夏目漱石作品一覧

  • 三四郎
    3.6
    「それから」「門」へと続く三部作の序曲ともいうべき作品。いわゆる「無意識の偽善」という問題をめぐり愛そうとして愛を得ず、愛されようとして愛を得ない複雑な愛の心理を描く。三四郎を中心に展開される当時の東京大学学生生活の描写は、風俗史的にも貴重な資料を提供するだろう。明治41年作。(C)KAMAWANU CO.,LTD.All Rights Reserved
  • 三四郎
    無料あり
    3.6
    1巻0円 (税込)
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  • 10分でおもしろい夏目漱石
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 マンガと文で読む、夏目漱石の名作7品。●1話10分、マンガと文でスラスラ読める!●大人になってもくり返し読みたい、名作に出会える!●巻末に「読書感想文の書き方アドバイス」付き!近代日本を代表する作家・夏目漱石の名作を7品収録。子ども向けの定番「坊ちゃん」や「吾輩は猫である」、「こころ」「夢十夜」など、1話10分で読めるよう、マンガと文章で再編しました。大人になってからもくり返し読みたい、名作との出会いをとびきりおもしろく!各作品のコラムでは、もっと深く読みたくなるその魅力を伝えます。
  • 生れて来た以上は、生きねばならぬ―漱石珠玉の言葉―(新潮文庫)
    3.5
    智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい――。世間と自身の生き方との大きな隔たりに苦しんだ漱石。彼の残した言葉には、類稀な経験に育まれた深い叡智が込められている。漱石研究の第一人者・石原千秋が25作品から413の言葉を厳選、章末解説でそれらを鮮やかに読み解く。困難な時代を懸命に生き抜く私達迷える子(ストレイシープ)に寄り添う決定版名言集。
  • 坊っちゃん
    値引きあり
    3.5
    曲がった事は許せない! チャキチャキ江戸っ娘・坊っちゃんが 四国・松山で大暴れ!! 日本文学史上最高の有名作を 「機動戦士ガンダムさん」「ムダヅモなき改革」の 大和田秀樹が超大胆コミカライズ。 まんがで読める「坊っちゃん」、 色々(沢山)アレンジしてるけれども、これが絶対の決定版!!
  • 草枕・二百十日
    3.5
    「草枕」(明治39年)は漱石のいわゆる非人情の美学が説かれているロマンティシズムの極致である。非人情とは東洋古来の漢詩や俳句に流れている根本的態度であり、一切の人間の事象を自然に対すると同じ無私の眼で見ることだ。「二百十日」(明治39年)は、漱石には珍しい社会批評の方向を示す中篇小説。
  • 硝子戸の中
    3.5
    明治43年夏の伊豆修善寺における大患は、漱石にとって一つの思想的転機を意味した。「思い出す事など」は、生死の境をうつつに彷徨したその病中の心境を静かな澄明な筆致で綴ったもの。硝子戸の中に静座して眺めた人生への感懐と過ぎ去った日々への追憶を語る「硝子戸の中」は、その後の心境的発展をうかがわしめるものである。
  • 悪魔 乙女の本棚作品集
    3.4
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人気シリーズ「乙女の本棚」から、イラストレーター・しきみの自選作品集が登場! 描き下ろしとして芥川龍之介+しきみ『悪魔』も掲載 小説とイラストの出会いを祝福する、魅惑の1冊。 名作文学と現代の美麗なイラストが融合した、珠玉のコラボレーション・シリーズ。そのなかからイラストレーター・しきみによる作品をピックアップした美しい画集が新たに生まれました。 収録されているイラストは、萩原朔太郎『猫町』、江戸川乱歩『押絵と旅する男』、夏目漱石『夢十夜』、坂口安吾『桜の森の満開の下』、谷崎潤一郎『魔術師』のなかから選ばれた、イラストレーター本人がお気に入りのものばかり。 さらに、描き下ろしとして芥川龍之介『悪魔』も収録し、通常シリーズとはことなるサイズ感で小説とイラストが楽しめます。 自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。 【目次】 萩原朔太郎『猫町』 江戸川乱歩『押絵と旅する男』 夏目漱石『夢十夜』 坂口安吾『桜の森の満開の下』 谷崎潤一郎『魔術師』 芥川龍之介『悪魔』(全文収録・イラスト描き下ろし) ※本書について 本書は、乙女の本棚シリーズとして刊行された『猫町』『押絵と旅する男』『夢十夜』『桜の森の満開の下』『魔術師』のなかから、イラストレーター・しきみ自身が選んだイラストを掲載しています。巻末の『悪魔』のイラストは描き下ろしです。小説部分は『悪魔』は全文、その他は抜粋となります。
  • マンガで読む名作 三四郎
    値引きあり
    3.3
    全1巻314円 (税込)
    「迷える子(ストレイ・シープ)――わかって?」 東京の大学に入学するため、熊本から上京した小川三四郎。彼にとって東京は、見るもの聞くもののすべてが新鮮な驚きに満ちていた。やがて三四郎は、都会育ちの美しい女性・里見美禰子に強く惹かれていく。だが美禰子は「迷える子(ストレイ・シープ)」という言葉を三四郎に幾度となく投げかけ、曖昧な態度を続けるのみであった…。 『それから』『門』へと続く夏目漱石・前期三部作の第一編。
  • 行人(漱石コレクション)
    3.3
    気さくな性格で暢気な高等遊民生活をおくる長野家の次男・二郎。対照的に兄で学者の一郎は常に張りつめた神経を持ち、妻・直と二郎の仲を邪推するまでに精神が追い詰められていた。あるとき彼は二郎に、直の貞操を試すため一夜を共にしてくれないかと言い出す。人を信じ、伸びやかに生きたいと願いながら、出口のない迷宮を巡り続けるひとりの知識人の心理状況を克明に描いた、『こころ』へとつながる「後期3部作」第2弾!
