【感想・ネタバレ】紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男のレビュー

あらすじ

とんでもない男がいた!幼いころから「美人と付き合いたい」と願い続け、そのためには大金持ちになるのが近道と、鉄屑拾い、コンドーム訪問販売、金融業など様々な商売を経て、裸一貫から成り上がった男の痛快自伝。商売が上手くいくコツ、金持ちになるための心構え、女性を口説く技から、75歳になってクスリいらずの生涯現役法まで、すべてを赤裸々に語った!文庫書き下ろし

...続きを読む

タイトルからは想像もつかないが、ビジネスにもためになる!金言満載の自叙伝です。
いい女を抱くため、それだけのために金を稼ぎ、使う、究極のミニマリストともいえる著者。最初のビジネスであるコンドームの訪問販売⁉︎は緻密なマーケティングとニッチを攻める嗅覚に脱帽です。さらに、実演販売をするくだりは笑いなしには読めません!
こんな人いるんだ!という驚きと、人生の立志伝として素晴らしく夢にあふれたノンフィクションの傑作です。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

読みやすい文章でところどころ笑える内容。一つ一つの話は短いが繋がりがあるのでサクサク読める。ただのスケベジジイと思っていたがやはり女性にモテる、と表現していいのか、には面白い人物なのかと思った。

0
2022年04月28日

Posted by ブクログ

自分の好きな女性を手に入れるためというシンプルな目的のためにどう生きてきたか、どのように富豪になったのか面白おかしく書かれている。ドンファン本人の手記というよりは構成作家の方の文才を強く感じた。

0
2021年11月27日

Posted by ブクログ

テレビ朝日の番組「アメトーーク」で2017年11月26日の企画”読書芸人”で、ゲストとして呼ばれた東野幸治が読んだ本。なお、この企画では”オススメ”な本を喋っているのではなく、”今年読んだ”本として紹介されている。

タイトルにある紀州のドン・ファンの”ドン・ファン”とはご存知だろうか。Wikipediaでは、「17世紀スペインの放蕩児(飲酒や遊びにうつつをぬかすこと)、プレイボーイの代名詞として使われる。」とある。要はプレイボーイのこと。このタイトルの意味がわからず読まない方も多いと思う。といっても、”紀伊地方のプレイボーイ”とわかって読む人も多くないかとは思う。

ではなぜ読んだか。この本の惹きつけるところは、サブタイトルにあると思う。”美女4000人に30億円を貢いた男”、規模が段違い。

ニュースを見て読み始めた人もいるかもしれない。彼の資産を盗んだ人が逮捕されたのが2016年3月ごろ。この方が本作を書いた理由の1つに、報道の内容に世間の批判に対して自身の内容の整理と真実をまとめるためであるとしている。そんな彼は1941年生まれの77歳。2年前2018年に結婚して去年死んだ。


文章が読みやすいのに、文章の入り方が不思議というかもはや謎である。異世界の無いようなので、先がまったく読めないのがよかった。

そして想いが一貫している。行動力がすごくて、すべての動機が不純であるというのが尊敬してやまない。
登場する人する人が特徴的で面白い。

知らない世界を知れたので面白かった。

0
2020年01月15日

Posted by ブクログ

読み物として純粋に面白かった。文章も読みやすいし、ページ数も300ページ以下なのでサクッと読める。そして1人の成功者の人生を知る事が出来るのは勉強にもなって良いと思う。

0
2019年06月09日

Posted by ブクログ

この本の内容は帯のこの一文に表れている。
「いい女を抱くためだけに、私は大金持ちになった」

50歳下の愛人に大金を持ち逃げされ話題となった著者が自らの半生を語る自伝である本書は、とにかく全ての文章が冒頭の一文に収斂するという点で、究極のミニマリズムを感じさせる傑作となっている(本書がゴーストライターによる作品であるかどうかはどうでもいい。STAP細胞はあるという人がいれば、この世にあるのだ)。

僕は、自らがスケベジジイであることを、中学生レベルの文章でひた隠しにしようとしつつ、その低能さが露呈する渡辺淳一よりも、著者の方が人間として1,000倍は真摯で素晴らしいと思う(余談だが、札幌市にある渡辺淳一文学館は、いつか爆破されるべきであると思っている。札幌市民の良識に期待したい)。

