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3.0「恥じらう顔がとても綺麗だ…もっといじめたくなる」国のため大国ユリアナの王子へ嫁いだミラベル姫。皇太子ディオンは目の覚めるような美しい青年ながら、軽佻浮薄で暗愚な人物だという評判だった。出会ってすぐ閨に引き込まれ淫らな快感を教え込まれるミラベル。昼間の破天荒な言動とは裏腹に夜は妖しく魅惑的で知性を垣間見せるディオン。彼の真意は一体―!?
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3.9黒い軍服に美しい金髪が映える敵国の皇子・カインに囚われたソフィア。巨大な鳥かごにペット同然で閉じこめられ、躰を奪われる! 挑発的な衣装をまとわされ、媚薬や性具を使って弄ばれる毎日。執着的で情熱的な責めに抗いながらも、見え隠れする皇子の「愛」を感じてソフィアの心にも変化が……。逃げるチャンスがきたけれど、カインの囁いた甘い言葉が頭から離れなくて――?
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4.0華族令嬢のニーナは、名門華族の軍人で許嫁の正義との結婚を目前に叔父に騙され香港に売り飛ばされてしまう。「性人形に仕立てよ」ニーナを買ったのは英国人貴族のリチャード、そして彼女を性人形に作りかえる調教師の麗龍。正義しか知らなかった体は、媚薬で火照り甘美な悦楽を教え込まれ濡れていく。もう一度正義に会いたい――その希望だけを胸にニーナは、リチャードの元で快感に溺れていくが、彼女を取り戻すため、正義が現れて…!
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-萱島食品の企画部新人・小島さやかは憧れの先輩から告白されるが、彼が既婚者で社内不倫を繰り返していたことが発覚し、恋に臆病になってしまう。そんなさやかに「お試し交際」を提案したのは、彼女が通っている喫茶店のマスターだった。黒ぶち眼鏡にボサボサ頭という少し奇妙ないで立ちをした彼だったが、見かけによらず包容力のある大人の男性で、恋愛未経験のさやかは彼にリードされる形でデートを重ねていく。しかしさやかは徐々に、マスターに対しとある違和感を覚え始める。マスターのまとう香水の匂いや立ち振る舞いが、社内で恐れられる若き敏腕社長・萱島陽明と重なり始めたのだ。それもそのはず……。マスターは萱島社長その人で、その店は社長自ら現場の生の声を聞くために運営する特殊な社交場だった。張り詰めた空気をまとう社長としての顔と、恋人としての甘い顔。陽明の二面性に翻弄されながらも、さやかはどんどん彼に惹かれていき……。
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5.0女性同士の恋愛を描く"復讐愛憎劇" 大人気ドラマ『チェイサーゲームW』が小説版になって登場。 ドラマのストーリーを中心に、オリジナルストーリーと登場人物の心情や情景描写、更には樹と冬雨の官能的なシーンを追加し、新たな視点で『チェイサーゲームW』の物語を紡ぐ。 ゲーム開発会社に勤める春本樹は、日中共同制作のビッグプロジェクトのリーダーに抜擢される。そこに責任者として中国から派遣されて来たのは、大学時代に樹が一方的に別れを告げた元恋人の林冬雨だった。振られたことを恨んでいた冬雨は、主導権を握り樹にだけ無理難題を押し付けて……。 女性同士の愛憎劇が幕を開ける──。
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-経理部2年目の弥生美琴は、過去のトラウマから「職場は仕事をする場所」と割り切り、伊達眼鏡を鎧として周囲と距離を置く地味系女子。そんな美琴に、営業部のエース・霜月茜が急接近。じつはある夜、美琴がゲーセンで景品をゲットし、子どものように喜ぶ姿が茜により目撃されていたのだ。社内の冷徹な印象とは違う美琴の無邪気な笑顔。そのギャップに心を射抜かれた茜は「懐かない野良猫」を構うような興味本位で美琴にアプローチを開始……という経緯があったのだが、そんなこととは知らぬ美琴は大困惑。しばらくの間は警戒心丸出しで茜に接していたが、彼が自分と同じくゲームを趣味としていると知り、その態度を軟化させる。オンラインゲームでの交流を通じてふたりの距離は縮まり、いつしか毎晩通話しながら「狩り」に出かけるほどの仲になっていく。チャラそうに見えるが仕事にも人に対しても誠実な茜の素顔に触れ、美琴は少しずつ「心の鎧」を外していくが……。
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-父と兄から独善的な溺愛を注がれ続けた結果、自分の意見や感情を言葉にすることを諦め「意思なき人形」として育った侯爵令嬢ユリア。彼女はある日、王命により先の戦争で功績を上げた軍人伯爵・レオのもとへ嫁ぐことが決まる。父と兄はレオのことを「傭兵上がりの品のない元平民」と蔑んだが、ユリアはひと目で彼のことが気に入った。大きな体躯をした豪快な彼の中に、優しく温かな心があることを感じたから。しかし二人は結婚してすぐに大きな問題にぶち当たった。夜の営みが上手くいかないのだ。ユリア自身は特に不満などなかったが、レオはどうしてもユリアを絶頂に導きたいらしい。レオはあの手この手でユリアを絶頂に導こうと試行錯誤。その中で二人は身体だけでなく心の距離も縮めていき、レオの不器用ながらも熱烈な愛情表現はユリアの固く閉ざされた心を解放する。やがてユリアは自分自身の意志を取り戻すとともに愛し愛される喜びを理解するが……。
