ブックライブの書店員おすすめレビュー

すべて のおすすめレビュー

  • ブックライブ書店員

    お嬢様が主人公の少女マンガを読むと、「天然な美少女がみんなに助けられて成長!」なストーリが多いような気がします。
    けれど、『ハコイリのムスメ』の珠子は一味違う。
    厳しい祖父に育てられた昭和な風貌だけど、好きな男のために東京に行きたいと言い出す感情的な女の子。一方で計算高いところがありながらも、いざとなると詰めが甘くておろおろ。おっちょこちょいなのに、料理は完璧。
    そんなギャップあふれている珠子は、人間臭さのある親しみやすい存在。自分がお嬢様であることを受け止めながらも、悩んでいる姿を見ていると、どんどん身近に思えてくる人も多いはず。

    そんな珠子は親の命令で、紀之という同い年の男の子と婚約し、東京で同棲することに。
    といっても、それは本人たちにとっては偽装婚約。お互いを利用しあうためであり、いずれ婚約は破談にするという裏の約束がありました。
    大学入学と同時に始まった、憧れの東京での暮らし。しかし、早くも珠子の恋に変化が…!?
    クールな紀之とのぎこちない同棲生活も含め、新たな人間関係に振り回されて、前途多難な珠子の行きつく先はいったいどこ…?

    怒涛の展開の連続ですが、それぞれの人物たちの思考がリアルに描かれているので、テンポよく読み進められます!
    独特の絵柄に戸惑うかもしれませんが、このテイストだからこそ成り立つ作品なので、読むほどにクセになりますよ。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    『ヒロイン失格』『センセイ君主』の幸田もも子が描く、幼なじみ女子2人の負けられない恋愛バトル!

    まず、明るくパワフルでお調子者の主人公「あここ」が超魅力的☆
    大好きな直己くんの言動に一喜一憂して、笑ったり怒ったり、大泣きしたりめだまがびよーんと飛び出たり、
    ショックで顔が死んだ魚みたいになってしまったり(?)…とにかくくるくる変わる表情が可愛くて面白い!
    どんなときも自分の気持ちに正直にぶつかっていくあここを見てると、あここの恋を全力で応援したくなってきます。

    そして、恋のライバルで幼なじみの「充希」の、よくいる「ちゃっかり可愛い」女子感がすごい!
    「私別に直己くんのこと好きじゃないよ~」「あここの恋、応援するよ~~」とバリアを張りつつ、
    直己くんの前では自分を必要以上に下げて「ドジっ子可愛い」「ギャップ萌え」女子を演出し、結果的に自分の好感度を上げる…
    実際にいるんですよね、こういうオンナの子…

    でも単純に「充希最低!あここ、充希なんかに負けるな!」とはならないのが、この作品の最大の魅力!
    今は恋のライバルでも、2人には仲良し幼なじみとしての“女の友情”の歴史が、確かにあるのです。
    直己くんは取られたくない、でも大切な親友は失いたくない。
    そんな2人を見ていると、だんだんと「あここも充希も両方がんばれ!」という気持ちになってくるのです。

    その他にも、2人が大好きな直己くん(完璧王子だけど、結構抜けてる)とその親友・成田くん(とりあえず直己が大好き)など
    魅力的なキャラがたくさん出てきます♪
    恋も2人の友情も、どちらの行方もとても楽しみな作品です!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    科学技術が進化し過ぎた日本は、ロボットに仕事を奪われるウルトラ格差社会。そんな世界でロボティクス開発に憧れを抱く一人の高校生・明が、ワークロボ開発で世界を牽引するロボティクス企業ロック社のCEO・トマ・ロックと出会い成長していく物語です。

    「人類にはもう一刻の猶予もないのだ」
    利便性を求めた先に生まれるのは、残酷ともいえる人類の淘汰。
    そんな全てが自動化された世界に生きる明が時折見せる、
    非合理的な判断・不完全たる人間のリアルに、
    気づくと手に汗握っている自分がいます。

