告後、短い時間、タイトなスケジュールで作成することが求められますが、この「型」を意識して書くことによって、答弁書をより効率的に、すばやく書くことができます。 (2)賛成・反対をニュアンスも含めて伝える表現の仕方がわかる!  議会では、議員から様々な観点からの質問がなされます。それらに対して、執行部の見解として、賛成の場合もあれば、反対の場合もあります。また、例えば反対だったとしても、「キッパリ反対」と「やんわり反対」とでは、答弁の書き方は異なります。  そこで本書は、状況に応じた適切なフレーズを使った文例を多数収録。ニュアンスも含めて的確に表現することができます。 (3)パターン別の文例を参考に、様々なテーマにアレンジできる!  本書では、答弁の文例について、「提案にハッキリと賛成する答弁」「提案は時期尚早のため、先送りする答弁」など、「パターン別」に紹介しています。実際に書くのは異なるテーマだったとしても、文例を参考にアレンジして対応することができます。「政策・事業等を提案されたときの答弁書」から、「行政の認識を問われたときの答弁書」「議員の持論・主張に答えるときの答弁書」「答えにくい再質問をされたときの答弁書」まで、実務の参考になる文例が満載の1冊です。

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  • 「静岡地域学」事始 静岡県・静岡市・浜松市の特性と課題
    -
    1巻2,530円 (税込)
    大都市圏に挟まれた静岡県は長年、人流・物流の要衝としてあらゆる恩恵を享受してきた。しかし、交通網の発展や少子高齢化の加速により、さまざまな課題が浮き彫りとなりつつある。現状の問題を解決し、魅力ある地域を取り戻すために必要なことは何か。 静岡大学名誉教授の著者は、政治・経済・自然・文化などの観点から地元の課題を解決する「静岡地域学」に取り組んできた。県政・市政を見続けてきた立場から、今後の地域のあり方を提言する。
  • 一発で受かる!最短で書ける!昇任試験 合格論文の極意
    -
    1巻2,530円 (税込)
    ★★★“受かる書き方”を超具体的に解説!★★★  主任・係長・管理職いずれの試験にも対応した決定版!  本書では、長年にわたり自治体の昇任試験論文の添削指導を行ってきた著者が、一発合格できる論文を書く技術を伝えます。   序論から結論まで、どのように考え、どのような表現で、どのように文章に落とし込めばよいかをわかりやすく解説。本書で解説していることを実践すれば、誰でも合格論文を書けるようになること、つまり「具体性」「再現性」を強く意識して解説しました。 ★★★三つの特長で受験者の合格をサポート!★★★ (1)「何を書くか」を超えて、「どう書くか」を解説!  受験者が知りたい「どう書けばよいのか」。本書では、従来の解説書には載っていない、その他大勢から抜け出し、ライバルたちに差をつける具体的な論述テクニックを余すことなく盛り込みました。 (2)ビフォー&アフターでわかりやすい!  受験者が実際に書いた論文の添削事例を多数紹介。採点官の鋭い視点でズバリ指摘し、どこをどう改善すればよいのか、なぜ改善する必要があったのかを明快に解説しています。 (3)厳選したSランク合格論文を多数収録!  合格者はどのような切り口で書いているのか? 採点官を納得させるために駆使しているテクニックとは? そんな疑問にお答えするために、秀逸な論文を厳選して紹介しています。 ――この“1冊”あれば、合格論文が書ける!

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  • 軍事力で平和は守れるのか 歴史から考える
    5.0
    世界中で高まる防衛力強化への潮流は,本当に戦争の抑止につながるのだろうか.戦争・軍事,そして平和をめぐる人類の百余年の営みはどのようなものだったのか.近現代世界・日本の戦争から軍事力がもった意味を問い直し,平和への教訓を探る.これからの日本と東アジアについて,自分たちが考えていくための土台を提示する

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  • 崩壊する55年体制 1
    3.7
    1~3巻2,530~3,080円 (税込)
    昭和から平成へと変わった1989(平成元)年は,消費税の導入とリクルート事件で幕を開けた.それを契機に高まった政治不信のうねりは,やがて自民党長期一党支配を終焉させ,小選挙区制の導入を柱とする〝政治改革〟をもたらすに至るが…….竹下登内閣から橋本龍太郎内閣までを描く.

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  • 政治学入門 <第3版>
    -
    1巻2,530円 (税込)
    「政治現象と政治学を結びつける」というコンセプトのもと、政治現象を考える道具として、政治学のものの見方を届けます。 読者に身近な最近の政治現象に関する具体例を用いて、政治の仕組みの説明と、政治学の基本的な分析を融合させることで、政治学を使うと政治現象がどう見えるかをわかりやすく説明し、今の政治に対して、説得力のある意見を持てるようになるために、政治学を伝えます。 政治学の導入に最適のテキストを、新型コロナウイルスが世界を襲ったあとの世界を反映して、アップデートしました。
  • 生活保護ケースワーカーはじめての現場の実務
    -
    1巻2,530円 (税込)
    生活保護ケースワーカーが現場に持っていきたい、現場で役立つ知識とノウハウをつめこんだ本。 「1年目なのに被保護者に指導するなんて自信がない」 「家庭訪問はなんとなく回数をこなすだけになってしまう……」 「外回りが終わったら山盛りの事務作業。仕事が全然おわらない!」 基本の知識は押さえても、現場に出たらこんな悩みや不安がつきもの。 そこで本書は、特に新人ケースワーカーが、自分のつまずきを解消し、正しく効率的に働くためのコツを紹介します。 助言・指導、相談・面接、家庭訪問、保護記録、セルフマネジメントを各章ごとに解説。 つまずきを感じる章からお読みいただけます。最後の章では、よくある疑問をQ&A形式でわかりやすくまとめました。 現場を知り尽くした著者が、徹底的に現場目線で書いた、現場のための1冊です。

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  • アーキビストとしてはたらく 記録が人と社会をつなぐ
    -
    1巻2,530円 (税込)
    「アーキビスト」として「はたらく」ということを具体的な事例を通して紹介。様々な学びがここにつながり得ること、備えるべき知識と技能は何か、どのような広がりを持ち、「アーキビスト」になることで社会にいかなる付加価値をもたらすことができるのかを考える。
  • これだけは知っておきたい!技術系公務員の教科書
    3.0
    1巻2,530円 (税込)
    ◎すぐ役立つ、ずっと使える実務のノウハウが満載! 土木職・建築職を中心とする自治体の公務員に向けて、組織に貢献し、着実にスキルアップしていくための心構え、仕事術、思考法等を解説。さらに、人財・予算が減少していくなかで求められる技術系公務員の育成術やメンタル術、キャリアデザインについても詳解。まちをつくり、守るために必要な技術力・対応力がこの1冊で身につく! 新人・若手はもちろん、実務の中核を担う中堅、指導を行うベテラン・管理職まで、何度も読み返したい仕事の要諦が満載!

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  • 図解よくわかる 地方公営企業のしくみ
    -
    1巻2,530円 (税込)
    法令や専門用語で難解に感じる公営企業の制度や組織の在り方を、図説でわかりやすく整理した1冊。 最初に知っておきたい大枠の知識をつかめることで、本庁との違いや、はじめて聞く専門用語に困惑している方でも安心して業務に臨めます。 現役公務員でありながら、公営企業の経営戦略のプロであり、数々のアドバイザー経験を有する著者が、現場で本当に必要な知識にしぼり、やさしく解説しています。

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  • 消えた「四島返還」完全版 安倍×プーチン 北方領土交渉の真相
    4.3
    2022年度新聞協会賞、JCJ賞、早稲田ジャーナリズム大賞奨励賞受賞。ロシアによるウクライナ侵攻を受け、日ロ関係が冷え込む中、安倍晋三元首相は凶弾に倒れた。生前の単独インタビューで、北方領土交渉の軸を「四島返還」から「2島返還」へ大きく転換したことを明らかにした安倍氏は何を信じ、なぜ行き詰まったのか。現在の戦禍の萌芽となった8年前のウクライナ危機を巡る対応や岸田文雄首相と安倍氏のせめぎ合い、侵攻に至るロシア国内の状況や日ロ関係に与えた衝撃などを大幅に加筆した北海道新聞の長期連載を完全書籍化。

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  • 公務員のための広報の教科書
    3.5
    1巻2,530円 (税込)
    自治体広報全国1位の著者が紐解く、広報教本の決定版! 広報を担当する読者に向けて、仕事リストやスケジュール例はもちろん、入札・契約といった事務処理、企画・取材・編集といった広報ノウハウまで満載!