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3.5児童文学作家の暮林紗弓には忘れられない恩人がいる。医師であり大学教授でもある紗弓の父の教え子・菱田京介だ。紗弓は幼い頃、身体が弱かった。喘息発作に襲われることもしばしばで、父がいない一人きりの自宅で具合を悪くしたとき、京介に救われたことがあるのだ。京介が贈ってくれた本をきっかけに作家となった紗弓は、数年ぶりに帰国した京介と念願の再会を果たす。彼の魅力は相変わらずで、紗弓が胸に秘め続けていた恋心が、再び熱を持ち始める。そんな折、世間話の延長に父が京介に向け口にしたのは、紗弓との交際の提案だった。驚く紗弓とは反対に、京介は父の提案を即、快諾する。「紗弓ちゃんが嫌でなければ、うちの両親にも紹介させてほしいな」 こうして紗弓は完璧なエリート医師である京介の婚約者となり、間を置かずして同棲生活まで始まってしまう。しかし、名門病院の跡継ぎである彼との身分差や多忙ゆえのすれ違いに、紗弓は自信を失い始め……。
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1.0ラディアン王国の宮廷随一の実力を誇る天才魔術師エリカは、わがまま王女ロザリアの無茶な命令で、隣国フォルティス帝国へ派遣される。与えられた任務は、眉目秀麗な皇太子フレデリックと王女との成婚の可能性を探ること。だが、皇太子が興味を示したのは王女ではなく、エリカ本人で……。「魔術師の仕事はしなくていい。俺だけの妃になってくれ」と真顔で迫られ、ずっと魔術師として生きていくつもりだったエリカは困惑する。「私は超有能魔術師なのに皇太子妃になるなんて!」「そもそもロザリア王女の件は……?」 しかしフレデリックは、甘い攻撃の手を緩めない。優しく声をかけられ、愛おしそうな目で見つめられ、何度も蕩かされてしまうエリカ。理屈では拒みたいのに身体は正直で、気づけば派遣任務そっちのけで甘く翻弄される日々。魔術師として生きたいエリカと、妃にしたい皇太子。はたしてこの任務の行き着く先は……。
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3.0両親を亡くした伯爵令嬢のルピシアは、横暴な男である兄に虐げられながら、慎ましやかに暮らしていた。ある日、兄は部下を一人屋敷に連れ帰り、ルピシアと部下を引き合わせこう言った。「ロベルト、上官命令だ。ルピシアを妻にしろ」 ロベルトと呼ばれたその青年とルピシアは当然、この日が初対面。ルピシアは抗議するが兄はまったく聞く耳を持たない。結局ロベルトは上官命令に従う形でルピシアとの結婚を承諾し、ルピシアはその日のうちに着のみ着のまま、屋敷から追い出されてしまった。途方に暮れるルピシアに、ロベルトは迷惑がるどころか本当に結婚すると宣言。こうして初対面直後にロベルトの妻となったルピシアは当面の間、ロベルトの実家に身を寄せることとなる。大柄で寡黙、表情に乏しい堅物な騎士という印象のロベルトだったが、親しくなるにつれ意外にも不器用で可愛らしい一面も持っていることに気がついたルピシアは、徐々に彼に惹かれていくが……。
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-公爵令嬢ヴェロニカ・シルベストリは、王太子クルトの婚約者として王妃教育に励んできた。しかし夜会の場で男爵令嬢カリナへのいじめや、国費の横領などの冤罪を着せられ、一方的な婚約破棄と北の辺境にあるファーデリア教会への追放を言い渡される。貴族令嬢としての誇りと努力を踏みにじられ、家族とも引き裂かれたヴェロニカ。教会への過酷な道中で命の危機に瀕するが、博識で美しい司祭スタンに助けられる。自分と同じ政争の敗者が集う教会で、ヴェロニカは自らの知識と才覚が役立つことを知り、ここで新たな居場所を得ていく。ひたむきに暮らすヴェロニカにスタンは想いを寄せ、ヴェロニカもまたスタンに恋心を募らせる。やがて彼女は、スタンとともに違法な婚約破棄を糾弾し、失われた尊厳と自身の矜持を取り戻すため立ち上がるのだった。悪役令嬢と揶揄されたヴェロニカと美貌の司祭との出会いが、ふたりの未来を大きく変えていく……。
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-平凡な会社員である相原夕梨は、26歳となった今なお恋愛未経験。大学の先輩である水瀬孝久に淡い恋心のようなものを抱いたことはあったが、彼は学内の王子様的存在で高嶺の花すぎた。後輩として可愛がってもらったが、彼は卒業後に海外に行ってしまい今では時折、手紙が届く程度の付き合いだ。もう会うこともないだろうと思っていた、そんなある日。孝久が突然、夕梨の前に姿を現した。それも夕梨の働く会社の新社長として。孝久は以前と変わらぬ親しさで接してくれるが、夕梨は孝久とどう接して良いのかが分からない。というのも孝久は、夕梨を口説いているとしか思えないような言動をとるのだ。彼のマンションに招かれ、彼の手料理を振る舞われ、「俺なしでは生きられないカラダにするから」と意味の分からない宣言までされて。もしかして口説かれてる!? と勘違いしてしまいそうになる自分を必死に戒める夕梨。しかしそんな夕梨に、孝久は甘いキスまでしてきて……。
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2.0月島詩織は十歳の時に両親を事故で亡くし、血のつながらない叔父である月島怜吾に引き取られた。怜吾は多数の飲食店を経営するオーナーとして多忙な日々を送りながら、男手ひとつで詩織を育ててくれた。そんな彼を尊敬するとともに、24歳となった今の詩織の胸には、彼に対する切ない恋心も息づいていた。ある日、久しぶりに二人で食事に行ったその夜、詩織はついに秘め続けてきた想いを打ち明け、怜吾を誘惑してしまう。怜吾は意外にも誘いに乗ってはくれたが、詩織の身体に優しく触れるだけで抱いてはくれなかった。フラれることを覚悟した詩織だったが、怜吾は翌朝「詩織が望むなら、君の恋人になるよ」と詩織の想いを受け入れてくれた。こうして義理の親子のような間柄から、恋人へと変化した二人の関係。しかし初めての夜以来、怜吾が詩織に触れることはなかった。やはり今の二人の関係を後悔しているのだろうか。怜吾の気持ちがわからず不安になる詩織は……。
