ブロンズ
レビュアー
  • 放課後ていぼう日誌 8

    夏の合宿

    自分が知らない場所へ、いつもの仲間と。
    これだけでもワクワクする展開。アジングから始まり、海水浴、チヌ釣りとエピソードもバリエーション豊かな巻です。
    大野センパイの「期待に応えたい」、気持ちと「釣りを楽しみたい」ってのはなかなかに両立は難しい場合が多く、自分は釣れない時には今日は魚にエサをあげる育成事業の日と割り切っておりました。
    次巻ではアジを持って行ってしまった謎の魚との対決もありそうで、これまた楽しみな展開です。
    後、夏海のトラウマ製造機の話、恐ろしい子...。

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  • 日常 1巻

    独特の世界

    この作品にはアニメから入りました。
    最初の感想は「何じゃこれ」でした。
    ハカセ可愛い。ゆっこはアホ。各登場人物が凄くしっかりしたキャラをもち、読んでいて凄く楽しい。
    シュールでいて淡々と話が進んでいくシンプルな構成なので、とっても読みやすいです。
    難しいことは何も考えずにスパーっと読めるので、笑えてほのぼのとした学園(だけでは無いが)物として読んでみて欲しい、そしてアニメもみて欲しい作品です。

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  • ブルーロック(1)

    イカれたサッカーマンガ

    イカれてる。良い意味です。
    面白い。ここ最近でのサッカーマンガでは個人的には『ジャイアントキリング』に匹敵するかな、と。
    日本をワールドカップで優勝させる為に世界一のストライカーを作る為の施設、ブルーロック。
    突っ込みどころは満載だし、舞台設定からして現実味の無い完全なフィクションとしての話だとは分かるのですが、それでも話にグイグイ引き込むパワーを感じます。
    まあ、実際に世の中を動かしてる一部の人格破綻者もいるわけだし。
    主人公はありがちに施設の中では最下位に限りなく近い存在でありながら、心に「かいぶつ」を飼っていると言うことでこれからの弾け具合に期待大。
    特殊な環境のなかで、個性派のストライ...続きを読む

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  • ダンジョンの中のひと : 2

    楽しいダンジョン運営

    成り行きでダンジョン運営に加わる事になった主人公クレイですが、ダンジョン管理人のベルと愉快な仲間達と共に運営したり探索したりとお話も少しづつ広がって来てます。
    キャラクターの深みが増してきているので愛着も湧いてきますね。
    様々なダンジョンが有るような世界ですが、どうやらクレイのいる所は何やら色々と特別らしく...。
    前任の管理人も少しづつどんな人?柄だったのかが明かされてきます。
    あまりマトモな感覚の持ち主では無いようですが。
    最後には新たな展開の予感。ぜひ、楽しい新感覚ダンジョン運営に踏み込んでみましょう。

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  • ぼぎわんが、来る 1

    小説に匹敵する怖さ

    小説版は読み終えて、映画も観たことがありましたから、マンガはどんなもんかな~と軽い気持ちで読んでみました。
    正直言うと、凄く良かったです。
    映画は映画で別物として受け取っていましたが、小説に乗っ取って話が進みますし、ちゃんとぼぎわんの「怖さ」が描けてます。
    絵柄もシンプルながら人物の描写もしっかりしてますし、キャラも魅力的です。
    まだ話としては導入部なので、これからの恐ろしい展開には期待を感じています。
    そもそも『ぼぎわん』とは何なのか、どうやったらアレを祓えるのか、そもそも勝てるのか、等々気になる所はたくさんありますので続きが気になる方は是非とも小説版も読んでみてはいかがでしょうか。

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  • 勇者に敗北した魔王様は返り咲くために魔物ギルドを作ることにしました。 6巻

    返り咲き

    遂にタイトル回収の巻を読むことができました。
    ギャグマンガテイストだった頃がもはや懐かしくさえ思いますが、細やかな書き込みで迫力のあるお話自体には変わりはありません。
    今回は「魔王」襲名と「ギルド」創設の大がかりなストーリー展開がありますが、「勇者」と世界の秘密に関しても何だか怪しい秘密がありそうです...。
    圧倒的な力を持つ勇者に「もうこれ、この人だけで良いんじゃない」という正直な感想です。
    アグニインの力の根源にも言及されるなどと、内容盛りだくさん。
    これからの撤退戦線、ピンチのアグニインに助けは来るのか(来るんだろうけど)、これからも楽しみなマンガです。
    ただ、ただ一言だけ言わせてもらう...続きを読む