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  • 失敗事例で分かる 自治体法規担当の仕事
    4.0
    1巻2,530円 (税込)
    自治体の法規担当者が身に着けたい、実務のコツを紹介する本です。 例規審査や法令相談、行政手続に関する業務など、 専門的な知識が必要な一方で、かかえる仕事が多くスピードも求められます。 特に新人の担当者は、経験値が少なく、無駄な作業やミスも発生しがちです。 本書は現場経験が豊富な現役公務員の著者が、よくある失敗事例に基づいて、 仕事を速く的確にこなすための実務ノウハウを紹介します。 「法令チェックのポイントを知ってミスを減らしたい」 「担当する仕事が多いので、無駄を省いた仕事術を知りたい」 「原課からの法令相談にスムーズに回答できるようになりたい」 という法規担当の方にご活用いただける1冊です。

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  • どうすれば信頼される福祉リーダーになれるか ―他者を支えて成長に導くサーバント・リーダーシップのススメ
    -
    1巻2,530円 (税込)
    福祉現場の事例やチェックリストを多数収載し、信頼・安心・希望をもたらす支援型リーダーシップのノウハウを解説。どうすれば今求められるサーバント・リーダーになれるかのヒントが満載。職員も利用者も幸せにする、新たな久田流リーダーシップ論。 ※本電子書籍は同名出版物(紙版)を底本として作成しました。記載内容は、印刷出版当時のものです。 ※紙版とは異なる表記・表現の場合があります。また、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
  • 差し掛けられた傘 ー米国の核抑止力と日本の安全保障
    -
    1巻2,530円 (税込)
    1966年2月、椎名悦三郎外務大臣は、記者会見で「日本は米国の核の傘に入っているのか」と問われると、「傘は差し掛けられることもあるからな」と答えた。日本は核の傘の下にいるが、それは米国の意図によるものであり、日本から頼んだことではない、という椎名大臣独特のはぐらかした表現だった。 それから半世紀。もはや、「差し掛けられた」といった受け身の対応では済まない状況にもかかわらず、「核の傘」に対する日本人の認識は半世紀前とほとんど変わっていないのではないか。本書では、米国の「拡大核抑止」(核の傘)という考え方を軸にして、 日本の防衛・安全保障政策と日米協力の発展の歴史を丹念に振り返り、 その延長線上で、日米同盟全体の抑止力を将来に向けて維持・強化していく ための課題を議論する。 朝鮮半島情勢が緊迫の度を増す一方、 トランプ大統領を誕生させた米国が孤立主義の影を濃くする中、 米国の「核の傘」の信頼性を高めるために、日本は果たして何をすべきなのか。 外交官として長年にわたり安全保障政策に関わってきた著者が、広い視野から日本のとるべき抑止戦略を提言する。
  • これからのインフラ開発
    -
    1巻2,530円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界中の人・モノ・情報の流れの高速化に伴い、インフラの再構築が求められる現在、質の高い日本の技術に再び注目が集まっています。また、少子高齢化を迎えた日本がコロナ禍の打撃から立ち直るためにも、老朽化したインフラの整備をはじめとした地方創生は急務です。  日本が世界に誇る技術を網羅し、最新情報を整理した本書は、これからのインフラの可能性を示すとともに、日本経済復興への青写真となることでしょう。
  • 福祉知識ゼロからわかる! 生活保護ケースワーカーの仕事の基本
    5.0
    1巻2,530円 (税込)
    新人ケースワーカーが最初におさえておくべき情報ををまとめた1冊! ケースワーカーになりたての方の中には、 ・住民と深く関わる業務にプレッシャーを感じている ・経験がない中でたくさんのケースを受け持つことを心配に思う ・膨大な福祉の専門知識を学ぶことに辟易している などという方もいるのではないでしょうか。 本書はそんな悩みや不安を解消する本です。 基本的な業務内容や、最低限必要な福祉の知識、 その他新人ケースワーカーが悩みがちなことについて、 ポイントを絞って解説します。 現役公務員で一般職採用のケースワーカーを経験した著者が、 新人向けに徹底的にかみ砕いて説明しています。 手早く知識を習得して、すぐに実践に臨みたい方におすすめの1冊です。

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  • 組織理論入門
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「ビッグ・ファイブ」と呼ばれる、「資源異存理論」、「制度理論」、「取引費用理論」、「ネットワーク理論」、「ポピュレーション・エコロジー理論」は、どのようなタイプの組織にも当てはまるような、組織のための一般理論の構築を目指す学際的な取り組みである。 これらを通じて、組織行動とその背景にある社会の仕組みを理解するための枠組みを学ぶ、日本語によるはじめての解説書。
  • やさしくわかる! 公務員のためのSNS活用の教科書
    5.0
    1巻2,530円 (税込)
    反応がゼロで落ち込む、炎上が怖くて投稿しづらい、そもそも自治体の担当者としてのSNSの使い方って何を目指すべき? そんな悩みを根本から解消します! 各SNSの特徴や使い方から拡散される文章・画像の工夫まで網羅した1冊! 著者のコメント やることが目的の「アリバイSNS」からの脱却!フォロワーを増やしたい、反応がイマイチなどSNSの運用や活用に悩んでいる行政・自治体・公務員の皆さんの痒いところに手が届く現場目線の内容です。皆さんのお役に立てたら幸いです。

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  • かかわりの循環――コミュニティ実践の社会学
    -
    1巻2,530円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 地域社会におけるコミュニティ実践で課題となる3つのテーマ(孤独・孤立、共生、ネットワークづくり)に対する愛知県3地域(西尾市、愛西市、長久手市)での対話と応答を通じて、地域社会の課題にこたえる地域コミュニティ研究の可能性を問う。
  • 自治体職員のための市民参加の進め方
    -
    1巻2,530円 (税込)
    「市民参加を取り入れようと言われたけれど、何をやったらいいかわからない」 「紛糾しそうなテーマを扱っていて市民から建設的な意見を引き出せなさそう」 「行政側の立場として、市民の中でなじめる自信がない」 などと、はじめて市民参加型の事業や活動の担当になった自治体職員の方の不安を解消する本です。 市民参加の手順とコツを一から丁寧に解説。参加手法とその特徴をおさえることができます。 さらに市民との関係構築の術など、進行に必要なスキルや心構えも掲載しており、 これから市民参加を実施する人でも安心して業務に臨めるようになる本です。 【著者からのコメント】 「市民参加型事業の担当になったけど、正直、不安・・・」。 そんな皆さん! 市民参加には、円滑に進めていくためのポイントがあります。 本書で市民参加に対する不安を払しょくしていきましょう。

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  • 婚活戦略
    3.7
    1巻2,530円 (税込)
    婚活が隆盛する今でも未婚化・晩婚化が止まらないのはなぜなのか。悲喜こもごもの実体験を踏まえ、婚活での男女の力学を俯瞰し、参加者やサービス企業への提言をまとめた。

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  • これで完璧 地方公務員法200問 第4次改訂版
    -
    初版刊行以来21年にわたり、自治体の係長・管理職試験受験者の支持を得てきたロングセラーの改訂新版!  地方公務員法の基礎問題から応用問題まで、昇任試験の出題範囲を十分にカバーする200問を体系的に並べて収録した昇任試験対策問題集の定番。本番までに、しっかりと問題をこなしたい、文字どおりこれで完璧にしたいという受験者のための問題集。 今改訂では、令和元年の欠格条項の改正など旧版以来の改正に沿って内容を見直し、令和3年に公布された地方公務員の定年延長に係る法改正に対応した新規設問を新たに収録した。

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  • 近衛文麿 野望と挫折
    4.0
    1巻2,530円 (税込)
    現代史を覆す、決定的真実に迫る! 渾身のノンフィクション大作 一挙書き下ろし770枚!! 近衛は自殺したのではない! 実は謀殺だった!? 近衛は、単なるポピュリストに非ず! 用意周到に己の野望を実現するための布石を着々と打っていた── 近衛は、首相時代は赤色分子(風見章・尾崎秀実ほか)を重用し、「敗戦革命」を夢見つつ、戦争末期には近衛上奏文(反共宣言)でアリバイ工作。 そして戦後はいち早くマッカーサー詣でをして、自ら改憲の音頭をとり、あわよくば昭和天皇を退位させて親米政権を樹立しようとしました。 勢力均衡の中で生き抜いてきた公家の名家としてのDNAをフル回転しての巧みな遊泳術ともいえます。 あと一歩で、その目論見が成就する寸前、それに危機感を抱き、挫折させようとした勢力がありました。 彼らは、近衛を東京裁判の被告人の席に追いやり、そして永遠に葬ろうとし、実現するのです。 近衛を葬ったのは誰だったのか? そうした知られざる近衛の全生涯を、「自殺」とされる謎にまで踏み込みつつ、描ききったのが本作品です。 ──彼は、極めて自己本位的に利用できるものは、昭和天皇でもコミュニストでも自分の子供(文隆)でも見境なく利用しました。 青酸カリを使っての「自殺」とされている彼の荻外荘での最期の日々の数々の矛盾や不可解な行動も本書で解き明かしていきます。 こういう叙述で、近衛の生涯を追求したノンフィクション作品は、初めての試みといっていいかもしれません……(「はじめに」より)。る。 林千勝 (はやし ちかつ) 近現代史研究家・ノンフィクション作家。東京大学経済学部卒。富士銀行(現みずほ銀行)などを経て、現在に至る。長年、近現代史の研究に取り組む。 著書に、『日米開戦 陸軍の勝算―秋丸機関の最終報告書』(祥伝社)、『近衛文麿 野望と挫折』(ワック)、『日米戦争を策謀したのは誰だ!ロックフェラー、ルーズベルト、近衛文麿、そしてフーバーはー』(ワック)、『ザ・ロスチャイルド 大英帝国を乗っ取り世界を支配した一族の物語』(経営科学出版) がある。 「林千勝チャンネル」(動画)から情報を発信中(オフィシャルサイト、Facebook、Twitterを検索ください)。
  • 〈オンナ・コドモ〉のジャーナリズム ケアの倫理とともに
    4.0
    1巻2,530円 (税込)
    ネット言論が活発化する反面,マスメディア・ジャーナリズムの衰退が顕著だ.排除・不可視化されがちな女性,子ども,高齢者,貧困層,障害者,外国人等の隠喩である〈オンナ・コドモ〉的な視点から,従来の公正中立や正義の倫理といった価値の限界を補う「ケアの倫理」を重視し,メディア社会を活性化するための方法を提起する.