    ただ漫然と過ぎる退屈な日々、そんな日常に刺激をくれる一冊です!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    小説家×漫画家という設定が斬新!ビジネスパートナーとして出会う二人だけど、そんな二人には実はまた別の深いつながりがあって…?男の人が苦手な唯ちゃんが、初対面の人気小説家・美里先生に翻弄されるお話!コスプレさせられたり、お化け屋敷で想定外のハプニングがあったり。さらには担当の岡田さんまで唯ちゃんに迫ってきて、二人の「イイ男」に翻弄されっぱなし…。だけど、それだけじゃありません!唯ちゃんと美里先生の恋は切なくて、甘酸っぱくて、微笑ましいものでした。きゅんきゅんさせてくれるシーンはもちろん、ついクスッと笑えるシーンも、盛りだくさんです。数々の恋愛漫画を読んできた私が、つい夢中になって読み進めてしまった、イチオシの作品です。あなたも、恋したくなっちゃうかも!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    まさか私がAV出演するなんて!?自分のミスをカバーするため、女優さんの代わりにAV出演することになった梨麻(りま)。最初は緊張していたものの、いざ撮影が始まると、「天国(ヘブン)見せてあげるよ」の言葉通り、AV男優の白井さんに翻弄されちゃいます。はじめてでもこんなに感じるものなの!?と驚くくらい、白井さんのテクニックがすごすぎて、梨麻は感じっぱなし。撮影中の白井さんはとっても優しくて、さすがAV男優、女性の扱いもスマート!ときゅんきゅんしちゃいます。しかし、撮影が終わると、優しかった白井さんの態度が豹変して…。梨麻と白井さん、二人の関係はこの先一体どうなるの―――!?次の展開が気になりすぎる!イケメンに翻弄されたいそこのアナタ、イケメンAV男優と一緒に「天国(ヘブン)」を見てみませんか?

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    「最近胸が熱くなるようなバトル漫画読んでないなー」
    そんなあなたにお勧めしたいのがこの作品! 『ソウルイーター』の作者・大久保篤先生が描く、今いちばん熱い炎上系(物理)王道バトル漫画です!

    ・胸熱ポイント1 「燃え上がるバトルシーン」
    なんと登場する特殊能力はすべて炎属性という徹底ぶり。それでも窮屈さを感じさせない発想力は流石の一言。濃密な心理戦と科学知識による解説もバトルシーンに厚みを加えています。

    ・胸熱ポイント2 「キャラクターにギャップ萌(燃)え!」
    初心なのに笑顔が悪魔な主人公、肉体派なのを気にする乙女な先輩、強面だけど帽子のセンスがおかしい上官などなど。ツボを押さえたギャップにキャラの魅力も爆発!?

    ・胸熱ポイント3 「緻密に練り上げられた構成」
    巻を増すごとに謎が深まっていくのはもちろんのこと、解明される世界観と広がっていく人間関係のバランスが絶妙。テンポ良く加速していくストーリーは炎の如しで目が離せません!

