違国日記(5)【電子限定特典付】
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違国日記(5)【電子限定特典付】

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通常価格 660円 (600円+税)
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作品内容

【電子限定!雑誌掲載時のカラー原画&25話のネーム特別収録!】《人生の本棚に入る本》としてあなたの心の奥地に届く物語!人見知りの小説家(35) と 姉の遺児(15)がおくる手さぐり年の差同居譚。「姉がさ、日記を遺してたの朝宛だった」朝の亡き母・実里は日記を遺していた。20歳になったら渡す、という娘への手紙のような日記を。槙生にとっては高圧的な姉で、朝にとっては唯一無二の“母親”だった実里。彼女は本当は、どんな人生を生きている女性だったのか?母の日記を槙生が持っていると知った朝は―――。槙生と笠町の“新しい関係”もはじまる――扉が開く第5巻。

ジャンル
出版社
祥伝社
掲載誌・レーベル
FEEL YOUNG
ページ数
213ページ
電子版発売日
2019年12月07日
紙の本の発売
2019年12月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
39MB

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書店員のおすすめ

人間はいつから「大人」になるのだろう?

両親の死によって、独身の叔母・槙生に引き取られた中学生・朝。
家にこもりきりの小説家である槙生は、独特な感性の女性。
一方で、朝は両親が死んだことに対して現実感を持てない、大人びた少女。
似ているようで正反対の二人が、日々の暮らしの中でやがて心の距離を近づけていく作品。

槙生が仕事に熱中するのを、さりげなくサポートするしっかり者の朝。その姿はお互いの年齢を鑑みると、ちぐはぐな風景でちょっとおもしろい。
けれど、家の外側や、人間関係のこととなると、槙生は迷いながらも、母性というよりは理性によって、的確な言葉で朝を導く。
15歳の朝にとって、それらの言葉はすぐに理解できないこともある。けれど、現実と照らし合わせながらじわじわと納得していく健気な姿がとても印象的。

では30歳を手前にした自分は槙生と朝、どちらに近い地点にいるのだろう?と考える。
「自分はまだまだ子供」だと思う。けれど、朝が戸惑っている幼い姿を見ると「こうしたらいいよ」と言ってあげたくなることが多々あった。
どんなに大人びていても15歳の朝が大人ではないように、アラサーの私も着実に大人になっているのか、と気づかされる。
槙生を「違国」と感じながらも、朝も確実に「大人」へ近づいている様子を、そっと見守っていきたい。

    Posted by ブクログ 2019年12月15日

    すごくよかった。子どもの頃は親を単なる「親」として認識しているけど、成長するにつれ「親」もひとりの人間で、人生があって、その人生の途中で自分は産み落とされただけなのだよなとわかってくる過程があると思うのだけど、朝の場合はとつぜんそれを突きつけられた状態で、いろいろ付いていかないだろうな、しんどいだろ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年12月09日

    亡くなった朝の母・実里が遺していた日記。それは朝が20歳になったら渡すという手紙のような日記だった。実里はどんな人間だったのか。槙生は姉の心境へ思いを馳せ、朝は亡くなった母への怒りと悲しみに襲われる。ラストの朝の表情に心を揺さぶられる。
    「孤独を 絶望を 表す言葉をまだ知らないというのは一体どんな苦...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年12月10日

    ──悲しみは果てのない
    長い長い浜辺を歩くようなものだった。

    ずっと先で砂と水と空とが溶け合って
    どこで尽きるかもわからないような美しい浜辺だ。

    一歩ごと足が沈み、

    砂つぶが指の間に入り込み、

    寄せる波に足首が濡れる。

    冷たい怒りが足元を
    濡らすたび はっとして
    かれがいないことを思い知る...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年12月07日

    えみりさん苦い。朝は…しかたないのだよな、中3でいきなり両親を亡くして、まだ全然、ぜんぜん、嵐なのだ…本人は足跡が残る砂漠を歩いてるつもりだけど、その砂漠はたぶん、足跡どころか砂嵐で真っ暗な中をどこにいるのかわからないまま歩いてる(実は歩けてもいない)のと同じ…。ただ、渦中にいると虚無感が強くて暴風...続きを読む

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    購入済み

    待ってました

    あめみん 2019年12月07日

    最新刊楽しみにしていました。
    作者は本当に複雑で繊細な感情の描写が上手いです。
    槙生ちゃんの「強さ」というか、孤独への耐性、そして自分を貶めない気高さを見習いたいと思いました。

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    Posted by ブクログ 2019年12月14日

    もう一つの違国日記な訳だ。
    ようやく、ついに、実感として、事実として、朝が両親のことを受け入れた、と言うことだろうか。

    女子会恐い。
    そう言う話ではないけど。

    自分のことを理解し欲しいという欲求と、それに対する絶望と、それを超えた先での表現と。
    達観している人が正しいわけでも、諦観している人が間...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2019年12月16日

    やっと泣けた朝ちゃんにつられて涙。
    「わたしは」そう思う、という考え方の大切さ。

    この物語の感想は、どうしても箇条書きになってしまう。
    最後まで読み通したときに、私の中でもまとまっていくものがあるんだと思える。
    こういう読書体験ができているのは幸せだ。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2019年12月16日

    事実を受け入れてこれなかった朝の慟哭とその涙が切ない。
    槙生は、真実を受け入れる準備ができたのだと語る。物書きであるが故に、文章を書き残すことの重みを語る。でも、浅の母の名づけの想いは、まだ、届かない。
    母の日記?にある、母と父の結婚の事実が意外にエグい。両親の死には何か理由があったのではないか?と...続きを読む

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