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  • 狂気の山脈にて 1 ラヴクラフト傑作集

    遂にこの作品が

    クトゥルフ神話を知ったのはたまたま興味をそそられて買ってみた『異世界からの色彩』でした。
    それからyoutube等で漁るように色々な作品を観ましたが、やっぱり長編として読んでみたかったのはこの作品でした。
    南極という閉ざされた環境、未知の生物、次第に訪れる人間の持つ狂気。
    物語の導入としては最高ですよね。結末はある程度知ってはいるものの、難解な記述のある文章よりも非常に読みやすくて、物語的にも整理されているコミカライズ版は最高だと思います。
    ラヴクラフトの残した作品のなかでもトップクラスに面白い作品なので、クトゥルフ神話に興味のある方は是非とも手にとって読んでみて欲しい一冊です。

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  • オーバーロード6 王国の漢たち [下]

    王国への楔

    ナザリックが王国に大きな大きな楔を打ち込みました。
    デミウルゴス達の勘違いとアインズの元からの計画が上手く?絡み合い、取りあえずは結果オーライとなりました。
    全てにおいて巻き込まれた人々がいるわけですが、王国を蝕む悪党共はともかくとして一般市民にも凄まじい犠牲が出たのは普通のラノベでは主人公サイドが決して行わない、この作品独自のものでしょう。
    王国に生きる三人の男達には固い友情が結ばれましたが、さてさて彼らの将来においてプラスとなるのか、それともナザリック勢に目を付けられたのが不幸の始まりなのかはこれからの楽しみとします。

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  • オーバーロード5 王国の漢たち [上]

    王国の表と裏

    個人的に好きなキャラの一人である、セバスが出てくる巻です。
    守りたい人のために才能の壁を越えようと必死の努力をするクライムと才能を持ち、それなりの努力をしてきたがゆえに積み上げてきたものを木っ端微塵に打ち砕かれたブレイン。
    偶然の出会いが三者の未来を変えて行きます。
    王国の闇は深く、善人には辛く厳しいお話が続きます、描写も結構エグいです。救われる者とそうではない者の差はどうやったら埋められたのですかね。
    最終的に窮地に追い込まれた感じのセバスですが、待ち受けていたアインズとの面談はどうなるのか、次巻を読むのを楽しみにしております。

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  • ディエンビエンフー 完全版 5

    死と愛を知る

    ティム覚醒。ジャジャマルの生きざま。泣けるぜ。
    主人公が活躍しない、色々な作品でまれに良くみる展開と激しさを増す戦争。
    バトルとしては面白必殺技とハデなアメリカン忍術、古来のベトナム武術(なのかな?)が鎬を削る激熱展開。
    強さを求めるために死と愛を知る必要が...危機に瀕したティムを救う為にジャジャマルには何が出来たのか。
    凄惨を極めたベトナム戦争を相変わらずのポップな絵柄で描く作品、混迷を極める戦線でヒカルはどこまでユルさを持ち続けられるのかも気になります。

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  • ディエンビエンフー 完全版 3

    野良犬の生き様とは

    ベトナム戦争とは「始めたからには勝つまで終われない」を地で行く恐ろしいもの。
    相変わらずのユルいキャラが繰り広げる血みどろの戦い。
    少しずつだがヒカルとお姫様の距離が縮まってきたのですが、何故お姫様はヒカルを殺さないのか、謎は深まるばかり。
    特殊部隊「野良犬」のメンバーもガシガシ減ってきました。
    ジャジャマルと言えば今は無きジャレコの...は今関係ないので深くは語りませんが、適度な遊び心も読みやすさのポイントかな、と。
    リーダーがあの体たらくなので彼には期待ですな。
    まあ、あー言うキャラは化けるかもなので今後に期待してます。

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  • ディエンビエンフー 完全版 2

    意外にもグロいが...

