【感想・ネタバレ】機動戦士ガンダム ラストホライズン 2のレビュー

あらすじ

錆びついた地平線を背に、漆黒の悪魔が牙を剥く――。 類稀な指揮能力によりダムを占拠するグフを排除した新任隊長、レオ・バルナーク。戦功をあげ続けるバルナーク隊は次なる任務、物資輸送の生命線とされる鉄道基地の防衛を任される。一方、ジオン軍が有する黒きガンダム、通称“RUST(ラスト)”がついに始動。漆黒の悪魔の力が戦場に破滅をもたらす――!?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

骨太の戦記物ガンダム作品で、ガルマ死後の北米が舞台なんだけど、この巻で実に興味深い設定があって、「あ……それは考えたことなかった」と感心することしきり。
後々明らかになるはずだけど、今はその理由や経緯が全く不明な黒いガンダムをなぜかジオン軍が運用いていて(しかもジオンが北米を支配しているこんな初期に!)、読者のみならず当然作中の連邦側も会敵した瞬間「え?ガンダム」「なんでやねん!」とかなるはずなんだけど、この作品ではならない。
なぜなら、こんな場末の戦場の下っ端軍人は話に聞いたことはあれ、実物のガンダム見たことないから。ガンダム見て連邦兵士が「ジオンのなんかめっちゃ強い変な新型がヤバい!」みたいになるところほんまこの作品すごいな……て思った。これは今まで気づかんかった。
もちろん上官にはガンダムてわかる人もおるけど、ホワイトベースに関わる情報全て機密事項で詳細はほぼ誰も知らない設定。とてもいいです!
MS vs 戦車&重機MSみたいな泥臭い戦闘もNT同士の先読み合戦とはまた違った見応えがあります!

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2023年06月23日

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