あらすじ
ガルマが死にシャアが消えた、その後の北米にて――。 宇宙世紀0079。地球連邦軍所属の兵士・ナナオは、着任を前に行方不明となった新隊長の行方を捜していた。その名は“レオ・バルナーク”。ジオン勢力圏へと不時着してしまった彼は、一体どこへ――。危険を冒して新隊長の行方を追うナナオたち小隊メンバーだったが、ジオン軍と会敵、絶体絶命の窮地へと追い詰められる。しかし、そこに現れたのは――!? 本格一年戦争ミリタリー開幕!!
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レビル将軍の婿養子?!
08MS小隊のシローの様な柔軟さとビジネスマンの融合がハマってる!
戦闘も上手で今後に期待!
Posted by ブクログ
物語の部隊はガルマ死亡後。
第1話ラストで予告された終盤の展開。いや、ぶっ飛びすぎ。褒めてます。
イセリナの眠る棺の奪い合いになっている状況で、彼女はガルマの子供を宿している。ガルマの子供を奪いたいジオン。彼女を渡したくない連邦。そこに現れるガンダム。日時は0079.12と一年戦争の末期。星一号作戦やルビコン作戦、アスタロス回収はちょっと早いのか、と同時期。
それがさらに第3話でさらに驚かされる。今回のガンダムは、ジオンが鹵獲した部品で作り上げたMS。その作戦はマ・クベ。パイロットは、イセリナと親交があった様子。
ジオン製ガンダムが、ジオンのイセリナ奪取作戦を防ぐために連邦と手を組んだのか、投降したのか。ちなみに、その作戦阻止にあたっているの部隊長はレビル将軍の姪の婿。
いろいろと、登場人物の相関図がややこしいことになりそうな感じです。そもそもイセリナってガルマの仇討ちで死んだのではなかったっけ?TVだと死亡で、劇場版やORIGINだと生死は描かれていないのか。「イセリナ嬢が眠る棺」ということなので、死亡しているのだけど、どのタイミング?ガルマの子供が、というのをどこで知ったのか?とか疑問は尽きない。今後明かされることを楽しみにしてます。
レビルの姪の婿の隊長さんの名前は、レオ・バルナーク。
いかにも主人公といった性格です。柔軟な作戦立案できる正義漢といったところか。
一年戦争の物語って、まだまだ未開の地があるんだなぁ、と唸るプロローグでした。
Posted by ブクログ
どんなとんでも話が飛び出すかと思ってたら、あれ……あれれ……おかしいぞ、めっちゃ面白い。
ちなみに1年戦争バリバリ真っ最中に新作ガンダムが出てくる。ガンダムと言っても多分アレ(E)とかアレ(B)みたいなもんやろうけど……
ガンダム外伝としては良い出来
ガンダムの外伝的マンガは数多くあれど、その中でもよく出来ている作品だと思う。
イメージとしては、「サンダーボルト」のようなそれ単体での壮大なストーリーではなく、「第08MS小隊」のような戦場そのものにスポットを当てたリアルな物語という感じ。
ある意味「BLACK LAGOON」のような作品にも通じるところがあり、(ガンダム好きだけでなく)この手のジャンルが好きな人には堪らないと思う。
また、絵も大きなクセが無く、読みやすい。
モビルスーツの絵などはかなりのレベルであり、動きのあるシーンもマンガ作品としては分かりやすい方だと思う。
1巻の途中で既にラストに近い展開が一部描かれており、ジオンが鹵獲した連邦のガンダム系パーツを合わせて作った「RUST」と呼ばれるガンダム(陸線型ガンダムがベース?)と、ガルマの恋人であったイセリナの遺体とが絡んだストーリーになるっぽい。
いかにも「1年戦争末期の、知られざる一エピソード」と言った趣であり、いい感じ。
そこまで長編ともならないだろうし、これはオススメできる作品。
個人的には、ストーリーは壮大だけど絵にかなりクセのある「サンダーボルト」よりも本作品の方が好みです。
別視点からの一年戦争
それこそ無限に出てくる後付け設定やサイドストーリーの中でもかなり面白いと思います。
中佐がビジネスマン出身であったりするのも面白い。描かれているモビルスーツがかなり格好良く、ザクがガトリングガンを装備しているなんて、現地改修されてるし隊長機指揮官アンテナ付いてるとか読んでいて楽しくて仕方無かったですよ。
戦争の行方はもう決まっているのでこれからの小隊の生きざまに期待します。