  • 倫敦塔・幻影の盾 他五篇
    3.2
    留学体験に取材した『倫敦塔』、日露戦争にまつわる怪談『趣味の遺伝』、アーサー王時代の物語『幻影の盾』など七つの短篇。同時期の『猫』と全く異質なこれらの作品の世界はユーモアや諷刺の裏側にひそむ漱石の「低音部」であり、やがてそれは『それから』以後の彼の全作品に拡大されてゆく。 (解説 江藤淳・注 石井和夫)

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  • 文豪怪奇コレクション 幻想と怪奇の夏目漱石
    3.0
    1~5巻825~1,100円 (税込)
    いまなお国民的人気を誇る文豪・夏目漱石は、大のおばけずきで、幻想と怪奇に彩られた名作佳品を手がけている。西欧幻想文学の影響が色濃い「倫敦塔」「幻影の盾」から心霊小説の名作「琴のそら音」を経て、名高い傑作「夢十夜」、さらには今回初めて文庫化される怪奇俳句や怪奇新大詩まで、漱石が遺した怪奇幻想文学作品のすべてを1冊に凝縮! 怖くて妖しい文豪名作アンソロジー。
  • 坊っちゃん (新装版)
    3.0
    夏目漱石の名作が、新装版で登場! 痛快で爽快なユーモア小説!! 純情な江戸っ子の坊っちゃんが東京から中学の先生として、はるばる四国へ。坊っちゃんの新人教師生活は? 夏目漱石のユーモア小説の傑作! 現代仮名づかいに改め、表現に説明を加えたり、文章を省略したりするなどして、小・中学生に読みやすいよう変更を加えています。
  • 猫は神さまの贈り物〈エッセイ編〉
    3.0
    猫との日常には、いつも新たな発見がある。 太古より人間の側で暮らしてきた猫は、時代や飼われ方によって色々な表情を見せる。 猫と犬の性質の差や猫好きと犬好きの違いについて思いを馳せる「猫と犬」(谷崎潤一郎)や、 吉行家で飼っていた〈モテる〉雄猫と彼についての思い出を語る「モテる系統のネコ」(吉行淳之介)など、 猫の生態と猫が繋ぐ人々の機微を味わうエッセイ集。 【収録作品】 谷崎潤一郎『猫と犬』『猫──マイペット』 奥野信太郎『養猫記』 木村荘八『我猫記』『私の猫達』 寺田寅彦『舞踊』 大佛次郎『お通夜の猫』『山寺の猫』『ここに人あり』 豊島与志雄『猫性』 白石冬美『桃代の空』 吉行淳之介『モテる系統のネコ』 長部日出雄『家なき猫たち』 熊井明子『私の猫がいない日々』 夏目漱石『猫の墓』 中村眞一郎『私の動物記・猫』『猫の災難』 柳田國男『猫の島』 山崎朋子『わが家のライオン』『猫の引っ越し』 黒田亮『猫にマタタビの誘惑』 島津久基『銀の猫』
  • 夏目漱石、現代を語る 漱石社会評論集
    3.0
    食い扶持を稼ぐための仕事と、生きるための仕事。国家と個人、異なるアイデンティティへの対応。新しい時代への適応。現代の我々も抱える葛藤と対峙し続けてきた漱石。漱石がぶつかった問題は、いまの私たちが抱える問題である!
  • それから
    完結
    3.0
    30歳にもなって無職の代助は実家の援助で気ままに暮らしている。親の決めた結婚話が進む中で真実の愛に気付くが、その相手は親友の妻だった…。
  • 草枕
    3.0
    1巻110円 (税込)
    「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい」という文章で始まる有名な作品。洋画家の主人公が山中の温泉宿に滞在する。そこには美しく謎めいた那美がいた。どことなくユーモラスな文体の中にも漱石の物の見方やとらえ方が描かれており味わい深い。この作品は読みやすくするため現代の言葉に近づけてますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 吾輩は猫である
    3.0
    1巻330円 (税込)
    「吾輩は猫である。名前はまだ無い」で始まる有名な作品。中学校の英語教師をしている珍野苦沙弥の家に拾われた猫が「吾輩」である。そこに集まる人間たちを風刺、戯作的に描いた、夏目漱石の処女作であり、代表作の一つ。ユニークな登場人物(猫)たちとの愉快なやりとり。猫の視点から描かれる真理は核心を突いている。漱石のユーモアと皮肉、深い洞察力と分析をお楽しみください。
  • 薤露行
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    3.0
    1巻0円 (税込)
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  • 猫の広告文
    無料あり
    3.0
    1巻0円 (税込)
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  • 虞美人草
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    3.0
    1巻0円 (税込)
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  • 趣味の遺伝
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  • 初秋の一日
    無料あり
    3.0
    1巻0円 (税込)
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  • 彼岸過迄
    無料あり
    3.0
    1巻0円 (税込)
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  • 満韓ところどころ
    無料あり
    3.0
    1巻0円 (税込)
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  • 吾輩ハ猫デアル
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    3.0
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  • 「心」広告文
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    2.5
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  • 「それから」予告
    無料あり
    2.0
    1巻0円 (税込)
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  • 自転車日記
    無料あり
    2.0
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  • 余と万年筆
    無料あり
    2.0
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  • 道草
    無料あり
    1.5
    1巻0円 (税込)
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  • 吾輩は猫である
    完結
    1.0
    「先生」に拾われた捨て猫の“吾輩”が、先生の家に集まる人々の話に耳をそばだてて、人間社会を知っていく。猫の視点から見た人間社会とは!?