    ここまで読んだあなたなら、もう好奇心に火が付いているはず。さぁ一緒に燃え上がりましょう!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    この夫婦ちょっと変わってる!?大人気TL小説『才川夫妻の恋愛事情』、待望のコミカライズ!
    同期の花村みつきと才川千秋は長年連れ添った夫婦のように息ぴったりで、周囲から「才川夫婦」と呼ばれていますが実は…。会社では溺愛!?プライベートはドS!!
    最初、才川君ちょっとひどいなと思ったのですが…本当はただ、みつきの発言に振り回されて、素直になれない、イケメンだけど可愛いくもある人でした。みつきは才川君に振り回されていても、彼にむかって「自分のことを好きだってことは信じてる」と言い切れる、可愛いだけじゃない!カッコよくもあるヒロインです。
    紆余曲折あったものの、丸くおさまったかのように思見えたのですが、なんとここでライバルキャラが登場…!!1度読み始めると続きが気になって止まりません。
    ワンコな花村君と、クールビューティーな才川さんのパラレル編も、本編とはまったく違う2人が見れておすすめです。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    年上の幼なじみって良いですよねーーーー!頼りがいがあって、かっこよくて…
    この作品はまさに、そんな年上の幼馴染・千歳と、その千歳に片想いをしている知留(ともる)の物語。幼いころからずっと千歳に熱烈アピールをしてきた知留だが、全く相手にしてもらえず、振り向いて欲しい一心で誘惑…すると突然体を貪られて!?
    全然相手にしてもらえなかったのに急に「オス」の表情見せられるのってたまらなくないですか!?理性を失って、自分に必死になってくれて…
    豹変した千歳も獣のように知留の身体を求めます!荒々しいけど、丁寧に愛撫してくれる千歳。柚木ちひろ先生の描く表情がまたたまらん。ハジメテの快感にどうしようもなくなっていく知留と、どんどんオスの顔になっていく千歳。
    「豹変ドS男子」、「幼馴染との恋」という王道を描きながら、「先生と生徒」という禁断関係もテーマにしたこの作品、ぜひ読んでみて下さい!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    ソラニンとは、じゃがいもの芽の毒のことです。私たちは、じゃがいもを調理するときに芽を取り除きます。では、このじゃがいもは本書における何を意味しているのでしょうか。
    「たとえばゆるい幸せがだらっと続いたとする きっと悪い種が芽を出して もう さよならなんだ」という歌詞が伝えたいこととは・・・。

    本書の主人公は社会人2年目の芽衣子とフリーターの種田。2人の至極普通の社会人生活も芽衣子の退職をきっかけに著しく変化する。そして種田は―。

    日常にありふれた人物設定は、私たちを物語に強く引き込みます。社会人になったばかり、平日は仕事でそれ以外何もない・・・そんな若い世代にぜひ読んでほしい作品です。本書は、ただ慌ただしい世界に巻き込まれている私たちに生きるヒントを与えてくれます。読み終えたとき、きっと空を見上げたくなるでしょう。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    マンガ大賞2018ノミネート作品。
    「かつて公園でUFOに出会った」という体験を共有した幼馴染同士の2人が、「映写機を積んだロケットを宇宙に飛ばして、宇宙人に映画を見せる」という荒唐無稽な空想を、現実にしようとする物語です。
    たった2人、人知れずロケットづくりにいそしむ彼らのひそやかな情熱がだんだん愛おしくなってきます。
    民間人がロケットを発射させようとすると、技術的な問題のほかにも、発射場所はどうするのか? 法的手続きは? 等々、壁や障害がいくつもあります。
    その度につまづいては試行錯誤を繰り返し、時には強引な手段をとることも。しかしそれを乗り越えた先にある終盤の展開には、胸が震えるほどの感動が待っています!
    地方の小さな町の小さな工場で、何の特別な能力を持たない小さな2人が力を合わせ、大きな夢に向かう姿を見ていると、読んでいる私たちにも明日への活力が湧いてきます。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    雑誌「アフタヌーン」を代表する名作ラブコメディ!
    第1巻での、あなたの願い事を何でも叶えます、という女神・ベルダンディーの申し出に対する螢一の答え「君のような女神に、ずっとそばにいてほしい」はマンガ史に残る名言ですね。
    超人的な能力を持つベルダンディーですが、彼女を女神としてではなく、一人の女の子として大事にする螢一の素朴な愛情に胸が温かくなります。

