あらすじ
ぎこちなくも清純な交際をしている高校生、シュウジとちせ。札幌が突然の空爆に襲われたある日、シュウジは思いも寄らない姿に変身していたちせに出会った。背中から羽が生え、空をマッハ2の速度で飛び、とてつもなく破壊能力を持つ、自衛隊によって改造された“最終兵器”。それがちせだった。地球のあちこちで紛争が起こるたびに呼び出され現場へ向っていくちせと、彼女を見守ることしかできないシュウジ。ふたりの未来はいったい…!?
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Posted by ブクログ
ほんとにボロボロに泣けます!
純愛!青春!切ない!結果的に悲恋…
はじめての恋だからちゃんとありたいのに、
ああ悲しくも兵器にさせられてしまった。
隠し通せると思ってたのに、やっぱりばれちゃった。
この独特の緊張感が
さらに感動を増幅させると思います。
なのでこれから読む人には一気に読んで欲しいです。
いま思い出しても泣きそう(´・ω・`)
Posted by ブクログ
幸福な日常と、近いようでいて遠い戦争の希薄感。
そして最終兵器になった彼女とのもどかしい距離感。
シュウジがちせの胸の傷を見て流した涙に、私も涙が止まらなくなりました。
これは……ヤバイです。
瞼が腫れる程泣きました
最終巻まで読了済み、キャラクターは魅力的で大切な日常とそれが無くなっていく所を
描いていくので後半は涙なしには読めません。
それでも最後まで読んで欲しい、アニメ版観てボロ泣きしてからこちらを読みましたが
また一杯泣きました。きっと貴方の大切な作品になると思います。
切ない…
今まで恋愛もので泣くことはあまりなかったが、一巻だけでボロボロ泣いた。
ちせのこれからを思うとあまりにも切なくて、胸が苦しくなる。
現実的にはありえないストーリーのはずなのに、あまりにも登場人物たちがいきいきしていて、引き込まれずにはいられない。
Posted by ブクログ
名前だけは知っていて、ずっと気になっていたんですが、高橋先生の別の漫画を読む機会があり、それがとても面白かったので、この漫画を購入するに至りました。
本当に、なんといえばいいのか、切なくて悲しい。でもきっと二人は幸せだったんだろうな。戦争が始まって、今までと同じ生活なんて当然送れなくなっちゃって、それでも諦めずに生活を続ける人達と、色々な事情を知ってもなお、二人で愛し合うチセとシュウジ。世界の終わりに、誰と一緒にいたいだろう、と、ふと考えたりします。そこまで大切な人は誰だろうか、って。
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すごくピュアでうぶうぶな二人の
青春ラブの話…かわいい…
と思ったら最後の衝撃!
色んな意味で面白いし切ないし、先が気になります。
超展開ってこういうのを言うんじゃないかなあ
Posted by ブクログ
極限状態での恋愛物語。
平和でよかったと思える作品。
胸が痛くなったり、うらやましいと思ったり。
何度読んでも泣きそうになる部分もあります。
独特のセカイ感かつ、謎のまま終わる部分も多いため賛否が分かれると思いますが、そんな細かいことは気にしないし、気になるなら想像で埋めてください。
全7巻なのでサクっと読めます。
Posted by ブクログ
当時アニメを観て、衝撃的な内容で原作を読んだのがきっかけ。
内容は辛かったり悲しかったり胸が痛くなったりするけども、何度も読みたくなり、また何度も何度も泣いてしまう。
Posted by ブクログ
この世界で最後のラブソング。
掘り下げられていない設定(ちせが最終兵器になった理由など)やつっこみ所はたしかに多くあります。それでも、すばらしい作品だと思います。
戦争の広がる地球における最終兵器になった普通の女の子と、普通の男の子の話。好きな人と手をつないで、触れ合って、恋をする。それだけのお話です。
5巻と最終巻で号泣。5巻でのアケミの慟哭に鳥肌がたちました。
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10巻までに完結する漫画のだと最高傑作。絵は好き嫌いが分かれる。ちせが最終兵器になった経緯をまったく描写していないが、そこが逆に考察するのも面白い。
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可愛い彼女が地球上の最終兵器に改造されたら・・?というSFちっくな内容なんですが、本編は恋愛を軸に展開していきます。
恋に急ぐ高校生の悲しくて切ない物語、と言えばいいんでしょうか…。
戦争を織り交ぜることでより切なさが倍増です。
全7巻、十代の生き急ぐ恋愛を堪能したい方はどうぞ。
Posted by ブクログ
最初は萌え系の類いだろうと思いながら読むことにした。読んでいる内に息が苦しくなり、涙がボロボロ溢れた。人を想うって大変で素晴らしいことだ。
恋の苦しさが悲しくて切ない。一度は読んでほしいなぁ(全7巻)。
Posted by ブクログ
――この星で、最後の恋――
