ブックライブの書店員おすすめレビュー

すべて のおすすめレビュー

  • ブックライブ書店員

    水川あさみ主演ドラマで話題。中央公論文芸賞、島清恋愛文学賞、柴田錬三郎賞をトリプル受賞の衝撃恋愛小説。主人公の奈津は、主に4人の男と関係を持ちます。面倒だけど優しいところもある夫・省吾、自信家で大人の演出家・志澤、穏やかで優しい学生時代の先輩・岩井、好みではないはずなのに何故か惹かれてしまう役者・大林。同時に4人と関わるのではなく、常に好きな人は一人というところが女性の特性なのかも。(移行期は交錯しますが……) 心も体も満たされたくて、妥協せず彷徨い続ける奈津の姿は、濃厚な官能表現がありながら、力強く清々しくもあります。かつて恋をしていた人にも、いま恋をしている人にもオススメしたい大人のための小説。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    「いじめ」「体罰」「モンスターペアレント」など、学校生活における問題が絶えない昨今、教師と生徒のあるべき姿とは一体…?

    女子校を舞台に、担任いじめが横行するクラス・ 1年A組を担任することになった教師・自見太郎(童貞)がその独特の教師観で問題児たちを教育していく物語。
    赴任初日から始まるいじめの連続…。生徒という立場を利用した卑劣で狡猾なやり方がとにかく汚い!
    ちなみに私は1年A組みたいなクラスだったら秒でやめます。(by.作者・英貴)

    モデルとして芸能界で活躍する女子生徒にハメられ、強姦の疑いをかけられる自見先生。
    しかし教師として、男として立場の弱い彼が、この圧倒的理不尽に立ち向かう姿に感動します…!
    問題児達を“熱血さ”ではなく“真面目さ”で更生させる、女子校再生ストーリーがアツい!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    こんな体質って、アリ!?
    ある花の香りを嗅ぐと突然発情してしまう、という特異体質を持つ主人公・有紗。病院へ行くと、そこにはイケメン医師・鳴海が。体質のことを相談すると、突然先生は目を輝かせて…。

    研究対象である有紗に、カゲキな触診をする鳴海先生。二人はそのうち、研究対象と医者という関係以上の感情を持つように。そんな二人を襲うハプニングとは?鳴海先生との恋は、果たしてうまくいくのか?二人の不思議な恋模様、必見です。

    また、もう一つ注目すべきは、鳴海先生があまりにもカッコ良すぎるというところ。イケメンで、真面目で、優しくて、とにかくハイスペすぎるんです!女性なら誰しもこんなイケメン医師の診察を受けてみたいと思うハズ。あなたも一緒に鳴海先生のくちゅくちゅ触診、受けてみませんか?

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    最近流行りの入れ替わりモノだけど…想像を超えてきた!?

    遊び人・斎藤と、愛人女・まりは、同じ会社で働くものの、今まであまり接点はありませんでした。しかし、ある日二人が道でぶつかったことによって、なんと二人の「アソコ」が入れ替わってしまいます。アソコが入れ替わってしまったことによって起こる身体や周りの環境の変化に、悩みの絶えない日々を過ごす二人。二人はその秘密を共有し、支え合って生活していくことを決意します。その中で、二人の中に少しずつ芽生えていく感情とは―――?

    ただのオフィスラブだと侮るなかれ。その設定の奇抜さに、一気に物語に引き込まれますよ。もし、ある日突然アソコが異性のそれと入れ替わったら、あなたならどうしますか?

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    リア充としてリアルの生活を謳歌するサラリーマン「佐久間」は、非リアで魔法少女オタクの友人「野本」にリアルの楽しさを教えるため、毎日お節介を焼く。ある日、野本の怒りに触れてしまった佐久間。気が付けば、キレた野本に押し倒されてあんなことやこんなことや…成り行きでえっちなことをしてしまった二人は、流れで行為を繰り返すが…?