    ベルダンディー以外にも、螢一の大学の同級生である沙夜子や、ベルダンディーの姉であるウルドなど、魅力的な美女が続々登場する本作。なかなか関係が進展しない2人にやきもきしつつ、周囲の美女たちの活躍を応援する楽しみもあります!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    スクールカースト上位のリア充高校生が、知識・経験ゼロの状態から美大を目指す青春物語です。
    第1巻では、それまでやりたいことも情熱を注ぐようなものもなかった主人公が、絵を描くと自分の好きなものと向き合うことができる、と気づくシーンが印象的です。
    彼は、美術の授業で「私の好きな風景」という課題を与えられ、「まどろみの中で青く見える早朝の渋谷」が好きだが、それを好きと言うことを怖がっていた自分を自覚します。
    そして、完成させた絵を褒められたことで、彼は美術に関心を抱き、実質倍率200倍(!)の超難関大学である東京藝術大学を目指すことになるのです。
    「好きなことは趣味でいい」とよく聞く大人の理論がありますが、それを言い訳にせず、好きなことに人生を賭けようとする主人公の若さとひたむきさが眩しい作品です。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    北欧を舞台にしたヴァイキングの物語。主人公・トルフィンの少年時代は、殺された父親の仇を取ることだけが生きがいでした。少年ながらに、侵略・略奪・戦争を繰り返し、その過程で人を傷つけることを平気に感じてしまう。そんな彼が、戦って、成長して、失望して、希望を見つける過程が、ゆっくりと描かれていくマンガです。
    「世の中から……戦争と奴隷を失くすことは、できないもんかな…」
    いつしかトルフィンは、そんな夢を口にします。
    ヴァイキングとしての過去の過ちを悔いながら、殺してしまった多くの人の魂を背負って夢に進むトルフィン。彼を通じて「本当の強さとは何だろう」という問いに対する答えが、あるいは願いが、丁寧に丁寧に描かれている傑作です。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    有村架純主演で映画化決定!過去に戻れる喫茶店を訪れた女性たちの、愛情と後悔、過去と未来の物語。登場人物は、結婚を考えていた彼氏と別れた女性、記憶が消えていく男と看護師、家出した姉とよく食べる妹、この喫茶店で働く妊婦。彼女たちには、「過去に戻って、どんな努力をしても、現実は変わらない」というルールがあっても、それでも過去に戻りたいほど会いたい誰かがいます。過去は変えられないけれど、未来は変えられる。過去にとらわれず、思い込みを持ったまま時を過ごさず、前向きな気持ちで今会うことができる大切な人と接していきたい。そんな暖かい気持ちにしてくれる作品です。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    立ち読みしたら、こぐま店長に秒殺で心を奪われました…。

    ケーキ屋さんを営むとってもピュアなこぐま店長と、そこで働くことになったやさしい店員さんのやりとりがメインのお話。あれ?私こんなに心が乾いてたっけ…?と思うくらい、ほっこりエピソードが心に沁みこんで、読めば読むほど温かい気持ちになります。


    店長と従業員設定なのですが、ケーキを作る以外は世間を知らずたどたどしい日本語を話すこぐま店長と、そんなこぐま店長を温かくサポートする店員さんは親子のよう。
    店長と呼ばれて「ねえねえもういっかいてんちょうってよんで!」と恥ずかしそうにしたり、
    風邪をひいてお店をお休みすることになった店員さんに「しにますか?」と聞いてぽろぽろと涙をこぼしたり
    こぐまの店長がいちいちとにかくかわいい!!
    こぐま店長のキャラももちろんですが、セリフのひらがな感や、絶妙な改行具合など、世界観が完璧だな~と思います。

    とりあえず立ち読みしてほしいですが、おそらく購入してしまうのでご注意を、笑。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    「出会い」に憧れるヘタレ駆け出し冒険者のベル君と、
    ベル君と相思相愛の仲になることを夢見る、ダメ主神ヘスティア様。

    この二人で構成されたダメファミリアと、
    個性溢れる迷宮都市オラリオの住人たちが織りなすドタバタラブコメディ。

    かと思いきや。

    丁寧に丁寧に描かれた王道ジュブナイルファンタジーであります。

    神々や他ファミリアの策略に翻弄されながら、
    挫折し、もがき、冒険者として成長するベル君の姿は爽やかで小気味良く、
    緊迫した戦闘シーンは手に汗握り、
    酒場の店員達の優しさや、ヘスティアとの絆にはホロリときます。

