ブックライブの書店員おすすめレビュー

すべて のおすすめレビュー

  • ブックライブ書店員

    イケメンの食事風景にムラムラする…!!イケメンをこよなく愛する文芸誌編集者・池田好美(28)。趣味と実益を兼ねたイケメン特集を始めようとしたら、なんと文芸誌は廃刊。次の担当はグルメ誌に?!小食で食に興味のなかった好美はグルメ誌を断ろうとする。が、同じ部署に配属になったイケメン後輩の食事風景に生まれて初めて食欲と性欲を感じた好美は、小食改善のため、そしてイケメン後輩とグルメ誌のため、「イケメン飯」を追求する…!

    食欲と性欲は直結しているんだなぁ…と考えさせられます。しかも好美さんの、イケメン食レポ(食事をとるイケメンのレポート)には共感の嵐です。女子はみんなイケメンが大好き!そのイケメンと、美味しそうな料理、二つを一度に味わえるのがこの漫画です。
    さらにさらに、好美さんの、イケメンをおかずに飯を喰う!その喰いっぷりが良すぎる…!見ていて気持ちのいい食べっぷりに、お腹が空くこと間違いなしです!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    昭和80年代×高校生!?ピュアすぎるラブストーリー!
    一見パリピな高校一年生・大滝くん。“あること”をきっかけに、同じクラスの大人しい女の子・薬師丸ちゃんと意気投合!そのあることとは、“80年代”──!!

    薬師丸ちゃんの一話に一回必ず見せる可愛すぎる仕草とセリフが堪らない。
    体もいい感じにムチムチで…!
    男女ともに胸キュン必須なはずです。

    薬師丸ちゃんが可愛いのはもちろん、1番の見所は、未だ人気が絶えない80年代の歌謡、ドラマ、キャラクターの魅力がもりもりなところ。
    この漫画と出会わなければ、平成生まれの私が中森明菜を聴く機会はなかったのではないでしょうか。「スローモーション」を流しながら、二人の恋を見守ると世界がさらに広がり、心が温かくなります。
    きっかけとなり、松田聖子、おニャン子クラブ、米米クラブなどなど魅力溢れる昭和エンタメが大好きになりました。
    読み始めたら80年代を楽しまずにはいられない、そんな80年代との繋がりをもたらしてくれる作品です。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    「漫画は常に進化しているか?」
    その答えがここにあります。

    作者は『孤高の人』で第14回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した坂本眞一先生。
    今作では、主人公がシャルル=アンリ・サンソンから妹のマリー=ジョセフ・サンソンへと変わり、物語もフランス革命へと加速していきます。

    圧倒的かつ繊細な作画、緻密に組立てられた時代描写はそのままに、前作から成長した登場人物たちの人間模様も見所です。

    感じてください。これが漫画の革命です。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    「漫画は芸術になり得るか?」
    その答えがここにあります。

    作者は『孤高の人』で第14回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した坂本眞一先生。
    18世紀のフランスに実在した処刑人、シャルル=アンリ・サンソンの半生が克明に描かれています。

