詩集・俳句作品一覧
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-幸せとは。人生とは。 幽体離脱を体験、仏教哲学に親しんだ著者が、新型コロナのまん延を機に様々なテーマについて自在に書き留めた、withコロナ時代のための詩集。 「パンデミック」「かんせん」「正常性バイアス」「テレワーク」「ボランティア」「自己責任」「幽体離脱」「点滅」「おもてなし」「時空」「生きる」「空(くう)」など、162篇を収録。 ――以下は「あとがき」より。 本書は、皆様に幸せになってもらいたいとの一心で書いたものであります。 幸せとは何か。 人生とは何か。 この世とは何か。 あの世とは何か。 自分とは何か。 存在とは何か。 時間とは何か。 空間とは何か。 「苦」とは何か。 宇宙とは何か。 これらの答えを皆様自らに見つけて頂きたいのであります。難解な哲学や数学を持ち出すつもりは一切御座いません。ただ、「何か」を見つけて欲しいのです。生きているあいだに。
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-とおいそらを見上げている/せせらぎに身をまかせて/ひんやりとした水の流れが/僕をはこんでくれる/響きわたる静けさ/鳥のこえ、水のおと/それだけの空間に僕は/ただ木片のように在るー「流れるひと」より。 その時、その瞬間の心象を切り取って紙の上に焼き付ける。空想でありながら、ひとつの虚構もない…。詩はうたでありたいと願い、WEBを中心に活動を続ける著者による漂泊の第一詩集。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 児童詩の世界 一年生の詩 ひみつ・・・ ひみつはひとりぼっち おとうさんもおかあさんもいない さびしいね ないしょ・・・ ないしょってどうしてないしょにしとかないといけないの? おしっこ・・・ うまれるまえ なつきがおしっこすると おかあさんがおしっこしたのかなぁ? ながぐつ・・・ きりんのながぐつは ながいだろうな
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-2021年冬、ほぼ同じ頃に母を亡くした同世代の詩人が、 それぞれの母への想いや少年時代のエピソードなどを詩とエッセイで綴り、 それが1冊の詩集になりました。この詩集は、母の死をきっかけに生まれた詩集であり、 同時に、中国と日本の詩人の友情から生まれた詩集でもあります。 二人の詩人は「あとがき」に次のような言葉を記しています。 「母が亡くなった翌日、涙を流しながら、詩を書き始めました。 私たち二人の母だけでなく、天下のあらゆる母に感謝します。産んでくれてありがとう」(田原) 「読んでくれるみなさん、一人ひとりが、身近な人の死に関わる時、 そこから命を引き継いで自分らしく生きていくヒントになればと願って、 私はこの本と『さよなら』して、読者としてまた鑑賞します」(松崎義行) 本書では、「母の死」を描くことで「母の生」に光を当て、 詩人らしい感性豊かな言葉で生き生きと「私の母」を描いています。 それは心の中でいつまでも生き続けるやさしい母ですが、 同時に「謎」としての母でもあります。 そして詩の中の母は、肉体の死を超えて永遠に生き続けるようにさえ思えます。
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-◆ふらんす堂ホームページ連載コラム、待望の書籍化! ―伝えたい言葉― ボードレールやランボー、マラルメ… 詩人たちからあなたへの素敵なラブレター ◆収録作品より そこ深い 池の鏡に 映る影、 その黒い柳に 風は泣き…… さあいまは、夢みる時。 (詩集『よい歌』 第六歌 渋沢孝輔訳 ポール・ヴェルレーヌ「(白い月)」より) ◆著者あとがきより 書いていくうちに大学で勉強したフランス語の詩人だけでなく、子供時代に知り、ずっと記憶に残っているフランス以外の歌やフレーズも抑えがたく浮かび上がってきました。「おおスザンナ」や「ソルヴェイグの歌」、「四つ葉のクローバー」など作者の名も知らないまま記憶の中に住み着いているのでした。正統派のフランス詩でも、ヴィヨンやネルヴァルなど、なぜ入れないのかと文句を言いに顕れた朝方の夢もありました。残念ですがまた別の機会まで待ってもらいましょう。