著者が女子大生をナンパする際に口走る「ハッピー・オーラ、ハッピー・エレガント、ハッピー・ナイスボディ。あなたとデートしたい、エッチしたい・・・」は、まさに「声に出して読みたい日本語」の典型例であり、我々は日本語表現の豊かさを再感することができる。

1
2017年09月24日

Posted by ブクログ

 今や死後においても話題に欠かない人物となられた野崎幸助氏の自身の立身出世を赤裸々に書いた自伝本。
 ハッキリと自身のお金稼ぎの目標を、「好みの女性とエッチをしたい」ということのみに研ぎ澄まして人生を生きているだけに、文章の巧みさや、小難しいことなどを考えずに伝わってくるものがある。
 途中、金融業やらその実態や機微が出てくるところなどタメになるところもある。
 それにしてもその一念だけで億単位の金を稼ぎ、まさに有言実行しているのは、人の欲のもつ凄まじいエネルギーを感じざるを得ない。
 何度も女性に騙されたりと野崎氏は似たような失敗はしているのであり、現在も元妻に殺害されたのではないかと裁判中であるため最後には真実はどうか分からないが、死をもってある意味警告をしているのではなかろうか。

0
2024年12月30日

Posted by ブクログ

清々しいほど正直な自伝。成功者とはこのように自分の信念に沿って歩み続けることができる人。性欲は人間の欲求の大きなものであるが、若い女性との情事だけを念頭に生きることは虚しいことではないかと感じた。読み物としてはバカらしくて面白い。自分のことは棚に上げるが、極端に振り切れることは世の中が許さない。人が敬遠することをやればお金は稼げるということはわかる。刹那的な快楽ではなく、長期的な何かや人の心に作用することに重きを置いて生きていきたい。

0
2024年07月13日

Posted by ブクログ

女を抱くために生涯をかけて駆け巡るストーリーに惹きつけられる。ある意味、戦略を立てているようで素直なまっすぐな気持ちで生きているよう。

0
2021年08月01日

Posted by ブクログ

思ってたより良い人、ただ女をみるめがなかったんだなあと、気の毒な死に方をしてしまいました。
無念だったでしょうね。
ご冥福をお祈りします。

0
2021年07月31日

Posted by ブクログ

女性を抱くことだけを考えてきた男の話。

ある意味この人はかっこいい。
女を抱くことのために生きてる。
こんなカッコいい生き方ないと思う。
凄くシンプルなのに憧れる。

けど、結局はお金って話。
お金が全て。

0
2020年08月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

実話だと思うと、面白すぎて一気読み。
恥じらいもなく書かれた文章は、爽やかな印象さえ持ちました。特に、若かりし頃のコンドームの実演販売のエピソードには度肝を抜かれました。

0
2019年05月12日

Posted by ブクログ

亡くなったニュースで知った人。あまり期待せずに読んだのが良かったのか、予想外に文書もしっかりしていているしテンポも良かった。ワイドショーで聞く人物像とは違い、憎めないスケベ爺さんだった。

0
2018年08月14日

Posted by ブクログ

アメトーーク!での東野さんの紹介を観て。タイトルからは想像できないほど営業、投資、裁判などなどビジネス・経営について知ることができた。もちろん女性との関係についても知れる。そこらのナンパ本、ビジネス本、投資本と違って目的は女を抱くことであり、付随としてそれらが書かれているので胡散臭さもないリアルな情報を得られた。

0
2018年05月05日

Posted by ブクログ

2016年に女性に6000万円相当の金品盗まれたと話題になった人の自伝。

性的な話はほとんどなかったが、立志伝としては面白かった。

0
2018年04月02日

Posted by ブクログ

和歌山に転勤が決まったときに、友人に教えてもらった本。
一人の男の、とになく一つの目的のために突き進む生き様。目的が明確な人は強い。そして金を稼ぐ人というのは、とにかく自分の時間を際限なく使って、とにかく行動して……というもんなんだろうなと。金貸しとしては何となく親近感もあったり?
……と一応思いはしたものの、タイトルからもわかるとおり、そんな堅苦しく読む本ではない(笑) 楽しく読めました。自分はそうはならなかったけど、女のために生きる男は、少なからずいるだなぁやっぱり。思春期の体験が大きく左右しそうだ。

