vicap0204さんのレビュー一覧
レビュアー
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ありきたりかと思ったら
ユートピアかと思っていたら不自由な世界、などと最初はけっこうありがちなお話かと思ってました。1巻の最後には意外な展開を見せて続きが気になるように...。
巨大建造物に生活の全てが詰まっている世界、実際の楽園実験を思い出しました。何で子供ってのは安全や安定してる生活が準備されている満ち足りた空間ってのに満足しないのかね~。
外の世界に憧れる主人公は苦難を超えて夢を掴めるのか、続きが楽しみです。 -
購入済み
正に傑作
様々な作品を残し、現在でもたくさんの作家に影響を与えたラヴクラフトの最も有名な作品の一つと言っても良いのではないでしょうか。
迫力を感じさせる画力で描かれていますのでラヴクラフト作品の独特の世界観をしっかりと再現できていると思います。 -
ネタバレ 購入済み
面白かった!
読んでいてとても楽しい、良いマンガでした。
数多くあるダンジョン物で異彩を放つ「魔物を食べつつ」冒険をこなしていく。という物珍しさがあったけど、登場人物のキャラが非常に立っているし巻を進める毎のエピソードでより深みを増していく人間関係もスゴく良かった。
終わってしまうのは寂しいけど変に引き延ばしをされてダレてしまうのではなく、きれいな形で終わるのは本当に良かったと思う。
エルフの隊長を含め、各キャラクターのその後なども描かれているしライアスの戴冠式?で出てくるシーンは本当に感慨深く、カッコ良かったです。 -
購入済み
そう来たか~
特に難しいことも無く、スラスラと読み進めることができました。
吹雪の中、山荘に閉じ込められた主人公を襲う雀蜂の群れ。一緒にいたはずの妻は姿を消し、そこにあるはずの様々な物が無くなっている。雀蜂の毒にアレルギーを持つ主人公は生き残りをかけて雀蜂との闘いに臨む。
だが、なぜ冬山の山荘に雀蜂が、そして妻はどこに...。
謎が増殖していく中、創意工夫を凝らすのですが。正直言って今一つ盛り上がりに欠けた肩透かし、ご都合主義なラストでした。
もちろん私に合わなかっただけかもしれません。
ただ物語全ての謎をはっきりさせて終わらせて欲しい、という方にはあまりおすすめできないかも。
序盤の展開はスゴく良かったの -
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SEGA信者の生き方
SEGAのヘビーユーザーであるがゆえにマイノリティである『おじさん』は異世界からの生還者。
魔法をネットに投稿して生活費を稼いでいますが、設定がうまい具合に現代にマッチしていて面白いです。
メインの話としては異世界でのおじさんの思出話だけど、もはやSEGAゲームのストーリーに侵食された生き方をしているので人との関わり方がバグってる。だがそこが良い。
ツンデレエルフさんや、引きニートの伝説の一族の末裔美少女など設定盛りだくさんのキャラ達とのこれからが楽しみです。 -
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期待はずれ
ちょっと期待しすぎたのかもしれません。
元のWeb版がすごく好きで一時期は毎日のようにサイトの記事を読み漁っていました。
話としては現代社会における都市伝説といった感じで、様々な生命体、現象、事象を我々のような一般人から知られないように管理や保護を行う『財団』の闘いの物語です。
世界中で様々な物語が語られていますが、本格的なホラーや科学的な検知から語られる現象、たまにはホロリとするような良い話もあり、とにかく胸糞悪くなるような団体(恐ろしいことに複数ある)が出てきます。
そこで活字よりもより臨場感のあるマンガで、あの、SCPを読めるというワクワク感が先走りました。もちろん全然面白くない、という -
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うちなーんちゅの日常
東京から来た主人公的な男子高校生『てーるー』と、うちなーぐち全全開の『喜屋武(きゃん)』さん、通訳?の『比嘉さん』やその他愉快な仲間達が繰り広げる素敵な沖縄の日常生活ストーリー。
沖縄が舞台のマンガは結構ありますが、方言をメインにしている作品ってのは見たこと無いのでとっても楽しく読めますし、キャラデザインも魅力的。
方言が使われているマンガって「こんなんじゃね~」とか思う事も多々あるけど、この作品は監修がちゃんとされているようで地元の人でも納得できる使い方です。
沖縄のあるあるをテーマに一話完結で話が進みますが、主人公の回りの人々をうまく巻き込みながらほっこりする展開が多いのも安心して読める良 -
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戦争後の魔族のストーリー
似たようなお話がありますね、逆の立場ですが。