  • 「東洋美術図譜」
    無料あり
    1.0
    1巻0円 (税込)
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  • 一夜
    無料あり
    1.0
    1巻0円 (税込)
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  • 行人
    無料あり
    1.0
    1巻0円 (税込)
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  • 文鳥
    無料あり
    1.0
    1巻0円 (税込)
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  • 落第
    -
    1巻110円 (税込)
    イギリスに留学するほどの秀才だったが英語が大嫌いだった。漱石の学生時代の話。「落第」他に「ロンドン消息」「ロンドン塔」を収録。※読みやすくするため現代の言葉に近づけています。この作品には、今日からみれば、不適切と受け取られる可能性のある表現がみられますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 道草
    -
    1巻110円 (税込)
    漱石の自伝的小説。外国から帰った健三は大学教師になるが妻からは偏屈扱いされて夫婦仲はあまり良くない。養父の島田が現れ金を無心される。その上義姉や義父からも金をせびられるのであった。※読みやすくするため現代の言葉に近づけています。この作品には、今日からみれば、不適切と受け取られる可能性のある表現がみられますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 吾輩は猫である【タテヨミ】
    完結
    -
    『吾輩は猫である』は1905年から06年にかけて、『ホトトギス』で連載された夏目漱石の処女小説。彼が38歳の時、俳人で小説家の高浜虚子のすすめにより発表された作品です。漱石は本作のあと、『倫敦塔』(ろんどんとう)、『坊っちゃん』と立て続けに作品を発表し、作家としての地位を向上させていきました。漱石が小説家としてのキャリアを歩み出すきっかけになった、記念すべき作品です。 物語は、中学教師・珍野苦沙弥(ちんの・くしゃみ)の家に暮らす“吾輩”こと飼い猫の目を通して描かれています。猫は苦沙弥先生のもとに集まる自称知識人たちの生態を注意深く観察し、人間の愚かさや滑稽さを笑い飛ばしたり、疑問を投げかけたりするのです。 漱石はユーモアに富んだ洒脱な文章で、人間社会を痛快に風刺しています。 「吾輩は猫である。名前はまだ無い。」というあまりにも有名なくだりから始まるこの小説は、誰もが一度は読んだことがあるでしょう。改めて読み返してみると、初めての時とはまた違った発見があるはずです。発表されてから100年以上経った今も、その魅力は色あせるどことか、現代の私たちにさらなる気づきを与えてくれます。

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  • 幻影の盾
    -
    1巻110円 (税込)
    中世ヨーロッパ。アーサー王の時代。霊を生すと言われる盾を持つウイリアムス。幻影と夢の世界を漂うウイリアムスの幻想。格調高く、難解なれど美しい文章「幻影の盾」。他に「変な音」「僕の昔」を収録。※読みやすくするため現代の言葉に近づけています。この作品には、今日からみれば、不適切と受け取られる可能性のある表現がみられますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 琴のそら音
    -
    1巻110円 (税込)
    友人から不思議な話を聞いた靖雄はその帰り、棺桶を運ぶ人たちと遭遇する。占いで家族の若い女性の不幸を予言されたことを思い出し、嫌な予感にとらわれる。一旦気になると妄想は果てしなく広がっていく……「琴のそら音」。他に「手紙」「文鳥」を収録。※読みやすくするため現代の言葉に近づけています。この作品には、今日からみれば、不適切と受け取られる可能性のある表現がみられますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 坑夫
    -
    1巻110円 (税込)
    家出した19歳の青年が周旋屋に坑夫に誘われる。長い旅の末、やっと銅山にたどりつくが、東京の実家で暮していた頃とはまるで違う人々と環境。坑夫達からは嘲笑されたり、馬鹿にされたりしながらもそこで働く決心をする。※読みやすくするため現代の言葉に近づけています。この作品には、今日からみれば、不適切と受け取られる可能性のある表現がみられますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • まんがで読破 ジュニア 蟹工船
    -
    昭和初期。極寒のオホーツク海上で蟹を獲り、缶詰にする工場船で、貧しい労働者たちが働いていた。暴力で支配される過酷な労働環境で、労働者たちは立ち上がるが……。名作を漫画化した「まんがで読破」の、10代にも分かりやすい解説つきジュニア版。
  • 夏目漱石 文芸・文明論集
    -