このキャッチに惹かれ衝動的に買い、読みながら泣いてしまったのを今でも覚えている。
誰かを好きになることは、こんなにも残酷なことなのだと、目の前に突き付けられた気がした。
切ないけど気になりすぎる
読み進める毎に「これからどうなるのか」と「もうやめて」が止まらない。ホンワカした絵柄にあまりにも似つかわしくないハードなストーリー、二人の距離が近づいて行くにつれて嫌な予感が反比例して大きくなります...。
先生の凄さを知って、これが代表作と遅く気づいて初めて読んだ。最近の作品に比べて絵の線が緩いのに、後から振り返ると、物語に効く。狙ったかしらないけどつい読み手を「高校生の日常」気分に誘って騙す。
あとがきを読むと、確かに最初から最後までプロットが決まったよう、感じさせるテンポだ。参考書に「死と向き合う」が紛れて…そうか、そういう作品決定だな。
Posted by ブクログ
セカイ系作品の代表作として挙げられることもしばしば。なぜちせなのか?なぜ戦争は終わらないのか?なぜ世界は終わるのか?なぜなぜなぜを気にしている暇もなくラブストーリーに惹き込まれた人ならば切なく愛しい恋物語になるでしょう。
Posted by ブクログ
舞台が現代の日本であるため、読んでいるうちに「自分のいるところは平和だけど、すぐそこで戦争してるんじゃないか」という錯覚に陥るのはなかなか面白い感覚でした。
面白かったし読んで良かったとは思いました。ですが人にはオススメする程ではないかな、という感じです。
Posted by ブクログ
全巻読んだ。よかった。なぜちせにその重責がいったのかは最後まで分からなかったが、家族愛、恋愛感情やその中での葛藤が詳しく丁寧に描かれていた。一話だけ読むと恋愛小説かーとか思ってたが二話目の展開の変わり具合に一気に引き込まれた。
Posted by ブクログ
話が性の方に寄りすぎているけれど(特にラスト)、本当の戦争も一人一人の心情は案外こんな風なのではないかな。この国を、世界をどうにかしたいという大層な気持ちではなく、愛する人を守りたい、愛する人と心地よく暮らしたい、そのために戦い、生き延びたいー。だからこそ、そんな温かく幸せな日々をぶち壊す戦争っていうものはバカらしい。
話は良かったけれど、二人だけが生き残るという展開には納得いかないので☆4で。
Posted by ブクログ
泣けるマンガです。
ちさちゃん可愛いですね。
修ちゃんも切ないです。
タイトルからして、もう泣ける感がありますよね。
彼女が武器になってしまうなんて、
悲しすぎて、なんで?と思ってしまう。。。
私は女なので、ちさの気持ちに共感しながら読んでました…
私はちさのように寛大ではないので、
めちゃめちゃ反抗すると思いますが。笑
Posted by ブクログ
全7巻。色々気になるところ(ちせがなぜ最終兵器になってしまったのか、など)がありますが、それ抜きにしても、とても感動するお話でした。ちせがカワイイ。とにかくカワイイ。でも、胸が痛くなるお話。
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私的この漫画がすごい2003受賞。かくして一人の少年の恋愛観は構築されたのであった。あとでぶっ壊されたけど。ちなみに一番泣いたのはアケミが死ぬ話です。
Posted by ブクログ
北海道小樽市で暮らすシュウジとちせ。ちせは以前から好意を持っていたシュウジに度胸試しとして告白、そのぎこちない交際は交換日記から始まった。そんなある日、謎の敵に札幌市が空襲される。攻撃から逃げるシュウジが見た物、それは腕を巨大な武器に変え、背から鋼鉄の羽根を生やした兵器と化して敵と戦うちせの姿であった。
初めて読んだ高橋しんの作品。漫画を読んでボロボロ泣いたのはこれが初めて。ただ細かいことを気にしたら読めません。
Posted by ブクログ
ちせは以前から好意を持っていたシュウジに告白し、交換日記というぎこちない間柄からはじまった。最初は初々しいカップルの恋愛ものなのかと思ったら、謎の軍隊との戦争が激化していって、ちせがだんだんと兵器と化していくのが辛すぎる。
全巻通じてのネタバレ感想
連載時から知っていたが、絵が好きではなく今まで読んでいなかった作品。
評価の高さから、ここにきてようやく全巻読んでみた。
結果、いまいち。
まず、やはり絵がダメ。
作者の画風なんだろうけど、極度にデフォルメされた「ロリ絵」はどうも好きになれない。
しかもドジっ子だなんて、いかにも「狙ってます」的なあざとさを感じる。
次いで背景。
世界で何が起きているのか、またなぜ彼女が兵器になったのか、ラストでヒントがある程度で、ほぼ謎のまま。
これじゃ、「最終兵器彼女を生み出す為の都合の良い設定」と思えてしまう。
さらに、中盤あたりの戦争シーンがまたダメ。
全てにおいてリアリティがない。
「こういう風に書いておけば、なんか悲しそうだろう?」的な。
ちせの存在も、「国を・街を守るために戦う」からいつの間にか「苦しまないようすべてを消し去る」に代わっているし。
あと、ロリ絵のクセに結構エロシーンが多い。
これもなんか嫌。(ロリ絵でないなら問題ない)
余計な三角関係等もいらなかったんじゃないか?