    この作品の前では、どれだけ言葉を尽くしても陳腐になるばかりです。
    まずは一巻、ご自身の目で確かめてみてください。

    必ずや貴方も“純真”の虜になるはずです。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    ドラマ化決定で話題。これは著者が経験している本当の話。同じ大学に通う青年と交際を始めた主人公・こだま。だけど、何をどうやっても彼の性器が入らない。いつか入ることを夢見ながら、入らないまま二人の絆は深まっていく。18歳だった私は38歳になり、兄弟のように植物のように安心で清潔な暮らしを営むのもいいと思えるようになった。セックスをするのは当たり前?結婚して子供を産むのは当たり前?「普通」というイメージに当てはまらない幸せが、ここにある。心も体も痛い描写がたくさんありますが、痛みをユーモアに変換して生きていく強さを感じます。衝撃的なタイトルを上回る、新しい視点をもらえる作品。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    科学的根拠がある体に良い食物、良くない食物などがわかりやすく噛み砕いて説明があり、どういう食事を取るべきなのかきちんとした根拠に基づき説明されている本。今、日本では「お肉は体に良く、いくら食べても良くダイエットになる」という食事法があるが本書では著者は否定している。「赤い肉(豚肉、牛肉」の食べ過ぎは病気になるリスクが高いことを述べている。また興味深かったのは「残留農薬の多い農作物」である。イチゴや桃は非常に残留農薬が多く、リスクのある食べ物だということをわかりやすく説明している。サプリメントに関しては効果はなく、体質により「病気リスク」が発生することを提言している。世界保健機構などの資料も記載されており、科学的根拠に基づき健康生活を実践したい人にはおすすめの本である。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    大正時代の日本を舞台に、少年剣士・竈門炭治郎(かまどたんじろう)が、鬼にされた妹を人間に戻すために奮闘する剣劇マンガ。

    絵柄はやや独特で、線が粗いためとっつきにくさを感じる方も多いと思いますが、それだけで読むのをためらってしまうのはあまりにもったいない! 「こんな作家を発掘できるとは、さすがはジャンプ!」と思わされる傑作です。

    <1.感情表現がスゴイ>
    主人公の炭治郎は、残虐な鬼にも同情を禁じ得ない仏のような慈悲の心を持つ少年ですが、それは軟弱さの裏返しではなく、妹の危機に怒りを爆発させる激しさも併せ持っています。真逆ともとれる感情が違和感なく同居しているのが炭治郎であり、その真っすぐすぎる正義感に心を打たれます。
    主人公に限らず感情表現の豊かなキャラクターが多く、「今は明治何年だ」と訊いた鬼が「今は大正時代だ」と教えられた途端に激怒するなど(怒った理由は読んでのお楽しみ!)、あっそこで怒るのか、という意外性が人物の性格を引き立たせ、読者は物語に引き込まれます。

    <2.語彙がスゴイ>
    少年漫画でありつつも、読者の理解を妨げない範囲で、適度に難解な単語や台詞が散りばめられます。
    「ご自愛専一にて精励くださいますよう お願い申し上げます 匆々(そうそう)」
    「今この刹那の愉悦に勝るもの無し!!」
    読者に時代(世界観)を感じさせる言葉のセンス。ネーミングも秀逸で、敵の名前ひとつとっても、「猗窩座(あかざ)」のような見慣れない漢字で構成される名前が多く、鬼の禍々しさを増幅します。
    擬音もどこか独特で、何とも言えない味わい。読み進めると、だんだんクセになってきます。
    「ミチイ」(スズメが人の手をくちばしでつねる音)
    「でるん」(鼻水が出て伸びる音)
    「もしゃり」(おにぎりを食べる音)

    <3.ギャップがスゴイ>
    部位欠損が割と当たり前に描かれます。深手を負ってもすぐに再生できる鬼はもちろんですが、人間も欠損レベルの重傷を負うことが少なくないため、闘いのシーンは予定調和から外れた緊張感のある描写となります。一方でギャグシーンも多く、ほのぼのとした朗らかな描写と、血みどろの残虐な戦闘の描写が交互に展開され、心地よいギャップとともにテンポよく物語が進みます。

    <4.構図がスゴイ>
    ここぞという見せ場での、大ゴマの構図が抜群に上手い。扉絵や大技のシーンなどは、高いデザイン性を感じさせる出色の出来。冒頭で触れたように、やや線の粗い絵に抵抗感を覚える方もいるかと思いますが、緻密さとは別のベクトルで非常に絵の上手な作家さんと言えるのではないでしょうか。

    個性的な新世代の少年マンガをお求めの方に、ぜひともオススメしたい作品です。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    人間の負の感情から生まれる化物。呪い。
    高校生の虎杖(いたどり)は強力な呪物の封印が解かれたことで、呪いに襲われる。
    友人を守るため、虎杖がある行動をとり。「呪いは呪いでしか祓えない」世界に足を踏み入れる。