    近代日本文学を代表する文豪であり、文明批評家としても名高い夏目漱石。個人主義や西洋文明、近代国家、文学芸術を鋭く批評した代表的評論・随筆・講演録を一挙収録。 ●収録作品 イズムの功過 学者と名誉 家庭と文学 鑑賞の統一と独立 元日 鬼哭寺の一夜 客観描写と印象描写 教育と文芸 虚子君へ 近作小説二三について 現代日本の開化 好悪と優劣 滑稽文学の将来 コンラッドの描きたる自然について 作物の批評 「自然を写す文章」 写生文 処女作追懐談 人工的感興 人生 鈴木三重吉宛書簡―明治三十九年 西洋にはない 創作家の態度 草平氏の論文について 田山花袋君に答う 「土」に就て 長塚節氏の小説「土」 坪内博士とハムレット つり鐘の好きな人 艇長の遺書と中佐の詩 点頭録 『東洋美術図譜』 道楽と職業 独歩氏の作に低徊趣味あり 中味と形式 夏 何故に小説を書くか 日英博覧会の美術品 入社の辞 博士問題 博士問題とマードック先生と余 博士問題の成行 「額の男」を讀む 批評家の立場 文学雑話 文芸委員は何をするか 文芸と道徳 文芸とヒロイック 文芸の哲学的基礎 文芸は男子一生の事業とするに足らざる乎 文士の生活 文章一口話 文体の一長一短 文壇の趨勢 僕の昔 マードック先生の『日本歴史』 正岡子規 満韓ところどころ 水底の感 無題 明治座の所感を虚子君に問れて 模倣と独立 「夢のごとし」を読む 余と万年筆 予の描かんと欲する作品 落第 私の経過した学生時代 私の個人主義
  • 吾輩は猫である
    値引きあり
    -
    『吾輩は猫である』は1905年から06年にかけて、『ホトトギス』で連載された夏目漱石の処女小説。彼が38歳の時、俳人で小説家の高浜虚子のすすめにより発表された作品です。漱石は本作のあと、『倫敦塔』(ろんどんとう)、『坊っちゃん』と立て続けに作品を発表し、作家としての地位を向上させていきました。漱石が小説家としてのキャリアを歩み出すきっかけになった、記念すべき作品です。 物語は、中学教師・珍野苦沙弥(ちんの・くしゃみ)の家に暮らす“吾輩”こと飼い猫の目を通して描かれています。猫は苦沙弥先生のもとに集まる自称知識人たちの生態を注意深く観察し、人間の愚かさや滑稽さを笑い飛ばしたり、疑問を投げかけたりするのです。 漱石はユーモアに富んだ洒脱な文章で、人間社会を痛快に風刺しています。 「吾輩は猫である。名前はまだ無い。」というあまりにも有名なくだりから始まるこの小説は、誰もが一度は読んだことがあるでしょう。改めて読み返してみると、初めての時とはまた違った発見があるはずです。発表されてから100年以上経った今も、その魅力は色あせるどことか、現代の私たちにさらなる気づきを与えてくれます。
  • 坊っちゃん
    -
    親ゆずりの無鉄砲で子どものときから損ばかりしている――。そんな冒頭から始まる、文豪・夏目漱石初期の代表作。自ら英語教師として松山の中学に赴任した経験を背景にした一冊です。--物理学校を卒業後、ただちに四国・松山の中学に数学教師として赴任した青年“坊っちゃん”が、少々不器用でかなり無鉄砲ながらも正義感を貫き通してまさに暴れまわる痛快作です! 電子書籍特典:『ようこそ!たんぽぽ書店へ』冒頭試し読み収録
  • 【至極!合本シリーズ】BOCCHAN 坊っちゃん 1
    -
    1巻1,188円 (税込)
    【電子書籍版『BOCCHAN 坊っちゃん』1~2巻を収録した合本版!】刀を捨てたサムライ…がその心は失わない!!腐った明治末期の世の中を生き抜いた「サムライ」の心を持った男「坊っちゃん」の物語を、江川達也流の解釈でコミカライズ。
  • 坊っちゃん
    -
    体は小さくっても、思い切りの良さは天下一品の江戸っ子「坊っちゃん」。生まれ故郷をあとにして、むかった先は、遠く離れた四国の中学校。数学の先生として、教師生活をスタートさせてみたものの、そこには個性的な服装や性格の先生や、手ごわい生徒たちがあふれていた。そんな彼らを相手に、「坊っちゃん」が親ゆずりのむてっぽうで数々の大騒動を巻き起こす!【もくじ】坊っちゃん/漱石文学のおもしろさ(出口 汪)/あとがき/坊っちゃん事件簿
  • 夏目漱石・美術批評
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大正1年、夏目漱石は、文部省主催の官設美術展の会場を訪れ、批評「文展と芸術」を残した。それは、漱石の、まとまった形では唯一の、美術批評であって、風雲の時代を背景にして、美術史上、重要な証言であるとともに、諷刺と諧謔にあふれた叙述、作品への誠実な対応とによって、美術に親しむ恰好の案内役となっている。
  • 学研の日本文学 芥川龍之介 羅生門 蜘蛛の糸 杜子春 トロッコ 地獄変
    -
    1~109巻440~880円 (税込)
    明治・大正・昭和を代表する作家・詩人の名作を集成した文学全集。収録作品は、芥川龍之介の「羅生門」「蜘蛛の糸」「杜子春」「トロッコ」「地獄変」。
  • 6 夏目漱石
    -
    1巻1,018円 (税込)
    日本の近現代を代表する作家・詩人の名作を集成した文学全集。第6巻は夏目漱石。収録作品は、江戸っ子の新米教師が四国の中学で引き起こす騒動を描いた「坊っちゃん」、明治の知識人のエゴイズムと孤独を描いた傑作「こころ」の他、「三四郎」「夢十夜」。
  • 道楽と職業
    -
    明治の文豪・夏目漱石による1911年の明治44年に行われた講演録。主として漱石が考える職業、仕事論が語られている。自らの道楽となるものを職業としたなら、職業は社会と繋がるもの、すなわち自分本位であったものが他人が介在し他人に委ねることが多くなるので、道楽が職業に変化すると苦痛を伴うものとなると語っている。また道楽と職業が一致するものとしては芸術家や哲学者、科学者などであり、これらを志す人間は社会を考慮しない傾向が強いので、経済的にも苦しくなり生活も安定しないのが当たり前である、と説いている。哲学者などは国が面倒を見るしかなく、芸術家は貧乏であると決まっている、と漱石は言う。