    ポップな絵柄に似合わず相変わらずガチなベトナム戦争の描き方。
    もちろんフィクションなので、主人公達の動きは歴史に沿ったものではないのですが。
    作者さんはしっかりと狂気のベトナム戦争を勉強されていて、物語の背景が作り込まれています。
    結構あっさりと主要人物がいなくなったりするので、ヒカルの今後や「お姫様」とのつながりはどうなるのかは気になります。

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  • 軍靴のバルツァー(3)

    ツンデレ第二王子

    地下新聞の印刷場も抑えて鉄道も引けて、と大分バルツァーにとっては現場も改善されてきた感じ。
    そしていよいよ第二王子がデレるのか。第一王子と政敵との関係はどのような物なのか、等も楽しみのひとつとなってまいりました。
    士官学校が舞台で始まりましたが鉄火場ばかりでは無いところもこの作品の面白さなので、気になる方はチェックです。

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  • 軍靴のバルツァー(2)

    戦争の色濃く

    嫌な流れになってきました。
    学生を戦場へ送り込むのは辛いでしょうが、より良い選択をするためには多少の犠牲はやむを得ないのは重々承知、と言うことでバルツァーは指揮を取ります。
    旧友とも言える存在が軍国主義を阻む勢力とどう関係しているのか等も話に絡み、なかなかに政治劇の様相も。
    結構気になる所での終わりなので続きが楽しみです。

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  • ギジン 1

    画力は凄いけど

    人に寄生して操る「菌類」。
    なかなかにブッ飛んだテーマだが、今一つ引き込まれなかった。
    絵は上手いと思います。

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  • 勇者に敗北した魔王様は返り咲くために魔物ギルドを作ることにしました。 1巻

    壮大な始まり

    数ある魔王譚ですが、少し毛色の違うマンガです。
    良くある無双系ではなく、逆に力、魔力、財産等の全てを失って底辺からのスタートというのはなかなかに珍しいのでは。
    最初はギャグテイストでしかも結構笑えるのでサクサクと読み進められますが、物語の根源として「魔王とは、力とは何か」の探求があるのでギャグに全振りで無いところも好印象です。
    新たな力を求めて旅をする元最強の存在はどこへ行くのか。
    楽しみなマンガです。

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  • 呪術廻戦 21

    激戦

    死滅回遊編も盛り上がってきまして。
    新たなキャラクターがバンバン出てきます。ジャンプマンガにしてはグロ描写がかなり激しいところもあり好き嫌い分かれそうですが、高い画力でグイグイ読ませてくれます。
    今回はパンダ先輩が大変な事になったり、秤パイセンの実力が判明したりと読みごたえバッチリ。
    この作品のテーマとして暗くヒリついた展開が続きますが、某ハンターマンガのように数年に渡り休載にならないように祈りつつ次巻を待ちます。

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  • ヴォイニッチホテル(1)

    独特な世界と人々

    良くあるホテル物かな、と安易な考えで読みましたがこれが意外性に満ちていて面白かった。
    何となーくキューバっぽい国にあるホテルに宿泊する客と一癖どころか癖ありすぎな従業員が織り成す人生ショー。
    従業員には島に伝わる神話に関係ありそうな女の子や、明らかに人外なメイド、島に住む人は連続殺人鬼?やこれまた機械じゃねーかっていう刑事など。
    これだけでも面白くないわけがない。
    自分は合間に入るギャグも好きです。でも結構なグロ要素、描写もありますが、ソフトな絵柄なので苦手な人も大丈夫かな~と思います。
    まあ、自己責任ってことで。
    面白かったですよ。

    #ダーク #笑える #怖い

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  • バビロンまでは何光年?

    面白い!

    星新一をほんのり感じるショートショート形式の一話完結マンガ。
    サクサクと話が進むので、いつの間にか世界観に引き込まれてしまう。
    ただ一人生き残った地球人と仲間達で宇宙旅行、という珍しくも何ともない話をここまで読ませるのは作者さんの力量なんでしょうね。
    様々な星を巡っていくのですが、ちゃんと所々に重力と時間の関係とか、原住星人の生態とかSF要素も分かりやすく散りばめられているので、何となーく読んでみたマンガでしたが、得した気持ちになりました。
    お勧めですよ。

    #シュール #笑える

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  • 地球の放課後(1)