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-恋愛ゲームの運営や企画を仕事とする瑠香には、三次元の恋人はいない。MMORPG(多人数同時参加型オンラインRPG)でよく遊ぶ「カラスさん」のことがちょっと気になるけれど、それも恋愛感情とまではいかないだろう。そんな瑠香には、幼い頃に離ればなれとなってしまった男の子と、結婚の約束をして契約書まで交わした、甘い思い出がある。たまに夢に見る、淡くも大切な思い出だったけれど……。ある日、会社の事業部を立て直す上司として現れたのは、その幼馴染みの男の子・結翔だった! しかも彼は、瑠香が幼馴染みの少女だと気づくと、いきなり求婚してきたのだ。驚いた瑠香は、気になる相手がいると言って断るが、それでも結翔は引かなかった。瑠香は彼の情熱に押されるがまま、仮初めの婚約を結ぶことに。あっという間に結翔と同棲をすることになってしまった。動揺する瑠香は、癒しをカラスさんに求める。ところが、彼の正体は幼馴染みの結翔その人で……。
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-「誰にも見せない顔を、俺だけに見せてよ」 大手商社に勤める櫻井凛は営業成績に悩みもやもやしているなか、ロンドン支社から赴任してきたエリート後輩・葉月健斗の指導役を任される。 自信が持てず不安な凛に真摯で飾らない優しさを向ける健斗。恋に奥手な凛も急速に惹かれていく。仕事帰りに健斗とふたりで飲みに出かけた夜、トラブルで家に帰れなくなった凛は彼の自宅に誘われた。少し強引なアプローチに凛はうなずいて……。 「凛ちゃん……。もう俺、欲望が止められない」 ひとときも離れたくないふたりはタワマン最上階での同居生活をスタート。 甘々に愛されて幸せ──だけど、職場では健斗の幼なじみ女子にライバル心を露わにされて!?
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3.0篠原千花の背中には昔遭った事故による大きな傷がある。それが原因となり、大学時代に大きなトラウマを抱えてしまった千花は、28歳となった今なお、人間不信気味だった。当然、恋愛からも遠ざかっているのだが、どんな相手の誘いも平然とかわす千花のことを周囲の人々は「恋愛経験豊富な高嶺の花」と噂していた。そんなある日、千花は衝撃的な再会を果たす。相手は大学時代に千花の恋人だった神崎遼。千花にトラウマを植え付けた張本人だ。遼は千花を仕事の窓口として指名し、過去の出来事など忘れたかのように情熱的に迫ってくる。だから千花は遼を失望させてやろうと決意する。本来の自分とは真逆の、噂どおりの遊び慣れた女を演じることにしたのだ。数多の男と夜を共にしたとうそぶき、彼の誘いにも軽いノリで乗ってみせる千花。昔とは変わってしまった自分に彼は幻滅するだろう。千花はそう思っていたのだが、遼の溺愛は関係を重ねる度に強くなっていき……。
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4.3王立美術館の学芸員として働くクローディア。念願だった仕事がようやく軌道に乗り、上機嫌で恋人の自宅へ向かった彼女はそこで、恋人の浮気を目撃してしまう。ショックと怒りで混乱した感情のまま町の酒場に飛び込みひとりで呑んだくれていると、見知らぬ男性から声をかけられる。舞台俳優のように美しいその男性は、クローディアの身に起きた最悪な出来事に耳を傾けてくれた。彼と言葉を交わしているうち落ち着きを取り戻したクローディアは、互いの名前も知らぬままに彼と一夜を共にしてしまう。その日を境に、彼とのセフレのような関係が始まった。しかしクローディアは彼に「ディア」としか名乗らなかった。彼の名乗った「エヴァン」という名もきっと、偽名なのだろう。そんな関係が続いたある日、クローディアはとうとう彼の正体を知ってしまう。エヴァンは第三王子だったのだ。身分の差に愕然としたクローディアはエヴァンの前から姿を消すが……。
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3.0両親が急逝し3年前に王位を継いだエデルガルト。有能な彼女は周囲には冷めた女性というイメージを与えるが、実際は人一倍乙女。元近衛騎士・ジークフリートへの初恋をいまだに胸に秘め続けていた。そんなエデルガルトに大臣たちから王配を迎えるべきだとの声が届き始め、どうしても初恋を捨て切れないエデルガルトは、戦地で功績を収めたジークフリートへ王配になってほしいと思いの丈を打ち明ける決意を固める。しかし、エデルガルトの切なる思いに対するジークフリートの答えは「お断りします」のたった一言だった。エデルガルトが王位を継ぐ以前の彼は、友人のようにエデルガルトに接してくれていた。けれど今の彼からは、忠誠心は感じられるが以前のような温かな親しみは消えてしまっていた。それを悲しく思いつつも、仕方のないことなのだと自身に言い聞かせるエルデガルト。そんな彼女に、とある大臣が王配候補として自身の息子を推しはじめ……。
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2.0「覚醒者」と呼ばれる超感覚や異能をもつ者を多く輩出してきた伯爵家の長女リュミエラ。通常は思春期に能力を開花させるにもかかわらず、18歳となった今も彼女は覚醒できていない。兄や妹はすでに優秀な覚醒者として頭角を現している一方、リュミエラは焦り、自信を喪失していた。そんな中、招かれたパーティでリュミエラは暴走状態に陥った覚醒者――王弟アルセリオに出会う。彼を介抱する過程で、リュミエラは彼の深層意識に潜りこんでしまう。するとアルセリオは、情熱的に口づけをしてきて……。リュミエラはそこで、自分が覚醒者ではなく、覚醒者と肌を触れ合わせることで彼らを癒す存在「調律者」であること知る。己の存在意義について戸惑いを覚えるリュミエラ。そんな彼女にアルセリオは、自分を調律できる者はリュミエラただ一人だけであると告げ、専属の調律師にと望んで……。