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  • 奥行きをなくした顔の時代―イメージ化する身体、コスメ・自撮り・SNS―
    4.5
    1巻2,530円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 現代社会に溢れる、人格、感情、記憶、社会的関係などが排除された顔――「奥行きをなくした顔」。 テクノロジーが進化し、ヴァーチャルとリアルが共存する今、 この「奥行きをなくした顔」はどのような役割を果たすのか、 「アフターコロナ」の身体について視覚文化論的に考察する。
  • リスク社会を生きる若者たち-高校生の意識調査から
    -
    1巻2,530円 (税込)
    2001年、2007年、2013年と3回にわたり1万人をこえる高校生の意識調査(福岡、大阪、東京の高校生を対象)。3回目には震災と原発事故の新しい質問事項が設けられた。本書から現代高校生の興味深い意識のあり方が浮かび上がる。たとえば①若者のモラルの低下は見られない②友人関係は希薄化していない③保守化の進行が顕著など。データからビビッドな若者像が析出される。
  • 福祉職員こころの強化書 ―穏やかな気持ちで人を支援する専門職になる
    -
    1巻2,530円 (税込)
    ストレスを抱えたり、不適切な接遇になってしまう「悪しき習慣」「心のクセ」とどうすれば決別できるか。本書は、ネガティブな感情に支配されず穏やかに働くための「心の整え方」を解説。利用者・同僚から信頼を得て、心の底から頼られる福祉職員になるための指針等を示す。
  • リベラル再生の基軸
    4.5
    1巻2,530円 (税込)
    この国が簡単に「国家主義への誘惑」に吸い込まれ、「近隣アジアとの次元の低い確執」に追い込まれる理由は何なのか。ナショナリズムに新自由主義が相乗りした「一億総保守化」状態に陥った日本において、大震災以後の不安と日米同盟の固定観念に抗いながら、戦後民主主義を再考し、「リベラル」の本質的価値を論じる。『世界』好評連載の第四弾。

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  • 正気の時代のために
    4.0
    1巻2,530円 (税込)
    日本人の「脳力」は劣化していないか?「イラク戦争」に狂奔する時代だからこそ、事象の変転に幻惑されず本質を見抜き、新しい時代を切りひらくまっとうな力が試されている。そのためのヒントがぎっしりつまった時評エッセイ。東西の世界情勢から古今の歴史・文化まで、豊富な話題を通して見えてくる日本の自画像。

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  • 自治体・地域で出来る! シニアのデジタル化が拓く豊かな未来
    -
    高齢者を取り巻くデジタル空間の変容による、新しい地域振興とまちづくりの姿を描く! *AI・IoT、ロボティクス技術の進展で高齢者の身体とデジタル空間の接続が可能 *革新技術を高齢者の活力につなげられるかどうかが地域の活力や成長のカギ

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  • アンチソーシャルメディア Facebookはいかにして「人をつなぐ」メディアから「分断する」メディアになったか
    3.7
    「何気なく使っているFacebookだけど…それで、本当に大丈夫?」 ソーシャルメディアを長年研究し、自身もユーザーである著者による啓発書。 「コンピューターテクノロジーが人間の問題すべてを解決する」かのように考えるFacebookの使命感(善意)と自信過剰こそが、逆効果をもたらしまっていることを、文化的・歴史的・哲学的に振り返りつつ、明らかにする。 わたしたちは今後、どのように関わっていけばよいのか? 便利さとスピードを追い求める現代人よ、今こそ立ち止まって考えよう。 ◎本書のポイント フェイスブックには、以下のような、さまざまな危険性が引き起こす構造的な問題がある。 これらを、実際に起こった事例を取り上げながら、文化的・歴史的・哲学的に分析している。 ❶記事の信頼性 記事の出典を特定・評価する機能がないので、虚偽や誤解を招く情報が拡散されやすい ❷エンゲージメント エンゲージメント率の測定により、感情に強く訴えかけるコンテンツが蔓延しやすい ❸フィルターバブル ユーザーの興味・関心に基づくものばかり表示されるため、ユーザーの視野が狭まる もくじ はじめに フェイスブックの問題とは何か 1.喜びを生むマシンー私たちを虜にするフェイスブック【ニコマコス倫理学】 2.監視するマシンー完全監視社会の到来【プライバシーと監視】 3.関心を引くマシンーアテンション・エコノミー時代で勝つのは誰か【アテンション・エコノミー】 4.善意のマシンー善意がもたらす数々の失敗【CSRと企業価値】 5.抗議するマシンーフェイスブックは世界を変えるか【ソーシャルメディアが革命を起こすのか?】 6.政治のマシンーフェイスブックは政治も動かすのか【ソーシャルメディア(ビッグデータ)と政治の関連性】 7.偽情報のマシンーフェイスブックが吐きだすフェイクニュース【偽情報が何をもたらしたか】 おわりに ナンセンスのマシン
  • 沖縄イメージの誕生―青い海のカルチュラル・スタディーズ
    4.0
    1巻2,530円 (税込)
    吉見俊哉氏<東京大学大学院教授>絶賛!! 「パワフルな研究力だ! “復帰”後の開発ラッシュから今日のリゾート沖縄まで、すべてを読み解く鍵がここにある。」 「青い海の沖縄」は、どこから来たか。日本復帰によって、沖縄はいかにしてナショナルな物語に組み込まれ、南のリゾートとして変容をとげたか。基地とリゾート、二重の現実を、まったく新しい切り口から解き明かした画期的な書。ビジュアル資料、用語解説、コラムも充実。 ※収録情報は底本刊行時(2004年10月)のものです。
  • 地方議員のための役所を動かす質問のしかた
    4.0
    1巻2,530円 (税込)
    ◎あなたの質問でまちは変わる!  本会議における「一般質問」は、執行部に対して直接議員が個人として自ら問題としている課題を問いかけることのできる機会です。 そこで本書は、地方議員に向けて、議会における「一般質問」を通じて政策を提案し、地域課題を解決する方法をわかりやすく解説します。 「一般質問」は、貴重な機会である一方、何らの強制力もないため、執行部が「その気」にならなければ役所は動きません。だとすれば、役所の基本的な思考プロセスを理解して質問をすることが、役所を動かす近道です。 自治体の元副市長として、議員の様々な質問を見てきた著者が、これまでの経験をふまえ、効果的な質問をして、役所を動かすノウハウを伝えます。 一般質問の準備から段取り、成果の出る実例までを盛り込み、新人からベテランまで、地方議員にとって必読の1冊です。

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  • まちを元気にする! 自治体政策のつくり方
    -
    1巻2,530円 (税込)
    自治体職員が自分たちで地域を変えるために不可欠な課題の発見、調査と分析、政策の立案の仕方がわかる!  全国のさまざまな自治体で研修講師を務める著者が、人口推計表を使った課題分析の仕方、まちづくり白書の作成方法、住民ニーズのとらえ方など政策づくりのためのオリジナル手法を紹介する。

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  • 家族はなぜ介護してしまうのか――認知症の社会学
    4.8
    1巻2,530円 (税込)
    介護を頑張りすぎることへの問題提起――患者の人生や性格に合わせた介護が求められる現在の認知症。患者をよく知るからこそ、家族は悩み、憤り、反省する。認知症を理解し、介護へと導かれ、患者との関係を再構築するまでの家族の営みを丹念に描く。 ――はじめにより  彼ら家族たちは介護保険サービスを利用しながらも、何らかの形で介護を担っていた。彼らは例えば、日常的にケアマネジャーと介護の方針についてすり合わせ、患者が通う通所介護施設(デイサービス)を訪問して日々の様子を観察し、サービス内容に意見を申し立てていた。……  これから事例として紹介するように、彼らは介護の中で、悩むこと、憤ることを繰り返す。頼れるプロがいながらも、そして「介護はプロに」と思いながらも、彼ら家族は介護に、いわば巻き込まれていってしまう。……  私が注目するのは、「認知症」という病だ。そこに、「家族はなぜ介護してしまうのか」という謎を巡る、重要な論点が隠されている。  鍵となるのが、患者個々人の「その人らしさ(personhood)」に関する知識だ。患者本人を介護の中心に据え、多様な専門職がかかわる介護の体制がつくられるからこそ、介護家族の知識が頼られ、介護にかかわらざるを得なくなってしまう。  ……そんな彼らが、何を目指し、何に苦悩しながら介護をしていたのか。社会学の立場から、きちんと分析をしておきたい。
  • 世界一ときめく質問、宇宙一やさしい答え
    4.0
    だれもが答えにつまる子どもたちが投げかけた質問への、世界の第一人者による素晴らしい答えの数々!ベストセラー『世界一素朴な質問、宇宙一美しい答え』が魅力を増して帰ってきた!
  • これでうまくいく!自治体の住民説明会の進め方
    3.0
    1巻2,530円 (税込)
    これでもう怖くない! 住民説明会のノウハウがバッチリわかる! ○基本構想・長期計画をはじめとする行政計画の策定・改定 ○施設の建設・改修・休止・運営方法の変更等 ○マイナンバー、指定管理者制度など新制度導入・変更等 本書は、こうしたさまざまなテーマで行われる住民説明会を行うために必要なノウハウをわかりやすく解説します。 町会や自治会などから「招かれて」実施する説明会は、当然、相手も好意的です。しかし、自治体側からお願いして説明の場を設けさせてもらい、いわば「招かれざる者」として行う場合は、容易にはいかないケースが少なくありません。特に、議会に陳情が出されたり、役所と地域との利害が相反するような案件の場合は、ときに罵声、怒号が飛び交うこともあります。住民説明会にはストレスを感じる職員も多く、中には一度経験して「できれば二度と経験したくない」と恐れている方もいるといいます。  そこで本書は、住民説明会の運営を担うことになった職員に向けて、説明会の設定、資料の作成方法、上手に話すコツなどを整理し、困難な課題の説明会であっても、施策実現に向けてうまく進めるためのポイントをわかりやすく伝えます。

