あらすじ
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【写真詩集】会話は、一瞬の芸術だから、シャボンのように消えようとも、星のように光ろうとも、見える人にしか見えません――。少女の一瞬の輝きを永遠に封じ込めた、奇跡のような写真詩集。モデル/森高千里
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
10代の森高千里をモデルにした写真が多く入っていることで有名。モノクロが多くノスタルジック。15ページと103ページの詩が好き。「わかりやすい恋」という詩は「わかりにくい恋です」という1文で終わる。恋とはわかりにくいものだ、とたしかにおもう。
Posted by ブクログ
私が
銀色夏生ファンになり、写真に興味を持つキッカケになり、
詩を書くきっかけともなった1冊。
学生の頃この本に出会い、友達に勧めたら
違うクラスの話したこともない女子が何人も本を借りに来た、と言う
伝説の(笑)本です。
その後私の学年で卒業まで『銀色夏生ブーム』が続きました。
白かったカバーは今や真っ黒(笑)
何度も読み返し、何度も買い直そうかと思いましたが
大事にしている(手垢分の思い出も含め)1冊なのです。
Posted by ブクログ
そういえばこんな本も持ってたな、と思い再読。 思春期の頃はよくわからなかった。 大学生を過ぎて味わえた。 大人になってずいぶん経った今は、もう一度あの頃をやり直したいと思いながら読んだ。 心が昔に戻るから、読み終えると空しいような温かいような心地になってざわつく。 特に「あなたをあきらめる理由を~」は刺さる。
Posted by ブクログ
最近“積本”の中から発掘
改めて読み返してみました。
まだまだ青い春の頃
恋の入り口で想像だけを頼りに読んだ印象と
それなりに年月を重ねてきた今
客観性をもって読んだ印象と
どのように対比するかな?って思ったけど
意外と今でも楽しめました。
ある意味、懐かしさを感じたのかな?
いつの時代も
恋を淡く切ないもの
デビュー間もない森高千里さんの
初々しいポートレートも必見
見方変えれば
森高千里さんのミニ写真集といっても
いいような一冊かも。
Posted by ブクログ
銀色夏生さんはエッセイを別にして2、3行ぐらいの
短いセンテンスで綴られたものがやっぱり好きだなぁ[*Ü*]
極限まで研ぎ澄ますように削り込まれたコトバに詰まる
世界がココロの宇宙みたいで。
言葉は暗号。
芸術であり日常であり。
この本を読んだ頃はまだ森高千里さんを知らなかったけど
その後、テレビで見た時の衝撃はすごかったなぁと思い出したり。
この本の写真は風景はもちろん、森高さんの表情や
載せられたコトバとページをめくるたびに映像詩みたいで
今見てもやっぱり好きだなぁと[*Ü*]
52、53Pの文字が1つずつ減りながら言葉の階段を見せつつ
うまく綴られていたり、視覚的にもこんなにこだわった本を
当時見かけることがなかったから特に感動したのを思い出したり。
銀色さんは心情の思考ということだけじゃなく、
視角で言葉を見せるということの熟考が見事で、
やっぱり生涯大切にしたい本だなぁと思う。
Posted by ブクログ
読んでいて、過ぎ去った恋を思い出すようでした。
懐かしいような、苦いような、それでいてどこか清清しいような、そんな想いになりました。素朴で綺麗なことばの中には強さがあり、また弱さもあり、共感する面も多かったです。見開きにただ1文が載っているページには、1文ながらもそのインパクトの強さに手を止めずにはいられませんでした。
使われている写真もとても詩と合っていて素敵でした。どうやら写っている女の子は若かりし頃の森高千里さんらしいです。とっても可愛くてのびのびした様子。写真はどれも彼女しか写っていないっていうのも象徴的だった気がします。写真の色にも注目。
思い通りにいくことばかりじゃないけど、立ち止まってはいられないね。楽しかったことは楽しかったこととして胸の中にしまっておけたら、それを持って先に歩いていけたらきっとすごくいいんだろうねって思います。
Posted by ブクログ
かなり昔に買った、初めて読んだ銀色夏生さんの作品です。
写真の雰囲気がすごく好みで、モデルも可愛いなぁと思っていたら森高千里さんだったという。
Posted by ブクログ
あなたにキスをあげましょう
今さえも嘘とたのしんで
ささやく人となるように
どうして忘れられないんだろう。
どうして忘れたいんだろう。
あたしの恋への疑問の答えがここに確かに在る。
Posted by ブクログ
つれづれ〜の中で森高千里さんがモデルをしていたと書かれていたのでそれが見てみたくて購入したけれど、詩自体もすごくよかった。
カードつき。
【平成16年11月6日・古105】
Posted by ブクログ
あなたにキスをあげましょう
今さえも嘘とたのしんで
ささやく人となるように
どうして忘れられないんだろう。
どうして忘れたいんだろう。
あたしの恋への疑問の答えがここに確かに在る。