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3.5王女クローディアは宰相レナードのことが大好き。幼い頃から毎日、彼にプロポーズしているのに、レナードは相手にもしてくれない。それでもクローディアは彼のそばにいられるだけで幸せだった。王女である自分はいずれ、望まぬ相手と政略結婚をしなければならない。それを理解しているからこそ、彼と過ごす毎日がたまらなく愛おしかったのだ。そうして迎えたクローディアの18歳の誕生日。父王から宰相レナードが主体となってクローディアの結婚相手を探せと王命が下される。クローディアはレナードを選定役から外してほしいと懇願するが、レナードはこれをあっさりと快諾してしまう。レナードには選定役ではなく結婚相手候補でいて欲しかったクローディアの胸はズキズキと痛むけれど、そんなことはお構いなしにお見合い三昧の毎日が始まる。レナード以外と結婚したくないクローディアは見合いを断り続けるが、優秀なレナードは次々と見合い相手を見繕ってきて……。
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5.0モンドヴァン辺境伯・ガブリエルの妹であるセリーヌの侍女として働いているジュリエットは、主であるセリーヌから仮面舞踏会に潜入しようと誘いを受ける。じつはジュリエットはガブリエルに秘かに想いを寄せており、それを知っているセリーヌは彼女に協力しようとしてくれたのだ。こうして、セリーヌの提案に乗り素性を隠して仮面舞踏会に参加したジュリエット。会場の隅からガブリエルを眺めているだけで満足だったのに、なぜかガブリエルに誘われ一夜を共にしてしまう。一夜限りの関係と割り切り、正体を明かさぬまま彼と別れたジュリエットは翌日からメイドとしての日常に戻った。しかしガブリエルは納得していなかったようで、その夜以降、社交界ではこんな噂が広がっていく。「辺境伯が仮面舞踏会に現れた名乗らずの令嬢を捜している。いよいよ身を固めるつもりだ」と。自分が名乗らずの令嬢だと絶対に悟られるわけにはいかないジュリエットは……。
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-没落の一途を辿る伯爵家の令嬢・ディーナは第二王子・ルカと結婚した。しかし婚姻の儀が執り行われる聖堂にはディーナの姿しかなかった。じつは夫となるルカはすでに亡くなっており、ディーナは王子の死を嘆く王妃に望まれ、死者に嫁ぐ花嫁となったのだった。婚姻期間は半年。その後ディーナは離縁されることが決まっている。この婚姻でディーナが得るのは莫大な金銭。その金銭は傾いたアレゴリ伯爵家を立て直す資金となるのだ。婚姻期間を離宮で過ごした後、譲り受けた王太子領に居を移したディーナは狩りの最中、頭に怪我を負い倒れている男性を見つける。男性はヴィジリオという自身の名前以外の記憶を失っており、怪我が癒えるまでディーナの自宅で介抱することに。こうして、素性のしれぬ男性との奇妙な二人暮らしがはじまったが、ディーナにとってこの暮らしは悪いものではなかった。むしろディーナはヴィジリオに惹かれている自身に気がつき……。
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-二宮美穂は体調を崩していた。原因は彼に二股をかけられたこと。そんなことで情けないとは思うのだが、彼の浮気現場を目撃してからというもの、食事も喉を通らない。職場の同僚たちはみるみる痩せていく美穂を心配してくれるが、原因が原因だけに恥ずかしくて誰にも相談できない。とくに直属の上司である藤堂弘幸は親身になって心配をしてくれていた。弘幸は美穂にとっては高校の先輩でもある。社会人になって偶然再会するまで連絡も取っていなかったが、昔のよしみか弘幸は今でも美穂をいろいろと気遣ってくれるのだった。そんなある日、美穂は弘幸の出張に同行することに……。出張先ですこし開放的な気分になったのか、彼の裏切りにより沈んでいた心も少しは浮上したようで、美穂は浮気されて別れたことを弘幸に語ってしまう。すると弘幸は「俺なら、二宮さんを不安にさせることなんてしないし、浮気もしない。だから俺と付き合おう」と告白をしてきて……。
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-美しい髪を見初められ、王子との婚約が決まったリア。しかし挙式が数日後に迫ったある日、リアと共に王太子妃候補だった令嬢により、リアの髪は無惨に切り落とされてしまう。王子は美しい髪を失ったリアへの興味を失い、婚約は破談。髪を失ったことで自らを醜い無価値な存在だと思い詰めたリアは、ひと目を避け屋敷に引きこもった生活を送るようになる。そんなリアに、とある侯爵から縁談が持ちかけられる。すっかり生きる気力を失っていたリアは相手も確認せぬまま「結婚式は挙げない・社交界には同伴しない・夫婦別室・夜伽は暗闇で」という条件付きで縁談を受け入れる。そうして迎えた初夜。初めて自身の夫と対面したリアは驚く。相手は「氷の侯爵」として有名なエルリック・レオニード侯爵だった。なぜ自分が見初められたのか? その理由がわからず困惑するリア。しかしエルリックはまるで大切な宝物に触れるかのようにやさしくリアを抱いてきて……。
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-小宮山沙耶は驚いていた。病に倒れた前社長に代わり就任した新社長が、自分を育ててくれた先輩社員だったのだから無理もない。三つ年上の今野恭一。入社当時、彼は教育係として沙耶の面倒を見てくれていた人だ。彼の異動により二人の職場は離れてしまったが、いまだに彼は月に数回連絡をくれ、仕事の相談に乗ってくれている。しかし沙耶は、彼が前社長の甥っ子であることも、社長に就任することも彼から聞かされていなかった。彼の正体を知った沙耶は、彼が遠い存在になってしまったように感じた。「これからは連絡がくることもないんだな」 そんな風にほんの少しの淋しささえも感じていたのに、彼からの連絡はそれ以降も変わることがなかった。変わらず気遣ってくれる恭一に、個人的な連絡は控えるべきだとやんわりと伝える沙耶。すると彼は「社長としてではなく、先輩として。いや、男としてなら構わないだろ?」と突然告白をしてきて……。