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  • UDL 学びのユニバーサルデザイン
    -
    【UDLとは?】  通常学級における特別支援教育を中心に、日本の教育界で数年来大きな注目を集めているUDL:学びのユニバーサルデザイン。アメリカにおける20年以上にわたる科学的研究からデザインされた、「どんな子も教室で活躍し、学ぶことができる」ための授業づくりの枠組みであり、アメリカでは全ての州で取り入れる学習基準に盛り込まれています。  その特徴は、子どもが自ら学びに向かい、確かな力を身につけるための科学的根拠、教師のマインドの転換を背景に、子どもたちが自分に適した学び方の柔軟な選択肢(オプション)を用いる事にあります。  すでに日本LD学会や日本授業UD学会など、さまざまな学会・研究会で取り上げられ、多くの取り組み事例や研究報告がなされています。今後の学校教育では欠かすことのできない、授業づくりのフレームワークといえるでしょう。 【本書の特徴:UDLを初めて本格的に紹介する1冊!】  UDLは近年、さまざまな学会・研究会で取り上げられ、多くの研究者、実践者の先生方から注目されてきました。しかしその一方で、その考え方がまとまった本は刊行されてきませんでした。  今回刊行する本書は、UDLの生みの親であるアメリカの研究所CASTの主要メンバーが執筆する、まさにUDLの教科書。考え方の骨格となるUDLガイドラインの最新版と解説、およびそれを活用した各教科の実践事例を豊富に掲載しており、理論面・実践面の両方を網羅しています。UDLの考え方を知りたい・学びたい先生には、必携の1冊なのです。

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  • ソーシャルワーク実習
    -
    1巻2,530円 (税込)
    本書の内容は、兵庫県下の養成校教員や実習先職員との研究会における研究の蓄積が下地となっている。特に、実習に関する書式の統一化によって、実習指導等の混乱が軽減されたことは、大きな成果といえる。

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  • 日常場面で実践する 対人援助スーパービジョン
    -
    1巻2,530円 (税込)
    対人援助職場でスーパービジョンの必要性は認識されはじめたが、多くの現場では高度な技術をもって行うものという先入観があり、普及へのハードルが未だ高い。本書で易しく手ほどきするスーパービジョンは、日常的に誰もが実践でき、仲間同士で支えて育てあうことを意識して人材の育成と定着を図ろうとするもの。特別な技術や機会は要さず、日常の場面や技術を活用することで、日々実践できる「普段着のスーパービジョン」の方法論。
  • 2025年の建築「新しいシゴト」
    4.0
    HEAD研究会フロンティアタスクフォースの企画・監修による「2025年の建築『七つの予言』」に続く第2弾。 人口減少、建築・住宅ストックの増大、リテラシーの高い使い手や住み手の台頭といった市場環境の転換に対応し、劇的に変わりつつある建築・住宅・不動産の世界に、どんな働き方、生き方の可能性があるのか。その未来を考えるための書籍です。 全4回の連続シンポジウムでは、建築・住宅・不動産業界以外からも新しい働き方や生き方を実践する方々を招き、従来の「仕事」の枠組みにとらわれずに議論を重ねました。自らリスクを負い、小さな実践を重ねる「新しいシゴト」の姿が、そこから見えてきました。 本書は、その模様の再録に、各回のホストを務めた島原万丈氏による新たな書き下ろし、連続シンポジウムの企画・監修者である嶋田洋平氏(建築家、HEAD研究会フロンティアタスクフォース委員長)による解説などを加えて編集したものです。 リノベーション、ストック活用や地域再生、まちづくりを担うこれからの仕事、「家守(やもり)」といった新たによみがえりつつある職能などに関心を持ち、自らの働き方、生き方の幅を広げたいと考えている方々には、必読の一冊です。
  • 2025年の建築「七つの予言」
    4.0
    人口減少、建築・住宅ストックの増大、リテラシーの高い使い手や住み手の台頭などによって急速に変わりつつある社会状況、経済環境に対応する、建築・住宅産業のこれからを考えるための一冊です。 建築・不動産に関わる実務者や研究者、関連メーカー、学生などが参画する一般社団法人「HEAD研究会」が開催した連続シンポジウム「七つの予言──その先の建築」の再録を中心に構成しています。 全4回の連続シンポジウムでは、松村秀一・東京大学大学院教授による建築講義「7つの予言」(業界予測、技術予測等)を踏まえた上で、それらに関する予見的な活動を始めていると思われる第一線の建築家や不動産事業者、建築・住宅関連の研究者などが講演と議論を行いました。 本書は、その模様の再録に、松村教授による新たな書き下ろし、連続シンポジウムの企画・監修者である嶋田洋平氏(建築家、HEAD研究会フロンティアタスクフォース委員長)による各回解説などを加えて編集したものです。 リノベーション(ストック活用)や地域再生・まちづくり、新しい社会状況・経済環境に対応する建築のつくり方(構法・建築技術)に関心を持ち、自らの仕事の幅を広げていきたいと考えている方々に欠かせない内容を満載しています。
  • 世界を動かした21の演説 ― あなたにとって「正しいこと」とは何か
    4.0
    言葉の力が世界を変える。――彼らが命をかけて向き合った「問い」に、あなたはどう答えますか? いつの時代も、言葉が世界を変えていく。確信に満ちた言葉は、人の思考を変え、行動を変え、さらには世界まで変えてしまう力を秘めている。自由と平等、移民問題、死刑制度、テロ、気候変動、歴史問題、戦争と平和……世界と人類の大問題を論じ、良くも悪くも世界を動かした演説を軸に、いま考えるべき問いを突き付ける論争の書。 ●大問題の本質に迫る――いまを考えるための100年史。 過去100年間に世界に大きな影響を与えた演説を21紹介。20世紀の幕開けから今日に至る激動の歴史において、人々の考え方はどのように変わり、それは現在の世界にどんな変化をもたらしてきたのか。著者による解説とともに演説を読むことで、「現代」を形作ってきた「考え方」の流れと、その中に潜む問題が見えてきます。 ●正しいことは何か?――多面的な視点が真実への道。 本書はただの「演説集」ではありません。それぞれの時代背景や内容について明快に解説し、各演説をどう読むか、そこから何を考えるべきかの手掛かりを示します。賛成・反対、さまざまな主張や信念や世界観、理想的視点と現実的視点の違いからわき起こってくる問いの数々。あなたは何を「正しい」と考えるでしょうか? ●言葉はしばしば人を惑わす――判断するのはあなた自身。 本書に収録されているのは、「名演説」として知られるものだけではありません。激しい非難を浴びた演説、死刑囚が最期に残したスピーチ、敵対するブッシュとビンラディンの両者の演説なども含まれます。言葉は世界を「正しく」動かすとは限りません。彼らの言葉をどう受け止め、そこから何を学ぶかはあなた次第です。
  • ギデンズの社会理論 : その全体像と可能性
    3.3
    1巻2,530円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 現代倫理の混沌を主要な問題群に整理する──生命〈遺伝子治療、再生医療 等〉、環境〈地球温暖化、生物種多様性の減少 等〉、情報メディア〈マスコミの社会的責任、コンピュータ・エシックス 等〉、グローバル化〈多文化主義、マイノリティ 等〉──科学技術と私たちの生命・人生・生活との調和、それに向けての倫理的実践を探求する。/序章:ギデンズ社会理論の全体像を求めて  第1章:ギデンズ社会理論の中心問題  第2章:社会変動と国家パワー  第3章:マクロ社会理論の展開の基本方向  第4章:ライフ・ポリティックスとモダニティ論  第5章:ラディカル・ポリティックスの時代  第6章:ギデンズ社会理論の可能性(1)社会学原論  第7章:ギデンズ社会理論の可能性(2)現代社会論