    ギャグ多め、テンション高めのすれ違いBL漫画です。笑えるけど、すごい萌える!
    リア充佐久間の野本に対するお節介が、ウザいけど健気で可愛い…!オタクの野本のアニメへの“本気”感も、オタクとしてはめちゃくちゃ共感できます。オタク活動にはアツい男、野本は佐久間の善意(お節介)に毎度強く反発しますが、物語が進むにつれ、そんな2人の関係にも少しずつ変化が現れます。不器用で鈍感な社会人2人の恋愛模様にハラハラドキドキさせられる作品です。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    歌舞伎の名門・玉乃屋の御曹司で若手女形役者の松川惣五郎は、大谷屋の御曹司で立役の若手有望株・新井源介をライバル視していた。同じクラスで、学校でも頻繁に話しかけてくる源介に対抗心を燃やしていたが、ある日、とある舞台で夫婦役を演じることとなる。その舞台をきっかけに2人の関係は変化していくが…

    歌舞伎の梨園を舞台にした、一人前の歌舞伎役者を目指す2人の恋のお話です。舞台のシーンや立ち振る舞いなど歌舞伎の知識がたくさん出てくるので、すごく勉強になります。舞台の内容に関わることには注釈がついていたり、情報量が多くて読み応えも!
    主人公の惣五郎の成長にも注目です!自信家で、プライドは高いのにプレッシャーに弱い…そんな惣五郎が、敵視していたはずの源介の熱意や舞台での夫婦役を通じて、少しずつ役者としても、個人としても成長していきます。
    惣五郎の成長と同時に少しずつ育っていく2人の恋からも目が離せません!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    元・いじめられっ子の新見桜は、高校生になってヤンキーデビュー!一年間をヤンキーとして過ごし、二年目。もうこれでいじめられないぞ…と思っていたら、新しいクラスに小学生の時のいじめっ子、南城がいて…!関わらずに生きようと思ってたのにすぐにバレて、「好きな子ほどいじめちゃうタイプみたいでさ❤」イジワルなのに、優しくされるとドキドキしてしまって…?

    元・いじめられっ子(現ヤンキー)の桜ちゃんがあまりにもチョロ可愛い…!絶対に関わるものかと思っていた南城に優しくされ、まっすぐ想いをぶつけられるとなんかどんどん好きになっていってしまう…しかもこれでいいのか?!と自分で葛藤するのが素直で…
    ギャグシーンも多く、南城のドSさにドキドキしていたらクスッとするシーンがあったり…でもしっかりエロい!ので、エロもギャグもどっちも読みたい!という欲張りな方にぜひおすすめしたい作品です!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    小さいころから不気味なものを見てしまう体質の書店員「三角」。不気味で恐ろしい、手に負えないモノたちを避けて生活をしていたが、ある時拝み屋「冷川」に出会い、とある事件に巻き込まれていく…

    ヤマシタトモコ先生のちょっと不気味でエキセントリックなホラー漫画です。三角と冷川のどこか一線を越えたような関係性と、三角たちが関わる不気味なモノたちにいろんな意味でドキドキします。2人を取り巻く登場人物たちも一風変わったキャラクターばかりで、これから主人公の三角とどう関わっていくのか、読めば読むほど続きが気になる中毒感があります!ホラーは読みたいけれど、怖すぎるのはちょっと…という方にぜひおすすめしたい作品です。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    実践的恋愛小説!
    主人公の渡辺は彼女に振られ自暴自棄になっている非モテ。ある日仕事で知り合った永沢さんに恋愛工学の手ほどきを受けて、次々と女性を口説けるようになるが。イエスセット、バックトラックなど、恋愛工学の手法はカタカナ語が多く、大げさ感があって、必殺技みたいでいちいちかっこいい(笑)全ての女性に恋愛工学が効くとは思わないが、作中に出てくる女性の恋愛に求める価値観の定義が正しいとするならば、論理的かつ合理的で、たまにハズす、あらゆる手法は説得力がある。でも、実践するがどうかはあなた次第です。(非モテのおっさん)

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    ベストセラー『大人の流儀』シリーズより抜粋して編集されています。淡々とした優しい文章で、幼いころから現在まで、様々な場面での出逢いと別れが書かれています。親しい誰かを失うことは、誰もが体験しうることであり、身を切られるような悲しい気持ちになります。著者自身もそのような悲しみを感じながら、その一方で、生きていること、出逢えたことの素晴らしさも語ってくれます。家族、著名人、偶然に関わった人も含め、様々な人々とのエピソードは、私たちは一人ではないということも教えてくれるのです。心を支えてもらえるような一冊。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    イケオジ(イケてるオジサマ)は好きですか~?大好物です!!
    彼氏にフラれてしまった美咲は、飲み友達のイケオジ浅見に体の悩みを相談。遊び人で、経験豊富な浅見が確かめてくれることになって!?