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 詩人たちが生きた時代を知り、心の動きを追う。 ★ 覚えておきたい読解のルールに加え、 『時代背景の遷り変わり』や『詩人たちの人生』を 深堀りして解説! ★ 三国六朝時代から唐・宋・明以降まで。 ★ 陶潜・王勃・杜甫・王安石・高啓 ほか ◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆ 漢詩漢文を学ぶ機会が少なくなり、 漢詩漢文不要論も一部に声高に叫ばれていますが、 一方で、ひそかに漢詩漢文を愛好する人がいて、 詩を身近に感じ味わっている人が 多くいることを知り、嬉しくなりました。 唐代では詩人は約三千人、作品は約五万首、 宋代では詩人は約一万人、 作品は約三〇万首残っています。 時代が降ればさらに詩人の数も作品の数も増えます。 日本でも近江朝から詩が作られ、 今日に至るまで多くの作品が残っています。 古今東西の漢詩人・漢詩作品は どれほどあることでしょうか。 名作と言われる詩を読まずにいるのは もったいないと思います。 何やら閉塞感の漂う昨今、 人が生きた証の詩や古典を読めば、 新たな発見があり、活力も湧くはずです。 詩を読んだり、古典に親しんだりと、 心に余裕を持ち続け、 潤いのある人生を送りたいものです。 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆ 第1部 漢詩とは * 詩は情を詠うもの。 感動が無いところに詩は生まれない * 漢詩の歴史を知りましょう * 漢詩の種類を確認しましょう ~詩形について(古体詩と近体詩)~ * 古体詩とはどのような詩かを知りましょう * 近体詩・絶句の規則を確認しましょう ・・・など ☆ 第2部 各時代の代表的な詩人の生涯とその詩の味わい方 【三国六朝時代】 ≪隠者の生活を愉しむ陶潜の詩≫ * 理想の生き方を詠う詩を鑑賞する ・・・など 【唐王朝時代】 ≪自分に正直すぎて人生を誤った天才・王勃の詩≫ * 望郷の念を詠う詩を鑑賞する ・・・など 【宋王朝時代】 ≪表現力に優れる哲学者朱熹の詩≫ * 酔って豪快な気分を詠う詩を鑑賞する ・・・など 【明王朝時代】 ≪江南の風景を愛した平易明快な高啓の詩≫ * 楽しい散歩を詠う詩を鑑賞する 【現代】 ≪レトリックを駆使した魯迅の詩≫ * 教え子を失った悲しみを詠う詩を鑑賞する ・・・など
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-「五・七・五」で詠む俳句――それは、世界一短い詩。十七音の言の葉は、心を癒し、励ましてくれる不思議な力を秘めています。 恋をしたとき、失恋したとき、つらいときや苦しいとき、心に留めた一句をそっと口ずさめば、次の一歩を踏み出す勇気が湧いてきます。また俳句に触れることで、花鳥風月や四季のうつろいを敏感に感じとり、変わらない毎日の中に新たな発見ができるようになります。移りゆくふるさとの景色、自然界に宿る命の尊さ、大切な人を想う心……句に込められた詠み人の想いやその背景に触れながら、あなたの心の支えとなる「この一句」を見つけてみませんか?本書では、著者が俳句を始めるきっかけとなった杉田久女の句をはじめ、中村汀女、橋本多佳子などの女流俳人や、正岡子規、高浜虚子など著名な俳人の句のほか、著者自身が日頃から愛誦する“大切な一句”を50句厳選し、四季のうつろいとともに紹介します。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ないはずのしっぽがくすぐったい時があります。揺らしてみたい時もあります。調子出ないなと思ったら、しっぽの先が冷たくなりすぎていたり、どこかに落としてきた気がして、ごそごそとさがしている時もあります。私にとって詩は、しっぽみたいなものです。だから詩っぽです。もちろんなくたって、生きていくにはこまらないのですが、できればあった方が楽しくて、元気になりそうな気がします。そんな詩っぽたちが集まって、ぶつぶつひとりごとを言っているような本になりました。詩っぽのひとりごと、聞いてくれてありがとう。あなたのしっぽは、お元気ですか?―あとがきより抜粋―