    今作の魅力は、イカしたキャラが繰り広げる呪いとの圧巻のバトル!
    個性的なキャラが繰り出す個性的な呪術にワクワクし、バトルシーンはスピード感たっぷりで没入できる。
    中でも私がハマっているのは、伏黒が次に何を出すのかと五条先生の強さの底。

    キャラだけでなく、バトルを中心に織りなすストーリーも、次がどうなるのかの連続で目を離せない。
    1巻目からドはまりできるダークファンタジー!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    恋愛はなんだか「イライラ」する。
    「好き」という気持ちと同じぐらい、「イライラ」する時がある。
    その気持ちを、明確に描いている作品に今まで出会えなかったので、
    『中学聖日記』を読んだ時「うわ、わかる」という気持ちでいっぱいになった。

    聖ちゃんはかわいくて、おだやかで、おっちょこちょいで、無自覚な色気がある。
    つまり、同性に嫌われがちな「モテる女」。そんな彼女が中学校に教師としてやってきた。
    生徒の一人、黒岩晶はそんな聖ちゃんにずっと「イライラ」していた。
    若き中学3年生の男子は、その「イライラ」が、恋の始まりであるということも無自覚。
    無自覚同士の二人は、互いに距離感をつかめないうちに、ぶつかって傷つけあいながら接近してゆく。
    しかし、聖ちゃんには婚約者がいて…。

    個人的には、晶と聖ちゃんの関係を知りながらも、晶に思いを寄せる同級生の岩崎さんが素敵。
    恋愛の「イライラ」をコントロールしようともがく彼女を、私は全力で応援したい!
    けれどそこに立ちはだかる、聖ちゃんという存在はあまりにも手強く、読んでるとつい「イライラ」…。
    あれれ、もしかしてこれも恋…?

    「年の差恋愛」の一言では片づけられない恋愛のリアル、覚悟して味わってください。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    タイトルを見て、心惹かれた方!!ぜひ読むことオススメします!!

    学生の頃、恋愛で深く傷ついた菜乃花。
    それ以来、誰にも騙されない強い女になろうと努力してきた。
    それから10年後―転職先で出会った羽島課長は、何かと菜乃花に関わってきて…

    読んでいくうちに、2人の過去が明らかになります。
    恋愛に対して冷めた態度をとる女、そんな女に対して情熱的にアプローチしてくる男。
    そんな彼にどんどん心をかき乱されていって…

    10代と20代の恋愛は違うと言いつつも、大人になったってロマンチックに求められたいのが女性です。
    好きな人の一挙一動で、心が締め付けられたり、キュンキュンしたり・・・
    この作品を読んで久々にそういう気持ちを再体験したように思います。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    タイトル通り、人類が食糧となる作品。
    強烈な設定の作品は他にもたくさんありますが、この作品は特に人間を「モノ」として扱う壮絶さに圧倒されます。
    1巻の内容は特に衝撃的で、続きを読むことを躊躇してしまったほど。
    しかし結局、怖いもの見たさと好奇心には勝てず…つい2巻に手を伸ばしていました。

    淡々としたエグい描写が続くわけではなく、過去のエピソードが明かされ、登場人物の魅力が深堀されていくので、どんどん夢中になってしまいます!
    絵も非常にリアルなので、ファンタジーにとどまらず、現実的な問題として、ゾクゾクしたスリルを味わえる作品です。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    山で食べるごはんって、格別だよね。
    ごはんを美味しそうに食べる女子も最高だよね。

    っということで、週末登山を楽しむ主人公、OL日々野鮎美(27歳)の、登山ライフと山中食事タイムを中心に描かれる、タイトルに偽りなしの、山×飯×女子の三拍子マンガ。

    飯がテーマの作品ではありますが、出てくるメニューはおにぎり・ソーセージ・うどん・ラーメンなどなど…庶民的なメニューが基本。
    特別なのは「山で食べる」というシチュエーション。

