あらすじ
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【写真詩集】会話は、一瞬の芸術だから、シャボンのように消えようとも、星のように光ろうとも、見える人にしか見えません――。少女の一瞬の輝きを永遠に封じ込めた、奇跡のような写真詩集。モデル/森高千里
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Posted by ブクログ
銀色夏生さんはエッセイを別にして2、3行ぐらいの
短いセンテンスで綴られたものがやっぱり好きだなぁ[*Ü*]
極限まで研ぎ澄ますように削り込まれたコトバに詰まる
世界がココロの宇宙みたいで。
言葉は暗号。
芸術であり日常であり。
この本を読んだ頃はまだ森高千里さんを知らなかったけど
その後、テレビで見た時の衝撃はすごかったなぁと思い出したり。
この本の写真は風景はもちろん、森高さんの表情や
載せられたコトバとページをめくるたびに映像詩みたいで
今見てもやっぱり好きだなぁと[*Ü*]
52、53Pの文字が1つずつ減りながら言葉の階段を見せつつ
うまく綴られていたり、視覚的にもこんなにこだわった本を
当時見かけることがなかったから特に感動したのを思い出したり。
銀色さんは心情の思考ということだけじゃなく、
視角で言葉を見せるということの熟考が見事で、
やっぱり生涯大切にしたい本だなぁと思う。