植田寿之の作品一覧
「植田寿之」の「対人援助職の燃え尽きを防ぐ」「日常場面で実践する 対人援助スーパービジョン」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「植田寿之」の「対人援助職の燃え尽きを防ぐ」「日常場面で実践する 対人援助スーパービジョン」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
新人とベテランの対立、仕事のやり方での対立、自分の悪口を聞いてしまう、管理職同士の対立‥介護施設を舞台に、分かりすぎるぐらいよくある現実的なケースが書かれていました。
(個人的に、少し本の趣旨とそれるかもしれませんが、いじめのようなきつい指導を受けてきた女性職員と、見かねて側で助けていた上司の話にぐっときました)
この調整にあたっていく、スーパービジョンを受けている女性職員の視点や、話し方がとても心に残りました。(どちらの面子もつぶさないで、尊重、傾聴しながら、なるべく穏やかに大切な事を言葉にして相手にちゃんと伝える力がある)
職場、集団では必ず、対人関係の対立はある事をあらためて
Posted by ブクログ
ストーリー仕立てになっていて、「あるある」と思いながら読み進んだ。感情労働の場合、労働としての側面と、人間関係の側面の両方が入り交じる。読んで鍵になったと感じたのは、話を聴いて、聴いた相手に、振り返りをする余裕を与えてあげること。ストーリー仕立ての限界で、振り返りさえすれば、登場人物たちは、レジリエンスを取り戻して、何のためにここで働いているのか?を取り戻していく。(それが自己覚知)お互いがお互いを聴きあい、支え合うことで、職員の人間関係が改善され、ひいてはそれが園全体の良好さをうむという流れ。最後は特老固有の、人が亡くなるということ。死に立ち会うということの意味までいく。