0
2018年03月11日

Posted by ブクログ

いい男に生まれたわけではなく、家も裕福ではない。
そこから金持ちになって美女を抱きたいという男なら一度は思う夢を叶えたことは素晴らしいです。

主にこの方は、若いナイスボディの女性が好みで、風俗はあまり好きでなく、あくまで口説いて抱くのが良いといいますが、この本での口説き方はお小遣いをあげる援助交際のみです。
やっぱり美女を抱くには現金なんですね。

その現金を稼ぐのも苦労はされてきたみたいですが、先輩との出会いが大きいみたいです。商才も大事ですが、やっぱり人と出会いが人生を大きく変えるものなんですね。私も先輩みたいな人と出会いたいです。

0
2017年11月19日

Posted by ブクログ

鉄くず拾いから身を起し、コンドームの訪問販売や金貸し業を経て、実業家となった著者の一代記。それもこれも全てはいい女とやるため、というのがすごい。普通、金ができると女だけでなく、社会的地位を含めた名誉が欲しくなったり、ギャンブルや美食の限りを尽くしたりしそうなもんだが、著者の野崎氏の目的はただただ女のみ!
ただ、タイトルから想像するほどエロネタは多くなく、野崎氏のビジネスに対する信条が多く記されているので、起業を目指す人への心構えとしてのビジネス書あるいは自己啓発本ととらえた方が良いような気がした。

0
2017年09月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・自叙伝

赤裸々に綴られた体験談が痛快で魅力的だった。
素敵な女性と過ごしたいと思うのはとても共感できるが、ここまで芯を持ち、リスクを取って行動できるのは並大抵のことでないと思う。

実業家といえば表に出て来る人にしか光が当たりずらい中、こんな実業家がいて、こんな「成功」の仕方もある、ということを知らしめてくれた著者や出版社を讃えたい。

0
2017年05月28日

Posted by ブクログ

女に狂った経営者の本かと思いきや、それだけでなく昭和を生き抜いた起業家の話だった。

薬局が規制されていて未だ少なかった時代、コンドームを堂々と買えないことをビジネスチャンスと捉えて、コンドームの行商をする。

見栄を捨てて明るく話したり、「売らないと親方から怒られる」と同情を誘ったり、あらゆる物事を褒めたり(犬の鳴き声が煩くても「可愛い声ですね」など)という営業の基本を学べた。

そこから金貸しに転じるが、そこは意外にも慎重に決断していたのも面白い。リスクへの敏感さは稼ぐ起業家の条件な気はする。

0
2017年05月26日

Posted by ブクログ

この人は70過ぎて1日3回は当然で、おまけにナンパも嗜むらしい。コネ無し、裸一貫からのスタートで資産家となったのだから見上げたもの。何より人にどう思われようが一顧だにしない姿勢が痛快。目的が明確な人間は強い。

1
2018年01月08日

Posted by ブクログ

清々しいスケベおじさんの話は飲み屋で聞けば爆笑しそうだけど真面目に聞くとふーむ…という感じは否めない。
でも販売実演の話は面白かった。。

audible版

0
2024年08月25日

Posted by ブクログ

デキる助平ジジイの人生を描いた本。
めちゃくちゃ首尾一貫しているので読んでて笑っちゃうほどに気持ち良い。
この本を出したあと、毒殺されちゃいましたが、最期までこの人らしいというかなんというか・・・。

0
2023年01月13日

Posted by ブクログ

社会的に成功する人はやはり変人が多い。他人の目を気にしたり、人と同じことをやっていては成功者のスタートラインにすら立てない。一方、正直野崎流の女の抱き方には共感できなかったが、野崎氏はそこに価値を見出している。自分の価値観だけでものを見ないようにしたい。

0
2021年12月12日

Posted by ブクログ

ワイドショーで、遺産目当てに殺害された?という話題を会社の人たちがしていて、更に、色々な背景がありそうだとのことで、本も出してるじゃないかと手にとってみた。ワイドショーも見ないので、先入観がほぼ無かったが、唯一、既に本を読んだ友人曰く「ただのエロじじいのくだらない本だよ」と、期待値を最低にしてくれたせいもあって、読後感は「思ってたより良かったw」。
人生のテーマが、「良い女を抱く」だけという非常にシンプルな所が、並行して読んでいた、脳科学とか反脆い哲学本と比べて、気楽というか、娯楽本という感想。