  • 現代日本の開化
    -
    1巻275円 (税込)
    「現代日本の開化」は、夏目漱石が和歌山で二度目に行った講演を纏めたものである。西欧列強の圧力によって外発的開国した日本の性急な近代化について「幸福は野蛮時代とそう変りはなさそうである」と厳しく批判し、近代化とはどうあるべきかと説いた。
  • 明暗
    -
    幸せな新婚生活を送っているかに見える津田とお延。だが、津田の元恋人の存在が夫婦の生活に影を落としはじめ、漠然とした不安を抱き――。複雑な人間模様を克明に描く、漱石の絶筆にして未完の大作。 (C)KAMAWANU CO.,LTD.All Rights Reserved ※本作品は電子書籍化にあたり、紙本に含まれていた次の要素を削除しております。 〈作品解説 佐古 純一郎〉
  • 吾輩は猫である(上) (新装版)
    -
    中学の英語教師、珍野苦沙弥先生の家に何とか入り込んで、無事飼われることになった猫が、苦沙弥先生の家族や、家にやってくる友人を観察するお話です。 主人の家には、美学者の迷亭、理学者で先生の教え子の寒月、哲学者の独仙、詩人の東風など、風変わりな文化人たちがやってきては、役にたたないおしゃべりばかりをしているなあ、と猫は思っています。<日本の名作 小学上級から すべての漢字にふりがなつき>*電子版にイラストは入っていません。
  • 明暗
    -
    1巻880円 (税込)
    漱石の死とともに未完に終ったこの作品は、文字通り漱石文学の総決算であり、近代日本文学の最高傑作のひとつである。客観的な態度で醜悪な人間性を過不足なく描破しながら、その背後に著者が意図したものは、「則天去私」という悟りの境地であった。
  • 道草
    -
    1巻495円 (税込)
    自伝的色彩の濃い漱石作品といわれる。健三と、お住の夫婦生活を中心に展開されるエゴイズムの葛藤。「世の中に片付くなんてものは殆どありはしない。一遍起ったことは何時までも続くのさ」健三はお住に向かって最後にこう吐き捨てる。
  • 行人
    -
    1巻550円 (税込)
    学問だけを頼りとして自我にとじこもる一郎の懐疑と孤独は、「死ぬか、気が違うか、宗教に入るか」というところまで切迫したものとなる。妻に理解されぬばかりでなく、両親からも子供からも敬遠されてしまうのだ。その悲劇は、単なる一夫婦の悲劇ではなく、人間そのものの心の奥底に、その淵源を求めなければならない。
  • 彼岸過迄
    -
    1巻495円 (税込)
    自意識をもてあます内省的な須永と、その従妹千代子との恋愛問題を主軸として展開されるエゴイズムの葛藤。それは高木に対する須永の並外れた嫉妬となってクライマックスに達する。「行人」「こころ」とつづく後期三部作の序曲。
  • 坑夫
    -
    1巻550円 (税込)
    著者のもとに寄せられた、ある青年が家出をして坑夫になるまでの告白を素材として書かれた。漱石が意図したものは、人間の言行の下に潜む意識の暗闇の中に隠されたものをとらえ、分析することだった。「人の性格は一時間ごとに変わる」と漱石は語る。
  • 虞美人草
    -
    1巻550円 (税込)
    我執と虚栄の果てに自滅する女を描く、漱石における悲劇の誕生ともいうべき作品。利己と虚栄に走る人生は破滅を免がれないという著者の考えは、それ以後のすべての作品の通奏低音となった。明治四十年に教職を辞して、朝日新聞に入り、入社後最初の連載小説として発表された。
  • 二百十日/野分
    -
    1巻440円 (税込)
    阿蘇山に登ろうとする二人の青年に託して、漱石自身の「慷慨」が披瀝される「二百十日」。元中学教師で文学を志す貧しい主人公が、「現代の青年に告ぐ」と題する講演をぶちあげ、その教え子に救われる「野分」。「草枕」以後の漱石の歩みを示唆する2編を収録。
  • 満韓ところどころ
    -
    1巻968円 (税込)
    夏目漱石による作品。
  • 坊っちゃん
    -
    1巻1,012円 (税込)
    夏目漱石による作品。
  • 文学評論 上
    -
    1~2巻726~814円 (税込)
    英文学者・夏目漱石の仕事がもっと読まれてよいのではないか。本書はもと「十八世紀英文学」のテーマで行われた講義であって、漱石は日本人としての主体を鋭く自覚し、また堂々と貫きながら十八世紀イギリスの作家と作品に、その社会に切りこんでいった。外国文学に関心をもつあらゆる人の必読書。 (解説 平井正穂)

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  • 夢十夜
    -
    1巻440円 (税込)
    夏目漱石による作品。
  • 野分
    -
    1巻110円 (税込)
    白井道也はどこに行っても長くは続かない教師である。東京へ出てきて何とか編集者の仕事をして食いつないでいた。結核の高柳と裕福な中野は学生時代、道也を追い出した教え子たちであった。孤高な理想を持つ道也は貧窮のあまり借金をするが……。後半、道也の迫力の演説に聴衆は圧巻される。見事な大団円に爽快な読後感。
  • 文学論 (上)
    -
    1~2巻1,001~1,034円 (税込)
    1903年苦しいロンドン留学から帰国した漱石は帝大でいよいよ文学を講じる。後の文豪は世界文学といかに出会い自らの文学を築いたか。Fやfの用語など一見難解な外観と厖大な原文は人を圧倒するが、独特の苦渋とユーモア漲る痛快な口調で語られる文学修行の精華。西洋と日本の近代をつなぐ迫力満点の講義録。【亀井俊介注解】