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-私たちの育った時代はテレビが普及する前のラジオの時代で、月刊漫画雑誌の人気漫画が劇になって放送されていたりしました。また、一家団欒は高座の落語中継や講談、浪花節をラジオで聴くことでした。テレビは駅前の電気屋さんで見せてもらうか、お金持ちの家に見せてもらいに行くのが普通でした。そのような体験は現代の日本では考えられません。しかし発展途上と言われる国の殆どの国民が、私たちの子供時代と変わらない生活を送っていることを、これもまたテレビが教えてくれます。 そのことを考えると、豊かさを享受し、全てが揃っているのを当然のこととして暮らしている現代の日本の若者たちが、私たちおじさん世代の感性に触れることで、自分とは異なる環境で生きてきた人たちの感性を知るきっかけになるのではないかと思います。または劇的な変化を体験してきた我々と同世代の人たちにも、共感してもらえることがあったり、ある種の郷愁を感じていただけるのではないかと思い、この本を出そうと考えたわけです。 私の詩やエッセーを読んで、共感したり楽しんだりしてもらえれば嬉しいです。 おじさんにだって青春があって、人生について考えたり、人を愛して悩むこともある。そうやって感性を研ぎ澄ましてきたのだと知ってもらいたい。そう願っています。 (はじめに より)
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4.52017年、フランスの文学賞、「ニュンク・レビュー・ポエトリー賞」! 「詩の礫」は、福島在住の詩人・和合亮一氏が被災6日目から「ツイッター」で発表を開始した新たな形式の詩です。140字という独特な制限の中で記された言葉は、迫真性と臨場感にあふれ、圧倒的な言葉の力は、極めて短期間で1万人を軽く超える読者の支持を得ました。湧出する感情のまま、まさに礫のごとく向かってくる詩の数々は、故郷・福島への愛しさ、肉親、子、友、自然への慟哭、震災への行き場なき怒り、絶対という概念を失った世界の不条理を描き、読者の心の深い部分を痛いほど衝いてきます。(以下、本書より) <今、これを書いている時に、まだ地鳴りがしました。揺れました。息を殺して、中腰になって、揺れを睨みつけてやりました。命のかけひきをしています。放射能の雨の中で、たった一人です。> <どんな理由があって命は生まれ、死にに行くのか。何の権利があって、誕生と死滅はあるのか。破壊と再生はもたらされるのか。> <避難所で二十代の若い青年が、画面を睨みつけて、泣き出しながら言いました。「南相馬市を見捨てないで下さい」。あなたの故郷はどんな表情をしていますか。私たちの故郷は、あまりにも歪んだ泣き顔です。> <命を賭けるということ。私たちの故郷に、命を賭けるということ。あなたの命も私の命も、決して奪われるためにあるのではないということ。> <誰もいない 福島 静かな雨の夜 静かな涙は誰が流しているの この世を去ったその人を想いながら 想うしかない まぶたの中で目覚めるのは海> テレビ、新聞、雑誌、ラジオなど、「詩の礫」は多くのメディアに取り上げられました。修羅のごとく言葉をつむぐ姿は、読者を大いに共感、驚嘆させること必至です。ぜひご一読を。
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-◆ふらんす堂電子書籍1000円シリーズ 第62回俳人協会賞受賞! ◆最新句集 「水泉動(しみずあたたかをふくむ)」。暦の中にこのことばを見つけたときなつかしくなった。新年が明けて大寒の少し前、寒さが最も厳しくなる頃の時候である。 私の生家は瀬戸内の石鎚山の登り口に近く、湧水を水源とする地にある。凍るような朝は蛇口を開け放って出し流した。水が温んでくるのを待って顔を洗うのだ。 七十二候を眺めるに多くがふとした気づきを誰かがつぶやいたようだ。なかでも玄冬の底に置かれたこの語の寧らかさにひかれる。いっそうの寒さがはじめて水の温みを気づかせる。(あとがきより) ◆作品紹介 雨太く楝の花に吹き込める この夜を落葉の走る音ならむ 春風に背中ふくらみつつ行けり 烏瓜の花が黙つてついてくる 日の窓の一つかがやき初氷 末枯れて足あたたかに人の家 虎杖やひとり仕事の歌もなく 凍雲や生簀は声の散りやすく 靴下のちひさく乾く寒さかな 秋の水映画に長き掉尾あり
