あらすじ
「世界中でひとりメシなんて、気が重い」。昔からひとりの外食が苦手。なのに、ひとりで世界一周の旅に出てしまった。勇気を出して扉を開けた、不健康なインドのバー、握り寿司をおかずに出すスペインの和食屋、マレーシアの笑わない薬膳鍋屋……。店員に声をかけるタイミングを気にしながら、びくびく味わう姿が笑いを誘う孤独のグルメ紀行。
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面白かったです!
作者の気持ちが手にとる様にわかり一緒に海外旅行ってる気分になりました。面白かったです。
思うように海外旅行にも行けない今、おススメいたします。
読み進めるのが楽しくなる本
「ひとりメシ」がタイトルなのに、冒頭でいきなりひとり飯(一人で入る店を選ぶこと)が苦手だと明かされ、急に親近感を覚える。
旅グルメ番組好きにはぴったりの一冊。
Posted by ブクログ
やっぱ世界の食文化っておもしろいなーって
アボカドのホットドッグと、ビタミンTたち、そしてインドのカレーあと、アルゼンチンのステーキを食べたい
海外での一人飯
人見知りと場所見知りを持つ著者の海外での一人飯、なんて勇気のある人物でしょう。自分にはとてもできない。
最初のインドのマクドナルドはまだ良いが、夜に地元のバー等は自分にとってはハードルが高すぎて真似できない。
そういう体験を味わえるのは非常に楽しくて刺激的である。
やっぱりお腹を壊したりぼったくられたりしているようですが、やっぱり旅に出たらある程度の勇気をもって自分の食べたいものを食べるのは大切だな、と思える本です。
想像して一緒に楽しむ
ひとりご飯が好きだった独身の頃を思い出し、想像して一緒に楽しんでいます。
共感できる部分や、へぇと思うところも多く写真を見ながら楽しめました。
Posted by ブクログ
旅行本は多く読んでいるが、この本は変わった本だと感じたのが第一印象。
旅行本を書く人はだいたいコミュニケーション能力の達人のような人が多いが、作者はチャレンジするのが怖いのか、滞在する都市でずっと同じ店に行っていたりする。
そこに共感できるような人にはおもしろい本なのではないだろうか。
あまりなじみのない国の文化的な面も紹介しており、満足感の高い本だった。
Posted by ブクログ
旅先の何気ない食事が取り上げられる事で、旅っていいなぁと自分も行った気になりながら楽しんで読んだ。腹立つ事もある(ベトナムのドンは桁が多いので本当に釣り銭渡さないとか誤魔化す人多いので注意!)インドは生涯絶対行かないと思った。でも現地の給仕、料理人、食べに来た近隣住人の様子が、なんかいい。自分にとって非日常な、その国の人にとっての日常を垣間見ることで国境を越えて分かり合える。作者、しょっちゅうビール頼む。好きなんやなぁ。最後の方の旅の仕方はちょっと残念やなぁ
Posted by ブクログ
著者が世界一周する中でその場所、場所で印象に残った料理を紹介していくという旅エッセイ。ノウハウを知りたい方には向いてはいないが、旅の雰囲気を味わいたいなら面白い。本場四川での麻婆豆腐の章は読んでいると麻婆豆腐が食べたくなるほど。
Posted by ブクログ
通常こういった旅行記は筆者のコミュニケーション能力が高い事が多いが、この本はそうじゃない。初めての店に一人で入れず、何度も前を往復してしまう。人に話しかけられると嬉しいが、自分から積極的にコミュニケーションが取れない…。
まるで自分の事のようで親近感を持って読んだ。そうそう。一人でご飯を食べるのが嫌なわけじゃないけど、お店に入るのをためらってしまうんだよね。コミュニケーション取ってみたいと思っても、言葉の能力を考えたりして躊躇しちゃうんだよね…。
おそらくコミュニケーション能力の高い人には分からない感覚だと思うので、読み手を選ぶだろう。私には面白かった
出てくる食事の写真が漏れなくついてくるのも良い。外国の食べ物って文字だけだと想像が出来ない事も多いので、本文を読んでから口絵の写真を見返して「なるほど」と確認するのも楽しかった。
Posted by ブクログ
世界一周航空券で各地を周り、そこで食べたご飯について書かれています。
お店に入る前から話が始まり著者の思い、店の雰囲気が描かれている。
もう少しその国の事が書いてあれば、旅物語として読めるけど。。。ま、読んでて飽きないし、楽しい本です。
Posted by ブクログ
世界一周の格安航空券で世界を周りながら、ひとりメシを味わう。作者にとって、ひとりメシはなかなか勇気のいることらしいが、羨ましいの一言。自分も世界を周りながら、いろんなものを食いたい。
写真ページにマドリッドの寿司をおかずにご飯を食べる寿司定食が紹介されてた。昔、ダラスに行った時、確かに寿司がおかず扱いの弁当があった。さらに天ぷらとか付いて、食べ切れずにドギーバックでホテルに持ち帰った。8ドルだったか。
Posted by ブクログ
世界各国の料理をひとり旅をして食べた際の感想集、といった感じ。気軽に読めて情景描写や気持ちもきちんと書いてあるので、一緒に旅した気分になれる。ちょっと旅したくなったら読むのにオススメ。
Posted by ブクログ
タイトル通り、世界のレストランに一人で入り、一人で注文し、一人で食べる旅をつづったエッセイ。
ガイドブックの有名なお店じゃなくて、時間潰しのためのカフェとか、その国のビールとか、外国にある日本食とか、一人旅ならではのトラブルが面白い。
バーやレストランに気軽に入って店員さんと仲良く喋り、初対面同士で盛り上がるようなフレンドリーな人とはちょっと違う。
ちょっと人見知りな人(各国に知人がいる時点でかなり社交的だとは思うけど)が一人旅をするとこんな感じ。というのがすごくよく伝わってきた。
あの、言葉に自信がなくてまごまごちしゃう感じすごくよくわかる!
Posted by ブクログ
もっとグルメな観点から書いてあるのかと思って読んだため、予想していた本とは違ったけれど、微笑ましいエピソードもたくさんあり、これはこれで面白かったです。
Posted by ブクログ
一人でご飯を食べる店に入るのが超苦手な筆者が、世界中を旅し、意を決して店に入って、一人でご飯を食べる話。
33の短い話で構成されている。
アジアの話は少し面白かったが、それ以外はあまり印象に残らなかった。
Posted by ブクログ
世界一周をする人、というと何事にも物おじせず、行く先々で出会った人々と闊達にコミュニケーションを取るようなイメージがあるが、この著者は「人見知り」「場所見知り」で共感出来る。
「常連客ばかりだったらどうしよう。頼み方がわからないかもしれない。店主が怖かったら嫌だ。かといって店主からやたら話しかけられても困る」
どうしろというのだ。
でも、気持ちはすごーく、わかる。
「こんな人は一人旅をすべきではない」と思う人もいるかも知れないけれど、いいじゃない。
ドキドキしながら、旅をすることにも意義があるのだ。