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  • 門
    完結

    -
    親友への裏切りの負い目から世間に背を向けて暮らす宗助と御米。背徳の罪を犯した苦しみからの救いを求め宗助は禅寺の門をたたくのだが…。
  • 夢十夜
    完結
    -
    「私の墓の傍で待っていてください」…女は死に際にこう言い残し、そして百年、男は待ち続けた――。怖ろしくも幻想的な10編の“夢”の物語。
  • 硝子戸の中
    -
    1巻110円 (税込)
    「硝子戸の中から外を見渡すと、霜除けをした芭蕉だの、赤い実の結(な)った梅もどきの枝だの、無遠慮に直立した電信柱だのがすぐ眼につくが、その他にこれといって数え立てるほどのものはほとんど視線に入ってこない。」胃の大病を患って外出もままならない漱石が、書斎の中で静かに人生と哲学を語った漱石最後の随筆集。読みやすくするため現代の言葉に近づけてますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 夏目漱石 後期三部作
    -
    1巻660円 (税込)
    夏目漱石、後期三部作を一冊にしました。誠実だが行動力のない内向的な男と純粋な感情を持ち、怖れるところなく行動する従妹との恋愛を描く。短編を連ねて一つの長編を構成している。探偵小説風味もあり非常に凝った作品「彼岸過迄」。弟の二郎の目線で兄、一郎の苦悩を描いた作品。大学で学問を教えている一郎。しかし彼には誰にも理解されない苦悩と孤独があった。妻からも家族からも疎まれ、弟には妻と一晩泊ってくれなどと言い出す。偶然にも災難に遭い泊まってしまうが……人間を深く見つめた漱石ならではの名作「行人」。私が「先生」と呼び、敬愛していた人からの手紙が届く。そこには、親友を欺いて好きな女性を手に入れた罪悪感から、長い間苦しんで自殺を決意した「先生」の想いが綴られていた。友人、家族・親族、恋人との間に起こる「こころ」の葛藤を、見事に描いた名作「こころ」。読みやすくするため現代の言葉に近づけてますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 行人
    -
    1巻220円 (税込)
    弟の二郎の目線で兄、一郎の苦悩を描いた作品。大学で学問を教えている一郎。しかし彼には誰にも理解されない苦悩と孤独があった。妻からも家族からも疎まれ、弟には妻と一晩泊ってくれなどと言い出す。偶然にも災難に遭い泊まってしまうが……人間を深く見つめた漱石ならではの名作。夏目漱石、後期三部作の一つ。
  • 彼岸過迄
    -
    1巻220円 (税込)
    夏目漱石、後期三部作の一つ。誠実だが行動力のない内向的な男と純粋な感情を持ち怖れるところなく行動する従妹との恋愛を描く。短編を連ねて一つの長編を構成している。探偵小説風味もあり非常に凝った作品。
  • 夏目漱石 前期三部作
    -
    1巻660円 (税込)
    夏目漱石、前期三部作を一冊にしました。「三四郎」明治末期の青春と恋愛事情を描く。熊本の高等学校を卒業し上京。東京の大学に入った小川三四郎。田舎とは違い東京は驚きの連続であった。そこで出会った仲間達との交流により様々な経験をする。三四郎を翻弄し悩ませる美禰子への恋は実るのか。謎の言葉「ストレイシープ」とは……。「それから」代助は無職のまま実家からの援助で優雅な生活を送る高等遊民。生活の為に働くことを劣等として一度も働いたことがない。かつて友人の妹だった三千代に好意を抱きながらも親友に頼まれ、二人の間をとりもち結婚させてしまう。しかし数年後、再会したとき代助と三千代はお互いを愛していることに気付く。友人からは絶交され親兄弟からも勘当される。それでも三千代との愛を選んだ代助の苦悩を描く。「門」役所勤めの平凡な勤め人の宗助には人には言えない過去があった。そして今でも逃げている。親友を裏切り、その女を妻にしたのだった。鎌倉の禅寺へ修行のため門を叩くが悟りは見えない。彼は門の下に立ち竦んで、日の暮れるのを待つべき不幸な人であった。繊細な男の苦悩と心情を描いた作品。読みやすくするため現代の言葉に近づけてますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 門

    -
    1巻220円 (税込)
    夏目漱石前期三部作の一つ。役所勤めの平凡な勤め人の宗助には人には言えない過去があった。そして今でも逃げている。親友を裏切り、その女を妻にしたのだった。鎌倉の禅寺へ修行のため門を叩くが悟りは見えない。彼は門の下に立ち竦んで、日の暮れるのを待つべき不幸な人であった。繊細な男の苦悩と心情を描いた作品。
  • それから
    -
    1巻220円 (税込)
    代助は無職のまま実家からの援助で優雅な生活を送る高等遊民。生活の為に働くことを劣等として一度も働いたことがない。かつて友人の妹だった三千代に好意を抱きながらも親友に頼まれ、二人の間をとりもち結婚させてしまう。しかし数年後、再会したとき代助と三千代はお互いを愛していることに気付く。友人からは絶交され親兄弟からも勘当される。それでも三千代との愛を選んだ代助の苦悩を描く。映画化もされた夏目漱石の前期三部作のひとつ。読みやすくするため現代の言葉に近づけてますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 人生というもの