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「現代児童文学詩人選集」シリーズ 少年詩の創作、普及に歩んだ詩人の集大成。代表的既刊詩集から未刊詩集、童話、エッセイまで収録。畑島喜久生、野呂昶による下田喜久美作家論、詩人論。 目次 詩篇(詩集『かあさんの花』から;詩集『心の詩』から ほか) 童話篇(シクラメン;杜鵑草) エッセイ篇(どんぐりと山ねこ;セロ弾きのゴーシュ ほか) 詩人論・作家論篇(妖精の紅いスキップ(野呂昶) 日本人的な感性の「少年詩」へのオマージュとして(畑島喜久生)) (※本書は2007/3/1に発売し、2021/12/30に電子化をいたしました)
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5.0折口信夫(釈迢空)は近代日本にまるで奇蹟のように、古代の心、古代の詩歌のひびきを、鮮烈に蘇らせた歌人であった――。 短歌滅亡論を唱えるも、その真意は再生への願いであり、日本語の多彩な表記を駆使しながらつねに短歌の未来と格闘し続けた。折口が残した6冊の歌集に私家版・自筆選集、短歌拾遺、さらに関東大震災に直面し、短歌形式に収めることのできない苛烈な体験を詠んだ詩作品含めた、初の文庫全歌集。 「葛の花 踏みしだかれて、色あたらし。この山道を行きし人あり」 生涯「旅びと」であった折口の姿が立ち現れてくる。 (目次) 海やまのあひだ 春のことぶれ 水の上 遠やまひこ 天地に宣る 倭をぐな 私家版・自筆選集 短歌拾遺 詩拾遺 解題 解説 岡野弘彦 略年譜 作品初句索引
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-【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 痩蛙負けるな一茶是に有り。江戸期の俳人小林一茶は、終生家族運に恵まれなかった。その欠落を埋めるかのように小動物を愛した。蛙、雀、猫、犬はいうにおよばず、蚤、虱に至るまで、詠んだ句は膨大な数に及ぶ。その中から480句を厳選、やんちゃで繊細、そして深い業を道連れとした不遇の俳人の心象を、美しい中国地方の里山風景とともにたどる。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。「いい俳句といい写真が出合ってもいい作品ができるとは限らない。 写真を先に撮るか俳句を先に作るかの違いはあっても、どうしても写真が俳句を、 俳句が写真を説明するようになってしまうのだ。」 (小西昭夫氏による特別寄稿「新しい自分との出会い ―花追人の世界―」より) 「写真俳句」とは、写真と俳句を組み合わせて表現する、新しい表現形態である。 写真に句が添えられることで、写真に物語が生まれ、俳句が力強い生命力を獲得する。 写真だけでも俳句だけでも描けない新しい世界が、そこには開かれる。 しかし冒頭で小西氏が指摘するように、写真と俳句の距離感のコントロールができなければ、 それはただ饒舌で冗長な表現に終始してしまう。 写真家・エッセイストとして活躍する小川裕司は、この楽しくも難しい表現に挑戦。 「花追人」をテーマに100句の写真俳句を制作し、小西昭夫氏による選句の後、 俳句のメッカ松山と、リクエストに応えて小倉で展覧会を開催。見事新しい表現の獲得に成功した。 本書は、その展覧会の記録を編集し、電子書籍としてさらに新たな表現形態に挑むものである。 「俳句と写真を組み合わせることで生ずる何か新しいざわつきのようなものを 皆様に感じていただければ」(「あとがき」より)。
