現代台湾クロニクル:2014-2023

現代台湾クロニクル:2014-2023

2,475円 (税込)

12pt

4.0

10年の変貌ぶりが手に取るようにわかる

台湾が国際社会で主要なプレーヤーの一角に名を連ねるようになったのは、ここ10年ほどの奮闘の成果があったからである。この間、台湾で何が起こり、事態はどのように変化したのか──それを時系列的に振り返りながら背景を押さえていけば、台湾がなぜアジアで、世界で台頭してきたのかが浮かび上がる。それは台湾だけでなく、中国や日本も含むアジア全体、さらに米国や欧州などをも巻き込むものであり、世界情勢を読み解くカギともなる。
本書が取り上げるのは、台湾が対中融和から対立に舵を切るきっかけとなった「ひまわり学生運動」が発生した2014年を起点とし、2023年初めまでの約10年間。政権運営、対中関係、外交、内政、経済、社会の6つのテーマ別にやさしく解説する。著者はジャーナリストとして、また大学教授として長年にわたって報道・研究に携わってきたベテランの台湾ウォッチャーだ。
新型コロナ感染症対策や半導体メーカーTSMCの動き、ペロシ訪台といったトピックを手がかりに、台湾の政治・経済・社会、ひいてはアジアや世界の動向について理解を深めるための視点と論点を提供する。

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現代台湾クロニクル:2014-2023 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年11月05日

    台湾の過去10年くらいの時事について、もともと別雑誌で連載されていた記事をまとめて書籍化されたもの。

    ただし、個人的にはとても面白いアプローチがなされていると思ったのでメモ。

    雑誌等に連載されたものの書籍化はよくあることだが、それを編集せずにテーマ別にそのまま掲載している。
    もちろん、記載は当時...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年10月08日

    台湾について著者が連載していた記事をまとめた本。政治、外交、経済、軍事などさまざまなテーマを扱っていて、現在台湾が置かれている状況が概観できる。扱う年代が2014年~2023年なので、おもに現今の蔡英文政権について書かれている。

    当時の空気感を伝えるため記事はそのまま収録されているが(そのため時ど...続きを読む

    0

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