千年戦争と呼ばれた戦いが終わり、魔王が破れた世界。生き残った魔族は人類の慈悲を受けて人と一緒に暮らしてはいるがあからさまな差別を受けていた。
魔王軍の人魔四天王であった主人公のベルデは魔王が最後に残した「次は人間として生まれ変わりたい」という言葉を信じ辛い日常を耐えて生きていたのだが、遂に魔王の生まれ変わりを見つけ一緒に世界を見て回るための旅をする。
絵も非常に上手だし、戦争後の魔族の生き方、苦悩、人間の邪悪さが丁寧に描かれていて引き込まれます。
ベルデはカワイイくてかなり強いのですがちゃんと?ポンコツな所もあり、キャラとしての魅力も非常に良いです -
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ハーレム、と呼べなくもない
無職、と言うとダメニートみたいに思うけど、この物語の主人公は不運にもスキルに恵まれず、努力の甲斐無く通っていた冒険者学校を退学処分になった少年クロス。
努力を惜しまず勇気も持ち合わせているので異世界から転生して最初からチート能力を持っているわけではありません。
人外三人からなるS級冒険者である女師匠達。彼女達の理想の婚約者になるべく修行を重ねるという中々な羨ましいと言えなくもない冒険活劇です。
師匠が三人でしかもみんな人種族(ヒューマン)では無い、というのはちょっとだけ目新しいかな。原作小説もあるようですが、マンガ版を読むにあたりコレ結構な当たり作品では、と思いました。
別作品ですが『オーバー -
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王道と呼べる異世界転生物語
数ある異世界転生の物語の中でも一線を画す作品。
最初は「主人公がスライム!?どう話を進めるつもりなの?」と、思ったものです。
世界観の作り込みからキャラクターの設定まで魅力溢れるものであり、なおかつ登場人物(大分『人物』ではありませんが)においても非常に高いレベルでデザインされていて感情移入しやすいのも良いところです。
ストーリーとしてはスタンダードな「現世で非業の死を迎えちゃった」主人公がどっか知らない世界に来ちゃいました、というもの。
ただ、転生先がスライムというRPGゲームの中でも最弱な存在。
まずはどうやって生き延びるのかが面白おかしく描かれます。
ちゃんと無双しますし...。
アニメ -
お子さま向け
過度な流血もスプラッター描写も無し、コロ◯ロコミックのマンガを読むような気持ちで、生暖かく広い心で読みましょう。
怖い話が苦手、だけどゾンビものが読みたいんだ!と言うような方には合っているのかも。
サメゾンビの奇抜さと、あえて力を抜いているようなキャラクターの描き方はある意味作風にマッチしているとは思います。 -
なんと女子チーム
名作と呼ばれているゲームが元となっているのかな。
ガンダムのマンガって結構血生臭く、モビルスーツ同士がガッシガシに削り合う作品が多い気がしますが、主人公チームはパイロット3人が女性という異色のチーム。
戦場でもキャッキャしている描写があるので微妙な感じだったのですがモビルスーツも戦闘表現もしっかりしているのでやっぱり早合点はいけませんね。
ジオンがメイン視点なのであの『連邦の白い悪魔』がどの様な登場をするのかが楽しみです。 -
ストーリーは良いけれど
和風モダンホラーといった感じでいわゆる都市伝説物を扱うお話でした。絵柄もシンプルでキャラクターデザインも良いのですが今一つのめり込むことが出来ませんでした。
お試し読みだったので自分が作品の良さが出る所まで読んでいないだけかな、とは思います。
別の方がレビューされていましたが、話数を重ねるとより深く味が出てくるのだと思います。
ストーリーと雰囲気はとても良いマンガなので、和風ホラーが好きな方はぜひ一読してみて下さい。 -
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隠れていた歴史
一年戦争の最終戦、『ア·バオア·クー』戦に焦点を当てた短編集です。
多くの将兵が参加した激戦を描いているので、そこにあったであろう数々のシチュエーションがリアルです。
まさに歴史の裏側、という感じで非常に興味を持って楽しめました。特にジオン側から見た「ガンダム」がどのような存在なのかが短いシーンでもレベルの高い緻密な絵で表現されていて、どの話も引き込まれます。
特に気に入っているのは学徒兵とガンダムの出会い、医療班の軍医の話、『キマイラ隊』の話ですね。一年戦争だけでもこれだけの話の広がりや歴史の積み重ねを感じられるなど、ガンダムの懐の広さを解らせれました。
古くからのガンダムファンならより楽し -
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ファン必読
面白かった。ほぼ間をおかずに一気に読み終わりました。
ノベライズって原作からキャラクターの雰囲気が違ったりするものだと思っていましたが、この作品はそんなことありませんでした。
なんと主人公が黒崎一護ではなく、「檜佐木修兵」!