    SF混じりゆるふわ生活

    パッと見は終末ボーイーミーツガール生活、しかし実態は「ファントム」と呼ばれる、生命体なのかすらも分からない存在に人類が抹消された世界だった...。
    男一人の女の子三人、という一見ハーレムな感じだが、良いことばかりでは無いはずで。
    消された人達は死んだのか、戻ってくるのか、ファントムの正体と目的は何なのか等、謎は山積み。
    主人公格の男性があまりにも聖人過ぎて逆に人格疑うレベル。
    様々な思いを抱えつつ4人はどうこの世界で暮らして行くのか...。

    #シュール #エモい

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  • 不安の種* アスタリスク 1

    やめてよ

    怖い、そして恐いのです。
    この作者さんはどこか別の世界と繋がってるんじゃないかを疑いたくなります。
    不安の種シリーズは他に何作品もありますが、共通して有るのは「そこに有る、又は在る何か」です。
    短いながらもゾッとする展開には嫌悪感が隠せません、良い意味で。
    これはホラーマンガでは物凄い事なのでは、と勝手に思ってます。
    だって道端を歩いているだけでもいそうですもん、「あれ」とか「それ」とか。

    #ダーク #怖い #ドキドキハラハラ

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  • 放課後ていぼう日誌 9

    夏合宿本番

    離島での釣り体験って良いですよね。
    しかも気のおけない仲間達と楽しくワイワイなんて羨ましすぎる。
    この巻はそんな話が満載です。
    神経締めってそんなに違いが出るんですかね、やったこと無いので気になります(やりたいとは言ってない)。色々な釣り方が出てくるこのマンガですが、やっぱり地域ごとでの差であったり、私が釣りをしていた頃よりも新しい技術でのやり方が出ているので結構勉強になります。
    主人公が大物を釣り上げたり、苦手なはずのスプラッターな締め作業も自分でするなど成長していく王道な展開もあるお得な巻です。
    表情豊かにキラキラな女の子達が楽しく釣りをするとっても良いマンガです、気になるならまず読んでみ...続きを読む

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  • 進撃の巨人 Before the fall(1)

    新たなアプローチ

    本家で一番のネックだと考えていた画力がアップ(描いている人は別人ですが)。読みやすくて誰が誰やら分かりやすくなりました。
    まだ内容が良く分かっていないのですが、本家とは世界線が違うのかな?
    主人公は「巨人の子」と呼ばれるかなり悲惨な境遇の男の子。彼が奴隷以下の現状をどう脱出するかが最初の山場ですね。
    正直言うと、話への引き込まれ度や登場人物のぶっとび具合は本家の方が良いですね。
    やっぱり偉大な作品だったのですね。
    そうは言っても巨人と人類の戦いに新たな視点がある、というのはファンには嬉しいのでは無いでしょうか。
    まずはご一読を。

    #ドキドキハラハラ #ダーク

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  • 雑用付与術師が自分の最強に気付くまで(コミック) 分冊版 : 4

    職の意外性

    数ある冒険者物の中でも「付与術師」が主人公なのは珍しいかな。
    イメージとしてはFF6の『ミラクルシューズ』プラス、ドラクエの『バイキルト』の効果をそのまま付けられる感じでしょうか。
    ゲームが古くて申し訳無い。
    これまでも自己評価が異常に低い主人公はいましたが、そこにストーカーのヒロインとは中々の組み合わせ。
    これからダンジョンの階層を重ねる毎に色々と展開があるとは思いますが、絵も結構上手ですし読みやすいので、まずはご一読を。

    #カッコいい #ドキドキハラハラ

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  • ダンジョンの中のひと : 3

    異文化交流

    話が進んできて少しずつダンジョンの仕事や職場の同僚達の事が解ってきたクレイ。
    「めんどくさい人達」との契約更新も済んで改めてベルの力の凄まじさを感じてしまいます。
    父親探しのための鍛練と装備探しに力を入れようと、雇われモンスターと交流を図り微かな情報も手に入れる。
    ただ、ダンジョンには何かキナ臭い『仲間殺し』と呼ばれる探索者が...。冒険者ギルドの動きは...。
    色々と展開があり、ダンジョンとその周辺でも動きのある今回です。
    サブキャラ達も良い味出してて、続きが気になって仕方ないです。

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  • 龍帥の翼 史記・留侯世家異伝(3)