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  • 物語のなかの社会とアイデンティティ : あかずきんちゃんからドストエフスキーまで
    -
    1巻2,530円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は物語のなかの「社会と自己」の問題について論じている。「社会」のなかの自己、「自己」のなかの社会、社会と自己の関わり合いを「あかずきんちゃん」や「蛙の王様」のグリム童話、「鶴の恩返し」や「桃太郎」の昔話、「ロビンソン・クルーソー」の冒険物語そしてドストエフスキーの小説などを素材に選んで論じている。
  • サッチャリズムとブレア政治 : コンセンサスの変容、規制国家の強まり、そして新しい左右軸
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 戦後コンセンサスという英国船の政治史の議論を踏まえ、サッチャーとブレアの理念と政策を、市場、コミュニティー、貧困、福祉、規制国家などのキー・ポイントに沿って比較する。
  • 協働型ガバナンスとNPO : イギリスのパートナーシップ政策を事例として
    -
    1巻2,530円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 行政とNPOの協働をガバナンス論、パートナーシップ理論を振り返りながら整理する。さらに、イギリスのパートナーシップ政策に関して、コンパクト、資金提供、地域再生、地域戦略パートナーシップ等を事例としながら、その現状と課題を明らかにし、我が国へのインプリケーションを探る。
  • 新聞の社会史 : イギリス初期新聞史研究
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    1巻2,530円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「近代新聞の母国」といわれるイギリスの初期新聞史を、社会や法制度との関連のなかで明らかにしようとした。
  • 政治はなぜ失敗するのか 5つの罠からの脱出
    NEW
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    1巻2,500円 (税込)
    35歳でオックスフォード大学正教授に就任した、いま最注目の政治学者が、分断と格 差の起源と解決という難題に鮮やかに答える! ―対立軸を組み変え、民主主義・福祉・繁栄した社会を持続可能にする、ほとんど唯 一の狭い道。 政治はなぜ常に私たちを失望させるのか? 古代ギリシャから気候変動条約、ブレグ ジットまで、私たちが集まると近視眼的選択の「罠」に落ちてしまう。それを回避す べく、直感に反する最近の研究成果、例えば政治・社会的平等の増加が大きな不平等 をもたらし、不平等の高まりが民主主義を促す逆説などを活用して、現実政治の罠か ら脱出する方法を生き生きと説明する。
  • なぜ基地と貧困は沖縄に集中するのか? 本土優先、沖縄劣後の構造
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    1巻2,499円 (税込)
    基地と貧困の公正で民主的な一体的解決をめざす提案の書 「本土復帰」から50年を経てもなお、いまだに基地と貧困が集中している沖縄。 安全保障のためには基地の集中は仕方ないという、一方的な主張に加え、近年、沖縄の貧困問題は、沖縄の人びとの文化や性質に原因があるとする自己責任論が増えてきた。 本書では、このような主張に対して真正面から対峙する。 沖縄の基地問題と貧困問題に共通する原因として、「本土優先―沖縄劣後」という差別構造によりつくられた「自由の不平等」に焦点をあて、基地と貧困の公正で民主的な一体的解決をめざす提案の書。 【目次】 第1章/貧困問題と基地問題を貫く差別の問題 第2章/沖縄の基地問題の歴史と課題 第3章/沖縄の貧困問題の歴史と課題 第4章/平等と平和 第5章/沖縄論の変遷 補論1/現代的レイシズム論からみた沖縄 第6章/新しい提案 補論2/日本国憲法には「平等権」が保障されていない? 第7章/シティズンシップを求めるアイデンティティ・ポリティクス 第8章/沖縄の貧困問題と基地問題の一体的解決を目指して 【著者】 安里 長従 沖縄県石垣市出身、司法書士。沖縄国際大学非常勤講師。石垣市住民投票裁判原告弁護団事務局。「辺野古」県民投票の会元副代表。沖縄生活保護基準引下げに基づく保護費(減額)処分取消請求裁判原告弁護団事務局。 基地問題などに関心を持ったのは、2002年に司法書士となり多重債務者の対応などをしているなかで沖縄の構造的な問題に気づいたのがきっかけ。それ以来、「基地」と「貧困」の一体的な解決を求めて活動を続けている。 志賀 信夫 県立広島大学保健福祉学部准教授 一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了、博士(社会学)。NPO法人結い理事。日向市子ども未来応援会議副会長(宮崎県日向市による子どもの貧困対策会議)。主な著書に、『貧困理論の再検討―相対的貧困から社会的排除へ』(単著、法律文化社、2016年)など。
  • 生きられた障害 障害のある人が、妊娠、出生前検査、親や子どもについて、語ったこと
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    1巻2,497円 (税込)
    「障害」のある12名ひとりひとりの、「出生前検査」や「親」や「妊娠」をめぐる経験や思いを紹介する。 「親が出生前検査を受けていたら、この私は、生まれてこなかったかもしれない?」―― 「障害」のある女性は、妊娠や出産、自分の親や、出生前検査について、何を思ってきたのか。「障害」のある男性は、パートナーの妊娠や出産に何を思ったか。 また、「障害」のある彼ら彼女らは、胎児の「障害」や「疾病」を「知る」ための医療技術を使える社会について、どのように考えているのか。 「障害に気づいた経験」「障害があること」「治ること」「女性であること」などをめぐる、一人ひとりの語りに耳を澄ませ、共に考える。 【目次】 序 章 この本の内容と方法 第1章 どんな人たちに話を聞いたのか 第2章 出生前検査について、障害のある人から話を聞くこと インタビュー メグミの語り 第3章 自分の障害名を説明すること インタビュー アサコの語り 第4章 「障害」を認識したとき インタビュー ケイコの語り 第5章 胎児をめぐるふたつの「障害」 インタビュー ヒロトの語り 第6章 「障害」という言葉 インタビュー ヒサコの語り 第7章 「中絶」や「検査」を勧められた経験 インタビュー タクヤの語り 補 章 1970年代、青い芝の会による要求 第8章 2010年代の声、過去からの声 インタビュー トオルの語り あとがき/文献一覧/付属資料1-4/索引 【著者】 二階堂祐子 1976年生まれ。明治学院大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。専門は医療社会学。現在、国立民族学博物館超域フィールド科学研究部外来研究員、奈良先端科学技術大学院大学男女共同参画室特命准教授。共著として、『出生前診断とわたしたち――「新型出生前診断」(NIPT)が問いかけるもの』(生活書院、2014年)。
  • シティズンシップの政治学[増補版] 国民・国家主義批判
    NEW
    -
    1巻2,475円 (税込)
    個人の尊厳を尊重する「国家」とは。フェミニズム・シティズンシップ論、ケア倫理へとその可能性を展開する 過去のシティズンシップ(市民権)論、主にリベラリズムの議論を批判的に再検討しながら、「平等で自由な人格」がよりよく尊重されるための新たな理念を構想する。いかなる者の視点をも排除しない可能性を秘めたフェミニズム・シティズンシップの議論につづき、ケアの倫理と新たな責任の理論を展開。 定評ある「シティズンシップ」論の入門書、ケア倫理の第一人者となった著者によるケア倫理への模索の書でもある。 【目次】 序 章 「平等で自由な人格」の尊重からの出発 第1章 シティズンシップと国民国家 第2章 現代リベラリズムとシティズンシップ 第3章 リベラル・シティズンシップへの批判 第4章 フェミニズム・シティズンシップ論へ 第5章 シティズンシップ論再考──責任論の観点から 【著者】 岡野八代 同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授。専門は、西洋政治思想、フェミニズム理論。 主な著書に、『フェミニズムの政治学──ケアの倫理をグローバル社会へ』(みすず書房)、『ケアするのは誰か?──新しい民主主義のかたちへ』(トロントとの共著、白澤社)、『ケアの倫理──フェミニズムの政治思想』(岩波新書)など。 訳書にキテイ『愛の労働あるいは依存とケアの正義論〔新装版〕』(共監訳、白澤社)、ケア・コレクティヴ『ケア宣言──相互依存の政治へ』(共訳、大月書店)など。
  • 現代台湾クロニクル:2014-2023
    4.0
    1巻2,475円 (税込)
    10年の変貌ぶりが手に取るようにわかる 台湾が国際社会で主要なプレーヤーの一角に名を連ねるようになったのは、ここ10年ほどの奮闘の成果があったからである。この間、台湾で何が起こり、事態はどのように変化したのか──それを時系列的に振り返りながら背景を押さえていけば、台湾がなぜアジアで、世界で台頭してきたのかが浮かび上がる。それは台湾だけでなく、中国や日本も含むアジア全体、さらに米国や欧州などをも巻き込むものであり、世界情勢を読み解くカギともなる。 本書が取り上げるのは、台湾が対中融和から対立に舵を切るきっかけとなった「ひまわり学生運動」が発生した2014年を起点とし、2023年初めまでの約10年間。政権運営、対中関係、外交、内政、経済、社会の6つのテーマ別にやさしく解説する。著者はジャーナリストとして、また大学教授として長年にわたって報道・研究に携わってきたベテランの台湾ウォッチャーだ。 新型コロナ感染症対策や半導体メーカーTSMCの動き、ペロシ訪台といったトピックを手がかりに、台湾の政治・経済・社会、ひいてはアジアや世界の動向について理解を深めるための視点と論点を提供する。
  • 一八世紀の秘密外交史:ロシア専制の起源
    -
    「ロシアが欲しいのは水である」 資本主義の理論的解明に生涯を捧げたマルクス。彼はこの『資本論』に結実する探究の傍ら、1850年代、資本の文明化作用を阻むアジア的社会の研究から、東洋的専制を発見する。 他方、クリミア戦争下に構想された本書で、マルクスはロシア的専制の起源に東洋的専制を見た。ロシア社会の専制化は、モンゴル来襲と諸公国の従属、いわゆる「タタールの軛」(1237-1462)によってもたらされたと分析したのである。 このため、マルクスの娘、エリノアの手になる本書は歴史の闇に葬られ、とりわけ社会主義圏では一切刊行されなかったという。 とはいえ、東洋的専制という問題意識は、その後、本書の序文を書いたウィットフォーゲルによって深められた。 フランクフルトの社会研究所で頭角を現した彼は、『オリエンタル・デスポティズム』(1957年)に収斂していく研究で、専制の基底に大規模灌漑を要する「水力世界」を見出し、さらに、ソ連・中国の社会主義を東洋的専制の復活を見た。 ウクライナ戦争が長期化する中、ロシアの強権体質への関心が高まっている。本書収録「近代ロシアの根源について」は今こそ読まれるべきだ。
  • 昇任試験地方自治法精選問題集 第3次改訂版
    -
    1巻2,475円 (税込)
    政令市・中核市など、高レベルの問題を出題する団体の受験生にベストマッチな問題集。地方自治法の全分野を網羅するとともに、試験問題の頻出テーマが更にわかりやすく。“攻めどころ”がわかる問題集に仕上げました。
  • 権力は噓をつく――ベトナム戦争の真実を暴いた男
    -
    権力者のメンツ、エスカレーションの必然性、内政とのバランス……。 ──戦争の構造は、驚くほど、いつも同じだ。 ---------------------- 1960年代、冷戦期に軍事アナリストとしてペンタゴンで働いていたダニエル・エルズバーグは、ベトナム戦争が権力者のメンツや選挙対策によってエスカレートしていくことに疑問を持ち、政府の機密文書「ペンタゴン・ペーパーズ」の暴露を決意する……。 ---------------------- インサイダーによるリークは正当化されるのか? 戦争はどのように作られ、継続するのか? なぜ権力者たちは、戦争を止めないのか? 彼らのメンツは、兵士や市民の命より大切なのか? 報道の自由とは? 国民の「知る権利」とは? ──戦争の構造は、変わらない。 ──権力は、その力の維持を自己目的化していく。 資料を縦横無尽に駆使しながら、推理小説のように一気に読ませる歴史ノンフィクション。 ---------------------- キッシンジャーは、米機が攻撃しているのは軍事関連、工業関連施設だとして空爆を擁護した。たまたま民家や病院に爆弾が落ちたこともあったが、民間人の死亡は気に留める必要なしと思ったのか、キッシンジャーはさらりと流して終わった。「一般市民の死者数はおそらく四〇〇名から五〇〇名にすぎません」(本文より)
  • ビジュアル版 人権シリーズ 日英仏3言語 ビジュアル版 世界人権宣言
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2018年に刊行した『ビジュアル版 世界人権宣言』(創元社)に、国際基督教大学の学生プロジェクトチームによる英訳を加え、日英仏3言語版として新たに刊行。誰もが名前を知っていながらその内容が理解されていない『世界人権宣言』を、現代アーティストが解釈したイラストと、古今の作家、哲学者、政治家たちによる珠玉の文章と共に紹介する。本書は2022年より、国際基督教大学の入学式で新入生に配布される。
  • 権威主義:独裁政治の歴史と変貌
    3.0
    後退するデモクラシー ここ数年、民主主義に巣食うポピュリズムが大きな注目を集めている。ブレグジットやトランプ政権はじめ各国はデモクラシーに特有の病理に苦しめられているというわけだ。 他方、こうした潮流はいまや「民主主義の後退」として、新たな局面に入ったと捉えることもできる。 その際、鍵となる概念が「権威主義」である。 本書によれば、民主化の「第三の波」(ハンティントン)にもかかわらず、権威主義体制は依然として政治の日常風景となっており、現在、数において民主主義国が権威主義国を超えてはいるが、もしこの傾向が続けばその優位は逆転するという。 私たちは、好むと好まざるとにかかわらず、ビジネスパートナーや援助先として権威主義体制と関わり、また国内の権威主義化に向き合わなければならない地点に立っているのである。 民主化の波に洗われた権威主義は、より巧妙にアプローチしてくる。強権的でむき出しの暴力ではなく、柔軟かつ狡猾な統治がその最新版だ。 加えて、お馴染みの軍事独裁や一党独裁ではなく、個人独裁の比率が近年高まっており、その兆候になるべく早く気づくことが重要になってくる。身を守るための必読書!
  • 新復興論 増補版
    -
    1巻2,475円 (税込)
    第18回大佛次郎論壇賞受賞から3年 「本書は、ぼく、小松理虔が、この10年、いかに土地と交わり、思考を重ね、いかに震災と原発事故を血肉化してきたのか、つまり、ぼくがどのように復興してきたのかを記した『復興の書』である」。 ――震災から10年、格闘し続けた福島のアクティビストは何を思うのか。外国人との交流、福祉施設への滞在、娘の成長。様々な出会いを通して、トラウマを受け止める「ナラティブ」にたどり着く。地域づくりから、心の継承へ。大佛次郎論壇賞受賞から3年、待望の増補新版。

