違国日記(1)

違国日記(1)

作者名 :
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作品内容

【電子限定!雑誌掲載時のカラー原画を特別収録!】35歳、少女小説家。(亡き母の妹) 15歳、女子中学生。(姉の遺児) 女王と子犬は2人暮らし。
少女小説家の高代槙生(こうだいまきお)(35)は姉夫婦の葬式で遺児の・朝(あさ)(15)が親戚間をたらい回しにされているのを見過ごせず、勢いで引き取ることにした。しかし姪を連れ帰ったものの、翌日には我に返り、持ち前の人見知りが発動。槙生は、誰かと暮らすのには不向きな自分の性格を忘れていた……。対する朝は、人見知りもなく、“大人らしくない大人”・槙生との暮らしをもの珍しくも素直に受け止めていく。不器用人間と子犬のような姪がおくる年の差同居譚、手さぐり暮らしの第1巻!

カテゴリ
少女・女性マンガ
ジャンル
女性マンガ
出版社
祥伝社
掲載誌・レーベル
FEEL YOUNG
ページ数
175ページ
電子版発売日
2017年11月22日
紙の本の発売
2017年11月
サイズ(目安)
58MB

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人間はいつから「大人」になるのだろう?

両親の死によって、独身の叔母・槙生に引き取られた中学生・朝。
家にこもりきりの小説家である槙生は、独特な感性の女性。
一方で、朝は両親が死んだことに対して現実感を持てない、大人びた少女。
似ているようで正反対の二人が、日々の暮らしの中でやがて心の距離を近づけていく作品。

槙生が仕事に熱中するのを、さりげなくサポートするしっかり者の朝。その姿はお互いの年齢を鑑みると、ちぐはぐな風景でちょっとおもしろい。
けれど、家の外側や、人間関係のこととなると、槙生は迷いながらも、母性というよりは理性によって、的確な言葉で朝を導く。
15歳の朝にとって、それらの言葉はすぐに理解できないこともある。けれど、現実と照らし合わせながらじわじわと納得していく健気な姿がとても印象的。

では30歳を手前にした自分は槙生と朝、どちらに近い地点にいるのだろう?と考える。
「自分はまだまだ子供」だと思う。けれど、朝が戸惑っている幼い姿を見ると「こうしたらいいよ」と言ってあげたくなることが多々あった。
どんなに大人びていても15歳の朝が大人ではないように、アラサーの私も着実に大人になっているのか、と気づかされる。
槙生を「違国」と感じながらも、朝も確実に「大人」へ近づいている様子を、そっと見守っていきたい。

違国日記(1) のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2021年02月07日

    「何歳の時にその作品に触れるか」が重要な意味を持つ類の作品というのは一定存在していると思っていて、この『違国日記』も間違いなくそれに該当する。わたしは槙生と同世代でこの漫画を読み、槙生の目線で読み進めながらも、ぐぐーんと過去にタイムスリップして10代の自分へこの作品を手渡したいという気持ちに何度もな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年10月25日

    『わたしは大抵不機嫌だしあなたを愛せるかどうかはわからないけど、わたしは決してあなたを踏みにじらない』
    好きな漫画ベストスリーに入る、違国日記。
    人はみんな違うこと、分かり合えないこと、同じ悲しみはなくて、それらを共有することはできないことを噛み締めながら読む

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    Posted by ブクログ 2021年01月26日

    ある日突然両親が亡くなった朝が、小説家の伯母の槙生に預けられることになった話。
    まきおちゃんは人を大事にしてるからずっと一緒に居たりするのは辛いのかな、と思った。そのかわり、目の前の人の想いは大事に出来る。どこまでも誠実。優しい嘘は付けない。
    朝ちゃんはほんとに愛されていた子で人への衒いがない。同じ...続きを読む

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    国に住んでる人

    かずけい 2020年08月31日

    じっくりゆっくり、憑かれるように一気読みをしてしまった。

    中学卒業を目の前に、突然父母と死別した。実感の湧かない現実。涙が出てこない。
    どこか他人事のように心をトリップさせる姪っ子。赤ん坊の頃会ったきりだったが、売り言葉に買い言葉で主人公は同居することを決めた。
    独りが得意で、人付き合いも...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年08月20日

    好きだー!「当たり前」を生きない人間の話ってなんでこんなに染み渡るように響くんだろう。憧れるからかな。作品の中に出てくる言葉たちが好きだ。

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    Posted by ブクログ 2020年08月14日

    ワードセンス神!心にささる台詞がいっぱいあった。槙生ちゃん、かっこいい。芯の通ったところも不器用なところもかわいいところもあって。

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    購入済み

    kico 2020年04月09日

    ヤマシタトモコさんの作品は別人かと思うほど色んなジャンルがあるのに、どれを読んでもヤマシタトモコさんだなと思います。

    選ぶ言葉と、なんでもない日常の描写が好きです。
    たまに殺すようにたぶん消去を連打する
    しょうゆビーム

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    Posted by ブクログ 2019年07月06日

    無くなった姉の子供を引き取る漫画
    涙が出てこない中学生と、コミュ障の小説家。
    二人の口から絞りでてくる生の言葉に目が離せない。
    うまく言葉にできないがよいマンガを読んだな〜
    好きだ!

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    Posted by ブクログ 2019年06月29日

    ・この先 誰があなたに何を言って…誰が何を言わなかったか
    あなたが今…何を感じて 何を感じないのか
    ・わたしは決して あなたを 踏みにじらない
    ・日記は 今 書きたいことを書けばいい 書きたくないことは書かなくていい
    ほんとうのことを書く必要もない

    槙生語録のなかで一番刺さったのがこれ↓

    ・あな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年05月07日

    35歳の小説家の女性のうちに、両親を亡くした女子中学生が転がり込み同居をはじめるという話。

    ふたりの生活をたんたんと描いた地味な話のはずなのに、感情の描写が繊細だから、何かドラマが起きているように読めるのがすごい。今後、オルタナティブな家族の形を提示する話になるのかな。とてもよかった。

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