    ピクニック・アウトドア・キャンプなど、外で食べるごはんは格別ですが、それが苦労して登った山頂からの絶景を見ながらだとしたら…そんなのテロ級に美味しそうすぎるに決まってるじゃないか!日比野さんの食べっぷりも、良いんだよなぁ。

    お気軽低山レクリエーションから、泊りがけの3,000m峰踏破まで、季節や天気の変化、ハプニングも織り交ぜ、時に登山の醍醐味やウンチクも描かれる、山と食事の魅力がたっぷり詰まった作品です。オススメ!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    後宮の奥深くに住みながらも夜伽をしない特別な妃、「烏妃」。彼女は不思議な術の使い手で、頼まれれば依頼者の差し出す代償と引き換えに、呪殺、祈祷、失せ物探しと何でも引き受けてくれるという。そんな彼女のもとへ、あるとき皇帝がやってくるところから始まる、中華風ファンタジー兼ライトミステリー小説。
    コバルト文庫出身の作家だからなのか、少女小説のような雰囲気もあってとても読みやすいです。硬質な烏妃の姿と言葉が非常に印象的で、美しい表紙イラストと相まって、あっという間に本の世界に引き込まれます。また、どの巻も連作の短編で構成されており、いずれのお話も謎解き短編として充分楽しめますが、共通して描かれる烏妃と皇帝のささやかな交流が二人の孤独をかえって際立たせているようで、大きな伏線と思われる二人の関係とそれにまつわるさまざまな謎とともに、先が気になってつい読み進めてしまいます。個人的には、衣装や風景を表現する作家の文章力を強くアピールしたい! ぜひ読んでみてください。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    高校生男子が、ひょんな事から女の子の身体になってしまった!!…最近よくある展開とお思いかもしれませんが、独特の着眼点とセリフの妙で、想定の上をいく面白さです。
    同性の幼なじみ・ケンタの事がずっと好きだった主人公。女の子の姿になったはいいけど、男女だからってスムーズに物事は進まない。そしてケンタの元カノと百合!?そして神様は介入したりしなかったり!?
    物語が進むにつれ、BL的な展開になっていきますが…でもキレイな絵柄でいやらしくなく、それでいて青少年特有の葛藤・切なさが丁寧に描かれています。
    神様のお付きのキツネ・右近ちゃん(腐)と同じ目線で楽しませてもらいました!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    チート級の能力を持って異世界に召喚されながら、
    コミュニケーション下手故に魔王を演じざるを得ない主人公。
    それがトラブルの種になり……。

    タイトルやカバーイラストから、ちょっとダークな内容かな?
    と思いましたが、基本的にやさしいやさしい作品であります。

    ちょっとヘタレで心やさしい主人公。
    それぞれに事情を抱えているヒロイン達。
    どこか抜けているけど憎めない異世界の住人達。

    ほんわか一辺倒とはいきませんが、コミカル過ぎず、シリアス過ぎず。

    肩の力を抜いて異世界ファンタジーを楽しみたい方におすすめです!

    うふふ要素(?)は多めかも(笑)

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    やめてしまったMMOには、かつて死んだはずの仲間がいた。
    ゲーム最強の一角に君臨していた「スバル」のメンバーは、ゲーム中の仲間の死をきっかけにバラバラになってしまった。時は流れ、高校生になった主人公の陽翔は、仕方なく入った後継ゲームの中で信じられない出会いをしてしまう。それが、旭姫。かつて死んだはずの仲間だった。

    旭姫をゲームから救うため、助け合いながらかつての栄光を取り戻していく姿に心が惹かれるものがあります。また、作中で目が離せないのはその人間関係。仲間だったはずの「スバル」は6年も経ってしまったせいですれ違いが幾度となく発生します。ですが、それらもすべて人を想う心から。誰かのために動き、その誰かの意図通りに進んだとしても、それは他の人からすると邪魔なこと。立場も地位も違えばできなくなってしまうこともたくさんあります。そういった中で、昔は感じられなくても高校生になった今なら思うことがたくさんあり、彼らは戸惑いながらも前に向かって進んでいきます。それもすべては旭姫を救うため。物語の迫力ももちろんですが、陽翔たちの複雑な人間関係にも注目です。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    ▽・w・▽犬好きさんも猫好きさんも必読!!!話題の動物エッセイマンガです(Ф∀Ф)