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    『吾輩は猫である』『三四郎』『こゝろ』など、今も読み継がれる多くの作品を残した日本を代表する文豪・夏目漱石。本書は、価値観が二転三転するような明治という大変革期に、神経衰弱や胃潰瘍などと闘いながら、“人間とは何か”“いかに生きるべきか”を探求し続けた漱石の名言の数々を、テーマ別に編集した一冊である。「生と死」「人の罪悪」「知性を磨く意味」「社会と世間」「女の宿命」「夫婦」「この世の理」など、いつの時代も変わらない人情の機微や人生の断面を鋭く抉り出した言葉の数々に、ある時は大きく頷かされたり、ある時は目から鱗が落ちるような感動を覚えたり、ある時はニヤリと笑みがこぼれることもあるはずだ。「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される」(『草枕』)といった誰もが知っている名文句から、「女を見るのは、やっぱり女の方が上手ね」(『虞美人草』)のような箴言まで、現代にも通じる“人生のエッセンス”がちりばめられた珠玉の箴言集!

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  • 坊ちゃん
    完結
    -
    全1巻1,188円 (税込)
    新任教師「坊っちゃん」が赴任した先に待っていたのは、赤シャツ、野だいこ、山嵐ら、ヒトクセもフタクセもある同僚教師と、とらえどころのない生徒たち。日々巻き起こる騒動に、江戸っ子「坊っちゃん」の頑固力が大爆発! 夏目漱石の代表作のマンガ版。
  • 美しい表紙で読む日本の名作集1
    -
    1~2巻990~1,650円 (税込)
    内容紹介 ■みだれ髪/与謝野晶子 女性の恋愛感情を素直に詠んだ斬新な作風が時代を経てもその魅力が失われない名作『みだれ髪』。 歌人・与謝野晶子の処女歌集です。その歌のほとんどは、後の夫であり、編者であった与謝野鉄幹への恋慕の情が描かれています。 ■たけくらべ/樋口一葉 吉原の廓に住む14歳の少女、美登利と運命の少年、藤本信如との恋を中心に東京の子どもたちの生活を描いた樋口一葉の名作です。子供から大人に移り変わる少年少女の心理を小説することは当時前例のない試みであり、一葉の名を有名にした代表作品でもあります。 ■梶井基次郎/桜の樹の下には 『檸檬』に並ぶ、梶井基次郎の代表的作品。 「桜の樹の下には屍体が埋まっている!」という有名な冒頭文に始まる本作は、散文詩的・幻想的なモチーフが特徴。 また、話者である「俺」が、聞き手の「お前」に向けて話す台詞を、そのまま小説にする手法を用いた、著者にしては特異な形態がとられています。 表題作のほか、 白昼に闇を見るという青年の憂鬱、絶望を描く『蒼穹』、 見るもの全てを自分の意識の中に取り込んでしまう男の悲劇を描いた『泥濘』を収録。 ※「美しい表紙でよみたい」シリーズは、不朽の名作を美麗な表紙イラストともにじっくりと味わえます。 本作の表紙イラストは、現在イラストレーターとして国内外で活動中の安那(Anna)氏によるものです。 和風・ノスタルジックテイスト漂う作風が特徴で、叙情的な表情、季節感の表現を得意とする美しいイラストが、 時代を経ても色あせない名作文学の魅力をアップさせてくれます。
  • 漱石人生論集
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    「小生は何をしても自分は自分流にするのが自分に対する義務であり且つ天と親とに対する義務だと思います。天と親がコンナ人間を生みつけた以上はコンナ人間で生きて居れと云う意味より外に解釈しようがない」(書簡より)屈指の漱石の読み手である出久根達郎が、厭世家ではあるが決して人生を悲観しない漱石の生き方の真髄を全集の中から選んで編集した、今に新しい人生論集。
  • 美しい表紙で読みたい 吾輩は猫である
    -
    1巻770円 (税込)
    何度でも読みたくなる名作を美麗イラストに新装! 「吾輩は猫である。名前はまだ無い。どこで生れたかとんと見当がつかぬ。」というあまりにも有名な出だしを知らない人はきっといないでしょう。 近代日本の代表的国民作家、夏目漱石の長編小説の1つで、漱石の処女小説でもあります。中学校の英語教師である珍野苦沙弥の家に飼われている猫である「吾輩」の視点から、珍野一家や、そこに集う彼の友人や門下の書生たち、「太平の逸民」の人間模様を風刺的・戯作的に描いた作品です。 「美しい表紙でよみたい」シリーズは、不朽の名作を美麗な表紙イラストともにじっくりと味わえます。 本作の表紙イラストは、現在イラストレーターとして国内外で活躍中の安那(Anna)氏によるものです。 和風・ノスタルジックテイスト漂う作風が特徴で、叙情的な表情、季節感の表現を得意とする美しいイラストが、時代を経ても色あせない名作文学の魅力をアップさせてくれます。
  • 美しい表紙で読みたい 三四郎
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    1巻770円 (税込)
    何度でも読みたくなる名作を美麗イラストに新装! 明治41年「朝日新聞」に9月1日から12月29日にかけて連載され、翌年5月に春陽堂から刊行された夏目漱石の代表作で、『それから』『門』へと続く前期三部作の一つ。 九州の田舎から出てきた主人公・小川三四郎が、都会の様々な人との交流から得るさまざまな経験、恋愛模様が描かれています。 三人称小説ですが、視点は三四郎に寄り添い、ときに三四郎の内面を鋭く描き出されています。 「美しい表紙でよみたい」シリーズは、不朽の名作を美麗な表紙イラストともにじっくりと味わえます。 本作の表紙イラストは、現在イラストレーターとして国内外で活動中の安那(Anna)氏によるものです。 和風・ノスタルジックテイスト漂う作風が特徴で、叙情的な表情、季節感の表現を得意とする美しいイラストが、時代を経ても色あせない名作文学の魅力をアップさせてくれます。