    も~うとにかく浅見がイケオジ!!カッコいいのにかわいいとか本当にズルい!!!!もちろん美咲もかわいい!!
    絵も綺麗で、色気もすごい!話のテンポもよく読みやすいです。
    今後2人の関係がどうなっていくのか続きが気になります。
    オジサマ好きにはぜひぜひ読んでもらいたい作品です!!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    二ノ瀬陸は、愛してやまない麗美と結婚。
    麗美は、料理も上手くて、やさしくて、気が利く、よくできた妻。
    ですが、この奥様はなんと【怨霊】!?
    そんな麗美との、恐ろしくも幸せな結婚生活はこれからどうなっていくのか…。

    サムネイルからお分かり頂けますように、怨霊の奥様、だいぶ恐ろしいです。
    恐ろしいどころの騒ぎではないくらい、怖いです。震えます。
    ですが、中身はきちんと優しい女性なんです。そのギャップがクセになります。
    もはや、とても愛らしい。各1話ごとに、ちゃんと萌えポイントが盛り込まれているのもありがたい。

    ヒステリックな絵柄で、クスっと笑ってしまう新感覚ラブコメ。
    きっとあなたも怨霊の奥様が、愛おしくってたまらなくなるでしょう。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    表紙に目を奪われて手に取ったのがこの作品。冒頭(立ち読み)から「主人公が可愛い女性看守に迫られる」というぶっ飛んだ設定で話が進んでいきます。読み進めていくと、どうやら「男性5人VS可愛い女性看守5人。女性は男性を誘う。男性は女性看守の誘いに乗らないように頑張って我慢する。」という基本展開で話が進んでいくようです。
    業界で大人気の智弘カイ先生が週刊連載を描くとあって、注目が集まった作品でもあります。さすが智弘カイ先生、女性の可愛らしさやキャラのバリエーションは見事!『監○学園』『終末の○ーレム』といった名作の流れを汲むような内容になっています。それでいて1巻の終わりには、かな~り不穏なサスペンス展開を予感させるオリジナリティも。男性たちは可愛い女性看守との我慢比べに勝てるのか、そして不穏なサスペンス要素はどう絡んでくるのか、今後の展開に要注意!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    下町で小さなパン屋さんを営むいろはと、強面だけど、ホントはかわいい年下の一平くん。そんな2人の、ふんわり、ほっこり、ほんのり甘い年の差カップル物語!

    強面な男の子が、好きな子の前だけ感情駄々洩れなのが可愛くて可愛くて…一平くんは、いろはさんといるとすぐ顔を真っ赤にしたり、思わずにやけちゃうような男の子で、見ていて飽きません!かわいい!
    いろはと一平くんのほのぼの可愛いやり取りはもちろん、2人の過去が、この物語の重要なポイントだなと思います。何年も悩んでいたことが、誰かの少しの行動や言葉で救われることってあると思います。そうして解放された時の、いろはと一平くんの「涙」と「想い」にぜひ注目して、読み進めてほしい作品です。
    不器用に、でも真っ直ぐに進んでいく2人が本当にかわいくて、愛しい物語です!ぜひ、読んでみてください!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    すべての動物が共に暮らす世界。それぞれの個性は尊重されますが、やはりお互いの偏見、プライドなども存在します。皆が平和に暮らすためには「本能」を抑えなくてはならなくて…。特に肉食獣が草食獣を食べることは決して犯してはいけないタブーなのです。

    思春期の学園生活って色んな事がありますよね…種族が違えばそれはなおさら。
    肉食獣と草食獣との恋・友情は成立するのか?平和な社会で求められるリーダーとは?裏社会では禁止されている行為も…!?

    全ての動物が擬人化されているのですが、その動物特有の美しさ、愛らしさも丁寧に描かれています。主人公のハイイロオオカミの少年・レゴシが成長して色気が増してくるのがたまりません!!

    マンガ大賞ほか数々の賞を受賞し、大注目の大人のファンタジーです♪

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    人間はいつから「大人」になるのだろう?

    両親の死によって、独身の叔母・槙生に引き取られた中学生・朝。
    家にこもりきりの小説家である槙生は、独特な感性の女性。
    一方で、朝は両親が死んだことに対して現実感を持てない、大人びた少女。
    似ているようで正反対の二人が、日々の暮らしの中でやがて心の距離を近づけていく作品。

    槙生が仕事に熱中するのを、さりげなくサポートするしっかり者の朝。その姿はお互いの年齢を鑑みると、ちぐはぐな風景でちょっとおもしろい。
    けれど、家の外側や、人間関係のこととなると、槙生は迷いながらも、母性というよりは理性によって、的確な言葉で朝を導く。
    15歳の朝にとって、それらの言葉はすぐに理解できないこともある。けれど、現実と照らし合わせながらじわじわと納得していく健気な姿がとても印象的。