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  • 国民投票の総て 増補 電子書籍版
    -
    世界ではすでに2500件以上、日本ではいまだ0件!? 国民投票って何? これは世界の実例から国民投票を知るための本です。 国民投票って何? 憲法改正が現実味を帯びた今こそ読んでおきたい、世界の実例から国民投票を知るための1冊です。 国民投票といえば、イギリスのEU離脱を問うたものが耳に新しいところですが、実は、世界では18世紀末から始まり、禁酒、原発、軍隊、憲法、EU、移民、同性婚……すでに2500件以上も国民投票が行われています。この制度を公平に、賢く活用するためには、主権者たる国民みんなが、諸外国の事例とルールを知っておくことが重要です。憲法改正、案をまとめるのは政治家、発議するのは国会、投票し、決めるのはあなたです。 「このプロジェクトは本作り過程の民主化の実験であり、本の内容をなす国民主権の再生という理念とも合致しています」(井上達夫・東京大学大学院教授) 「国民投票は日本国民がデモクラシーという集団的自律を生きるために、何らかの争点について早晩引き受けるべき、一つの歴史的試練だと思います。当然国民はまず、国民投票とは何なのか、どうすれば公正な条件で実施できるのかを知る必要があります。これすなわち、この本に期待する所以です」(堀 茂樹・慶應義塾大学名誉教授) ※この作品の容量は、106.0MB(校正データ時の数値)です。 【ご注意】 ※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 ※この作品は一部カラー画像が含まれます。
  • 日本近現代史入門 黒い人脈と金脈(集英社インターナショナル)
    4.0
    グローバリズム、格差社会、ファシズム――日本を暴走させてきた権力を明らかにする! 明治以降、日本を誤らせてきたのは誰か? 日本を戦争の惨禍に巻き込み、アジアを侵略し、繁栄とは名ばかりの住みにくい日本を作り上げてきた本当の犯人は誰か? 精緻かつ大胆な歴史考察で、政治家、財閥、資本家が入り乱れる金脈と血脈にメスを入れ、日本近現代史の真実にせまる。これまで「常識」とされてきた事件・歴史的エピソード、「英雄」と考えられてきた人物たちの闇の部分に光を当て、現代社会に警鐘を鳴らす、すべての歴史ファン必読の一冊!!
  • 私たちの生活科学(第2版)
    -
    1巻2,464円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 21世紀を生きる「私たち」=「生活者」のためのテキスト 生活科学を学ぶうえで必要とされるのは、“モノ”中心の考え方だけでなく、“生活のあり方そのもの”を原点に据えたトータルな視点です。 これを実践すべく本書は、生活者と生活そのものを見つめ直し、衣食住などの身近な問題から、それらを取り巻く環境、人類の福祉といったグローバルな問題まで広く概説しました。 各節(全16章64節)をすべて見開きページにレイアウト。 使いやすく理解しやすいフレキシブルな教科書です。 生活系、看護医療系学校のテキストとしておすすめ。 目次 1章 生活科学とは  1. 生活科学の概念  2. 生活科学の歴史  3. 家政学の歴史  4. 家政学から生活科学への流れ 2章 暮らしと科学  5. 科学発展の意味  6. 現代科学とその特性  7. 生活科学の視座  8. 生活科学と専門職 3章 人間発達と社会生活  9. 人間発達の過去と現在  10. 心身の成長発達過程  11. 現代社会における発達上の諸問題  12. 人間発達とこれからの教育 4章 家族と家庭生活  13. 現代社会と家族  14. 家族をめぐる諸問題  15. 生活の枠組み  16. 家庭生活の維持・管理 5章 暮らしと技術  17. 機械化と省力化  18. 情報化社会とコミュニケーション  19. 家庭生活と労働  20. ハンディキャップトと生活機器 6章 暮らしと環境  21. 自然環境と暮らし  22. 暮らしと環境問題  23. 人の生理機能  24. 生活環境の調整 7章 暮らしの様式  25. 生活様式の変化  26. 衣生活の様式  27. 食の生活様式  28. 住の生活様式 8章 暮らしと消費  29. 社会構造,生活様式の変化と消費形態の変化  30. 衣生活と消費  31. 食生活と消費  32. 暮らしと消費者教育 9章 暮らしと法律  33. 消費者保護と法律  34. 食生活の安全と法律  35. 住生活の安全と法律  36. 訪問取引と法律 10章 暮らしと健康  37. 健康な生活  38. 食物と栄養  39. 食生活の変化と健康上の問題  40. 健康とスポーツ 11章 暮らしと住まい  41. 住宅の公共性  42. 住まいと安全な暮らし  43. 住宅の水準と暮らし  44. ライフスタイル,ライフステージと住まい 12章 暮らしと福祉  45. 現代社会と福祉問題  46. 社会福祉のしくみ  47. 社会福祉の援助  48. これからの社会福祉 13章 暮らしと高齢者  49. 長寿と栄養  50. 高齢者の生活習慣病対策  51. 老人と介護  52. 高齢社会の住まい 14章 暮らしと文化  53. 人類生活史  54. 暮らしと階級分化  55. 21世紀の生活像  56. 生活文化の継承と創造 15章 生活科学の展開 I  57. 在宅生活支援のための住居改善の実践的研究活動  58. マンション問題解決のための諸研究活動  59. たすけあいのための地域ネットワーキング  60. 育児不安と育児ネットワーク 16章 生活科学の展開 II  61. 生活主体者を支える地域の福祉力  62. 外国における生活問題への取組みの例  63. 持続可能な人類発展のために  64. 学校における生活科学教育の課題 まとめ 生活科学の展望 付録 用語解説 引用文献/参考文献 索引
  • The Bonds of the Japan-US Alliance The Japan-US Security Treaty and the Search for Mutuality
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    1巻2,464円 (税込)
    The Japan-US Security Treaty was first signed in 1951, coinciding with the end of Allied occupation and Japan’s recovery of independence in the early postwar era, and subsequently revised in 1960 to correct various inadequacies and alleviate a sense of inequality felt on the Japanese side. Its basic structure, namely providing bases in exchange for the guarantee of US security of Japan, however, remains unchanged. This English edition of diplomatic historian SAKAMOTO Kazuya’s highly acclaimed Nichi-Bei domei no kizuna (The Bonds of the Japan-US Alliance; 2000, rev. ed. 2020), winner of the 22nd Suntory Prize for Social Sciences and Humanities, carefully depicts the sensitive negotiations and diplomatic finesse behind the establishment and revision of the Japan-US Security Treaty, highlighting the challenges experienced by the two countries to promote mutuality then and later. Drawing on previously undisclosed confidential documents and new research developments on the issue of secret agreements, which were brought to light during the Ministry of Foreign Affairs investigation in 2009-10, the author added a new chapter with updated notes for his revised 2020 edition. Examining the far-reaching implications of these new historical materials, he puts forward the pressing question: What should be the future of Japan-US security cooperation?

