あらすじ
戦場を支配する漆黒の悪魔に、引導を渡せ――。 地球連邦軍の鉄道基地・フラグスタッフの防衛戦は熾烈を極め、劣勢を強いられるレオたち。さらに本部からの増援が断たれてしまい、戦況は最悪の方向へ…。そんな中、レオは僅かな手掛かりから“RUST(ラスト)”の装甲に潜む弱点を見抜く。紙一重の攻防を経て、レオたちは起死回生の一手を放つが――!?
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잠깐만 4권은언제쯤나오나요?
機動戦士ガンダムラストホライズン作家も
たくさん連載しているので休んでいます。
何かが難しい問題です。それから私は頑張ってください。
私も作家を信じて応援しています。
Posted by ブクログ
1巻を手に取った時はまた宇宙世紀の隙間モノかと食傷気味だったものの、読み始め、ストーリーが進むに連れどんどん面白くなってきた。MS戦が主要な要素ではあるものの、タイトルにもなっているガンダムの名を冠するラストは他のガンダムシリーズの主人公機のようにスーパーな絶対的存在の機体ではなく、それについては前巻とこの巻における連邦の対策を見てもらえればよくわかる。そして、その辺の理屈についてしっかり解説されているのも良い。列車砲や榴弾(徹甲弾ではなく!)と戦う「ガンダム」は新鮮。しかしピーキーにもほどがある。
そんなわけで、等身大の機体による頭脳戦、政争、陰謀などを散りばめた大人のガンダム作品で、これまで読んだものとなかなか毛色の違う面白さ。
この巻から登場した悪そうなイケメンのザビ家親衛隊テオ・グラン少佐(キャラデザ素晴らしい)によりますます陰謀度が高まりさらに面白さが加速する。イセリナ・エッシェンバッハにまつわる陰謀ってのがまた「そうくるか!」ってなるし、主人公の敵なんだけどヒロイン(これはZとかにもおるな)にして自分の部下となるレミア・ラランを精神的に揺さぶるグラン少佐ほんまやばい。その舞台がハリウッドでガルマ・ザビとイセリナの恋愛物(にしてザビ家による国民の戦意高揚作品)観劇っていうまさかのシチュエーション……オサレすぎる。俳優がギレンの演説ぶちあげてるのは笑うが……というかギレンに見られたら大丈夫なんやろかこれ……
とまあ、いろんな要素が詰め込まれて面白さ満載なんやけど、実はストーリーだけではなく作画も良くて、ショートカットヒロインのレミアはかわいいし、そのレミアのバスケシーンのコマ割りや描写、後半カーチェイスにおける臨場感と迫力、レミアのギアチェンジやステアリングとかもう見てるだけでハラハラする良さ。ザク対軽自動車www
作画担当の寺田ケンイチは調べても本作以外特に著作が出ないから新人かもしれんのやけど、完結したらスポーツ物とかガンダム作品以外を描いても上手そうと思った。