    三国志ではありません

    このマンガを読む方ならば知っているとは思うのですが...。
    中国のながーーい戦国時代(と言っても良いのかな)でも有名な『項羽と劉邦』ですが、その中でも軍師を描くのはなかなかに渋い。
    流石は川原先生です、史実をなぞりながらもキャラクターの味付けは大胆に行われていますし、なんと言っても劉邦のキャラが良い。
    項羽と違って結構な情けないエピソード満載の人なので、本当にこんな感じの人だったんじゃないかな~って思ってしまいました。
    戦闘シーンは個人も団体も迫力がありますので、じっくりと中国の歴史を感じたい方にはお勧めですよ。

    #カッコいい #アツい #ドキドキハラハラ

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  • 裏の家の魔女先生 1

    意外性はあります

    「魔女」とタイトルについているのでホラーかミステリー風なのかな~と、思っていたら...。
    意外にもグルメ系ちょい不思議マンガでした。
    まだ1巻だからか絵柄はあまり上手くはない...のかな。
    これからに期待です。ですがお話はなかなかのモノだと思います。
    確かに好き嫌いはある、というかハマる人は引き込まれるかも、という感じ。
    メガネっ娘が二人も出てくるので好きな人はプラスポイントになるかもね。
    後半には新キャラが登場して裏の家に住む女性の正体があっさり分かっちゃうのはご愛敬かな。
    話の展開は広がると思うのでどうなるか気になる人は次の巻をお楽しみに、ですね。

    #ほのぼの #シュール #ダーク

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  • 放課後ていぼう日誌 6

    青春

    前の巻で、高校生らしいイベントが欲しい。と思っていたら海の家でのバイトだったり伍島への合宿があったり(話だけ)と楽しい巻でした。
    ここに来てのマナーとルール講座があり「ああ、まだその話は出てなかったのか」とか、ライン講座もあったりでなかなかの盛り沢山な内容です。
    特別編ではさやか先生の普段とは全く違うカッコイイ面も見られるのでお得な気分。
    次巻ではいよいよ合宿へ出られるかも、と期待しております。

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  • 放課後ていぼう日誌 4

    やっぱり楽しい

    今回も釣りの醍醐味を味わえる良い話ばかりでした。
    釣った魚を一夜干しにしたりとか「釣り」ってのは魚をつり上げたその後も楽しいもんなんだよな、と改めて思いました。さばくのは面倒臭いけど。
    キス釣りは良くやりました、その場で釣りたてのキスを天ぷらにしたのは味も含めて強烈に印象に残っています。
    巻を増す毎に堤防部の仲も深まってきて、今度はどんな釣りをするのかも楽しみです。
    高校生ならではのイベントもあると良いですね。

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  • ダンジョンの中のひと : 1

    面白い

    よくあるダンジョン探索系かと思ったら「ダンジョン運営系」でした。
    絵柄もゴチャつかず非常に読みやすいし、キャラデザもシンプルながら魅力的に描かれているので感情移入もしやすいです。
    主人公のクレイは常人ではあり得ない力を持った冒険者で、ダンジョンで戦闘となったモンスターとのハプニングで新たな「職場」にスカウトされます。
    雇い主のベルさんは可愛く、友達が欲しかったようで、ほのぼのとした部分も描かれますが、本来のダンジョンに挑む冒険者の殺伐としたやるせなさや暴力的な面もしっかりと出てきます。
    綺麗事だけでは無いのですが、クレイの父親を探す旅にも似たお仕事マンガとして楽しむのはいかがでしょうか...続きを読む

    #ドキドキハラハラ #ほのぼの #ダーク

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  • 「ククク……。奴は四天王の中でも最弱」と解雇された俺、なぜか勇者と聖女の師匠になる(1)

    お約束展開

    四天王最弱、とはいっても本当に弱いわけ無いよね。
    現実的(マンガだけど)な話として、ゲームの後半とかは雑魚でも「四天王最弱」を越えてくるもんね。
    ケモミミの勇者と美少女聖女様の師匠は死属性の魔族でした。
    元から強いのが分かっているので展開に無理がないし、巻き込まれ型主人公の本領発揮って感じですね。
    本来敵同士のパーティーってのは沢山ありますので、どう差別化していくのかも楽しみですね。

    #笑える #ドキドキハラハラ

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  • メイドインアビス(1)【分冊版】01 大穴の街オース

