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Posted by ブクログ 2018年05月14日
聞き手の尾崎真理子さんは、石井桃子の評伝も書かれていて、気になっていた方でした。
谷川俊太郎は私にとって、「20億光年の孤独」こどもの絵本や、最初にシュルツの「ピーナッツ」を日本に紹介して翻訳した人。そして、佐野洋子のもと夫でした。
3回目の妻となった佐野洋子。彼女の才能に惚れ込み、刺激を受けながら...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年01月22日
自伝以上の
谷川俊太郎さんの自伝に
なっている
聞き書きをはるかに超えて
もはや一冊の
谷川俊太郎論に
なっている
谷川さんの詩集が
その時代と密接に関係し
その時代に溶解し
そこから言葉が
紡ぎ出されていった
その過程が
なんともお見事です
この世の中から
「本」というものが
そして
「詩集」...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年12月23日
2017年63冊目。
谷川俊太郎さんが歩んできた人生を振り返りながら、濃厚なインタビューを交えて「詩」「言葉」の本質に触れられた。
その本質は、「あやふやな豊かさ」みたいなものを持っている、と感じる。
書き手の自我をはっきりと表現するのではなく、自我をなくして世界を取り込み、そこで受胎したものを、...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年06月16日
小さい頃から知っていたが、よく知らない人ということで、雑誌か何かのおすすめで知り、読んでみた。
谷川俊太郎は有名だけれども、何もわかっていなかったし、アバンギャルドだけれども、筋が通っている話だった。個人的に意外なことが多く、厚めの本だったが早めに読んでしまった。
同じような人にはいいかもしれな...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年02月25日
哲学者だったお父様、谷川徹三氏を語るところから始まるり、谷川俊太郎という天才を紐解く、尾崎真理子氏。すごい人だなと思う。このインタビューと、谷川俊太郎作品の解説、なんて知的に掘り起こしていくんだろうと、とてもおもしろいんだけど、あまりに知的な解説ぶりに、私なんて理解しきれずたじろぎました。
前半の...続きを読む
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