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4.0昔の、よき日本人は、人生の最後に当たって歌を遺した。その人の生涯を、短い中に凝縮した珠玉の言葉……それが「辞世の句」である。ある時、浅野内匠頭の詠んだ、「風さそう 花よりも猶 我はまた 春の名残りを いかにとやせん」という人生の無念を刻み込んだような「辞世の句」に感動を覚えた著者は、そのコレクター魂を発揮し、“辞世の句コレクション”を成した。本書は、その中から最も感動的なものを厳選し、あふれる思いとともに紹介した一冊である。一つ一つの句や歌のすべてから、人間としての潔さ、熱い思い、美しい心がありありと伝わってくる。何となく生きている日常にあって、人生に大切なものを思い出させてくれる貴重な言葉たち。著者が重視する、「言葉のチカラ」がそこには確かにある。
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4.0作家・又吉直樹の「俳句の師匠」による歳時記ワールドへようこそ。 あなたの言葉のセンスが一変します! 「わたしは暦とともに生きていますから……」 が口グセの謎の先輩と、ちょっと冴えない男子君が繰り広げる 季節感いっぱいの“風流”青春ストーリー 【著者紹介】 堀本裕樹(ほりもと・ゆうき) 俳人。1974年和歌山県生まれ。「いるか句会」「たんぽぽ句会」主宰。國學院大学卒。 第2回北斗賞、第36回俳人協会新人賞、第11回日本詩歌句随筆評論大賞、2015年度和歌山県文化奨励賞受賞。 2016年度NHK俳句選者。東京経済大学非常勤講師。 著書に句集『熊野曼陀羅』、小説『いるか句会へようこそ!』、『十七音の海』、『富士百句で俳句入門』、 漫画家・ねこまきとの共著『ねこのほそみち』、又吉直樹への俳句入門講義をまとめた『芸人と俳人』などがある。 石川ともこ(いしかわ・ともこ) イラストレーター。 東京生まれ。 セツ・モードセミナー卒業。 1990年ターナーアウォード優秀賞。 97年扇子絵コンペ下谷二助賞。 98年第103回ザ・チョイス入選。 99年PATER大賞展PATER賞。 2005年第1回ほぼ日マンガ大賞入選。日本図書設計家協会会員。 14年温泉ソムリエ認定。 【目次より】 [プロローグ]最強の雑談データベース ◆春◆暦とともに生きる謎の先輩がやってきた ◆夏◆雨にも雲にも豊かな表情がある ◆秋◆台風にもマケズ、残業にもマケズ ◆冬◆季節の言葉でお客様をおもてなし [エピローグにかえて]こよみの打ち明け話
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-年頭の歌会始、植樹祭や国体などの地方巡幸で詠まれた歌など、これまでに公表されている昭和天皇の御製870余首がいつ、どんな場面で詠まれたのかを、宮内庁編修『昭和天皇実録』の解説をもとに補足。さらに、最近新しく発見された昭和天皇直筆の草稿およびメモ歌稿の270余首を一挙掲載。現存する昭和天皇の御製をすべて収録した決定版といえる1冊。87年のご生涯において、沖縄以外の全国各地をお巡りになられた昭和天皇。「初句索引」「人名索引」「地名索引」「動植物名索引」の索引を参考にすれば、あなたの故郷の歌も見つかるはず。また、「全国歌碑一覧」を見れば、近くの歌碑を訪れることも。
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3.8俳句を知らない人も、楽しめる! 好評だった前作『寝る前に読む一句、二句。』に続く、第2弾のテーマは「食卓」。 『プレバト!!』の俳句コーナーで大人気の夏井いつきさんが、古今の名句をセレクトし、実妹である俳人・ローゼン千津さんと、歯に衣着せぬ姉妹トークを展開します。 肉ダネがぱんぱんに詰まってはち切れそうな「夏井家特製肉餃子」や、夫ケンコーさんが作ってくれる、ほくほくの「ニンニク丸揚げ」など、夏井さんの日常を彩る好物や、スイスの五つ星ホテルがサーブする「完璧な果物」、NY・マンハッタンのセンチュリークラブの「ドーバーソール」等、妹ローゼンさんが体験した、めくるめく美食・珍食の数々など読むほどにお腹がすくエピソード。 そして、夏井家のおふくろの味、「味のしない弁当」の由来や、晩年の父と過ごした年の暮れ、「ニシン蕎麦」の思い出など、忘れがたい、家族の食卓と味の記憶。 愉快な食の話は、いつしか人生観の核心へ。 俳人姉妹が、全25句、腹一杯語り尽くします。 その他、夏井さんが食をテーマに書き下ろしたコラムも収録。 胃袋から元気になれる、味わい深い一冊です。
