詩人なんて呼ばれて

詩人なんて呼ばれて

1,848円 (税込)

9pt

4.5

弱冠二十歳、『二十億光年の孤独』でデビューして以来つねに第一線であり続け、八十五歳の今も他の追随を許さない詩人・谷川俊太郎。その人生の軌跡、女性たちとの出会い、創作の源泉まで。「国民的詩人」の核心と日本戦後詩の潮流に、当代きっての文芸ジャーナリストが迫る。書下ろし1篇、厳選の詩20篇を収録。

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詩人なんて呼ばれて のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2018年07月06日

    「詩人なんて呼ばれて」(谷川俊太郎/語り手・詩、尾崎真理子/聞き手・文)を読んだ。今年最初の一冊は、詩人谷川俊太郎への3年越しのロングインタビューを含む尾崎真理子渾身の一冊。
    ほんとこれはすごいですから。
    なんだかんだ言ってもやっぱり私は朔太郎でも中也でもなく谷川俊太郎が好きさ。

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    Posted by ブクログ 2018年05月14日

    聞き手の尾崎真理子さんは、石井桃子の評伝も書かれていて、気になっていた方でした。
    谷川俊太郎は私にとって、「20億光年の孤独」こどもの絵本や、最初にシュルツの「ピーナッツ」を日本に紹介して翻訳した人。そして、佐野洋子のもと夫でした。
    3回目の妻となった佐野洋子。彼女の才能に惚れ込み、刺激を受けながら...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年01月22日

    自伝以上の
    谷川俊太郎さんの自伝に
    なっている
    聞き書きをはるかに超えて
    もはや一冊の
    谷川俊太郎論に
    なっている

    谷川さんの詩集が
    その時代と密接に関係し
    その時代に溶解し
    そこから言葉が
    紡ぎ出されていった
    その過程が
    なんともお見事です

    この世の中から
    「本」というものが
    そして
    「詩集」...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年12月23日

    2017年63冊目。

    谷川俊太郎さんが歩んできた人生を振り返りながら、濃厚なインタビューを交えて「詩」「言葉」の本質に触れられた。
    その本質は、「あやふやな豊かさ」みたいなものを持っている、と感じる。
    書き手の自我をはっきりと表現するのではなく、自我をなくして世界を取り込み、そこで受胎したものを、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年06月16日

    小さい頃から知っていたが、よく知らない人ということで、雑誌か何かのおすすめで知り、読んでみた。

    谷川俊太郎は有名だけれども、何もわかっていなかったし、アバンギャルドだけれども、筋が通っている話だった。個人的に意外なことが多く、厚めの本だったが早めに読んでしまった。

    同じような人にはいいかもしれな...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年02月25日

    哲学者だったお父様、谷川徹三氏を語るところから始まるり、谷川俊太郎という天才を紐解く、尾崎真理子氏。すごい人だなと思う。このインタビューと、谷川俊太郎作品の解説、なんて知的に掘り起こしていくんだろうと、とてもおもしろいんだけど、あまりに知的な解説ぶりに、私なんて理解しきれずたじろぎました。

    前半の...続きを読む

    0

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