vicap0204さんのレビュー一覧
レビュアー
-
購入済み
始まってしまいました
ああ、ついに始まってしまった。かわいい絵柄に騙された人々が超ハードな世界に翻弄される恐ろしい冒険活劇。
1巻では『アビス』と呼ばれる、どこまでも続くような大穴に挑む探窟家を目指す少女リコと謎多きロボットの少年?リグがリコの母親が残したとされる手紙に導かれ旅立つまでが描かれています。
私はアニメから入ったのでこれから二人を襲う数々の、控えめに言っても地獄絵図を知っているので続巻を読むのが怖いです。
コミック版は書き込みもしっかりと読むことが出来るし残念ながらアニメでは観ることの出来なかった部分も楽しめるのでアニメしか知らない人こそ読んでほしいかな~。 -
購入済み
楽しく読める昆虫の本
いや~面白かったです。
あまり小難しいことは書かず、旅の楽しさと筆者を含む変人達(誉めてます)の虫愛にあふれる研究が面白おかしく描かれていて、各所に含まれる昆虫の写真も刺激的な本です。
この本を読み方なら問題ないかと思いますが、やたらと大きかったり変な形だったり、スゴく美しい虫もいればギョッとしてしまうような虫もいるのでカラー写真、良くも悪くもという感じでした。
データが大きいのか、読み込みに時間がかかりすぐに読みたい時にはちょっとだけもどかしかったです。
世界的な発見もたくさんあり、特にツノゼミの奇々怪々な形、軍隊アリの恐ろしさにも負けない日本人の研究者には世界の広さを知りましたね。
丸山先 -
-
-
購入済み
一つの決着
遂にアンデルセン戦決着。初登場からラストまで常に数々の名言を放ち、とにかくカッコいい神父様でした。異教徒に容赦ないところとか特に。最後のセリフがね、切ない。
そしていよいよ遂にホントの最終決戦に挑む一人の人間と二人の化け物。どこまでも続くかと思われた超弩級の大虐殺を終えたあとに生き残るのはダレなんでしょうね、後、意外な人が再登場するのと作中での長年の謎にも一つの答えが出ます。
次は最終巻という事で、血まみれ銃撃戦モンスター大決戦マンガも終わりかと思うとふざけた後書きにも哀愁を感じます。
早く読みたい。
-
ネタバレ 購入済み
面白かった!
読んでいてとても楽しい、良いマンガでした。
数多くあるダンジョン物で異彩を放つ「魔物を食べつつ」冒険をこなしていく。という物珍しさがあったけど、登場人物のキャラが非常に立っているし巻を進める毎のエピソードでより深みを増していく人間関係もスゴく良かった。
終わってしまうのは寂しいけど変に引き延ばしをされてダレてしまうのではなく、きれいな形で終わるのは本当に良かったと思う。
エルフの隊長を含め、各キャラクターのその後なども描かれているしライアスの戴冠式?で出てくるシーンは本当に感慨深く、カッコ良かったです。 -
無料版購入済み
ハーレム、と呼べなくもない
無職、と言うとダメニートみたいに思うけど、この物語の主人公は不運にもスキルに恵まれず、努力の甲斐無く通っていた冒険者学校を退学処分になった少年クロス。
努力を惜しまず勇気も持ち合わせているので異世界から転生して最初からチート能力を持っているわけではありません。
人外三人からなるS級冒険者である女師匠達。彼女達の理想の婚約者になるべく修行を重ねるという中々な羨ましいと言えなくもない冒険活劇です。
師匠が三人でしかもみんな人種族(ヒューマン)では無い、というのはちょっとだけ目新しいかな。原作小説もあるようですが、マンガ版を読むにあたりコレ結構な当たり作品では、と思いました。
別作品ですが『オーバー -
無料版購入済み
王道と呼べる異世界転生物語
数ある異世界転生の物語の中でも一線を画す作品。
最初は「主人公がスライム!?どう話を進めるつもりなの?」と、思ったものです。
世界観の作り込みからキャラクターの設定まで魅力溢れるものであり、なおかつ登場人物(大分『人物』ではありませんが)においても非常に高いレベルでデザインされていて感情移入しやすいのも良いところです。
ストーリーとしてはスタンダードな「現世で非業の死を迎えちゃった」主人公がどっか知らない世界に来ちゃいました、というもの。
ただ、転生先がスライムというRPGゲームの中でも最弱な存在。
まずはどうやって生き延びるのかが面白おかしく描かれます。
ちゃんと無双しますし...。
アニメ -
購入済み
ファン必読
面白かった。ほぼ間をおかずに一気に読み終わりました。
ノベライズって原作からキャラクターの雰囲気が違ったりするものだと思っていましたが、この作品はそんなことありませんでした。
なんと主人公が黒崎一護ではなく、「檜佐木修兵」!