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  • 宗教・地政学から読むロシア 「第三のローマ」をめざすプーチン
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    世界政治の最大の焦点は宗教! いま起こっているのは「新冷戦」ではない。 ウクライナ危機の深層、現代ロシアと宗教との関係、国際秩序の変容を文明論、歴史的視点から解き明かす。
  • 地球政治の構想
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    1巻2,464円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 いまや国際政治は地球政治という性格を帯びつつある。権力・民主主義・金融・開発などのメカニズムは如何にして地球政治へ吸収されていくのか。その進展と可能性を分析する猪口政治学の新展開。
  • 「公共性」論
    4.0
    1巻2,464円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人工環境の下で動物化する私たちに「市民社会」「公共圏」は可能なのか? 現代社会思想のキーワード「公共性」の概念を整理し、法学、経済学、現代思想、認知科学の成果を吸収して徹底的に考える。より良い世界を構想するすべての人必読。
  • 行政の経営分析 大阪市の挑戦
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 経営分析の手法で行政を「見える化」する!多くの自治体の行政改革は、単なる予算や人員の削減か、あるいは逆に性急な民営化や事業の廃止、指定管理者への移行になっていないか。本書は、民間企業の経営改革で使われる「経営分析」の手法を行政改革に応用し、効果を上げつつある大阪市の具体事例を懇切丁寧に分析・解説する。行政・自治体関係者必読の一冊。