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4.0貴族令嬢のロゼッタには5歳年上の婚約者がいる。相手は騎士のリーヴィス。10歳の頃に婚約を交わして以来、ロゼッタは彼だけを想い続けてきた。それから10年が経ちロゼッタは成人を迎え、誕生日当日には、リーヴィスのエスコートで夜会に行くことになっていた。そんなロゼッタに友人の令嬢が甘い囁きを落とす。「今度の夜会には恋人たちが2人きりの時間を過ごすための特別な部屋が用意されているの」 リーヴィスとの関係が大人なものに変化するかもしれない。そんな甘い期待を胸に夜会に向かったロゼッタだったが、忘れられない夜になるはずだった夜会は台無しに終わった。例の「恋人たちの特別な部屋」に入れたのに、リーヴィスはロゼッタに触れようともしなかったのだ。この夜から、ロゼッタの心に小さな不安が芽生えた。「リーヴィスはいまだに、私を妹として見ているのかもしれない」 思い詰めたロゼッタは大人の女性として見てもらうべく奮闘するが……。
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-村唯一の診療所の娘・シンシアは父を手伝い、怪我人や病人の世話をして過ごしていた。ある夜、怪我を負った隊商が診療所を訪れ、治療のため数日間滞在することとなる。その中のひとり、アイザックという美しい青年にシンシアは惹かれ、彼との交流を通して村の外の世界に興味を持ちはじめる。しかしアイザックは傷が癒えると村から去ってしまった。別れを淋しがるシンシアに「また来るから」と言い残して……。彼らが去ってから少しすると村には王都から官僚が訪れるようになった。村長に脱税の疑いがかかっているらしい。村長はその罪をシンシアの父になすりつけようと画策し、官僚の疑いはシンシアの父に向く。窮地に立たされたシンシアたちを救ってくれたのは、アイザックだった。別人のように立派な正装をして現れた彼は、威厳に満ちた言動で村長の罪を暴いていく。なんと彼は宰相の息子、貴族だったのだ。アイザックとの身分差を知ったシンシアは……。
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4.018歳のエミリーと28歳のヴィンス。10年来の婚約者であるふたりは、ヴィンスの両親が事故により急逝したことで慌ただしく結婚。金はあるが爵位のないエミリーの実家と爵位はあるが金のないヴィンスの実家との間で取り交わした契約が馴れ初めではあれど、10年の歳月をかけて愛を育んできたふたりは幸せな新婚生活をスタートさせた。しかし、ひとつだけ問題が……。箱入り娘のエミリーは「夫婦が手をつないで眠れば子どもができる」と思っていたのだ。それが誤った知識であると親友から教えられたエミリーは、ヴィンスと本当の意味で夫婦になるべく色仕掛けを決行するが、ヴィンスは相手にしてくれない。自分には女性としての魅力がないのだと涙するエミリーに、ヴィンスは神妙な面持ちで打ち明ける。「僕は女性を知らないんだ」 性に対してあまりに無知なふたりは性の指南書に助けを求めた。そこには「最良の初夜」を迎えるために必要な工程が3日間に分けて記されており……。
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-5年務めた会社をリストラされた箕川紗良は、友人から異業種交流会へ誘われた。仕事関係の集まりと勘違いした紗良は、新卒時に使用したビジネススーツに身を包み、気合いを入れて会場に向かうが、そこで目にしたのはワイン片手に楽しげに語らう男女の姿。これが合コンパーティだとようやく理解した紗良は、自分が浮いていることにも気がつく。居心地悪さにそわそわしていると、そんな紗良を会場の中でひときわ目を引く端整な容姿をした男性が見下すように眺め、鼻で笑った。あまりの屈辱に、「こうなったら会費分は飲んで食べよう!」と開き直った紗良は酒を注文。するとあの男性が声をかけてきた。「VIPルームで一緒に飲まないか?」 無礼な男の馴れ馴れしい誘いに警戒しつつも、紗良は彼の強引な誘いを断りきれず流されるまま二人で呑むことに。意外にも楽しい彼との時間に、すっかり飲み過ぎた紗良は部屋で呑みなおそうという彼の誘いにも頷いてしまい……。
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3.0伯爵令嬢のアリーシアは10歳の時に母親を病で亡くした。1年後、父は愛人である平民の女性・シャンタルと再婚。ふたりの間にはすでにアリーシアより2歳年上の娘・ドロテアもいた。ふたりはアリーシアのことを憎み虐げ、ドレスも部屋も奪われ、屋根裏部屋に寝起きする生活が3年も続いた。挙げ句、14歳になったアリーシアはドロテアの画策により、辺境の地にある荒れ果てた屋敷の門前に放置されてしまう。人食い人間が暮らしていると噂される屋敷の前で途方に暮れていると、一部始終を見ていた屋敷の主が救いの手を差し伸べてくれた。ルーディと名乗る屋敷の主は噂とは異なる若く美しい紳士だった。どうやら噂は悪意を持って広められたものらしく、その噂のせいで人間嫌いになってしまった彼は、ひと目を避けてひっそりと暮らしているのだという。実家に居場所のないアリーシアはルーディに提案されるまま、彼の屋敷で彼と共に暮らすことを選択するが……。
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2.0魔法は使えないが料理が大好きなリゼルは、食堂で働く明るく元気な看板娘。ある日、裏路地でひとりうずくまる身なりの良い少年に出会った。彼の名はデミアン。なんと、王国屈指の名家・アードレイン公爵家の若き当主だった。迎えに現れたのは、デミアンの叔父で後見人の王立魔術騎士団団長・ノクティス。ひょんなことからリゼルはそのままデミアンのお世話係として公爵邸に住み込むことに! 両親を亡くし、幼くして家門を背負うデミアンの寂しさに胸を痛めたリゼルは、ノクティスに一緒に屋敷に住むよう提案する。渋々受け入れた彼と共に過ごすうち、冷徹だと思われたノクティスの不器用な優しさや、ニンジン嫌いという意外な一面にも触れ、いつしかリゼルは恋してしまったことに気づく。お世話係が必要なくなったら、ここを去らねばならないのに――。そんななか、かつてデミアンの両親の命を奪った魔獣が再び現れ、ノクティスは討伐へと出向き……。