    では30歳を手前にした自分は槙生と朝、どちらに近い地点にいるのだろう?と考える。
    「自分はまだまだ子供」だと思う。けれど、朝が戸惑っている幼い姿を見ると「こうしたらいいよ」と言ってあげたくなることが多々あった。
    どんなに大人びていても15歳の朝が大人ではないように、アラサーの私も着実に大人になっているのか、と気づかされる。
    槙生を「違国」と感じながらも、朝も確実に「大人」へ近づいている様子を、そっと見守っていきたい。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    これは、家庭内公認不倫を描いたマンガです。

    と言ってこの本をオススメすると、たいていの人は「どんな特殊な夫婦が描かれているのだろう?」という少し野次馬のような気持ちでページをめくり始めるに違いない。

    けれどそこに登場するのは、女好きなチャラい夫でもないし、ドライに腹をくくった妻でもない。ごく普通の共働き夫婦。
    2人は自分たちで「家庭内公認不倫」というルールを作り上げたでにもかかわらず、妻は嫉妬を感じて夫にあたることもある。夫はルールを最初に持ち出した妻に対して、傷ついて他の人妻と付き合い始める…。

    考えてみれば、夫婦であってもそもそも赤の他人であるのだから、性欲のリズムが常に合致するのは奇跡のようなものだ。となればそんな複雑なものを切り離して、家族の日常を穏やかに続けていくために「家庭内公認不倫」を選ぶというのは合理的に思えてくる。
    けれどなぜか、ひずみは生まれる。
    お互いの状況と、少しコミュニケーションが食い違っただけで、「普通ではない」関係性になってしまった2人の姿は全く他人事ではない。
    夫婦の関係を守るためだったルールが、やがて夫婦に危機を及ぼし始めて…。

    セックスとは何か?夫婦とは何か?そこには明確な答えはない。正しくあればあろうとするほど不毛になっていく。けれど、それぞれのケースで、少しでも幸せになれるヒントを見つけたい…と願うように読み進めていく作品です。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    作品名にある「不機嫌は罪である」本書の主な内容である。不機嫌な人と接すると不機嫌が伝染してしまい空気がよどみ全てが不機嫌の空気に包まれてしまう。不機嫌な人とは出来るだけ付き合いたくないと思うのは人間の常である。職場であれば仕事の効率は下がり、関係性もうまく築けない。何も良いことはないのである。冒頭にある「職業としての上機嫌が求められている」まさに納得である。人間関係を円滑に回すためには「上機嫌が必須」である。「不機嫌」では伝わりずらく「上機嫌」であれば伝わり方も数段違う。本書では「不機嫌の罪」だけでなく「不機嫌の解消法」などもあるので職場環境や人間関係に悩んでいる人にはぜひ読んでほしい1冊である。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    誰しも一度くらいは経験があるのではないでしょうか…やたら難しい本や、古典文学を読んで(あるいは読んだフリをして)ドヤったことが…。
    そんな読書好き&読書嫌いにオススメの漫画がこちら。
    主人公は、本を読むのはめんどくさい!が、なんとしても読書家ぶりたい女子高生・さわ子。
    うんちくだけは一人前のさわ子に、遠藤(本好き)や、スミカ(遠藤を好きな図書委員)、しおり(コアなSFファン)がツッコミまくる!という、読書ギャグ漫画…なのですが、さわ子が口にする残念なセリフが、意外に真理をついているんです。
    豊富な読書あるあるネタに加えて、4人の友情が深まっていく様子も見どころ。本だけが友達だったしおりが、読書を通じてさわ子と仲良くなっていくさまは胸がじーんとします。
    作者がSF好きらしく、SFネタが多いのも◎。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    顔良し要領良し、家柄良しの俺様大学生、「須藤」はコミュ障の「岸先輩」をからかうのに夢中。どんなに嫌がらせをしても一切自分に興味を持たない岸に、どんどん、むきになっていき…?

    攻めの須藤は過去のとある出来事から岸に絡むようになるのですが、最初のいじめっ子のような態度から、どんどん岸という人間に恋をしていく様が攻めなのに可愛くてたまりません!自分とは正反対の須藤に、岸の周囲の環境、岸自身も少しずつ変えられていきます。
    不器用な2人の恋の行方から目が離せない、後輩×先輩の下剋上(?)ラブがお好きな方にぜひ読んでいただきたい作品です!

    2022年07月20日