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  • 障害者の親亡き後プランパーフェクトガイド
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    -
    「親亡き後」を考えることは、自分たち両親が健在のうちに、障害のあるわが子を一人立ちさせることにもつながります。 弁護士であり、 重度知的障害児の父親である著者が 自身の親亡き後対策も例に挙げながら解説。 具体的な計算式・今ある制度の活用法で わが家の「いくらで」「どうやって」がわかる。 障害者の家族はもちろん 健常者の老後対策にも直結するアドバイス。 7つのステップで「何からどうすれば?」を迷わない!
  • 残らなかったものを想起する 「あの日」の災害アーカイブ論
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    1巻2,420円 (税込)
    【災害のあった「あの日」を、あなたはどう伝えますか?】 能登半島地震、東日本大震災、阪神・淡路大震災、御嶽山噴火…… 巨大災害が頻発するこの国では、防災、減災、命の大切さといった「残すべき目的」を掲げた「アーカイブ」が作られ続けています。 しかし、そこで残すべきとされるものは、ほんのひと握りでしかありません。 私たちはもっと豊かなものを、もっと多様な手法で、留めたり、取り戻したりすることができるのではないでしょうか。 本書では、現場の偶然性をとりこみながら「残らなかったもの」への想起の回路を開こうとするユニークな15のメディア実践を紹介。 あなたにとっての「災害」、そして「アーカイブ」のイメージを大きく変える実践がここにあります。 語り 復元模型 被災写真 報道写真 育児日記 絵画 手記集 朗読 展覧会 記念式典 災害遺構 文化施設 映像 美術館 演劇 etc…… 高森順子/⽮守克也/杉山高志/磯村和樹/槻橋 修/溝口佑爾/松本 篤/林田 新/武居利史/佐藤李青/竹久 侑/福田 雄/林 勲男/⾨林岳史/青山太郎/⼭内宏泰/富田大介 【目次】 ●はじめに 実践知としての災害アーカイブ 【第Ⅰ部】 「あの⽇」以前の暮らしへの回路を創造する ●第1章 語り ●第2章 復元模型 ●第3章 被災写真 ●column 01「わたし」を主語にする──育児日記の再読をとおした震災経験の継承の試み 【第Ⅱ部】 「あの⽇」への想起のダイナミクス─モノを創造する ●第4章 報道写真 ●第5章 絵画 ●第6章 手記集 ●column 02 応答のアーカイブ─東日本大震災から「10年目の手記」 ●column 03 展覧会というメディアの可能性(1)─「3・11とアーティスト:進行形の記録」 【第Ⅲ部】 「あの⽇」への想起のダイナミクス──場を創造する ●第7章 記念式典 ●第8章 災害遺構 ●第9章 文化施設 ●第10章 映像 ●column 04 展覧会というメディアの可能性(2)──「3・11とアーティスト:10年目の想像」 ●column 05 12章「カタストロフィの演劇体験」への手引き 【第Ⅳ部】 未災者との回路を創造する──実践と研究の「あわい」から ●第11章 美術館 ●第12章 演劇 ●おわりに 【著者】 ⾼森順⼦ 1984年、兵庫県神戸市生まれ。情報科学芸術大学院大学産業文化研究センター研究員。大阪大学大学院人間科学研究科単位修得満期退学。博士(人間科学)。グループ・ダイナミックスの視点から、災害体験の記録や表現をテーマに研究している。2010年より「阪神大震災を記録しつづける会」事務局長。2014年度井植文化賞報道出版部門受賞。著書に『震災後のエスノグラフィ』(明石書店、2023年)、『10年目の手記』(共著、生きのびるブックス、2022年)など。
  • ジオストラテジクス マンガで読む地政学
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「これほど分かりやすい現代史の教科書はない。 地政学とは人間の生きる知恵と関係する学問だ」 出口治明(立命館アジア太平洋大学 学長特命補佐)さん推薦! 1945年以降の世界の動向とその理由を、分かりやすくマンガで読む。 要点をおさえた文章に加えて、よく似た歴史上の人物たちによって、直感的に分かります。 例えば表紙に描かれた人物それぞれが、何をした人か知っていますか? マンデラ/ゲバラ/トランプ/ゴルバチョフ ナセル/ド・ゴール/ガンディー アインシュタイン/サッチャー 現代史をさっくり復習したい人も、 過去の経緯を楽に知りたい人も、 読んでいるうちに世界の流れが理解できるようになります。
  • 地域防災の実践―自然災害から国民や外国人旅行者を守るための実学―
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    1巻2,420円 (税込)
    【内容紹介】 令和6年能登半島地震では、激震によって多数の住家が損壊し、火災が発生・延焼し、土砂災害・津波が発生し、道路が寸断されて集落が孤立するなど、ありとあらゆる災害が発生しました。 本書は、多くの自然災害の現場を調査し、地域防災活動に実際に関わってきた著者が、我が国の防災対策の現状と歴史を踏まえ、地域で整えるべき市町村の防災体制、地区防災計画、そして日本人だけでなくインバウンド観光客や在留外国人を含めた防災対策について記した書です。 地域防災を進める行政、事業者、個人の方々に是非読んでいただきたい1冊です。 【著者紹介】 鈴木 猛康(すずき たけやす) 山梨大学名誉教授・客員教授、特定非営利活動法人防災推進機構理事長、東京大学生産技術研究所リサーチフェロー。東京大学大学院工学系研究科修了(東京大学工学博士)。専門は地域防災、リスクコミュニケーションなど。 【目次】 第1章 現代の防災対策の現状と課題 1.1 特別警報が発表されてから逃げる 1.2 災害未経験の自治体で災害は発生する 1.3 避難所の運営と在留外国人の避難 1.4 そのとき必要だったのは情報共有 1.5 首長に必要なリーダーシップ 第2章 防災の法制度の歴史とエピソード 2.1 中世から近世における川除普請と名主制度 2.2 備荒儲蓄法から災害救助法まで 2.3 伊勢湾台風と災害対策基本法 2.4 被災者生活再建支援金制度とその成り立ち 2.5 災害弔慰金制度とその成り立ち 2.6 地震保険制度と誕生のエピソード 第3章 防災気象情報で氾濫状態の日本 3.1 防災気象情報が増え続ける理由を考える 3.2 気象警報・注意報そして特別警報 3.3 避難情報の変遷 3.4 避難情報と防災気象情報との関係 3.5 避難スイッチの観点から見た防災気象情報 3.6 将来の防災気象情報に対する期待 第4章 地区防災計画 4.1 地区防災計画制度の誕生 4.2 自主防災組織と地区防災計画 4.3 地区防災活動はまちづくり活動 第5章 リスク・コミュニケーション 5.1 リスク・コミュニケーションとは 5.2 防災におけるCAUSEモデルとBECAUSEモデル 5.3 2014年山梨豪雪による集落孤立とリスク・コミュニケーション 第6章 広域避難と地区防災計画 6.1 平成27年関東・東北豪雨と広域避難 6.2 広域避難計画 6.3 中央市リバーサイド地区におけるリスク・コミュニケーション 6.4 一人の犠牲者も出さない広域避難計画 6.5 避難場所 6.6 広域避難訓練 6.7 コロナ禍の広域避難行動と準備 6.8 その後の地区防災活動 6.9 広域避難計画における災害弱者対策 第7章 土砂災害警戒区域における地区防災の実践 7.1 土砂災害防止法 7.2 土砂災害警戒情報と警戒避難体制の構築 7.3 西桂町下暮地地区と逃げどきチャート 7.4 防災マップづくりと早期避難の必要性 7.5 アンケート調査に基づいた避難シミュレーション 7.6 避難計画作成のための合同ワークショップ 第8章 自然災害に曝される外国人の現状と対策 8.1 災害情報不足に困窮するインバウンド観光客 8.2 AI翻訳アプリの出現は外国人観光客にとって救世主となりうるか 8.3 多言語翻訳アプリの開発経緯 8.4 災害時に困窮する在留外国人の現状と対策 8.5 政府の多言語対応と観光危機管理の現状 8.6 富士山の火山防災対策の現状 第9章 多言語翻訳アプリを利用した災害対応の実証実験(ホテル編) 9.1 実証実験の概要 9.2 ホテルの対応と中国人宿泊客の反応 第10章 多言語翻訳アプリを利用した災害対応の実証実験(遊園地編) 10.1 実験の概要 10.2 遊園地スタッフの対応と外国人観光客の反応 10.3 平常時に使って災害時に活かす 第11章 これからの防災まちづくり 11.1 観光地の景観条例と防災まちづくり 11.2 増災とならないことを検証する視点の大切さ 11.3 防災まちづくりの本来の姿-グリーンインフラとEcoDRR- 11.4 能登半島地震の教訓を生かす
  • 長良川のアユと河口堰
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    1巻2,420円 (税込)
    日本三大清流に数えられる長良川は、本州の大河で唯一本流にダムと堰のない川と言われ、山・川・海の連続した生物圏の上に豊かな水文化が育まれてきた。アユをはじめ海と川を回遊する生き物、汽水域で生活する生き物は長良川の大切な恵みであり、川の生物圏の連続性、持続可能性の指標だが、河口堰はその営みを分断した。2015年、長良川の天然アユは岐阜市で準絶滅危惧種に指定(後に削除)、「清流長良川の鮎」が世界農業遺産に認定された。本書は、生物多様性の喪失が地球の限界を超えている時代に、川の生物圏を再生し、社会や経済の基盤として復権させ、川と人の関係を結びなおす可能性を探る。
  • ルポ年金官僚―政治、メディア、積立金に翻弄されたエリートたちの全記録
    4.0
    1巻2,420円 (税込)
    100年安心は、まやかしなのか、不安を煽ったのは、誰か──。  2025年、国民の5人に1人が後期高齢者になる。この国の年金制度はどうあるべきなのか。その解は、年金官僚たちの壮絶な攻防のドラマの中にちりばめられている。 ***  私は「年金ブーム」の1年半ほど、ほぼ毎号、『週刊ポスト』の年金取材に明け暮れた。徹夜もしょっちゅうだったが、20代後半という若さ、知識を吸収する喜びがあり、記者としての手ごたえを感じた時期だ。私の記者人生の〝青春〟であった。  ただし、いくらメディアが激しく批判をしたところで、法律が大きく修正されることはなく、順調に成立した。社会保険庁は解体に追い込まれたが、それで国民生活が良くなったのか、今もって実感がない。  恥を忍んで言えば、「マクロ経済スライド」が人口減少、平均余命の延びによる調整に過ぎないことを、私は本書の取材で初めて理解した。制度の本筋とずれた所を、懸命に掘り下げていたのである。年金取材にどっぷり浸かった私ですらそうだから、一般国民が知るよしもないだろう。  2005年に『週刊文春』に移籍してからも、編集部は私に、年金の記事を数多く担当させてくれた。年金は、私にとって〝背骨〟のような取材対象であり続けた。  本来、私は記者として何を報じるべきだったのか。こうまでメディアを、私を、惹きつける年金とは一体何なのか──。それを解き明かし、ノンフィクション作品として世に問いたいと決意したのが、本書執筆の動機である。
  • プエルトリコ人とアメリカ
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    1巻2,420円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アメリカ人とは誰かを決めきれずにいるアメリカ。アメリカ市民権を生まれながらにして持つプエルトリコ人。スペイン植民地からアメリカによる植民地的支配下に移行して一世紀以上が経った。生命・自由・幸福・尊厳の希求という視点から、彼らが生きてきた現実を概説する。
  • 「困難事例」を解きほぐす 多職種・多機関の連携に向けた全方位型アセスメント
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    本人中心のアセスメントで支援が変わる! 介護・福祉の分野においてアセスメント(assessment)とは、「当事者に関する情報を収集・分析し、自立した日常生活を営むために解決すべき課題を把握すること」といわれている。従来のアセスメントでは専門職の客観的な視点ばかりが重視され、当事者の主観を尊重した支援まで届いていないことがある。 本書では、「全方位型アセスメント」の概念や手順を、豊富な例と図表を用いながら紹介。客観的に問題を把握しつつも当事者個人の生活歴や周囲の環境を考慮し、その人らしい暮らしを実現するための見立てを構築する。 【目次】 1章 アセスメントと生き方支援 2章 そもそもアセスメントとは何か 3章 全方位型支援・全方位型アセスメントとは何か 4章 全方位型アセスメントを用いた4つの領域で捉える全方位型支援の実際 5章 全方位型アセスメントの実施に有用なツール 6章 事例検討に活かす全方位型アセスメント 【著者】 伊藤健次 1974年東京生まれ。日本社会事業大学卒業後、介護福祉士・社会福祉士として特別養護老人ホーム勤務後、日本社会事業大学専門職大学院(福祉マネジメント修士(専門職))を経て、山梨県立大学にて福祉専門職の養成教育に従事、2016年から同大学准教授。学生教育の傍ら、日本福祉大学大学院社会福祉学研究科修了(社会福祉学修士)。 福祉専門職の卒後教育にも携わり、特に力を入れてきたのは年間70ケース以上行う事例を用いたグループスーパービジョンと地域ケア会議における個別事例検討。 土屋幸己 一般社団法人コミュニティーネットハピネス代表理事、認定社会福祉士。 淑徳大学社会福祉学科卒業後、2006年に静岡県富士宮市福祉総合相談課長(兼)地域包括支援センター長に就任。富士宮市では、全国に先駆け福祉総合相談支援体制を構築し、ジャンルを問わないワンストップの相談支援体制と地域包括ケアシステムの構築を行い、全国のモデル地域となった。 2017年に一般社団法人コミュニティーネットハピネスを立ち上げ、代表理事に就任。福祉アドバイザーやソーシャルワークの基本であるアセスメント研修など各種研修も実施。 竹端寛 1975年京都市生まれ。兵庫県立大学環境人間学部准教授。 大阪大学人間科学部卒、同大学院修了。博士(人間科学)。 山梨学院大学教授を経て、現職。脱施設化と権利擁護研究を土台に、ダイアローグを基盤とした地域福祉・多職種連携などの研究や研修にも携わる。著書に『「当たり前」をひっくり返す――バザーリア・ニィリエ・フレイレが奏でた革命』『権利擁護が支援を変える――セルフアドボカシーから虐待防止まで』(現代書館)、『枠組み外しの旅――「個性化」が変える福祉社会』(青灯社)等。
  • ソーシャルワーカーのための反『優生学講座』 「役立たず」の歴史に抗う福祉実践
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    1巻2,420円 (税込)
    「役立たず」がつくられた歴史を解説する、支援者のための入門書。 優生保護法による強制不妊手術、ナチスのT4作戦――障害者を「役立たず」とみなし、命を奪う優生思想。その一助を、戦前・後の社会福祉政策が担ってきた過去を、あなたは知っていますか? その延長線上に相模原障害者殺傷事件があるとしたら、あなたはどうしますか? 優生思想の歴史から今日までを、現場のワーカー向けに解説。過去の過ちから学び、「役立たず」の思想に抗う福祉実践を伝える、画期的な入門書! 社会福祉本来の役割である「個人の幸福の保障」を取り戻すため、今こそ現場に届けたい一冊。 【目次】 第1章 狭い現場から少し距離をとって見つめ直す 第2章 「隠さない」実践 第3章 入所施設と向き合う 第4章 反「スケープゴート」の実践 第5章 「役立たず」の論理を問う 第6章 戦争にとっての「役立たず」 第7章 「役立たず」のルーツを問う 第8章 「普通」ってなんだろう? 【著者】 藤井渉 日本福祉大学社会福祉学部准教授。博士(人間福祉学)。花園大学社会福祉学部専任講師、同准教授を経て、2020年4月より現職。専門領域は障害者福祉論。研究テーマは戦争と障害者、障害者福祉政策など。医学史研究会幹事。NPO法人ディフェンス理事。大阪精神医療人権センター面会スタッフ。大阪市障がい者施策推進協議会委員など。主著に、『障害とは何か 戦力ならざる者の戦争と福祉』(法律文化社、2017年)。
  • 相談支援の処「法」箋 福祉と法の連携でひらく10のケース
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    1巻2,420円 (税込)
    断らない相談支援――この「無茶ぶり」に備えるために。 いま、地域福祉の世界で「断らない相談支援」の実現が目指されている。これまで各分野で行われていた相談が、今後は地域の身近な窓口で受け止められるようになる。そうすると、福祉サービスを調整するだけでは解決できない「困難事例」もやってくる。そのなかには相続や紛争解決といった法律問題も少なくない。そこで、本書では複雑なケースに役立つ法的な「見通し」を「相談支援の処『法』箋」として紹介。相談支援で利用できる資源として「法」を選択することで、ソーシャルワークを豊かにしよう。 【目次】 ケース0 この本の使い方 ケース1 守秘義務はアセスメントのキホン 自治体ワンポイント① 個人情報保護審議会を活用する ケース2 あきらめさせない債務整理 ケース3 成年後見だけじゃない金銭管理 自治体ワンポイント② 成年後見制度利用促進に向けた自治体の責務 ケース4 障害のある人もない人も、老いも若きもともに暮らす地域 自治体ワンポイント③ 障害者差別解消条例とSDGs(持続可能な開発目標) ケース5 虐待対応で判断に迷ったら ケース6 家庭内暴力に安全・適切に介入する ケース7 万引きを繰り返す高齢者の「更生支援」 自治体ワンポイント④ なぜ更生支援を自治体でやらなければならないのか ケース8 「おひとり様」の死後事務 自治体ワンポイント⑤ おひとり様の「最後の砦」 ケース9 「8050問題」と親亡きあと 自治体ワンポイント⑥生活困窮者自立支援法を中心としたひきこもり支援 ケース10 弁護士と連携する 【著者】 青木志帆 大阪府出身。弁護士/社会福祉士。2009年弁護士登録。2015年に明石市役所に入庁し、障害者配慮条例などの障害者施策に関わる。2023年3月に退職し、現在は明石さざんか法律事務所所属。共著に日本組織内弁護士協会監修『Q&Aでわかる業種別法務 自治体』(中央経済社)2019など。

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