    これが始まり

    色々な意味で悪名高いメイドインアビス。
    第一話と言うことで読んでみましたが、やっぱり導入が上手いです。
    設定が無理無く頭に入ってくるのと、見やすい絵。
    アニメ版を見てしまった身としては、これからあんなことやコンナコトで皆のトラウマをせっせと作り出す作者さんが憎くて仕方ありません(誉め言葉)。
    ハートに自身のある方々は絵柄で読まず嫌いせずに是非是非手にとって頂きたいと思います。

    #ドキドキハラハラ #ダーク #怖い

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  • ものつく~手作り生活、はじめました。~(3)

    ほっこり物造り

    癒し系の主人公が田舎でゆったりと物造り。そう思っていました...。まあ、それだとなぜ東京から来たのか分かんないしね、田舎暮らしのきっかけは、サラリーマンには身につまされる恐ろしいものでした。
    上司を殴るのはやってみたくはありますが。
    回りの人達に助けられながらも成長していく主人公、王道ですが気を抜いて読めるマンガです。

    #癒やされる #ほのぼの

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  • チェンソーマン 12

    おかしいだろ

    話の展開がヤバい。良くも悪くも。
    絵が上手くてキャラが立っているので引き込まれる速度が半端無いのですが、このまま読んでいても楽しいって展開になるのかな~、と不安になります。
    それこそがこのマンガの魅力なので、後味悪くても平気な方は読んでみて。
    「面白い」のは間違いないので。

    #ダーク #怖い #ドキドキハラハラ

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  • ババンババンバンバンパイア 1

    今まで無かった

    設定がこれまでに読んだ事の無いマンガで、バカバカしくも面白かったです。
    あの「森蘭丸」がバンパイア、しかも銭湯で働いてる。なにそれ。
    しかもバンパイアならではの拘りを持つために非常にややこしい展開に。
    お気に入りの将来の食事、を守るため(童貞とか色々と)に頑張って戦います。
    とにかくパワー溢れるマンガ。設定盛り盛りですが楽しく読めるのでまずは読んでみて。

    #シュール #笑える

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  • 放課後ていぼう日誌 5

    海が見たい

    5巻目ともなると、登場人物達にも色々な面が見えてきて、さらに深みが出てきました。
    しっかり者の大野先輩が船が苦手だったり(カナヅチだからね)、部長が泳ぎも上手だったり。
    キス釣りは自分もやったことあるけど、現場で食べた天ぷらは最高でした。
    このマンガは自分の釣り体験を思い出す事が多くて、マンガ自体の面白さと昔の実体験をダブルで楽しめてお得な気分です。
    無人島釣りも「青春」って感じで楽しそうでした。
    巻を重ねる毎に続きが楽しみになるとても良い作品だと思いますので、素直にお勧めです。

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  • かしこみかしこみ1

    カワイイですな

    カワイイ。ふわふわのタヌキと理知的なキツネ。
    神様の住む社でゆるふわ(物理的にも)な生活を営む二匹が中心のお話です。いつもハードな世界観のマンガばかり読んでいるので、たまにはこんなゆるーいマンガも良いです。
    特にタヌキのムクが良い。「ああ、こんな子なら家で養ってあげてもも良いのに」と思ってしまいます。
    キツネの山椒もカワイイのに頼れる感じが良いです。
    町のみんなも、何の不思議も感じずに受け入れている様子が某国民的青ダヌキアニメに通じるものがあるかも。
    絵もシンプルでゴチャついていないので癒しの時間にどうぞ。

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  • 終末のワルキューレ異聞 呂布奉先飛将伝 1巻

    呂布好きなら

    「終末のワルキューレ」のスピンオフ。
    三国志好きで、さらに呂布好きなら間違いなく楽しめる作品だと思います。 呂布が持つ様々な逸話を、主人公として楽しめるのは新鮮な感じですね。
    三国志ガチ勢の方にとっては、魅力的な人物ではあるのですが、どうにも裏切り者とか頭悪いとか言われてしまう呂布。
    しかし、単純に読みやすく、「呂布ってどれくらい強かったの」とか、「終末のワルキューレ」で興味を持ちました。という人には純粋に強さを求め、道を極めた武人としての姿が描かれているので、大迫力の戦闘描写が美麗な絵柄で読めるこの作品は素直におすすめです。
    まだまだ話は続くようなので、魅力的なキャラが盛り沢山の三国...続きを読む