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-3年間付き合っていた恋人から突然別れを告げられた香月千夜。しかも、千夜がかわいがっていた後輩と二股をかけられていた。打ちのめされた千夜は、溜まっていた有給休暇を使い、ひとり京都旅行へ向かった。先斗町のバーで出会ったのは、どこか訳ありの完璧なスーツ姿の男性。酒を酌み交わしそのまま一夜を共にする。だが翌朝、千夜は名乗ることなく部屋を出た。もう二度と会うことはない――そう思っていたのに、再会した彼は、取引先の重要人物であり、京都創業の世界的企業の御曹司で、自らも起業する琴森一佐だった! 同じ頃、元恋人と後輩の婚約が発表され、千夜は「ストーカー女」という濡れ衣を着せられ異動に。そんな千夜に一佐は交際を申し込む。誰もが憧れる一佐と地味で目立たない自分。戸惑いながらも、プライベートでは京都弁で甘える彼が愛しくて、再び訪れた京都でふたりは何度もひとつになり……。その一方で、元部署で起こった「ある事件」が明るみに出て……。
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-平民の出ながら恵まれた美貌と夫・シモンに献身的に尽くす様子から「美しき貞淑な妻」として名高いヴィオレッタはある夜、王城のパーティで国王・ホレイシオに見初められてしまう。ホレイシオは屈強な身体と美しい容姿、絶対的なカリスマ性を持っていたが「人を愛することのできない残虐な王」として恐れられていた。彼は数多の女を愛人として城に囲い、彼女たちを慰み物として扱っているという。そんな彼からの求愛に怯えるヴィオレッタ。しかしシモンはホレイシオの閨に行くよう彼女に命じる。シモンは始めからヴィオレッタを王への貢ぎ物にする腹積もりだったのだ。こうしてヴィオレッタはシモンの妻という立場はそのまま、王の愛人として城に留め置かれることになる。しかし意外にもホレイシオはヴィオレッタを大切に扱った。公式の場にも連れ出され、他の愛人とは違う正妃のような待遇を受けたヴィオレッタは、徐々にホレイシオに心を開いていくが……。
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-社長令嬢である佐久間雪子。立場はいわゆる「お嬢様」ではあったが、自分を特別視することなく、大学卒業後は自分の趣味や特技を活かして家事代行サービス業で働いていた。が、勤めていた会社の倒産をきっかけに実家に戻った途端、父からはお見合い話を持ち掛けられ辟易する日々。そんなある日、大手出版社に勤める従兄弟の諒太から、夏の間の一か月間だけ作家・戸川玄徳の家で住み込みのハウスキーパーをしてほしいという話が舞い込み驚く。戸川は性別が男という以外は素性を明かしていない超ベストセラー小説家。そして、雪子が心の底から推している作家だったのだ——。戸惑いながらも依頼を引き受け、指定された郊外の古民家を訪れた雪子を出迎えたのは、ボサボサの黒髪を無造作に束ねた着流しの男だった。寝起きなのか、はだけた浴衣の胸元がやけに生々しい。色気の暴力のような男が、そこにいた—— 色気ダダ漏れ覆面作家×庶民派お嬢様 ひと夏の出会いから紡がれる恋物語
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4.0近衛騎士として姫に忠誠を誓うベルタは恋愛未経験。色恋への興味はあれど、機会がないまま24歳まで生きてきた彼女の愛読書は恋愛小説で、経験がないからこそ恋に恋する乙女思考をこじらせ続けているのだった。そんなベルタに姫から困った相談が……。「閨で殿方に気に入られるには、どうしたらいいの?」 当然、処女であるベルタは頭を抱え、考えあぐねた末に書物から知恵を授かることを思い立つ。図書館へ赴き司書のゲラルトに事情を説明すると、彼は納得いかない様子でこう言った。「あなたは書物から得た付け焼刃的な知識で姫をごまかすのですか?」 その言葉に衝撃を受けたベルタ。たしかに書物の内容をそのまま報告するのは不誠実。まずは自らが経験したうえで姫に進言すべきだろう。「そうと決まればまずは男娼を買おう!」と思いついたベルタに、ゲラルトが提案する。「それなら私がひと肌脱ぎましょうか」 こうしてベルタは姫のため、ゲラルト相手に閨の実践を試みるが……。
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3.0転生悪役令嬢だった母を持つ、伯爵令嬢ソフィアは、美貌で有能な国王アンドレアスの妃候補として後宮にやってきた。しかし、かつて断罪されるはずだった母が見た未来の話や後宮の恐ろしい話を聞かされて育った為、気が重い。争いだらけの女同士の場に嫌気が差し、早々に帰るつもりだったが、案内された控え室でまさかのアンドレアス本人と遭遇してしまう。彼は妃選びに乗り気ではなく、この部屋に逃げてきていたのだという。隠れていたいと言われ、共に部屋の中で過ごす事に。国王が目の前にいるのに、彼女が下心を見せない事を不思議に思ったアンドレアスに理由を聞かれ、ソフィアは妃候補を辞退をするつもりであると告げる。「君がこのまま帰るのは――とても、もったいない」そう言ったアンドレアスから、突然口付けをされて、さらには昼間から官能的に愛され、気づけば『お手付き』の身になっていた。強引に始まった関係ながら、誠実で甘やかしてくる彼に、戸惑いながらも惹かれるソフィア。やがて正式に妃として迎え入れられ、ソフィアも王妃になる覚悟を決める。しかし、愛され生活を送っていた時、祝いの席で出会ったアンドレアスの従兄弟から不穏な噂話を聞いて――!?