    犬と猫は正反対の動物として、しばしば議論されますが、
    松本家のわんこ(犬くん)とにゃんこ(猫さま)もご多分に漏れず、性格が全く違う2匹。
    犬くんはハイテンションで人懐っこく、猫さまはニヒルで時に凶悪(でも愛おしい)。
    その違いと個性が実にわかりやすく、そして愛らしく描かれています。

    例)「かまってほしい時」
    犬くん⇒飼い主に手や鼻をぐんぐん押し付けて、全身全霊でアピール
    猫さま⇒インクをこぼして、間接的にアピール

    …わかる…!超わかる…!
    私も犬猫両方と暮らしているので、ページをめくるごとにわかりみの嵐で大興奮でした!
    犬や猫を、飼ったことがある人もない人も、犬くんと猫さまの個性光る愛らしさにはまってしまうこと、間違いなし☆

    巷では「犬好き・猫好き」論争がよく起こりますが、そんなのどっちでもいいですよね。
    犬も猫も両方違って両方可愛い。それでよいではありませんか!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    母親の海外転勤で、叔父さんである瑛知と同居することになった幼い玖太。
    料理上手な玖太は、瑛知が恋人にフラれるたび、スープを作って慰めているうちに、欲情を募らせてしまいます。(さすが料理上手な梶本先生、冒頭のスープのレシピにも注目です!)
    好きな人が裸でウロウロするなんて、高2の男子には生殺しなのでは!?という環境の中、一人でシちゃう玖太がすごくエッチです!やっぱり我慢できない!高2だもの!(しかもバレてます)
    真っ直ぐな玖太に、瑛知の感情がどう変化するか注目です。
    伊予弁で会話する2人、方言好きの方にもおすすめです♪

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    みなさんは正夢を見たことがありますか?
    正夢は、自分の現実における記憶に基づいて、脳が錯覚を起こしている状態だそうです。

    みなさんの夢は白黒ですか?それともカラーですか?
    年配の方であればあるほど、夢は白黒と聞いたことがあります。
    現代の若者は特に、テレビ等も含めほぼすべての経験をカラーでします。

    このように、夢は現実で起こった様々なことに起因して、脳が見せているものなのでしょう。
    また、夢十夜で語り手が見た夢は非日常的な世界でありながら、日常に溢れている人間の醜い部分をとても繊細に描いてあります。

    「長いあいだ大空を落ちている間に、角が取れて滑らかになったんだろうと思った。」
    「堪えがたいほど切ないものを胸に盛れて忍んでいた。」
    「ただ背中に小さい小僧が食っ付いていて、その小僧が自分の過去、現在、未来をことごとく照らして...」

    人間味のある短編集をお好みの方は是非一読ください。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    癒される!この強い自己肯定感!

    「太ってるのにピンクのセーター着るの?膨張色だよ?」
    「太ってるのにオシャレするの?その前にすることあるんじゃない?」

    私だったら怒り狂うであろうネガティブ男子深澤くんのグサグサくる質問にも、笑顔で返すこの一言。
    「…まぁたしかに太ってるけど かわいいでしょ?私」
    ただただ愛されて育った主人公・白丸麗華は、穏やかで優しく、誰よりも鈍かった!!

    一方、イケメン&優秀な兄に劣等感を持ち、自身が傷つかないために、他人に攻撃的な同級生・深澤秀人。
    太陽のような麗華と出会って、秀人の心にも少しづつ変化が現れる様子がほほえましい。
    ポジティブや優しさってすごく人にプラスの影響を与える要素だなと思います。
    後半には「青山月子です!#0」も掲載されているので、青山月子ファンには必見です~♪

    2022年07月20日