  • 夏目漱石 名作ベストセレクション
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    1巻203円 (税込)
    紙幣発行30周年記念!夏目漱石の名作をイッキ読み! 1984年に1000円札の肖像画として登場した日本屈指の文豪「夏目漱石」。 2014年には、紙幣発行30周年を迎えております。 お札の顔となるための明確な規定はありませんが、 極力実在の人物で業績があり知名度も高く親しみやすく、国民から尊敬され日本を代表するような人物であること。 偽造防止の観点から、簡単に複製できず、かつ人の目を引く特徴のある顔であることなどが必要となります。 日本人なら誰しもが知っている文豪・夏目漱石の 恋愛をメインテーマとし、青春の迷いや生の不安を描いた作品や 人間のエゴイズムや孤独を追求した奥深い作品などの名作小説6作を厳選!
  • 【大活字シリーズ】R25なら絶対読んでおきたい夏目漱石 三部作:三四郎・それから・門
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    1巻660円 (税込)
    【大活字シリーズ】R25なら絶対読んでおきたい夏目漱石 三部作:三四郎・それから・門 愛をめぐる人間心理の明暗・表裏を描いた、 前期三部作『三四郎』『それから』『門』を一冊に収録! 【大活字シリーズ】は、通常の電子書籍よりも約200%拡大した大きな文字が初期設定されており、小さな文字を読むのが苦手な方、高齢者の方をはじめ、端末操作が苦手な方でも気軽に電子書籍を楽しめるような設定となっています。 タブレット型電子書籍リーダーでの読書に最適な設定となっています。 【目次】 三四郎 それから 門
  • 坊っちゃん(角川つばさ文庫)
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    いたずらっ子で無鉄砲。そんな坊っちゃんがなんと中学校の先生に!? 赴任した松山の中学校は東京とは大ちがい。バッタ事件からはじまる坊っちゃんのドタバタ教師生活はいったいどうなってしまうのか?【小学上級から ★★★】
  • ちくま日本文学全集夏目漱石
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    日本の近代文学史を彩るキラ星たち。そんな作家の代表作を短篇中心にコンパクトな一冊に収める文学全集。各巻に詳細な年譜を附す。本巻では、代表作をはじめ、短篇、近代個人主義を論じた評論等、明治期最大の文豪であり、近代日本を代表する知識人の多彩な作品群を味わうことができる。
  • 漱石・全小説
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    1巻2,860円 (税込)
    漱石は1905年(明治38年)、38歳のとき「吾輩は猫である」を雑誌「ホトトギス」に発表、好評のうちに迎えられたので、作家として生きてゆく道を選んだ。以後、1916年(大正5年)、「明暗」を朝日新聞紙上に連載中に、病に倒れて死去するまでの11年のあいだに長短あわせて23編の小説を発表した。本書はこれを発表年代順にすべて収めた「漱石小説全集」である。読みやすさを考えて、全作「新漢字・現代仮名づかい」にあらためてある。

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  • 高浜虚子著『鶏頭』序
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  • 木下杢太郎『唐草表紙』序
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  • 変な音
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  • 岡本一平著並画『探訪画趣』序
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  • 無題
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  • 僕の昔
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  • 文芸委員は何をするか
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  • 文芸とヒロイツク
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  • 博士問題の成行
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  • 博士問題とマードック先生と余
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  • 艇長の遺書と中佐の詩
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  • 戦争からきた行き違い
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