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感想 花井沢町公民館便り(1)
淡々と進む物語。
閉ざされた環境内で生きる人々を描いた作品は少なくはない。だが、大抵の作品は人間の”欲望”がメインに出され、”人間性”を問う作品となっている。
だが、この作品は違う。
派手さは無い。
欲を求める人間たちの過激な争いも無い。
”鳥籠”の日常を描いている一作品でしかないのだ。
寓話的象徴的な作品
生き物が出入りできない壁で囲まれた普通の町 という舞台設定に感銘を受けた。しかもそこでの物語の題名をあえて「公民館だより」というローカルで日常的なものにすることにより、この町の人々の置かれている非日常的な環境を際立たせている。
さらに、少し淡い印象の絵柄が何の変哲もない日常性をよくあらわしていて
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