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4.0王家御用達商家の娘であるライゼリンは、自分の店をもつという夢のため、実家で手伝い経験を積んでいた。そんなある日、ライゼリンは顔なじみの王太子から国軍団長・ベルガード伯爵との結婚を打診される。女主人となって、傾いた伯爵家の財政を立て直してほしいというのだ。「もしできたら起業する際に後ろ盾になるし、後々離縁しても構わない」という王太子からの提案もありライゼリンは渋々同意する。こうして伯爵家に嫁いだライゼリンだったが、現状を見てびっくり。「救国の英雄」と称賛されるベルガードは出征してばかりで屋敷を顧みず、使用人たちはろくな食事もできていない有様。見かねたライゼリンは持参したドレスや装飾品を売ってお金を作り、まずは使用人たちの生活から整えることに。こうして使用人たちの信頼を得たライゼリンは、伯爵家の財政がひっ迫した原因を探るとともに、当主としての責務を果たさないベルガードと向き合おうとするが……。
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-幼い頃から病弱で、高熱により死にかけたことがあるコーリー。彼女を溺愛する家族から過保護に育てられ、コーリーは箱入り娘の伯爵令嬢になった。婚礼適齢期となって参加する夜会も、付き合い程度で顔を見せるばかりで、最後までいたことがない。そんなコーリーには、誰にも言えない秘密があった。それは、夢渡りという能力。眠りにつくと、家族や友人などがどんな夢を見ているのか、覗けるのだ。夢の中では、彼らの本音などを見聞きすることができる。だからコーリーは彼らと現実で顔を合わせた時、相談を持ちかけられれば、彼らに寄り添った返答をすることができていた。ある日、コーリーが悩み相談に長けているという噂を聞きつけてか、兄の友人である将軍ライオネルが訪ねてくる。ライオネルは強面だが、話してみると女性の扱いが苦手な、どこかかわいさを持ち合わせる人だった。――ところが。その夜コーリーが見たライオネルの夢は、ライオネルとコーリーが淫らに絡み合う淫らな夢で……。
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-サフィーナは胸に醜い痣を持って生まれた。母はサフィーナを恐れ自ら命を絶ってしまい、それがためサフィーナは物心つく前から「人を不幸にする呪われ令嬢」と囁かれることになる。実の父と義母、義妹から虐げられ、使用人同然の生活を送っていたサフィーナは、18歳になると父に命じられるまま「死神伯爵」と呼ばれるガルシア・ランフォーネ伯爵のもとへ嫁ぐことに。しかし屋敷に着いたサフィーナは歓迎されるどころかガルシア本人から「帰れ」と拒絶されてしまう。困惑するサフィーナに、ガルシアは黒革の手袋を外し美しい手を差し出す。聞けばガルシアには手に触れたものの命を奪う呪いがかけられており、それがため「死神伯爵」として恐れられているという。「こんな呪われた男と本当に結婚できるか?」 サフィーナは小さく震える手でガルシアの手に触れた。こうしてサフィーナは自身の呪いを隠したまま、死神伯爵と共に生活をすることとなったのだが……。
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2.0幼い頃からの許嫁である侯爵令嬢のアリスティアと王太子・エドワード。二人の結婚式が三か月後に迫っていた。しかしエドワードのことが好きすぎるアリスティアは彼の前では緊張して口数が減り、エドワードはそもそも口数が少ない。結果、二人の会話は弾まず、こんなことで夫婦としてやっていけるのかアリスティアは不安だった。叔母に相談すると、叔母は「不安な気持ちを素直に書き出してみるとよい」と、魔力の込められた一冊のノートをくれた。その夜、早速ペンを持ってノートに向かうと、ノートが青白く光りペンが勝手に文字を綴りはじめた。その内容はアリスティアの切ない恋心そのままだった。翌朝、ノートを手に取ってみると、そこには新た文章が書かれていた。男性から女性に宛てた恋文のような、その文章に心打たれたアリスティアは、彼に返事を書くことに。こうして互いの素性も知らぬまま、アリスティアと文字の男性は交換日記をスタートさせるが……。
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-金崎茜は気の強そうな顔立ちがため誤解されてばかり。所属する社会人スポーツサークルではS気質の女王様キャラが定着していたが、実際はその真逆。気を遣いすぎる性格ゆえに周囲の期待を裏切るのが怖くて、自信に満ちた女性を演じているのだった。そんなある日、サークルに駿河悠利という青年が加入した。一流企業の御曹司ながら人懐こい性格と愛らしい容姿をした彼はすぐにサークルに馴染んだ。茜には特に懐いたそぶりを見せるようになり、茜もまた徐々に彼に惹かれていく。そんな折、悠利の自宅で飲み会が開かれ、後片付けを手伝っていた茜は気づけば彼と2人きりになっていた。悠利から誘いをかけられた茜は、咄嗟に普段通りのS気質を演じつつそれに応える。すると悠利の態度が豹変。別人のように意地悪な笑みを見せたかと思うと、強引にキスをしてきた。戸惑う茜を逃がさないとばかりに巧みな舌技で甘く翻弄する悠利は、ワンコ系どころか肉食系で……。
