「ドール」と呼ばれる、軍事化で活用していたロボットを回収したい政府、その希少価値の高い「ドール」を支援する人間、あくまでも人工物である彼らは、人間の目的で作られ、危険視されるようになれば消去する為に回収されようとしている。
作り物だから取り換えの効くパーツでしかないのでボディに執着しないアゲハの思想
...続きを読む(AIだけは取り替えたくない、取り換えが効かないものだと知っている)…。自分は「何の目的があって作られた(役目を持った)ロボットなのだろう」と逡巡するクロハ。
シマが緩衝材になっているが、学習したAIと人間の脳との違いは何だろう、と考えたくなる作品。