    #ドキドキハラハラ #アツい #カッコいい

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  • 俺んちに来た女騎士と田舎暮らしすることになった件 (1)

    ちょっと違う異世界もの

    無くはないけど...と言った感じの異世界の人がこっちに来ちゃう、少しだけ意外なお話。
    こちら側に来てしまうのは女騎士。カワイイ感じだし、農家でのお手伝いから文明社会にどうやって溶け込んでいくのかも少しずつ描かれていきます。
    話自体はゆっくり進んでいく感じなので、少し退屈に感じるかも。
    野菜は色々と出てくるので、品種などが気になる方は少し読んでみてはどうでしょうか。

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  • HUNTER×HUNTER モノクロ版 5

    文句無し

    やっぱり面白いです。
    キャラ、ストーリー、世界観、それぞれにきめ細かく決められた設定。全てが高いレベルでまとめられていてページをめくる手が止められません。
    本誌では(それ以外でも)遅筆で物凄く有名な作者さんですが、ある程度出揃っている今ならばまとめて読み進める事ができるので、是非一冊でも読んでみて欲しいです。

    #アツい #ドキドキハラハラ #カッコいい

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  • オーバーロード9 破軍の魔法詠唱者

    偉大なる漢の最後

    この巻で一人の漢の生きざまが描かれて終わります。
    結構好きなキャラだったので非常に残念ですが、この人ならそうなるだろうなあ、と納得の出来る最後でした。
    また、別の所では一つの国家を滅ぼす事の出来るレベルで軍団が結成されました。
    周辺国家でも最強のレベルだと思います。今後にこの勢力がどのように世界に絡んでくるのかも気になるところです。
    アインズの人間としての思考が失われていて、守護者との会話で表れていた「鈴木悟」の人格は何処に行ってしまったのかを考えてしまいます。
    いよいよ世界にとってのナザリックが脅威になっていく節目とも取れる巻なので、次に期待しつつこれからを楽しみにしていきます。

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  • 異世界のトイレで大をする。 1

    意外に面白かった

    一言で言うと「バカ、スゴいバカ」。
    これを読んでみようと思った自分もバカ。だがしかし、意外にも結構面白かった。
    主人公は異世界に飛ばされた高校生。スキルも無く、ただひたすらに『良きトイレ』を探求する色々な意味で恐ろしい男。
    でもトイレに関する知識は本物で、話の合間に古代のトイレ知識もあったりと、意外に勉強にもなる。
    話自体はファンタジー路線ではあるので、内容はともかく意外性に富んだマンガを読んでみたいのであれば一読してみてください。
    もちろん自己責任で。
    トイレの話ではありますが、全然えぐい話は無いのでそこは安心?してね。

    #タメになる #シュール #笑える

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  • 放課後ていぼう日誌 3

    そこにある日常

    今回は途上人物のそのままの姿が描かれていて、より好感度が上がる巻です。
    意外なキャラがメガネっ娘であったり、顧問の先生がライフセーバーの資格を持っていたり、部長がバイクの免許を持っていたり...。
    手長エビとかはよく見るYouTuberが釣っていたりでやってみたくなりました。釣りに興味の無い方でも読みやすくて楽しい作品なので、好き嫌いせずに一読お勧めします。

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  • 放課後ていぼう日誌 2

    海が見たくなる

    手軽に初心者でも楽しめる釣り方や魚が紹介されていて、読んでいると「釣りに行きてー」と思ってしまいます。
    釣り初心者あるあるもしっかりと描かれているので思わずクスリとしてしまう場面も多いです。
    キャラも可愛く、一人一人がしっかりと個性分けもされているから単純に読みやすくてあっという間に一冊を読み終えてしまいます。
    魚は見るのも食べるのも好きなので、久し振りに釣りに行きたいな~と思わせてもらいました。
    次の巻も楽しみです。

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  • 有害超獣 極秘報告書 -Toy(e) Art File-

