Posted by ブクログ
2011年07月25日
読んでいて、過ぎ去った恋を思い出すようでした。
懐かしいような、苦いような、それでいてどこか清清しいような、そんな想いになりました。素朴で綺麗なことばの中には強さがあり、また弱さもあり、共感する面も多かったです。見開きにただ1文が載っているページには、1文ながらもそのインパクトの強さに手を止めず...続きを読むにはいられませんでした。
使われている写真もとても詩と合っていて素敵でした。どうやら写っている女の子は若かりし頃の森高千里さんらしいです。とっても可愛くてのびのびした様子。写真はどれも彼女しか写っていないっていうのも象徴的だった気がします。写真の色にも注目。
思い通りにいくことばかりじゃないけど、立ち止まってはいられないね。楽しかったことは楽しかったこととして胸の中にしまっておけたら、それを持って先に歩いていけたらきっとすごくいいんだろうねって思います。