良かったのは、6巻以降、余計な面が消えて2人の関係だけになって来てから。
ここまでくればロリ絵も気にならない。
「別人」とセックスするのか?という違和感はあったが、その後記憶を取り戻すという形で解決させていたし。
ラストは悠久の時に二人が入り込むという流れ。
これはSF作品では比較的よくあるもので、最近では藤本タツキの「ファイアパンチ」でもあったもの。
ここにきてようやく、「最終兵器」という現実的(でもリアリティがない)なものから、まさに「神」的なものへと昇華し、違和感が無くなる。
最初からこういう路線にしておけば良かったんじゃないだろうか?
(それだと日常生活パートが成り立たないし、エヴァになってしまう?)
いずれにせよ、「泣かそうと狙ってあらすじを作り、その後設定を後付けした」感が強く、周囲が言うほどの凄い作品とは思えなかったというのが正直な感想。
それでも一読の価値はあるので、読んで各自で判断して欲しい。
Posted by ブクログ
不器用な高校生カップルの青春物語。
一言で表すとすれば確かに青春物語と言えるだろう。実際に第一章はまさにじれったいカップルの話だ。お互い好き合ってはいるものの、相手に気を使いすぎて疲れてしまう。付き合うってどういうことか分からなくなっていくものの、これから二人で好きになっていこう...そんな平穏などこにでも転がっていそうなカップルの話だ。
第二章でタイトル最終兵器彼女が出てくる通り、じわじわと日常の平穏が蝕まれていく。意味深なモノローグから始まり、そのモノローグの意味を考えているうちに物語に引き込まれ、そして話の最後にモノローグの意味が明かされる。読み手に考えさせるというプロセスが挟まっているせいか、ぐいぐいと興味を引き寄せられた。
なぜちせなのか、日本はいったいどこと戦っているのか、わからないまま第三章に続いていく。兵器として成長していくちせの葛藤、それでも体が勝手に反応してしまうちせ。人を殺さない兵器がないとは名言だ。ほわほわしていてかわいらしくても彼女は兵器なのだ。どう接していいのか、ちせが何を望むのかわからないシュウも苦しむ。そして二人は駆け落ちをすることにしてエンディング。
優しいほわほわした絵なのに、やっていることは殺し合いという絵と物語のギャップも興味がそそられる作品だった。
Posted by ブクログ
一時期、めちゃくちゃハマった。
ある日、彼女が最終兵器になったという軽い設定の割には、話は救われない方向に進み。
現実と非現実(に感じる現実)の中で、シュウちゃんは大変だったろうなぁと思う。
所々の性的描写。リアルとか命がテーマの一つにあるんだと思いつつ、、、サービス?とも取れてしまったりもして。
(読み方が浅ましくてすいません)
この作品に出会って「なまら」に愛着を持つようになった。
Posted by ブクログ
最終巻を教室で回し読みしてたら、担任の女教師に「ゲー!エッチな漫画持ってきてる!」と叫ばれた思い出。
まあ「こっこつくってるのに、気持ちいい!」だからな…
戦争が起きて、なぜか彼女が最終兵器になっているというまんま漫画。
説明なし
タイトルどおり、高校生の彼女・ちせがなぜか国の最終兵器として戦争に挑むお話。
どうしてちせだけなのか、何をどう改造したらこんなことになるのかという説明一切なしです。