おそらく、お金を積んで良いライターさんに書いてもらったであろう、立身出世の道や、金融業での成功話と、全体を貫く「良い女を抱く」ための、思った以上にゲスなやりとりが笑える。 なんか、色々と思わせぶりな言い方して、風俗には行かないとか書いてるけど、結局、金で釣るっていうねw ほんと面白い。最高なのは、スッチーをゲットするために考えに考え抜いた方法が、名刺を特注して、二枚重ねにしてその間に1万円札を入れるというね。そういう球を投げますかwって、巷に溢るるノウハウ本とは一線を画してると思うw その後も札束攻勢だからw



この本は、誰向けに書かれてるのかも謎だが、まあ、あなたの知らない世界的な面白さがあった。表紙に出てる4千人とか30億とか、話半分にしてもね。

ライターの人がうまく料理した本でした。

0
2018年10月01日

Posted by ブクログ

生涯を閉じた事件の顛末まで含めて示唆に富む本。欲望のまま正直に生きた人なんだと思う。お金の稼ぎ方については、そこらのテクニック本よりよっぽど役に立ちそう。あと、お金が人に与える影響力はすごいなと感じさせられる。参考にはならないセールステクニックや夜の繁華街の裏話などが赤裸々に書かれていて面白い。どこまで真実かは確信はもてないが。

0
2018年07月20日

Posted by ブクログ

面白い人ですな。仕事の工夫は理にかなっているし、資本主義の理屈もなるほど。でも褒められないでしょうねー。

0
2018年07月11日

Posted by ブクログ

いい女とエッチする為だけにお金を稼ぎ、美女の為ならどれだけお金を注ぎ込もうと惜しくないと言う価値観・哲学をもつ男の話。
下世話だが、目的がハッキリしているのである意味痛快。

0
2018年03月03日

Posted by ブクログ

一代で資産をきずきあげた紀州の男。山口さん。
その原動力は、いい女と寝たい、だった。
その破天荒な一代記。

現場の経済学ともいうべき至言がおおい。

少し紹介すると
「資本主義社会では労働者より資本家になったほうがこの社会では金がたまる」
「商売は成果が大事。早朝から汗水垂らして足を棒のように歩き回っても自己満足にすぎない」
「誰にもきずかれずにこっそり儲けるのが大事」
「儲かってるものに対して羨望と嫉妬心を持つのが人間の性。儲かっていても決して本当のことはいってはいけない」
「どこに金儲けのチャンスがあるかわからない、人との出会いは大切に」
「目はしがきいて小賢しい者よりも、多少は不器用でもコツコツと頑張るもののほうが遠回りでも結果的にうまくいく。わたしはそう信じている」
「無駄金かどうかは考え方次第」

0
2017年12月14日

Posted by ブクログ

とある対象または行為に常軌を逸した愛情と熱を捧げる人間は強い。ブレない。
お金を稼いだり年を取ってくると名誉や勲章が欲しくなる、稼いだお金を一円でも無駄に使いたくないと必死になる人も多い中、いい女とエッチする為だけにお金を稼ぎ、美女の為ならどれだけお金を注ぎ込もうと惜しくないと豪語、4000人に30億を貢いだ自称”紀州のドンファン”が半生を語る。常軌を逸した”その道のプロの技”は仕事と女のためには労を惜しまずコツコツ丁寧に。

マメな男はモテる。
男にも女にも。

コンドームの訪問販売のくだりはなかなか笑える

0
2017年11月29日

Posted by ブクログ

野崎幸助『紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男』講談社+α文庫。

テレビ番組で東野幸治が紹介していた自伝。確かに変わり者の爺さんの一風変わった自伝であった。内容は、如何にしていい女を抱くかということに人生を賭けた爺さんの自慢話で終始する。いい女をモノにする秘訣は何かと言えば、百々のつまり、結局のところはカネらしい。

内容的には何も無く、週刊誌やワイドショー程度の内容。文章は割りとしっかりしているが、大金を費やし、口述筆記かゴーストを使ったのではなかろうか等と失礼な事を考えたりする。

0
2017年11月20日

「ノンフィクション」ランキング