あらすじ
「魔犬」「異世界の色彩」で、ラヴクラフトの描き手として熱狂的に支持される気鋭の絵師・田辺剛が次に挑むは、極めて高い人気を誇る、二大名作。最後の傑作と呼ばれる「闇に這う者」と、遠洋の悪夢を描きラストシーンが伝説となっている「ダゴン」、暗黒の巨星、その真価を、絶品の漫画化で堪能せよ!
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ホラー漫画の金字塔
H.P.ラヴクラフトの「闇に這う者」「アウトサイダー」「ピックマンのモデル」を漫画化した作品。
田辺剛の緻密な画風が、クトゥルフ神話の不気味な世界を鮮烈に表現している。暗闇と狂気が織りなす恐怖が我々を圧倒する。特に「ピックマンのモデル」の猟奇的な描写は秀逸です。ホラー漫画の金字塔ですね。
Posted by ブクログ
田辺剛氏の作品『闇に這う者 ラヴクラフト傑作集(2016)』を読んでみた。 今月の11日に読んだ、「魔犬 ラヴクラフト傑作集(2014)」がかなり世界観、描写、台詞が好みだったので。 今回の『闇に這う者 ラヴクラフト傑作集(2016)』を読むことにしました。 今回も凄く読み応えがあって、素晴らしかった!! もっと、田辺剛氏の作品を読んでみたいです!!
Posted by ブクログ
「ダゴン」と「闇に這う者」を収録。
得体の知れない恐怖、読んでいるうちにこれはあまりに冒涜的じゃないかと本を一瞬閉じたくなってしまうような…そんな雰囲気がこの本にはあります。
特に「ダゴン」で描かれた全てが死に絶えた世界。
孤独と虚無に押しつぶされそうなのに、それでも目を背けられない美しさ。
なんと表現したら良いのだろう。