東仙要からの教えをいまだに固く守り、死神としての矜持という物を考え続ける求道者。
瀞霊廷通信の編集長である檜佐木はユーハバッハが率いた滅却師との大戦を生き延び、大戦の記事の作成に奔走中。一方、現世では生前からソウルソサエティの情報を知る『XCUTION 』なる新興宗教が勢力を伸ばしており、またハリベルが統治する虚圏でも「次の霊王」を名乗る謎の死神が急襲し、生き残っていた滅 -
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新たな趣味の世界
主人公は引っ越してきた手芸が趣味の陽渚(ひな)。買い物ついでに散歩をしていたら堤防で怪しい動きをしている人物を見つけます。どうやらこの人は何かを釣ろうとしているらしく、陽渚にもそれを体験させてくれますが、がっちり恐怖体験をプレゼントされます。ステキな高校生活を目指してスタートを切ろうとしていた陽渚に忍び寄る?「ていぼう部」とは。
生き物苦手系の陽渚は楽しい高校生活を送ることが出来るのか、がざっくりとしたあらすじですが、基本的にはゆるふわな日常が描かれますし、釣り未体験だった主人公が色々な釣り方を体験していくなかで回りの部員達から知識を得て行きます。
ありがちな意地悪系先輩もいないし、最初から皆 -
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お祭りからお正月も
うめとももの暮らし、ももう6巻。お祭りでは数々の誘惑に潔く屈する二人。ももの「買っちゃいなよ」のセリフがカッコいい。
おとなりさんも出番が大分増えてきて二人にとって頼れる存在です。うめが何かしている時にももが踊っているのも見るたびに癒されます。
ももがキラキラボタンを使おうとした時のうめの表情が凄く良かったですし『ごちそうお化け』が再登場したのは嬉しかったです。
朝マルシェに出掛けたりしていますし、二人の住む町はかなりおしゃれですね。
少しずつ回りが変化し続けている中でうめともものささやかな暮らしがこのままずーっと続いていって欲しいです。
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その後の比嘉姉妹
『ぼぎわんが来る』や『ずうのめ人形』で活躍したフリーライターの野崎といわゆる霊能力者である真琴、琴子の比嘉姉妹。その後の三人や作品に登場した人物のエピソードを交えた短編集。
そのほとんどが「スッキリしね~」っていう締めだったが最後のエピソードは凄く良かったです。ただ、このダークさが澤村先生の持ち味なのは間違いないし...。
姉妹の関係性も少しずつ変わってきているし、決して琴子が無敵の力を持っているわけではない為、適度なピンチに陥るのもスリルを盛り上げてくれるので楽しめます。
ネタバレになるのでどのエピソードかは書きませんが、『ずうのめ人形』に関わる人物が登場した時にはかなり嬉しかったです。
ま -
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女子型ドラゴン
酔っぱらって助けたドラゴンが美少女メイドになって恩返しに。
日常生活において助けてくれる生物としての高スペックドラゴンと過ごすデスマーチが標準のサラリーマン(女性)のお話。
アニメから入ったので、最初は絵柄の違いに戸惑いました。
ただ、物語はしっかりしているし元々のキャラ設定だったりデザインが知れたのは作品をより深く楽しめた感じがして良かった。
生物的な違いとか有るけれど、小林さんの人間?関係における根本的な考え方には思わず聖人ではないかと思わされます。
一通りのキャラは出揃うので次巻でのトール達の大暴れを楽しみたいです。 -
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ちゃんとした癒し
楽しかった。
ち◯かわのように何処となく殺伐とした不穏な空気(まあそこも良いのですが)はなく、ただただ楽しく癒されるステキ空間がそこにはあります。
とにかくももがやること全てが可愛くて...だがしかし、しっかり者のうめがいてこそのゆるふわ感が活かされるのです。
最近は「おとなりさん」の登場も多くなってきましたが姉妹の回りの人とのふれ合いや関係性の変化もまた良いと思うのです。
無人売店がまた出てくるとは思いませんでしたし、ももに衝撃のハプニングがおこる回も良い意味での変化を楽しめました(すぐなおるけど)。