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3.0シーニ伯爵家令嬢のナタリエは、幼い頃から絵を嗜み、貴族令嬢でありながら画家の道を歩もうとする、一風変わった令嬢だ。そして、隣の領地エルナンデス伯爵家の嫡男ディディエも、とある問題を持つ。それは、十人中十人が確実に振り返るほどの、類い稀な美貌の持ち主であるがゆえに、言い寄ってくる女性に辟易とし女嫌いとなったことだ。そんな二人は、問題を抱える者同士を引き合わせてみようと考えた親たちにより、子供の頃に出会った。ナタリエはディディエの輝かんばかりの美貌を絶賛。最初こそ嫌そうにしていたディディエだが、ナタリエの興味が「美」そのものにあり、決してディディエと恋仲になりたいと望むものではないと気付き、彼女への警戒心を解く。こうして二人は親交を持つことになった。ディディエはナタリエの専属モデルとなり、結婚適齢期となった今もその関係は変わらない。しかし、やがてディディエが結婚をすれば専属モデルは続かないだろうと考えたナタリエが、別のモデルを描くと決めた時から、ディディエの様子がおかしくなって……。
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-立川咲良はある夜、行きつけのバーで自身の勤めている会社の御曹司・霧島慶斗と鉢合わせる。慶斗は咲良の顔を知っていたらしく気さくに話しかけてくるが、咲良はそれを少しだけ迷惑に感じてしまう。相手は女子社員の憧れの的である御曹司。下手に近づくことを避けたかったのだ。しかしそれ以来、慶斗は頻繁にバーに顔を出すようになり、交流を重ねるうち咲良も徐々に慶斗に対して心を開いていく。それから数日後のある夜、酒を飲み過ぎた咲良はホテルのベッドの上で目を覚ます。シャワールームから出てきたのはもちろん慶斗で、彼は咲良が目覚めたことに気がつくと、「酔った女性を襲う趣味はなかったけど、今ならいいよね」と言って咲良をベッドに組み敷いた。拒否することもできたが咲良は慶斗を受け入れ、この夜をきっかけにふたりは期限付きでセフレ関係をスタートさせる。期限は「二人で買ったコンドームを使い切るまで」と決めたのだが……。
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-子供服メーカーの製品開発部に所属している長瀬寧々には目標があった。それは推しキャラであるデディちゃんと推しデザイナーのSENAとのコラボ製品を作ること。そのため何度となくSENAにアプローチしてきたが、なかなか色よい返事をもらえずにいた。そんなある日、デディちゃんのテーマパークにひとりで訪れた寧々は、デディちゃんの勉強のためにきたという一人の男性と出会い、彼のガイド役として一日同行することに。初対面ながらも二人で楽しい時間を過ごした別れ際、彼は触れるだけのキスをして「また会おうね」と言い残したが、連絡先は知らされなかった。だから寧々は「甘い言葉とは裏腹に、これっきりなんだ」と理解した。しかし、彼の言った「また会おう」は本気だったことが後日判明する。数日後、デザイナーのSENAから依頼を受けると返答がきて、寧々は大歓喜。緊張して迎えた初顔合わせの日、現れたのはテーマパークで共に過ごしたあの男性で……。
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-300年続く澪川酒造の経営難を乗り切るため、恋人がいるにもかかわらず、社長である父の独断で桧島美食クリエイティブのCEOである長男・鷹哉との政略結婚が決まった一人娘の茉白。いよいよのM&Aを前に杜氏は離れ、ますます厳しくなる状況に、家業存続のため、運命と思って茉白は黙ってそれを受けいれた。やがて結婚をし、鷹哉は澪川酒造の社長に就任。そんな矢先に実父が急逝。誰も頼れる人がいなくなった茉白だったが、空白を埋めてくれたのは、愛のないはずの結婚相手だった鷹哉だった。突然やってきた新社長の鷹哉に反発する社内で孤軍奮闘する彼は、茉白につらく当たる母に対しても毅然とした態度を貫く。そんな鷹哉に、茉白は少しずつ心をひらいていくが、本当の気持ちを告げられないまま、すれ違いが続いていき……。
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3.0倉吉芽久はグループ会社の御曹司・生方烈に憧れていた。じつは芽久の双子の兄と烈が幼なじみで、芽久はずっと以前から一方的に烈のことを知っているのだ。兄の口から語られる烈は魅力的で、芽久はいつからか烈に憧れを抱くようになっていた。けれどそれはあくまで憧れ。芽久にとって烈は雲の上の存在で、「直接かかわりを持ちたい」などとは思ったこともなかった。しかしある日、芽久は思いもよらぬ形で烈と急接近してしまう。それは芽久が上司から理不尽な叱責を受けている時だった。激した上司に詰め寄られている芽久を、烈が助けてくれたのだ。彼は芽久には落ち度がないことも証明してくれ、芽久は安堵の笑みを漏らした。すると、それを目にした烈が呟く。「俺の幼なじみと目の色がそっくりだな」 まさか双子であることバレた!? 芽久は焦りつつも必死に平静を装うが、そんな芽久に対し烈は「幼なじみのふりをしてほしい」と少し奇妙な頼みごとをしてきて……。
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-副社長秘書を務める内川菜々実は困っていた。直属の上司である副社長・友井陽斗から交際を迫られているのだ。彼からの猛アタックは数か月前から続いており、何度お断りしても諦める気配はゼロ。公私混同するような真似はしないものの、業務時間が過ぎると甘く紳士的に誘ってくるのだった。菜々実だとて陽斗のことが嫌いなわけではない。しかし彼は御曹司。庶民の自分なんかより、家柄の釣り合いが取れるご令嬢と幸せになって欲しいと思っていた。そんなある日、陽斗からのアプローチが突然終わった。どうやら見合いをし、その相手と婚約を交わしたらしい。社長がセッティングした見合いだというから相手はどこぞのご令嬢なのだろう。ようやく、菜々実がずっと望んでいた「正しい道」を陽斗が選んだのだ。なのに、菜々実は少しだけ淋しさを覚えていた。そんな身勝手な自分を嫌悪し、精一杯、陽斗を祝福しようとする菜々実だったが……。
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