東仙要からの教えをいまだに固く守り、死神としての矜持という物を考え続ける求道者。
瀞霊廷通信の編集長である檜佐木はユーハバッハが率いた滅却師との大戦を生き延び、大戦の記事の作成に奔走中。一方、現世では生前からソウルソサエティの情報を知る『XCUTION 』なる新興宗教が勢力を伸ばしており、またハリベルが統治する虚圏でも「次の霊王」を名乗る謎の死神が急襲し、生き残っていた滅 -
購入済み
お祭りからお正月も
うめとももの暮らし、ももう6巻。お祭りでは数々の誘惑に潔く屈する二人。ももの「買っちゃいなよ」のセリフがカッコいい。
おとなりさんも出番が大分増えてきて二人にとって頼れる存在です。うめが何かしている時にももが踊っているのも見るたびに癒されます。
ももがキラキラボタンを使おうとした時のうめの表情が凄く良かったですし『ごちそうお化け』が再登場したのは嬉しかったです。
朝マルシェに出掛けたりしていますし、二人の住む町はかなりおしゃれですね。
少しずつ回りが変化し続けている中でうめともものささやかな暮らしがこのままずーっと続いていって欲しいです。
-
購入済み
ちゃんとした癒し
楽しかった。
ち◯かわのように何処となく殺伐とした不穏な空気(まあそこも良いのですが)はなく、ただただ楽しく癒されるステキ空間がそこにはあります。
とにかくももがやること全てが可愛くて...だがしかし、しっかり者のうめがいてこそのゆるふわ感が活かされるのです。
最近は「おとなりさん」の登場も多くなってきましたが姉妹の回りの人とのふれ合いや関係性の変化もまた良いと思うのです。
無人売店がまた出てくるとは思いませんでしたし、ももに衝撃のハプニングがおこる回も良い意味での変化を楽しめました(すぐなおるけど)。 -
購入済み
素晴らしい作品
面白い。謎の存在になす術なくひたすらに追い込まれていくどこにでもいるようなサラリーマンの男。
家族を守るために探し当てたオカルトライターといわゆる「霊能力者」の女。
話自体も良くあるホラーにありきたりな感じだったのだが、話の運び方がダントツに上手い。「何故」狙われるのか、襲いかかる怪異「ぼぎわん」が何なのか、被害者である田原はそれらが全く解らないままにもがき続ける。
そこからしてもう怖い。細かい所はホントに読んでもらいたいので書かないけれど、登場人物達が抱えている闇が「ぼぎわん」との関わりをより深くしていく。
この作品は映画から観て、何か違うな~と思っていましたが原作は素晴らしかった。
ホラー -
購入済み
知的好奇心は大切
なかなかに興味深く、思ったよりも楽しく読めた本でした。
以前に、ある研究者がバッタを倒しにアフリカへ行く、という本を読んだことがあるのですが、その本とはちょっと違い研究内容やその方法、研究する方の想い等が丁寧に書かれていてかなり読みごたえのある内容でした。
勿論、先の本も書かなかっただけでスゴいことしてるんですけどね。
水族館という、ある種のエンターテインメントの提供をする場所で働く方たちの熱い思いって言ったらアレだけど、「生き物の命を守り、繋いでいく為にこんなに色々と考えている」というのを感じられる熱意のある本でした。
美ら海水族館はかなり好きな場所なので、ちょっとした裏側を覗き見られて得し