    1巻から全開のハーレム要素、ちらちらと見え隠れする俺TUEEEE要素も抜かり無く。

    侮れぬ筆力で描かれた正統派ファンタジーに、お約束もきっちり盛りこまれた傑作です!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    口下手で人相悪すぎ漫研部員「鯛代くん」と、世話焼きなツンデレ先輩「蝦原先輩」が、大学の漫研を舞台に一進一退のラブストーリー(?)を繰り広げます。
    とにかくキャラクターが濃い!メインの2人を取り囲むサブキャラの存在がいい味を出しています。基本的にギャグ要素が強いので、テンポよく読めて初心者の方にもおすすめです!
    そしてなにより、タイトルにもなっている鯛代くんの表情がたまりません…!普段は悪人面の鯛代くんが、ふとした時に見せる素の表情、笑顔がたまらなく素敵です…!ツンツンなのに鯛代くんのしょぼん顔に弱い蝦原先輩の気持ちの変化にも注目です。
    おまけマンガも充実!笑えるのにきゅんとする、ギャップのある恋愛模様がお好きな方にぜひおすすめの作品です。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    主人公は三人姉弟の末っ子弟の大。家にやってきたのは、緊張したかんじの長男(兄貴)のお嫁さん。ブラコンの姉は兄貴のお嫁さんに敵意むき出しだけど、大はなぜか違和感をぬぐえない。
    そんな中、兄貴が出張に出ると、お嫁さんの行動に異変が・・・大がコンビニで見たのは、お嫁さんが男の人と!?というまさかの展開!?その日から、お嫁さんの秘密を知った大の、お嫁さんフォローの日々が始まるのです・・・!
    私的には、そんなに隠すことか?と思っちゃいますが、そこは自分を選んでくれた旦那さんをがっかりさせないためなのかもしれないですね。兄貴からすれば、この人にならお嫁さんを任せられる!と思ったのか。とにかく展開が可愛いくて、穏やかな気持ちで読めちゃいます。隠してたことは穏やかじゃないけど(笑)

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    何となく帰りたくない放課後、秘密の屋上で紺野と出会った。「話しかけづらい」「威圧感があって怖い」と言う人もいるけど、カメラを被写体に向ける紺野は、いつも楽しそうな顔をしていた。尊敬 羨望 嫉妬 劣等感──…欲しかったすべてを持つ紺野に、複雑な感情が募っていく。

    画力の高さと端正なストーリー描写がとても新人とは思えない!と話題の苑生先生。淡々としているのにドラマティックな画面づくりには思わず唸らされました。羨望と嫉妬が複雑に混じり合う2人の関係にも胸キュン♡次回作が待ち遠しい!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    事故で亡くなった姉の子供を引き取った勇一は、惣菜屋を営む元ホストの青年・陵と出会います。陵の作る惣菜の美味しさにつられ、ついつい足を運んでしまう勇一。そんな勇一に、本気か冗談か、陵が誘いをかけてきて……。
    落とした男女は数知れず!な百戦錬磨の攻めが、お人好しの受けを手玉に取る話かと思ったら大間違い!
    陵は過去のトラウマのせいで、他人のものを奪うことでしか愛情を得ることができません。勇一に興味を持ったのも、はじめはそんな理由だったのですが、勇一の優しさに触れるうち、本気で「欲しい」と感じるようになります。
    いかにも物慣れた雰囲気だった陵が、縋るように、助けを乞うように勇一を抱くシーンがたまりません…!
    甥である歩とともに、三人が家族になっていく姿が微笑ましくもあたたかく、優しい気持ちになるお話です。
    あと、まちがいなく玉子焼きが食べたくなりますので、冷蔵庫に卵を準備して読んでくださいね♪

    2022年07月20日