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4.3※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「恋かなと思っていたら不整脈」「万歩計半分以上探しもの」――「シルバー川柳」は、シニア世代を中心とした、まさに人生の達人たちによる川柳傑作選です。社団法人全国有料老人ホーム協会が主催し、毎年1万を越える応募作のなかから、敬老の日にあたり、ユニークな作品が選ばれてきました。本書は、2012年夏の入選作を含む傑作川柳を、イラストとともに紹介。
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-全国60~90歳代のリアル・シルバー男性が詠んだ川柳傑作選。シルバーのアイドル・毒蝮三太夫氏のシルバー愛溢れる毒舌コメント付き!巻末に毒蝮×川柳おじいちゃんの爆笑座談会も。
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5.0大好評ババァ川柳第2弾!全国の60歳以上のおばあちゃんの投稿川柳傑作選。本音炸裂、爆笑&しみじみの厳選150句に、シニアのアイドル・毒蝮三太夫氏の愛ある毒舌コメントつき。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 おかげさまで刊行10周年、累計92万部を突破した大人気シリーズの傑作選! 全国有料老人ホーム協会主催の「シルバー川柳」公募も20周年、これまでの入選作の中から選りすぐりの100句を掲載しました。時代が移り変わっても「シニアあるある」は変わらない!? 「見くびるな賞味期限は切れとらん」「聞くたびに話が違う若い頃」「足腰を鍛えりゃ徘徊おそれられ」など名句がたっぷり。プレゼントにも!
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4.5【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 全ての悲しみ、苦しみから解き放たれる。 人は本当に辛いとき、救われる言葉を捜し求めている――、詩人・浜文子は、自ら死と向き合ったとき、言葉の持つ大きな力を感じ、ほとばしるほどの言葉の渦に身を投じ、奮い立たされたという。長年、育児、教育、妊産婦、介護の現場に赴き、人の生死病労に向き合い、独自の視点で執筆活動を続け、常に自分の思いを言葉にして発信を続け、自らだけでなく、多くの人を救ってきた。人は豊かになり、便利なものを追い続け物質的に豊かな生活を望んできたが、自ら悩み悲しみと向き合う力を失ってきてしまったと肌で感じるという。問題に突き当たれば、手っ取り早く専門書を開き、カウンセラーの扉を叩く。本当に救われる力とは、涙の底から湧き出る力しかないのだが。泣きたい人、苦しんでいる人、悲しい人、困っている人、悩んでいる人、憎んでいる人、叫びたい人、許したい人、詫びたい人、眠れない人、死にたい人、生きたい人、願いのある人・・・すべての人に贈る究極の救われ本。ほかの癒し本は、もういらない。本書だけが、自己を見つめ、心と向き合い、涙し、何度でも立ち上がって前に進もうとする力が芽生え、気付かぬうちに人間の本来の心が育っていきます。
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3.7全二十巻.万葉調・古今調と並んで,三歌風の一典型を作った勅撰和歌集.俊成は余韻・余情の世界を統合して幽玄の世界をうちたて,定家は幽玄の世界を分析して有心を設定した.現実の暗さから逃れるために自然観照へと集中しその技巧は極限にまで達した.連歌や,芭蕉に多くの影響を与え,芭蕉の「わび」もこれを起点としている.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.
