【感想・ネタバレ】狂気の山脈にて 4 ラヴクラフト傑作集のレビュー

あらすじ

ホラー小説界の巨星ラヴクラフト生涯最大の名作、ハリウッドが映画化を何度も試みながら果たせない呪われた問題作に、気鋭の絵師が挑む大反響シリーズ、圧倒的フィナーレ! 南極の深奥で人類はなにを見るのか。

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Posted by ブクログ

全巻通しての感想になってしまった。ラブクラフトがそもそもクトゥルフ神話ないしコズミックホラーの創造主的なポジションに居る事を知った上で読んだのは正解だった!一巻は主人公一団が南極ロス海岸へ入っていくあたりからボンボン出てくる南極の地名をGoogleで検索して、人工物の一切無い氷の世界、白い山脈、(あ、南極の火山エレバス山の画像はびっくりした)から読むと、主人公達が見てる風景の解像度が上がり、臨場感が増すのでよし。
劇画チックな絵も良かった!レイクが吊り目というキャラ分しか出来なかったが。
五芒星の塚が出て来た時はゾッとした。というか、3巻あたりから読み進めるのが怖い…
壁画の解説シーンなんてもう、めっちゃ駆け足で説明してるから、本当は元ネタがしっかりあるんだろうなぁ。ここまで見事に漫画家なさった作者さんに拍手。

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2025年09月19日

sun

購入済み

ファン必携の完結編

H.P.ラヴクラフトの壮大な物語の最終巻。
南極の未知の領域で直面する古代の恐怖と人間の限界が、田辺剛の緻密な画力で圧倒的に描かれています。
クトゥルフ神話の深遠な世界観と、絶望的な緊張感が融合している。ホラー漫画の金字塔として、ファン必携の完結編ですね。

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2025年06月27日

Posted by ブクログ

いま大阪万博が始まったところなんだけど、ミャクミャク様ってほぼショゴスじゃん……。

何というか、「見ただけで発狂した」というよりは、極地かつ人類以外が開発した都市という異様な場所での調査と、巨大で太刀打ちできない怪物から命からがら逃げてくる体験を丁寧に積み上げて、最後の一撃として理外のものを見たことで発狂した、というような印象を受ける。

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2025年04月13日

購入済み

狂気の都に住むもの

狂気山脈、完結です。これまでに読んだことがあるクトゥルフ神話の中でも一番読み応えのある作品でした。
『旧支配者』達の歴史、呪われし存在である『ショゴス』などと色々と有名な神話生物も出てきたり何よりも南極の、しかも迷宮のような洞窟(遺跡)の中と最悪の閉鎖空間でちょっとばかし狂っている上司と一緒っていう難易度ナイトメアの状況が恐怖を高めてくれました。
そこに何があったのかある程度は知ることは出来ましたが、本当の事は闇の中で、というのがクトゥルフ神話なのですよね。

#怖い #ダーク

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2023年05月27日

Posted by ブクログ

キーワードやwikipedia情報だけ知っていたクトゥルフ神話をとりあえず2つめクリアだー。
活字なんて楽ちんぽいだぜと思っていた自尊心を打ち砕いた原作だったけど、良かった、僕でも読み切れた。
視覚作品になってしまうとやはり拍子抜けなところはアルのだろうか。
そういえば、よく考えれば一番最初に読んだクトゥルフ神話って二重螺旋の悪魔だw アレは面白かったなー。

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2017年12月17日

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