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Posted by ブクログ 2016年12月27日
花井沢町という、とても特殊な状況におかれた町のふつうの人たちの日々の短編集。
風景の、人々の、空気のふつうさが、言葉やシンプルな絵柄によって強調されていて、それがより緊張感を誘う。
だからどうしても自分の日々を思わずにはいられない。
私の毎日は?私の大切な人の日常は?明日も同じように来るのかな?と...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年05月16日
やーーー、すばらしい。
星新一のショートショートで有ったネタ「外からの攻撃は完全に防ぐ、けれど中からも出られないバリア」を、その後もそこに生きる人々を描いたSF、なのかな。
やー、これは、おもしろい。
もうある意味結論は出ちゃってるわけで、そこまでの間をいろいろな段階で良いシチュエーションだけ抜き出...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年03月27日
久々に震えた一冊。
生物を通さない、見えない膜に囲まれた小さな町。そこに住む人たちの物語です。
全員が全員の名前を知っている世界。
そして、決して逃げられない世界。
個人的には考えただけでゾッとするのですが、花井沢町の人々はそれを日常として(一種の)明るさを持って生活しています。
しかし、狭...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年03月25日
新技術のシェルター開発実験の事故により「生物を通さない見えない膜」に覆われてしまった町の日常。精神にくるエピソードが多いですが、これも彼らにとっての日常なんだな。
「世界がもし100人の村だったら」ってやつを思い出しました。小さな町だけど、いろんな人がいて、いろんなことが起こる。表情豊かな作品でした...続きを読む
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