あらすじ
ホラー小説界の巨星ラヴクラフト、その「コスミック・ホラー」のすべてが込められた生涯最大にして最恐の名作を、ラヴクラフト描きとして最高の評価を受ける絵師が、待望のコミカライズ!
...続きを読む感情タグBEST3
遂にこの作品が
クトゥルフ神話を知ったのはたまたま興味をそそられて買ってみた『異世界からの色彩』でした。
それからyoutube等で漁るように色々な作品を観ましたが、やっぱり長編として読んでみたかったのはこの作品でした。
南極という閉ざされた環境、未知の生物、次第に訪れる人間の持つ狂気。
物語の導入としては最高ですよね。結末はある程度知ってはいるものの、難解な記述のある文章よりも非常に読みやすくて、物語的にも整理されているコミカライズ版は最高だと思います。
ラヴクラフトの残した作品のなかでもトップクラスに面白い作品なので、クトゥルフ神話に興味のある方は是非とも手にとって読んでみて欲しい一冊です。
Posted by ブクログ
えらいものを見つけてしまった!
南極の冒険記としても面白い。物資の不足とかに悩まされる物語ではないところが良い。見たいところに集中させてくれる。
漫画も未踏の大地という感がある。
ホラーと冒険の融合が魅力の傑作
H.P.ラヴクラフトの代表作を漫画化した作品。
南極探検隊が遭遇する未知の恐怖と古代文明の謎を、緻密かつ重厚な画風で描いている。
寒々とした風景と不気味な雰囲気が、クトゥルフ神話の深遠な恐怖を際立たせます。ホラーと冒険の融合が魅力の傑作てせす。
Posted by ブクログ
昔クトゥルフ神話に興味を持って全集を読み始めたけどやはり読書慣れしていない身にとっては文体でやられて挫折していたラブクラフトに、マンガ化されてればいけるだろいと言う甘い見積で手を出してしまったよ。
もちろん田辺さんの絵が的確で非常に面白いです。
何ともホラーで冒険でSF的で面白いです。
Posted by ブクログ
壮大な自然スペクタクルを描く確かな画力と、徐々に徐々に「触れてはいけない物」に足を踏み入れるコズミック・ホラーのゾクゾク。セキネシンイチ制作室の(?)デザインワークも抜群にいい。
Posted by ブクログ
田辺剛さんのラヴクラフトシリーズ 4
4冊で一遍のお話。
2冊目くらいまでは先が気になって一気に読んだ。3巻は進みが遅い。
最後の最後はちょっと肩透かし感が。
絵はすばらしい。だけど漫画としては見にくいし読みにくいところがチラホラ。
この世界観はすごくいい。