    こんなの無理じゃん

    某財団の世界に出てきそうな「超獣」が美麗なイラストで沢山出てきます。
    それぞれに一言コメントがついていて、物語の想像に一役買っています。ただ、やっぱり「こんなの人間がどうこうしようったってさー」と、思わない事もないですが...。
    それでも『スノーホワイトプロトコル』等という人類側にも超獣に対抗できる手段があったり、『四課の魔女』と呼ばれる存在がいたりと、まだまだ広がりを見せそうな感じです。
    紹介される超獣は一体一体が魅力的なので、「こいつはどんな動きをするんだろう」とか、想像するのも楽しいです。
    続きもあるみたいなので、ちょっと気になります。

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  • オーバーロード8 二人の指導者

    キャラクター懇親会

    今度の巻はナザリックの面々が大活躍、というよりは回りで動く人々とナザリック内での主要人物達の色々な一面を描く巻でした。
    ンフィーレアとエンリの仲も進展を見せ(死にかけますが)、エンリに芽生えつつある新たな力も少し出てきます。
    ゴブリンチームの活躍に胸が踊り、コキュートスの意外な一面に好感度が急上昇間違いなし。
    派手な見せ場こそ少ないですが、二回、三回と読み返す毎に「このセリフにはこう言う意味が」とか、「ここでキャラの優先順位が変わったのか」等の細かな気付きがあります。
    いずれにしても読んでいて楽しいのは間違いありませんので、ぜひ一読を。

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  • 機動戦士ガンダム サンダーボルト 外伝 1

    舞台の裏側

    本編以外でも行われているはずの様々な戦闘、戦場でのドラマを描いた作品。
    人の生き死にが当たり前である戦場において、人名の尊重がいかに難しいものかを描いている短編集。もちろんガンダム作品の主役といっても良いモビルスーツも出てきます。それもマニアックなヤツも。
    どちらかというと人間ドラマに重きを置いていて、キャラクターも非常に人間臭い人が多い。
    死亡フラグ撒き散らしの兵士とか、一緒に戦いたくないよな(笑)。
    本編のサンダーボルトが血生臭いので、戦場にも暖かみを感じたい方にはおすすめです。

    #感動する #ドキドキハラハラ #カッコいい

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  • 食糧人類Re: -Starving Re:velation-(1)

    その後の物語

    食糧人類から何年後かは分からないが、そこから後の世界。
    相変わらずグロい表現があり、読む人を選ぶ内容だが、続きが気になって仕方ない。
    「同調圧力」が巧みに扱われ、己の犠牲が当たり前であるかのように教育された人類。自分自身の体なのにあまりにも粗末に扱われる自身の肉体。
    狂気を孕みまくった日常に、ふと疑問を持った主人公。
    幼馴染みに淡い恋心を持っているが、彼女もまた己の肉体を謎の天人に捧げることを誇りに思っている。
    回りの人間は自ら美味しいお肉になるために鍛練し、そうでない者に石を投げる等、中世の処刑を道端で行う。
    あれれ、コレ、詰んでね?
    主人公はこの世界で生き残れるのか、数少ない...続きを読む

    #ダーク #怖い

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  • オーバーロード14 滅国の魔女

    一つの国の終演

    これまでのオーバーロードの世界において重要な国であった、リエスティーゼ王国。
    一人の傑出した馬鹿、正に逸脱者とも呼べる者と「そう言うことですねアインズ様」の結果、滅びの道を爆進することになりました。
    色々なエピソードの舞台となってきましたので思い入れもあるキャラも沢山いたのですが、最後に一花咲かすべく活躍を見せてくれています。
    コキュートスとある人物の一騎討ちは、コキュートスの武人としての矜持を持つ守護者としてこれまでで最大の見せ場だと思っています。
    より大きな力を持つようになり、魔導国はこれから何処へ向かうのか。
    後、ラナーとクライムの愛の劇場に一つのピリオドが打たれます...。個人的には、...続きを読む

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  • 世界一周ひとりメシ

    海外での一人飯

    人見知りと場所見知りを持つ著者の海外での一人飯、なんて勇気のある人物でしょう。自分にはとてもできない。
    最初のインドのマクドナルドはまだ良いが、夜に地元のバー等は自分にとってはハードルが高すぎて真似できない。
    そういう体験を味わえるのは非常に楽しくて刺激的である。
    やっぱりお腹を壊したりぼったくられたりしているようですが、やっぱり旅に出たらある程度の勇気をもって自分の食べたいものを食べるのは大切だな、と思える本です。

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