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-里山は日本の原風景!俳句の季語を手がかりに、著者が田んぼのまわりで考えたことは、自国自給の季節のものが食べられるようにという、一見平凡だが大事なことばかり。蛇笏賞受賞作家による心洗われる俳句エッセイ。
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-新元号「令和」決定! 「初春の令月にして、気淑風和ぐ」 新元号の出典「梅花の宴」も収録。 新聞各紙、テレビ各局、メディア多数で紹介され大反響! 1200年目のベストセラーに。 ○ 紹介番組 テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」(4/1放送) 日テレ「news zero」(4/2放送) 日テレ「ZIP!」(4/3放送) フジテレビ「とくダネ!」(4/3放送) 他 ○ 紹介新聞 朝日新聞(4/2 夕刊一面、4/3朝刊) 読売新聞(4/2夕刊) 毎日新聞(4/2夕刊) 日経新聞(4/2) 産経新聞(4/3) 東京新聞(4/2夕刊) 日経産業新聞(4/2) デイリースポーツ(4/2, 4/3) スポーツニッカン(4/2) サンケイスポーツ(4/3) 中日スポーツ(4/3) 日刊スポーツ(4/3) 他 (いずれも2019年) 全首を歌群ごとに分けて現代語訳を付し、新版として見やすく生まれ変わった伊藤博訳注角川ソフィア文庫版の万葉集が合本版で登場!まさに故博士の最後の仕事となった渾身の一書。 『万葉集』全20巻4500余首の歌からは、古の人々の息づかいが聞こえる。日々を真摯に生きる彼らの姿は、1200年余りの時を超え、人の営みが不変であることを私たちに教えてくれる。そして新版最大の特徴は、歌群ごとに付した現代語訳。前後の歌とともに歌群として味わうことでより深い鑑賞が得られる。
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4.0曲った手で 水をすくう こぼれても こぼれても みたされる水の はげしさに いつも なみなみと 生命の水は手の中にある 指は曲っていても 天をさすには少しの不自由も感じない (「曲った手で」) 大きな困難の中にあって、生きることの喜びと光を求め続け、言葉を紡ぎ続けた伝説の詩人。 キリスト教信仰に裏打ちされたひたむきで純粋なことばたち。長く入手困難だった詩作品が、ついによみがえる。 これまでに刊行された二冊の詩集『志樹逸馬詩集』(方向社、1960年)、『島の四季』(編集工房ノア、1984年)に収録された全詩に加え、遺稿ノートから未公刊の詩を選んで編む。 付録の投げ込み栞(若松英輔、込山志保子執筆、8ページ)を電子版では巻末に収録しました。 【もくじ】 詩集『島の四季』 詩集『志樹逸馬詩集』 未公刊詩選 解説(若松英輔) 年譜(込山志保子) 栞(若松英輔、込山志保子)
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-その凶器のような鼻先は 20世紀の未来派の 遺伝子で出来たに違いない その鼻先の鉄クズで 風見鶏と農機具でも作ったら それが新たな人類の 新未来派宣言とは言えまいか -詩ブログ「シン・ミライ」の自選詩集(2011年初夏?2012年初冬)その凶器のような鼻先は 20世紀の未来派の 遺伝子で出来たに違いない その鼻先の鉄クズで 風見鶏と農機具でも作ったら それが新たな人類の 新未来派宣言とは言えまいか -詩ブログ「シン・ミライ」の自選詩集(2011年初夏?2012年初冬)その凶器のような鼻先は 20世紀の未来派の 遺伝子で出来たに違いない その鼻先の鉄クズで 風見鶏と農機具でも作ったら それが新たな人類の 新未来派宣言とは言えまいか -詩ブログ「シン・ミライ」の自選詩集(2011年初夏?2012年初冬)その凶器のような鼻先は 20世紀の未来派の 遺伝子で出来たに違いない その鼻先の鉄クズで 風見鶏と農機具でも作ったら それが新たな人類の 新未来派宣言とは言えまいか -詩ブログ「シン・ミライ」の自選詩集(2011年初夏?2012年初冬)
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 はじめてでも必ず詠める! まずは一句詠むところから。「難しい、わからない」を「面白い! 楽しい! 」に変える俳句入門決定版。特別付録として夏井いつき先生との対談も収録。 【主な予定内容】 第一章 石先生の白熱俳句教室 俳句ってなに? 第二章 基本の季語を知ろう 第三章 写真を見て俳句を詠んでみよう 第四章 作った句を見直してみよう 第五章 鎌倉吟行顛末記 第六章 夏井いつき先生対談 第七章 句会に行こう 第八章 もっとある! 俳句の楽しみ
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-福島流短歌創造の秘密 一首の背後には、書かれざる一千枚のドラマが啜り泣いている。そのドラマをいかに歌にしてきたのか、その過程を初公開する。 デビューから半世紀を超えた“絶叫歌人”福島泰樹が、膨大な作品から108首を自選し、創造の核心を解説する著者初の画期的な試み。「創作のためのコラム」を付す。 ――そうだ、短歌は、自分自身のことばかりでなく、社会や歴史、時代、戦争から、人間の愛と死などの実存、生の深層にメスを入れることができるのだ。 私が生まれ成長してゆく過程で出会ったことを、私はどのように歌にしていったか。学ぶところがあるとしたら、そこを学んで欲しい。――
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